JP2818694B2 - 酸化イットリウム及び酸化セリウムにより安定化したジルコニア - Google Patents
酸化イットリウム及び酸化セリウムにより安定化したジルコニアInfo
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Description
【産業上の利用分野】本発明は、専ら酸化イットリウム
及び酸化セリウムを使用して安定化したジルコニア粉末
に関する。この種の粉末により、乾燥若しくは湿潤した
雰囲気中300℃を越える温度によって、又は高温度ア
ニーリング後低温で遥かにすぐれた機械的強さを有する
フリットされた部材を得ることができる。同様に高温密
着力の改良された、プラズマ溶射によるコーティングを
得ることができる。更に、本発明はこの種の粉末を得る
ための特別の方法にも関する。
及び酸化セリウムを使用して安定化したジルコニア粉末
に関する。この種の粉末により、乾燥若しくは湿潤した
雰囲気中300℃を越える温度によって、又は高温度ア
ニーリング後低温で遥かにすぐれた機械的強さを有する
フリットされた部材を得ることができる。同様に高温密
着力の改良された、プラズマ溶射によるコーティングを
得ることができる。更に、本発明はこの種の粉末を得る
ための特別の方法にも関する。
【従来の技術】正方形相(即ち正方晶系)に安定化され
たジルコニアを使用することにより優秀な機械的性質を
有するセラミックス部材を得ることは公知であって、そ
の準安定状態は安定剤として2〜7モル%の比率のY2
O3を添加すること、及びフリッティング後の粒子の組
織及び大きさを制御することによって得られる。しかし
ながら、これらのセラミックスの用途は200℃以下の
温度範囲に限定される。従って、このような温度より上
では、正方晶相は単斜晶相への変化を生じ、機械的性質
の劣化を伴う。この現象は水蒸気の存在下で加速され、
この場合には使用上限は100℃を越えない。酸化イッ
トリウムを酸化セリウムにより置き換えると高温の機械
的性質の劣化は避けられるが、低温の機械的性質の低下
を生じる。従って、この欠点を除くために酸化イットリ
ウムと酸化セリウムを同時に添加することが提案されて
いて(EP−A−151335号、NGK)、それは乾
燥雰囲気中250℃で5000時間後に機械的特性を高
水準に保持することを可能にした。しかしながら、前記
特性の水準は依然として不充分であって、温度範囲が余
りに制限されている。その上、長時間高温かつ湿潤の雰
囲気中に保った後に高水準の機械的特性を保持すること
が重要である。そこで、これらの特性を改良するために
は、前記の三成分混合物に大量のアルミナを添加するこ
とができる(FR−A−2579199号、ノリタ
ケ)。
たジルコニアを使用することにより優秀な機械的性質を
有するセラミックス部材を得ることは公知であって、そ
の準安定状態は安定剤として2〜7モル%の比率のY2
O3を添加すること、及びフリッティング後の粒子の組
織及び大きさを制御することによって得られる。しかし
ながら、これらのセラミックスの用途は200℃以下の
温度範囲に限定される。従って、このような温度より上
では、正方晶相は単斜晶相への変化を生じ、機械的性質
の劣化を伴う。この現象は水蒸気の存在下で加速され、
この場合には使用上限は100℃を越えない。酸化イッ
トリウムを酸化セリウムにより置き換えると高温の機械
的性質の劣化は避けられるが、低温の機械的性質の低下
を生じる。従って、この欠点を除くために酸化イットリ
ウムと酸化セリウムを同時に添加することが提案されて
いて(EP−A−151335号、NGK)、それは乾
燥雰囲気中250℃で5000時間後に機械的特性を高
水準に保持することを可能にした。しかしながら、前記
特性の水準は依然として不充分であって、温度範囲が余
りに制限されている。その上、長時間高温かつ湿潤の雰
囲気中に保った後に高水準の機械的特性を保持すること
