JP2818500B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2818500B2
JP2818500B2 JP3112032A JP11203291A JP2818500B2 JP 2818500 B2 JP2818500 B2 JP 2818500B2 JP 3112032 A JP3112032 A JP 3112032A JP 11203291 A JP11203291 A JP 11203291A JP 2818500 B2 JP2818500 B2 JP 2818500B2
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circuit
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clock signal
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Inventor
昌俊 森山
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特にROM,RAM,PLA等の内蔵されるデコーダ回
路のデコーダ・テスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICの内部のデコーダ回路をテス
トするデコ―ダ・テスト回路の一例を図2を用いて説明
する。従来のアンド回路1はn個のナンドAi(i=
1〜n)と、それらのデコード出力信号Si(i=1〜
n)を入力しアンド出力信号Ci(i=1〜n)を出力
するインバータBi(i=1〜n)とを、有している。
【0003】またデコーダ・テスト回路2は、デコード
出力信号Sjの反転信号SRjを出力するインバータk
jと、デコード出力信号Si(i=1〜n,i≠j)の
(n−1)ケおよび反転信号SRjを入力するn入力ナ
ンドLi(i=1〜n)と、ナンドL1(i=1〜n)
の出力信号mi(i=1〜n)を入力するn入力ナンド
7と、デコード出力信号Si(i=1〜n)を入力する
n入力ナンド6と、ナンド7,6の出力信号S7,S6
をそれぞれ入力し出力信号S5を出力する2入力のテス
ト・ナンド5から構成される。
【0004】次に、この回路の動作を説明する。まずナ
ンドL1の入力は、デコード出力信号S1の反転信号
R1とナンドAiのデコード出力信号Si(但しi=2
〜n)が入力しているため、デコード出力信号S1が
“L”でデコード出力信号Si(i=2〜n)が“H”
状態になると、ナンド出力信号m1は“L”でそれ以外
では“H”となる。
【0005】そしてナンドL2の入力は、デコード出力
信号S2の反転信号SR2とそれ以外のデコード出力信
Si(i≠2)までを入力としているため、デコード
出力信号S2が“L”でデコード出力信号S1,S3〜
Snが“H”状態になると、ナンド出力信号m2は
“L”、それ以外は“H”となる。以下ナンドL3〜L
nについても同様である。
【0006】以上の説明のようにナンドL1〜ナンドL
nにおいて、アンド回路10の出力信号Ci(i=1〜
n)どれか1本選択されていれば、ナンドLi(i=1
〜n)の出力信号mi(i=1〜n)どれか1ケが
“L”出力となり、ナンド7の出力信号S7は“H”と
なる。また、2本以上選択されれば、ナンド出力信号
i(i=1〜n)のすべてが“H”出力となるので、ナ
ンド7の出力信号S7は“L”となる。
【0007】さらに、デコード出力信号Si(i=1〜
n)がすべて“L”の場合は、ナンド6の出力信号S6
が“L”となり、デコード出力信号Si(i=1〜n)
に1本以上“H”がある場合は、ナンド出力S6は
“H”となる。従って、通常、デコード出力信号S
(i=1〜n)のうち1本が“L”で他はすべて“H”
の状態となるので、テスト・ナンド回路5の出力S5は
“L”となる。また、アンド回路1の出力が正常でない
場合は、テスト・ナンド回路5出力S5は“H”とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体集積
回路の内蔵デコーダ・テスト回路では、n個の入力信号
に対してn入力ナンドをn+2コ必要となり、トランジ
スタ数が多くなるという欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、ア
