JP2821655B2 - 変わり振り袖 - Google Patents

変わり振り袖

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JP2821655B2
JP2821655B2 JP4135338A JP13533892A JP2821655B2 JP 2821655 B2 JP2821655 B2 JP 2821655B2 JP 4135338 A JP4135338 A JP 4135338A JP 13533892 A JP13533892 A JP 13533892A JP 2821655 B2 JP2821655 B2 JP 2821655B2
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東湖 滝沢
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株式会社 滝泰
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミスが着用した振り袖
をミセスになったら袖を切るだけで色留め袖に可変でき
る上訪問着にも可変できる変わり振り袖に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】出願人
は成人式に着用する袖の長い振り袖の袖模様を色留め袖
にするために袖を分断する1/2線より下方に限定し、
且つ本体模様も帯を締める位置の下方に限定し、結婚し
たら袖下半分を切断除去して縫い合わせるだけで、色留
め袖になる成人式用振り袖を開発し、幾久重袖と命名
し、高価な振り袖を結婚してからも着用できる経済的な
商品であることが好評を博し、実用新案登録(実公平2
−20162号)を受け、着物業界では有名な大ヒット
商品になっている。
【0003】出願人は、その後この商品の改良を研究し
て来たが、結婚の遅いミスのために振り袖を訪問着とし
て着用することができないか、すなわち成人式用振り袖
から色留め袖に可変できるだけでなく、ミスでも着れる
訪問着にも可変することのできる振り袖を提供すること
を開発テーマとした。
【0004】この点出願人は振り袖の肩折り線をずらす
ことに着眼してこれを解決し、本発明を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】振り袖aの袖模様を色留め袖切断線A−A
より下方に付設し、且つ振り袖aの本体4aの模様を帯
下に限定した上で色留め袖bに可変できるように色留め
袖模様5bに設定した成人式用振り袖の袖模様を肩折り
するO−O線の位置をX−X線の位置にずらすことによ
り袖模様の途中で横切断できるように袖模様を設定した
成人式振り袖の袖1a・1bを外し、肩折りするO−O
線の位置をX−X線の位置にずらして訪問着切断線B−
Bで下部側を切除して袖付することにより訪問着cに可
変することと、そのまま色留め袖切断線A−Aで袖下模
様部分を切除することにより色留め袖bに可変すること
を選択可能にし、左前袖模様・右後袖模様を形成する模
様イと,左後袖模様・右前袖模様を形成する模様ロに夫
々模様の途中を横切断しても美感を損なわない模様切断
可能部8を設けたことを特徴とする変わり振り袖に係る
ものである。
【0007】
【作用】袖1a・1bを本体から外し、肩折りする位置
をずらして訪問着切断線B−Bで袖1a・1bを切断
し、下側を除去して縫い合わせ、袖付けすると訪問着c
になる。
【0008】また、そのまま色留め袖切断線A−Aで袖
下半分を切除して縫い合わせると色留め袖bになる。
【0009】
【実施例】図面は本発明の好適な実施例を示すもので、
図1,図2は本発明の変わり振り袖の正背面図で、図
3,図4はその左右の袖1a・1bの展開図である。
【0010】図5,図6は図3,図4における模様イ
(左前袖模様・右後袖模様)を訪問着cの左前袖模様・
右後袖模様に採用するため肩折りするO−O線の位置を
X−X線の位置にずらした点並びに訪問着切断線B−B
の位置を表示したものである。図7,図8は模様イ(左
前袖模様・右後袖模様)を訪問着cの左前袖模様・右後
袖模様に採用した訪問着cの正背面図である。
【0011】また、図9,図10は逆に図3,図4にお
ける模様ロ(左後袖模様・右前袖模様)を訪問着cの左
前袖模様・右後袖模様に採用するため肩折りするO−O
線の位置をX'−X'線の位置にずらした点並びに訪問着
切断線B'−B'の位置を表示したものである。この際、
訪問着cの袖模様は右袖1a後と左袖1b前に配置する
きまりがあるので袖付位置2を逆にして袖付をすると、
別模様の訪問着c'になる。
【0012】図11,図12は模様ロ(左後袖模様・右
前袖模様)を左前袖模様・右後袖模様に採用した訪問着
c'の正・背面図である。
【0013】図3,図4,図13,図14に示すよう
に、袖1a・1bの袖下半分を色留め袖切断線A−Aよ
り切断除去すると、振り袖が正・背面図とも無地の色留
め袖bに可変する。
【0014】袖模様の下方は濃色地、上方は明色地やぼ
かし地とし、袖模様の上方の無地部分6は本体4aの色
留め袖模様5bの無地部分7に合わせることが望まし
い。
【0015】留め袖切断線A−A(一般的には1/2切
断線)や訪問着切断線B−B,B'−B'で模様部分を切
断しても、商品価値を失わないように模様中に切断可能
部分8を設計することが望ましい。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、次
の特長を発揮する。
【0017】 模様イを採用して訪問着切断線B−B
で切断して袖付すると振り袖がミセス向きの訪問着に可
変する。
【0018】 模様ロを採用して訪問着切断線B'−
B'で切断して袖付すると振り袖がミセス向きの訪問着
に可変する。
【0019】 振り袖の袖下半分を色留め袖切断線A
−Aで切断除去すると正背面図とも無地袖になり、振り
袖が色留め袖に可変する。
【0020】以上、本発明の変わり振り袖は、振り袖と
してミスが着用し、ミセスになったら色留め袖に可変で
きる上更に二種類の袖模様の訪問着に可変することもで
きるミスとミセスの二通りコースをも選択することが可
能となり、それだけ実用性に秀れ、且つ少なくとも一枚
の着物で二種類の着物或いは三種類の着物として着用で
きる経済的な振り袖となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変わり振り袖の正面図である。
【図2】本発明の変わり振り袖の背面図である。
【図3】本発明の右袖の展開図である。
【図4】本発明の左袖の展開図である。
【図5】模様イの訪問着の右袖の展開図である。
【図6】模様イの訪問着の左袖の展開図である。
【図7】模様イの訪問着の正面図である。
【図8】模様イの訪問着の背面図である。
【図9】模様ロの訪問着の右袖の展開図である。
【図10】模様ロの訪問着の左袖の展開図である。
【図11】模様ロの訪問着の正面図である。
【図12】模様ロの訪問着の背面図である。
【図13】色留め袖の正面図である。
【図14】色留め袖の背面図である。
【符号の説明】
1a 袖 1b 袖 4a 本体 5b 色留め袖模様 8 模様切断可能部 a 振り袖 b 色留め袖 c 訪問着 イ 模様 ロ 模様

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振り袖aの袖模様を色留め袖切断線A−
    Aより下方に付設し、且つ振り袖aの本体4aの模様を
    帯下に限定した上で色留め袖bに可変できるように色留
    め袖模様5bに設定した成人式用振り袖の袖模様を肩折
    りするO−O線の位置をX−X線の位置にずらすことに
    より袖模様の途中で横切断できるように袖模様を設定し
    た成人式振り袖の袖1a・1bを外し、肩折りするO−
    O線の位置をX−X線の位置にずらして訪問着切断線B
    −Bで下部側を切除して袖付することにより訪問着cに
    可変することと、そのまま色留め袖切断線A−Aで袖下
    模様部分を切除することにより色留め袖bに可変するこ
    とを選択可能にし、左前袖模様・右後袖模様を形成する
    模様イと,左後袖模様・右前袖模様を形成する模様ロに
    夫々模様の途中を横切断しても美感を損なわない模様切
    断可能部8を設けたことを特徴とする変わり振り袖。
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