が重要である。そこで、これらの特性を改良するために
は、前記の三成分混合物に大量のアルミナを添加するこ
とができる(FR−A−2579199号、ノリタ
ケ)。
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明者は、
前記粉末から製造されるフリットされた部材において機
械的性質のみならず、特に水蒸気の存在下を含めて、た
とえば300℃を越える高温度で、安定性を改良するこ
とを可能にし、且つプラズマ溶射により完全に密着性で
堅牢なコーティングを生じることを可能にする、安定化
ジルコニア粉末を探索して来た。本発明のもう一つの目
的は、前記粉末から得られる、フリットされた部材及び
ホットスプレーにより得られるコーティング、並びにそ
れらを得るための方法に関する。
前記粉末から製造されるフリットされた部材において機
械的性質のみならず、特に水蒸気の存在下を含めて、た
とえば300℃を越える高温度で、安定性を改良するこ
とを可能にし、且つプラズマ溶射により完全に密着性で
堅牢なコーティングを生じることを可能にする、安定化
ジルコニア粉末を探索して来た。本発明のもう一つの目
的は、前記粉末から得られる、フリットされた部材及び
ホットスプレーにより得られるコーティング、並びにそ
れらを得るための方法に関する。
【課題を解決するための手段】本発明は、湿潤雰囲気中
を含む、高温度の長期アニーリングの後、改良された安
定な機械的性質を有するフリットされたセラミックス部
材又はホットスプレーによるコーティングを得るため
の、酸化イットリウム及び酸化セリウムを使用して安定
化されたジルコニア粉末に関し、1〜3.5モル%のY
2O3及び6〜9モル%のCeO2、好ましくは1〜
2.5モル%のY2O3及び6〜8モル%のCeO2を
含有することを特徴とする。本発明の粉末の比表面積は
一般的には4〜25m2g−1、好ましくは6〜18m
2g−1であって、フリットされた部材を製造する目的
の場合は、成分粒子の95%は0.2〜2μm(mu
m)、好ましくは0.3〜1μmの粒径を有する。ホッ
トスプレー(たとえばプラズマ溶射)によるコーティン
グ製造を目的とする場合は、粒子の95%は10〜10
0μm、好ましくは10〜60μmの粒径を有する。本
発明の粉末、特にフリットされた部材を作るための粉末
を得るための好ましい方法は、平均粒径が0.1μm以
下で、通常4〜75m20−1の比表面積を有するジル
コニア粉末を用いて出発し、それをイットリウム及びセ
リウムの熱分解性の塩、たてえば硝酸塩、酢酸塩等の溶
液に投入して所望の比率に含浸することから成る。得ら
れる懸濁液を濾過して、たとえばアトマイゼーションに
より乾燥し、次いで前記の可溶性塩を破壊してそれらを
酸化物に変えるために力焼する。力焼温度は一般に約7
50℃を越える。たとえばホットスプレーによるコーテ
ィングの製造を目的とする、球状粒子を有する本発明の
粉末を得る特に好ましい方法は、粉末形態のジルコニ
ア、酸化イットリウム及び酸化セリウムを場合により有
機バインダー(ポリビニルアルコール、ポリエチレング
リコール等が一般的である)と共に水性懸濁液に入れ、
次いで好ましくはアトマイゼーションにより懸濁液を乾
燥し、場合により続いて力焼することから成る。安定化
粉末を得るには、共沈法、ゾルーゲル法等のような他の
方法を使用することができ、これ等の後乾燥及び力焼が
行われる。フリットされた部材を得るためには、あらゆ
るフリッティング方法を使用することができる。たとえ
ばコールドアイソスタティック圧縮又は一軸圧縮に続く
フリッティング、又は好ましくは荷重下、特にアイソス
タティック荷重下のフリッティング(ホットアイソスタ
ティックプレス(HIP))を使用することができ、そ
れにより最良の結果を得ることが可能になる。使用する
フリッティング温度は一般的には1200〜1700℃
であり、好ましくは1350〜1550℃である。
を含む、高温度の長期アニーリングの後、改良された安
