JPH047247A - ロール紙使用プロッタの巻き取り装置及びその平行調整方法及びその治具 - Google Patents

ロール紙使用プロッタの巻き取り装置及びその平行調整方法及びその治具

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JPH047247A
JPH047247A JP10777390A JP10777390A JPH047247A JP H047247 A JPH047247 A JP H047247A JP 10777390 A JP10777390 A JP 10777390A JP 10777390 A JP10777390 A JP 10777390A JP H047247 A JPH047247 A JP H047247A
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Masakatsu Komiya
小宮 正勝
Seiji Oda
小田 聖二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロール紙使用プロッタの巻き取り装置及びその
平行調整方法及び巻き取り装置調整治具に関する 〔従来の技術〕 ロール紙を使用するプロッタにおいて最も重要なことは
、ロール紙が左右均一のテンションで弓き出され且つ巻
き取られることである。そこで、従来は、ロール紙の左
右搬送経路長を等しくし、作図ローラと送りローラ及び
巻取リローラを3次元的に平行な関係に維持するため、
各部品やその組み立てに厳密な精度を必要としていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ロール紙供給巻き取り装置の各部品に常に高度な精度を
要求することは非常に困難であり、また、コスト高にな
るという欠陥が存した。また、上記巻き取り装置の各部
品や組み立てで精度を保持したとしても、プロッタの輸
送や使用状況によっては精度に誤差が生じてしまうこと
があった。
本発明は上記欠を除去することを目的とするものである
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、送り手段と巻き取
り手段の駆動ローラに対する平行度を調整可能としたロ
ール紙使用プロッタの巻き取り装置の平行調整方法にお
いて、前記送り手段に紙管に方眼紙が巻回された治具ペ
ーパーを装着し、この治具ペーパーの横線を駆動ローラ
の中心軸線に合わせて治具ペーパーを駆動ローラと加圧
ローラ間に把持し、該状態で治具ペーパーの左右の張り
が同じとなるように、前記送り手段の平行度を調整し、
しかる後に、前記送り手段から治具ペーパーを引き出し
、その横線を前記巻き取り手段に装着した紙管の中心軸
線に沿って設けたラインに一致させて、前記治ペーパー
を前記線入り紙管に張りつけ、しかる後に、治具ペーパ
ーの左右の張りが同じとなるように前記巻き取り手段の
平行度を調整するようにしたものである。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面を示す実施例を参照して
詳細に説明する。
第3図において、2は用紙駆動型でロール紙使用のプロ
ッタ4の機体であり、左右一対の脚体6゜8に支持され
ている。前記機体2には、床面に対して水平に横レール
10が架設され、該横レール1oに、第4図に示すよう
に、横カーソルを介してY駆動系に連係する作図ヘッド
12が移動自在に取り付けられている。前記作図ヘッド
12のケーシングに内蔵された昇降駆動装置にペンホル
ダ(図示省略)が連結し、該ペンシルホルダに筆記具1
4が脱着自在に保持されている。前記作図ヘッド12に
は、第7図に示す、スコープ(拡大レンズ)16を脱着
可能に取り付けることができるように構成されている。
前記スコープ16には、これを前記作図ヘッド12に取
り付けたとき、横レール10と平行となる指樟ライン1
8が設けられている。前記機体2には、X駆動系に連係
する作図ローラ20と用紙駆動ローラ22が互いに平行
に且つ、前記横レール10と平行となるように、回転自
在に支持されている。前記駆動ローラ22の上方には、
加圧ローラ24が昇降可能に配設されている。前記左の
脚体6には、シャシ26が固定され、これに公知の、送
り手段取り付は部(図示省略)と公知の、巻き取り手段
取り付は部(図示省略)が設けられ、これらの取り付は
部に対応して、反対側の右の脚体8のシャシ28には、
公知の送り手段取り付は部30と、公知の、巻き取り手
段取り付は部32が設けられている。前記シャシ26の
ローラ取り付は部とシャシ28のローラ取り付は部33
,35.36間には、フロントテンションローラ34と
、一対のりアテンションローラ40,42の各々の両端
が回転自在に支持されている。前記右側の脚体8には、
ブラケット44が固定され、該ブラケット44の水平部
44aに形成された一対のねじ穴に高さ調整ねじ46゜
48が螺合している。前記ブラケット44の突片44b
には、上下方向に長い長穴50が形成され、これに前後
調整ねじ52が上下方向にスライド自在に嵌合し、該ね
じ52のねじ部は、前記シャシ28の水平部28aに形
成された垂下片28bのねじ穴に螺合している。前記シ
ャシ28の水平部28aの下面には前記高さ調整ねじ4
6.48の上端が当接している。前記シャシ28の3点
位置には、比較的大径な長穴54,56.58が透設さ
れている。前記脚体8に穿設されたねじ穴60゜62.
