JP2003069885A - ビデオカメラ装置 - Google Patents
ビデオカメラ装置Info
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- JP2003069885A JP2003069885A JP2001254522A JP2001254522A JP2003069885A JP 2003069885 A JP2003069885 A JP 2003069885A JP 2001254522 A JP2001254522 A JP 2001254522A JP 2001254522 A JP2001254522 A JP 2001254522A JP 2003069885 A JP2003069885 A JP 2003069885A
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- image pickup
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- video camera
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影レンズにより投影された大きなイメージ
サークルLIC内で撮像素子を2次元的に移動させる。 【解決手段】 撮影レンズ12により撮影した被写体像
を撮像素子13の撮像面上に結像させて光電変換した後
に被写体の映像信号を出力するビデオカメラ装置10A
において、撮影レンズ12により投影された大きなイメ
ージサークルLICの面積よりも小面積の撮像面を有す
る撮像素子13を大きなイメージサークルLIC内で2
次元的に移動させて、大きなイメージサークルLIC内
で所望の位置に写っている被写体像を撮像素子13の撮
像面に結像させることを特徴とするビデオカメラ装置で
ある。
サークルLIC内で撮像素子を2次元的に移動させる。 【解決手段】 撮影レンズ12により撮影した被写体像
を撮像素子13の撮像面上に結像させて光電変換した後
に被写体の映像信号を出力するビデオカメラ装置10A
において、撮影レンズ12により投影された大きなイメ
ージサークルLICの面積よりも小面積の撮像面を有す
る撮像素子13を大きなイメージサークルLIC内で2
次元的に移動させて、大きなイメージサークルLIC内
で所望の位置に写っている被写体像を撮像素子13の撮
像面に結像させることを特徴とするビデオカメラ装置で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影レンズにより
投影された大きなイメージサークルの面積よりも小面積
の撮像面を有する撮像素子を大きなイメージサークル内
で2次元的に移動させるように構成したビデオカメラ装
置に関するものである。
投影された大きなイメージサークルの面積よりも小面積
の撮像面を有する撮像素子を大きなイメージサークル内
で2次元的に移動させるように構成したビデオカメラ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小型軽量のビデオカメラ装置は、
携帯用とか、監視用とかに多用されている。
携帯用とか、監視用とかに多用されている。
【0003】図5は一般的なビデオカメラ装置を説明す
るために模式的に示した図である。図5に示した如く、
一般的なビデオカメラ装置100では、鏡筒101内の
前方部位に被写体を撮影する撮影レンズ102が取り付
けられており、この撮影レンズ102で撮影した被写体
像を撮像素子103の撮像面上に結像させて、被写体像
を光電変換した後に被写体の映像信号を得ている。尚、
一般的には、撮影レンズ102と撮像素子103との間
に、ズームレンズとか、フォーカスレンズが光軸方向に
移動自在に設けられているが、ここではこれらのレンズ
の図示を省略する。
るために模式的に示した図である。図5に示した如く、
一般的なビデオカメラ装置100では、鏡筒101内の
前方部位に被写体を撮影する撮影レンズ102が取り付
けられており、この撮影レンズ102で撮影した被写体
像を撮像素子103の撮像面上に結像させて、被写体像
を光電変換した後に被写体の映像信号を得ている。尚、
一般的には、撮影レンズ102と撮像素子103との間
に、ズームレンズとか、フォーカスレンズが光軸方向に
移動自在に設けられているが、ここではこれらのレンズ
の図示を省略する。
【0004】この際、通常、撮影レンズ102は小さな
イメージサークルSICを持ったレンズを用いている。
尚、イメージサークルとは、撮影レンズ102が鮮鋭な
像を結ぶ円の直径をいうものであり、このイメージサー
クルを外れる位置に撮像素子103を置いても被写体像
は結像できないものである。
イメージサークルSICを持ったレンズを用いている。
尚、イメージサークルとは、撮影レンズ102が鮮鋭な
像を結ぶ円の直径をいうものであり、このイメージサー
クルを外れる位置に撮像素子103を置いても被写体像
は結像できないものである。
【0005】そして、撮影レンズ102により撮像素子
103の撮像面上に投影された小さなイメージサークル
SICは、撮像素子103の撮像面をカバーできる程度
であり、この際、撮像素子103の撮像面が小さなイメ
ージサークルSICに内接している。言い換えると、撮
像素子103の撮像面の対角線の長さは、撮影レンズ1
02により投影された小さなイメージサークルSICの
直径と同じ長さに設定すれば良いものであるが、実際に
は寸法精度の誤差等を考慮して僅かに大き目のイメージ
サークルを設定している。これに伴って、被写体側で
は、小さなイメージサークルに対応する範囲内に矩形状
の撮影範囲が存在する。
103の撮像面上に投影された小さなイメージサークル
SICは、撮像素子103の撮像面をカバーできる程度
