JP2820925B2 - 溶接ジョイントの形成方法及び装置 - Google Patents

溶接ジョイントの形成方法及び装置

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JP2820925B2 JP8223967A JP22396796A JP2820925B2 JP 2820925 B2 JP2820925 B2 JP 2820925B2 JP 8223967 A JP8223967 A JP 8223967A JP 22396796 A JP22396796 A JP 22396796A JP 2820925 B2 JP2820925 B2 JP 2820925B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して溶接部に関
し、特に反射材をレーザ溶接してその間に溶接ジョイン
トを提供する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】定義上、金属を互いに溶接するには、各
金属は、個々の金属が流動可能な状態に達するレベルま
で加熱され、ともに流れてその間に統一を達成する必要
がある。
【0003】レーザから得たエネルギーを利用して溶接
を実行することが、大量自動生産では一般的な製造方法
になっている。しかし、一方または両方の材料が、溶接
に使用する特定のレーザ・ビームに対して反射率が高い
場合、レーザ溶接が困難な材料がある。銅、銀、金、ア
ルミおよび高度に研磨された表面を有するその他の材料
は、レーザ溶接が困難な材料の例である。
【0004】通常、吸収性コーティングを反射度の高い
材料の表面に塗布し、エネルギーの結合を改善する。コ
ーティングはエネルギーの吸収を増加させ、レーザ溶接
プロセスを効果的に実行する。様々な研究者が異なる技
術を試行し、材料の表面におけるレーザ・エネルギーの
結合を改善している。黒い塗料、化学エッチング、表面
の荒加工、化学コーティング、およびその他の技術を試
行し、様々な程度の成功を収めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エッチングまたは荒加
工の努力が所望の均一性を生じないという点で、塗装ま
たは化学コーティングがこのような方法で最も効果的で
あろう。しかし、反射度の問題を解決するのに、塗装お
よびコーティングの方法には様々な欠点が伴う。したが
って、溶接箇所を汚染しない適切なコーティングの選択
が問題である。コーティングは溶接箇所に作用を及ぼし
てはならない。コーティングを塗布すると、製造費が上
昇する。コーティングの一貫性は溶接の品質に影響を与
える。コーティングのプロセスは、レーザ溶接に別の望
ましくない変数を導入することになる。
【0006】吸収性コーティングの助けを受けずに直接
レーザ溶接できる技術が、製品の品質および生産性を改
善することは明白である。反射性材料の直接レーザ溶接
に、特に自動大量生産の場で利用できる単純な技術があ
れば、費用も大幅に節約することができる。
【0007】残念ながら、出願人から見ると、このよう
な技術はこれまでなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、材料のコーテ
ィングまたは塗装という助けを受けずに、反射度の高い
材料の直接レーザ溶接の技術を提供することが、主な目
的である。
【0009】上記およびその他の目的を達成する上で、
本発明は放射エネルギー源を使用することにより、第1
導電部材と第2導電部材との間に溶接ジョイントを形成
する方法を提供し、ここで第1部材は放射エネルギーに
関して第2部材より反射度が高く、この方法は溶接部の
ために第1および第2部材の個々の区域を事前選択する
ステップと、第1部材の選択区域の部分を完全に貫通し
て延びる開口部を形成するステップとを含み、この部分
は第2部材の選択区域より小さい面積となるように選択
され、さらに、第1部材の部分が第2部材の選択区域の
周囲の内側に配置された状態で、第2部材に重なる関係
で第1部材を配置するステップと、第1部材に放射エネ
ルギーを直接放出し、同時に第1部材の開口部を通して
第2部材にも放出するステップとを含む。
【0010】好ましい方法では、放射エネルギーはレー
ザ・ビームから得るように選択され、第1部材は銅とな
るよう選択される。第2部材は銅となるよう選択され、
その上に放射エネルギーに対して第1部材より第2部材
の反射度が低くなるようなコーティングを有し、コーテ
ィングはたとえばニッケルである。
【0011】第1部材はおおむね平面で、第1部材の選
択区域の部分を完全に貫通して延びる開口部を形成する
ステップは、少なくとも第1部材の部分が、第1部材の
面の下方向および外方向に延びるよう実行することが望
ましい。
【0012】本発明の前記およびその他の目的および特
徴は、以下の詳細な説明および図面からさらに理解さ
れ、ここで同様の構成部品は全体として共通の参照番号
で特定される。
【0013】
【実施例】図1および2を参照し、レーザ・ビームに対
する反射性を低下させる銅のコーティングを伴う上述の
溶接方法について、ここで詳細に検討する。
