JP2821362B2 - 型枠支保工計画図の自動作成方法 - Google Patents

型枠支保工計画図の自動作成方法

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JP2821362B2 JP6048691A JP4869194A JP2821362B2 JP 2821362 B2 JP2821362 B2 JP 2821362B2 JP 6048691 A JP6048691 A JP 6048691A JP 4869194 A JP4869194 A JP 4869194A JP 2821362 B2 JP2821362 B2 JP 2821362B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CADを用いて、建設
工事の施工計画のうち型枠支保工計画図を自動的に作成
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建設工事の施工計画には、仮設計画、直
接工事の計画、施工要領、工程の決定、労務人員の配
置、計算書、届出などの実務的な行為を含んでおり、こ
れらを作成する業務は一般に膨大な業務量となる。
【0003】従来、施工計画の作成は、工事が決定して
から、少数の工事スタッフにより、人手で、繁忙な日常
業務の一環として行われているため、(1)計画に必要
な多くの情報を調べ、吟味する余裕がない、(2)計画
担当者の能力が充分引き出されない、(3)計画内容に
個人差によるバラツキが生じる、(4)計画が充分に練
られないために最適計画に達し得ない、(5)計画の省
略がなされることがある等の問題があった。
【0004】上記問題を解決しなければ、利益機会の損
失、工程上のムリ、ムダ、ムラの発生、工期の損失、安
全性の低下、事故による出費の増加、適性品質確保の失
敗、届け出などの遅れ、イメージの低下等の悪影響を招
来することになる。
【0005】そのため、上記問題を解決するために、早
期に施工計画に着手し、豊富な資材に関する情報、過去
の実績データおよびノウハウに基づき充分に計画を練り
込み、しかも、なるべく人手のかからない迅速な方法
で、精度よく綺麗な施工計画を完成させる必要がある
が、組織上の問題、人員の不足、技術情報の未整備、標
準化の遅れ等阻害要因が多く、従って、各問題点毎にコ
ンピュータ等を導入して個別に解決していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、各問題点毎にコンピュータ等を導入して個別に
迅速に処理しても、施工計画が完了するまでには何度も
練り直され、その都度最初から必要データを入力する等
の入力作業を必要とし、根本的な問題解決にはなってい
ない。
【0007】従って、本発明は、施工計画担当者の技能
を充分に引き出すことができ、専門家の知識、経験と過
去の実績とを計画に充分に反映させることができ、バラ
ツキなく高密度な計画および作図を効率的に行うことが
できる自動施工計画作成方法を実現することを目ざし、
その一環として型枠支保工計画図の自動作成方法を実現
することを当面の課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る型枠支保工
計画図の自動作成方法は、エンジニアリングワークステ
ーションと対話しながら、ディスプレイ上において型枠
支保工計画図の平面図及び断面図を自動的に作成する型
枠支保工計画図の自動作成方法であって、前記型枠支保
工計画図の作成対象となる建物の下図をデータベースか
ら抽出してディスプレイ上に表示し、該ディスプレイ上
に表示された建物の下図に配置する個々の支保工及び構
台は、予め用意されている6個の構台パターン及び複数
の支保工パターンの何れかを選択し、且つ前記構台の有
無は階高で判定し、構台を有する場合はスラブ厚、スパ
ン長、梁成、小梁の有無、建築基準法に基づく法規等の
過去のデータと比較して荷重の算定をし、該算定された
荷重に基づいて6個の構台パターンの中から何れか1個
を選択し、該選択された構台に基づいた構台部材である
スラブ厚等の支保工の部材種類に応じたサポートの決
定、そのピッチ、種類等の選定をするようにしたことで
ある。
【0009】
【0010】
【作用】上記構成により、エンジニアリングワークステ
ーション(以下、EWSと云う)のディスプレイに表示
される各種メッセージを見ながら、マウス等によってデ
ータまたは指示を入力することによってEWSと対話を
交わしながら、簡単かつ迅速に型枠支保工計画図の平面
図および断面図を自動的に作成することができる。
【0011】また、型枠支保工計画図の作成対象となる
建物の下図をデータベースから抽出し、配置する部材の
基本条件を入力し、下図上で部材の配置位置または配置
範囲を指定することにより基本条件に合致する部材のパ
ターンを上記位置または範囲に自動的に配置し、しかる
後、平面図および断面図を出力するようにしたので、殆
どの操作は表示画面のヒットで済み、従って、型枠支保
工計画図がムダ、ムリ、ムラ無く作成される。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る型枠支保工計画図の自動
作成方法の第1の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
【0013】本実施例は、CAD技法を用いたEWSに
よって具現される。このEWSは、図1に示すように、
