JP2821428B2 - 水平ドットインパクトプリンタの用紙送り機構 - Google Patents

水平ドットインパクトプリンタの用紙送り機構

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JP2821428B2
JP2821428B2 JP15811496A JP15811496A JP2821428B2 JP 2821428 B2 JP2821428 B2 JP 2821428B2 JP 15811496 A JP15811496 A JP 15811496A JP 15811496 A JP15811496 A JP 15811496A JP 2821428 B2 JP2821428 B2 JP 2821428B2
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paper feed
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徹 田中
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新潟日本電気株式会社
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水平ドットインパク
トプリンタの用紙送り機構に関し、特に単票用紙、連帳
用紙等の多種多様の用紙の吸排出を前方操作できる水平
ドットインパクトプリンタの用紙送り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水平ドットインパクトプ
リンタの用紙送り機構は、たとえば特開昭60−565
77号公報に示されるように、連帳用紙および単票用紙
をはじめとして葉書や封筒および厚紙等の特殊用紙への
印刷処理も可能で、自動給紙処理および手差しによる給
紙処理のいずれにも対応することができる等、各種の用
紙に各種の印刷処理を行うことができる汎用性に富んだ
プリンタを得るために用いられている。
【0003】図4は、この従来の水平ドットインパクト
プリンタの用紙送り機構の機器配列を模式的に示した側
面図である。図4を参照すると、この従来の水平ドット
インパクトプリンタの用紙送り機構は、全体としてほぼ
水平な用紙通路A,B,Cを有しており、印刷ヘッド2
2とプラテン21との間に形成される印字部23に近接
させてそれぞれが一対の摩擦ローラからなる前部送りロ
ーラ24と後部送りローラ25とが設けられており、前
部送りローラ24の前方には給紙台26が設けられる共
にこの給紙台26の下方に摩擦力により用紙をピックア
ップする給紙ローラ27とこの給紙ローラ27の下方で
昇降する昇降枠28が設けられてこの昇降枠28に自動
給紙装置のホッパ板29が装着可能とされ、後部送りロ
ーラ25の後方には切替ガイド34およびピン送り装置
36が設けられると共にこのピン送り装置36の下方に
近接させて一対の摩擦ローラからなる単票用紙排出用の
1個または複数個の排出ローラ37,38がもうけられ
ており、切替ガイド34は後部送りローラ25から送り
出される用紙をピン送り装置36と排紙ローラ37,3
8とに振り分けるべく装着されており、連帳用紙,手挿
入単票用紙,自動給紙単票用紙の総てが装置の手前より
挿入されて装置内をほぼ水平に通過して後方に排出され
るようにしたことを特徴とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の技術において、プリンタの前方からの手差し挿入、連
帳用紙の挿入、後方からの連帳用紙の排出または単票用
紙のスタックを可能にするためには、部品点数の増加と
装置サイズの増大を必要とすることである。
【0005】その理由は、後方からの単票用紙をスタッ
クするための用紙ルートを上にし、前方からの連帳用紙
吸入ルートを下にした場合には、後方からの単票用紙の
蹴り出しとスタックを行うために前部ローラの前方に垂
直の壁を設けると、連帳用紙の用紙ルートを妨げるので
吸入できないからである。または、後方からの単票用紙
をスタックするための用紙ルートを下にし、前方からの
連帳用紙吸入ルートを上にした場合には、スタックする
ための排出ルートに排出専用ローラを増やさなければな
らないためである。
【0006】本発明の目的は、一対の用紙送りローラの
みで、単票用紙の手差し吸入、連帳用紙の吸入排出また
は単票用紙のスタックをプリンタの前面で行うことによ
り、部品点数の削減および装置サイズの縮小可能な水平
ドットインパクトプリンタの用紙送り機構を提供するこ
とにある。
【0007】本発明の水平ドットインパクトプリンタの
用紙送り機構は、印字ヘッド(1)およびプラテン
(2)に近接した位置の前方に下部ローラ(7a)およ
び上部ローラ(7b)から成る一対の用紙送りローラ
(7)と、前記用紙送りローラ(7)の前記下部ローラ
(7a)のローラ軸受け部を中心に回転自在に取り付け