【0014】フレキシブルPCB(印刷回路基板)また
はリボン(平)ケーブル10(以下「ケーブル10」)
は、導電性トレースまたは導体12(以下「トレース1
2」)と、トレース12を挟み電気的に絶縁性の材料の
対向する層14および16とから成る。望ましい溶接部
は、ここで概略する方法によって、トレース12から接
点18である。
【0015】層14および16に円形の切り抜きを作成
し、溶接目標、つまりトレースの円形の剥き出しの区域
12aを露出させる。剥き出しの区域12aに、コーテ
ィング20を塗布する。図示のように、コーティングを
施した剥き出しのトレース区域は、下方向に屈して接点
18と接触する。接点18は通常、ニッケルのコーティ
ング18aを被せた燐青銅から成る。レーザ・ビームL
Bを、コーティング20の上面に向け、溶接を実行す
る。
【0016】図3および4に、溶接に至る過渡的な配置
構成の形で、本発明の好ましい方法が図示されている。
フレキシブルPCB(印刷回路基板)またはリボン
(平)ケーブル22(以下「ケーブル22」)は、トレ
ース12と、トレース12を挟み電気的に絶縁性の材料
の対向する層14および16とから成る。この場合も図
1および2と同様に、望ましい溶接部はトレース12か
ら接点18である。
【0017】この場合も、層14および16に円形の切
り抜きを作成し、トレース12の円形の剥き出しの区域
12aを露出させるが、コーティングは施さない。開口
部12bは剥き出しの区域12aを完全に貫通して延
び、おおむねその中央で、同様に円形の形状で、ドリル
加工、打ち抜き、穿孔、エッチングなどによって形成す
ることができる。図3で最もよく分かるように、剥き出
しの区域12はトレース12の面の下方向および外方向
に延びて、リム12a−1で終了する。リム12aー1
はおおむね接点18と同一平面上で、これと接触する関
係にある。レーザ・ビームLBは、剥き出しの区域12
aに直接放出され、開口部12bを通して同時に接点1
8にも放出される。ビームはレーザLから得られ、反射
板Rを通り、レーザはレーザ・スタンドLSと特定され
る支持手段によって支持される。
【0018】出願人は、本明細書に記載するコーティン
グのない溶接方法の有効性の理論的根拠として、開口部
12bがレーザ・ビームをトラップし、プラズマ形成を
開始してその後の放射エネルギーの吸収を助けると断定
する。開口部は、レーザ・ビームが下の材料、つまり接
点18と直接に相互作用して、レーザ・ビームの結合を
助けることも可能にする。有効な結合が達成されると、
小さいプラズマ・ボールが生成され、ビームのさらなる
吸収を助ける。次に、プラズマ・ボールが剥き出しの区
域12aの反射性材料を溶解し、溶接プロセスを実行す
る。
【0019】図3および4の実施例では、剥き出しの区
域12aが凸状に変形して接点18と係合するが、代替
方法が図5および6に図示されている。フレキシブルP
CB(印刷回路基板)またはリボン(平)ケーブル24
(以下「ケーブル24」)がケーブル22の場合と同様
に構成されるが、剥き出しの区域12aは凹状に変形し
て、接点18と係合する。開口部12cの境界となる剥
き出しの区域12aのリムは、接点18と接触する平坦
な範囲を含み、リムの縁12a−2はケーブル24の面
におおむね直角の開いた円筒形を形成する。
【0020】図7を参照すると、放射エネルギーによっ
て第1部材を第2部材に溶接することを説明する本発明
の方法が、その一般的な側面で示され、ここで第1部材
は放射エネルギーに関して第2部材より反射度が高い。
【0021】この方法は、ステップS1、つまり「溶接
ジョイントのために第1および第2部材の個々の区域を
事前選択する」ステップを含む。このステップは、剥き
出しの区域12aおよび接点18の中心の区域を選択す
ることによって、図3ないし6で実現される。
【0022】ステップS2、つまり「第1部材の選択区
域の部分を通して延びる開口部を形成する」ステップが
続く。このステップは、開口部12bおよび12cを形
成することによって、図3ないし6で実現される。
【0023】同様に図3ないし6に図示されるように、
ステップS3、つまり「第1部材の部分が第2部材の選
択区域の周囲の中心に配置された状態で、第2部材に重
なる関係で第1部材を配置する」ステップが続く。
【0024】ステップS4、つまり「第1部材に放射エ
ネルギーを直接放出し、同時に第1部材の開口部を通し
て第2部材にも放出する」ステップでは、開口部12b
または12cが、剥き出しの区域12a上に(コーティ
ングなしで)直接放出された放射エネルギー・ビームを
トラップし、プラズマ形成を開始して、その後の放射エ
ネルギーの吸収を助け、ビームが下の材料、つまり接点
18と直接相互作用するのを可能にし、ビームが結合
し、小さいプラズマ・ボールを生成してビームのさらな
る吸収を助け、剥き出しの区域12aが溶解するのを補
助する。
【0025】本発明の実行に関わる材料、寸法などの特
定の例として、ケーブル22および24は、フレキシブ
ルPCBから成ってもよく、これは厚さ0.003"のKapton
の薄板2枚に挟まれた厚さ0.004"の銅のトレース回路で
ある。この溶接目標は、まったくめっき(コーティン
