JP2816683B2 - 遊戯用車両 - Google Patents

遊戯用車両

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JP2816683B2
JP2816683B2 JP63167741A JP16774188A JP2816683B2 JP 2816683 B2 JP2816683 B2 JP 2816683B2 JP 63167741 A JP63167741 A JP 63167741A JP 16774188 A JP16774188 A JP 16774188A JP 2816683 B2 JP2816683 B2 JP 2816683B2
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剛久 中島
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株式会社鈴鹿サーキットランド
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、オートバイの感覚で車の運転を楽しむこ
とができる遊戯用車両に関する。
〔従来技術とその課題〕
遊園地などで、子供などがオートバイの感覚を楽しむ
場合には、従来のオートバイをそのまま用いたのでは、
転倒等の事故により子供が怪我をする恐れが多く、非常
に危険である。
このため、従来では、上記オートバイの後輪部等に補
助輪を取り付けて遊戯用に供しているのが現状である。
しかしながら、オートバイの運転の醍醐味は、車体を
傾倒しながらの操舵感覚にあり、上記補助輪付きのオー
トバイでは上記操舵感覚が得られず、オートバイを運転
する醍醐味が楽しめない、という問題を有していた。
この発明は、かかる現状に鑑みて創案されたものであ
って、その目的とするところは、転倒の危険性が全くな
く安全であり、しかも、オートバイと同様な操舵感覚を
楽しむことができる遊戯用車両を提供しようとするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明に係る遊戯用車両
は、オートバイ様に形成されたハンドルとシート及びス
イングフレームを有し、該スイングフレームの下部が、
フロント側及びリア側に回転自在に軸支された3輪以上
の車輪を有するメインフレームに揺動可能に軸支されて
いると共に、上記ハンドルは、メインフレームの前輪を
操舵可能にスイングフレームに水平回転自在に軸支さ
れ、かつ、上記ハンドルに配設されたスロットルグリッ
プを操作することによりメインフレームに配設された駆
動源を作動制御して走行するように構成し、車両の走行
操舵を、ハンドルのみの操舵と、スイングフレームの傾
斜操舵及びハンドルの操舵とスイングフレームの操舵の
組み合わせにより行うことができるように構成したこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
それ故、この発明に係る遊戯用車両にあっては、転倒
の危険性を防止するため、車輪を3輪以上、例えば、前
輪を2輪とし後輪を1又は2輪で構成したことを特徴と
するものである。
また、この発明にあっては、オートバイと同様な操舵
感覚を楽しむことができるようにするため、シートが配
設されたスイングフレームを、メインフレームに対し車
幅方向に揺動可能に軸支し、操縦者は、上記シートに跨
がった状態で、上記スイングフレームを車幅方向に傾倒
操作し、または/及び、前記ハンドルを操作することに
よって、車両を任意の方向へ操舵することができるよう
に構成したことを特徴とするものである。勿論、速度調
整は、従来のオートバイと同様にスロットルグリップを
回転操作して行なうように構成されている。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この発明を詳
細に説明する。
この実施例に係る遊戯用車両は、第1図乃至第4図に
示すように、メインフレーム3のフロント側に回転可能
に配設された前輪1,1と、上記メインフレーム3のリア
側に回転可能に配設された後輪2,2と、で4輪に構成さ
れている。
前輪1,1は、フロント側左右に配設されており、それ
