JP2815103B2 - シールド機の地中接合方法 - Google Patents
シールド機の地中接合方法Info
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- JP2815103B2 JP2815103B2 JP25812892A JP25812892A JP2815103B2 JP 2815103 B2 JP2815103 B2 JP 2815103B2 JP 25812892 A JP25812892 A JP 25812892A JP 25812892 A JP25812892 A JP 25812892A JP 2815103 B2 JP2815103 B2 JP 2815103B2
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- Japan
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- shield machine
- joining
- diameter
- core
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異口径のシールド機の
地中接合方法に関する。
地中接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】長距離シールドトンネル施工では、立坑
が不要で直接トンネル同士を繋ぐことができる地中接合
方法が必要になる。その中で、特に下水道管渠などのよ
うに、トンネル下面すなわち管底を揃えて接合する場合
は、管芯をずらして接合することになる。
が不要で直接トンネル同士を繋ぐことができる地中接合
方法が必要になる。その中で、特に下水道管渠などのよ
うに、トンネル下面すなわち管底を揃えて接合する場合
は、管芯をずらして接合することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の管底を揃える方
法では、接合箇所が非対称となるため、 (1) 地盤改良などの補助工法を用いて接合する場合
は、大口径の方に合せて地盤改良を行う必要があり、不
経済である。
法では、接合箇所が非対称となるため、 (1) 地盤改良などの補助工法を用いて接合する場合
は、大口径の方に合せて地盤改良を行う必要があり、不
経済である。
【0004】(2) メカニカルドッキング工法を用い
て接合する場合は、接合機構が複雑になる。
て接合する場合は、接合機構が複雑になる。
【0005】本発明は、異口径シールド機の双方の芯を
合せて接合するシールド機の地中接合方法を提供するこ
とを目的としている。
合せて接合するシールド機の地中接合方法を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は、異
口径シールド機の双方をそれぞれの計画線上を掘進さ
せ、接合直前で大口径シールド機を所定量だけ計画線か
ら下げ、小口径シールド機の芯に合せて両シールド機を
接合し、接合後にトンネル下面を面一に覆工することを
特徴としている。
口径シールド機の双方をそれぞれの計画線上を掘進さ
せ、接合直前で大口径シールド機を所定量だけ計画線か
ら下げ、小口径シールド機の芯に合せて両シールド機を
接合し、接合後にトンネル下面を面一に覆工することを
特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の方法においては、双方のシールド機の
芯を合せて接合することにより、地盤改良などの補助工
法の範囲が最小限で済み、又はメカニカルドッキングの
接合機構が簡単になる。
芯を合せて接合することにより、地盤改良などの補助工
法の範囲が最小限で済み、又はメカニカルドッキングの
接合機構が簡単になる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0009】図1ないし図4には、本発明を実施して築
造された全体を符号Aで示す下水道管渠が示されてい
る。
造された全体を符号Aで示す下水道管渠が示されてい
る。
【0010】この下水道管渠Aは、小口径部10と大口
径部20とを接合面Bで接合して形成されており、大口
径部20側が、下水道の下流側になっている。
径部20とを接合面Bで接合して形成されており、大口
径部20側が、下水道の下流側になっている。
【0011】その小口径部10のセグメントトンネル1
1の内面は、計画線すなわち芯12を中心とする筒状の
覆工部13で覆われ、内径d(例えば4m)に形成され
ている。
1の内面は、計画線すなわち芯12を中心とする筒状の
覆工部13で覆われ、内径d(例えば4m)に形成され
ている。
【0012】他方、大口径部20は、接合面B側で、芯
12aが芯12と同芯の接合部aと、芯12cが芯12
aより偏心量dだけ上方である掘進部cと、両芯12
c、12aの滑らかに半径R(例えば20m)で連続す
る連続部bとから形成されている。そして、セグメント
トンネル21の内面は、覆工部23a、23b及び23
cで覆われている。
12aが芯12と同芯の接合部aと、芯12cが芯12
aより偏心量dだけ上方である掘進部cと、両芯12
c、12aの滑らかに半径R(例えば20m)で連続す
る連続部bとから形成されている。そして、セグメント
トンネル21の内面は、覆工部23a、23b及び23
cで覆われている。
