JP2822183B2 - 水溶液中の有機リン化合物の回収方法 - Google Patents

水溶液中の有機リン化合物の回収方法

Info

Publication number
JP2822183B2
JP2822183B2 JP62271961A JP27196187A JP2822183B2 JP 2822183 B2 JP2822183 B2 JP 2822183B2 JP 62271961 A JP62271961 A JP 62271961A JP 27196187 A JP27196187 A JP 27196187A JP 2822183 B2 JP2822183 B2 JP 2822183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organic
aqueous solution
compound
amine
organic phosphorus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62271961A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63122692A (ja
Inventor
アンドレ・シェスン
シルヴィー・シェヴァリエール
ミツシェル・ゲルマイン
ドミニク・パロー
Original Assignee
コミツサレ・ア・レナジイ・アトミツク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コミツサレ・ア・レナジイ・アトミツク filed Critical コミツサレ・ア・レナジイ・アトミツク
Publication of JPS63122692A publication Critical patent/JPS63122692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2822183B2 publication Critical patent/JP2822183B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/04Treating liquids
    • G21F9/06Processing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水溶液中の有機リン化合物を回収する方法に
関する。 さらに具体的には、本発明は環境を破壊する物質であ
るが、場合によつては液液抽出により金属を分離するた
めに再利用できる有機リン化合物を含有する放流水の処
理に関する。 ここ数年、液液抽出により金属の分離をするために酸
性有機リン化合物の工業用使用量が増加している。これ
らの化合物は一般に例えばニツケル、銅、亜鉛、希土
類、ウラニウム、プルトニウムなど多くの金属を精製す
るための特性を有するジ−2−エチルヘキシルリン酸な
どのモノアルキルリン酸またはジアルキルリン酸から成
る。 これらの酸性有機リン化合物または鉱物性陽イオンと
の塩は水に少し溶けるので、抽出装置を出た水溶液は少
量の酸性有機リン化合物を含有する結果となるが、環境
汚染を防ぐためにまた前記抽出用溶剤を回収して液液抽
出装置に再循環させるために放流水を処理する前に該化
合物を回収するのが好ましい。 抽出されなかつた酸性有機リン化合物は金属の液液抽
出装置を出た放流水の中にも存在しうる。これは抽出用
溶剤としてリン酸トリブチルを使用するウラニウム及び
/またはプルトニウム抽出装置の場合に起こることで、
該リン酸トリブチルの加水分解、光分解、及び/または
放射線分解などによりモノブチルリン酸及びジブチルリ
ン酸が生成されるからである。これらの酸が有機抽出相