CPU1と、主記憶装置2と、キーボード3と、マウス
4と、磁気ディスク5と、ハードディスク6と、ディス
プレイ7と、プリンター8と、XYプロッタ9とのハー
ドウェアを標準装備したものであり、各部の機能(また
はソフトウェア)を図2に示す。
【0014】CPU1は、基本処理モジュール1aと、
物件管理モジュール1bと、図面出力モジュール1cと
を有する。この基本処理モジュール1aは、部材データ
ベース管理1dと、データハンドラ1eと、グラフィッ
クス1fとからなる。このCPU1の図面出力モジュー
ル1cは各種図面をプリンター8またはXYプロッタ9
(図1参照)に出力させる。
【0015】主記憶装置2は、建物外形線データ2a
と、階レベルデータ2bと、配置位置計算結果2cと、
部材配置データ2dとを格納している。上記基本処理モ
ジュール1aのデータハンドラ1eは主記憶装置2に格
納されているこれらのデータを用いて作図およびシミュ
レーションを実行する。
【0016】磁気ディスク5に格納されている部材デー
タベース5aは、部材別属性データ5bと図形データ5
cとからなる。上記基本処理モジュール1aの部材デー
タベース管理1dは、部材データベース5aの管理(読
み出し、書き込み、登録、更新、削除、追加等)を実行
する。
【0017】ハードディスク6には物件データが登録さ
れている。上記物件管理モジュールは、ハードディスク
6に格納されているデータの管理を実行する。
【0018】ディスプレイ7は、コマンドメニューと、
建物外形線と、部材配置データとを表示する。上記基本
処理モジュール1aのグラフィックス1fは、これらの
表示を制御する。
【0019】この基本処理モジュール1aは、躯体下図
処理1Aと、鉄骨下図処理1Dと、型枠支保工計画図1
Kの作成の各プログラムを有している。
【0020】この躯体下図1Aの処理は、通り芯データ
登録1Bと建物外形線登録1Cとからなる。また、 鉄
骨下図1Dの処理は、鉄骨芯データ登録1Eと、ジョイ
ント位置指定1Fと、節割位置指定1Gと、柱部材登録
表示1Hと、梁部材登録表示1Jとからなる。
【0021】型枠支保工計画図1Kの作成は、平面図1
Lの作成と断面図1Pの作成とからなる。この平面図1
Lの作成は、支保工パターン1Mの配置と、構台パター
ン1Nの配置と、一括パターン1Oの配置とからなる。
【0022】なお、パターン配置とは、本発明に係る型
枠支保工計画図1Kの自動作成における特徴的な作図方
法であって、配置したい部材を部材データベース5aか
ら1つ1つ抽出して配置するのではなく、あらかじめ用
意されている必要な基本条件、例えば部材の種類、大き
さ、形状等を羅列したデータ群の中から所望の部材を選
択した上で、配置位置または配置範囲を点で指定するこ
とによって、その部材を希望位置に自動的に配置するも
のである。
【0023】断面図1Pの作成は、指定された階の切断
線で指定された範囲の断面図を自動的に作成する。断面
図1Pの作成にあたっては、あらかじめデータベースに
梁側支保工状況図1Qと、梁側補強図1Rと、傾倒防止
図1Sと、支柱脚部等固定方法図1Tと、吊りボルト方
式図1Uと、型枠構台上作業床納まり図1Vとを準備し
ておく。
【0024】このように構成された夫々のデータベース
及びEWSを駆使して行われる型枠支保工計画図1Kの
自動作成方法について、 1.概要 2.平面図 2.1 支保工基本条件入力 2.2 構台基本条件入力 2.3 階指定 2.4 支保工パターン配置 2.5 構台パターン配置 2.6 一括パターン配置 2.7 部材配置 2.8 部材表 3.断面図 3.1 断面図一般事項 3.2 階指定 3.3 切断線定義 3.4 切断線削除 3.5 断面図自動生成 3.6 部材配置 の順に項目毎に図を参照にして説明する。
【0025】1.概要 計画担当者は、ディスプレイ7に表示される各種メッセ
ージ、メニュー、表、図面等を見ながら、キーボード3
やマウス4を用いてEWSと対話しながら作図をするこ
とができるようになっている。これによって、計画担当
者は持てる技能を充分に発揮することができる。
【0026】”型枠支保工計画図”を指定すると、図3
に示すように、平面図か断面図かを選択するための型枠
支保工計画図用メニュが表示され、このメニュで”平
面”を選択すると、平面図の作成が行われ、”断面”を
選択すると断面図の作成が行われる。
【0027】平面図の作成は見上げ図を対称とする。た
だし、型枠構台は見下げの図形を表示する。
【0028】2.平面図 ”平面”を選択すると、図3に示すようなメニュ”1
0”が表示される。メニュ”10”の内のどれかを選択
すると、それに対応するサブルーチン”01〜17”が
実行される。
【0029】2.1 支保工基本条件入力 ”支保工基本条件入力”を選択すると、図4に示すよう
なサブルーチン”01”が実行され、まず、表1に示す
ような登録済みの型枠支保工のCASEの一覧表が表示
される。
【0030】
【表1】
【0031】そこで、表エディタにより型枠支保工の形
式および部材に関するCASEデータを入力、修正、ま
たは削除する。すなわち、計画部位の入力ならば、計画
部位パレット11(スラブ、大梁、小梁)が表示され、
そのパレット11から選択する。
【0032】支保工形式の入力ならば、支保工形式パレ
ット12(在来形式、軽量支保梁形式、吊りボルト)が
表示され、このパレット12から選択する。
【0033】つなぎ材の入力ならばつなぎ材形式パレッ