であり、この際、撮像素子103の撮像面が小さなイメ
ージサークルSICに内接している。言い換えると、撮
像素子103の撮像面の対角線の長さは、撮影レンズ1
02により投影された小さなイメージサークルSICの
直径と同じ長さに設定すれば良いものであるが、実際に
は寸法精度の誤差等を考慮して僅かに大き目のイメージ
サークルを設定している。これに伴って、被写体側で
は、小さなイメージサークルに対応する範囲内に矩形状
の撮影範囲が存在する。
【0006】ここで、上記のような一般的なビデオカメ
ラ装置100を用いて被写体を撮影する際、被写体が移
動した場合には、ビデカメラ装置100を被写体の移動
に合わせて動かすか、移動した被写体の方向にビデオカ
メラ装置100自体を傾けるなどして、被写体の移動に
追従させながら被写体を撮影している。
ラ装置100を用いて被写体を撮影する際、被写体が移
動した場合には、ビデカメラ装置100を被写体の移動
に合わせて動かすか、移動した被写体の方向にビデオカ
メラ装置100自体を傾けるなどして、被写体の移動に
追従させながら被写体を撮影している。
【0007】上記に対して、被写体の移動をある程度カ
バ一するために、撮像素子を取り付けたベース基板上で
撮影レンズをレンズシフト方向に移動自在に構成したビ
デオカメラ装置が特開平10−51669号公報に開示
されている。
バ一するために、撮像素子を取り付けたベース基板上で
撮影レンズをレンズシフト方向に移動自在に構成したビ
デオカメラ装置が特開平10−51669号公報に開示
されている。
【0008】図6は撮像素子を取り付けたベース基板上
で撮影レンズをレンズシフト方向に移動自在に構成した
従来のビデオカメラ装置を分解して示した分解斜視図、
図7は図6に示した従来のビデオカメラ装置を組み立て
た状態を示した斜視図である。
で撮影レンズをレンズシフト方向に移動自在に構成した
従来のビデオカメラ装置を分解して示した分解斜視図、
図7は図6に示した従来のビデオカメラ装置を組み立て
た状態を示した斜視図である。
【0009】図6に示した従来のビデオカメラ装置20
0は、上記した特開平10−51669号公報に開示さ
れているものであり、ここでは同号公報を参照して簡略
に説明する。
0は、上記した特開平10−51669号公報に開示さ
れているものであり、ここでは同号公報を参照して簡略
に説明する。
【0010】図6に示した如く、従来のビデオカメラ装
置200では、鏡筒201内の前方部位に被写体を撮影
する撮影レンズ202が取り付けられており、且つ、鏡
筒201は箱状の摺動部203の中心部に螺合してい
る。
置200では、鏡筒201内の前方部位に被写体を撮影
する撮影レンズ202が取り付けられており、且つ、鏡
筒201は箱状の摺動部203の中心部に螺合してい
る。
【0011】また、ベース基板204の略中心部上には
撮像素子205が取り付けられている。ここでは、撮影
レンズ202により撮影した被写体像を撮像素子205
の撮像面(公報ではセンサー部と呼称)205a上に結
像して光電変換する際、撮影レンズ202が結像する映
像のイメージサークルの直径を撮像素子205の撮像面
205aの対角線より長く設定しているので、撮影レン
ズ202は大きなイメージサークルを持ったレンズであ
る。
撮像素子205が取り付けられている。ここでは、撮影
レンズ202により撮影した被写体像を撮像素子205
の撮像面(公報ではセンサー部と呼称)205a上に結
像して光電変換する際、撮影レンズ202が結像する映
像のイメージサークルの直径を撮像素子205の撮像面
205aの対角線より長く設定しているので、撮影レン
ズ202は大きなイメージサークルを持ったレンズであ
る。
【0012】これに伴って、撮影レンズ202を保持し
た摺動部203は、撮影レンズ202のレンズシフト方
向(矢印方向)に摺動自在な状態でベース基板204上
に直接取り付けられている。
た摺動部203は、撮影レンズ202のレンズシフト方
向(矢印方向)に摺動自在な状態でベース基板204上
に直接取り付けられている。
【0013】即ち、ベース基板204上で撮像素子20
5を挟んだ左右にスリット孔204a,204aを形成
し、且つ、これらのスリット孔204a,204aに合
わせて摺動部203の左右にめねじ部203a,(20
3a)を形成し、ベース基板204の裏面から取り付け
ねじ206,206をベース基板204のスリット孔2
04a,204aを介して摺動部203のめねじ部20
3a,(203a)に螺合させて摺動部203をベース
基板204上に摺動可能に取り付けている。
5を挟んだ左右にスリット孔204a,204aを形成
し、且つ、これらのスリット孔204a,204aに合
わせて摺動部203の左右にめねじ部203a,(20
3a)を形成し、ベース基板204の裏面から取り付け
ねじ206,206をベース基板204のスリット孔2
04a,204aを介して摺動部203のめねじ部20
3a,(203a)に螺合させて摺動部203をベース
基板204上に摺動可能に取り付けている。
【0014】また、ベース基板204上で撮影レンズ2
02のレンズシフト方向の一端にL字状の金属板207
を取り付け、且つ、この金属板207に調節ねじ208
を回転自在に取り付けて、調節ねじ208の先端を摺動
部203に形成したねじ孔203bに螺合させている。
この際、調節ねじ208は金属板207対して回転は行
うが、金属板207から所定位置以上レンズシフト方向
に突出しないように軸部に係止部材209が取付けられ
ている。
02のレンズシフト方向の一端にL字状の金属板207
を取り付け、且つ、この金属板207に調節ねじ208
を回転自在に取り付けて、調節ねじ208の先端を摺動
部203に形成したねじ孔203bに螺合させている。
この際、調節ねじ208は金属板207対して回転は行