に存在すると抽出工程を乱すかもしれない。これらの酸
は塩基性水溶液で洗うことによりこの有機相から抽出さ
れるのが普通であり、これによつて有機リン酸塩を含有
する塩基性放流水を生成する。この場合も、放流水を処
理する前にこれら有機リン化合物を抽出することが望ま
しい。この酸性有機リン化合物の回収にはいくつか問題
があるが、それは該化合物を含有する水溶液のpHが広い
範囲で変化しうるからである。従つて、これらの溶液は
様々な金属を抽出した後の希硫酸溶液の場合などの酸性
媒体中で行われる抽出によつて得られる。これらの溶液
は塩基性溶液によつても調製されるが、例えば、リン酸
トリブチルをつかう放射線を当てた燃料処理用の装置か
ら得られた溶媒を洗うための溶液などが挙げられる。 このタイプの放流水を処理できる方法としては、炭酸
塩基性溶液中のモノブチルリン酸及びジブチルリン酸を
抽出する方法が知られており、まず炭酸溶液の酸性度を
3−4Nの値にするため硝酸を加えて酸性化し、次にリン
酸を2−メチル−1−ヘキサノールで抽出することから
成る方法がE、H、ホーウイッツら著「アクチニド分
離」ホノルル、ハワイ、4月3−5、1979、475頁、ACS
シンボジウム・シリーズ117、に記載されている。 この方法では、酸性化によつて処理されるべき放流水
に沈殿や妨害するような性質の化学反応を起こすので、
限定された酸性度の範囲でしか使用できないと言う欠点
があり、これはいくつかの問題をもたらすことになる。 本発明は前述の欠点を克服した水溶液中の有機リン化
合物を回収する方法である。 水溶液中の有機リン化合物を回収するための本発明の
方法の特徴は、水への溶解度が約1mg/lを超えず、少な
くとも1個のアミン官能基を有する化合物、これらアミ
ン化合物と酸との塩及び第4級アンモニウム塩から選ば
れた少なくとも1個の有機アミノ化合物と、下記一般式
(I) (R1はアルキル基であり、R2はアルキル基、水素原子ま
たは無機性陽イオンであり、R3は水素原子または無機性
陽イオンである) で示される有機リン化合物を含む水溶液とを接触させる
こと、及び、該水溶液から該有機リン化合物と該有機ア
ミノ化合物1個または複数個との反応により生成された
錯体を分離することにある。 なお、上記一般式(I)において、R2とR3のいずれも
水素原子である場合にはモノアルキルリン酸となり、R2
がアルキル基でR3が水素原子である場合にはジアルキル
リン酸となる。 また、上記一般式(I)において、R2またはR3が無機
性陽イオンである場合にはアルキルリン酸塩となる。 本発明によると、使用されたアミノ化合物は接触する
水溶液を汚染しないように水にほんの少し溶けるだけで
なければならない。一般に、水への溶解度が約1mg/lを
超えないアミノ化合物が選ばれる。 例えば、使用される有機アミノ化合物は第一級、二級
または三級アミンまたは四級アンモニウム塩である。ま
たこの化合物は第一級、二級または三級アミンを例えば
塩酸などの無機酸、または例えばぎ酸または酢酸などの
有機酸と反応させて得られた塩から構成されてもよい。
また、酸で一部塩化されたアミンを使うこともできる。 使用できるアミンは好ましくはアルキルアミン、特に
トリアルキルアミン、例えばトリイソオクチルアミンで
ある。しかし、例えばジベンジルアミン及びトリベンジ
ルアミンなどの環状アミンを使用することもできる。 本発明の方法においては、酸性有機リン化合物AHまた
は有機リン酸エステルイオンA-はアミン官能基RNを有す
る有機化合物またはその塩RN+H…B-と次の反応図に従
つて反応する: AH+RNRN+H…A- A-+RN+H…B-RN+H…A-+B- 式中RNは第一級アミンRNH2、第二級アミンRR′NHまたは
第三級アミンRR′R″Nを示す。これによつて錯体を生
成し、次に水溶液から分離される。 有機アミノ化合物として、式RR′R″R″RR4N+