ト13(根がらみ+水平つなぎ)から選択する。各部材
の間隔、つなぎ材のレベル値はキー入力による。
【0034】つぎに、データの形式および内容にエラー
がないかを調べる整合性チェックが行われ、エラーがな
いならばサブルーチン”01”は終了する。
【0035】2.2 構台基本条件入力 図3に示すメニュ”10”で”構台基本条件入力”を選
択すると、図5に示すようなサブルーチン”02”が実
行され、まず表2に示すような登録済みの型枠構台のC
ASEの一覧表が表示される。
【0036】
【表2】
【0037】構台形式の入力ならば、図6に示すような
構台形式パレットが表示される。選択する前に構台形式
を図を確認したい時は、ヘルプキーを押すことにより、
構台形式A〜Fにそれぞれ対応して図7(イ)〜(ヘ)
に示すような構台形式、所謂、予め用意されている6個
の構台パターン、の図が表示される。
【0038】建枠、軽量支保梁、作業床の各種類、およ
び、つなぎ材の形式はそれぞれの部材について表示され
たパレットから選択する。また、構台高さ、各部材の間
隔、つなぎ材のレベル値の設定はキー入力により行う。
【0039】また、図6に示す構台形式がE、Fの場合
には、梁支保工も同時に配置する。つぎに、整合性チェ
ックが行われ、エラーがないならば、サブルーチン”0
2”は終了する。
【0040】2.3 階指定 図3に示すメニュ”10”で”階指定”を選択すると、
図8に示すようなサブルーチン”03”が実行される。
すなわち、まず、階リスト14が表示されると共に、
「階を指定して下さい」というメッセージが表示され
る。そこで、階を指定すると、その階の平面図が表示さ
れる。
【0041】2.4 支保工パターン配置 図3に示すメニュ”10”で”支保工パターン配置”を
選択すると、図9に示すようなサブルーチン”04”が
実行される。すなわち、まず、型枠支保工のCASE一
覧表が表示される。つぎに、「通り芯交点を2点ヒット
して下さい」というメッセージが表示される。
【0042】メッセージに従い、平面図上で2点を指定
すると、この2点を対角線の頂点とするグリッドスパン
範囲が図10(イ)に示すよう表示され、つぎに、メッ
セージ「良いですか?(Y/N)」が表示される。
【0043】そこでYESをヒットすると、現在選択さ
れているCASEが対象とする指定範囲内の計画部位
に、CASE内容に従って、図10(ロ)に示すように
型枠支保工15が配置される。
【0044】2.5 構台パターン配置 図3におけるメニュ”10”で”構台パターン配置”を
選択すると、図11に示すようなサブルーチン”05”
が実行される。すなわち、まず、型枠構台のCASE一
覧表が表示される。つぎに、「通り芯交点を2点ヒット
して配置範囲を指定して下さい」というメッセージが表
示される。
【0045】メッセージに従い、平面図上で2点を指定
すると、この2点を対角線の頂点とするグリッドスパン
範囲が図12(イ)に示すよう表示され、つぎに、メッ
セージ「良いですか?(Y/N)」が表示される。
【0046】そこでYESをヒットすると、指定範囲内
に、現在選択されているCASE内容に従って、図12
(ロ)に示すように型枠構台16が配置される。
【0047】2.6 一括パターン配置 図3に示すメニュ”10”で”一括パターン配置”を選
択すると、図13に示すようなサブルーチン”06”が
実行される。すなわち、まず、CASE選択パレット1
7が表示される。そこで、型枠支保工を選択すると、型
枠支保工のCASE一覧表が表示され、型枠構台を選択
すると型枠構台のCASE一覧表が表示される。
【0048】つぎに、「通り芯交点を2点ヒットして配
置範囲を指定して下さい」というメッセージに従い、平
面図上で2点を指定すると、この2点を対角線の頂点と
するグリッドスパン範囲が図14(イ)に示すよう表示
される。
【0049】つぎに、メッセージ「良いですか?(Y/
N)」が表示され、YESをヒットすると、指定範囲内
に、現在選択されているCASE内容に従って、図14
(ロ)に示すように型枠支保工と型枠構台とが配置され
る。
【0050】2.7 部材配置 図3に示すメニュ”10”での部材配置には、部材(せ
き板、根太、大引き、軽量支保ばり、サポート)ごとに
部材個別配置と、部材範囲配置とがある。”部材個別配
置”を選択すると、図15に示すように、サブルーチ
ン”07”が実行され、”部材範囲配置”を選択すると
サブルーチン”08”が実行される。
【0051】サブルーチン”07、08”のいずれにお
いても、まず、部材(例えば、せき板)を選択すると、
選択された部材に対応する種類パレットが表示される。
すなわち、図16〜図20に示す種類パレット18、1
9、20、21、22はそれぞれ、せき板、根太、大引
き、軽量支保ばり、サポートの種類パレットを示す。
【0052】つぎに、メッセージに従って種類パレット
から選択すると、選択された部材の平面図と部材配置パ
レットとが表示される。部材配置パレットには、部材形
状タイプ、図の種類、図形の種類、配置基準線のオフセ
ット値、高さ方向の配置基準レベルが表示される。図2
1は、一例としてせき板の部材配置パレット23を示
す。
【0053】つぎに、図15に示すサブルーチン”0
7”では、部材によって下記のような配置パターンで配
置される。すなわち、図22に示すように、せき板24
は、多点ヒットによる配置パターンによって配置され
る。
【0054】又、図23に示すように、根太25および
大引き26は、2点ヒット可塑振り分けによる配置パタ
