JP2819341B2 - ロール紙使用プロッタの巻き取り装置及びその平行調整方法及びその治具 - Google Patents

ロール紙使用プロッタの巻き取り装置及びその平行調整方法及びその治具

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JP2819341B2 JP10777390A JP10777390A JP2819341B2 JP 2819341 B2 JP2819341 B2 JP 2819341B2 JP 10777390 A JP10777390 A JP 10777390A JP 10777390 A JP10777390 A JP 10777390A JP 2819341 B2 JP2819341 B2 JP 2819341B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロール紙使用プロッタの巻き取り装置及びそ
の平行調整方法及び巻き取り装置調整治具に関する 〔従来の技術〕 ロール紙を使用するプロッタにおいて最も重要なこと
は、ロール紙が左右均一のテンションで引き出され且つ
巻き取られることである。そこで、従来は、ロール紙の
左右搬送経路長を等しくし、作図ローラと送りローラ及
び巻取りローラを3次元的に平行な関係に維持するた
め、各部品やその組み立てに厳密な精度を必要としてい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ロール紙供給巻き取り装置の各部品に常に高度な精度
を要求することは非常に困難であり、また、コスト高に
なるという欠陥が存した。また、上記巻き取り装置の各
部品や組み立てで精度を保持したとしても、プロッタの
輸送は使用状況によっては精度に誤差が生じてしまうこ
とがあった。
本発明は上記欠を除去することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、送り手段と巻き
取り手段の駆動ローラに対する平行度を調整可能とした
ロール紙使用プロッタの巻き取り装置の平行調整方法に
おいて、前記送り手段に紙管に方眼紙が巻回された治具
ペーパーを装着し、この治具ペーパーの横線を駆動ロー
ラの中心軸線に合わせて治具ペーパーを駆動ローラと加
圧ローラ間に把持し、該状態で治具ペーパーの左右の張
りが同じとなるように、前記送り手段の平行度を調整
し、しかる後に、前記送り手段から治具ペーパーを引き
出し、その横線を前記巻き取り手段に装着した紙管の中
心軸線に沿って設けたラインに一致させて、前記治ペー
パーを前記線入り紙管に張りつけ、しかる後に、治具ペ
ーパーの左右の張りが同じとなるように前記巻き取り手
段の平行度を調整するようにしたものである。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面を示す実施例を参照し
て詳細に説明する。
第3図において、2は用紙駆動型でロール紙使用のプ
ロッタ4の機体であり、左右一対の脚体6,8に支持され
ている。前記機体2には、床面に対して水平に横レール
10が架設され、該横レール10に、第4図に示すように、
横カーソルを介してY駆動系に連係する作図ヘッド12が
移動自在に取り付けられている。前記作図ヘッド12のケ
ーシングに内蔵された昇降駆動装置にペンホルダ(図示
省略)が連結し、該ペンシルホルダに筆記具14が脱着自
在に保持されている。前記作図ヘッド12には、第7図に
示す、スコープ(拡大レンズ)16を脱着可能に取り付け
ることができるように構成されている。前記スコープ16
には、これを前記作図ヘッド12に取り付けたとき、横レ
ール10と平行となる指標ライン18が設けられている。前
記機体2には、X駆動系に連係する作図ローラ20と用紙
駆動ローラ22が互いに平行に且つ、前記横レール10と平
行となるように、回転自在に支持されている。前記駆動
ローラ22の上方には、加圧ローラ24が昇降可能に配設さ
れている。前記左の脚体6には、シャシ26が固定され、
これに公知の、送り手段取り付け部(図示省略)と公知
の、巻き取り手段取り付け部(図示省略)が設けられ、
これらの取り付け部に対応して、反対側の右の脚体8の
シャシ28には、公知の送り手段取り付け部30と、公知
の、巻き取り手段取り付け部32が設けられている。前記
シャシ26のローラ取り付け部とシャシ28のローラ取り付
け部33,35,36間には、フロントテンションローラ34と、