64に座金66.68.70が嵌挿されたシャシ取り付
けねじ72,74,76、が螺合し、該ねじ72,74
.76は、前記長穴54,56゜58に遊嵌配置されて
いる。第5図において、78は紙管であり、これにマイ
ラ方眼紙80が張り付けてあり、全体として治具ペーパ
ー82を構成している。前記方眼紙80の横線は紙管7
8の中心軸線に対して平行に設定されている。84は用
紙巻き取り用の紙管であり、これに、該紙管84の中心
軸線に対して平行にライン86が形成されている。前記
線入りの紙管84と治具ペーパー82とは、巻き取り装
置調整治具を構成している。
前記シャシ26側の送り手段及び巻き取り手段取り付は
部は、シャシ26に固設されたモータ(図示省略)に連
結し、該モータはコントローラによって制御されるよう
に構成されている。尚、第1図中88は、カバーであり
、取り付けねし90゜92によって、前記シャシ28に
固定されている。
第4図において、94は機体2に設けられたプラテンで
ある。
次に本実施例の作用について説明する。
まず、治具ペーパー82を、送り手段96のフランジ9
6a、96b間にセットする。また、線入り紙管84を
、巻き取り手段98のフランジ98a、98b間にセッ
トする。
次に、治具ペーパー82のセットされた送り手段96を
、シャシ26,28の送り手段取り付は部30間にセッ
トする。
次に、治具ペーパー82を、テンションローラ40.4
2間を経て、用紙駆動ローラ22上に弓き出し、且つ治
具ペーパー82を作図ローラ20上に配置する。
次に、作図ヘッド12にスコープ16をセットし、この
スコープ16を作図ローラ20上の治具ペーパー82に
沿って移動し、治具ヘーハー82の横線の、作図ローラ
20の中心軸線に対するずれを確認する。作業者は、こ
のずれがなくなるように、治具ペーパー82を、その横
線を基準として作図ローラ20上で、角度調整し、しか
る後に、ホールドレバーを下げて加圧ローラ24を、治
具ペーパー82の上から駆動ローラ22に圧接して、治
具ペーパー82をローラ24,22間にホールドする。
このとき、送り手段96が、駆動ローラ22(即ち作図
ローラ24)に対して平行に設定されていないと、治具
ペーパー82の左右の張りが不均一となり、左右のうち
の一方がたるんだ状態となる。そこで、高さ調整ねじ4
6.48を回転して、シャシ28の高さ及び傾斜を調整
するとともに1前後調整ねじ52を回転して、シャシ2
8を、機体2に対して前後方向に位置調整し、これによ
って、送り手段96の位置を調整して治具ペーパー82
の左右の張りを同一に設定する。
次に、巻き取り手段98を、シャシ26,2Bの巻き取
り手段取り付は部32間にセットする。
次に、治具ペーパー82をフロントテンションローラ3
4を通して、第8図に示すように、巻き取り手段98上
に引き出す。
次に、紙管84上のライン86と治具ペーパ82の横線
を平行にして、治具ペーパー82を紙管84に粘着テー
プ100によって張り付ける。
このとき、治具ペーパー82のフロント側も、左右同じ
ような張り具合となるように、シャシ28を高さ方向、
傾斜方向及び前後方向に位置調整する。このとき、治具
ペーパー82の後方の張り具合が変わってしまった場合
には、治具ペーパー82の後方についても、シャシ28
の位置調整によって際調整する。上記動作により、第4
図中、治具ペーパー82の■〜■の張り具合が左右同じ
になるように、シャシ28の位置調整によって、送り手
段96と巻き取り手段98の、駆動ローラ22に対する
平行度を調整する。
次に、右の脚体8側のシャシ28を取り付けねじ72,
74.76によって、脚体8に固定する。
次に、巻き取り手段98の紙管84から粘着テープ10
0をはがし、治具ペーパー82を送り手段96から外す
〔効果〕
本発明は上述の如く、送り手段と巻き取り手段の中心軸
線を駆動ローラに対して平行に調整できるので、巻き取
り装置の各部品や組み立てに高精度が要求されることが
ない。また、この巻き取り装置平行調整機能を有するプ
ロッタの調整を巻き取り装置調整治具を用いることによ
って容易に行なうことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】 第1図は側面図、第2図は外観図、第3図は正面図、第
4図は説明図、第5図は外観図、第6図は外観図、第7
図は平面図、第8図は背面図である。 2・・・機体、4・・プロッタ、6,8・・・脚体、1
゜・・・横レール、12・・・作図ヘッド、14・・・
