JP2816638B2 - フラットカーテンウォール - Google Patents

フラットカーテンウォール

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JP2816638B2 JP5132137A JP13213793A JP2816638B2 JP 2816638 B2 JP2816638 B2 JP 2816638B2 JP 5132137 A JP5132137 A JP 5132137A JP 13213793 A JP13213793 A JP 13213793A JP 2816638 B2 JP2816638 B2 JP 2816638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定部(フィックス
部)と開き窓とが混在するカーテンウォールにおいて、
各パネルの外面を実質的に同一面としたフラットカーテ
ンウォールに関する。
【0002】
【従来の技術】都市の近代化に伴って、カーテンウォー
ルに対する需要が高まっている。この種のカーテンウォ
ールにおいては、固定部(フィックス部)と開き窓とが
混在することが多い。
【0003】一方、第1先行例として挙げる特開平4−
293884号においては、ガラスを環状のフレームに
より固定し、そのフレームを建物側の支持材に固定する
ことが記載されている。この場合において、ガラスを、
フレームの横断面コ字状部分において係止して保持して
いる。
【0004】また、本出願人は、先に第2先行例として
挙げる特開平5−18030号として、第1先行例のよ
うに、ガラスをその四周に位置するフレームに係止する
ことなく、フレームの室外側面に対して接着剤により接
着して一体化するとともに、隣接するガラス間にはガラ
ス外面より突出させることなくシール材を設けて、ガラ
ス外面を同一平面とし、かつその平面より突出する部分
が存在しないで配置させた構造を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら第1先
行例および第2先行例においては、いずれも固定部(フ
ィックス部)のみを構造を開示しており、固定部(フィ
ックス部)と開き窓とが混在したカーテンウォール全体
の構造については、全く考慮していない。
【0006】一方、第1先行例においては、ガラスを、
フレームの横断面コ字状部分において係止して保持いる
ために、ガラスの保持安定性に優れるものの、そのコ字
状部分の室外側片はガラス外面より突出しているため
に、デザイン的に必ずしも優れたものではない。
【0007】このデザイン面においては、第2先行例に
あっては、ガラス外面より突出する部分がないので優れ
る。しかし、ガラスの保持を、接着剤によりフレームに
固定しているために、接着剤の劣化によって、あるいは
万一の火災におけるその接着剤が消失によって、ガラス
がフレームから脱離し、地上に落下する危険性が残され
ている。
【0008】したがって、本発明の第1の課題は、ガラ
スの保持安定性に優れるとともに、パネル以外が突出せ
ず、外観に優れたものとすることにある。特に、第2の
課題として、固定部(フィックス部)と開き窓とが混在
したカーテンウォール全体の構造において、そのデザイ
ン性を高めることにある。第3の課題は、後述の作用の
欄で述べる機能をもたせることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、方立と無目
とからなる構造部材により外壁を支持する構造をなした
カーテンウォールにおいて、前記外壁は、複数の固定部
と、内外方向の開き窓とを有し、これら固定部および開
き窓が、パネルと、このパネルを、その四周の背面を保
持し、室外側端面がパネルの外面より実質的に室外側に
突出しないでパネルの四周面を係止する係止部材とを有
し、前記固定部の各係止部材には、そのパネルより室内
側において、四周内方に開口する係合溝を有し、これら
係合溝に係合する係合ホルダー部を介して直接的に構造
部材により保持され、前記開き窓の上および左右の各係
止部材には、そのパネルより室内側において、四周内方
に開口する係合溝を有し、これら係合溝に対応する窓框
が係合され、前記開き窓の下係止部材は窓の下框に係合
保持された状態で、開き窓が構造部材により開閉自在に
保持され、前記各固定部および開き窓は、それらの各パ
ネル外面が同一平面上に位置され、かつその平面より突
出する部分が存在しないで配置されていることで解決で
きる。
