JP2815889B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2815889B2
JP2815889B2 JP1047809A JP4780989A JP2815889B2 JP 2815889 B2 JP2815889 B2 JP 2815889B2 JP 1047809 A JP1047809 A JP 1047809A JP 4780989 A JP4780989 A JP 4780989A JP 2815889 B2 JP2815889 B2 JP 2815889B2
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valve
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heat
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卓郎 西原
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は熱交換器の温水入口管に熱動弁を設けた空気
調和機に関する。
(ロ)従来の技術 温水が供給される熱交換器の入口管には、実公昭58−
6165号公報で示されるように、弁開度が徐々に制御され
る熱動弁を設けて、ファンの停止時の自然放熱による熱
損失を防止すると共に、温水の水撃作用(ウォータハン
マー現象)を和らげるようにしている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このように熱動弁を熱交換器の入口管に設けると、運
転開始直後は、熱動弁が完全に開放されていないため、
熱動弁の入口管内の温水の圧力や温度が異常に高くなる
ことがあった。
本発明は上述の課題を解決することを目的としたもの
である。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は室内機の熱交換
器の温水入口管に熱動弁を設けると共に、この熱動弁と
熱交換器とをバイパスする温水管路を設け、この管路に
温水の流量を絞る手段を施すようにしたものである。さ
らに、この流量を絞る手段の通水抵抗を熱動弁の全開時
の通水抵抗よりも大きくし、空気調和機の暖房運転が開
始されると熱動弁を全開するまで徐々に開くようにし
て、暖房運転時には温水のほとんどが熱動弁を通過する
ようにしたものである。
(ホ)作 用 運転開始直後の熱動弁が完全に開放されていない時
は、熱源機で加熱された温水が温水管路を介してこの熱
源機に戻されて、この温水の温度が高められ、熱動弁の
完全開放後は、温水が熱交換器に送り込まれ、温水管路
には温水がほとんど流れないようになる。
(ヘ)実施例 図面は本発明の空気調和機の冷媒回路図で、1は室外
ユニット、2a,2bは室内ユニットである。これら室内ユ
ニット2a,2bには室内熱交換器3a,3bが内蔵されている。
この室内熱交換器3a,3bには暖房時に温水が流れる暖房
用管路4a,4bと、冷房時に冷媒が流れる冷房用管路5a,5b
とが組み込まれている。そしてこの室内熱交換器3a,3b
は暖房時に放熱器として、冷房時に蒸発器として作用す
る。この冷房用管路5a,5bは冷房用配管6a,6bを介して室
外ユニット1のサービスバルブ7a,8a,7b,8bに、暖房用
管路4a,4bは暖房用配管9a,9bを介して室外ユニット1の
接続具10a,10bに、夫々つながれている。
この室外ユニット1において、11は圧縮機、12は室外
熱交換器、13は共通のキャピラリチューブ、14はリキッ
トインジェクション管で、一端が圧縮機11に、他端が共
通のキャピラリチューブ13と室外熱交換器12との間につ
ながれている。15a,15bは分岐管で、共通のキャピラリ
チューブ13の出口側配管より分岐されている。この分岐
管15a,15bには夫々サービスバルブ(二方弁)7a,7bが設
けられている。16a,16bは開閉弁で、サービスバルブ7a,
7bの流入側につながれている。これら開閉弁16a,16b
は、いずれも通電時に開放され、非通電時に閉じられる
ものである。
17a,17bは専用のキャピラリチューブで、開閉弁16a,1
6bの流入側につながれている。18は圧縮機11の吸込側配
管につながれたアキュムレータで、このアキュムレータ
18の吸込側配管は分岐してサービスバルブ(三方弁)8
a,8bが設けられている。
19はプレッシャータンク、20は循環ポンプ、21は加熱
用熱交換器で、その下部には加熱器22が設けられてい
る。加熱用熱交換器21の出口側配管は2つに分岐され、
その夫々の分岐管23a,23bには熱動弁24a,24bが設けられ
ている。そして夫々の接続具10a,10bと熱動弁24a,24bの
出口側配管並びにプレッシャータンク19の入口側配管と
つながれている。25は温水管路で、一端が熱動弁24a,24
bの流入管26に、他端がプレッシャータンク19と接続具1
0a,10bとの間の配管(室内熱交換器3a,3bの出口管27)
につながれている。このバイパス管25には管径を小さく
して温水の流量を絞る手段28が設けられている。前述の
熱動弁24a,24bとは弁内部にヒータが組み込まれてお