定な機械的性質を有するフリットされたセラミックス部
材又はホットスプレーによるコーティングを得るため
の、酸化イットリウム及び酸化セリウムを使用して安定
化されたジルコニア粉末に関し、1〜3.5モル%のY
2O3及び6〜9モル%のCeO2、好ましくは1〜
2.5モル%のY2O3及び6〜8モル%のCeO2を
含有することを特徴とする。本発明の粉末の比表面積は
一般的には4〜25m2g−1、好ましくは6〜18m
2g−1であって、フリットされた部材を製造する目的
の場合は、成分粒子の95%は0.2〜2μm(mu
m)、好ましくは0.3〜1μmの粒径を有する。ホッ
トスプレー(たとえばプラズマ溶射)によるコーティン
グ製造を目的とする場合は、粒子の95%は10〜10
0μm、好ましくは10〜60μmの粒径を有する。本
発明の粉末、特にフリットされた部材を作るための粉末
を得るための好ましい方法は、平均粒径が0.1μm以
下で、通常4〜75m20−1の比表面積を有するジル
コニア粉末を用いて出発し、それをイットリウム及びセ
リウムの熱分解性の塩、たてえば硝酸塩、酢酸塩等の溶
液に投入して所望の比率に含浸することから成る。得ら
れる懸濁液を濾過して、たとえばアトマイゼーションに
より乾燥し、次いで前記の可溶性塩を破壊してそれらを
酸化物に変えるために力焼する。力焼温度は一般に約7
50℃を越える。たとえばホットスプレーによるコーテ
ィングの製造を目的とする、球状粒子を有する本発明の
粉末を得る特に好ましい方法は、粉末形態のジルコニ
ア、酸化イットリウム及び酸化セリウムを場合により有
機バインダー(ポリビニルアルコール、ポリエチレング
リコール等が一般的である)と共に水性懸濁液に入れ、
次いで好ましくはアトマイゼーションにより懸濁液を乾
燥し、場合により続いて力焼することから成る。安定化
粉末を得るには、共沈法、ゾルーゲル法等のような他の
方法を使用することができ、これ等の後乾燥及び力焼が
行われる。フリットされた部材を得るためには、あらゆ
るフリッティング方法を使用することができる。たとえ
ばコールドアイソスタティック圧縮又は一軸圧縮に続く
フリッティング、又は好ましくは荷重下、特にアイソス
タティック荷重下のフリッティング(ホットアイソスタ
ティックプレス(HIP))を使用することができ、そ
れにより最良の結果を得ることが可能になる。使用する
フリッティング温度は一般的には1200〜1700℃
であり、好ましくは1350〜1550℃である。
【作用】得られる部材のフリッティング後の低温曲げ破
断性は通常750〜1200MPaであり、約0.2μ
mの算術的粗度の光沢を有する試験片について測定する
場合、2000MPaに達し得る。正方晶相中のジルコ
ニア比率は98%を越え、大抵100%に達する。即ち
部材は実質的に全く正方晶相になる。その密度は理論的
密度の97%を越え、好ましくは98%を越えて、粒径
は0.1〜0.6μmとなる。水蒸気の存在下で、更に
乾燥雰囲気ではなお著しくなるが、300℃以上の温度
に高温に保持した後には、曲げ破断性は550〜120
0MPaとなる。乾燥雰囲気中でも、前記のセラミック
スは1700℃にも達し得る温度に保持した後、構造的
又は化学的の変化(局部的組成変化)が皆無であった。
このように構造的変化がないこと、即ち安定化主成分の
体積分布の不変性は、その主成分の移動を防止する前記
主成分の相互阻止に多分基因していて、セラミックスの
機械的特性を改良するのに非常に有利である。このよう
な場合、前記主成分は理想的構造を保持する機能を充分
に満たし、たとえば安定化主成分の1つが相対的な不足
のため、さもなければ発生するかも知れない破断の始ま
るのを回避する。これらの性質により前記セラミックス
の使用温度範囲を拡大することができる。ホットスプレ
ーによりコーティングを製造する場合には、本発明の粉
末は耐火性フィルムを付着するためのあらゆる物理的方
法及び耐火性の充分なあらゆる支持体に対して適してい
