JP2821381B2 - 光ファイバ気密封止構造の製造方法 - Google Patents
光ファイバ気密封止構造の製造方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバを装置内に導
入する場合に装置内に気密性を保たせるための光ファイ
バ気密封止構造の製造方法に関する。
入する場合に装置内に気密性を保たせるための光ファイ
バ気密封止構造の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の光ファイバ気密封止構造
について、図４の構造図を参照して説明する。なお、図
４（ａ）は縦断面図、（ｂ）は横断面図を示している。
について、図４の構造図を参照して説明する。なお、図
４（ａ）は縦断面図、（ｂ）は横断面図を示している。
【０００３】図４の光ファイバ気密封止構造において、
光ファイバ４２はコアおよびクラッドからなる直径１２
５μｍ程度の石英ガラス細線を厚さ１００μｍ程度のプ
ラスチックス製の外皮で被覆したものである。光ファイ
バ４２の外側には半田あるいは樹脂等の緩衝層４３を円
筒状に形成している。この緩衝層４３のさらに外側には
銅あるいはニッケル等の円筒である金属円筒４１を配置
している。光ファイバ４２と緩衝層４３との間，および
緩衝層４３と金属円筒４１との間は、後述の作用により
気密封止構造を形成している。この金属円筒４１の外周
は装置内側と環境側とを隔てるための隔壁４５に半田付
け等のろう接によって気密構造を形成している。従っ
て、図４の構造において、装置内側と環境側とは、気密
性を持たせて分割されている。
光ファイバ４２はコアおよびクラッドからなる直径１２
５μｍ程度の石英ガラス細線を厚さ１００μｍ程度のプ
ラスチックス製の外皮で被覆したものである。光ファイ
バ４２の外側には半田あるいは樹脂等の緩衝層４３を円
筒状に形成している。この緩衝層４３のさらに外側には
銅あるいはニッケル等の円筒である金属円筒４１を配置
している。光ファイバ４２と緩衝層４３との間，および
緩衝層４３と金属円筒４１との間は、後述の作用により
気密封止構造を形成している。この金属円筒４１の外周
は装置内側と環境側とを隔てるための隔壁４５に半田付
け等のろう接によって気密構造を形成している。従っ
て、図４の構造において、装置内側と環境側とは、気密
性を持たせて分割されている。
【０００４】いま、緩衝層４３が半田の場合において、
図４の構造の気密封止作用について説明すると、まず緩
衝層４３を溶融させた状態で構成要素を配置し、次に緩
衝層４３を固化させると、この固化時に緩衝層４３は熱
収縮する。すると、緩衝層４３は予め半田メッキを施し
た金属円筒４１との間には接着力により、緩衝層４３と
光ファイバ４２との間には自緊力により気密封止構造が
形成されていた。
図４の構造の気密封止作用について説明すると、まず緩
衝層４３を溶融させた状態で構成要素を配置し、次に緩
衝層４３を固化させると、この固化時に緩衝層４３は熱
収縮する。すると、緩衝層４３は予め半田メッキを施し
た金属円筒４１との間には接着力により、緩衝層４３と
光ファイバ４２との間には自緊力により気密封止構造が
形成されていた。
【０００５】また、緩衝層４３が樹脂の場合において
は、まず緩衝層４３を溶融させた状態で構成要素を配置
し、次に緩衝層４３を固化させると、この固化時に緩衝
層４３は熱収縮する。すると、緩衝層４３は予め酸化処
理を施した金属円筒４１との間には接着力により、緩衝
層４３と光ファイバ４２との間には自緊力により気密封
止構造が形成されていた。
は、まず緩衝層４３を溶融させた状態で構成要素を配置
し、次に緩衝層４３を固化させると、この固化時に緩衝
層４３は熱収縮する。すると、緩衝層４３は予め酸化処
理を施した金属円筒４１との間には接着力により、緩衝
層４３と光ファイバ４２との間には自緊力により気密封
止構造が形成されていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光ファ
イバ気密構造は、溶融した緩衝層の固化時に発生する熱
収縮の自緊力および金属円筒に施された接着前処理物質
による接着力によって気密の品質が決定されるが、緩衝
層の収縮時条件により気密性能が大きくばらつくという
欠点があった。これは、緩衝層の熱収縮により発生する
自緊力が、緩衝層の物理現象により変化するところが大
きく、機械力による制御が困難であることによる。
イバ気密構造は、溶融した緩衝層の固化時に発生する熱
収縮の自緊力および金属円筒に施された接着前処理物質
による接着力によって気密の品質が決定されるが、緩衝
層の収縮時条件により気密性能が大きくばらつくという