り、このヒータに通電することによって弁内部の媒体が
加熱膨張し、これによって弁の開度が制御される。ここ
で弁の開度はヒータに通電を開始してから徐々に大きく
なり、約1分30秒後にその開度が全開状態となるもので
ある。
このような構成を備えた空気調和機において、夫々の
室内ユニット2a,2bの冷房用管路5a,5b並びに冷房用配管
6a,6bのエアパージは次のように行なう。まず各室内ユ
ニット2a,2bからの冷房用配管6a,6bを室外ユニット1の
夫々のサービスバルブ7a,7b,8a,8bにつなぐ。この場
合、サービスバルブ8a,8bと冷房用配管6a,6bとの接続部
26は多少ゆるめておく。一方、室外ユニット1の電源端
子板(図示せず)に電源線をつなぎ、この室外ユニット
1に電気を供給すると共にこの電気を操作線を介して2
つの開閉弁16a,16bに通電し、この2つの開閉弁16a,16b
を共に強制的に開放させておく。そして、サービスバル
ブ7a,7bを開放すると、室外ユニット1内の冷媒は冷房
用配管6a,6bを介して室内熱交換器3a,3bへ流れ込み、そ
の後、サービスバルブ8a,8bのゆるめた接続部26から排
出される。エアバージ終了後は、前述の操作線を外して
2つの開閉弁16a,16bを閉じさせる。通常時、この2つ
の開閉弁16a,16bは別の操作線によって開閉動作が制御
される。すなわち、室内ユニット2a(室内ユニット2b)
を運転させる時は開閉弁7a(開閉弁7b)に通電を行なっ
て開放し、同時に両ユニット2a,2bを運転させる時は両
開閉弁7a,7bに通電を行なってこの弁を開放させる。そ
して圧縮機11から吐出された冷媒を実線矢印のように流
す。
次に例えば室内ユニット2aのみを暖房運転(室内ユニ
ット2bは停止)する時は、熱動弁24aのみ通電を行なっ
て、加熱用熱交換器21で加熱された温水を室内熱交換器
3aへ送り込む。ここで運転開始時から1分30秒までは熱
動弁24aが全開状態とならないので、この熱動弁24aの通
水抵抗は、温水管路25の通水抵抗よりも大きい。従って
運転開始時の十分加熱されていない温水は室内熱交換器
3aを側路して、温水管路25を介してプレッシャータンク
19へ導びかれ、再度加熱を受ける(破線矢印参照)。こ
れによって運転開始時の熱動弁24aの入口付近の水圧が
異常に高くならないようにしている。又十分加熱されて
いない温水が室内熱交換器3aに流れないので、室内熱交
換器3aへの通水開始に冷風が室内ユニット2aから吐出さ
れないようにしている。
そして運転開始から1分30秒経過後は熱動弁24aが全
開となってこの熱動弁24aの通水抵抗は温水管路25の通
水抵抗よりも小さくなり、加熱用熱交換器21で加熱され
た温水の約7割が室内熱交換器3aへ残りの3割が温水管
路25へ流れる(一点鎖線矢印参照)。
更に室内ユニット2a,2bを同時に暖房運転する時は両
熱動弁24a,24bに通電を行なって両室内熱交換器3a,3bへ
同時に温水を流す。ここで、この運転開始時は1台の室
内ユニット3aの暖房運転開始時と同様に室内熱交換器3
a,3bへ温水が流れにくく、冷風が室内ユニット2a,2bか
ら吐出されないようにしている。そして、運転開始から
1分30秒経過後は加熱された温水の約9割以上が夫々の
室内熱交換器3a,3bへ、約1割以下が温水管路25へ流れ
る。
(ト)発明の効果 以上述べたように、本発明は温水が供給される熱交換
器の入口管に熱動弁を設け、この熱動弁と熱交換器とを
バイパスする温水管路を設け、暖房運転開始時に熱動弁
を徐々に開くようにして、熱動弁の動作開始時には温水
の多くを温水管路に流し、熱動弁が全開したときには温
水のほとんどが熱動弁を流れるようにしたものである。
従って、運転開始時に熱動弁の入口側の水圧の異常上昇
を防止できる。
又、熱動弁を徐々に開くことで動作開始から一定時間
は室内熱交換器に温水を流さないようにしたので、通水
開始に冷風が室内ユニットから吐出されにくいようにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の空気調和機の冷媒回路図である。 3a,3b……熱交換器、24a,24b……熱動弁、25……温水管
路、28……流量を絞る手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 5/00 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内機の熱交換器の温水入口管に熱動弁を
    設けた空気調和機において、この熱動弁と熱交換器とを
    バイパスする温水管路を設け、この管路に温水の流量を
    絞る手段を施し、流量を絞る手段の通水抵抗を熱動弁の
    全開時の通水抵抗よりも大きくし、空気調和機の暖房運
    転を開始すると熱動弁を徐々に開き始め且つその後この
    熱動弁を全開させて温水のほとんどが熱動弁を通過する
    ようにしたことを特徴とする空気調和機。
JP1047809A 1989-02-28 1989-02-28 空気調和機 Expired - Lifetime JP2815889B2 (ja)

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