JP2815758B2 - テレビドアホン用パンチルト機構 - Google Patents
テレビドアホン用パンチルト機構Info
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Description
ルト機構に係わり、特に撮像のためのプリセットを速や
かに行なえるテレビドアホン用パンチルト機構に関す
る。
出ボタンが押されると、在室者はテレビドアホン親機側
のテレビモニタ画面で来訪者の映像を確認しながら、玄
関子機側の来訪者と通話するテレビドアホンの玄関子機
に、撮像範囲が広く、比較的広範囲の被写体をカメラ部
で撮像可能なパンチルト機構を備えたカメラの導入が近
年増加している。
たカメラ付き玄関子機の改良を提案しており(実願平2
−121651号、実願平2−127778号、実願平
3−9818号、実願平3−9826号、実願平3−1
3982号)、特に、機構的にシンプルで、小型化さ
れ、精度が高いパンチルト機構を有するテレビドアホン
用パンチルト機構を提案している(特願平3−1009
32号、特願平3−252009号)。
図6に示すように、来訪者を撮像してテレビ画面に映像
を映し出すテレビドアホンの子機に使用されるCCD素
子付きカメラ1のレンズ11の前面に、来訪者を撮像す
る光3を偏向させてカメラ1のレンズ11に入光させる
円柱型プリズム4a、4bのプリズム面5a、5bを摺
設して配設し、円柱型プリズム4a、4bの円柱側面に
それぞれ、円柱型プリズム4a、4bを回転させるプリ
ズム回転駆動機構としてのホイール6a、6bおよび駆
動用モータ7a、7bが設けられている。これら駆動用
モータ7a、7bには、室内親機からの制御信号に基づ
いて制御駆動させる制御部10が接続されている。 図
5および図6に示すように、円柱型プリズム4a、4b
のそれぞれの基準点8a、8bに、円柱型プリズム4
a、4bの外周に張り出した遮光片90a、90bが取
付けられ、円柱型プリズム4a、4bの外周のやや外側
にはフォトセンサ2a、2bが設置されている。
パンチルト機構では、駆動用モータ7a、7bの駆動に
より円柱型プリズム4a、4bを回転させ、来訪者を撮
像する光3を任意の角度に偏向させてカメラ1のレンズ
11に入光させると共に、パンチルト機構を操作して適
切な撮像範囲で撮像後、所望のプリセット位置にパンチ
ルト機構を復帰させることが可能である。
復帰させるため、撮像後、図5に示すような位置に円柱
型プリズム4aの基準点8aに設けられた遮光片90a
がある場合、フォトセンサ2aのあるプリセット位置に
遮光片90aを移動させるため、円柱型プリズム4aを
回転させるが、駆動用モータ8aの回転方向によって
は、R 10 の矢印で示すような180°以上の回転をする
ことになる。この場合、L10の矢印で示すように回転を
すれば短時間で、円柱型プリズム4aの基準点8aがプ
リセット位置に復帰できるが、フォトセンサ2aには円
柱型プリズム4aの基準点8aの位置が不明のため、円
周上の短い方(短時間)、円周上の長い方(長時間)に
なるかは、駆動用モータ7aの回転方向に依存してい
た。このため、360°近い回転をしてプリセット位置
に復帰するという難点があり、時間が余分にかかってい
た。
れたもので、パンチルト機構を操作して適切な撮像範囲
で撮像後、所望のプリセット位置に素速くパンチルト機
構を復帰させることが可能なテレビドアホン用パンチル
ト機構を提供することを目的とする。
めに、本発明によるテレビドアホン用パンチルト機構
は、来訪者を撮像して室内親機のテレビ画面に映像を映
し出すテレビドアホンの子機に使用されるカメラのレン
ズの前面に、来訪者を撮像する光を偏向させてカメラの
レンズに入光させる実質的に円柱状の軸芯方向に入出光
面を有する円柱型プリズムを配設し、円柱型プリズムの
円柱側面に、円柱型プリズムを回転させるプリズム回転
駆動機構を備え、室内親機からの制御信号に基づいてプ
リズム回転駆動機構を制御駆動する制御部を有し、回転
した円柱型プリズムを初期位置にもどす指標となる基準
点を円柱型プリズムに設定し、基準点を一端として周方
向に囲繞して配設され、基準点間の周囲の2分の1長を
有する被検帯と、被検帯を検出するセンサとを備えたも
のである。
ズムを回転させ、来訪者を撮像する光を任意の角度に偏
向させてカメラのレンズに入光させると共に、パンチル
ト機構を操作して適切な撮像範囲で撮像後、基準点を一
端として周方向に配設され基準点間の周囲の2分の1長
を有する被検帯の有無をセンサが検出して、短時間に所