B-(R4N+…B-と表わす)で表わされる第四級アンモニウ
ム塩を使用する場合に、酸性有機リン化合物AHまたは有
機リン酸エステルイオンA-は次の反応図に従つてこの第
四級アンモニウム塩と反応する。 AH+R4N+…B-R4N+…A-+BH A-+R4N+…B-R4N+…A-+B- この式は陰イオン交換機構を構成している。B-陰イオ
ン(NO3 --などの鉱物)は有機リン酸エステルA-と入
れ代わつて、酸性有機リン化合物または有機リン酸エス
テルイオンを水溶液から分離することができる。 本発明の方法は広い範囲のpHを有する様々な水溶液の
処理のために使用される。そのpHの範囲は例えば0.3か
ら12.5以上の非常に塩基性のpH値までであるが、高度に
塩基性のpH値でも非常によい効果を保持している。 生成された錯体の分離を容易にするために、水と不混
和性の有機相で有機アミノ化合物を使用できるが、これ
は有機相で錯体を抽出するためである。この場合、この
方法は処理されるべき水溶液が前記アミノ化合物の少な
くとも1個を含有する有機相と同じ方向または対向方向
に接触させられる溶媒抽出装置を使つて行われる。一般
に有機アミノ化合物は芳香族またはパラフイン系炭化水
素、CHCl3またはCCl4などのクロロ化合物、エーテル、
エステル、アルコール、ケトンなどを単独でまたは混合
して成る有機溶媒に溶解または希釈される。本発明によ
ると、例えばn−ドデカン及び1−オクタノールの混合
物など炭化水素及びアルコールの混合物が好ましい。 抽出器具としては例えば混合器と沈殿器の組み合わ
せ、液−液抽出塔(震動式、攪拌式、導管式など)、及
び液−液クロマトグラフイー塔などが使用できる。この
ような装置における水溶液と有機溶液の流量は両液の所
望の接触時間が得られるように選ばれる。同様に、有機
溶液のアミノ化合物の濃度は酸性有機リン化合物または
有機リン酸エステルイオンが良好に抽出され、一方この
システムの流体力学と結び付いた良好な物理化学的特徴
を有するように溶媒に対する該アミノ化合物の溶解性の
関数として選択される。 一般に抽出は室温で行われるが、例えば、20〜50℃の
より高い温度でも、または必要なら室温より低い温度で
も行われる。 本発明の変形により、酸性有機リン化合物または有機
リン酸エステルイオンを含有する水溶液と前記有機溶媒
に溶解または希釈した有機化合物を定着させた固体支持
体と接解させて反応させている間に生成した錯体の分離
を容易にすることもできる。この場合に、反応及び分離
工程を実行するために液−液クロマトグラフイー法を使
用できる。 本発明方法は多数の酸性有機リン化合物及び/または
有機リン酸エステル化合物に適用できる。しかし、通常
はモノアルキルリン酸またはジアルキルリン酸あるいは
その対応する有リン酸エステルイオンから成る酸性の有
機リン化合物を回収するために使用される。 本発明の他の特徴及び利点は下記実施例によりさらに
詳細に説明されるが、これによつて限定されるものでは
ない。 実施例1:第一級アミンの使用 本実施例では、4.4・10-3モル・l-1のジブチルリン酸
(DBP)及び0.1モル・l-1のNaNO3を含有し、4.5−7の
範囲のpH値を有する水溶液を処理するために18%の1−
オクタノールと82%のn−ドデカンの混合物に濃度0.38
モルl-1で硝酸エステル型の18−22炭素原子を有する第
一級アミンの混合した製品「PRIMENEJMT」を有機相とし
て使用する。接触は同量の水溶液と有機溶液を使つて室
温で5分間行う。相が沈降した後、水性相と有機相のDB
P濃度を測定する。これによつて、ジブチルリン酸DBPの
分配Dの係数が得られ、これは有機相のDBP濃度対水溶
液のDBP濃度の比に等しい。前述の条件下で、DBPの分配