る。特に、プラズマスプレーによる付着は非常に適して
いて、たとえばAr及びH2の混合物を使用する。かよ
うにして得られる付着物では、正方晶相ジルコニア比率
は98%を越える。これらの付着物は種々の熱疲れのサ
イクル、たとえば火炎及び冷気ジェットとの交互接触に
よる熱衝撃の反復、又は湿り大気下の温度の上昇及び保
持、並びに周囲空気中での焼入れに付した。その場合前
記付着物は慣用材料の付着物(たとえばイットリウム安
定化ジルコニア)と比較して少なくとも50%より大き
い剥離を多数のサイクルの後に被ることがなく、支持材
料中への拡散も全く増加を示していない。
断性は通常750〜1200MPaであり、約0.2μ
mの算術的粗度の光沢を有する試験片について測定する
場合、2000MPaに達し得る。正方晶相中のジルコ
ニア比率は98%を越え、大抵100%に達する。即ち
部材は実質的に全く正方晶相になる。その密度は理論的
密度の97%を越え、好ましくは98%を越えて、粒径
は0.1〜0.6μmとなる。水蒸気の存在下で、更に
乾燥雰囲気ではなお著しくなるが、300℃以上の温度
に高温に保持した後には、曲げ破断性は550〜120
0MPaとなる。乾燥雰囲気中でも、前記のセラミック
スは1700℃にも達し得る温度に保持した後、構造的
又は化学的の変化(局部的組成変化)が皆無であった。
このように構造的変化がないこと、即ち安定化主成分の
体積分布の不変性は、その主成分の移動を防止する前記
主成分の相互阻止に多分基因していて、セラミックスの
機械的特性を改良するのに非常に有利である。このよう
な場合、前記主成分は理想的構造を保持する機能を充分
に満たし、たとえば安定化主成分の1つが相対的な不足
のため、さもなければ発生するかも知れない破断の始ま
るのを回避する。これらの性質により前記セラミックス
の使用温度範囲を拡大することができる。ホットスプレ
ーによりコーティングを製造する場合には、本発明の粉
末は耐火性フィルムを付着するためのあらゆる物理的方
法及び耐火性の充分なあらゆる支持体に対して適してい
る。特に、プラズマスプレーによる付着は非常に適して
いて、たとえばAr及びH2の混合物を使用する。かよ
うにして得られる付着物では、正方晶相ジルコニア比率
は98%を越える。これらの付着物は種々の熱疲れのサ
イクル、たとえば火炎及び冷気ジェットとの交互接触に
よる熱衝撃の反復、又は湿り大気下の温度の上昇及び保
持、並びに周囲空気中での焼入れに付した。その場合前
記付着物は慣用材料の付着物(たとえばイットリウム安
定化ジルコニア)と比較して少なくとも50%より大き
い剥離を多数のサイクルの後に被ることがなく、支持材
料中への拡散も全く増加を示していない。
【実施例】実施例1 この実施例により、本発明と先行技術の粉末から得られ
るフリットされた部材の機械的特性を比較することが可
能である。これらの粉末は比表面積17.4m2g−1
の純ジルコニア粉末を、100gの水に対して固体10
0gの割合で懸濁することにより得られ、次いで必要量
の硝酸セリウム及び硝酸イットリウムを溶解した。次い
で、乾燥に続いてアトマイゼーションし、750℃で3
時間力焼することにより水を除去した。粉末は数十μの
直径を有する球の形態で得られる。解凝集を起こして中
位数1μ以下の直径を得る。部材を160MPaでハイ
ドロスタティックプレスすることによって成形し、フリ
ッティングを1420℃で2時間実施した。曲げ破断性
を三点曲げ法により測定し、試験片の表面状態がRa=
0.2μmとなるようにした。フリッティグ後及び水蒸
気の存在下に300℃で3000時間保持することによ
る熱処理の後に常温で測定した。結果を第1表(試験
1,3〜5)に示す。第1図に同じ表示により図示し
た。各試験な少なくとも5個の試験片の平均から成る。
るフリットされた部材の機械的特性を比較することが可
能である。これらの粉末は比表面積17.4m2g−1
の純ジルコニア粉末を、100gの水に対して固体10
