JP2821450B2 - ファン取付構造 - Google Patents

ファン取付構造

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JP2821450B2 JP33619496A JP33619496A JP2821450B2 JP 2821450 B2 JP2821450 B2 JP 2821450B2 JP 33619496 A JP33619496 A JP 33619496A JP 33619496 A JP33619496 A JP 33619496A JP 2821450 B2 JP2821450 B2 JP 2821450B2
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廉信 池田
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埼玉日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファン取付構造に
関し、特に、基地局通信機器におけるファン取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のファン取付構造を示す。こ
の構造は、レール12を有する大きなファンユニット1
3に複数のファン9が搭載され、ファンユニット13は
図の矢印の方向に取り付けられる。また、特開平6−1
04588号公報に記載されたパッケージ実装装置で
は、発熱するユニット全てに小型ファンを実装させてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファン
取付構造は、一つのファンユニットに複数のファンを搭
載しているため、ファンが一つでも交換対象になると搭
載された全てのファンを停止した後、交換対象になった
ファンを交換しなければならなかった。
【0004】また、部材の数が多く複雑な構造になって
いるため、部材費がかさみ、多大の組立工数がかかって
いた。従って、組立性が悪く高価なものとなっていた。
【0005】さらに、各パネルにファンを搭載したた
め、搭載するファンの大きさによってパネルの横幅を決
定していたため、パネルの横幅寸法に制限があり、また
パネルを並列に実装するため、実装されるパネルの枚数
も制限されて少なくなっていた。
【0006】従って、本発明の目的は、一枚の薄板を折
り曲げて、ファンユニットを構成し、小型,軽量で生産
性の高いファン取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファン取付構造は、基地局通信機器のファ
ンユニットを取付台に取り付けたり引き出したりするフ
ァン取付構造において、ファンユニットが、本体と、一
対の辺に沿って折り曲げられて設けられた第1の一対の
折曲片と、他の一対の辺に沿って第1の一対の折曲片と
は逆に折り曲げて設けられた第2の一対の折曲片とを有
する一枚の矩形の薄板板金で構成され、本体が、ファン
を取り付けるためのファン取付穴と、ファンが回転した
ときの風の流路を確保するための通風穴とを有し、第1
の一対の折曲片が、ファンユニットを取付台に取り付け
たり引き出したりするための一対のレールとなり、第2
の一対の折曲片のうちの一つが、コネクタを取り付ける
ために中央近傍を切り抜いて設けられたコネクタ取付穴
を有し、第2の一対の折曲片のうちの他の一つが、折り
曲げられた辺のみを残して略U字形に切り抜かれて、第
1の一対の折曲片と同じ方向に折り曲げられた切抜片を
有し、切抜片が、ファンユニットを取付台に取り付ける
ために中央近傍を切り抜いて設けられた固定具取付穴を
有し、折り曲げられた辺のみを残して略U字形に切り抜
かれた切抜片の中央近傍に、ファンユニットが取付台に
取り付けられるために設けられた固定具取付穴を有す
る。
【0008】また、第2の一対の折曲片のうちの他の一
つが、略U字形に切り抜かれた残りの部分に、ファンユ
ニットを取付台から引き出すときに使用される引出取手
を有すると好ましい。
【0009】さらに、取付台が、通風穴と同じ中心をも
ち同じ大きさをもつ通風穴を有すると好ましい。
【0010】またさらに、取付台が、ファンユニットを
取り付ける際に、レールの外面または内面に当てるため
に、レールに対して平行に設けられたガイドを有すると
好ましい。
【0011】また、取付台が、ファンユニットのコネク
タ取付穴に合致したコネクタ取付穴を有すると良い。
【0012】さらに、取付台が、ファンユニットの固定