ドレス信号を入力およびデコードしてn個のデコード出
力信号を出力するデコーダを備える半導体集積回路にお
いて、前記n個のデコード出力信号をゲートにそれぞれ
入力し電位“L”により非導通となり直列にそれぞれ接
続されたn個のNチャネルトランジスタを有しこれら各
Nチャネルトランジスタ間の各接続節点クロック信号
に対応してそれぞれ電位“H”にプリチャージされ前記
各接続節点のうち非導通となったトランジスタに囲まれ
た各接続節点のみが前記クロック信号の変化後も変化せ
ず電位“H”をそれぞれ出力する第1のダイナミック型
論理回路と、前記各接続節点をゲートにそれぞれ接続し
電位“H”により非導通となるn−1個のPチャネル
ランジスタからなる直列回路を有しこの直列回路の一端
前記クロック信号に対応して電位“L”にプリチャー
され前記各Pチャネルトランジスタの1つ以上が非導
通であるとき前記クロック信号の変化後も変化せず電位
“L”を出力する第2のダイナミック型論理回路とを備
前記デコーダをテストしている。
【0010】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の回路図である。アンド回
路1はアドレス信号を入力してデコード出力信号Si
(i=1〜n)を出すn個のナンドAi(i=1〜n)
と、それらのデコード出力信号Si(i=1〜n)を
転しアンド出力信号Ci(i=1〜n)を出力するイン
バータBi(i=1〜n)を有している。
【0011】デコーダ・テスト回路2は、3つのダイナ
ミック型論理回路およびテスト・ナンド回路5を備えて
いる。1つ目のダイナミック型論理回路は、デコード出
力信号S1〜Snをゲートにそれぞれ入力し電位“L”
により非導通となり接続節点xi(i=1〜n−1)を
介して直列にそれぞれ接続されたn個のNチャネルトラ
ンジスタD1〜Dnと、ゲートがクロック信号φを入力
しソースがGNDに接地されドレインをn個直列接続の
NチャネルトランジスタD1〜Dnの両端のソース・ド
レインにそれぞれ接続した2つのNチャネルトランジス
タQ1,Q2と、ゲートにクロック信号φを入力しソー
スに電源電圧VDDが供給されドレインがそれぞれ対応
する接続節点xiに接続するPチャネルプルアップトラ
ンジスタE1〜E(n−1)とを有し、各Nチャネルト
ランジスタD1〜Dn間の各接続節点xi(i=1〜
n)クロック信号φに対応してそれぞれ電位“H”に
プリチャージされ、各接続節点xi(i=1〜n)のう
ち非導通となったトランジスタに囲まれた各接続節点の
みが、クロック信号φの変化後も変化せず電位“H”と
なる信号をそれぞれ出力する。2つ目のダイナミック型
論理回路は、ダイナミック型ノア回路3であり、各接続
節点xi(i=1〜n−1)をゲートにそれぞれ接続し
電位“H”により非導通となるn−1個のPチャネルト
ランジスタFi(i=1〜n−1)からなる直列回路
有し、この直列回路の一端クロック信号φに対応して
電位“L”にプリチャージされ各Pチャネルトランジス
タFi(i=1〜n−1)の1つ以上が非導通であると
きクロック信号φの変化後も変化せず電位“L”となる
ノア出力信号S3を出力する。3つ目のダイナミック型
論理回路は、ダイナミック型ナンド回路4であり、デコ
ード出力信号Si(i=1〜n)をゲートにそれぞれ
力し電位“H”により導通となるn個のNチャネルトラ
ンジスタGi(i=1〜n)からなる直列回路を有し
この直列回路の一端クロック信号φに対応して電位
“H”にプリチャージされ各NチャネルトランジスタG
i(i=1〜n)の全てが導通であるときクロック信号
φの変化後に電位“L”となるアンド出力信号S4を出
力する。また、テスト・ナンド回路5は、2入力ナンド
であり、ダイナミック型ノア回路3のノア出力信号S
3,ダイナミック型ナンド回路4のナンド出力信号S4
を入力しテスト結果信号S5を出力する。
【0012】次にこの回路例の動作を説明する。
【0013】まず、クロック信号φが“L”の間にn個
直列接続のNチャネルトランジスタD1〜Dnの間の電
位をPチャネルトランジスタE1〜E(n−1)で電源
電圧VDDにプルアップさせる。そしてクロック信号φ
が“H”になるとPチャネルトランジスタE1〜E(n
−1)がオフし、Nチャネルトランジスタ,Q2が
オンし“L”レベルをn個直列接続のNチャネルトラン