望のプリセット位置にパンチルト機構を復帰させる。
ルト機構の実施例を図面を参照して詳述する。図1に示
すように、本発明のテレビドアホン用パンチルト機構で
は、来訪者を撮像してテレビ画面に映像を映し出すテレ
ビドアホンの子機に使用されるCCD素子付きカメラ1
のレンズ11の前面に、来訪者を撮像する光3を偏向さ
せてカメラ1のレンズ11に入光させる円柱型プリズム
4a、4bのプリズム面5a、5bを摺設して配設し、
円柱型プリズム4a、4bの円柱側面にそれぞれ、円柱
型プリズムを回転させるプリズム回転駆動機構としての
ホイール6a、6bおよび駆動用モータ7a、7bが設
けられている。これら駆動用モータ7a、7bは、室内
親機12(図4)からの制御信号に基づいて制御駆動さ
せる制御部10が接続されている。
型プリズム4aの側面外周を半周する長さで、基準点8
aを一端とし円柱型プリズム4aの側面を囲繞するよう
鍔状に張り出して取付けられている(図1、図2)。円
柱型プリズム4aの側面外周のやや外側には、遮光帯9
aの通過状態を検出するためのセンサとしてのフォトセ
ンサ2aが設置され、フォトセンサ2aは、室内親機1
2(図4)からの制御信号に基づいて制御駆動させる制
御部10に接続されている(図1)。該フォトセンサ2
aは、図2(f)に示すように、縦断面が実質的にコの
字型形状で、該コの字型形状部分を回転しながら通過す
る鍔状の遮光帯9aが、発光部2mから発光された光を
遮ぎっているか否かを受光部2nで検出する。
光帯およびフォトセンサに限定されず、例えば、被検帯
を反射面で構成し、反射面の通過状態を検出可能なセン
サも好適である。円柱型プリズム4bにおいても、円柱
型プリズム4aと同様に、その基準点8bを一端として
長さが半周の遮光帯9bが取付けられ、円柱型プリズム
4bのやや外側にフォトセンサ2bが設置され、フォト
センサ2bは制御部10に接続されている。
同一円周上に等間隔、例えば180°間隔に、基準点を
2個設ける(8a1、8a2)と、被検帯としての遮光帯9
a 1 、9a2はそれぞれ、基準点間の周囲の2分の1長、
即ち、周囲の4分の1長が好適である。図4に示すよう
に、制御部10は、室内親機12およびフォトセンサ2
a、2bに接続されたCPU10aと、CPU10aか
らの信号によりモータ7a、7bを駆動さるモータドラ
イバ10bとで構成される。
およびフォトセンサ2a、2bからの信号を解析、変換
すると共に、モータドライバ10bに駆動信号を送り、
駆動用モータ7a、7bおよびホイール6a、6bから
なるプリズム回転駆動機構を駆動制御する。平均的な身
長の来訪者より著しく背が高い来訪者が、子機から呼出
した場合、室内親機12を操作して制御信号を制御部1
0のCPU10aに送り、CPU10aで制御信号を解
析してプリズム位置の角度を与える信号に変換し、モー
タドライバ10bにより駆動用モータ7a、7bを駆動
させ、ホイール6a、6bを回転させて円柱型プリズム
4a、4bを回転させ、背が高い来訪者を撮像する。こ
の通話が終了して室内親機12の送受器を元に戻すと、
リセット信号が CPU10aに送られ、リセット信号
を受信すると、CPU10aは、予め記憶されたプリセ
ット位置、平均的な身長の来訪者を撮像する位置にパン
チルト機構が復帰するよう、モータドライバ10bに信
号を送る。
子機を設置する際に、任意に設定するもので、円柱型プ
リズム4a、4bの基準点8a、8bが、それぞれフォ
トセンサ2a、2bの位置に来るよう、基準点8a、8
bおよび基準点を一端とする遮光帯9a、9bの位置、
および/または、フォトセンサ2a、2bの位置を設定
する。
機構における、所望のプリセット位置へのパンチルト機
構の復帰は、以下の通りである。円柱型プリズム4aの
基準点8aを検出するフォトセンサ2aが、図2に示す
ような位置に設けられ、パンチルト機構作動後、基準点
8aが同図(a)の位置にある場合、フォトセンサ2a
は遮光帯9aを検出していない。同図(b)の位置にあ
る場合も、フォトセンサ2aは遮光帯9aを検出してい
ない。このようにフォトセンサ2aが基準点8aを一端
とする遮光帯9aを検出していないときは、その旨、制
御部10のCPU10aに信号が送られる。CPU10
aからはモータドライバ10bに時計回りの駆動信号を
送り、同図(a)ではR1、同図(b)ではR2だけ回転
させ、フォトセンサ2a位置に基準点8aを復帰させ
(同図(e))てモータ7aは停止する。同図(c)、
(d)の位置にある場合、フォトセンサ2aは遮光帯9