0gの割合で懸濁することにより得られ、次いで必要量
の硝酸セリウム及び硝酸イットリウムを溶解した。次い
で、乾燥に続いてアトマイゼーションし、750℃で3
時間力焼することにより水を除去した。粉末は数十μの
直径を有する球の形態で得られる。解凝集を起こして中
位数1μ以下の直径を得る。部材を160MPaでハイ
ドロスタティックプレスすることによって成形し、フリ
ッティングを1420℃で2時間実施した。曲げ破断性
を三点曲げ法により測定し、試験片の表面状態がRa=
0.2μmとなるようにした。フリッティグ後及び水蒸
気の存在下に300℃で3000時間保持することによ
る熱処理の後に常温で測定した。結果を第1表(試験
1,3〜5)に示す。第1図に同じ表示により図示し
た。各試験な少なくとも5個の試験片の平均から成る。
【表1】 試験1及び3は本発明によるのに対し、試験4及び5は
先行技術を示す。試験1及び3においてはフリッティン
グ直後に低温で測定した機械的特性は低いCeO2含有
量を用いる先行技術の試験4と同等の、非常に良好な水
準にあり、更に一層明瞭にはCeO2含有量が高くかつ
本発明の範囲外の試験5よりも遥かにすぐれた水準にあ
ることを知ることができる。有利なことには、熱疲れを
経てから、試験1及び3では試験4及び5と比較し、機
械的特性の明確な改良を予想外に示している。このよう
に、本発明の粉末の場合には、高いCeO2含有量を用
いて機械的特性の劣化が存在しないのに対して、範囲外
に高い含有量では前記の劣化を生じる(試験5)。熱疲
れの後ではこれらの特性が明確に改良されている。 実施例2 この実施例は、ホットスプレーによりコーティングを製
造するために本発明の粉末を使用した後に得られる結果
を説明する。次の比率でジルコニア、酸化イットリウム
及び酸化セリウムを有機バインダを加えて水性懸濁液に
入れることにより粉末を得た。 ZrO2(直径中位数0.7μ) 52.0重量% Y2O3(直径中位数1.2μ) 2.1重量% CeO2(直径中位数0.9μ) 5.7重量% ポリビニルアルコール 0.6重量% 脱イオン水 42.6重量% 懸濁液を10kg/hの蒸発能力を有する装置でアトマ
イゼーションした。30μmを中心とする15〜60μ
mの下記組成の球形粒子を得た。 ZrO2 91モル% Y2O3 2モル% CeO2 7モル% 次の条件下にプラズマ溶射により幾つかの付着物(第1
図のZrCeY)を製造した。 プラズマ源混合物 水素15%含有アルゴン 電力 35KW 粉末流速 0.7kg/h 基材:空気による吹付けで付着した、Ni、Cr、Al
及びYの合金の厚さ1mmの下層を用いて被覆された、
厚さ7mm、直径2.5cmのペレットの形態のステン
レス鋼。酸化物付着物の厚さは、研磨後約0.5mmで
ある。比較のため、4モル%のY2O3を含有する安定
化ジルコニアの付着物(第1図のZrY)を同一条件下
に製造した。次の結果を得た。 気孔率:両方の付着物の形式とも実施的に同じで約10
%。 熱疲れ: (a)熱衝撃:酸素アセチレンバーナーの火炎に対する
1分間の暴露を持続して伴なうサイクルと、次いで20
℃で2分間ウォータージェットに付着物を付して、剥離
が起るのはZrCeY付着物については310サイクル
後であり、ZrY付着物については僅か200サイクル
後であった。 (b)高温の湿り大気中の性質:付着物を湿り大気(相
対湿度100%)中で600℃まで300°/hの温度
上昇に付し、その状態に10時間保持し、次いで開放空
気中で冷却さてた場合、150サイクル後にZrCeY
付着物は劣化していなかったが、ZrY付着物は100
サイクル後に剥離していた。
先行技術を示す。試験1及び3においてはフリッティン
グ直後に低温で測定した機械的特性は低いCeO2含有
量を用いる先行技術の試験4と同等の、非常に良好な水
準にあり、更に一層明瞭にはCeO2含有量が高くかつ
本発明の範囲外の試験5よりも遥かにすぐれた水準にあ
ることを知ることができる。有利なことには、熱疲れを
