JP2814776B2 - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JP2814776B2
JP2814776B2 JP3157672A JP15767291A JP2814776B2 JP 2814776 B2 JP2814776 B2 JP 2814776B2 JP 3157672 A JP3157672 A JP 3157672A JP 15767291 A JP15767291 A JP 15767291A JP 2814776 B2 JP2814776 B2 JP 2814776B2
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frame
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長坂  崇
勇司 本山
恭紳 平尾
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/30Technical effects
    • H01L2924/301Electrical effects
    • H01L2924/3025Electromagnetic shielding

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は実装密度を向上させた電
子装置における放熱効果の向上とその放熱による影響を
防止すると共に高温環境下に置かれた時の枠体のそりを
防止した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体集積回路を搭載した回
路基板を1つのパッケージ内に2段に実装した装置が知
られている(例えば、特開平1-147850号公報)。この装
置では、2段の回路基板間の配線を容易に行う改良が成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の装置
では、回路基板の半導体回路で発生した熱は、回路基板
を介してパッケージに伝達されるか、パッケージ内部の
空間に放熱される。従って、熱がパッケージ内部にこも
りやすく、放熱効果が低いという問題がある。また、こ
の装置は樹脂製の枠体と金属の蓋部材とから成るため、
樹脂と金属との間の熱膨張係数の差により枠体に反りが
発生し、枠体内部に設けられたセラミクス製の基板が割
れたり、この基板上の接合部の信頼性が悪くなる恐れが
ある。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、2段構成の回路基板を実
装した電子装置の放熱効果を向上させると共に高温環境
下に置かれた時の枠体のそりを防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、両端面に開口を有し、側壁にコネクタ
ケースを一体的に有する樹脂製の枠体と、前記枠体の内
側方向から側壁を貫通して前記コネクタケースに露出す
るようにインサート成形により埋設された複数のリード
ピンと、 前記枠体の内側方向に少なくとも2カ所が露出
するようにインサート成形により前記枠体内部で屈曲し
て埋設された接続リードと、前記枠体の一方の開口に合
わせて配置固定された第1の金属板と、前記第1の金属
板上に設けられ、第1のワイヤにより何れかの前記リー
ドピンと電気的に接続された比較的大電流を取扱い、発
熱量の比較的大きな第1の回路手段と、前記第1の金属
板に略平行に、前記枠体の内側中段に配置固定された第
2の金属板と、前記第2の金属板上に設けられ、第2の
ワイヤにより何れかの前記リードピンと電気的に接続さ
れると共に第3のワイヤにより前記接続リードの露出部
分を用いて前記第1の回路手段と相互に電気接続された
前記第1の回路手段に比べて小電流を取扱い、発熱量の
小さな第2の回路手段と、前記枠体における前記第1の
金属板の配置固定された開口と反対側の開口に合わせて
配置固定された金属製の蓋部材とを設けたことである。
【0006】
【作用】比較的大電流を取扱い発熱量の大きな第1の
路手段は樹脂製の枠体の一方の開口に合わせて配置固定
された第1の金属板上に実装され、比較的小電流を取扱
い発熱量の小さな第2の回路手段は中段の第2の金属板
上に配設されている。
【0007】よって、第1の回路手段によって発生され
た多量の熱は、第1の金属板を介して第1の金属板の外
側空気に放熱される。又、第2の回路手段による発熱量
は少ないので、枠体内部の空間、第2の金属板及び枠体