一対のリアテンションローラ40,42の各々の両端が回転
自在に支持されている。前記右側の脚体8には、ブラケ
ット44が固定され、該ブラケット44の水平部44aに形成
された一対のねじ穴に高さ調整ねじ46,48が螺合してい
る。前記ブラケット44の突片44bには、上下方向に長い
長穴50が形成され、これに前後調整ねじ52が上下方向に
スライド自在に嵌合し、該ねじ52のねじ部は、前記シャ
シ28の水平部28aに形成された垂下片28bのねじ穴に螺合
している。前記シャシ28の水平部28aの下面には前記高
さ調整ねじ46,48の上端が当接している。前記シャシ28
の3点位置には、比較的大径な長穴54,56,58が透設され
ている。前記脚体8に突設されたねじ穴60,62,64に座金
66,68,70の嵌挿されたシャシ取り付けねじ72,74,76,が
螺合し、該ねじ72,74,76は、前記長穴54,56,58に遊嵌配
置されている。第5図において、78は紙管であり、これ
にマイラ方眼紙80が張り付けてあり、全体として治具ペ
ーパー82を構成している。前記方眼紙80の横線は紙管78
の中心軸線に対して平行に設定されている。84は用紙巻
き取り用の紙管であり、これに、該紙管84の中心軸線に
対して平行にライン86が形成されている。前記線入りの
紙管84と治具ペーパー82とは、巻き取り装置調整治具を
構成している。前記シャシ26側の送り手段及び巻き取り
手段取り付け部は、シャシ26に固設されたモータ(図示
省略)に連結し、該モータはコントローラによって制御
されるように構成されている。尚、第1図中88は、カバ
ーであり、取り付けねじ90,92によって、前記シャシ28
に固定されている。第4図において、94は機体2に設け
られたプラテンである。
次に本実施例の作用について説明する。
まず、治具ペーパー82を、送り手段96のフランジ96a,
96b間にセットする。また、線入り紙管84を、巻き取り
手段98のフランジ98a,98b間にセットする。
次に、治具ペーパー82のセットされた送り手段96を、
シャシ26,28の送り手段取り付け部30間にセットする。
次に、治具ペーパー82を、テンションローラ40,42間
を経て、用紙駆動ローラ22上に引き出し、且つ治具ペー
パー82を作図ローラ20上に配置する。
次に、作図ヘッド12にスコープ16をセットし、このス
コープ16を作図ローラ20上の治具ペーパー82に沿って移
動し、治具ペーパー82の横線の、作図ローラ20の中心軸
線に対するずれを確認する。作業者は、このずれがなく
なるように、治具ペーパー82を、その横線を基準として
作図ローラ20上で、角度調整し、しかる後に、ホールド
レバーを下げて加圧ローラ24を、治具ペーパー82の上か
ら駆動ローラ22に圧接して、治具ペーパー82をローラ2
4,22間にホールドする。このとき、送り手段96が、駆動
ローラ22(即ち作図ローラ24)に対して平行に設定され
ていないと、治具ペーパー82の左右の張りが不均一とな
り、左右のうちの一方がたるんだ状態となる。そこで、
高さ調整ねじ46,48を回転して、シャシ28の高さ及び傾
斜を調整するとともに、前後調整ねじ52を回転して、シ
ャシ28を、機体2に対して前後方向に位置調整し、これ
によって、送り手段96の位置を調整して治具ペーパー82
の左右の張りを同一に設定する。
次に、巻き取り手段98を、シャシ26,28の巻き取り手
段取り付け部32間にセットする。
次に、治具ペーパー82をフロントテンションローラ34
を通して、第8図に示すように、巻き取り手段98上に引
き出す。
次に、紙管84上のライン86と治具ペーパー82の横線を
平行にして、治具ペーパー82を紙管84に粘着テープ100
によって張り付ける。このとき、治具ペーパー82のフラ
ント側も、左右同じような張り具合となるように、シャ
シ28を高さ方向、傾斜方向及び前後方向に位置調整す
る。このとき、治具ペーパー82の後方の張り具合が変わ
ってしまった場合には、治具ペーパー82の後方について
も、シャシ28の位置調整によって際調整する。上記動作
により、第4図中、治具ペーパー82の〜の張り具合
が左右同じになるように、シャシ28の位置調整によっ
て、送り手段96と巻き取り手段98の、駆動ローラ22に対
する平行度を調整する。
次に、右の脚体8側のシャシ28を取り付けねじ72,74,
76によって、脚体8に固定する。
次に、巻き取り手段98の紙管84から粘着テープ100を
はがし、治具ペーパー82を送り手段96から外す。
〔効果〕