られたペーパーガイド(6)と、前記用紙送りローラ
(7)の前方に配置されたトラクタ(9)と、前記トラ
クタ(9)の上方のシートガイド(8)を支持するトラ
クタサイドプレート(16)の回転中心を成すセンター
スタッド(12)と、前記センタースタッド(12)を
中心としてカム(14)と連動し前記トラクタサイドプ
レート(16)を任意の角度範囲内で回転させるカムス
タッド(13)を有し、前記トラクタサイドプレート
(16)が回転すると前記シートガイド(8)の突起部
が前記ペーパーガイド(6)と接して前記ペーパーガイ
ド(6)を回転させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施の形態の水平ドット
インパクトプリンタの用紙送り機構におけるプリンタ前
方からの連帳用紙吸入時の状態を模式的に示した側面図
である。図1を参照すると、印字ヘッド1およびプラテ
ン2に近接した位置の前部に用紙をフィードするための
下部ローラ7aおよび上部ローラ7bから成る一対の用
紙送りローラ7を配置し、下部ローラ7aの軸受け部を
中心に90゜の範囲内で回転自在に取り付けられたペー
パーガイド6を配置されている。また、用紙送りローラ
7の前方には、センタースタッド12、カムスタッド1
3を固定したトラクタサイドプレート16が、センター
スタッド12を中心にカム14のカム曲線に準じて上下
変動するカムスタッド13により任意の角度範囲内で回
転する様にサイドフレーム3に取り付けられている。ま
た、トラクタ9を支えるサポートシャフト11とトラク
タ9に回転動力を伝える角形のドライブシャフト10を
トラクタサイドプレート16が支持し、さらにトラクタ
サイドプレート16はその上端部に用紙をガイドまたは
スタックするシートガイド8を支持している。シートガ
イド8は、ペーパーガイド6を押して回転させるための
円筒状の突起部8aを有している。
【0010】次に、図1を参照して、この実施の形態の
水平ドットインパクトプリンタの用紙送り機構における
プリンタ前方からの連帳用紙吸入時の動作について詳細
に説明する。トラクタ9を支持しているトラクタサイド
プレート16は、カム14のカム曲線に従って上下する
カムスタッド13の位置によりトラクタ9を水平の角度
に保つ。このときペーパーガイド6はスプリング17に
よって押し上げられサイドフレーム3のストッパ3a部
に突き当たって水平の角度を保っている。トラクタドラ
イブシャフト10が回転し、トラクタ9が回転すると連
帳用紙が吸入され、まずトラクタプレート18の上面を
通過しペーパーガイド6に受渡され、続いて用紙送りロ
ーラ7の下部ローラ7aおよび上部ローラ7bに噛み込
まれペーパーガイド5の上面を通りプラテン2および印
字ヘッド1の間に吸入される。
【0011】図2はこの実施の形態の水平ドットインパ
クトプリンタの用紙送り機構におけるプリンタ前方から
の手差し吸入動作時の状態を模式的に示した側面図であ
る。図2を参照すると、カム14が回転しカムスタッド
13の上下位置を変動させてトラクタサイドプレート1
6の角度を変えることにより、シートガイド8の角度を
手差し吸入ができる角度に変更する。このとき、ペーパ
ーガイド6は水平の角度を保つ。単票用紙はシートガイ
ド8の上面を通ってペーパーガイド6に受け渡され、続
いて下部ローラ7aおよび上部ローラ7bに噛み込まれ
てペーパーガイド5の上面を通りプラテン2および印字
ヘッド1の間に吸入される。また、手差し吸入時の状態
では、プリンタ後方から吸入される単票用紙、連帳用紙
はペーパーガイド6からシートガイド8に受け渡されシ
ートガイド8上面を通ってプリンタ前方に排出されるこ
とも可能である。
【0012】図3は、この実施の形態の水平ドットイン
パクトプリンタの用紙送り機構におけるプリンタ後方か
らの単票用紙の排出、スタック動作時の状態を模式的に
示した側面図である。図3を参照すると、カム14が回
転しカムスタッド13の上下位置を変動させてトラクタ
サイドプレート16の角度を変えることにより、シート
ガイド8の角度を単票用紙をスタックできる角度に変更
する。この動作中シートガイド8の突起部8aがペーパ
ーガイド6に押し付けられペーパーガイド6は回転し、
水平の角度から垂直の角度に変更され、単票用紙の蹴り
出しとスタックの壁となる。プリンタ後方からの単票用
紙は印字ヘッド1とプラテン2の間を通ってペーパーガ
イド5の上面を通り、下部ローラ7aおよび上部ローラ
7bに噛み込まれて排出され単票用紙下端を下部ローラ
7bに蹴り出されて、シートガイド8の上にスタックさ
れる。
【0013】以上説明したように、本発明によれば、前
方からの連帳用紙を吸入するときは、ペーパーガイド6
は水平の角度を保ち、トラクタ9から吸入される連帳用
紙をペーパーガイド6が受け取り、用紙送りローラ7の
下部ローラ7aおよび上部ろーら7bに受け渡す(図
1)。
【0014】前方から単票用紙の手差し吸入をするとき