うが、金属板207から所定位置以上レンズシフト方向
に突出しないように軸部に係止部材209が取付けられ
ている。
【0015】そして、ビデオカメラ装置200を組み立
てると図7に示した状態になり、この状態で、調節ねじ
208を回すと摺動部203に取り付けた撮影レンズ2
02がレンズシフト方向に移動するので、撮影レンズ2
02と撮像素子205との相対位置が変わるため、ベー
ス基板204に取り付けた撮像素子205の撮像面20
5a上にはレンズシフト方向にシフトした位置に写って
いる被写体像を結像することができる。
てると図7に示した状態になり、この状態で、調節ねじ
208を回すと摺動部203に取り付けた撮影レンズ2
02がレンズシフト方向に移動するので、撮影レンズ2
02と撮像素子205との相対位置が変わるため、ベー
ス基板204に取り付けた撮像素子205の撮像面20
5a上にはレンズシフト方向にシフトした位置に写って
いる被写体像を結像することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した一
般的なビデオカメラ装置100を用いて被写体を撮影す
る際、被写体が移動した場合には、ビデカメラ装置10
0を被写体の移動に合わせて動かすか、移動した被写体
の方向にビデオカメラ装置100自体を傾けるなどし
て、被写体の移動に追従させながら被写体を撮影してい
るので、移動した被写体の方向にビデオカメラ装置10
0を向けると、被写体に対して光軸が傾いた状態とな
り、台形ひずみが発生し、正対した映像にならない。
般的なビデオカメラ装置100を用いて被写体を撮影す
る際、被写体が移動した場合には、ビデカメラ装置10
0を被写体の移動に合わせて動かすか、移動した被写体
の方向にビデオカメラ装置100自体を傾けるなどし
て、被写体の移動に追従させながら被写体を撮影してい
るので、移動した被写体の方向にビデオカメラ装置10
0を向けると、被写体に対して光軸が傾いた状態とな
り、台形ひずみが発生し、正対した映像にならない。
【0017】一方、上記した従来のビデオカメラ装置2
00では、摺動部203に取り付けた撮影レンズ202
をベース基板204上でレンズシフト方向に移動するこ
とで被写体の移動をある程度カバ一でき、これによりビ
デオカメラ装置200は勿論のこと、テレビインターホ
ン装置とか監視用ビデオカメラ装置などにも適用可能で
あるものの、この技術的思想を利用してモータなどを用
いて摺動部203に取り付けた撮影レンズ202をレン
ズシフト方向に自動的に移動する場合に、摺動部203
に取り付けた撮影レンズ202は重量があるため、モー
タのパワーをあげなければならないので消費電力が大き
くなり、且つ、モータも大型になり、ビデオカメラ装置
200の小型軽量化に支障をきたすばかりでなく、コス
トアップになってしまうなど問題点が生じる。また、摺
動部203に取り付けた撮影レンズ202は、レンズシ
フト方向のみ移動可能であるものの、このレンズシフト
方向に対して直角の方向には移動できないので、撮影レ
ンズ202をベース基板204上で2次元的に移動させ
ることのできない構造形態である。
00では、摺動部203に取り付けた撮影レンズ202
をベース基板204上でレンズシフト方向に移動するこ
とで被写体の移動をある程度カバ一でき、これによりビ
デオカメラ装置200は勿論のこと、テレビインターホ
ン装置とか監視用ビデオカメラ装置などにも適用可能で
あるものの、この技術的思想を利用してモータなどを用
いて摺動部203に取り付けた撮影レンズ202をレン
ズシフト方向に自動的に移動する場合に、摺動部203
に取り付けた撮影レンズ202は重量があるため、モー
タのパワーをあげなければならないので消費電力が大き
くなり、且つ、モータも大型になり、ビデオカメラ装置
200の小型軽量化に支障をきたすばかりでなく、コス
トアップになってしまうなど問題点が生じる。また、摺
動部203に取り付けた撮影レンズ202は、レンズシ
フト方向のみ移動可能であるものの、このレンズシフト
方向に対して直角の方向には移動できないので、撮影レ
ンズ202をベース基板204上で2次元的に移動させ
ることのできない構造形態である。
【0018】そこで、上記した問題点を解決すべく、撮
像素子に対して十分に大きなイメージサークルを持つレ
ンズにより構成されたビデオカメラ装置を構築し、大き
なイメージサークル内を撮像素子が2次元的に移動する
ことにより、ビデオカメラ装置に位置、角度の変更なく
被写体に垂直な正対した映像を解像度を落とさずに撮像
素子に結像させ、且つ、ズーム動作時に撮像素子で得ら
れた被写体の映像の中心位置を補正して撮影できるビデ
オカメラ装置が望まれている。
像素子に対して十分に大きなイメージサークルを持つレ
ンズにより構成されたビデオカメラ装置を構築し、大き
なイメージサークル内を撮像素子が2次元的に移動する
ことにより、ビデオカメラ装置に位置、角度の変更なく
被写体に垂直な正対した映像を解像度を落とさずに撮像
素子に結像させ、且つ、ズーム動作時に撮像素子で得ら
れた被写体の映像の中心位置を補正して撮影できるビデ
オカメラ装置が望まれている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、撮影レンズによ
り撮影した被写体像を撮像素子の撮像面上に結像させて
光電変換した後に被写体の映像信号を出力するビデオカ
メラ装置において、撮影レンズにより投影された大きな
イメージサークルの面積よりも小面積の撮像面を有する
撮像素子を前記大きなイメージサークル内で2次元的に
移動させて、前記大きなイメージサークル内で所望の位
置に写っている被写体像を前記撮像素子の撮像面に結像
させることを特徴とするビデオカメラ装置である。
てなされたものであり、第1の発明は、撮影レンズによ