【0010】ここにおいて、前記固定部および開き窓に
おける、パネルと、このパネルを保持する係止部材と
は、既製のものとして一体化しておくことができる。
【0011】本発明において、パネルとは、ガラス、石
板、陶板、人造石、金属板などを含めていう。また、カ
ーテンウォール全体の各パネルが同一面上にある必要は
なく、ある固定部と開き窓とが混在する、ある領域内に
おいて、各パネルの外面が同一面であることで足りる。
【0012】
【作用】本発明において特筆すべきは、固定部と開き窓
とが混在したカーテンウォール全体の構造に着目したこ
とである。すなわち、各固定部および開き窓は、それら
の各パネル外面が同一平面上に位置され、かつその平面
より突出する部分が存在しないで配置されている。これ
によって、室外からカーテンウォール全体を視たとき、
一つの一体化した外壁であると見誤るばかりに、デザイ
ン性に優れたものが得られる。
【0013】しかも、パネルをその四周面において係止
部材により係止しているので、第2先行例のように、接
着剤の経年劣化や、火災時における接着剤による保持性
が低下しても保持でき、保持安定性に優れ、かつ耐久性
にも優れたものとなる。
【0014】他方、パネルを係止部材に係止させるかつ
シールを図るのに、これを現場施工するのは、能率的で
ないとともに、精度の点においても問題がある。しかる
に、本発明によれば、パネルと係止部材とはたとえば工
場において一体化させた既製のものとする。このパネル
ユニットを現場に持込み、ケンドン方式などにより簡単
に取り付けることが望ましい。このために、基本的に固
定部および開き窓部において、係止部材に係合溝を形成
し、係合方式で固定部においては構造部材に直接的に、
開き窓部においては窓框に保持させるようにしてある。
その結果、取り付け施工がきわめて簡易となる。
【0015】
【実施例】以下本発明を図面を参照しながら実施例によ
りさらに詳説する。図1は、カーテンウォール全体の要
部を室外から視た状態を示している。
【0016】図示のFは固定部、Oは開き窓である。開
き窓には、突き出し窓も含んでいる。図1における−
線の縦方向に固定部F,F間に突き出し窓および開き
窓を有する矢視構造を図3に、−線の縦方向に固定
部F、突き出し窓および固定部を順に有する矢視構造を
図4に、−線の横に固定部F,Fおよび突き出し窓
を順に有する矢視構造を図5に、−線の横に開き
窓、副固定部および固定部Fを順に有する矢視構造を図
6に、−線の横に3つの突き出し窓を有する矢視構
造を図7に、−線の横に3つの固定部を有する矢視
構造を図8に、それぞれ示す。なお、図3および図4
は、全体を示すために、他の図に対して縮小関係にあ
る。
【0017】(図3、図6および図7)の構造 まず、図3、図6および図7に示された構造について説
明する。1は方立、2は無目であり、これらは躯体に対
して固定され、各パネルを保持する構造部材を構成して
いる。無目2は、方立1に対してL字状ファスナー3を
介して固定ボルト4により固定されている。
【0018】突き出し窓OXおよび開き窓OYにおいて
は、ガラスパネル10Aが設けられ、このパネル10A
は、その四周において、対応する上、および左右(室外
側から視た場合を基準)係止部材20A,20E,20
Eおよび下係止部材20Bにより係止されている。
【0019】上係止部材20Aは、基片21と室内片2
2と中間片23とにより係合溝24が形成され、また、
基片21の途中から小片25が突出しており、基片21
の室外端には、係止片26が突出しており、小片25と
で、パネル10Aの端面を係止している。左右係止部材
20E,20Eは、小片25を有しないで、代わりに段
部25aが形成され、この段部25aによって後述する
係止シール材40を保持している。
【0020】ここにおいて、係止片26の外面は、実施
例では、パネル10Aの外面と面一となっている。係止
片26の外面がパネル10Aの外面より実質的に突出し
ないことが重要であり、したがって、若干、室内側に引
っ込んでいてもよい。また、図示のように、係止片26
のコーナー縁を45度などの角度で面取りしてあるの
は、係止片26を細幅に見せ、また開き窓を開放したと
きに、隣接するパネルとの接触を防止するためである。
【0021】パネル10Aの室外側縁は、実施例におい
ては、45度の角度をもって面取りされ傾斜面10aと
なっている。この傾斜面10a、パネル10Aの端面、
および裏面の一部と、係止片26、基片21および小片
25または段部25aとの間には、ネオプレンゴムまた