ーンによって配置される。この場合、部材長モードパレ
ット(自動、指定)が表示される。そして、”自動”を
選択すると指定範囲長より短い定尺材が自動選択されて
配置され、”指定”を選択すると部材長パレットが表示
され、ここにキー入力された部材長の部材が配置され
る。
【0055】図24に示す軽量支保ばり27は、2点ヒ
ット可塑配置パターンにより配置される。図25に示す
サポート28は、1点ヒット配置パターンにより配置さ
れる。
【0056】一方、図15に示すサブルーチン”08”
では、配置の前に図26〜図30に示すような部材に対
応する配置対象部位パレット28〜32が表示される。
すなわち、配置対象部位パレット28、29、30、3
1、32はそれぞれ、せき板、根太、大引き、軽量支保
ばり、サポートの各配置対象部位パレットを示す。
【0057】そこで配置対象部位パレット上で配置対象
部位と平行と垂直からなる配置方向とを選択し、つぎに
表示されるメッセージに答えて通り芯交点を2点ヒット
して配置範囲を指定すると、指定された範囲にある配置
対象部位(スラブ、梁、または両方)の輪郭に合わせ
て、図31〜図35に示すせき板24、根太25、大引
き26、軽量支保ばり27、サポート28が配置され
る。
【0058】2.8 部材表 メニュー”10”(図3参照)の中の”部材表”を選択
すると、サブルーチン”16”が実行され、まず、図3
6に示すような部材表用メニュー”33”が表示され
る。メニュ”33”の内の一つを選択すると、それに対
応するサブルーチン”16A〜16D”が実行される。
【0059】これらのサブルーチンによって管理される
部材表のフォーマットは表3のとおりである。
【0060】
【表3】
【0061】以下サブルーチン”16A〜16D”につ
いて説明する。 2.8.1 基本条件部材表作成 ”基本条件部材表作成”を選択すると、図37に示すよ
うなサブルーチン”16A”が実行され、まず、図38
に示すような支保工基本条件一覧表34が表示される。
【0062】メッセージに答えて、CASE番号を指定
すると、型枠構台の基本条件の追加の有無を尋ねるメッ
セージが表示される。これに対して”YES”をヒット
すると、図39に示すような型枠構台基本条件一覧表3
5が表示される。
【0063】そこでCASE番号を指定すると、部材表
の作成が行われる。部材表の作成においては、支保工基
本条件一覧表および型枠構台基本条件一覧表から選択さ
れたCASEの内容を表示してユーザの確認を求めた
後、部材表の名称をキー入力することを求め、しかる
後、選択されたCASEの内容によって基本条件部材表
を作成するようになっている。
【0064】2.8.2 配置部材表作成 図36において、”配置部材表作成”を選択すると、図
40に示すようなサブルーチン”16B”が実行され、
まず、階指定により指定された階の平面図が表示され
る。
【0065】つぎに、メッセージに応じて部材表作成対
象範囲を示す多角形の各頂点を図41(イ)に示すよう
に指定する。すると、指定された閉多角形の範囲内にあ
る型枠支保工部材が、部材表作成の対象と見なされ、図
41(ロ)のように強調表示される。
【0066】つぎに、通常表示されている部材で追加す
べき部材があれば、それを指定することによって強調表
示に変え、また、強調表示されている部材で除外すべき
部材があれば、それを指定して通常表示に変える。
【0067】つぎに、部材表の名称をキー入力すると、
指定された作成対象部材のデータに基づき配置部材表が
作成され、表示される。
【0068】2.8.3 部材表の修正 図36において”部材表修正”を選択すると、図42に
示すようなサブルーチン16Cが実行され,まず、図4
3に示すような部材表リスト36が表示される。つぎ
に、メッセージに従って、修正する部材表を指定する
と、この部材表が表示される。そこで、部材表を修正す
ることができる。
【0069】2.8.4 部材表の削除 図36において”部材表削除”を選択すると、サブルー
チン”16D”が実行され、部材表修正の場合と同様に
削除する部材表を表示し、削除して良いとの確認の後、
部材表を削除する。
【0070】3.断面図 3.1 断面図一般事項 図3に示す、型枠支保工計画図のメニュで”断面”を選
択した場合、メニュ”37”が表示される。メニュ”3
7”の内の一つを選択すると、それに対応するサブルー
チン”18〜38”が実行される。
【0071】断面図作成用に、データベース内に図44
〜図50に示すような下記参考図を用意しておく。
【0072】(1)梁側支保工状況図(図44参照) 図44は、支保工のうち、梁側の状況を示したものであ
り、形成する梁30aの中央位置にH鋼30b、及び主
筋30cを介してスターラップ30dを配設し、これら
の周囲に型枠30dを設け、この型枠30dを支持する
セパレータ30gを設けた構造の標準図である。
【0073】セパレータ30gは、相対する型枠30f
の相互間隔を保持するために取り付けるもので、型枠3
0fの大きさにより、図に示すように2段にしてもよ
く、1段にしてもよい。尚、データベースにおいては、
梁30aの高さHに応じて1段と2段の2種類が用意さ
れ、適宜組み合わせて使用できるようになっている。
【0074】(2)軽量支保梁を布設する時の梁側補強
図(図45参照) 図45は、図44で示した梁30aの高さHに応じて補
強する状態、すなわちセパレータ30g等による補強の
状態を示した標準図である。