への放熱でも十分な放熱効果が得られる。また、第1の
金属板と金属製の蓋部材と共に、中段に第2の金属板が
枠体に設置固定されていることからこの金属板が補強部
材となり、高温環境下においても枠体がそることがな
い。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は本実施例にかかる電子装置1の断面図で
あり、図2は枠体10の斜視図であり、図3は枠体10
に下段の第1の回路基板50を実装した装置の斜視図で
あり、図4は枠体10の中段に第2の回路基板52を実
装した装置の斜視図であり、図5は枠体10の断面図で
ある。
【0009】(1)装置全体の構成 枠体10は、図5に示すように、樹脂製で略直方体形状
に構成されている。その枠体10は図示状態における上
側において外部空間に開放された上方開口12と下側に
おいて外部空間に開放された下方開口11とを有してい
る。又、枠体10の内側面には、下方開口11の側から
順に、階段状に第1の段付部21、第2の段付部22、
第3の段付部23、第4の段付部24、第5の段付部2
5が形成されている。各段付部21,22,23,2
4,25は、それぞれ、法線がY軸方向(垂直軸方向)
に向いた水平面21h,22h,23h,24h,25
hと法線がX軸方向(水平軸方向)を向いた垂直面21
v,22v,23v,24v,25vとで構成されてい
る。
【0010】第1の回路基板50は、図6に示すよう
に、アルミニウム製の金属板40上に絶縁層を形成し、
その絶縁層の表面に回路パターンを形成したものであ
る。この金属板40上に一体的に形成された回路基板
は、通常、金属基板と呼ばれている。そして、その第1
の回路基板50の周辺部50a(図6)が第1の段付部
21の水平面21hに接着材で接合されることにより、
下方開口11は金属板40により遮蔽されている。尚、
第1の段付部21の垂直面21vの高さは金属板40と
第1の回路基板50とが一体化された上記の金属基板の
厚さに等しく、枠体10の底面13と金属板40の裏面
41とが同一平面を構成している。
【0011】第1の回路基板50上には、図1、図3に
示すように、大電流を取扱い、発熱量の大きなパワーMO
S トランジスタ、パワートランジスタ等の所謂パワー素
子で構成された給電回路51(第1の回路手段)が実装
されている。
【0012】金属板43は、図1、図19に示すよう
に、第3の段付部23に配設されている。即ち、第3の
段付部23の水平面23hには、金属板43の裏面44
の周辺部が接着剤で接合されている。その金属板43の
表面45には、第2の回路基板52が接着剤により接合
されている。そして、その第2の回路基板52の上に
は、比較的小電流を取扱い、発熱量の少ない制御回路5
3(第2の回路手段)が実装されている。これらの給電
回路51、制御回路53は、図1に示すように、シリコ
ーンゲル16がコーティングされている。このゲルはシ
リコーンの他、他の樹脂であっても良い。このゲルには
断熱効果があるので、仮に第2の回路基板52上に大電
流を扱う素子を形成したとすると、その上のゲルの作用
によりその素子からの熱は第1の回路基板50と第2の
回路基板52との間に蓄熱され装置の外部に出ることが
できない。本発明の構造によれば、第1の回路基板50
上に形成された素子から発生した熱は、放熱効果の高い
金属板40を介して外部に放熱可能であり、第2の回路
基板52上に配設された素子からは熱があまり発生しな
いので、熱が装置の内部に籠もるということはない。
【0013】又、枠体10の第5の段付部25には上方
開口12を遮蔽する金属板(蓋部材)46が配設されて
いる。即ち、第5の段付部25の水平面25hに、金属
板46の裏面47の周辺部が接着剤で接合されている。
そして、金属板46の表面48は外気に接触している。
このように、枠体10、金属板40、金属板46とで、
電子装置1のケースが構成されている。本装置は、樹脂
製の枠体10の下方開口11を遮蔽するアルミニウム製
の金属板40と枠体10の中段にアルミニウム製の金属
板43を配設し、その金属板43上にセラミクス製の第
2の回路基板52を設けたことことから、本装置が自動
車のエンジンルーム等の高温環境下に置かれても、枠体
10の樹脂と金属板との熱膨張係数の差に起因する反り
の発生が防止されると共に、セラミクス製の第2の回路
基板52の割れや第2の回路基板52上の接合部の接合
不良等の信頼性の低下が防止された。又、枠体10の上
方開口12にもアルミニウム製の金属板46を設けたこ
