JP2719299B2 - 先導管 - Google Patents

先導管

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JP2719299B2 JP5191212A JP19121293A JP2719299B2 JP 2719299 B2 JP2719299 B2 JP 2719299B2 JP 5191212 A JP5191212 A JP 5191212A JP 19121293 A JP19121293 A JP 19121293A JP 2719299 B2 JP2719299 B2 JP 2719299B2
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光俊 林
稔 蔵品
伸吾 長島
明 足立
優 村上
智也 藤本
憲光 岡村
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JFE Steel Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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JFE Steel Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重管を地中に推進す
る際にその二重管を先導する先導管に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば高圧ガスを送るために地中に埋設
する管として、その管の強度等の保持のために、外装管
とこの外装管の内部に配置された本管とを備えた二重管
が用いられることがある。またこの二重管を地中に埋設
するにあたっては、埋設する経路に沿う延々と長細い溝
を地上から開削して埋設するのではなく、所定の立坑を
掘っておいて、この立坑の横壁からその二重管をその長
手方向に推進することにより埋設するいわゆる推進工法
が採用されることがある。
【0003】図2は、二重管を地中に推進する際にその
二重管を先導する従来の先導管の一例を示す断面図であ
る。この先導管を構成するダミー管31は、その前部が
推進方向(図2における左方)に立坑32の横壁から地
中に推進されており、このダミー管31の推進方向端部
の内壁には挿入ジョイント31aが溶接されている。こ
の挿入ジョイント31aは、ダミー管31の推進方向後
端にその先端が当接された外装管30aの内部に挿入さ
れてその外装管30aを位置決めしている。ダミー管3
1の推進方向前端には孔を掘削する掘削装置(図示せ
ず)が設置されており、これらダミー管31と掘削装置
は所定の孔が掘削された後に回収される。二重管30
は、外装管30aと、この外装管30aと相対的に摺動
自在な本管30bとから構成されている。この二重管3
0を地中に推進するには、例えばガスがその内部を通る
本管30bに損傷を与えないために、その外装管30a
の推進方向後端が推進装置(図示せず)により推進方向
(図2おける左方)に推進される。
【0004】ダミー管31を地中に推進するに際し、図
2に示すようにそのダミー管31の後端に挿入ジョイン
ト31aを溶接した後に推進装置(図示せず)がその挿
入ジョイント31aに直接推進力を作用させると、その
推進力によりその挿入ジョイント31aが変形すること
がある。このため、ダミー管31を地中に推進する際に
は、先ず、推進装置が、挿入ジョイント31aを設ける
前のダミー管31の後端面に直接推進力を作用させ、こ
れにより図2に示すようにそのダミー管31の前部を地
中に推進する。この推進の後にそのダミー管31の後端
部に挿入ジョイント31aを溶接する。上述した推進装
置により外装管30aを推進させてその内部に、ダミー
管31の後端部に溶接された挿入ジョイント31aを入
り込ませ、これによりその外装管30aを位置決めす
る。位置決めされた外装管30aの後端に推進装置によ
り推進力を作用させて二重管30が推進される。この二
重管30が地中に推進された後に、その後端に他の二重
管(図示せず)が溶接されてこの二重管が推進される。
この工程を繰り返すことにより推進方向先頭の二重管3
0が、立坑32と所定の距離を隔てた立坑(図示せず)
に到達した後、その推進方向先頭の二重管30がダミー
管31から取り外され、上述したようにダミー管31と
掘削装置(図示せず)が回収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、挿入ジョイント31aは、上述したようにダミー管
31を地中に推進した後にその推進方向後端部の内壁に
溶接しなければならないため、ダミー管の内部で溶接作
業を行うことは困難であり、したがってその溶接に時間
がかかるという問題がある。また二重管30を構成する
外装管30a及び本管30bは上述したように互いに相
対的に摺動自在であり、このため、その二重管30が推
進方向前方に傾くと、その本管30bがダミー管31の
内部に入り込むという問題もある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、溶接が短時間
で行われるとともに本管が入り込むことが防止された、
二重管を先導する先導管を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の先導管は、外装管と、この外装管の内部に配
置されてその外装管に対し相対的に摺動自在な本管とを
備えた二重管を地中に推進する際にこの二重管を先導す
る先導管において、推進時に孔を掘削する掘削装置の掘
進方向後端に設置され推進後に回収されるダミー管と、
上記二重管の外装管の前端内側に挿入されてその外装管
を位置決めする挿入ジョイントが後端部に固定されると
ともに上記本管を位置決めするストッパーが内部に固定
された、前端が上記ダミー管の掘進方向後端に溶接され
るアダプター管からなることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の先導管は、二重管の外装管の前端内側
に挿入されてその外装管を位置決めする挿入ジョイント
が後端部に固定されたアダプター管がダミー管の掘進方
向後端に溶接されたものであるため、端面どうしの溶接
は容易であり、これによりその溶接が短時間で行われ
る。また本発明の先導管は、二重管の本管を位置決めす
るストッパーがアダプター管の内部に固定されたもので
あるため、その本管が先導管の内部に入り込むことが防
止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の先導管の管端部の一実施例を示す断面図
である。尚、上記従来の技術(図2参照)との重複説明
は省略する。この先導管を構成するダミー管1は、その
前部が推進方向(図1における左方)に立坑2の横壁か
ら地中に推進されている。アダプター管4の後端部の内
壁にはその後端から突出した挿入ジョイント4aが、そ
のアダプター管4の内壁には、このアダプター管4の座
屈を防止する補強リング4bがその円周方向に溶接され
ている。その前部が地中推進されたダミー管1の後端に