【0075】即ち、図45(イ)は、形成する梁30a
の高さHが所定値以下の場合にはセパレータ30gを2
段にして補強した場合であり、図45(ロ)は、梁30
aの高さHが所定値以上の場合には、型枠30fの周囲
に縦桟木30hを設けて型枠30fを補強し、その周囲
からセパレータ30gを3段に形成した状態を示したも
のである。この両者とも、梁30aの高さHに対応した
適切な補強を示したものであるが、これに限定されるこ
となく適宜は補強部材の追加等が机上によりできるよう
になっている。
【0076】また、このように補強された梁30aを仕
えるために、梁30aの底部にあて木30iをあて、パ
イプからなるサポート部材30jをあてて型枠支保工は
完成する。
【0077】さらに、ホリービームを使用した補強の場
合には、図45(ハ)に示すように、梁の両端を型枠3
0fで形成し、適宜間隔をおいて縦桟木30hを設け、
その周囲にセパレート30gを2段に長さ方向に平行に
配設した構造にして、その下側からのサポート部材30
jを不要にした構造の標準図である。
【0078】(3)軽量支保工を使用して梁を布設する
時の梁型枠の傾倒防止図(図46参照) 図46は、梁30aを形成する時に軽量支保工40aを
使用した場合を示したものである。即ち、型枠40bの
周囲にセパレータ40cを配設し、その基部側を大引4
0dと、たとえばクサビ40eで固定する。そして、セ
パレータ40cが梁30aを布設する際に傾倒しないよ
うに傾倒防止金具40fを設けた構造となる。
【0079】 (4)段状型枠の支柱脚部等固定方法図(図47参照) 図47に示すように、段状型枠50aの支柱脚部の固定
は、例えば図に示すように、階段50bの固定方法があ
る。即ち。階段50bを形成する場合には、階段50b
の下側に枠50cを設け、その下側からサポート部材5
0d,50eを階段の高さに応じた高さに調節して形成
し、相互に補強部材50gを設ける。
【0080】また、データベースには、図47(ロ)に
示すような標準図が準備されている。即ち、階段50b
の上部にパイプ50hを、下部に大引パイプ50iを配
設し、このパイプ50h,50i間に桟木50jを介し
てセパレータ50kで補強した構成で表示される。
【0081】(5)吊りボルトの方式図(図48参照) 図48において、吊りボルトの方式、例えばUボルト、
吊り金物、NS工法の方式標準断面図が表示され、夫々
について図48(ロ)に示すように吊りボルト位置の指
定ができるようになっている。
【0082】 (6)型枠構台上作業床納まり図(図49参照) 図49において、型枠構台上の作業床納まり図が標準装
備されており、図49(イ)は、長さ調整自在な外ビー
ム51aと内ビーム51bとからなるペコビーム51c
に全面足場板敷51dを配設し、その上に長さ調整自在
なサポート部材51eを適宜間隔で配置した標準図であ
る。
【0083】この足場敷板51dは、図49(ロ)に示
すように、つなぎ角パイプ51fと、張出しパイプ51
gに交差するようにして両側に手すり51h,51hを
設け、その中央の位置に作業床51iを敷き詰めた構造
である。
【0084】作業床51iは、図49(ハ)に示すよう
に、3枚敷きにして、その真ん中の作業床51iに手す
り51hを設けた構造にしてもよく、これはデータベー
スに標準装備されている。
【0085】(7)型枠構台(枠組足場)とサポートの
ジョイント図(図50参照) 図50において、型枠構台52aとサポート部材52b
とのジョイントは、足場敷板51dの下に架設されてい
る桁材52cの上にサポート部材52bの基軸がくるよ
うに配置された標準図である。
【0086】以下、サブルーチン”18〜38”の内、
主要なものについて説明する。 3.2 階指定 断面図作成時の階指定のためのサブルーチン”18”
は、平面図におけるサブルーチン”03”と同様であ
る。
【0087】 3.3 切断線定義(サブルーチン”19”) 図3に示す断面図の作成位置である切断線を定義する。
切断線の高さ方向の範囲は、指定階を含む任意の範囲と
する。 3.4 切断線削除(サブルーチン”20”) 定義済み切断線を削除する。
【0088】 3.5 断面図自動生成(サブルーチン”22”) 指定された切断位置で、図51に示すように断面図を自
動的に作図する。
【0089】3.6 部材配置 図3に示す断面図における部材配置には、平面図におけ
ると同様に部材(せき板、根太、大引き、軽量支保ば
り、サポート、枠組足場材、ブレース)ごとに部材個別
配置と、部材範囲配置とがある。”部材個別配置”を選
択すると、図52に示すように、サブルーチン”26”
が実行され、”部材範囲配置”を選択するとサブルーチ
ン”27”が実行される。
【0090】図52に示すように、サブルーチン”2
6、27”のいずれにおいても、”部材(例えばせき
板)”を選択すると、まず、選択された部材の種類パレ
ットが表示される。
【0091】つぎに、メッセージに従って種類パレット
から選択すると、選択された部材と部材配置パレットと
が表示される。部材配置パレットには、部材形状タイ
プ、図の種類、図形の種類、配置基準線のオフセット値
が表示される。
【0092】例えば、せき板の部材配置パレットは、下
記のようになる。 部材形状タイプ :水平面材 図の種類 :正断面図(長手) 図形の種類 :可塑図形 配置基準線のオフセット値:0 ただし、図の種類が側断面図(小口)の場合には図形の
種類は固定図形である。
【0093】つぎに、サブルーチン”26”では、部材