はシリコーンゴムなどの高いモジュラス値を示す係止シ
ール材40が介装されている。また、パネル10Aの裏
面と中間片23との間には、シリコーンなどのSGシー
ル材41によりシールされている。
【0022】下係止部材20Bは、上片27、繋ぎ片2
8、この繋ぎ片28の室内側部分から下方に突出する突
出小片29、下片30、底片31、および前述の係止片
26と同様の係止片26を有し、繋ぎ片28と突出小片
29と下片30とにより係合溝32が形成され、また、
下片30と底片31と係止片26とによりパネル10A
の端面を係止している。かかる下係止部材20Bに対し
て、パネル10Aは、他の三辺と同様に、係止シール材
40およびSGシール材41によりシールされている
が、異なるのは、下片30が長いことに対応して係止シ
ール材40と同一の材質の副係止シール材40’および
小セッティングブロック42が、SGシール材41との
間に介在されている点である。
【0023】パネル10Aと、上および左右係止部材2
0A,20E,20Eおよび下係止部材20Bとは、好
ましくは工場で予め一体化される。
【0024】この一体化パネルが、現場設置の上框5
1、下框52に対して直接的に係合固定され、左框5
3、右框54に対しては、係止ホルダー55、55を介
して係合固定されている。
【0025】すなわち、上框51の室外側端部には、上
方の突出する係止凸条51aが形成され、この係止凸条
51aが前記の上係止部材20Aの係合溝24に係合し
ている。下框52の室外側端部には、下方の突出する係
止凸条52aが形成され、この係止凸条52aのJ字条
部が前記の下係止部材20Bの係合溝32に係合してい
る。
【0026】前記の一体化パネルは、上框51、下框5
2にケンドン式で係止される。すなわち、一体化パネル
を、上框51および下框52の上方位置より下ろして、
係止凸条51aに対して上係止部材20Aの係合溝24
を係合し、かつ係止凸条52aのJ字条部に下係止部材
20Bの係合溝32を係合させる。
【0027】かかるケンドンが終了すると、一体化パネ
ルが、左框53および右框54に固定される。すなわ
ち、ほぼJ字条の係止ホルダー55、55の起立部をそ
れぞれ左係止部材20Eの係合溝24および右係止部材
20Eの係合溝24に係合した後、各底部を左框53お
よび右框54にビス(図示せず)固定するものである。
【0028】なお、係止ホルダー55、55の長さは窓
の高さ分はなく、たとえば高さ方向の中間で係止するも
のである。
【0029】(図4、図5および図8の構造) 次に、主に固定部Fについて、図4、図5および図8を
参照して、説明する。
【0030】すなわち、固定部Fの一体化パネルは、当
然のことながら框を有することなく、図4に明瞭に図示
されているように、係止ホルダー56,56…により、
構造部材に対して直接的に取り付けられている。
【0031】すなわち、一体化パネルの上部において
は、上係止部材20Cの係合溝24に係止ホルダー56
が係合され、その係止ホルダー56の基部が、無目2に
ビス(図示を省略)により固定されている。一体化パネ
ルの下部においても同様であり、下係止部材20Dの係
合溝34に係止ホルダー56が係合され、その係止ホル
ダー56の基部が、無目2にビス(図示を省略している
個所が多い)により固定されている。
【0032】ここで、上係止部材20Cについては、前
述の上係止部材20Aとほぼ同一の横断面形状を有して
いるので、説明を省略する。下係止部材20Dは、前述
の下係止部材20Bと類似の横断面形状を有するが、上
片27に対して平行に、室内片33が突出し、それらに
より係合溝34が形成されている。また、下係止部材2
0Dを介して一体化パネルを保持するために、無目2の
庇部2Aの上面に係止状態で上向きほぼコ字状のセッテ
ィングブラケット35が設置され、このセッティングブ
ラケット35の室外側の上向き片が係合溝32の繋ぎ片
28に当たって係合されて保持している。
【0033】固定部Fの左右取付構造について視てみる
と、図5および図8に示されているように、方立1の室
外側部分に横断面ほぼハット状のバックマリオン5がボ
ルト(図示せず)に固定され、このバックマリオン5に
係止ホルダー56を介して同様に固定されている。な
お、図6の右側に示されているように、バックマリオン
5の開き窓側は連結用縦枠57を配置するために、高さ
方向の一部が切欠されている。また、図6に示されてい
るように、無目2の中間に縦骨6が設けられ、この縦骨
6に係止ホルダー56を介して支持される部分も有す
