JP2819330B2 - 温室用シートの巻き上げ用シート仮着具 - Google Patents

温室用シートの巻き上げ用シート仮着具

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JP2819330B2 JP1335594A JP33559489A JP2819330B2 JP 2819330 B2 JP2819330 B2 JP 2819330B2 JP 1335594 A JP1335594 A JP 1335594A JP 33559489 A JP33559489 A JP 33559489A JP 2819330 B2 JP2819330 B2 JP 2819330B2
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Greenhouses (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] この発明は、ビニルハウスあるいはパイプハウス等と
称される簡易な温室の外側を覆う被覆シートの両裾部下
端を、巻き上げ用の芯棒に一体化するための仮着具に関
するものであり、巻き上げの際に被覆シートと芯棒との
一体化を確実にする新規な構造の温室用シート仮着具を
提供しようとするものである。
[従来の技術] 食生活の多様化に呼応する栽培技術として、あるいは
農家経済の安定化に繋がる換金性の高い栽培技術とし
て、温室、特に門型フレームを骨格とし、その外側を被
覆シートで覆うタイプの簡易な温室を用いた各種農作物
の促成栽培が盛んである。
この種の温室栽培では、室内の温度が所定温度以上に
上昇してしまったり、新鮮な空気が不足してしまわない
ようにするために、適切な換気操作を必要とする。特
に、真夏時等のように高温が続く時や、天候が急変しつ
つある時等には、この換気操作が非常に重要となる。
温室の換気方法としては、ファンを用いて強制的に換
気する方法もあるが、設備費が掛かることやランニング
コストも無視できない等経済的理由から、主に本格的な
温室、即ち、軽量鉄骨で骨組みを形成し、ガラス張りと
した大掛かりな温室において採用されるだけで、所謂ビ
ニルハウス等と称されるタイプの温室では殆ど採用され
ることがない。これら簡易な温室では、骨格外側を覆っ
ている被覆シートの両裾部、即ち、地面から所定範囲の
部分の被覆シートを上方に巻き上げて室外と連通状とす
ることにより、通風を良くし、自然換気を促すようにす
る換気方法が一般的に採用されている。
この自然換気による換気方法としては、被覆シートそ
のもののを、下端縁から手で丸めていき、一定の高さに
達したところでS字フック等の金具により解けてこない
ように吊り下げておく簡便な方法と、被覆シートの下端
に一体化した芯棒の両端を、チェーンやロープ等に連動
させ、ハンドル操作でチェーンやロープを吊り上げなが
ら動かすことにより、芯棒に被覆シートを巻き付けて、
所定高さ位置においてロックしておく、やや機械的な方
法とがある。
前者は、どちらかというと規模の小さい温室に向いて
おり、後者は、規模の大きい、例えば桁行50m、80m等と
いった規模の温室に適しているといえる被覆シート巻き
上げ方法であり、この発明は、後者の方法において必要
となる器具の改良に係わるものである。
従来、この芯棒に巻き付けていく巻き上げ方法におい
て、被覆シート下端を芯棒に一体化するための特に有効
な器具がないことから、温室骨格を成す門型パイプフレ
ームの外側に被覆シートを固定するためだけに用意され
た、断面略C字形で長さ15cm程度に形成したプラスチッ
クス製器具(商品名パッカー等と称されている器具)を
転用し、芯棒の上に添わせた被覆シートの上からこの器
具の受入口部分を押し当てて該器具を芯棒に嵌合させ、
この器具と芯棒との間に被覆シートの下端部を挾着状と
することによって一体化を試みていた。
しかし、この従来の手段では、芯棒を回転させた折り
に、芯棒だけが回転してしまい、被覆シート下端が空回
りをしてしまって芯棒に巻き付かず、したがって他の補
助作業者を要所要所に配して少し巻き付くまで手で介添
えしてやらなければ巻き上げ作業が実施できないといっ
た不都合な場面に遭遇することも多かった。
これは、転用した被覆シート押え用の器具が、所謂パ
イプフレームの外側に被覆シートを挾んで押し付けてお
くだけの機能しか必要ではなく、それほどパイプフレー
ムとの嵌合状況が強くないことに起因するものであった
から、この問題を解消するために、全体の肉厚をかなり
厚めのものにする一方、長さも長くした専用のものが作
り出された。しかし、肉厚が厚くなって嵌合具合がきつ