は上述したアダプター管4が溶接されている。外装管3
aは、その内部にそのアダプター管4の挿入ジョイント
4aが入り込むように推進装置(図示せず)に推進さ
れ、そのアダプター管4の後端と外装管3aの前端が当
接している。またそのアダプター管4の補強リング4b
の、図1における右面にはゴム板4cが固定されてお
り、本管3bの前端はそのゴム板4cを介して補強リン
グ4bに接触している。二重管3を構成する外装管3a
及び本管3bは互いに相対的に摺動自在である。また、
これら外装管3aと本管3bの間にはグラウト管3cが
備えられている。このグラウト管3cはそれらの間を充
填するコンクリート(図示せず)が通るためのものであ
る。尚、ダミー管1の内部には、機内ユニット、テレビ
カメラ及びインジゲータ(図示せず)などが備えられて
おり、そのダミー管1の推進方向前端に備えられた掘削
装置には、クラッシャヘッド、シールド本体、方向制御
ジャッキ、レーザ反射器(図示せず)などが備えられて
いる。
【0010】アダプター管4は、ダミー管1が図1に示
すように地中に推進された後にその後端に溶接され、そ
れらの端面どうしの溶接はそれらの外部から行うことが
でき容易であり、このため、その溶接を短時間で行うこ
とができる。アダプター管4の挿入ジョイント4aは外
装管3aの内部に入り込み、これによりその挿入ジョイ
ント4aはその外装管3aを位置決めしている。アダプ
ター管4の補強リング4bはゴム板4cを介して本管3
bの先端に接触しており、これによりその補強リング4
bはその本管3bを位置決めしている。このため、その
補強リング4bがダミー管1の内部に入り込むことが防
止されている。またゴム板4cは、その本管3bとその
補強リング4bが直接接触することによりその本管3b
に損傷が生じることを防止している。
【0011】図1に示す二重管3が、立坑2から所定の
距離推進されて他の立坑(図示せず)に到達した後に、
先導管を構成するダミー管1及びアダプター管4がその
二重管3から取り外される。この取り外しの際に、その
アダプター管4の挿入ジョイント4aは、その外装管3
aに挿入されているだけであるため、二重管3は先導管
から容易に取り外される。
【0012】ここに、補強リング4bは、上述したよう
にアダプター管4の座屈を防止するために設けられたも
のであるが、本管3bの位置決めもできるため、本実施
例では補強リング4bに、その本管3bを位置決めする
ストッパーの役割も兼ねさせている。また、その補強リ
ング4bはアダプター管4の全周にわたって固定されて
いるが、ストッパーの本来の役目としては、そのストッ
パーはその本管3bを位置決めできるアダプター管4の
範囲内の部分に固定されていればよい。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の先導
、二重管の外装管に挿入されてその位置決めする挿入
ジョイントを有するアダプター管がダミー管に溶接され
たものであるため、それらの端面どうしの溶接はそれら
の外部から容易に行うことができ、これによりその溶接
を短時間で行うことができる。また本発明の先導管は、
アダプター管が二重管の本管を位置決めするストッパー
をその内部に有するものであるため、その本管が先導管
の内部に入り込むことが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の先導管の管端部の一実施例を示す断面
図である。
【図2】二重管を地中に推進する際にその二重管を先導
する従来の先導管の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ダミー管 3 二重管 3a 外装管 3b 本管 4 アダプター管 4a 挿入ジョイント 4b 補強リング 4c ゴム板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長島 伸吾 横浜市鶴見区末広町1丁目7番7号 東 京瓦斯株式会社 導管技術センター内 (72)発明者 足立 明 千葉市中央区松波3丁目17番8号 (72)発明者 村上 優 千葉県佐倉市上志津1718の1 志津グリ ーンハイツ3−209 (72)発明者 藤本 智也 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社 東京本社内 (72)発明者 岡村 憲光 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社 東京本社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装管と、該外装管の内部に配置されて
    該外装管に対し相対的に摺動自在な本管とを備えた二重
    管を地中に推進する際に該二重管を先導する先導管に
    いて、 推進時に孔を掘削する掘削装置の掘進方向後端に設置さ
    れ推進後に回収されるダミー管と、 前記二重管の外装管の前端内側に挿入されて該外装管を
    位置決めする挿入ジョイントが後端部に固定されるとと
    もに前記本管を位置決めするストッパーが内部に固定さ
    れた、前端が前記ダミー管の掘進方向後端に溶接される
    アダプター管とからなることを特徴とする先導管。
JP5191212A 1993-03-05 1993-08-02 先導管 Expired - Fee Related JP2719299B2 (ja)

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PCT/JP1993/001304 WO1994020730A1 (en) 1993-03-05 1993-09-13 Double wall pipe for propulsion technique and construction of pipe end of leading pipe
EP93919654A EP0639690A4 (en) 1993-03-05 1993-09-13 DUAL-WALL CONDUIT FOR EXCAVATION TECHNIQUES, AND CONFIGURATION OF THE END OF THE MOTHER CONDUCT.
US08/302,865 US5615976A (en) 1993-03-05 1993-09-13 Double walled pipe, jacking method and pipe end structure of leading pipe
US08/743,149 US6004073A (en) 1993-03-05 1996-11-04 Double walled pipe, jacking method and pipe end structure of leading pipe
US09/369,279 US6109305A (en) 1993-03-05 1999-08-06 Double walled pipe, jacking method and pipe end structure of leading pipe

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