JP2822972B2 - 半導体装置の試験装置 - Google Patents

半導体装置の試験装置

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JP2822972B2
JP2822972B2 JP8033883A JP3388396A JP2822972B2 JP 2822972 B2 JP2822972 B2 JP 2822972B2 JP 8033883 A JP8033883 A JP 8033883A JP 3388396 A JP3388396 A JP 3388396A JP 2822972 B2 JP2822972 B2 JP 2822972B2
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文雄 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の試験
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CMOSデジタル集積回路のよ
うなLSIの試験装置には、被試験LSIにそのLSI
の動作に必要な電力を供給するための電源回路(以下、
デバイス電源と記す)と、入力信号レベルを設定しLS
Iに与えるための電源回路(以下、ドライバレベル電源
と記す)を備えている。そして、それら二つの電源回路
のオン,オフの順序は、デバイステストプログラムで設
定できるようにされている。通常、デバイス電源を先に
オンさせ、一定時間経過後にドライバレベル電源をオン
にする。その後更に一定の安定時間が経過してから、L
SIに入力信号を加える。
【0003】普通、電源回路のオン時の安定時間は1回
当り3〜5msである。従って、デバイス電源およびド
ライバレベル電源の安定時間の合計は、1テスト当り6
〜10msを必要とする。
【0004】近年、大規模集積回路はテスト容易化のた
め、小ブロック毎にテストできる様に設計されるように
なってきている。その結果、テスト数が著しく増加して
きており、上述の電源オン時の安定時間の合計が大きく
なって来ている。更に、デバイス自身の高速化に伴な
い、実際に信号を加えている時間が、メモリなど一部の
品種を除き、短くなって来ている。
【0005】仮に、10MHzで総パターン数を1Mと
すると、信号を加えている時間は0.1秒である。これ
を100テストで実現するとすれば、電源オン時の待ち
時間の合計は1秒になる。すなわち、総測定時間1.1
秒の約90%にも達することになる。これを、電源オン
時の待ち回数を1テスト当り2回から1回に変えると、
テスト時間は1.1秒→0.6秒に短縮され、処理能力
が約80%向上する。
【0006】従来のテスタでも、ドライバレベル電源と
デバイス電源とを同時オンさせることは、出来る。しか
し、デバイス電源ではその負荷が被測定デバイスにより
変わるので、立ち上り波形が変化する。通常、半導体デ
バイスは、特殊なものを除き、入力端子電圧がデバイス
電源電圧を超えると寄生トランジスタがオンし、異常動
作を起したり、最悪の場合は、ラッチアップを起して破
壊してしまうこともある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の半導
体装置の試験装置においては、電源オン時のドライバレ
ベル電源とデバイス電源とではそれぞれの立ち上り波形
が異なることから、二つの電源回路を同時にオンさせる
とデバイスを破壊する危険があった。そのため、先にデ
バイス電源をオンさせ、ハードウェア的にあるいはソフ
トウェア的に一定時間経過後、ドライバレベル電源をオ
ンにさせていた。その結果、電源オンの回数が多くな
り、テストタイムが長くなっていた。
【0008】又、クロックを印加しながら、電源を投入
する必要があるデバイスに対しては、従来の試験装置で
は除々に、電圧を高くしなければならないので、1テス
ト当り数10msを必要とすることもあった。
【0009】従って本発明は、デバイス電源とドライバ
レベル電源とを同時にオンさせることのできる半導体集
積回路の試験装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の試
験装置は、試験に供される被試験半導体装置にその半導
体装置の動作に要する電源電圧を供給するための第1の
電源回路と、前記被試験半導体装置に試験時の入力信号
を与えるための第2の電源回路とを備える半導体装置の
試験装置において、前記第1の電源回路及び前記第2の
電源回路がオン状態にされたとき、前記第2の電源回路
の出力電圧の立上り波形を前記第1の電源回路の出力電
圧の立上り波形に一致させる手段を設けたことを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
の形態の回路図である。1は、デバイス電源用のD−A
コンバータである。2は、ドライバレベル電源用のD−
Aコンバータである。抵抗3とコンデンサ4及び抵抗5
とコンデンサ6は、RC積分フィルタである。デバイス
電源用のバッファアンプ7の出力は、被測定デバイス
(図示せず)の電源として使用される。一方、ドライバ
レベル電源用バッファアンプ8の出力は、ドライバのハ
イレベルとして使用される。以上は、従来の試験装置と
同様である。
【0012】本実施の形態は、これにアンプ9とダイオ
ード10とからなるクランプ回路と、デジタル比較器1
2と、リレー11とを有している。デジタル比較器12
は、デバイス電源とドライバレベル電源の設定値を比較
し、ドライバレベル電源の設定値がデバイス電源の設定
値以下の場合、リレーをオンにしクランプ回路を有効に
する。
【0013】先ず、デバイス電源とドライバ電源とを同
一タイミングで0→5Vに変えた場合について説明す
る。この場合、二つのD−Aコンバータの出力電圧は同
時に5Vになる。二つのバッファアンプ7,8の入力電