くなった分だけ、今度は芯棒への嵌合作業がやり難くな
ると共に、嵌合の際の無理な強い力で被覆シート自体を
痛めたり、ひどい場合にはシートを破ってしまうという
別の問題を抱えることになった。
この発明は、以上のような状況に対処すべくして開
発、完成されたものであり、以下においてその構成を詳
述するものである。
[発明の構成] 図面に示す代表的な実施例からも明確に理解されるよ
うに、この発明の温室用シートの巻き上げ用シート仮着
具は、温室用骨格となるパイプフレームF外形に略等し
い内径を有する円形断面の一部が、パイプフレームF直
径よりやや小さい巾寸法に亘って開放されて芯棒受入口
3とした略C字状の断面形状であって、適宜長さものに
形成された弾性素材からなる仮着具本体1の、芯棒受入
口5両側に、所定巾の一対の誘導片4,4を外方に向けて
一体的に形成する一方、仮着具本体1の内面2には滑り
止め加工を施すと共に、必要に応じて一対の誘導片4,4
の外側面にも滑り止め加工を施すようにした温室用シー
トの巻き上げ用シート仮着具である。
仮着具本体1および誘導片4,4とも、復元性や全体強
度だけではなく、経済性をも考慮し、例えば、ポリカー
ボネートと再生ポリカーボネート、ガラス繊維粉末とを
5:4:1の割合で配合したものとするのが望ましいが、そ
の他、金属等適宜復元性を有する丈夫な弾性素材で一体
成形され、誘導片4,4側をパイプフレームFに押し当て
て一対の誘導片4,4内にパイプフレームFが押し入る段
階で、仮着具本体1全体が左右に拡がるような変形をさ
せた後、このパイプフレームFが、仮着具本体1内に嵌
合してしまった段階で略元の形状に強く復元し得るよう
なものであれば、特にその素材が限定されるものではな
い。
仮着具本体1は、現在もシート抑え具(商品名パッカ
ー等として市販されているもの)と変らない15cm程度の
長さのものであって、その内径は、温室骨格を成すパイ
プフレーム外形に略等しいか僅か大きめで、強くパイプ
フレームFの外側を抱持できるような内径のものに吟味
して形成するようにし、被覆シート巻き上げ用の芯棒B
も、パイプフレームFと同じ外形のパイプ材を採用する
ようにすれば、従前までのシート抑え具にも兼用できる
仮着具とすることができる。
こうしてシート抑え具と兼用するようにすれば、従前
までのシート抑え具よりもパイプフレームFへの嵌合具
合が、当然ながらより強いものとなり、強風時等の風圧
に煽られてシート抑え具がパイプフレームFから離脱し
てしまって、被覆シートSが剥がされてしまうといった
危険性を非常に少なくすることができる。
仮着具本体1の内面2に形成される滑り止め加工は、
例えば第2図の実施例に示されているような梨地様のざ
らざらした表面、あるいは第4図、第5図の各拡大断面
図に表されているような凸状のリブ(または突起)21あ
るいは凹溝22を多数形成する等、被覆シートSならびに
芯棒Bとの間で摩擦抵抗を発揮し易い表面に仕上げるよ
うにするものであって、芯棒1と被覆シートSとの一体
化が、仮着具本体1の抱持力だけに依存した形で実現さ
れるのではなく、ある程度の抱持力を有する仮着具本体
1に形成してあれば、芯棒Bの回転に連れ、空回りせず
一体化した状態で被覆シートSが巻き上げられていくよ
うにする上で、この滑り止め加工は、極めて重要な構成
である。
以下、図面に示す実施例に基づき、この発明の構成を
より具体的に説示することとする。
[実施例1] この例は、図面第1図の全体斜視図に示されている例
からも明確に理解されるように、滑り止め加工を施す箇
所に特徴のあるものであり、温室用骨格となるパイプフ
レームF外形に略等しい内径を有する円形断面の一部
が、パイプフレームF直径よりやや小さい巾寸法に亘っ
て開放されて芯棒受入口3とした断面形状であって、適
宜長さのものに形成された弾性素材からなる仮着具本体
1の、芯棒受入口3両側に、所定巾の一対の誘導片4,4
を外方に向けて一体的に形成する一方、仮着具本体1の
内面および一対の誘導片4,4の外側面に夫々滑り止め加
工を施して成る温室用シートの巻き上げ用シート仮着具
とするものである。
この発明の仮着具では、仮着具本体1の内面を滑り止
め加工の施されたものとする構成が基本となるものであ
るが、誘導片4,4の外側面に対しても、同様に滑り止め
加工を施すようにした実施例がこの例であり、巻き上げ
られていく被覆シートSの第1層目、即ち、最も始めに
この仮着具外表面に触れることとなる被覆シートS部分
とこの仮着具外表面との間においても両者間に摩擦抵抗
が掛かるようにして、被覆シートS自体の空回りを一層
防止し得るようにしたものである。
この部分の滑り止め加工は、誘導片4,4の巾にもよる