Dの係数は常に40以上である。 実施例2:第二級アミンの使用 この実施例では、3−7.1のpHを有する0.1モル.l-1
のNaNO3と5.3.10-3モル.l-1のDBPを含有する水溶液と1
8%の1−オクタノールと82%のn−ドデカンの混合物
にGenamine Nitrate CS200(ヘキストHoechst)を溶解
して成る有機相とを接触させる。Genamineは12個の炭素
原子を有する51%のアミン、14個の炭素原子を有する22
%のアミン、16個の炭素原子を有する11%のアミン、18
個の炭素原子を有する14%のアミンを含有する第二級ア
ミンの混合物である。50℃の温度で行う以外実施例1と
同様に抽出を行う。DBPの分配係数は常に50以上であ
る。 実施例3:第四級アンモニウム塩の使用 2.5〜12.5の範囲のpHを有し、0.1モル・l-1のNaNO3
4.8.10-3モル.l-1のDBPを含有する水溶液を18%オクタ
ノールと82%n−ドデカンの混合物に濃度が0.4モル・l
-1の塩化テトラヘプチルアンモニウムを混合して成る有
機相に接触させる。接触は同量の水性相と有機相を使つ
て20℃で5分間行われる。DBPの分配の係数は常に40以
上である。 実施例4:第三級アミンの使用 この実施例では、5,10-3モル.l-1のジブチルリン酸
(DBP)と0.5モル・l-1の塩化ナトリウムを含有する水
溶液を処理するために有機相とし16容量%の1−オクタ
ノールを有するn−ドデカンと1−オクタノールの混合
物の中にトリイソオクチルアミンを0.44モル・l-1まで
希釈して成るものを使用する。 1容量の水溶液と1容量の有機相を5分間接触させ、
次に攪拌した。次に水性相と有機相を沈降させ、両方の
相のジブチルリン酸濃度を測定した。これによつて、水
性相と有機相とのジブチルリン酸の分配Dの係数が得ら
れ、これは水性相のDBP濃度に対する有機相のDBP濃度の
比に等しい。 前述の条件下におけるジブチルリン酸の分配Dの係数
は35である。 実施例5 塩化ナトリウムの代わりに0.5モル・l-1の硝酸ナトリ
ウムを最初の水溶液に含有する以外は実施例1と同様の
操作を行う。このような条件下では、ジブチルリン酸の
分配Dの係数は30である。 実施例6 塩化ナトリウムの代わりに0.5モル・l-1の過塩素酸ナ
トリウムを最初の水溶液に含有する以外は実施例4と同
じ操作を行う。このような条件下では、分配Dの係数は
15である。 実施例7 塩化ナトリウムの代わりに0.5モル・l-1の硫酸ナトリ
ウムを最初の水溶液に含有させる以外は実施例4と同様
の操作を行う。これらの条件下では、ジブチルリン酸の
分配Dの係数は59である。 これらの実施例に基づき、トリイソオクチルアミンを
使用すると実施例4−7で処理された全ての溶液は93%
以上、大部分が95%以上精製されることがわかつた。 実施例8 実施例4の操作を繰り返すが、この場合の水溶液は0.
45モル・l-1の硝酸、5.3g・l-1の3価のプルトニウム、
0.1モル・l-1の硝酸ヒドラジニウム、5,10-3モル・l-1
のDBPを含有する溶液である。0.44モル・l-1のトリイソ
オクチルアミンから成る有機相は16容量%のオクタノー
ルを含有するオクタノールとn−ドデカンの混合物中で
使用される。これらの条件下では、DBPの分配係数は50
であり、プルトニウムの係数は0.06である。 実施例9 この実施例では、プルトニウム及びウラニウムを精製
するサイクルに使用されたトリブチルリン酸エステル
(TBP)を洗浄する間に得られた水溶液を処理する。TBP
洗浄はヒドラジン塩基をCO2で部分的に中性化すること
によつて得られる炭素を含む水溶液で行われる。洗浄器
を出た水溶液は4.78,10-3モル・l-1のジブチルリン酸エ
ステルを含有し、そのpHは硝酸を添加することにより6.