【0013】その覆工部23cの内径Dは、例えば5m
に形成されており、覆工部23aの底面Aと覆工部13
の下面13Aとは、面一に形成されている。そして、覆
工部23a、23b及び23cの下面23A、23B及
び23Cは面一に形成されている。
に形成されており、覆工部23aの底面Aと覆工部13
の下面13Aとは、面一に形成されている。そして、覆
工部23a、23b及び23cの下面23A、23B及
び23Cは面一に形成されている。
【0014】次に接合の態様について説明する。
【0015】小口径シールド機Cと大口径シールド機D
とをそれぞれの計画線すなわち芯12、22c上を掘進
させる。
とをそれぞれの計画線すなわち芯12、22c上を掘進
させる。
【0016】そして、接合面Bの直前すなわち接合部a
と連続部bの長さの和だけ手前で、大口径シールド機D
の芯22cを偏心量dだけ下げ、連続部bを経て接続部
aにおいて、芯22aを小口径シールド機Cの芯12に
一致させる。
と連続部bの長さの和だけ手前で、大口径シールド機D
の芯22cを偏心量dだけ下げ、連続部bを経て接続部
aにおいて、芯22aを小口径シールド機Cの芯12に
一致させる。
【0017】そして、接合面Bにおいて、同芯の芯1
2、22a上で、両シールド機C、Dを接合する。
2、22a上で、両シールド機C、Dを接合する。
【0018】その接合後に、セグメントトンネル11、
21の内面を覆工部13、23a〜23cで覆い、それ
ぞれの下面13A、23A〜23Cを面一に形成する。
21の内面を覆工部13、23a〜23cで覆い、それ
ぞれの下面13A、23A〜23Cを面一に形成する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
口径シールド機の双方の芯を一致させて接合するので、
地盤改良などの補助工法の範囲を最小限にすることがで
き、経済的である。
口径シールド機の双方の芯を一致させて接合するので、
地盤改良などの補助工法の範囲を最小限にすることがで
き、経済的である。
【0020】また、メカニカルドッキング工法により接
合する場合は、接合機構を簡単にすることができ経済的
である。
合する場合は、接合機構を簡単にすることができ経済的
である。
【0021】また、同様の方法で必要に応じてトンネル
上面合せ、側面合せもできる。
上面合せ、側面合せもできる。
【図1】本発明を実施して築造した下水道管渠を示す側
断面図。
断面図。
【図2】覆工部を示す図1のA−A矢視断面図。
【図3】覆工部を示す図1のB−B矢視断面図。
【図4】覆工部を示す図1のC−C線矢視断面図。
A・・・下水道管渠 a・・・接合部 B・・・接合面 b・・・連続部 C・・・小口径シールド機 c・・・掘進部 D・・・大口径シールド機 10・・・小口径部 11、21・・・セグメントトンネル 12、22a〜22c・・・芯 13、23a〜23c・・・覆工部 13A、23A〜23C・・・下面 20・・・大口径部
Claims (1)
- 【請求項1】 異口径シールド機の双方をそれぞれの計
画線上を掘進させ、接合直前で大口径シールド機を所定
量だけ計画線から下げ、小口径シールド機の芯に合せて
両シールド機を接合し、接合後にトンネル下面を面一に
覆工することを特徴とするシールド機の地中接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25812892A JP2815103B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | シールド機の地中接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25812892A JP2815103B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | シールド機の地中接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06108778A JPH06108778A (ja) | 1994-04-19 |
JP2815103B2 true JP2815103B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=17315905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25812892A Expired - Fee Related JP2815103B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | シールド機の地中接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2815103B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25812892A patent/JP2815103B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06108778A (ja) | 1994-04-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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