が、単に誘導片4,4部分だけに止どめず、図示した実施
例に示されているように、一部仮着具本体1の外表面に
まで達するようなものとすることも可能であり、場合に
よっては、仮着具本体外表面全体に及ぶようなものとす
ることも勿論可能である。
そして、その滑り止め加工の構成は、前記した仮着具
本体1の内面に施すようにしたものと同様の構成による
ものとすればよく、双方とも同一の滑り止め加工とする
か、あるいは夫々別異のものとするか等は適宜選択可能
である。
なお、併せてこの部分の滑り止め加工は、仮着具自体
を被覆シートSの上から芯棒Bに押し当てて嵌合する際
の指の滑り止め機能をも果たすことになる。
[実施例2] 次の実施例は、この発明の仮着具の構造強度状に係わ
る具体的な例の一つである。
即ち、図面各図に示されている例からも理解されるよ
うに、上記した基本的な発明に係わる仮着具は固より、
実施例1で示すような構成の仮着具において、各誘導片
4,4の先端から、仮着具本体1の芯棒受入口3に相対す
る断面部分に至るまで、次第に部材肉厚を厚く形成して
成るようにした温室用シートの巻き上げ用シート仮着具
とするものである。
構成素材強度によっては、このような部材肉厚を変え
たものとしなくとも、かなりの弾性復元強度を発揮し得
るものとすることも勿論可能ではあるが、その場合には
全体が平均して強度あるものとなって、当然抱持力の点
でも心配のないものとすることはできるが、反面、その
分だけ最初に芯棒Bへ嵌合する作業がきつくなる虞も出
てくることから、最初の作業段階がやり易く、嵌合した
後では芯棒Bへの抱持力が十分期待できるような構成の
ものとする上で、必ずしても望ましいものとする訳には
いかず、その点で、この実施例による構成のものは、略
理想的なものとすることができる。
なお、この部材肉厚の変化の程度は、採用する素材の
強度によって適宜決定されるものである。
[作用] 上記構成からなるこの発明の温室用シートの巻き上げ
用シート仮着具は、以下のようにして使用されるもので
ある。
所謂ビニルハウス等と称される簡易な温室は、門型に
形成された多数のパイプフレームF,F,……を、所定間隔
で並べて自立させた上、それら相互をパイプ状の横架材
Hで桁行方向(第3図では紙面に対して垂直な方向)に
連結してトンネル状の骨格を形成し、この骨格の外側を
被覆シートSで覆い、シート抑え具(商品名パッカー等
して市販されている器具)で骨格に仮着された構造を実
現する。
但し、この被覆シートSの両裾部は、通常では、確か
に上記したようにシート抑え具で骨格の要所要所に仮着
され、その下端縁に土を被せて室内の密封性が保たれる
ようにされているが、夏期等のように温室内があまりに
高温となってしまうときや、適宜新鮮な空気を必要とす
るとき等には、その両裾部を地面から所定範囲捲り上
げ、室内外を連通状として換気ができるようにしなけれ
ばならないため、それらシート抑え具のようなもので仮
着せず、梁間方向に固定バンドを掛け渡してバタつきを
防止するだけとする。
この発明の仮着具は、上記のように、何時でも換気が
できるようにシート抑え具が外されてしまっている被覆
シートSの両裾部下端にシート巻き上げ用の芯棒Bを添
わせ、シートSの上から芯棒B方向に向けて、先ず誘導
片4,4を押し当て、更に力を入れて同芯棒受入口3内に
芯棒Bを誘導し、最終的に仮着具本体1内に嵌合状とし
てしまうことによって、該仮着具と芯棒Bとの間に裾部
下端の被覆シートSをは挾着し、該シートSを芯棒Bに
一体化するようにするものである。
こうして芯棒Bに一体化された両裾部下端の被覆シー
トSは、通常、換気を必要とせず、所謂温室効果を高め
る必要のあるときには、芯棒B共々シートS下端が地面
上に接するようにしておき、換気を必要とする際に、予
め設備してある芯棒B回転装置で芯棒Bを回転させる
と、被覆シートS下端が芯棒Bに巻き付けられて次第に
上昇し、地表から所定範囲に被覆シートSの無い空間を
実現し、温室内外を連通状として換気が成されるように
する。
第3図は、この巻き上げられた状態における要部拡大
縦断面図で、紙面に向かって左側が温室の外側であり、
紙面に向かって右側が温室の内側を示している。図中、
Jは、門型のパイプフレームFと横架材Hとをその交叉
部で一体化する緊結具である。
[効果] 以上のようにして実現されるこの発明の温室用シート
の巻き上げ用シート仮着具は、仮着具本体1の内面2を
滑り止め加工したことから、被覆シートSの上から芯棒
Bに嵌合させたときの摩擦抵抗が強められるので、仮着
群本体1の内面2と芯棒Bとで被覆シートSを確実に挾
着して空回りしないものとすることができ、被覆シート
Sの巻き上げ作業に際し、従前までのように他に補助作