ジスタD1〜Dnの両端から伝達をはじめる。
【0014】この時、ナンドA1〜Anからデコード
力信号S1〜Snが出力され、どれか1コが“L”出力
で他のすべてが“H”出力の場合、n個直列接続のNチ
ャネルトランジスタD1〜Dnの1ケがオフし残りすべ
てがオンするので、オフしたNチャネルトランジスタの
ソースとドレインは両端より“L”レベルが伝達され、
すべてのn個直列接続のNチャネルトランジスタD1〜
Dnの間が“L”レベルとなり、それを入力とするダイ
ナミック型ノア回路のn−1個直列接続のPチャネルト
ランジスタF1〜F(n−1)をすべてオンさせ“H”
を出力させる。
【0015】また、デコード出力信号S1〜nのうち
2コ以上“L”出力で、他のすべてが“H”出力の場
合、n個直列接続のNチャネルトランジスタD1〜Dn
の2ケがオフし残りがすべてオンするので、オフしたN
チャネルトランジスタにかこまれたソース又はドレイン
は両端よりの“L”レベルが伝達されないので“H”レ
ベルが残る。そのため、ダイナミック型ノア回路のn−
1個直列接続のPチャネルトランジスタのF1〜F(n
−1)内、1個以上オフさせるので“L”が出力され
る。
【0016】そして、デコード出力信号S1〜nがす
べて“H”出力の場合はダイナミック型ナンド回路の
個直列接続のNチャネルトランジスタG1〜Gnがすべ
てオンするので“L”が出力される。よって、通常、デ
コード出力信号Si(i=1〜n)のうち1本が“L”
で他はすべて“H”の状態となるので、テスト・ナンド
回路5のテスト結果信号S5は“L”となり、デコード
出力信号S1〜nが正常でない場合は、テストナン
ド回路5のテスト結果信号S5は“H”となる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来あっ
たn入力ナンドの(n+)個の代りに、ダイナミック
型回路により回路を構成でき、デコーダ・テスト回路の
トランジスタ数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】従来の半導体集積回路の一例の回路図である。
【符号の説明】
1 アンド回路 2 デコーダ・テスト回路 3 ダイナミック型ノア回路 4 ダイナミック形ナアンド回路 5 テスト・ナンド回路 Ai 第iのナンド Bi 第iのインパータ Ci 第iのアンド出力信号 Di 第iの縦積卜ランジスタ Ei 第iのPチャネルトランジスタ Fi 第iのPチャネルトランジスタ Gi 第iのNチャネルトランジスタ Q1〜Q4 Nチャネルトランジスタ Si 第iのデコード出力信号 S3 ノア出力信号 S4 ナンド出力信号 S5 テスト結果信号 φφR クロック対 Xi 第iの接続節点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス信号を入力およびデコードして
    n個のデコード出力信号を出力するデコーダを備える半
    導体集積回路において、 前記n個のデコード出力信号をゲートにそれぞれ入力し
    電位“L”により非導通となり直列にそれぞれ接続され
    n個のNチャネルトランジスタを有しこれら各Nチャ
    ネルトランジスタ間の各接続節点クロック信号に対応
    してそれぞれ電位“H”にプリチャージされ前記各接続
    節点のうち非導通となったトランジスタに囲まれた各接
    続節点のみが前記クロック信号の変化後も変化せず電位
    “H”をそれぞれ出力する第1のダイナミック型論理
    路と、 前記各接続節点をゲートにそれぞれ接続し電位“H”に
    より非導通となるn−1個のPチャネルトランジスタ
    らなる直列回路を有しこの直列回路の一端前記クロッ
    ク信号に対応して電位“L”にプリチャージされ前記各
    Pチャネルトランジスタの1つ以上が非導通であるとき
    前記クロック信号の変化後も変化せず電位“L”を出力
    する第2のダイナミック型論理回路とを備え前記デコー
    ダをテストすることを特徴とする半導体集積回路。
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JPH04340487A JPH04340487A (ja) 1992-11-26
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