欠点があった。これは、緩衝層の熱収縮により発生する
自緊力が、緩衝層の物理現象により変化するところが大
きく、機械力による制御が困難であることによる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ気密
構造の製造方法は、光ファイバと、前記光ファイバの外
皮の周囲に円筒状に形成した緩衝層と、前記緩衝層のさ
らに周囲に円筒状に形成した金属円筒とを備え、前記光
ファイバの外皮と前記緩衝層との間および前記緩衝層と
前記金属円筒との間に気密封止構造を形成する光ファイ
バ気密封止構造の製造方法であって、前記光ファイバと
前記緩衝層と前記金属円筒とを同心円状に配置する第１
製造工程と、前記金属円筒をこの中心軸方向に収縮形成
することによって前記光ファイバの外皮と前記緩衝層と
の間および前記緩衝層と前記金属円筒との間に自緊力を
発生させて前記気密封止構造を形成させる第２製造工程
とを備える。
構造の製造方法は、光ファイバと、前記光ファイバの外
皮の周囲に円筒状に形成した緩衝層と、前記緩衝層のさ
らに周囲に円筒状に形成した金属円筒とを備え、前記光
ファイバの外皮と前記緩衝層との間および前記緩衝層と
前記金属円筒との間に気密封止構造を形成する光ファイ
バ気密封止構造の製造方法であって、前記光ファイバと
前記緩衝層と前記金属円筒とを同心円状に配置する第１
製造工程と、前記金属円筒をこの中心軸方向に収縮形成
することによって前記光ファイバの外皮と前記緩衝層と
の間および前記緩衝層と前記金属円筒との間に自緊力を
発生させて前記気密封止構造を形成させる第２製造工程
とを備える。
【０００８】前記光ファイバ気密封止構造の製造方法
は、前記光ファイバが、複数の光ファイバを備える場合
にも適用できる。
は、前記光ファイバが、複数の光ファイバを備える場合
にも適用できる。
【０００９】前記光ファイバ気密封止構造の製造方法の
一つは、前記第２製造工程が、前記金属円筒を長手方向
の一部において収縮形成させる工程をとることができ
る。
一つは、前記第２製造工程が、前記金属円筒を長手方向
の一部において収縮形成させる工程をとることができ
る。
【００１０】前記光ファイバ気密封止構造の製造方法の
別の一つは、前記第２製造工程が、前記金属円筒を押出
し工法で収縮形成させる工程をとることができる。
別の一つは、前記第２製造工程が、前記金属円筒を押出
し工法で収縮形成させる工程をとることができる。
【００１１】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１２】図１は本発明による光ファイバ気密封止構
造の製造方法の一実施例の製造工程図である。（ａ）は
第１の製造工程を示す縦断面図、（ｂ）は（ａ）に対応
する横断面図、（ｃ）は第２の製造工程を示す縦断面
図、（ｄ）は製造後の光ファイバ気密封止構造を示す縦
断面図、（ｅ）は（ｄ）に対応する横断面図である。
造の製造方法の一実施例の製造工程図である。（ａ）は
第１の製造工程を示す縦断面図、（ｂ）は（ａ）に対応
する横断面図、（ｃ）は第２の製造工程を示す縦断面
図、（ｄ）は製造後の光ファイバ気密封止構造を示す縦
断面図、（ｅ）は（ｄ）に対応する横断面図である。
【００１３】まず、第１の製造工程（（ａ）および
（ｂ）参照）について説明すると、光ファイバ２は、従
来の技術における光ファイバ４２と同じであり、直径１
２５μｍ程度の石英ガラス細線を厚さ１００μｍ程度の
プラスチックス製の外皮で被覆したものである。この光
ファイバ２の外皮の周囲には、光ファイバ２を通すこと
のできる穴径と金属円筒１が挿入できる外径を有する円
筒状の緩衝層３を配置する。緩衝層３には、半田，樹
脂，ゴム等の、弾性域で変位の大きい材料を用いる。緩
衝層３のさらに周囲には、円筒状に形成した銅やニッケ
ル等の展伸性のよい金属円筒１を配置する。いま、この
金属円筒１の外径をＤとする。
（ｂ）参照）について説明すると、光ファイバ２は、従
来の技術における光ファイバ４２と同じであり、直径１
２５μｍ程度の石英ガラス細線を厚さ１００μｍ程度の
プラスチックス製の外皮で被覆したものである。この光
ファイバ２の外皮の周囲には、光ファイバ２を通すこと
のできる穴径と金属円筒１が挿入できる外径を有する円
筒状の緩衝層３を配置する。緩衝層３には、半田，樹
脂，ゴム等の、弾性域で変位の大きい材料を用いる。緩
衝層３のさらに周囲には、円筒状に形成した銅やニッケ
ル等の展伸性のよい金属円筒１を配置する。いま、この
金属円筒１の外径をＤとする。
【００１４】この配置の順序の一例を述べると、まず、
緩衝層３の穴に光ファイバ２を通し、光ファイバ２との
気密封止を行いたい部分まで緩衝層３を移動させる。次