り撮影した被写体像を撮像素子の撮像面上に結像させて
光電変換した後に被写体の映像信号を出力するビデオカ
メラ装置において、撮影レンズにより投影された大きな
イメージサークルの面積よりも小面積の撮像面を有する
撮像素子を前記大きなイメージサークル内で2次元的に
移動させて、前記大きなイメージサークル内で所望の位
置に写っている被写体像を前記撮像素子の撮像面に結像
させることを特徴とするビデオカメラ装置である。
【0020】また、第2の発明は、上記した第1の発明
のビデオカメラ装置において、前記撮影レンズと前記撮
像素子との間にズームレンズを移動自在に設けた際、ズ
ーム時に前記撮像素子で得られた前記被写体の映像の中
心位置を補正するように該撮像素子を前記大きなイメー
ジサークル内で移動させることを特徴とするビデオカメ
ラ装置である。
のビデオカメラ装置において、前記撮影レンズと前記撮
像素子との間にズームレンズを移動自在に設けた際、ズ
ーム時に前記撮像素子で得られた前記被写体の映像の中
心位置を補正するように該撮像素子を前記大きなイメー
ジサークル内で移動させることを特徴とするビデオカメ
ラ装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るビデオカメラ
装置の一実施例を図1乃至図4を参照して<第1実施例
>,<第2実施例>の順に詳細に説明する。
装置の一実施例を図1乃至図4を参照して<第1実施例
>,<第2実施例>の順に詳細に説明する。
【0022】<第1実施例>図1は本発明に係る第1実
施例のビデオカメラ装置を説明するための構成図、図2
は本発明に係る第1実施例のビデオカメラ装置におい
て、撮影レンズにより投影された大きなイメージサーク
ルに対して撮像素子の大きさを説明するために模式的に
示した図、図3は本発明に係る第1実施例のビデオカメ
ラ装置において、撮影レンズにより投影された大きなイ
メージサークル内で撮像素子を移動した状態を説明する
ために模式的に示した図である。
施例のビデオカメラ装置を説明するための構成図、図2
は本発明に係る第1実施例のビデオカメラ装置におい
て、撮影レンズにより投影された大きなイメージサーク
ルに対して撮像素子の大きさを説明するために模式的に
示した図、図3は本発明に係る第1実施例のビデオカメ
ラ装置において、撮影レンズにより投影された大きなイ
メージサークル内で撮像素子を移動した状態を説明する
ために模式的に示した図である。
【0023】図1に示した如く、本発明に係る第1実施
例のビデオカメラ装置10Aでは、鏡筒(又は筐体)1
1内の前方部位に被写体を撮影する撮影レンズ12が取
り付けられており、この撮影レンズ12で撮影した被写
体像を撮像素子13の撮像面上に結像させて、被写体像
を光電変換した後に被写体の映像を得ている。
例のビデオカメラ装置10Aでは、鏡筒(又は筐体)1
1内の前方部位に被写体を撮影する撮影レンズ12が取
り付けられており、この撮影レンズ12で撮影した被写
体像を撮像素子13の撮像面上に結像させて、被写体像
を光電変換した後に被写体の映像を得ている。
【0024】ここで、図2に模式的に示した如く、ビデ
オカメラ装置10Aの鏡筒11に取り付けた撮影レンズ
12は、大きなイメージサークルLICを持ったレンズ
を用いている。そして、撮影レンズ12で投影した大き
なイメージサークルLIC内には、この大きなイメージ
サークルLICの面積よりも小面積の撮像面を有する撮
像素子13が大きなイメージサークルLIC内を移動自
在に設けられている。この際、撮影レンズ12として2
/3インチのCCD用レンズを用いており、撮像面サイ
ズは対角で約11mmである。一方、撮像素子13は1
/4インチのCCDを用いており、撮像面サイズは対角
で約4.5mmである。従って、撮影レンズ12の撮像
面サイズと撮像素子13の撮像面サイズとの関係から約
2.4倍の大きなイメージサークルLICが得られるこ
とになる。
オカメラ装置10Aの鏡筒11に取り付けた撮影レンズ
12は、大きなイメージサークルLICを持ったレンズ
を用いている。そして、撮影レンズ12で投影した大き
なイメージサークルLIC内には、この大きなイメージ
サークルLICの面積よりも小面積の撮像面を有する撮
像素子13が大きなイメージサークルLIC内を移動自
在に設けられている。この際、撮影レンズ12として2
/3インチのCCD用レンズを用いており、撮像面サイ
ズは対角で約11mmである。一方、撮像素子13は1
/4インチのCCDを用いており、撮像面サイズは対角
で約4.5mmである。従って、撮影レンズ12の撮像
面サイズと撮像素子13の撮像面サイズとの関係から約
2.4倍の大きなイメージサークルLICが得られるこ
とになる。
【0025】図1に戻り、鏡筒11内には、撮像素子1
3を大きなイメージサークルLIC内でY軸方向及びX
軸方向に2次元的に移動移動させる撮像素子移動機構2
0が設けられている。
3を大きなイメージサークルLIC内でY軸方向及びX
軸方向に2次元的に移動移動させる撮像素子移動機構2
0が設けられている。
【0026】上記した撮像素子移動機構20において、
第1撮像素子取付板21上に取り付けた撮像素子13
は、第1撮像素子取付板21よりも大きく形成した第2
撮像素子取付板22上でY軸方向に移動自在に設けられ
ている。即ち、第2撮像素子取付板22上には、第1モ
ータ23の軸に取り付けた第1リードスクリュー24が
回転自在に支持され、この第1リードスクリュー24に
第1撮像素子取付板21に突出形成した突出部21aを
係合させることで、第1撮像素子取付板21上に取り付
けた撮像素子13が第2撮像素子取付板22上でY軸方
向に移動自在になっている。この際、撮像素子13のY
軸方向の位置検出は、第1モータ23の軸に取り付けた
第1位置センサ25からの第1位置センサ出力信号25