る。
【0034】(雨仕舞いおよび排水構造) 雨仕舞い構造について説明する。まず、図3に示すよう
に、突き出し窓OXの上部と固定部Fとの間から侵入す
る雨については、上係止部材20Aと無目2との間のウ
ェザーストリップ60、61、および上框51と無目2
との間のタイト材62によりシールされている。
【0035】突き出し窓OXの下部と開き窓OYとの間
から侵入する雨については、下係止部材20Bと無目2
との間のウェザーストリップ63、下框52と無目2と
の間にタイト材64によりシールされている。
【0036】開き窓OYの上部と突き出し窓OXの下部
との間から侵入する雨、ならびに開き窓OYの下部と固
定部Fの上部との間から侵入する雨についても、基本的
に同様であるので、図示するのみで、詳述を省略する。
なお、開き窓OYにおいては、無目2に上枠58および
下枠59がビス固定され、これにタイト材62、64が
取り付けられている。
【0037】突き出し窓OXおよび開き窓OYのパネル
10Aの背面側にも侵入することがあるために、上框5
1および下框52は、セッティングブロック65を介し
てパネル10Aの背面に当接しており、そのセッティン
グブロック65の内方に設けた2次シール材66により
シールされている。
【0038】図4に示されているように、固定部Fにつ
いては、無目2に上下の押縁67がビス固定され、パネ
ル10Bの背面側に侵入する雨について、セッティング
ブロック68を介してパネル10Bの背面に当接してお
り、そのセッティングブロック68の内方に設けた2次
シール材69によりシールされている。
【0039】次に左右のシール構造について見ると、左
右係止部材20E,20Eの間に、舌片が重なり合う関
係でウェザーストリップ70,70が突出して設けら
れ、その奥に舌片が突き合わせる関係でウェザーストリ
ップ71,71が設けられ、シールが図られている。ま
た、開き窓OY部分および固定部Fのパネル10Aおよ
びパネル10Bの背面側に侵入する雨については、上下
方向と同様のシール構造を有している。
【0040】他方、パネル四周の周囲空間は、いわゆる
等圧構造となっている。すなわち、四周は連通してお
り、下部の各タイト材63の長手方向の一部が切欠さ
れ、同一圧力下にあるようにしてある。
【0041】さらに、図9〜図11も参照しながら、排
水構造について説明すると、図1のZ部について、パネ
ル10A、10Bを除去した視図である図9に示されて
いるように、さらに方立1が通る部分の無目2,2の間
(ただし、固定部Fと突き出し窓OXまたは開き窓OY
との間の部分における無目2,2の間)には、これらに
跨がってキャッチパン80が設けられている。キャッチ
パン80の詳細は、図10および図11に示すように、
クロロブレンゴムなどの可撓性材料からなり、奥受け部
80a、階段部80bを有し、その階段部80bの室外
側から蛇腹状の追従垂下部80c、および前受け部80
dを有している。小突起80eは、パネル10A,10
Aの間に嵌め込んで位置ずれ防止を図るものである。
【0042】このキャッチパン80は、その上方の無目
2,2上を通して見付け方向に流れる雨水、および上係
止部材20Aを通る雨水を、それぞれ左右係止部材20
E、20E間を通して地上へと流下させる機能がある。
【0043】ここで、キャッチパン80を可撓性とし、
特に蛇腹状の追従垂下部80cを設けたのは、後述の層
間変位が生じた場合において、パネルの上下移動に追従
させて、排水性が低下するのを防止するためである。
【0044】他方、前に若干触れたように、そして図6
および図7に示すように、開き窓OYを取り付ける際
に、バックマリオン5の開き窓側は連結用縦枠57を配
置するために、高さ方向の一部を切欠した結果、隣接す
る左右係止部材20E,20Eの間から、雨水がウェザ
ーストリップ70およびウェザーストリップ71を通っ
て、最終的に室内側に侵入する虞れがある。そこで、こ
の部分については、カバー板81がバックマリオン5の
室外側にビスなどにより固定されている。カバー板81
の高さ方向の配置位置は、図9に示されている。
【0045】(層間変位に対する構造) 次に、地震などに伴う固定部における層間変位について
の構造について説明する。すなわち、図1の隣接する固
定部F1 および固定部F2 を図示した図12によって説
明すると、前述の係止ホルダー56は見付け方向のある
長さ範囲内に設けられ、たとえば中間の上係止ホルダー
56の両側に、その端面と離間してたとえばアングル材