とから、枠体10の反り及びその反りに起因する回路基
板上の接合部の接合不良等ががより一層防止された。
尚、特開平1-147850の第1図の構造の装置は樹脂製の枠
体と金属の蓋部材とから成るため、樹脂と金属との間の
熱膨張係数の差により枠体に反りが発生し、枠体内部に
設けられたセラミクス製の基板が割れたり、この基板上
の接合部の信頼性が悪くなる可能性がある。
【0014】一方、枠体10には一方の側でコネクタケ
ース14が形成されており、そのコネクタケース14の
内部にはリードピン60、61が突出している。リード
ピン60は図7に示す櫛型に多数のリードが形成された
金属板を図8に示すように折り曲げ加工されて、枠体1
0の内部にインサート成形により埋め込まれている。そ
して、図1に示すように、リードピン60の一方の端部
に形成されたピン60aはコネクタケース14の内部空
間に突出し、他方の端部に形成されたボンディング部6
0bは第2の段付部22の水平面22h上に露出状態で
設置されている。このボンディング部60bは第1の回
路基板50における配線パターンのボンディング部81
とワイヤボンディングにより電気的に接続される。
【0015】又、リードピン61もリードピン60と同
様に、図9に示す金属板が図10に示す形状に折り曲げ
加工されて、枠体10の内部にインサート成形されて埋
設されている。そして、リードピン61の一方の端部に
形成されたピン61aはコネクタケース14の内部空間
に突出し、他方の端部に形成されたボンディング部61
bは第4の段付部24の水平面24h上に露出状態で設
置されている。そして、第2の回路基板52上の配線パ
ターンのボンディング部82とそのリードピン61のボ
ンディング部61bとがワイヤボンディングにより電気
的に接続されている。尚、リードピン60,61におい
て、各リードを共通に保持するフレーム部60c、61
cは、それぞれ、樹脂成形後にカッターで切断され、各
リードは電気的に絶縁される。
【0016】又、第1の回路基板50と第2の回路基板
52のみを電気的に接続して、外部に信号を取り出すた
めのピンを突出させない接続リード63が、枠体10の
内部にインサート成形により埋設されている。その接続
リード63は、図11に示す櫛型の金属板が図12に示
す形状に折り曲げ加工されたものである。この接続リー
ド63は第2の段付部22の水平面22h上に露出した
ボンディング部63aと第4の段付部24の水平面24
h上に露出したボンディング部63bとを有し、その先
端部63cは枠体10の下方に向かって折曲げられてい
る。そして、各リードを共通に保持するフレーム部63
d、63eは、樹脂成形後にカッターで切断され、各リ
ードは相互に絶縁される。そして、ボンディング部63
aは第1の回路基板50上の配線パターンのボンディン
グ部81とワイヤボンディングにより電気的に接続さ
れ、ボンディング部63bは第2の回路基板52上の配
線パターンのボンディング部82とワイヤボンディング
により電気的に接続されている。この接続リード63に
より第1の回路基板50と第2の回路基板52との一部
の配線の電気的接続が行われている。
【0017】更に、枠体10の側面には、図2に示すよ
うに、キャパシタ箱15が形成されており、そのキャパ
シタ箱15には、図3に示すように、キャパシタ56、
57が横に寝た形態で収納されている。このキャパシタ
56、57は実装スペースの関係上、第1の回路基板5
0と第2の回路基板52上には配設できない。比較的容
積及び高さの大きなキャパシタ56、57を本実施例の
ように枠体10の側面に別形成したキャパシタ箱15に
収納することによって、電子装置1の全体の実装効率を
向上させることができる。このキャパシタ56と電気的
に接続する接続リード64が、枠体10にインサート成
形により埋設されている。その接続リード64は図13
に示す金属板を図14に示す形状に折り曲げ加工したも
のである。この接続リード64は第2の段付部22の水
平面22h上に露出したボンディング部64aとキャパ
シタ箱15に立設された端子部64bとフレーム部64
cとを有している。フレーム部64cは枠体10の成形
後にカッターで切断される。又、ボンディング部64a
は第1の回路基板50の配線パターンとワイヤボンディ
ングにより電気的に接続され、端子部64bはキャパシ
タ56のリード56a、56bと電気溶接により接続さ
れている。
【0018】他方、枠体10のコネクタケース14が形
成されている側と反対側では、図15に示す櫛型形状の
金属板を、図16に示すように、略直角に折り曲げその
