JP2818460B2 - 引き戸用電気錠 - Google Patents

引き戸用電気錠

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JP2818460B2
JP2818460B2 JP1840090A JP1840090A JP2818460B2 JP 2818460 B2 JP2818460 B2 JP 2818460B2 JP 1840090 A JP1840090 A JP 1840090A JP 1840090 A JP1840090 A JP 1840090A JP 2818460 B2 JP2818460 B2 JP 2818460B2
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sliding door
gear
manual
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electric lock
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幸男 小野
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は手動により施錠解錠を行う手動施錠手段を備
えた引き戸用電気錠に関する。
(従来の技術) 一般に従来の引き戸用電気錠は、ソレノイドやモータ
などにより施錠解錠を行う作動施錠手段の他に、故障な
どが起きた場合のために、手動により施錠解錠する手動
施錠手段が設けられている。
これに付き特開昭62−33981号を例に説明する。第4
図において、101は引き戸の戸先框に取り付けられたケ
ースで、各種の挿通孔を設けた前板102が取り付けられ
ており、これには手動施錠手段103が設けられてる。
ケース101にはピン104が固定されており、このピン10
4には操作杆105が回動自在に取り付けられている。ま
た、ケース101には摺動杆106が上下動自在に取り付けら
れており、これに取り付けられたピン107が操作杆105に
係合しており、摺動杆106の上下動とともに操作杆105が
矢印のように回動する。
110は戸枠に取り付けられたケースで、これには作動
施錠手段111が設けられている。このケース110に固定さ
れたピン112に施錠部材113が回動自在に取り付けられて
いる。また、作動杆114が上下動自在に取り付けられて
おり、これに固定されたピン115が施錠部材113に係合し
ている。そこでソレノイド116により作動杆114が上下動
すると、施錠部材113が回動し、施錠解錠がなされる。
また、他の例として、特公昭62−78383号にはラック
とピニオンによる施錠部材を回動させたものが示されて
いる。
第5図において、120は戸枠に設けられた作動施錠手
段で、ソレノイド121により上下動する作動杆122にラッ
ク123を設け、一方施錠部材125にピニオン126を取り付
け、両歯車の噛み合いにより、施錠部材125が回動す
る。
130は引き戸の戸先框の設けた手動施錠手段で、手動
で上下に操作させる操作杆131の上下動はラック132、ピ
ニオン133、ピニオン134、ラック135を介して作動杆122
に伝えられ、施錠部材125が手動で回動操作されるよう
になっている。
上記発明に示されたように、従来の引き戸用電気錠の
手動施錠手段は、その機構が複雑なので電気錠が非常に
高価となり、その高い信頼性を考慮すると著しく不経済
となる不都合があった。
また、故障時に外から手動開閉を必要としない引き戸
の場合、鍵穴および解除機構に手動鍵を必要としない。
この機構を室内手動開閉ノブとしている場合が多いの
で、さらに高価となる不都合がある。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように、引き戸用電気錠は、その手動施錠
手段が複雑で非常に高価となる不都合がある。
本発明は、上述の不都合を除去するためになされたも
ので、簡単な構成からなる手動施錠手段を備えた安価な
引き戸用電気錠を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するため一方の引き戸に
設けられて回動により他方の引き戸との施錠解錠をする
施錠部材およびこれの駆動体をもった作動錠手段と、手
動に施錠部材を回動させ施錠解錠をする手動施錠手段と
を備えた引き戸用電気錠であって。上記手動施錠手段
は、一方の引き戸に設けられて回動により施錠部材を回
動する歯車と、室内側からこの歯車に至る操作孔と、操
作孔に挿脱自在で上記歯車に噛み合うラック歯車を有し
挿入により歯車を介して施錠部材を回動させる手動操作
体とを具備したことを特徴する引き戸用電気錠である。
(作用) 本発明では施錠部材を設けた一方の引き戸に回動自在
に歯車を取り付け、これの回動により施錠部材を回動さ
せるようにし、さらに室内側の引き戸から操作孔を設
け、ラック歯車をもった手動操作体をこの孔から挿入し
て歯車を直接回動させるようにした。このため他方の引
き戸から操作を一方の引き戸に伝える構成の省力を可能
にした。
(実施例) 以下本発明の詳細を第1図ないし第3図に示す実施例
により説明する。
第1図は本実施例の要部を示す断面図で、第2図は手
動操作体の正面図、第3図は引き戸への取り付け状態を
示す斜視図である。