グ)されていない。接点は、目標が接点の周囲の中心お
よび内側に配置されるよう、選択された目標の直径より
多少大きい直径を有する、ニッケル・コーティングを被
せた燐青銅である。
【0026】ニッケルめっきを削除し、本発明に従って
剥き出しのめっきまたはコーティングしていない区域1
2aを逆に溶接すると、達成された溶接部の多孔性が低
下し、溶接の強度が大幅に、つまり少なくとも3倍に上
昇し、稠度も大幅に改善されることが判明した。後者に
関して、ニッケルめっきした溶接目標の経験から、溶接
目標上のニッケルめっきの変動により強度に大きな差が
生じ、溶接が弱くなるという忠告が得られた。ニッケル
めっきPCB溶接部の不合格率は、バッチごとのニッケ
ルめっきのばらつきにより約2%ないし約15%の範囲
であるが、剥き出しの銅のPCB溶接部の場合は、溶接
部1000カ所で1カ所の失敗も生じない。
【0027】以下で特許請求の範囲を要約し、紹介する
ことによって、本発明が放射エネルギー源を使用して、
第1導電部材と第2導電部材との間に溶接ジョイントを
形成する方法を提供し、第1部材が放射エネルギーに関
して第2部材より高い反射度を有することが分かる。こ
の方法は、溶接ジョイントのために第1および第2部材
の個々の区域を事前選択するステップと、第1部材の選
択区域の部分を完全に貫通して延びる開口部を形成する
ステップと、第1部材の部分が第2部材の選択区域の周
囲の内側に配置された状態で、第2部材に重なる関係で
第1部材を配置するステップと、第1部材に放射エネル
ギーを直接放出し、同時に第1部材の開口部を通して第
2部材にも放出するステップとを含む。
【0028】放射エネルギーはレーザ・ビームから得る
ことが好ましく、第1部材は銅でよく、第2部材は、第
2部材が放射エネルギーに対して第1部材より反射度が
低いようコーティングを施すことができ、コーティング
はニッケルなどである。
【0029】第1部材はおおむね平面で、第1部材の選
択区域の部分を完全に貫通して延びる開口部を形成する
ステップは、第1部材の少なくとも一部が第1部材の面
の下方向および外方向に延びるよう実行される。
【0030】第2部材に重なる関係で第1部材を配置す
るステップは、第1部材の部分が第2部材と接触関係で
配置されるよう実行される。
【0031】第1部材の選択区域の部分を完全に貫通し
て延びる開口部を形成するステップは、第1部材の平面
の下方向および外方向に延びる第1部材の部分が、円形
の構成であるよう実行されることが望ましく、第1部材
の円形部分の境界を形成する縁を、第2部材と接触関係
にして配置するようにすることが望ましい。
【0032】第1部材に放射エネルギーを直接放出し、
同時に第1部材の開口部を通して第2部材にも放出する
ステップは、第1部材の開口部内およびその周囲にプラ
ズマを形成するように実行される。
【0033】第1部材は、その上を電気的に絶縁された
銅の回路トレースでもよく、電気的絶縁は少なくともそ
の第1区域で銅の回路トレースから除去される。
【0034】その方法的側面以外に、本発明は、所与の
放射エネルギー源によって実行される溶接操作のための
アセンブリを提供するとも考えられる。アセンブリは、
金属から成り放射エネルギーを受けるために露出した非
コーティング表面および非コーティング表面を通して延
びる開口部を有する第1溶接可能部材と、所与の放射源
のエネルギーに対して第1溶接可能部材より反射度が低
い表面を有する第2溶接可能部材とから成り、第2溶接
可能部材の表面は第1溶接可能部材の開口部と位置合わ
せして配置され、さらに放射エネルギーを第1溶接可能
部材の非コーティング表面上、第1溶接可能部材の開口
部内、および第1溶接可能部材の開口部を通して第2溶
接可能部材の表面に発する所与の放射エネルギー源を支
持する手段とから成る。
【0035】第1および第2溶接可能部材は、個々の導
電体を構成することができ、第1溶接可能部材はさら
に、フレキシブル導電回路の構成要素を構成することが
できる。第2溶接可能部材は、第1溶接可能部材に電気
的に接続する接点を構成することができる。
【0036】第2溶接可能部材は、所与の放射源のエネ
ルギーに対して第1溶接可能部材の非コーティング表面
より反射度が低い表面を提供するコーティングを有する
電気的接点を構成することができる。第1溶接可能部材
は、さらに、放射エネルギーを受けるために露出した表
面以外は、その上をカバーする電気的絶縁を構成するこ
とができる。
【0037】本発明から逸脱することなく、特定の開示
方法および装置に対して様々な変更を導入できることが
明白である。たとえば、開口部12bおよび12cは構
成が円形で図示されているが、正方形、長方形、菱形な
ど、所望の構成を用いることができる。したがって、本
発明で特定して検討し、図示した好ましい実施例および
方法は、例証的なものであり、限定的な意味ではないこ
とが理解される。本発明の真の精神および範囲は、添付
の特許請求の範囲で述べる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1対の導電材間で溶接部を得るための、先行技
術の前面図である。
【図2】図1の配置構成の平面図である。
【図3】本発明により導電材と接点との間で溶接部を得