によって下記のような配置パターンで配置される。すな
わち、せき板24は、正断面図(長手)ならば図53
(イ)に示すような配置パターンで、側断面図(小口)
ならば図53(ロ)に示すような配置パターンで、それ
ぞれ配置される。
【0094】根太25は、図54に示すように、正面図
(長手)ならば2点ヒット可塑振り分け配置パターン
で、側断面図(小口)ならば1点ヒットで、それぞれ配
置される。
【0095】大引き26は、根太25と同様の配置パタ
ーンで、図55に示すように配置される。
【0096】軽量支保ばり27の場合には図56に示す
ような種類パレットA,B,Cが表示され、この中から
選択する。そして、配置パターンは、図57に示すよう
に、正面図(長手)ならば2点ヒット可動、側断面図
(小口)ならば1点ヒットである。
【0097】サポート28の場合は、図58に示すよう
な種類パレットが表示される。即ち、図58(イ)に示
すパーマネントサポートであれば自由自在に摺動するス
ライド28aを備えた構造である。
【0098】図58(ロ)に示す補助サポートであれば
補助管28bに嵌合し、その上端に受取り28cを備え
た構造となっている。
【0099】図58(ハ)に示す強力サポートは、所定
の調節範囲28dがあり、直交する2本のピン28eで
連結され、下柱28fに嵌合された上柱28gとからな
る。
【0100】図58(ニ)に示すパイプサポートは、下
部側に相当し、台板28hを備えた鋼管28k´に挿入
管28kを挿入して長さを自在に調節できる構造となっ
ている。この挿入管28kを所定長さに固定するのは鋼
管28k側に備えてあるキャップ付き支持ピン28lと
ナットハンドル28mで固定支持する。
【0101】図58(ホ)に示す支持は、上記図58
(イ)〜(ニ)に示すサポートを使用して組み立てるも
のであり、例えば四角支柱28nと組立式三角支柱28
oがある。
【0102】図58(ヘ)に示す吊りボルトは、Uボル
ト、吊り金物、NS工法とがあり、Uボルトは支保梁に
Uボルト28pを設けたものであり、吊り金物は大引を
吊り金物28qで吊りさげたものであり、NS工法はN
Sステージ28rで吊り上げたものである。
【0103】配置パターンは、図59に示すように2点
ヒット可動パターンである。ただし、吊りボルトは1点
ヒットで配置する。
【0104】足場材・ネットの場合には、図60に示す
ような種類パレットが表示され、この中から選択する。
配置パターンは、図61に示すように2点ヒット可塑と
する。
【0105】根がらみ・水平つなぎの配置パターンは、
図62に示すように、正面図(長手)の場合は2点ヒッ
ト可塑、側面図の場合は1点ヒットとする。
【0106】ブレースの配置パターンは、図63に示す
ように、矩形範囲の1つの対角線の両端を2点ヒットす
ると、2本の対角線上に芯合わせで、対角線長より長い
ブレースが配置される。
【0107】図52に示すサブルーチン”27”(部材
範囲配置)は、根太、大引き、軽量支保ばりの範囲配置
を行う。いずれも、部材配置パレットに表示される図の
種類は(左右)側面図であり、図の種類は固定図形であ
る。この他配置ピッチが表示される。
【0108】根太25の配置パターンは、図64に示す
ように、せき板の下端を2点ヒットして線上配置する。
【0109】大引き26の配置パターンは、図65に示
すように、根太の下端を2点ヒットして線上配置する。
【0110】軽量支保ばり27の配置パターンは、図6
6に示すように、スラブ下端または構台足場下端を2点
ヒットして線上配置する。
【0111】尚、上記実施例においては、平面図及び断
面図について説明したがCPUにおけるバージョンアッ
プを図ることで左右側面図、底面図及び斜視図等の作図
が可能である。
【0112】このようにして、一定の基本的な条件を入
力することによって所定の部材をパターン配置した後
に、適宜訂正するようにすることがきわめて迅速にでき
るようになるのである。
【0113】次に、本発明の第2の実施に係る型枠支保
工計画図の自動作成方法は、過去データを駆使して概略
の構想段階での支保工の計画図を人口知能AIで作成す
る手法である。即ち、基本的条件の入力に対してもAI
機能を付加させることによって半自動的に作成すること
ができ、より迅速な型枠支保工の作成ができるようにな
る。このことにつき図67及び図68及び図69を参照
にして以下詳細に説明する。
【0114】図67に示すように、先ず面積、部材を配
置する空間の構造、型枠支保工の形式、型枠構台の形式
等の最も基本となる定数を入力する(ST1)。そし
て、入力されたデータが入力定数に合っているどうかを
図示すると共に判断する(ST2、ST3)。尚、必要
とするデータは適宜蓄積された過去及び想定したデータ
から構成されている。
【0115】もし入力された基本となる入力定数と入力
したデータが適当であるならば、次にAI判定部におい
て実際に支保工の配置、適切な部材の選定、その数等を
過去のデータを駆使して判断される(ST4)。即ち、
目的を持った概略的なデータを使用する時であっても使
用すればする程正確な判定ができる構成となっている。
このAI判定部については、図68を参照にして後述す
る。
【0116】AI判定がなされた支保工の構成は、その
結果をディスプレイ等に図示して、修正があれば個々に
修正条件をインプットして完成された状態にする(ST
5、ST6)。
【0117】修正を加え完成された支保工のデータは、
その時の条件により、全部又はその一部を判断して表、