に、光ファイバ２および緩衝層３を金属円筒１に挿入す
る。ここで、光ファイバ２と緩衝層３と金属円筒１とが
同心円状に配置されている。
緩衝層３の穴に光ファイバ２を通し、光ファイバ２との
気密封止を行いたい部分まで緩衝層３を移動させる。次
に、光ファイバ２および緩衝層３を金属円筒１に挿入す
る。ここで、光ファイバ２と緩衝層３と金属円筒１とが
同心円状に配置されている。
【００１５】次に、第２の製造工程（（ｃ）ないし
（ｅ）参照）は、金属円筒１を金型６によって収縮形成
する工程である。金型６は、一方の口径がＤであり，他
方の口径が口径Ｄより金属円筒１の収縮口径ΔＤだけ小
さい口径（Ｄ−ΔＤ）である穴を有する，押出し型であ
る。口径（Ｄ−ΔＤ）の穴は一定の長さを有する。この
工程では、金属円筒１の位置を固定した状態でその一方
の端から長手方向に、金型６を口径Ｄ側から押す
（（ｃ）参照）。すると、金属円筒１は、中心軸方向に
収縮形成され、外径が（Ｄ−ΔＤ）になる（（ｄ）参
照）。この金属円筒１の収縮により、緩衝層３は弾性応
力を生じ、光ファイバ２の外皮と緩衝層３との間および
緩衝層３と金属円筒１との間にそれぞれ自緊力Ｐおよび
Ｑを発生させる（（ｅ）参照）。この結果、光ファイバ
２の外皮と緩衝層３との間および緩衝層３と金属円筒１
との間にそれぞれ気密封止構造が形成される。なお、金
属円筒１の収縮径ΔＤは、所望の気密度，および緩衝層
３の応力により光ファイバ２に加わる側圧が光ファイバ
２の伝送損失に悪影響を与えない範囲を勘案して決定す
る。
（ｅ）参照）は、金属円筒１を金型６によって収縮形成
する工程である。金型６は、一方の口径がＤであり，他
方の口径が口径Ｄより金属円筒１の収縮口径ΔＤだけ小
さい口径（Ｄ−ΔＤ）である穴を有する，押出し型であ
る。口径（Ｄ−ΔＤ）の穴は一定の長さを有する。この
工程では、金属円筒１の位置を固定した状態でその一方
の端から長手方向に、金型６を口径Ｄ側から押す
（（ｃ）参照）。すると、金属円筒１は、中心軸方向に
収縮形成され、外径が（Ｄ−ΔＤ）になる（（ｄ）参
照）。この金属円筒１の収縮により、緩衝層３は弾性応
力を生じ、光ファイバ２の外皮と緩衝層３との間および
緩衝層３と金属円筒１との間にそれぞれ自緊力Ｐおよび
Ｑを発生させる（（ｅ）参照）。この結果、光ファイバ
２の外皮と緩衝層３との間および緩衝層３と金属円筒１
との間にそれぞれ気密封止構造が形成される。なお、金
属円筒１の収縮径ΔＤは、所望の気密度，および緩衝層
３の応力により光ファイバ２に加わる側圧が光ファイバ
２の伝送損失に悪影響を与えない範囲を勘案して決定す
る。
【００１６】第２の製造工程を経て形成された光ファイ
バ気密封止構造は金属円筒４１の外周が装置内側と環境
側とを隔てるための隔壁５に半田付け等のろう接によっ
て気密構造を形成され、装置内側と環境側とが気密性を
持たせて分割される（（ｄ）参照）。
バ気密封止構造は金属円筒４１の外周が装置内側と環境
側とを隔てるための隔壁５に半田付け等のろう接によっ
て気密構造を形成され、装置内側と環境側とが気密性を
持たせて分割される（（ｄ）参照）。
【００１７】図２は本実施例の製造方法によって製造さ
れた光ファイバ気密封止構造の別の一つの横断面図であ
る。
れた光ファイバ気密封止構造の別の一つの横断面図であ
る。
【００１８】この光ファイバ気密封止構造は、光フアイ
バ２と同じ諸特性を有する複数の（図では４本の）光フ
ァイバ２ａ，２ｂ，２ｃおよび２ｄを備える。緩衝層３
と同じ材質の円筒状の緩衝層３ａには、互いにほぼ等間
隔に明けた穴に光ファイバ２ａないし２ｄをそれぞれ挿
入する。この緩衝層３ａのさらに周囲には円筒状に形成
した金属円筒１と同様材質の金属円筒１ａを配置する。
そして、図１（ｃ）ないし（ｄ）を参照して説明した第
２の製造工程によって、光ファイバ２ａないし２ｄの外
皮と緩衝層３ａとの間および緩衝層３ａと金属円筒１ａ
との間にそれぞれ気密封止構造を形成する。上述のとお
り、本実施例による光ファイバ気密構造はの製造方法
は、複数の光ファイバに対して気密封止構造を同時に形
成したい場合にも有効に適用できる。
バ２と同じ諸特性を有する複数の（図では４本の）光フ
ァイバ２ａ，２ｂ，２ｃおよび２ｄを備える。緩衝層３
と同じ材質の円筒状の緩衝層３ａには、互いにほぼ等間
隔に明けた穴に光ファイバ２ａないし２ｄをそれぞれ挿
入する。この緩衝層３ａのさらに周囲には円筒状に形成
した金属円筒１と同様材質の金属円筒１ａを配置する。
そして、図１（ｃ）ないし（ｄ）を参照して説明した第
２の製造工程によって、光ファイバ２ａないし２ｄの外
皮と緩衝層３ａとの間および緩衝層３ａと金属円筒１ａ
との間にそれぞれ気密封止構造を形成する。上述のとお