圧は、二つのRC積分回路により、徐々に高くなる。通
常、この時定数は1ms程度であり、3ms経過すると
約90%、5msで98%に達する。デバイス電源用バ
ッファアンプ7の出力点は被測定デバイスの電源端子に
接続されるので、電源投入時に測定デバイスに流れる電
源電流が大きい場合、抵抗3とコンデンサ4とから成る
時定数より更に遅くなることがある。
【0014】本実施例の形態においては、ドライバレベ
ル電源の設定値がデバイス電源の設定値以下の場合にリ
レー11がオンしクランプ回路が接続されるため、ドラ
イバレベル電源用バッファアンプ8の入力電圧がデバイ
ス電源用バッファアンプ7の出力電圧より大きい場合に
は、クランプ用アンプ9がボルテージフォロワーとして
働く。従って、ドライバレベル電源用バッファアンプ7
の出力電圧と同一レベルになる。
【0015】尚、デジタルコンパレータ12は、テスト
プログラムで意図的にドライバレベル電源を先にオンさ
せる場合や、電源電圧を超える設定を可能にするときに
は、必ずしも必要なものではない。汎用試験装置は複数
のドライバレベル電源を有しており、まれに一部ドライ
バレベル電源がデバイス電源を超える値に設定されるこ
とがある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電源投
入時のドライバレベル電源の立ち上り波形をデバイス電
源の立ち上り波形に合わせる回路を有している。
【0017】これにより本発明によれば、ドライバレベ
ル電源とデバイス電源とを同時にオンさせることができ
るので、無駄な安定時間を削減でき、テストタイムを大
幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の回路図である。
【符号の説明】
1,2 D−Aコンバータ 3,5 抵抗 4,6 コンデンサ 7,8,9 アンプ 10 ダイオード 11 リレー 12 コンパレータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験に供される被試験半導体装置にその
    半導体装置の動作に要する電源電圧を供給するための第
    1の電源回路と、前記被試験半導体装置に試験時の入力
    信号を与えるための第2の電源回路とを備える半導体装
    置の試験装置において、 前記第1の電源回路及び前記第2の電源回路がオン状態
    にされたとき、前記第2の電源回路の出力電圧の立上り
    波形を前記第1の電源回路の出力電圧の立上り波形に一
    致させる手段を設けたことを特徴とする半導体装置の試
    験装置。
  2. 【請求項2】 試験に供される被試験半導体装置にその
    半導体装置の動作に要する電源電圧を供給するための、
    出力電圧の設定値が外部から変更可能な第1の電源回路
    と、 前記被試験半導体装置に試験時の入力信号を与えるため
    の、出力電圧の設定値が外部から変更可能な第2の電源
    回路と、 前記第1の電源回路における出力電圧の設定値と前記第
    2の電源回路における出力電圧の設定値とを比較しその
    比較結果を二値信号に変換する比較器と、開閉動作が前
    記比較器の出力二値信号によって制御されるアナログス
    イッチと、そのアナログスイッチを介して前記第2の電
    源回路の出力電圧を与られて、与えられた第2の電源電
    圧の出力電圧が前記第1の電源回路の出力電圧より高い
    とき前記第2の電源回路の出力電圧を前記第1の電源回
    路の出力電圧に強制するポルテージフォロワとして動作
    する回路とを含む電圧制御手段とを少くとも備え、 前記第2の電源回路の出力電圧の設定値が前記第1の電
    源回路の出力電圧の設定値以下のとき、前記第2の電源
    回路の出力電圧が前記第1の電源回路の出力電圧を越え
    た場合、前記第2の出力電圧が前記第1の電源回路の出
    力電圧に強制されるように構成したことを特徴とする半
    導体装置の試験装置。
  3. 【請求項3】 外部から与えられた設定値に応じたアナ
    ログの電圧を発生する第1の電圧発生回路と、 前記第1の電圧発生回路の出力電圧をRC積分する第1
    の積分フィルタと、 正入力点が前記第1の積分フィルタの出力点に接続さ
    れ、負入力点は出力点に接続された第1の演算増幅器
    と、 外部から与えられた設定値に応じたアナログの電圧を発
    生する第2の電圧発生回路と、 前記第2の電圧発生回路の出力電圧をRC積分する第2
    の積分フィルタと、 正入力点が前記第2の積分フィルタの出力点に接続さ
    れ、負入力点は出力点に接続された第2の演算増幅器
    と、 正入力点が前記第1の演算増幅器の出力点に接続され、
    負入力点は、アノードが負入力点にカソードが出力点に
    接続されたダイオードを介して、出力点に接続された、
    第3の演算増幅器と、 前記第1の電圧発生回路に対する出力電圧の設定値と前
    記第2の電圧発生回路に対する出力電圧の出力電圧の設
    定値の大小を比較し、その比較結果を二値信号に変更す
    る比較器と、 前記第2の演算増幅器の正入力点と前記第3の演算増幅
    器の負入力点及び前記ダイオードのアノードとの間に接
    続され、前記比較器の出力二値信号の状態に応じて、前
    記第2の電圧発生回路に対する出力電圧の設定値が前記
    第1の電圧発生回路に対する出力電圧の設定値以下であ
    るとき閉状態となるように、開閉動作を行うアナログス
    イッチとを備え、 前記第1の演算増幅器の出力点及び前記第2の演算増幅
    器の出力点をから外部への出力電圧の取り出す構成とし
    たことを特徴とする半導体装置の試験装置。
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