経てから、試験1及び3では試験4及び5と比較し、機
械的特性の明確な改良を予想外に示している。このよう
に、本発明の粉末の場合には、高いCeO2含有量を用
いて機械的特性の劣化が存在しないのに対して、範囲外
に高い含有量では前記の劣化を生じる(試験5)。熱疲
れの後ではこれらの特性が明確に改良されている。 実施例2 この実施例は、ホットスプレーによりコーティングを製
造するために本発明の粉末を使用した後に得られる結果
を説明する。次の比率でジルコニア、酸化イットリウム
及び酸化セリウムを有機バインダを加えて水性懸濁液に
入れることにより粉末を得た。 ZrO2(直径中位数0.7μ) 52.0重量% Y2O3(直径中位数1.2μ) 2.1重量% CeO2(直径中位数0.9μ) 5.7重量% ポリビニルアルコール 0.6重量% 脱イオン水 42.6重量% 懸濁液を10kg/hの蒸発能力を有する装置でアトマ
イゼーションした。30μmを中心とする15〜60μ
mの下記組成の球形粒子を得た。 ZrO2 91モル% Y2O3 2モル% CeO2 7モル% 次の条件下にプラズマ溶射により幾つかの付着物(第1
図のZrCeY)を製造した。 プラズマ源混合物 水素15%含有アルゴン 電力 35KW 粉末流速 0.7kg/h 基材:空気による吹付けで付着した、Ni、Cr、Al
及びYの合金の厚さ1mmの下層を用いて被覆された、
厚さ7mm、直径2.5cmのペレットの形態のステン
レス鋼。酸化物付着物の厚さは、研磨後約0.5mmで
ある。比較のため、4モル%のY2O3を含有する安定
化ジルコニアの付着物(第1図のZrY)を同一条件下
に製造した。次の結果を得た。 気孔率:両方の付着物の形式とも実施的に同じで約10
%。 熱疲れ: (a)熱衝撃:酸素アセチレンバーナーの火炎に対する
1分間の暴露を持続して伴なうサイクルと、次いで20
℃で2分間ウォータージェットに付着物を付して、剥離
が起るのはZrCeY付着物については310サイクル
後であり、ZrY付着物については僅か200サイクル
後であった。 (b)高温の湿り大気中の性質:付着物を湿り大気(相
対湿度100%)中で600℃まで300°/hの温度
上昇に付し、その状態に10時間保持し、次いで開放空
気中で冷却さてた場合、150サイクル後にZrCeY
付着物は劣化していなかったが、ZrY付着物は100
サイクル後に剥離していた。
【発明の効果】本発明の粉末により、水蒸気の存在下を
含めて、低温の場合及び高温度に暴露した後の場合の両
方ですぐれた機械的特性及びすぐれた付着性を有する、
セラミックス部材及び付着物を得ることが可能となる。
特に乾燥雰囲気中では、セラミックスは1700℃に達
する温度に暴露した後、構造上若しくは寸法上の変化
も、又は局部的組成変化も受けない。これらの性質によ
り、以前は非常に限られた温度範囲及び乾燥雰囲気に限
定されていた安定化ジルコニアセラミックスの使用の範
囲を拡大することが可能になる。
含めて、低温の場合及び高温度に暴露した後の場合の両
方ですぐれた機械的特性及びすぐれた付着性を有する、
セラミックス部材及び付着物を得ることが可能となる。
特に乾燥雰囲気中では、セラミックスは1700℃に達
する温度に暴露した後、構造上若しくは寸法上の変化
も、又は局部的組成変化も受けない。これらの性質によ
り、以前は非常に限られた温度範囲及び乾燥雰囲気に限
定されていた安定化ジルコニアセラミックスの使用の範
囲を拡大することが可能になる。
【図1】第1図はモル%で表示したZrO2,Y
2O3,CeO2三成分系図表である。図中、四辺形A
BCDは本発明による定義の範囲を表わし、AEFGは
好ましい範囲を示す。点1〜7は実施例で試験した組成
を表わす。
2O3,CeO2三成分系図表である。図中、四辺形A
BCDは本発明による定義の範囲を表わし、AEFGは
好ましい範囲を示す。点1〜7は実施例で試験した組成
を表わす。
【図2】