り、本実施例による光ファイバ気密構造はの製造方法
は、複数の光ファイバに対して気密封止構造を同時に形
成したい場合にも有効に適用できる。
【００１９】図３は本発明の製造方法によって製造され
た光ファイバ気密封止構造のさらに別の一つの縦断面図
である。
た光ファイバ気密封止構造のさらに別の一つの縦断面図
である。
【００２０】この光ファイバ気密封止構造は、光ファイ
バ３２を装置内側と環境側とに隔てるケーブル導入部３
５の長さが長い場合に適する。即ち、光ファイバ３２，
緩衝層３３および金属円筒３１は図１の実施例と同様の
材質を有するが、金属円筒３１は、光ファイバ３２を保
護するために、必要な気密性能を得る長さＬより長い円
筒長を必要としている。この場合、金属円筒３１の全長
において、外径をＤから（Ｄ−ΔＤ）に収縮形成しても
勿論よい。しかし、金属円筒３１を全長に亘って収縮形
成するには大きな力を要するので、生産性のうえからは
必らずしも得策ではない。そこで、この光ファイバ気密
構造の製造方法は、あたかも図１（ｃ）の状態で製造工
程を止めたかの如き状態で製造を終了する。つまり、本
図の金属円筒３１は、図１の実施例の第２の製造工程
を、金属円筒３１を長手方向の一部において収縮形成さ
せた段階で終了させたものである。
バ３２を装置内側と環境側とに隔てるケーブル導入部３
５の長さが長い場合に適する。即ち、光ファイバ３２，
緩衝層３３および金属円筒３１は図１の実施例と同様の
材質を有するが、金属円筒３１は、光ファイバ３２を保
護するために、必要な気密性能を得る長さＬより長い円
筒長を必要としている。この場合、金属円筒３１の全長
において、外径をＤから（Ｄ−ΔＤ）に収縮形成しても
勿論よい。しかし、金属円筒３１を全長に亘って収縮形
成するには大きな力を要するので、生産性のうえからは
必らずしも得策ではない。そこで、この光ファイバ気密
構造の製造方法は、あたかも図１（ｃ）の状態で製造工
程を止めたかの如き状態で製造を終了する。つまり、本
図の金属円筒３１は、図１の実施例の第２の製造工程
を、金属円筒３１を長手方向の一部において収縮形成さ
せた段階で終了させたものである。
【００２１】金属円筒３１はケーブル導入部３５の隔壁
部３５ａにおいてろう接され、装置内側と環境側とが気
密性を持たせて分割される。
部３５ａにおいてろう接され、装置内側と環境側とが気
密性を持たせて分割される。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光ファイ
バと緩衝層と金属円筒とを同心円状に配置する第１製造
工程と、前記金属円筒をこの中心軸方向に収縮形成する
ことによって前記光ファイバの外皮と前記緩衝層との間
および前記緩衝層と前記金属円筒との間に自緊力を発生
させて前記気密封止構造を形成させる第２製造工程とを
備えるので、前記自緊力が機械的に制御するのが容易で
あることから、光ファイバの気密封止構造において、所
定の気密性能を確実に実現することができるという効果
がある。
バと緩衝層と金属円筒とを同心円状に配置する第１製造
工程と、前記金属円筒をこの中心軸方向に収縮形成する
ことによって前記光ファイバの外皮と前記緩衝層との間
および前記緩衝層と前記金属円筒との間に自緊力を発生
させて前記気密封止構造を形成させる第２製造工程とを
備えるので、前記自緊力が機械的に制御するのが容易で
あることから、光ファイバの気密封止構造において、所
定の気密性能を確実に実現することができるという効果
がある。
【図１】本発明による光ファイバ気密封止構造の製造方
法の一実施例の製造工程図である。（ａ）は第１の製造
工程を示す縦断面図、（ｂ）は（ａ）に対応する横断面
図、（ｃ）は第２の製造工程を示す縦断面図、（ｄ）は
製造後の光ファイバ気密封止構造を示す縦断面図、
（ｅ）は（ｄ）に対応する横断面図である。
法の一実施例の製造工程図である。（ａ）は第１の製造
工程を示す縦断面図、（ｂ）は（ａ）に対応する横断面
図、（ｃ）は第２の製造工程を示す縦断面図、（ｄ）は
製造後の光ファイバ気密封止構造を示す縦断面図、
（ｅ）は（ｄ）に対応する横断面図である。
【図２】本実施例の製造方法によって製造された光ファ
イバ気密封止構造の別の一つの横断面図である。
イバ気密封止構造の別の一つの横断面図である。
【図３】本発明の製造方法によって製造された光ファイ
バ気密封止構造のさらに別の一つの縦断面図である。
バ気密封止構造のさらに別の一つの縦断面図である。
【図４】従来技術による光ファイバ気密封止構造の構造
図であり、（ａ）は縦断面図、（ｂ）は横断面図であ
る。
図であり、（ａ）は縦断面図、（ｂ）は横断面図であ
る。