からなるロッキング金物90,90が、図13にも示さ
れているように、上係止部材20Aにボルトなどに固定
されている。このロッキング金物90,90は、図13
に示されているように、上係止ホルダー56と見付け方
向に交差する位置に突出している。
【0046】いま、対象のパネル10Bの上下無目2,
2が層間変位を生じ、その変位量が少ない場合には、上
係止ホルダー56とロッキング金物90または90との
クリアランス内でパネル10Bの移動をさせないが、そ
のクリアランスを超える層間変位を生じた場合には、一
方のロッキング金物90の端面が対応する上係止ホルダ
ー56に当接し、当該パネル10Bを係止部材20C、
20D、20E、20Eとともに右または左に移動させ
る。かかる一体化パネルの移動が、各固定部F相互の接
触が防止され、たとえばガラスからなるパネルの破損を
防止する。
【0047】(フラット化について) 前述のように、各固定部Fおよび開き窓Oは、それらの
各パネル外面が同一平面上に位置され、かつその平面よ
り突出する部分が存在しないで、すなわち係止片26が
突出しないで、配置されている。このフラット化のため
には、前述の上係止部材20A、20Cの各係合溝2
4、24の見込み方向の寸法が同一とされるのが好まし
い。また、左右の係止部材20E,20Eの係合溝2
4,24についても、同一の見込み方向の寸法とするの
が望ましい。
【0048】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ガラスの
保持安定性に優れるとともに、パネル以外が突出せず、
外観に優れたものとなる。さらに、固定部(フィックス
部)と開き窓とが混在したカーテンウォール全体の構造
において、デザイン性が著しく高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーテンウォールの正面図である。
【図2】2−2線矢視図である。
【図3】3−3線矢視図である。
【図4】4−4線矢視図である。
【図5】5−5線矢視図である。
【図6】6−6線矢視図である。
【図7】7−7線矢視図である。
【図8】8−8線矢視図である。
【図9】Z部のパネルを取り除いた状態の正面図であ
る。
【図10】キャッチパンの斜視図である。
【図11】キャッチパンの側面図である。
【図12】カーテンウォールの要部正面図である。
【図13】図4における要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1…方立、2…無目、3…ファスナー、5…バックマリ
オン、10A,10B…パネル、20A〜20E…係止
部材、26…係止片、40…シール材、41…SGシー
ル材、51〜54…框、55,56…係止ホルダー、6
7…押縁、70,71…ウエザーストリップ、80…キ
ャッチパン、81…カバー板。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方立と無目とからなる構造部材により外壁
    を支持する構造をなしたカーテンウォールにおいて、 前記外壁は、複数の固定部と、内外方向の開き窓とを有
    し、 これら固定部および開き窓が、パネルと、このパネル
    を、その四周の背面を保持し、室外側端面がパネルの外
    面より実質的に室外側に突出しないでパネルの四周面を
    係止する係止部材とを有し、 前記固定部の各係止部材には、そのパネルより室内側に
    おいて、四周内方に開口する係合溝を有し、これら係合
    溝に係合する係合ホルダー部を介して直接的に構造部材
    により保持され、 前記開き窓の上および左右の各係止部材には、そのパネ
    ルより室内側において、四周内方に開口する係合溝を有
    し、これら係合溝に対応する窓框が係合され、前記開き
    窓の下係止部材は窓の下框に係合保持された状態で、開
    き窓が構造部材により開閉自在に保持され、 前記各固定部および開き窓は、それらの各パネル外面が
    同一平面上に位置され、かつその平面より突出する部分
    が存在しないで配置されていることを特徴とするフラッ
    トカーテンウォール。
  2. 【請求項2】前記固定部および開き窓における、パネル
    と、このパネルを保持する係止部材とは、既製のものと
    して一体化されている請求項1記載のフラットカーテン
    ウォール。
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