aを検出しているので、その旨、制御部10のCPU1
0aに信号を送り、CPU10aからはモータドライバ
10bに反時計回りの駆動信号が送られ、同図(c)で
はL1、同図(d)ではL2だけ回転させ、フォトセンサ
2a位置に基準点8aを復帰させる(同図(e))てモ
ータ7aは停止する。
ので説明は省略する。
リズム回転駆動機構の駆動により円柱型プリズムを回転
させ、来訪者を撮像する光を任意の角度に偏向させてカ
メラのレンズに入光させると共に、パンチルト機構を操
作して適切な撮像範囲で撮像後、プリズムの基準点を一
端として周方向に配設された被検帯の有無をセンサが検
出し、被検帯の有無によりプリズムの回転方向を変化さ
せるので、短時間にプリセット位置にパンチルト機構を
復帰させることができ、性能向上が計られる。
の一実施例を説明する図である。
ずれも、本発明によるテレビドアホン用パンチルト機構
の動作を説明する図、(f)は図1の部分説明図であ
る。
の他の実施例を説明する図である。
の一実施例を説明するブロック図である。
を説明する図である。
する図である。
Claims (1)
- 【請求項1】来訪者を撮像して室内親機のテレビ画面に
映像を映し出すテレビドアホンの子機に使用されるカメ
ラのレンズの前面に、前記来訪者を撮像する光を偏向さ
せて前記カメラのレンズに入光させる実質的に円柱状の
軸芯方向に入出光面を有する円柱型プリズムを配設し、 前記円柱型プリズムの円柱側面に、前記円柱型プリズム
を回転させるプリズム回転駆動機構を備え、 前記室内親機からの制御信号に基づいて前記プリズム回
転駆動機構を制御駆動する制御部を有し、 前記回転した円柱型プリズムを初期位置にもどす指標と
なる基準点を前記円柱型プリズムに設定し、 前記基準点を一端として周方向に囲繞して配設され、前
記基準点間の周囲の2分の1長を有する被検帯と、 前記被検帯を検出するセンサとを備えたことを特徴とす
るテレビドアホン用パンチルト機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4139194A JP2815758B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | テレビドアホン用パンチルト機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4139194A JP2815758B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | テレビドアホン用パンチルト機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336414A JPH05336414A (ja) | 1993-12-17 |
JP2815758B2 true JP2815758B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=15239749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4139194A Expired - Fee Related JP2815758B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | テレビドアホン用パンチルト機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2815758B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19856619A1 (de) * | 1998-12-08 | 2000-06-15 | Turgut Kaya | Digitale Kamera |
WO2022000316A1 (zh) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 云台装置及拍摄装置 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4139194A patent/JP2815758B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05336414A (ja) | 1993-12-17 |
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