aで検出している。
第1撮像素子取付板21上に取り付けた撮像素子13
は、第1撮像素子取付板21よりも大きく形成した第2
撮像素子取付板22上でY軸方向に移動自在に設けられ
ている。即ち、第2撮像素子取付板22上には、第1モ
ータ23の軸に取り付けた第1リードスクリュー24が
回転自在に支持され、この第1リードスクリュー24に
第1撮像素子取付板21に突出形成した突出部21aを
係合させることで、第1撮像素子取付板21上に取り付
けた撮像素子13が第2撮像素子取付板22上でY軸方
向に移動自在になっている。この際、撮像素子13のY
軸方向の位置検出は、第1モータ23の軸に取り付けた
第1位置センサ25からの第1位置センサ出力信号25
aで検出している。
【0027】また、撮像素子13を第1撮像素子取付板
21を介して取り付けた第2撮像素子取付板22をX軸
方向に移動するために、第2撮像素子取付板22に突出
形成した突出部22aを第2モータ26の軸に取り付け
た第2リードスクリュー27に係合させている。この際
に、撮像素子13のX軸方向の位置検出は第2モータ2
6の軸に取り付けた第2位置センサ28からの第2位置
センサ出力信号28aで検出している。
21を介して取り付けた第2撮像素子取付板22をX軸
方向に移動するために、第2撮像素子取付板22に突出
形成した突出部22aを第2モータ26の軸に取り付け
た第2リードスクリュー27に係合させている。この際
に、撮像素子13のX軸方向の位置検出は第2モータ2
6の軸に取り付けた第2位置センサ28からの第2位置
センサ出力信号28aで検出している。
【0028】上記により、第1,第2モータ23,26
をそれぞれ回転させることで、撮像素子13は大きなイ
メージサークルLIC内を2次元的に移動自在になって
いる。ここで、一般的に、撮像素子13は小型軽量であ
るので、この撮像素子13をY軸方向及びX軸方向に移
動させるための第1,第2モータ23,26は消費電力
の小さい小型モータを適用できる。
をそれぞれ回転させることで、撮像素子13は大きなイ
メージサークルLIC内を2次元的に移動自在になって
いる。ここで、一般的に、撮像素子13は小型軽量であ
るので、この撮像素子13をY軸方向及びX軸方向に移
動させるための第1,第2モータ23,26は消費電力
の小さい小型モータを適用できる。
【0029】次に、鏡筒11内に設けた信号処理部30
は、電源部31と、画像処理回路32と、映像出力端子
33と、撮像素子位置検出回路34と、映像・撮像素子
位置表示器35と、撮像素子移動操作ボタン36と、撮
像素子移動回路37とで概略構成されている。
は、電源部31と、画像処理回路32と、映像出力端子
33と、撮像素子位置検出回路34と、映像・撮像素子
位置表示器35と、撮像素子移動操作ボタン36と、撮
像素子移動回路37とで概略構成されている。
【0030】まず、電源部31は上記した信号処理部3
0内の各回路及び前記した撮像素子移動機構20内の各
電子部品に電源を供給している。
0内の各回路及び前記した撮像素子移動機構20内の各
電子部品に電源を供給している。
【0031】次に、撮像素子13で被写体像を光電変換
した後に撮像素子13から出力される撮像素子出力信号
13aは画像処理回路32に送られて、この画像処理回
路32内で撮像素子出力信号13aに対してNTSCな
どのフォーマットに従って画像処理され、ここで処理さ
れた被写体の映像信号32aが映像出力端子33と映像
・撮像素子位置表示器35とに出力される。
した後に撮像素子13から出力される撮像素子出力信号
13aは画像処理回路32に送られて、この画像処理回
路32内で撮像素子出力信号13aに対してNTSCな
どのフォーマットに従って画像処理され、ここで処理さ
れた被写体の映像信号32aが映像出力端子33と映像
・撮像素子位置表示器35とに出力される。
【0032】次に、大きなイメージサークルLIC内で
の撮像素子13の位置を示すために、第1,第2位置セ
ンサ25,28から出力された第1,第2位置センサ出
力信号25a,28aが撮像素子位置検出回路34に送
られており、この撮像素子位置検出回路34でY軸方向
及びX軸方向の撮像素子位置信号34aを求めて、この
撮像素子位置信号34aを映像・撮像素子位置表示器3
5に出力している。
の撮像素子13の位置を示すために、第1,第2位置セ
ンサ25,28から出力された第1,第2位置センサ出
力信号25a,28aが撮像素子位置検出回路34に送
られており、この撮像素子位置検出回路34でY軸方向
及びX軸方向の撮像素子位置信号34aを求めて、この
撮像素子位置信号34aを映像・撮像素子位置表示器3
5に出力している。
【0033】次に、映像・撮像素子位置表示器35は、
ビューアとも呼称されるものであり、撮影者はこの映像
・撮像素子位置表示器35内に表示された被写体の映像
と、大きなイメージサークルLIC内での撮像素子13
の位置表示とを目視し、ここで現在の被写体の映像をそ
のまま取り込む場合には、撮像素子13の位置をそのま
まの位置に設定し、一方、大きなイメージサークルLI
C内で所望の位置に写っている他の被写体像を取り込む
場合には撮像素子13を他の被写体像が写っている位置
まで移動させる。
ビューアとも呼称されるものであり、撮影者はこの映像
・撮像素子位置表示器35内に表示された被写体の映像
と、大きなイメージサークルLIC内での撮像素子13
の位置表示とを目視し、ここで現在の被写体の映像をそ
のまま取り込む場合には、撮像素子13の位置をそのま
まの位置に設定し、一方、大きなイメージサークルLI
C内で所望の位置に写っている他の被写体像を取り込む
場合には撮像素子13を他の被写体像が写っている位置
まで移動させる。
【0034】ここで、撮像素子13を大きなイメージサ
ークルLIC内で他の被写体像が写っている位置まで移