【図3】第2図及び第3図は1420℃に2時間(第2
図)又は1700℃に3時間(第3図)保持した後、セ
ラミックス部材の異なる点における安定化主成分(Y2
O3及びCeO2)の濃度の統計的分布度数の例を示
す。濃度は電子マイクロプローブにより測定した。これ
らのグラフは高温度においても、安定化主成分の有意な
拡散及び偏析が存在しないことを例示している。
図)又は1700℃に3時間(第3図)保持した後、セ
ラミックス部材の異なる点における安定化主成分(Y2
O3及びCeO2)の濃度の統計的分布度数の例を示
す。濃度は電子マイクロプローブにより測定した。これ
らのグラフは高温度においても、安定化主成分の有意な
拡散及び偏析が存在しないことを例示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤン−ピエール・クテユール フランス国、45071・オルレアン・セデ ツクス・2、セー・エヌ・エール・エス −セー・エール・ペー・アツシユ・テー (番地なし) (72)発明者 テイエリー・デユパン フランス国、13090・エク−サン−プロ バンス、アブニユ・ポール・セザンヌ・ 36 (72)発明者 フイリツプ・オデイエ フランス国、45560・サン・ドウニ−ザ ン−バル、リユ・ドユ・デゼール・107 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C01G 25/02
Claims (9)
- 【請求項1】 1〜3.5モル%のY2O3及び6〜9
モル%のCeO2を含有することを特徴とする、湿り大
気中を含む高温度の長期アニーリングの後、安定で改良
された機械的性質を有し、酸化イットリウム及び酸化セ
リウムの使用により安定化された、フリットされたセラ
ミックス部材又はホットスプレーによるコーティングを
得るためのジルコニア粉末。 - 【請求項2】 1〜2モル%のY2O3及び6〜8モル
%のCeO2を含有することを特徴とする、請求項1に
記載の粉末。 - 【請求項3】 比表面積が4〜25m2g−1、好まし
くは6〜18m2g−1であることを特徴とする、請求
項1及び2のいずれかに記載の粉末。 - 【請求項4】 フリットされた部材を得ることを目的と
する場合、粒子の95%が0.2〜2μm、好ましくは
0.3〜1μmであることを特徴とする、請求項1〜3
のいずれか一項に記載の粉末。 - 【請求項5】 ホットスプレーによりコーティングを得
ることを目的とする場合、粒子の95%が10〜100
μm、好ましくは10〜60μmであることを特徴とす
る、請求項1〜3のいずれか一項に記載の粉末。 - 【請求項6】 4〜75m2g−1の比表面積及び0.
1μm未満の粒度を有するジルコニア粉末を出発物質と
し、それを熱分解性のイットリウム及びセリウムの塩の
溶液に投入して含浸し、得られる懸濁液を濾過し、続い
て乾燥及び力焼することを特徴とする、請求項1〜4の
いずれか一項に記載の粉末を得るための方法。 - 【請求項7】 ジルコニア、酸化イットリウム及び酸化
セリウムの粉末を水性懸濁液として、有機バインダーを
添加し、続いて乾燥し場合により力焼することを特徴と
する、請求項1〜3及び5のいずれか一項に記載の粉末
を得るための方法。 - 【請求項8】 正方晶相ジルコニアの比率が98%を越
えること、フリッティング後の低温曲げ破断性が750
〜1200MPaであって、300℃以上の温度に保っ
た後の曲げ破断性が550〜1200MPaであること
を特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項の粉末から
得られるフリットされたセラミックス部材。 - 【請求項9】 正方晶相ジルコニアの比率が98%を越
えることを特徴とする、請求項5の粉末を使用するホッ
トスプレーにより得られるジルコニアコーティング。
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