8に調整する。次に、2工程から成り、16容量%の1−
オクタノールを含有するn−ドデカンと1−オクタノー
ルの混合物を溶媒として含有する有機相を使用し、0.32
モル・l-1のトリイソオクチルアミンと0.12モル・l-1
硝酸トリイソオクチルアンモニウムを含有する対向流の
液−液抽出装置を使つて本発明の方法により処理され
る。 この装置では、水性流量対有機流量比の値が0.46であ
り、装置を出るやいなや水性相は集められ、そのジブチ
ルリン酸エステル含量は0.08・10-3モル・l-1で98.4%
の精製率に相当する。 また、水性相中に含まれるプルトニウムIVは有機相に
抽出されず、プルトニウムの分配係数は1.2・10-2以下
である。さらに精製された水溶液は次の核分裂性物質回
収処理用に再循環される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドミニク・パロー フランス国 91370 ヴェリエール・ ル・ビュイッソン、スクウェアー・デ ュ・セドル 3 (56)参考文献 特開 昭59−73594(JP,A) 特開 昭55−109213(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07F 9/09 C02F 1/58 B01D 11/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.水への溶解度が約1mg/lを超えず、少なくとも1個
    のアミン官能基を有する化合物、これらアミン化合物と
    酸との塩及び第4級アンモニウム塩から選ばれた少なく
    とも1個の有機アミノ化合物と、下記一般式(I) (R1はアルキル基であり、R2はアルキル基、水素原子ま
    たは無機性陽イオンであり、R3は水素原子または無機性
    陽イオンである) で示される有機リン化合物を含む水溶液とを接触させ、
    該有機リン化合物と該有機アミノ化合物1個または複数
    個との反応により生成された錯体を該水溶液から分離す
    ることを特徴とする、水溶液中の該有機リン化合物の回
    収方法。 2.該有機アミノ化合物が第1級、第2級または第3級
    アミンまたは、第4級アンモニウム塩であることを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3.該有機アミノ化合物はトリアルキルアミンであるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4.該アミンが一部または全部酸によって塩化されるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第3項に記載の方法。 5.該トリアルキルアミンがトリイソオクチルアミンで
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第3項に記載の
    方法。 6.該有機アミノ化合物が有機溶媒に溶解または希釈さ
    れることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 7.該有機溶媒が炭化水素とアルコールの混合物である
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第6項記載の方法。 8.該有機溶媒がn−ドデカンと1−オクタノールの混
    合物であることを特徴とする、特許請求の範囲第7項記
    載の方法。 9.該有機アミノ化合物が固体支持体に定着されている
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 10.該有機リン化合物がモノアルキルリン酸またはジ
    アルキルリン酸であることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 11.特許請求の範囲第1項に記載の方法を実行するこ
    とにより下記一般式(I) (R1はアルキル基であり、R2はアルキル基、水素原子ま
    たは無機性陽イオンであり、R3は水素原子または無機性
    陽イオンである) で示される有機リン化合物を放流水から抽出することか
    ら成ることを特徴とする該有機リン化合物を含有する放
    流水の処理方法。
JP62271961A 1986-10-30 1987-10-29 水溶液中の有機リン化合物の回収方法 Expired - Lifetime JP2822183B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8615127A FR2606202B1 (fr) 1986-10-30 1986-10-30 Procede de recuperation de composes organophosphores acides et/ou d'ions organophosphate presents dans une solution aqueuse et son utilisation pour le traitement d'effluents aqueux
FR8615127 1986-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63122692A JPS63122692A (ja) 1988-05-26
JP2822183B2 true JP2822183B2 (ja) 1998-11-11

Family

ID=9340367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62271961A Expired - Lifetime JP2822183B2 (ja) 1986-10-30 1987-10-29 水溶液中の有機リン化合物の回収方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4898963A (ja)
EP (1) EP0266272B1 (ja)
JP (1) JP2822183B2 (ja)
AU (1) AU602933B2 (ja)
DE (1) DE3770579D1 (ja)
FR (1) FR2606202B1 (ja)
ZA (1) ZA877938B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2642746A1 (en) * 1989-01-17 1990-08-10 Commissariat Energie Atomique Process and device for the removal of organophosphorus products by electrochemical mineralisation of a nitric solution, capable of being employed in a process for extracting an actinide
FR2934685B1 (fr) * 2008-07-29 2010-09-03 Commissariat Energie Atomique Detection et/ou quantification electrique de composes organophosphores
KR101667418B1 (ko) * 2009-12-15 2016-10-18 산와 유카 고교 가부시키가이샤 아세트산-질산-인산계 혼산 폐액으로부터의 인산의 분리 회수 방법
CN114350984B (zh) * 2020-10-14 2023-05-30 厦门稀土材料研究所 磷酸类萃取沉淀剂分离回收稀土的方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK109974C (da) * 1959-03-06 1968-08-12 Philips Nv Middel til bekæmpelse af skadelige organismer.