リスト、図化して適宜出力する(ST6)。
【0118】次に、AI判定部について図68を参照に
して説明する。先ず基本的な入力定数を具備した支保工
を構成する各データは、構台の有無が判断される。即
ち、階高、スパン、梁サイズ、スラブ厚、単位重量等を
入力する。又は、躯体下図においては、当該範囲を指示
することにより単位重量以外は自動的に読み取る(ST
7)。
【0119】もし階高により構台があると判定された場
合には、各種の構台の内から適宜決定指定する。そして
最終的な構台の決定がなされると、スラブ厚、スパン
長、梁成、小梁の有無、建築基準法に基づく法規等の過
去のデータと比較して荷重の算定が行われる(ST
8)。
【0120】荷重算定が決定されると、スラブ厚、スパ
ン長、梁成、小梁の有無、建築基準法に基づく法規等の
過去のデータと比較し、図7に示す(イ)〜(ヘ)に示
す中から構台のパターンを選択する(ST9)。
【0121】そして、選択された構台に基づいた構台部
材、即ち、スラブ厚等の支保工の部材種類に応じたサポ
ートの決定、そのピッチ、種類等の選定をする(ST1
0)。
【0122】次にペコビームの決定、スパンの決定、ピ
ッチの決定等をしてAI判定は終了する(ST11)。
【0123】もし、階高により構台がないと判定された
場合には、荷重算定が行われて、支保工部材の決定が行
われる(ST12,ST11)。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る型枠
支保工計画図の自動作成方法は、EWSと対話を交わし
ながら、簡単かつ迅速に型枠支保工計画図の平面図およ
び断面図を自動的に作成することができる。従って、型
枠支保工計画図の作成をムダ、ムリ、ムラ無く行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例のEWSのハードウ
ェアの構成を示すブロック図である。
【図2】同型枠支保工計画図の自動作成方法の全体を体
系的に示したブロック図である。
【図3】同型枠支保工計画図作成のためのプログラム体
系を示すブロック図である。
【図4】同型枠支保工計画図のうち、平面図の支保工基
本条件入力手順を示すフローチャート図である。
【図5】同型枠支保工計画図のうち、平面図の構台基本
条件入力手順を示すフローチャート図である。
【図6】構台形式パレット表示を示す説明図である。
【図7】構台形式の図の表示を示す説明図である。
【図8】平面図作成における階指定のサブルーチンを示
すフローチャート図である。
【図9】平面図作成における支保工のパターン配置サブ
ルーチンを示すフローチャート図である。
【図10】平面図作成における型枠支保工の配置を示す
説明図である。
【図11】平面図作成における構台のパターン配置サブ
ルーチン示すフローチャート図である。
【図12】平面図作成における構台のパターンの配置を
示す説明図である。
【図13】平面図作成における一括パターン配置サブル
ーチンを示すフローチャート図である。
【図14】平面図作成における一括パターン配置を示す
説明図である。
【図15】平面図作成における部材個別配置サブルーチ
ンおよび部材範囲配置サブルーチンをまとめて示すフロ
ーチャート図である。
【図16】せき板の種類パレットを示す説明図である。
【図17】根太の種類パレットを示す説明図である。
【図18】大引きの種類パレットを示す説明図である。
【図19】軽量支保梁の種類パレットを示す説明図であ
る。
【図20】サポートの種類パレットを示す説明図であ
る。
【図21】部材配置パレットの表示を示す説明図であ
る。
【図22】平面図作成のうち、せき板の個別配置の例を
示す説明図である。
【図23】平面図作成のうち、根太および大引きの個別
配置の例を示す説明図である。
【図24】平面図作成のうち、軽量支保ばりの個別配置
の例を示す説明図である。
【図25】平面図作成のうち、サポートの個別配置の例
を示す説明図である。
【図26】平面図作成のうち、せき板の範囲配置のため
の配置対象部位パレットを示す説明図である。
【図27】平面図作成のうち、根太の範囲配置のための
配置対象部位パレットを示す説明図である。
【図28】平面図作成のうち、大引きの範囲配置のため
の配置対象部位パレットを示す説明図である。
【図29】平面図作成のうち、軽量支保ばりの範囲配置
のための配置対象部位パレットを示す説明図である。
【図30】平面図作成のうち、サポートの範囲配置のた
めの配置対象部位パレットを示す説明図である。
【図31】平面図作成のうち、せき板の範囲配置パター
ンを示す説明図である。
【図32】平面図作成のうち、根太の範囲配置パターン
を示す説明図である。
【図33】平面図作成のうち、大引きの範囲配置パター
ンを示す説明図である。
【図34】平面図作成のうち、軽量支保ばりの範囲配置
パターンを示す説明図である。
【図35】平面図作成のうち、サポートの範囲配置パタ
ーンを示す説明図である。
【図36】部材表作成用メニュを示す説明図である。
【図37】基本条件部材表作成サブルーチンを示すフロ
ーチャート図である。
【図38】基本条件部材表作成時に表示される支保工基
本条件一覧表を示す説明図である。
【図39】基本条件部材表作成時に表示される構台基本
条件一覧表を示す説明図である。
【図40】配置部材表作成サブルーチンを示すフローチ
ャート図である。
【図41】配置部材表作成手順を示す説明図である。
【図42】部材表修正サブルーチンを示すフローチャー