筆記具、16・・・スコープ、18・・・指標ライン、
20・・・作図ローラ、22・・・駆動ローラ、24・
・・加圧ローラ。 26・・・シャシ、28・・シャシ、30・・・送り手
段取り付は部、33,35.36・・・ローラ取り付は
部、34・・・フロントテンションローラ、40.42
・・・リアテンションローラ、44・・・ブラケット、
46゜48・・・高さ調整ねじ、50・・・長穴、52
・・・前後調整ねじ、54,56.58・・・長穴、6
0,62゜64・・ねじ穴、66.68.70・・・座
金、72゜74.76・・・シャシ取り付けねじ、78
・紙管、80・・・方眼紙、82・・・治具ペーパー、
84・・・紙管、86・・・ライン、88・・・カバー
、90.92・・・ねじ、94・・・プラテン、96・
・・送り手段、98・・・巻き取り手段、100・・・
粘着テープ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロール紙を支持する送り手段を左右脚体に回転自
    在に支承し、前記ロール紙を機体に設けた駆動ローラ上
    を経て前記左右脚体に回転自在に支承した巻き取り手段
    に巻き取るようにしたロール紙使用プロッタの巻き取り
    装置において、前記送り手段と巻き取り手段の各一方を
    前記左右の脚体の一方の定位置に回転自在に支持し、前
    記送り手段と巻き取り手段の各他方を、前記左右の脚体
    の他方に設けたシャシに回転自在に支持し、該シャシを
    前記他方の脚体に対して高さ方向傾斜方向及び前後方向
    に調整可能としたことを特徴とするロール紙使用プロッ
    タの巻き取り装置。
  2. (2)ロール紙使用プロッタの送り手段に装着可能な紙
    管とその中心軸線に横線を一致させて巻き回された方眼
    紙から成る治具ペーパーと、中心軸に平行にラインが形
    成され、ロール紙使用のプロッタの巻き取り手段に装着
    可能の線入り紙管とから成り、前記送り手段と巻き取り
    手段の駆動ローラに対する平行度を調整可能とした、ロ
    ール紙使用プロッタの前記送り手段と巻き取り手段の駆
    動ローラに対する平行度の調整に用いられる巻き取り装
    置調整治具。
  3. (3)送り手段と巻き取り手段の駆動ローラに対する平
    行度を調整可能としたロール紙使用プロッタの巻き取り
    装置の平行調整方法において、前記送り手段に紙管に方
    眼紙が巻回された治具ペーパーを装着し、この治具ペー
    パーの横線を駆動ローラの中心軸線に合わせて治具ペー
    パーを駆動ローラと加圧ローラ間に把持し、該状態で治
    具ペーパーの左右の張りが同じとなるように、前記送り
    手段の平行度を調整し、しかる後に、前記送り手段から
    治具ペーパーを引き出し、その横線を前記巻き取り手段
    に装着した紙管の中心軸線に沿って設けたラインに一致
    させて、前記治ペーパーを前記線入り紙管に張りつけ、
    しかる後に、治具ペーパーの左右の張りが同じとなるよ
    うに前記巻き取り手段の平行度を調整するようにしたこ
    とを特徴とするロール紙使用プロッタの巻き取り装置の
    平行調整方法。
  4. (4)作図ヘッドに線が設けられたスコープを取り付け
    、作図ヘッドの横レールに沿った移動によって前記スコ
    ープの線を前記方眼紙の横線に沿って移動し、これによ
    って治具ペーパーの駆動ローラの中心軸線に対するズレ
    を見ながら、前記治具ペーパーの横線を前記駆動ローラ
    の中心軸に合わせるようにしたことを特徴とする第3項
    記載のロール紙使用プロッタの巻き取り装置の平行調整
    方法。
JP10777390A 1990-04-24 1990-04-24 ロール紙使用プロッタの巻き取り装置及びその平行調整方法及びその治具 Expired - Lifetime JP2819341B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009227425A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Toyota Motor Corp 搬送ローラの調整用測定工具および調整方法

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