先をU字形状に屈曲させた(U字溝に柄がついた形状)
接続リード62がインサート成形により枠体10の内部
に埋設されている。そして、接続リード62の一方の端
部に形成されたボンディング部62aは第2の段付部2
2の水平面22h上に露出状態で設置され、中間部62
gは枠体内部に埋設され、接続リード62のボンディン
グ部62bは第4の段付部24の水平面24h上に露出
状態で設置され、他の先端部62cは第1の段付部21
の水平面21h上に形成された溝26に突出している。
尚、各リードを共通に保持するフレーム部62dは、枠
体10の成形直後では、溝26に突出した状態である
が、その後、カッターで切断される。同様にフレーム部
62eも成形後に切断され、各リードは絶縁分離され
る。この時、フレーム部62d、62eには切断を容易
にする切り込みが形成されている。
【0019】又、図1に示すように、接続リード62の
ボンディング部62aと第1の回路基板50の配線パタ
ーンのボンディング部83とがワイヤボンディングによ
り電気的に接続され、接続リード62のボンディング部
62bと第2の回路基板52の配線パターンのボンディ
ング部84とがワイヤボンディングにより電気的に接続
されている。このように、接続リード62を用いて、第
1の回路基板50と第2の回路基板52との間の電気的
な接続が行われている。
【0020】更に、枠体10における接続リード62が
配設された側には、その接続リード62に隣接して、図
14に示す接続リード64と同様な形状の接続リード6
5が埋設されている。その接続リード65は第2の段付
部22の水平面22h上に露出して配設されたボンディ
ング部65aとキャパシタ箱15内に立設された端子部
65bとで構成されている。そして、ボンディング部6
5aと第1の回路基板50の配線パターンとがワイヤボ
ンディングにより電気的に接続され、端子部65bには
キャパシタ57のリード57bが電気溶接により接続さ
れている。
【0021】(2)金属基板(金属板40(第1の金属
板)、第1の回路基板50)の詳細な構成 第1の回路基板50上には、図6に示すように、図3に
示す給電回路51に対する回路配線が形成されている。
そして、第1の回路基板50を第1の段付部21に取り
付けた状態において、第1の段付部21の水平面21h
の図5、図6に示す内側境界線21aより微小間隙Δ1
を隔てた内側に凸状に盛り上がったダミー配線54が形
成されている。又、さらに、ダミー配線54の内側には
配線の形成されていない凹部55が形成されている。
【0022】このダミー配線54及び凹部55の作用は
次の通りである。金属板40に形成された第1の回路基
板50が第1の段付部21の水平面21hに接着剤で接
合される時、余分な接着剤が水平面21hの内側境界線
21aを越えて第1の回路基板50の内側に流れ込み、
第1の回路基板50上に搭載された集積回路58の接続
部59に付着して接続不良を起こしたり、ボンディング
時にボンディングパワーの異常電導を生じて、ボンディ
ングの信頼性を低下させる。又、回路配線のボンディン
グ部81、83等に付着してボンディング不良を引き起
こしたりする。この時、図17に示すように、第1の回
路基板50上に形成されたダミー配線54が接着剤17
の流れ込みを防止する作用をする。即ち、余分な接着剤
17は水平面21hの境界線21aとダミー配線54と
の間の微小間隙Δ1で蓄えられることになる。又、余分
な接着剤が多く、ダミー配線54を乗り越えて、更に、
第1の回路基板50の内側に流れ込んでも、接着剤はダ
ミー配線54の内側に形成された凹部55にトラップさ
れて、さらに、その凹部55の内側には流れ込まない。
この結果、接着剤による素子へのダメージが防止され、
ワイヤボンディング不良の発生が防止される。尚、ダミ
ー配線54は電気配線には関係のない線又はアース線で
ある。
【0023】(3)第1の段付部21の詳細な構成 第1の段付部21は、図17に示すように、水平面21
hの内側境界線21a側に切欠21bが形成されてい
る。この切欠21bは図示のように斜めに切欠く他、図
18の(a)、(b)に示すように、角形、U字状に切
欠いても良い。
【0024】切欠21bの作用は次の通りである。金属
板40に形成された第1の回路基板50が第1の段付部
21に接着剤で接合される時、その余分な接着剤17が
切欠21bと第1の回路基板50の面とダミー配線54
との間で貯留される。この結果、余分な接着剤17が第
1の回路基板50の内側へ流れ込むことが防止され、給