動させる際に、撮像素子移動操作ボタン36を操作する
と撮像素子移動指示信号36aが撮像素子移動回路37
に送られるので、撮像素子移動回路37は撮像素子移動
指示信号36aに応じて第1,第2モータ駆動信号37
a,37bをそれぞれ生成し、これらの第1,第2モー
タ駆動信号37a,37bを第1,第2モータ23,2
6に供給することで、図3にも示したように、撮像素子
13が大きなイメージサークルLIC内を移動して、移
動した位置に対応した撮影範囲の被写体像が撮像素子1
3の撮像面上に結像される。
ークルLIC内で他の被写体像が写っている位置まで移
動させる際に、撮像素子移動操作ボタン36を操作する
と撮像素子移動指示信号36aが撮像素子移動回路37
に送られるので、撮像素子移動回路37は撮像素子移動
指示信号36aに応じて第1,第2モータ駆動信号37
a,37bをそれぞれ生成し、これらの第1,第2モー
タ駆動信号37a,37bを第1,第2モータ23,2
6に供給することで、図3にも示したように、撮像素子
13が大きなイメージサークルLIC内を移動して、移
動した位置に対応した撮影範囲の被写体像が撮像素子1
3の撮像面上に結像される。
【0035】ここで、大きなイメージサークルLICの
範囲内で、撮像素子13を移動させると、ビデオカメラ
装置10Aの光軸を移動することなく、また、ビデオカ
メラ装置10Aの光軸を傾けることなく、被写体の動き
に合わせて撮影範囲を移動でき、被写体に対して正対
し、且つ、撮像素子13の解像度がもっとも効率よい状
態で被写体を撮影することができる。
範囲内で、撮像素子13を移動させると、ビデオカメラ
装置10Aの光軸を移動することなく、また、ビデオカ
メラ装置10Aの光軸を傾けることなく、被写体の動き
に合わせて撮影範囲を移動でき、被写体に対して正対
し、且つ、撮像素子13の解像度がもっとも効率よい状
態で被写体を撮影することができる。
【0036】この原理を利用すると、子供の運動会の撮
影など被写体の正面に位置する「ベストポジション」に
既に別のカメラマンが陣取っていて、その位置からの撮
影が不可能な場合、やや離れた位置から被写体に垂直な
光軸の映像を撮影することが可能になる。あるいは、被
写体となる人に対して撮影レンズ12の光軸が向いてい
ないために、その被写体となる人に気づかれずに被写体
を撮影することも可能である。更に、被写体の動きに合
せて撮像素子13を大きなイメージサークルLIC内で
自動的に追従させるようにすれば好適な監視用ビデオカ
メラ装置が得られる。
影など被写体の正面に位置する「ベストポジション」に
既に別のカメラマンが陣取っていて、その位置からの撮
影が不可能な場合、やや離れた位置から被写体に垂直な
光軸の映像を撮影することが可能になる。あるいは、被
写体となる人に対して撮影レンズ12の光軸が向いてい
ないために、その被写体となる人に気づかれずに被写体
を撮影することも可能である。更に、被写体の動きに合
せて撮像素子13を大きなイメージサークルLIC内で
自動的に追従させるようにすれば好適な監視用ビデオカ
メラ装置が得られる。
【0037】<第2実施例>図4は本発明に係る第2実
施例のビデオカメラ装置を説明するための構成図であ
る。
施例のビデオカメラ装置を説明するための構成図であ
る。
【0038】図4に示した第2実施例のビデオカメラ装
置10Bは、先に説明した第1実施例のビデオカメラ装
置10Aの構成と一部を除いて同様の構成であり、ここ
では説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一
の符号を付し、且つ、先に示した構成部材は図示のみと
し、第1実施例と異なる構成部材に新たな符号を付して
異なる点についてのみ説明する。
置10Bは、先に説明した第1実施例のビデオカメラ装
置10Aの構成と一部を除いて同様の構成であり、ここ
では説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一
の符号を付し、且つ、先に示した構成部材は図示のみと
し、第1実施例と異なる構成部材に新たな符号を付して
異なる点についてのみ説明する。
【0039】図4に示した如く、本発明に係る第2実施
例のビデオカメラ装置10Bでは、撮影レンズ12と撮
像素子13との間にズームレンズ14が撮影レンズ12
の光軸に沿って移動自在に設けられている。
例のビデオカメラ装置10Bでは、撮影レンズ12と撮
像素子13との間にズームレンズ14が撮影レンズ12
の光軸に沿って移動自在に設けられている。
【0040】これに伴って、ズーム操作ボタン38とズ
ーム時映像中心補正回路39とが第1実施例に対して追
加されている。
ーム時映像中心補正回路39とが第1実施例に対して追
加されている。
【0041】ここで、ズーム操作ボタン38を操作した
時にズーム操作指示信号38aがズーム時映像中心補正
回路39に送られ、且つ、撮像素子位置検出回路34か
ら撮像素子位置信号34aがズーム時映像中心補正回路
39に送られている。そして、ズーム時映像中心補正回
路39は、ズーム操作ボタン38からのズーム操作指示
信号38aと、撮像素子位置検出回路34からの撮像素
子位置信号34aとに応じて撮像素子13で得られた被
写体の映像の中心位置を補正するために補正中心位置を
算出し、ここで算出した補正中心位置と対応した撮像素
子位置補正信号39aを撮像素子移動回路37に送って
いる。
時にズーム操作指示信号38aがズーム時映像中心補正
回路39に送られ、且つ、撮像素子位置検出回路34か
ら撮像素子位置信号34aがズーム時映像中心補正回路
39に送られている。そして、ズーム時映像中心補正回
路39は、ズーム操作ボタン38からのズーム操作指示
信号38aと、撮像素子位置検出回路34からの撮像素
子位置信号34aとに応じて撮像素子13で得られた被