具取付穴に合致した固定具取付穴を有すると良い。
【0013】またさらに、固定具取付穴で使用される固
定具が、ネジであると良い。
【0014】また、取付台が、ファンの回転による空気
の流路を確保するために、上面に十分な開口率をもつ開
口を有すると良い。
【0015】本発明のファン取付構造は、特に、一枚の
薄板板金の周囲各辺をそれぞれ折り曲げてファン取付
穴,通風穴,コネクタ穴および固定部の穴を設けること
によりファンユニットの機能を有する。
【0016】本発明のファンユニットは、中央にファン
取付穴と通風穴とを具備する一枚の薄板板金の一対の辺
を下側に折り曲げレールの機能を持たせ、残りのもう一
対の辺を上側に折り曲げ、その片側にコネクタ取付穴を
設け、もう片側の辺には中央近傍に固定具取付穴を設
け、その周囲のみ下側に折り曲げられるように抜き穴を
設けて、下側に折り曲げることにより、一枚の薄板板金
にファン取付機能を持たせる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明のファン取付構造のファン
ユニットの実施例を示す斜視図である。このファンユニ
ット1aは、矩形の薄板板金の中央近傍に設けられた通
風穴3aと、通風穴3aの周囲に設けられたファン取付
穴4とを備え、薄板板金の一対の辺を下側に折り曲げて
レール5とし、もう一対の辺を上側に折り曲げて、この
折曲片8の一つの中央近傍には、取付台に取り付けると
きの固定具取付穴7aを設け、この固定具取付穴7aの
周囲を折り曲げられた線のみを残して略U字形に切り抜
いて切抜片7とし、切抜片7を下側すなわちレール5の
側に折り曲げ、残った折曲片8のほぼ中央近傍に引出取
手8aを設ける。また、他方の折曲片8の中央近傍には
四方を切り抜いて設けられたコネクタ取付穴6aがあ
る。このようにしてファンユニット1aが構成される。
また、ファンユニット1aのファン取付穴4を利用して
ファン9を取り付け(図2に示す)、コネクタ取付穴6
aを利用してファンに付属するコネクタ10aを取り付
けたものをファンユニット1bとする。
【0019】次に、図2は、本発明のファン取付構造の
実施例の動作を示す斜視図である。装置を固定する取付
台2は、底部に固定具取付穴7bと、通風穴3bと,長
い板状のガイド11とを有し、後部の側面にコネクタ取
付穴6bを有し、コネクタ10bを取り付けている。コ
ネクタ10bは、ファンユニット1bのコネクタ取付穴
6aに取り付けられたコネクタ10aと嵌合し、ガイド
11は、ファンユニット1bの一対のレール5の外面を
当ててガイドする。ガイド11は、レール5の外面に当
てるだけでなく、内面に当てることもできる。通風穴3
bは、コネクタ10a,10bが嵌合したときファンユ
ニット1bの通風穴3aと中心の位置がほぼ同じであ
り、ファン9が回転したとき空気の流路が確保される。
この通風穴3a,3bは同じ大きさであれば好ましい。
このとき、固定具取付穴7aおよび固定具取付穴7bを
利用し、固定具によってファンユニット1bを取付台2
に固定する。また、ファンユニット1bを取付台2より
抜くときは、固定具を解除して引出取手8aを手前に引
っ張って、レール5を取付台2の上を滑らせて片手で引
き抜くことができる。
【0020】次に、図3は、本発明のファンユニット取
付構造の固定具を示した概略図である。ファンユニット
1bを取付台に取り付ける固定方法としては、図3
(A)に示したようなナイラッチ固定方法と、図3
(B)に示したようなパッチン固定方法とがあり、ファ
ンユニット1bの切抜片7に設けられた固定具取付穴7
aにそれぞれナイラッチ(商品名)14,パッチン錠
(商品名)15が挿入される。また、この他にネジ固定
方法がある。これらは、一般市販品のネジ,ナイラッ
チ,パッチン錠などを使用する。このとき、取付台2の
上面全体も十分な開口率を有する開口によって空気の流
路が確保されており、取付台2の上下空間には、電気部
品が搭載された基板が収納されている。
【0021】
【発明の効果】本発明のファン取付構造は、一つのファ
ンユニットに一つのファンを実装するので、全てのファ
ンを停止せずに交換したいファンのみを停止させて、フ
ァンの交換が行えるという効果を奏する。
【0022】また、一枚の薄板板金でファンユニットを
構成したので、簡易な構造となり、組立性が改善され、
原価低減されるという効果を奏する。
【0023】さらに、ファンとパネルとを別々にしたた
め、パネルの横幅がファンの大きさによって左右されな
い。従って、パネルの横幅寸法の制限を受けず、架内の