は、ペーパーガイド6は後部ローラ7aの軸受け部を支
点に回転し、水平の角度を保ったままシートガイド8か
ら吸入される単票用紙を受取り、用紙送りローラ7の下
部ローラ7aおよび上部ローラ7bへ用紙を受け渡す。
後方からの連帳用紙の挿入を行うときは、ペーパーガイ
ド6は水平の角度を保ち、トラクタ9を支えているトラ
クタプレート18を回転させることによりトラクタ9と
共にシートガイド8を回転させて、下部ローラ7aおよ
び上部ローラ7bから送られてきた連帳用紙を受取り、
シートガイド8に連帳用紙を受渡す(図2)。
【0015】後方からの単票用紙のスタックを行うとき
はトラクタ9を支えているトラクタプレート18を回転
させることによりトラクタ9と共にシートガイド8を回
転させ、シートガイド8の突起部8aがペーパーガイド
6の先端を押し、ペーパーガイド6を水平から垂直の角
度に回転させて、用紙をローラから分離するための壁と
なり後方から排出する用紙のスタックをする(図3)。
【0016】
【発明の効果】第1の効果は、プリンタ前方からの連帳
用紙、手差し単票の吸入、または、後方からの用紙の挿
入、スタックを可能とするために、部品点数の縮小化と
装置サイズの縮小化を可能にするということである。
【0017】その理由は、印字ヘッドとプラテンに近接
した位置の前方に一対の用紙送りローラを配置し、用紙
送りローラの下部ローラ側にはローラ軸受け部を中心に
回転自在に取り付けられたペーパーガイドを配置し、用
紙送りローラの前方にはサイドフレームに支持されなが
ら回転自在に回転するプレートに取り付けられたトラク
タと、その上部にトラクタと共に回転するシートガイド
とを設けたことで、1つの用紙吸入排出ルートと一対の
用紙送りローラとだけで、プリンタ前方からの連帳用
紙、手差し単票の吸入、または、後方からの用紙の吸
入、スタックという機能を可能とするからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の水平ドットインパクト
プリンタの用紙送り機構におけるプリンタ前方からの連
帳用紙吸入時の状態を模式的に示した側面図である。
【図2】この実施の形態の水平ドットインパクトプリン
タの用紙送り機構におけるプリンタ前方からの手差し吸
入動作時の状態を模式的に示した側面図である。
【図3】この実施の形態の水平ドットインパクトプリン
タの用紙送り機構におけるプリンタ後方からの単票用紙
の吸入、スタック動作時の状態を模式的に示した側面図
である。
【図4】この従来の水平ドットインパクトプリンタの用
紙送り機構の機器配列を模式的に示した側面図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 プラテン 3 サイドフレーム 3a ストッパ 5 ペーパーガイド 6 ペーパーガイド 7 用紙送りローラ 7a 下部ローラ 7b 上部ローラ 8 シートガイド 8a 突起部 9 トラクタ 10 ドライブシャフト 11 サポートシャフト 12 センタースタッド 13 カムスタッド 14 カム 16 トラクタサイドプレート 17 スプリング 18 トラクタプレート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッド(1)およびプラテン(2)
    に近接した位置の前方に下部ローラ(7a)および上部
    ローラ(7b)から成る一対の用紙送りローラ(7)
    と、前記用紙送りローラ(7)の前記下部ローラ(7
    a)のローラ軸受け部を中心に回転自在に取り付けられ
    たペーパーガイド(6)と、前記用紙送りローラ(7)
    の前方に配置されたトラクタ(9)と、前記トラクタ
    (9)の上方のシートガイド(8)を支持するトラクタ
    サイドプレート(16)の回転中心を成すセンタースタ
    ッド(12)と、前記センタースタッド(12)を中心
    としてカム(14)と連動し前記トラクタサイドプレー
    ト(16)を任意の角度範囲内で回転させるカムスタッ
    ド(13)を有し、前記トラクタサイドプレート(1
    6)が回転すると前記シートガイド(8)の突起部が前
    記ペーパーガイド(6)と接して前記ペーパーガイド
    (6)を回転させることを特徴とする水平ドットインパ
    クトプリンタの用紙送り機構。
JP15811496A 1996-06-19 1996-06-19 水平ドットインパクトプリンタの用紙送り機構 Expired - Lifetime JP2821428B2 (ja)

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JP5897484B2 (ja) * 2013-03-05 2016-03-30 東芝テック株式会社 プリンタ装置

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