ト図である。
【図43】部材表リストの表示を示す説明図である。
【図44】断面図作成のためにデータベースに格納され
る梁側支保工状況図の一例を示す説明図である。
【図45】断面図作成のためにデータベースに格納され
る梁側補強図の一例を示す説明図である。
【図46】断面図作成のためにデータベースに格納され
る傾倒防止図の一例を示す説明図である。
【図47】断面図作成のためにデータベースに格納され
る支柱脚部等の固定方法図の一例を示す説明図である。
【図48】断面図作成のためにデータベースに格納され
る吊りボルト方式図の一例を示す説明図である。
【図49】断面図作成のためにデータベースに格納され
る作業床の納まり図の一例を示す説明図である。
【図50】断面図作成のためにデータベースに格納され
るジョイントの一例を示す説明図である。
【図51】自動的に作成された断面図を示す説明図であ
る。
【図52】本発明に係る断面図作成における部材個別配
置サブルーチンおよび部材範囲配置サブルーチンをまと
めて示すフローチャートである。
【図53】断面図作成におけるせき板の個別配置の配置
パターンを示す説明図である。
【図54】断面図作成における根太の個別配置の配置パ
ターンを示す説明図である。
【図55】断面図作成における大引きの個別配置の配置
パターンを示す説明図である。
【図56】断面図作成における軽量支保ばりの種類パレ
ットを示す説明図である。
【図57】断面図作成における軽量支保ばりの個別配置
の配置パターンを示す説明図である。
【図58】断面図作成におけるサポートの種類パレット
を示す説明図である。
【図59】断面図作成におけるサポートの個別配置の配
置パターンを示す説明図である。
【図60】断面図作成における枠組み足場材の種類パレ
ットを示す説明図である。
【図61】断面図作成における枠組み足場材の個別配置
の配置パターンを示す説明図である。
【図62】断面図作成における根がらみ・水平つなぎの
個別配置の配置パターンを示す説明図である。
【図63】断面図作成におけるブレースの個別配置の配
置パターンを示す説明図である。
【図64】断面図作成における根太の範囲配置の配置パ
ターンを示す説明図である。
【図65】断面図作成における大引きの範囲配置の配置
パターンを示す説明図である。
【図66】断面図作成における軽量支保ばり範囲配置の
配置パターンを示す説明図である。
【図67】本発明に係る第2の実施例のAI判定を示す
フローチャート図である。
【図68】同AI判定部の詳細を示したフローチャート
図である。
【図69】同AI判定部のフローチャート部である。
【符号の説明】 1 CPU 2 主記憶装置 3 キーボード 4 マウス 5 磁気ディスク 6 ハードディスク 7 ディスプレイ 8 プリンター 9 XYプロッタ 10〜14、17〜23、29〜36 パレット表示 15 型枠支保工 16 構台 24 せき板 25 根太 26 大引き 27 軽量支保ばり 28 サポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 秀雄 名古屋市東区泉1丁目22番22号 戸田建 設株式会社名古屋支店内 (72)発明者 大寺 重則 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田 建設株式会社内 (72)発明者 川神 小百合 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−32476(JP,A) 特開 平6−60154(JP,A) 上原功、外4名、”施工計画CAD開 発と運用”、建築生産と管理技術シンポ ジウム論文集、日本建築学会、1992年7 月、Vol.8、p.285〜292 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/50 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジニアリングワークステーションと対
    話しながら、ディスプレイ上において型枠支保工計画図
    の平面図及び断面図を自動的に作成する型枠支保工計画
    図の自動作成方法であって、 前記型枠支保工計画図の作成対象となる建物の下図をデ
    ータベースから抽出してディスプレイ上に表示し、 該ディスプレイ上に表示された建物の下図に配置する個
    々の支保工及び構台は、予め用意されている6個の構台
    パターン及び複数の支保工パターンの何れかを選択し、 且つ前記構台の有無は階高で判定し、 構台を有する場合はスラブ厚、スパン長、梁成、小梁の
    有無、建築基準法に基づく法規等の過去のデータと比較
    して荷重の算定をし、 該算定された荷重に基づいて6個の構台パターンの中か
    ら何れか1個を選択し、該選択された構台に基づいた構
    台部材であるスラブ厚等の支保工の部材種類に応じたサ
    ポートの決定、そのピッチ、種類等の選定をするように
    した ことを特徴とする型枠支保工計画図の自動作成シス
    テム。
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上原功、外4名、"施工計画CAD開発と運用"、建築生産と管理技術シンポジウム論文集、日本建築学会、1992年7月、Vol.8、p.285〜292

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