第3図において、1は室外側1aに位置して固定又は半
固定(開閉可能な引き戸を一時的に固定したもの)で設
けられた一方の引き戸で、他方の引き戸2は室内側2aに
位置して開閉自在に設けられている。そして作動施錠手
段30は引き戸1の解放側の端部に設けられており、手動
施錠手段50の一部は、引き戸2の端部の作動施錠手段30
に対向した位置に設けられている。
始動施錠手段30に付き説明する。31は外側を覆うカバ
ーで内側には側板32が取り付けられている。この中には
支持体33が取り付けられており、これに各機構が設けら
れている。
すなわち、支持体33には固定軸34が取り付けられてお
り、これには施錠部材35が回動自在に取り付けられてい
る。これは先端に係合部35aを備えており、図示の状態
は、これが回動により引き戸2の係合孔2bを通り、引き
戸2に係合した状態で、引き戸2の紙面直角方向の移動
を阻止する。
固定軸34の上方に駆動軸40が支持体33に回転自在に取
り付けられている。これは後方に設けられたソレノイド
とかモータなどからなる駆動体41により正方向、逆方向
に回動駆動される。この駆動軸40には作動体42および後
述する一部切欠した歯車51(又は42と51が一体となった
形状)が固定されている。また、作動体42と施錠部材35
との間は連結体44で連結されている。従って、駆動軸40
が矢印45aの方向に回動すると、施錠部材35は矢印45bに
示すように逆回動し、引き戸2から離脱する。手動施錠
手段50は、駆動軸40に固定された歯車51と、手動操作体
52と、操作孔53とからなっている。
歯車51はこれを回動させると、これに応じて施錠部材
35も回動される。手動操作体52は偏平なキー状部材から
なり先端部に歯車51に噛み合うラック歯車52aが形成さ
れている。操作孔53は引き戸2に設けられた孔53a、53
b、および側板32に設けられた孔53cからなっており、室
内側2aから歯車51に達している。
本実施例は上述のような構成されているが、次ぎに作
用につき説明する。
第一図の施錠状態から作動施錠手段30で解錠する場合
には、図示しない制御装置からの指令により、駆動軸40
を矢印45aで示す方法、すなわち時計方向に正回動させ
ると、連結体44を介して施錠部材35が矢印45bの方向、
すなわち、反時計方向に逆回動し離脱解錠する。施錠す
る場合は、これとは反対に駆動軸40を反時計方向に回動
させればよい。
次に手動施錠手段50の作用につき説明すると、解錠す
る場合は、手動操作体52を操作孔53に挿入し、ラック歯
車52aを歯車51に噛み合わせた後、前進させ歯車51を矢4
5aの方向に手動で回動させると、施錠部材35は逆回動
し、解錠される。施錠の場合は、手動操作体52を手前に
後退させ、歯車51を反時計方向に回動させると施錠部材
35が時計方向に正回動し、施錠される。
本実施例のように、固定側又は半固定側の引き戸に、
手動施錠手段を取り付けた場合は、各種の配線をサッシ
を通して固定することが可能になったり、開閉を最小回
数にすることができるため配線まげストレスを最小にで
きるので、配線の切断などの事故を防止することができ
る。
なお、本実施例においては、固定側又は半固定側の引
き戸に作動施錠手段を取り付けたが、これに限定され
ず、開閉側の引き戸に設けてもよい。
また、固定側又は半固定側の引き戸は、移動可能なも
のに限らず、固定物でもよく、要は開閉側の引き戸が施
錠されればよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の引き戸用電気錠は、室
内側から挿脱自在な手動操作体を用いて手動で直接施錠
部材を回動するようにしたので、室内側からの手動操作
を室外側の引き戸に伝達する機構が不要になり、安価で
無駄のない引き戸用電気錠を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す断面図、第2図
は同じく要部(手動操作体)の正面図、第3図は同じく
取り付け状態を説明する斜視図、第4図は従来例を説明
する正面図、第5図は他の従来例を説明する正面図であ
る。 1……一方の引き戸 2……他方の引き戸 2a……室内側 30……作動施錠手段 35……施錠部材 41……駆動体 50……手動施錠手段 51……歯車 52……手動操作体 52a……ラック歯車 53……操作孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の引き戸に設けられて回動により他方
    の引き戸との施錠解錠をする施錠部材およびこれの駆動
    体をもった作動施錠手段と、手動により施錠部材を回動
    させ施錠解錠をする手動施錠手段とを備えた引き戸用電
    気錠であって、 上記手動施錠手段は、一方の引き戸に設けられて回動に
    より施錠部材を回動する歯車と、室内側からこの歯車に
    至る操作孔と、操作孔に挿脱自在で上記歯車に噛み合う
    ラック歯車を有し挿入により歯車を介して施錠部材を回
    動させる手動操作体とを具備したことを特徴とする引き
    戸用電気錠。
  2. 【請求項2】一方の引き戸は固定されており他方の引き
    戸は開閉自在でかつ室内側であることを特徴とする請求
    項1記載の引き戸用電気錠。
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