るための、好ましい方法の前面図である。
【図4】図3の配置構成の平面図である。
【図5】本発明により導電材と接点との間で溶接ジョイ
ントを得るための、別の方法の前面図である。
【図6】図5の配置構成の平面図である。
【図7】本発明の一般的な方法のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 ケーブル 12 トレース 12a 剥き出しの区域 12a-1 リム 12a-2 リムの縁 12b 開口部 12c 開口部 14 層 16 層 18 接点 18a ニッケル・コーティング 20 コーティング 22 ケーブル 24 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−53118(JP,A) 特開 平6−120642(JP,A) 特開 平2−108482(JP,A) 特開 平3−176919(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 26/00 H05K 3/00 H05K 3/36

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ平坦なフレキシブル導体(12)と
    接点(18)の間に溶接ジョイントを形成する方法にお
    いて、 導体(12)の第1主表面と、これと反対側の第2主表
    面には、それぞれ第1絶縁層(14)と第2絶縁層(1
    6)が形成され、 前記方法は、 第1絶縁層(14)に開口を設けて、第1露出区域を第
    1主表面に形成するステップと、 第2絶縁層(16)に開口を設けて、第1露出区域と反
    対側の第2露出区域を第2主表面に形成するステップ
    と、 第1露出区域と第2露出区域とをつなぐ溶接用開口部
    (12b、12c)を形成するステップと、 第2露出区域が接点(18)の上側に置かれるようにし
    て、第2絶縁層(16)を接点と接触するように配置す
    るステップと、 溶接用開口部(12b、12c)の周囲の導体表面(1
    2aー1)が接点(18)と接触するように導体(1
    2)を変形させるステップと、 第1露出区域に放射エネルギーを放出し、同時に溶接用
    開口部(12b、12c)を通して接点に放射エネルギ
    ーを放出し、接点(18)と導体(12)を加熱して両
    者間に機械的、電気的結合を形成するステップとを有す
    ることを特徴とする溶接ジョイントの形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、導体を変
    形させるステップが、第1導体露出区域を凸状に変形さ
    せて接点(18)と接触させることを特徴とする溶接ジ
    ョイントの形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法であって、導体(1
    2)は印刷回路基板またはリボンケーブルであることを
    特徴とする溶接ジョイントの形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の方法であって、導体(1
    2)は印刷回路基板またはリボンケーブルであることを
    特徴とする溶接ジョイントの形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法であって、接点(1
    8)は第1導体露出区域よりも放射エネルギーに対する
    反射性が低いことを特徴とする溶接ジョイントの形成方
    法。
  6. 【請求項6】 放射エネルギー源によって実行する溶接
    操作のアセンブリにおいて、 接点(18)と、フレキシブル導体(12)とを有し、 導体(12)はほぼ平坦で、第1主表面と、これと反対
    側の第2主表面とを有し、第1及び第2主表面にはそれ
    ぞれ絶縁層(14、16)が形成され、 各絶縁層(14、16)は、導体(12)と連通して第
    1露出区域を第1主表面に、第2露出区域を第2主表面
    に形成する開口を有し、第1および第2露出区域は導体
    の溶接可能部分の両側にあり、 前記導体溶接可能部分には溶接用開口部(12b、12
    c)が形成され、またこの導体溶接可能部分は、第2露
    出区域を接点(18)と接触させ、溶接用開口部を接点
    と連通させるために変形されており、 さらにアセンブリは、 放射エネルギー源を支持して、第1露出区域と溶接用開
    口部(12b、12c)に放射エネルギーを放出させ、
    さらに溶接用開口部を通して接点に放射エネルギーを放
    出させる支持手段(LS)を有することを特徴とする溶
    接操作のアセンブリ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のアセンブリにおいて、第
    1露出区域は接点(18)よりも放射エネルギーに対す
    る反射性が高いことを特徴とする溶接操作のアセンブ
    リ。
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