写体の映像の中心位置を補正するために補正中心位置を
算出し、ここで算出した補正中心位置と対応した撮像素
子位置補正信号39aを撮像素子移動回路37に送って
いる。
【0042】そして、撮影者が大きなイメージサークル
LIC内で所望の位置に写っている被写体像まで撮像素
子13を移動させるために撮像素子移動操作ボタン36
を操作すると、撮像素子移動回路37は、撮像素子移動
操作ボタン36からの撮像素子移動指示信号36aと、
ズーム時映像中心補正回路39からの撮像素子位置補正
信号39aとを合せて考慮して第1,第2モータ駆動信
号37a,37bをそれぞれ生成し、これらの第1,第
2モータ駆動信号37a,37bを第1,第2モータ2
3,26に供給することで、ズーム時に撮像素子13で
得られた被写体の映像の中心位置を補正するように撮像
素子13を大きなイメージサークルLIC内で移動させ
ているので、大きなイメージサークルLIC内の任意の
点を中心としたズーム操作による被写体を撮影すること
が可能となる。
LIC内で所望の位置に写っている被写体像まで撮像素
子13を移動させるために撮像素子移動操作ボタン36
を操作すると、撮像素子移動回路37は、撮像素子移動
操作ボタン36からの撮像素子移動指示信号36aと、
ズーム時映像中心補正回路39からの撮像素子位置補正
信号39aとを合せて考慮して第1,第2モータ駆動信
号37a,37bをそれぞれ生成し、これらの第1,第
2モータ駆動信号37a,37bを第1,第2モータ2
3,26に供給することで、ズーム時に撮像素子13で
得られた被写体の映像の中心位置を補正するように撮像
素子13を大きなイメージサークルLIC内で移動させ
ているので、大きなイメージサークルLIC内の任意の
点を中心としたズーム操作による被写体を撮影すること
が可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係るビデオカメラ
装置によると、請求項1記載によると、とくに、撮影レ
ンズにより投影された大きなイメージサークルの面積よ
りも小面積の撮像面を有する撮像素子を大きなイメージ
サークル内で2次元的に移動させて、大きなイメージサ
ークル内で所望の位置に写っている被写体像を撮像素子
の撮像面に結像させているため、ビデオカメラ装置の光
軸を移動することなく、また、ビデオカメラ装置の光軸
を傾けることなく、被写体の動きに合わせて撮影範囲を
移動でき、被写体に対して正対し、且つ、撮像素子の解
像度がもっとも効率よい状態で被写体を撮影することが
できる。また、撮像素子を大きなイメージサークルLI
C内で2次元的に移動させるための第1,第2モータ
は、撮像素子が小型軽量であるので、消費電力の小さい
小型モータを適用できる。
装置によると、請求項1記載によると、とくに、撮影レ
ンズにより投影された大きなイメージサークルの面積よ
りも小面積の撮像面を有する撮像素子を大きなイメージ
サークル内で2次元的に移動させて、大きなイメージサ
ークル内で所望の位置に写っている被写体像を撮像素子
の撮像面に結像させているため、ビデオカメラ装置の光
軸を移動することなく、また、ビデオカメラ装置の光軸
を傾けることなく、被写体の動きに合わせて撮影範囲を
移動でき、被写体に対して正対し、且つ、撮像素子の解
像度がもっとも効率よい状態で被写体を撮影することが
できる。また、撮像素子を大きなイメージサークルLI
C内で2次元的に移動させるための第1,第2モータ
は、撮像素子が小型軽量であるので、消費電力の小さい
小型モータを適用できる。
【0044】また、請求項2記載によると、とくに、撮
影レンズと撮像素子との間にズームレンズを移動自在に
設けた際、ズーム時に撮像素子で得られた被写体の映像
の中心位置を補正するように撮像素子を大きなイメージ
サークル内で移動させているため、大きなイメージサー
クル内の任意の点を中心としたズーム操作による被写体
を撮影することが可能となる。
影レンズと撮像素子との間にズームレンズを移動自在に
設けた際、ズーム時に撮像素子で得られた被写体の映像
の中心位置を補正するように撮像素子を大きなイメージ
サークル内で移動させているため、大きなイメージサー
クル内の任意の点を中心としたズーム操作による被写体
を撮影することが可能となる。
【図1】本発明に係る第1実施例のビデオカメラ装置を
説明するための構成図である。
説明するための構成図である。
【図2】本発明に係る第1実施例のビデオカメラ装置に
おいて、撮影レンズにより投影された大きなイメージサ
ークルに対して撮像素子の大きさを説明するために模式
的に示した図である。
おいて、撮影レンズにより投影された大きなイメージサ
ークルに対して撮像素子の大きさを説明するために模式
的に示した図である。
【図3】本発明に係る第1実施例のビデオカメラ装置に
おいて、撮影レンズにより投影された大きなイメージサ
ークル内で撮像素子を移動した状態を説明するために模
式的に示した図である。
おいて、撮影レンズにより投影された大きなイメージサ
ークル内で撮像素子を移動した状態を説明するために模
式的に示した図である。
【図4】本発明に係る第2実施例のビデオカメラ装置を
説明するための構成図である。
説明するための構成図である。
【図5】一般的なビデオカメラ装置を説明するために模
式的に示した図である。
式的に示した図である。
【図6】撮像素子を取り付けたベース基板上で撮影レン
ズをレンズシフト方向に移動自在に構成した従来のビデ
オカメラ装置を分解して示した分解斜視図である。
ズをレンズシフト方向に移動自在に構成した従来のビデ
オカメラ装置を分解して示した分解斜視図である。
【図7】図6に示した従来のビデオカメラ装置を組み立
てた状態を示した斜視図である。
てた状態を示した斜視図である。
10A…第1実施例のビデオカメラ装置、10B…第2