GB941791A (en) * 1960-10-10 1963-11-13 Atomic Energy Authority Uk Improvements in or relating to the purification of extraction solvents containing trialkyl phosphates
US3150159A (en) * 1961-09-22 1964-09-22 John M Schmitt Removal of hydrocarbon degradation products from organic solutions
US3708508A (en) * 1971-04-09 1973-01-02 Atomic Energy Commission Method for the purification and recovery of tributyl phosphate used in reprocessing nuclear fuel
DE2633112C2 (de) * 1976-07-23 1985-04-11 Kernforschungszentrum Karlsruhe Gmbh, 7500 Karlsruhe Verfahren zur Entfernung von Zersetzungsprodukten aus Extraktionsmitteln die zur Wiederaufarbeitung abgebrannter Kernbrenn- und/oder Brutstoffe verwendet werden
JPS55109213A (en) * 1979-02-10 1980-08-22 Nippon Soretsukusu Kk Recovering phosphate ion
DE3235030A1 (de) * 1982-09-22 1984-03-22 Ruhrchemie Ag, 4200 Oberhausen Verfahren zur herstellung von sulfonierten arylphosphinen

Also Published As

Publication number Publication date
FR2606202B1 (fr) 1992-09-18
DE3770579D1 (de) 1991-07-11
AU602933B2 (en) 1990-11-01
US4898963A (en) 1990-02-06
AU8043587A (en) 1988-05-05
FR2606202A1 (fr) 1988-05-06
ZA877938B (en) 1988-04-26
JPS63122692A (ja) 1988-05-26
EP0266272B1 (fr) 1991-06-05
EP0266272A1 (fr) 1988-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE68926310T2 (de) Verfahren zur abtrennung von metallischen ionen mit phosphonsäuren als complexbildner
JP3307554B2 (ja) 希土類元素の連続溶媒抽出法
DE3885776T2 (de) Oxidierende Lösung von Galliumarsenid und Trennung von Gallium und Arsen.
JPS60251126A (ja) 液−液抽出による希土類の分離方法
JP2015527960A (ja) リン酸アンモニウムの製造
US3939071A (en) Recoverable regenerants for cationic exchange resins
DE2901733A1 (de) Verfahren fuer die abtrennung und reinigung von palladium
US3310374A (en) Process for removing iron from phosphoric acid
JP2822183B2 (ja) 水溶液中の有機リン化合物の回収方法
EP0301700B1 (en) Neutralization of sulfuric acid containing iron ions
US3700415A (en) Vanadium recovery from wet process phosphoric acid using neutral organophosphorus extractants
US4203964A (en) Re-extracting metal chloride complex from an organic extraction solution
JP3426613B2 (ja) 三価ランタニドおよび(または)アクチニドから鉄および(または)ジルコニウムの分離方法
EP0298763A2 (en) Method for recovering titanium
SU858572A3 (ru) Способ извлечени урана
US4568526A (en) Process for selective liquid-liquid extraction of germanium
US4741857A (en) Method of purifying neutral organophosphorus extractants
US4864065A (en) Process for removing halogenated hydroxyaromatics from aqueous solutions
EP0482160A1 (en) Method for removing cadmium for phosphoric acid
JPH0375617B2 (ja)
US3395976A (en) Process for the separation of zirconium from hafnium
JPH0662300B2 (ja) イットリウムの分離方法
FI90652C (fi) Menetelmä kadmiumionien poistamiseksi märkämenetelmällä saadusta fosforihaposta
DE3342211C2 (ja)
US10464908B2 (en) Purification of flow sodium 5-nitrotetrazolate solutions with copper modified cation exchange resin

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904

Year of fee payment: 10