本発明は上述の如く、送り手段と巻き取り手段の中心
軸線を駆動ローラに対して平行に調整できるので、巻き
取り装置の各部品や組み立てに高精度が要求されること
がない。また、この巻き取り装置平行調整機能を有する
プロッタの調整を巻き取り装置調整治具を用いることに
よって容易に行うことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面図、第2図は外観図、第3図は正面図、第
4図は説明図、第5図は外観図、第6図は外観図、第7
図は平面図、第8図は背面図である。 2……機体、4……プロッタ、6,8……脚体、10……横
レール、12……作図ヘッド、14……筆記具、16……スコ
ープ、18……指標ライン、20……作図ローラ、22……駆
動ローラ、24……加圧ローラ、26……シャシ、28……シ
ャシ、30……送り手段取り付け部、33,35,36……ローラ
取り付け部、34……フロントテンションローラ、40,42
……リアテンションローラ、44……ブラケット、46,48
……高さ調整ねじ、50……長穴、52……前後調整ねじ、
54,56,58……長穴、60,62,64……ねじ穴、66,68,70……
座金、72,74,76……シャシ取り付けねじ、78……紙管、
80……方眼紙、82……治具ペーパー、84……紙管、86…
…ライン、88……カバー、90,92……ねじ、94……プラ
テン、96……送り手段、98……巻き取り手段、100……
粘着テープ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール紙を支持する送り手段を左右脚体に
    回転自在に支承し、前記ロール紙を機体に設けた駆動ロ
    ーラ上を経て前記左右脚体に回転自在に支承した巻き取
    り手段に巻き取るようにしたロール紙使用プロッタの巻
    き取り装置において、前記送り手段と巻き取り手段の各
    一方を前記左右の脚体の一方の定位置に回転自在に支持
    し、前記送り手段と巻き取り手段の各他方を、前記左右
    の脚体の他方に設けたシャシに回転自在に支持し、該シ
    ャシを前記他方の脚体に対して高さ方向傾斜方向及び前
    後方向に調整可能としたことを特徴とするロール紙使用
    プロッタの巻き取り装置。
  2. 【請求項2】ロール紙使用プロッタの送り手段に装着可
    能な紙管とその中心軸線に横線を一致させて巻き回され
    た方眼紙から成る治具ペーパーと、中心軸に平行にライ
    ンが形成され、ロール紙使用のプロッタの巻き取り手段
    に装着可能の線入り紙管とから成り、前記送り手段と巻
    き取り手段の駆動ローラに対する平行度を調整可能とし
    た、ロール紙使用プロッタの前記送り手段と巻き取り手
    段の駆動ローラに対する平行度の調整に用いられる巻き
    取り装置調整治具。
  3. 【請求項3】送り手段と巻き取り手段の駆動ローラに対
    する平行度を調整可能としたロール紙使用プロッタの巻
    き取り装置の平行調整方法において、前記送り手段に紙
    管に方眼紙が巻回された治具ペーパーを装着し、この治
    具ペーパーの横線を駆動ローラの中心軸線に合わせて治
    具ペーパーを駆動ローラと加圧ローラ間に把持し、該状
    態で治具ペーパーの左右の張りが同じとなるように、前
    記送り手段の平行度を調整し、しかる後に、前記送り手
    段から治具ペーパーを引き出し、その横線を前記巻き取
    り手段に装着した紙管の中心軸線に沿って設けたライン
    に一致させて、前記治ペーパーを前記線入り紙管に張り
    つけ、しかる後に、治具ペーパーの左右の張りが同じと
    なるように前記巻き取り手段の平行度を調整するように
    したことを特徴とするロール紙使用プロッタの巻き取り
    装置の平行調整方法。
  4. 【請求項4】作図ヘッドに線が設けられたスコープを取
    り付け、作図ヘッドの横レールに沿った移動によって前
    記スコープの線を前記方眼紙の横線に沿って移動し、こ
    れによって治具ペーパーの駆動ローラの中心線に対する
    ズレを見ながら、前記治具ペーパーの横線を前記駆動ロ
    ーラの中心軸に合わせるようにしたことを特徴とする第
    3項記載のロール紙使用プロッタの巻き取り装置の平行
    調整方法。
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