JP2821707B2 - スクリーン除塵装置 - Google Patents

スクリーン除塵装置

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JP2821707B2
JP2821707B2 JP13281990A JP13281990A JP2821707B2 JP 2821707 B2 JP2821707 B2 JP 2821707B2 JP 13281990 A JP13281990 A JP 13281990A JP 13281990 A JP13281990 A JP 13281990A JP 2821707 B2 JP2821707 B2 JP 2821707B2
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史直 谷冨
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開成工業株式会社
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスクリーン除塵装置に係り、詳しくは、除塵
スクリーンと補助スクリーンに付着するごみ類をかき上
げ除去するレーキを、無端回動チェンに装着する装着手
段に関する。
(従来の技術) 従来、農業用水路などの各種水路に設置されるスクリ
ーン除塵装置として、第5図の下部側面図に示すよう
に、水路の通水面に設置された除塵スクリーン101と、
この除塵スクリーン101の前部の河床上に立設された補
助スクリーン102と、除塵スクリーン101の両側部に配設
された左右一対の無端回動チェン103と、これらの無端
回動チェン103,103間に掛け渡されたレーキ105とから構
成されたものが知られている。106は転動輪、107は取付
具である。
このものは、レーキ105を無端回動チェン103により搬
送しながら、このレーキ105により除塵スクリーン101と
補助スクリーン102に付着するごみ類或いは流木などを
かき上げて除去するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところが上記従来手段においては、レーキ105の両側
部は無端回動チェン103,103に、取付具107,107により各
々1点ずつで固着されていたため、レーキ105の保持力
が小さく、レーキ105とチェン103の結合部に、レーキ10
5の自重などによる大きな負荷がかかって、結合部が破
損しやすい問題があった。
また上記のようにしてレーキ105をチェン103に固着す
ると、第5図の鎖線aにて示すように、レーキ105の先
端部の軌跡が深くなってしまい、レーキ105の回動に支
障をきたさないようにするためには、転動輪106と河床
との間隔Tを大きく確保しなければならない。ところが
このように間隔Tを大きくすると、この間隔Tにごみ類
が溜まりやすい問題があった。
そこで本発明は、上記のような問題を解消できるスク
リーン除塵装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本発明は、レーキ12を無端回動チェン3,3
により、水路に設置された除塵スクリーン1と補助スク
リーン2に沿って搬送しながら、これらのスクリーン1,
2に付着するごみ類をかき上げ除去するスクリーン除塵
装置において、レーキ12の両側部を無端回動チェン3,3
に各々2点ずつ装着し、これら2点のうち少なくとも1
点を無端回動チェン3に遊着したものである。
(作用) 上記構成によれば、レーキ12の両側部を無端回動チェ
ン3,3に各々2点ずつで装着しているので、レーキ12は
チェン3,3にしっかりと保持され、運転時にレーキ12に
かかる負荷に十分に耐えられる。また上記の2点のうち
少なくとも1点をチェン3に遊着しているので、レーキ
12はチェン3,3により搬送されながらスムーズに回動
し、除塵スクリーン1と補助スクリーン2に付着するご
み類をかき上げて除去する。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明す
る。
第1図はスクリーン除塵装置の側面図、第2図は正面
図であって、1は水路に斜設されたバースクリーンから
成る除塵スクリーンである。2はこの除塵スクリーン1
の前部の河床上に立設されたバースクリーンから成る補
助スクリーンである。3は左右一対の無端回動チェンで
あり、4はこのチェン3のガイドレールである。チェン
3は、除塵スクリーン1の両側部の側壁側と上方と下方
に各々2個ずつ配設された駆動輪5及び転動輪6に調帯