実施例のビデオカメラ装置、11…鏡筒(又は筐体)、
12…撮影レンズ、13…撮像素子、13a…撮像素子
出力信号、14…ズームレンズ、20…撮像素子移動機
構、21…第1撮像素子取付板、22…第2撮像素子取
付板、23…第1モータ、24…第1リードスクリュ
ー、25…第1位置センサ、25a…第1位置センサ出
力信号、26…第2モータ、27…第2リードスクリュ
ー、28…第2位置センサ、28a…第2位置センサ出
力信号、30…信号処理部、31…電源部、32…画像
処理回路、32a…被写体の映像信号、33…映像出力
端子、34…撮像素子位置検出回路、34a…撮像素子
位置信号、35…映像・撮像素子位置表示器、36…撮
像素子移動操作ボタン、36a…撮像素子移動指示信
号、37…撮像素子移動回路、37a,37b…第1,
第2モータ駆動信号、38…ズーム操作ボタン、38a
…ズーム操作指示信号、39…ズーム時映像中心補正回
路、39a…撮像素子位置補正信号、LIC…大きなイ
メージサークル。
実施例のビデオカメラ装置、11…鏡筒(又は筐体)、
12…撮影レンズ、13…撮像素子、13a…撮像素子
出力信号、14…ズームレンズ、20…撮像素子移動機
構、21…第1撮像素子取付板、22…第2撮像素子取
付板、23…第1モータ、24…第1リードスクリュ
ー、25…第1位置センサ、25a…第1位置センサ出
力信号、26…第2モータ、27…第2リードスクリュ
ー、28…第2位置センサ、28a…第2位置センサ出
力信号、30…信号処理部、31…電源部、32…画像
処理回路、32a…被写体の映像信号、33…映像出力
端子、34…撮像素子位置検出回路、34a…撮像素子
位置信号、35…映像・撮像素子位置表示器、36…撮
像素子移動操作ボタン、36a…撮像素子移動指示信
号、37…撮像素子移動回路、37a,37b…第1,
第2モータ駆動信号、38…ズーム操作ボタン、38a
…ズーム操作指示信号、39…ズーム時映像中心補正回
路、39a…撮像素子位置補正信号、LIC…大きなイ
メージサークル。
Claims (2)
- 【請求項1】 撮影レンズにより撮影した被写体像を撮
像素子の撮像面上に結像させて光電変換した後に被写体
の映像信号を出力するビデオカメラ装置において、 撮影レンズにより投影された大きなイメージサークルの
面積よりも小面積の撮像面を有する撮像素子を前記大き
なイメージサークル内で2次元的に移動させて、前記大
きなイメージサークル内で所望の位置に写っている被写
体像を前記撮像素子の撮像面に結像させることを特徴と
するビデオカメラ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のビデオカメラ装置におい
て、 前記撮影レンズと前記撮像素子との間にズームレンズを
移動自在に設けた際、ズーム時に前記撮像素子で得られ
た前記被写体の映像の中心位置を補正するように該撮像
素子を前記大きなイメージサークル内で移動させること
を特徴とするビデオカメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001254522A JP2003069885A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | ビデオカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001254522A JP2003069885A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | ビデオカメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003069885A true JP2003069885A (ja) | 2003-03-07 |
Family
ID=19082675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001254522A Pending JP2003069885A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | ビデオカメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003069885A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006262307A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カメラ玄関子機 |
JP2006262329A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カメラ玄関子機の撮像範囲調整装置 |
-
2001
- 2001-08-24 JP JP2001254522A patent/JP2003069885A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006262307A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カメラ玄関子機 |
JP2006262329A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カメラ玄関子機の撮像範囲調整装置 |
JP4525401B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2010-08-18 | パナソニック株式会社 | カメラ玄関子機の撮像範囲調整装置 |
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