ぞれ片持ちアクスル10,10に、軸11を介して、回動可能
に軸支されていると共に、第4図に示すように、第2図
a方向及び第3図d方向にも揺動可能に軸支されてい
る。
上記片持ちアクスル10,10の基端は、上記メインフレ
ーム3の前縁両側に、軸Zを介して回動可能に軸支され
ており、この軸Zは、第1図からも明らかなように、リ
ア側方向に上がり勾配で傾斜して軸支されている。この
ように軸Zを傾斜させて配設することで、車両操舵時に
おける操舵支点を、前輪1,1の接地点に設定することが
でき、操舵時における車体やハンドル7のガタツキを防
止し、安定した操舵を行なうことができる。
後輪2,2は、メインフレーム3のリア側に配設された
車軸20の両端に連設されており、該車軸20は、スロット
ルグリップ70の回動に応動して駆動制御されるエンジン
4によって駆動されるように、作動的に連結されてい
る。
尚、上記図示の実施例では、各後輪2,2の幅間隔を、
前輪1,1の幅間隔に比較して狭く構成した場合を例にと
り説明しているが、この発明にあっては、これに限定さ
れるものではなく、例えば、前輪1,1の幅間隔と同一に
設定して安定性をより向上させることもできる。
メインフレーム3は、第3図に示すように、鋼管等で
平面略凸状に形成されたフレーム材で構成されており、
このフレーム材の幅広部3aにはフロアパネル30が固定さ
れている。
このように構成されたフレーム材の幅広部3aには、片
持ちアクスル10,10を介して前記前輪1,1が回転可能に取
り付けられ、また、上記フレーム材の幅狭部3bには、車
軸20を介して後輪2,2が回転可能に取り付けられてい
る。尚、上記メインフレーム3は、上記鋼管に代えて、
アングル材やI型鋼等を用いることもできる。
駆動ユニット4は、メインフレーム3の幅狭部3bに配
設されており、公知のエンジンまたはモータ等と同様に
構成された駆動源40と、この駆動源40からの駆動力をギ
ア42及びギア21を介して車軸20に伝達する伝達機構41
と、を有して構成されている。尚、上記駆動源40を2個
のエンジン等で構成することもできる。
スイングフレーム5は、その下端が、上記メインフレ
ーム3に軸支され、第2図に示す車幅方向bに揺動可能
に取り付けられている。
このスイングフレーム5は、オートバイ等のフレーム
構造と略同様に構成されており、フロント側脚部5a,5a
の上端部と、略く字状に形成されたリア側脚部5b,5bの
上端部が連結されて上記フレーム構造を形成していると
共に、上記フロント側脚部5a,5aの連結下端部及びリア
側脚部5b,5bの連結下端部が、夫々前記メインフレーム
3の前縁部中央及び後縁部中央に回動可能に軸支されて
いる。
尚、上記各脚部5b,5bには、操縦者の足を乗せること
ができるステップ50,50と、上記スイングフレーム5の
所定角度以上の傾斜を防止するストッパ体51,51と、が
外側へ突出した状態で形成されている。
ストッパ体51,51は、上記スイングフレーム5が、第
2図b方向へ傾倒されて、通常のオートバイでは転倒す
る角度と同じ角度以上に傾倒された場合に、前記フロア
パネル30の表面に当接して、スイングフレーム5の傾き
を阻止する。
尚、上記リア側脚部5b,5bの上部5cには、燃料タンク5
2が固着されていると共に、上記リア側脚部5b,5bの上部
5cに連設された支持部材60には、シート6が固着されて
いる。このシート6は、一人掛け用或は二人掛け用に形
成することができる。
右手側にスロットルグリップ70が取り付けられてなる
ハンドル7は、そのロッド71が、前記フロント側脚部5
a,5aに回動可能に軸支されており、このロッド71の下端
部には、ターンプレート72と一対のタイロッド73等から
構成されてなる操舵機構が作動的に連結されている。勿
論、上記ハンドル7には、ブレーキレバーやクラッチ用
レバーが配設されている。
操舵機構を構成する前記ターンプレート72は、上記ロ
ッド71の回転に応動して、第3図c方向に回転し、かつ
第2図b方向に揺動するように、軸12を介してメインフ
レーム3に軸支されている。この場合、上記ターンプレ
ート72は、上記スイングフレーム5の軸支点より上方に
位置して配設されている。
また、前記操舵機構を構成する各タイロッド73は、一
端が上記ターンプレート72に連結されていると共に、他