パネルを並列に実装することでパネルの実装枚数を多く
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファン取付構造の実施例のファンユニ
ット示す斜視図である。
【図2】本発明のファン取付構造の実施例の動作を示す
斜視図である。
【図3】本発明のファン取付構造の実施例の固定具を示
す概略図である。(A)はナイラッチ固定方法を示し、
(B)はパッチン固定方法を示す。
【図4】従来のファン取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a,1b ファン取付ユニット 2 取付台 3a,3b 通風穴 4 ファン取付穴 5 レール 6a,6b コネクタ取付穴 7 切抜片 7a,7b 固定具取付穴 8 折曲片 8a 引出取手 9 ファン 10a,10b コネクタ 11 ガイド 12 レール(従来) 13 ファンユニット(従来) 14 ナイラッチ 15 パッチン錠

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局通信機器のファンユニットを取付台
    に取り付けたり引き出したりするファン取付構造におい
    て、 前記ファンユニットが、本体と、一対の辺に沿って折り
    曲げられて設けられた第1の一対の折曲片と、他の一対
    の辺に沿って前記第1の一対の折曲片とは逆方向に折り
    曲げて設けられた第2の一対の折曲片とを有する、一枚
    の矩形の薄板板金で構成され、 前記本体が、ファンを取り付けるためのファン取付穴
    と、前記ファンが回転したときの風の流路を確保するた
    めの通風穴とを有し、 前記第1の一対の折曲片が、前記ファンユニットを前記
    取付台に取り付けたり引き出したりするための一対のレ
    ールとなり、 前記第2の一対の折曲片のうちの一つが、コネクタを取
    り付けるために中央近傍を切り抜いて設けられたコネク
    タ取付穴を有し、 前記第2の一対の折曲片のうちの他の一つが、折り曲げ
    られた辺のみを残して略U字形に切り抜かれて、前記第
    1の一対の折曲片と同じ方向に折り曲げられた切抜片を
    有し、 前記切抜片が、前記ファンユニットを前記取付台に取り
    付けるために中央近傍を切り抜いて設けられた固定具取
    付穴を有する、 ことを特徴とするファン取付構造。
  2. 【請求項2】前記第2の一対の折曲片のうちの他の一つ
    が、前記略U字形に切り抜かれた残りの部分に、前記フ
    ァンユニットを前記取付台から引き出すときに使用され
    る引出取手を有することを特徴とする、請求項1に記載
    のファン取付構造。
  3. 【請求項3】前記取付台が、前記通風穴と同じ中心をも
    ち同じ大きさをもつ通風穴を有することを特徴とする、
    請求項1または2に記載のファン取付構造。
  4. 【請求項4】前記取付台が、前記ファンユニットを取り
    付ける際に、前記レールの外面または内面に当てるため
    に、前記レールに対して平行に設けられたガイドを有す
    ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の
    ファン取付構造。
  5. 【請求項5】前記取付台が、前記ファンユニットの前記
    コネクタ取付穴に合致したコネクタ取付穴を有すること
    を特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のファン
    取付構造。
  6. 【請求項6】前記取付台が、前記ファンユニットの前記
    固定具取付穴に合致した固定具取付穴を有することを特
    徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のファン取付
    構造。
  7. 【請求項7】前記固定具取付穴で使用される固定具が、
    ネジであることを特徴とする、請求項6に記載のファン
    取付構造。
  8. 【請求項8】前記取付台が、前記ファンの回転による空
    気の流路を確保するために、上面に十分な開口率をもつ
    開口を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれ
    かに記載のファン取付構造。
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