され、モータ7により駆動されてガイドレール4に沿っ
て摺動する。8,9は駆動軸、10,11はこれら8,9の軸受
部、23はごみ類の搬出用コンベヤである。
第2図〜第4図において、12はチェン3,3間に掛け渡
されたレーキであり、本体部14と、この本体部14の両側
部に、この本体部14と一体的に延設されたアーム状の支
持部15と、本体部14の上部にピッチをおいて複数本取着
されたくし歯状のかき上げ片16とから構成されている。
このかき上げ片16は、更に除塵スクリーン1に付着する
ごみ類や流木などをすき上げて除去するすき取り部16a
と、このすき取り部16aの一端部から前方に向かってや
や上向きに延設されて、補助スクリーン2に付着するご
み類をかき上げて除去するかき上げ部16bとから構成さ
れている。17は補強材である。
支持部15は、上記チェン3に2点で装着されており、
支持部15の一端部側(第3図及び第4図において下端部
側)は、ピン18を介してチェン3に回動自在に軸着され
ている。また支持部15の他端部側には長孔12が開設され
ており、他端部側はこの長孔21を貫通したピン20を介し
て、チェン3に遊着されている。したがって支持部15、
即ちレーキ12は、チェン3に搬送されながらガイドレー
ル4の下部の湾曲部4aを確実かつスムーズに移動するこ
とができる。この時レーキ12は、すき取り部16aにより
除塵スクリーン1に付着するごみ類や流木などを、また
かき上げ部16bにより補助スクリーン2に付着したごみ
類をかき上げて除去する。
このようにレーキ12の両端部に延設された支持部15,1
5をチェン3,3に各々2点ずつで装着することにより、レ
ーキ12をチェン3,3にしっかり保持させて、運転中にレ
ーキ12にかかる負荷により、レーキ12とチェン3,3の結
合部が破損するのを防止できる。また支持部15の長さを
大きくして、ピン18とピン20の間隔を長くすることによ
り、安定性の優れたレーキ12を提供することができる。
またレーキ12の支持部15が上記湾曲部4aを移動する際
には、第3図の破線aにて示すように、かき上げ片16の
先端部の軌跡は浅くなるので、従来手段のようにレーキ
12の回動に支障をきたさないようにするために、上記転
動輪6を河床から離して配設する必要はなく、したがっ
て上記間隔Tは小さくなり、間隔Tにごみ類が溜まりに
くくすることができる。なお本発明は上記実施例に限定
されるものではなく、例えば支持部15のピン18側をチェ
ン3に遊着し、ピン20側をチェン3に回転自在に軸着し
てもよいものである。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、この種スクリーン除塵
装置において、レーキ12の両側部を上記無端回動チェン
3,3に各々2点ずつで装着しているので、レーキ12をチ
ェン3,3にしっかりと保持させて、運転中にレーキ12に
かかる負荷により、レーキ12とチェン3,3の結合部が破
損するのを防止できる。またチェン3の下部におけるか
き上げ片16の軌跡は浅くなるので、河床とチェン3の下
端部の間に生じる間隔Tは小さくなり、したがってこの
間隔Tにごみ類が溜まりにくすることができる。
また上記レーキ12の一側部の2点のうち少なくとも1
点をチェン3に遊着しているので、レーキ12はチェン3
により搬送されながら湾曲部をスムーズに移動すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図はスク
リーン除塵装置の側面図、第2図は正面図、第3図は要
部側面図、第4図は部分正面図、第5図は従来のものの
下部側面図である。 1……除塵スクリーン 2……補助スクリーン 3……無端回動チェン 12……レーキ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水路に設置された除塵スクリーンと、この
    除塵スクリーンの前部の河床上に立設された補助スクリ
    ーンと、除塵スクリーンの両側部に配設された左右一対
    の無端回動チェンと、これらの無端回動チェン間に掛け
    渡されて、これらの無端回動チェンにより搬送されなが
    ら、上記除塵スクリーンと補助スクリーンに付着するご
    み類をかき上げ除去するレーキとから成るスクリーン除
    塵装置において、 上記レーキの両側部を上記無端回動チェンに各々2点ず
    つで装着し、これら2点のうち少なくとも1点を上記無
    端回動チェンに遊着したことを特徴とするスクリーン除
    塵装置。
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