端が前輪1,1のナックル部材(図示せず)に連結されて
おり、ハンドル7を車両進行方向の右へ操作すれば、前
輪1,1が右方向へ操舵され、逆に、ハンドル7を車両進
行方向の左へ操作すれば、前輪1,1が左方向へ操舵され
るように構成されている。
また、この実施例では、操舵機構を上記のように構成
したため、ハンドル7による操舵に代えて、スイングフ
レーム5の傾倒により操舵することもできる。
即ち、上記ロッド71の下端部(上記タイロッド73の連
結点より上部)には、第2図からも明らかなように、該
ロッド71の揺動に応動するタイロッド74の一端が作動的
に連結されていると共に、これら各タイロッド74の他端
は、前記片持ちアクスル10,10に連結されている。
これにより、今、スイングフレーム5を、第2図左側
に傾倒させた場合には、上記タイロッド74が前記片持ち
アクスル10,10を第2図左方向へ押圧し、その結果、上
記片持ちアクスル10,10が軸Zを回転中心として第2図
反時計方向へと回動し、車両は緩やかなカーブを描いて
第3図f方向に対し右方向へ操舵される。
勿論、上記スイングフレーム5の傾倒動作と同期させ
て、ハンドル7を右方向へ回動操作することで、車両の
回転半径を最少にコントロールすることができる。
それ故、この実施例に係る4輪式遊戯用車両に乗って
走行を楽しむ場合には、前記シート6に跨がり、駆動源
40を作動させた後、スロットルグリップ70を回動操作す
ることで、該遊戯用車両は前進する。
この状態から進行方向を任意の方向へ操舵する場合に
は、前記したように、スイングフレーム5の傾倒させ、
或は、ハンドル7を回動させ、または、これらを組み合
わせることで、容易に操舵することができる。この場
合、上記スイングフレーム5の傾倒させすぎても、スト
ッパ体51,51がフロアパネル30に当接するので、操縦者
及び車両が転倒するのを確実に防止することができる。
尚、上記実施例では、この発明を4輪式の遊戯用車両
に適用した場合を例にとり説明したが、この発明にあっ
てはこれに限定されるものではなく、例えば、後輪を1
輪とすることもできる。
〔発明の効果〕
この発明は、以上説明したように、メインフレームを
3輪以上の車輪で安定的に支持したので、転倒を確実に
防止することができ、しかも、シートが配設されたスイ
ングフレームを、メインフレームに対し車幅方向に揺動
可能に軸支し、操縦者は上記シートに跨がった状態で、
上記スイングフレームを車幅方向に傾倒操作し、また
は、前記ハンドルを操作し、或は、これらを適宜組み合
わせることによって、車両を任意の方向へ操舵すること
ができるように構成したので、オートバイと同様な操舵
感覚を手軽かつ安全に楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る遊戯用車両の構成を
示す正面図、第2図は同遊戯用車両の側面図、第3図は
同遊戯用車両の平面図、第4図は前輪の支持状態を拡大
して示す断面図である。 (符号の説明) 1……前輪、2……後輪 3……メインフレーム、4……駆動ユニット 5……スイングフレーム、6……シート 7……ハンドル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オートバイ様に形成されたハンドルとシー
    ト及びスイングフレームを有し、該スイングフレームの
    下部が、フロント側及びリア側に回転自在に軸支された
    3輪以上の車輪を有するメインフレームに揺動可能に軸
    支されていると共に、上記ハンドルは、メインフレーム
    の前輪を操舵可能にスイングフレームに水平回転自在に
    軸支され、かつ、上記ハンドルに配設されたスロットル
    グリップを操作することによりメインフレームに配設さ
    れた駆動源を作動制御して走行するように構成されてな
    り、車両の走行操舵は、ハンドルのみの操舵と、スイン
    グフレームの傾斜操舵及びハンドルの操舵とスイングフ
    レームの操舵の組み合わせにより行うことができるよう
    に構成されていることを特徴とする遊戯用車両。
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