１，１ａ，３１，４１ 金属円筒 ２，２ａ〜２ｄ，３２，４２ 光ファイバ ３，３ａ，３３，４３ 緩衝層 ５，４５ 隔壁 ６ 金型 ３５ ケーブル導入部 ３５ａ 隔壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−133409（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−147105（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G02B 6/00 341
Claims (4)
- 【請求項１】 光ファイバと、前記光ファイバの外皮の
周囲に円筒状に形成した緩衝層と、前記緩衝層のさらに
周囲に円筒状に形成した金属円筒とを備え、前記光ファ
イバの外皮と前記緩衝層との間および前記緩衝層と前記
金属円筒との間に気密封止構造を形成する光ファイバ気
密封止構造の製造方法であって、 前記光ファイバと前記緩衝層と前記金属円筒とを同心円
状に配置する第１製造工程と、前記金属円筒をこの中心
軸方向に収縮形成することによって前記光ファイバの外
皮と前記緩衝層との間および前記緩衝層と前記金属円筒
との間に自緊力を発生させて前記気密封止構造を形成さ
せる第２製造工程とを備えることを特徴とする光ファイ
バ気密封止構造の製造方法。 - 【請求項２】 前記光ファイバが、複数の光ファイバを
備えることを特徴とする請求項１記載の光ファイバ気密
封止構造の製造方法。 - 【請求項３】 前記第２製造工程が、前記金属円筒を長
手方向の一部において収縮形成させる工程であることを
特徴とする請求項１記載の光ファイバ気密封止構造の製
造方法。 - 【請求項４】 前記第２製造工程が、前記金属円筒を押
出し工法で収縮形成させる工程であることを特徴とする
請求項１記載の光ファイバ気密封止構造の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7003837A JP2821381B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 光ファイバ気密封止構造の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7003837A JP2821381B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 光ファイバ気密封止構造の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08194118A JPH08194118A (ja) | 1996-07-30 |
| JP2821381B2 true JP2821381B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=11568305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7003837A Expired - Lifetime JP2821381B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 光ファイバ気密封止構造の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2821381B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56147105A (en) * | 1980-04-17 | 1981-11-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical fiber introducing section |
| JPS57133409A (en) * | 1981-02-12 | 1982-08-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Sealed end part for submarine optical cable |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP7003837A patent/JP2821381B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08194118A (ja) | 1996-07-30 |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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