業者を配置しなければならないといった不便さが解消さ
れ、円滑な換気操作を実施し得るものとするという大き
な特徴を有している。
特に、実施例1で示すもののように、誘導片4,4の外
側面にも滑り止め加工を施すようにしたものでは、巻き
付け開始時の摩擦抵抗がより高められて、一層効率的な
シートSの巻き付け作業の実施が保証されるものとな
る。
また、この誘導片4,4に滑り止め加工をすることによ
る付随的な効果として、仮着具を被覆シートSの上から
芯棒Bに嵌合されるときの指先との摩擦力を強め、該仮
着具に加える力の入り具合を良くし、それだけ作業効率
を高めるという利点をも兼ね備えるものとすることがで
きる。
この芯棒Bへの嵌合作業を円滑ならしめる構成とし
て、実施例2で示すように、誘導片4,4先端から仮着具
本体1最奥部に向けて次第に肉厚になるようにしたこ構
成を採用することもできる。この例では、全体的な弾性
強度を落とさないで、嵌合作業をやり易くするという秀
れた効果があり、しかも、器具重量の軽減と原材料費の
節約にも繋がることになる。
なお、滑り止め加工としては、素材表面に凹凸形状を
付与するようにした図面に示す例による外、例えば滑り
止め用の薬剤やゴム等で表面の一部又は全部を被覆する
ようにしたものとしてもよく、また、その滑り止め加工
の範囲は、仮着具本体1の内面2全領域に亘って必ず形
成するというのではなく、被覆シートSと芯棒Bとの一
体化に支障がなければ、仮着具1の内面2の一部に限っ
た領域だけに滑り止め加工を施すようにしてもよい。同
様に、誘導片4,4についても、その滑り止め加工をする
領域について、特にその範囲を限定するものではない。
更に、この仮着具は、単なるシート抑え具としても兼
用することができることはいうまでもない。
叙上の如く、この発明の温室用シートの巻き上げ用シ
ート仮着具は、ビニールハウス等と称される簡易な温室
での換気手段の一つである、被覆シート両裾部の下端を
芯棒に巻き付けて温室内外を連通させるようにする換気
手段において、作業効率を高めるためになくてはならな
い器具となるものであって、しかも、構成も比較的簡単
で製造し易く、安価に提供できることから、全体として
経済的な温室用器具として提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明を代表する実施例に基づくものであ
り、第1図は、その全体斜視図、第2図は、同拡大縦断
面図、第3図は、その使用状態を示す要部拡大縦断面
図、第4および5図は、夫々別異の実施例によるものの
前記第2図に相当する拡大縦断面図である。 1……仮着具本体、2……同内面、3……芯棒受入口、
4……誘導片、5……同外側面、B……芯棒、F……パ
イプフレーム、H……横架材、J……緊結具、S……被
覆シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01G 9/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温室用骨格となるパイプフレーム外形に略
    等しい内径を有する円形断面の一部が、パイプフレーム
    直径よりやや小さい巾寸法に亘って開放されて芯棒受入
    口とした断面形状であって、適宜長さのものに形成され
    た弾性素材からなる仮着具本体の、芯棒受入口両側に、
    所定巾の一対の誘導片を外方に向けて一体的に形成する
    一方、仮着具本体の内面、および一対の誘導片の外側面
    に夫々滑り止め加工を施して成る温室用シートの巻き上
    げ用シート仮着具。
  2. 【請求項2】温室用骨格となるパイプフレーム外形に略
    等しい内径を有する円形断面の一部が、パイプフレーム
    直径よりやや小さい巾寸法に亘って開放されて芯棒受入
    口とした断面形状であって、適宜長さのものに形成され
    た弾性素材からなる仮着具本体の、芯棒受入口両側に、
    所定巾の一対の誘導片を外方に向けて一体的に形成する
    一方、仮着具本体の内面、および一対の誘導片の外側面
    と、それに連なる仮着具本体の外面の一部または全部に
    夫々滑り止め加工を施して成る温室用シートの巻き上げ
    用シート仮着具。
  3. 【請求項3】各誘導片の先端から、仮着具本体のパイプ
    フレーム受入口に相対する断面部分に至るまで、次第に
    部材肉厚を厚く形成して成る特許請求の範囲第1または
    2項記載の温室用シートの巻き上げ用シート仮着具。
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