電回路51の集積回路58に対する接着剤の影響を防止
できる。
【0025】又、余分な接着剤17が第2の段付部22
の水平面22hに競り上がるのが防止され、その水平面
22h上に配設されたリードピン60のボンディング部
60b、接続リード63のボンディング部63a、接続
リード64のボンディング部64a、接続リード62の
ボンディング部62a及び接続リード65のボンディン
グ部65aに接着剤17が付着することによるワイヤボ
ンディング不良の発生を防止することができる。
【0026】(4)第3の段付部23の詳細な構成 図19に示すように、第3の段付部23の水平面23h
の内側境界線23a側に溝23bが、外側境界線側23
cに溝23dが形成されている。この溝23b、23d
は図示する角形形状の他、三角形状であっても良い。
又、図18と同様な構造であっても良い。
【0027】第3の段付部23に形成された溝23b、
23dの作用は次の通りである。金属板43(第2の金
属板)が第3の段付部23の水平面23hに接着剤で接
合される時、余分な接着剤17がこの溝23bに貯留さ
れる。この結果、余分な接着剤17は、水平面23hよ
り下方にある第2の段付部22の水平面22hに垂れ下
がるのを防止され、水平面22h上に配設されているリ
ードピン60のボンディング部60b、接続リード63
のボンディング部63a、接続リード64のボンディン
グ部64a、接続リード62のボンディング部62a及
び接続リード65のボンディング部65aに接着剤が付
着することによるワイヤボンディング不良の発生を防止
することができる。又、溝23bにより、第1の回路基
板50上に充填されたシリコーンゲル16の第3の段付
部23の水平面23hのはい上がりが防止され、その水
平面23hに接着剤が付き易くなり、水平面23hと金
属板43のとの接着不良が防止される。尚、シリコーン
ゲル16の第3の段付部23の水平面23hのはい上が
りを防止するには、第2の段付部22の垂直面22vに
その垂直面22vに垂直に突出した段付部を形成しても
良い。
【0028】又、余分な接着剤17は溝23dにも貯留
される。この結果、余分な接着剤17が第3の段付部2
3の垂直面23vを競り上がり、金属板43の上に接合
された第2の回路基板52の配線パターンに付着するこ
と、又、第4の段付部24の水平面24h上に配設され
ているリードピン61のボンディング部61b、接続リ
ード63のボンディング部63b及び接続リード62の
ボンディング部62bに付着することが防止され、ワイ
ヤボンディグ不良の発生を防止することができる。
【0029】 (5)金属板43(第2の金属板)の具体的な構成 金属板43は、図19、図20に示すように、第3の段
付部23の水平面23hの外側境界線23cで示す形状
よりも若干小さく、金属板43が水平面23hに載置さ
れた時、垂直面23vとの間に微小間隙Δ2を生じるよ
うに構成されている。そして、そして、金属板43の周
辺端部には、外側(垂直面23v方向)に向かって、数
個の突起43aが形成されている。又、垂直面23vに
は、内側(金属板43方向)に向かって数個の突起23
eが形成されている。
【0030】突起43a、23eの作用は次の通りであ
る。突起43a、23eは金属板43が第3の段付部2
3に載置された時の位置決めのためのものであり、金属
板43と垂直面23vとの間で微小間隙Δ2を形成する
ためのものである。又、この間隙Δ2によりリードピン
61のボンディング部61b、接続リード63のボンデ
ィング部63b及び接続リード62のボンディング部6
2bと金属板43とが絶縁分離されている。又、この微
小間隙Δ2に余分の接着剤17が貯留されて、接着剤1
7が垂直面23vを競り上がるのが防止される。この結
果、余分な接着剤17が第3の段付部23の垂直面23
vを競り上がり、金属板43の上に接合された第2の回
路基板52の配線パターンに付着すること、又、第4の
段付部24の水平面24h上に配設されているリードピ
ン61のボンディング部61b及び接続リード62のボ
ンディング部62bに付着することが防止され、ワイヤ
ボンディグ不良の発生を防止することができる。
【0031】(6)第5の段付部25の詳細な構成 図21に示すように、第5の段付部25の水平面25h
の内側境界線25a側には、溝25bが形成されてい
る。この溝25bは図示する角形形状の他、三角形状で
あっても良い。更に、図18に示す構造と同様であって
も良い。
【0032】第5の段付部25に形成された溝25bの
作用は次の通りである。金属板46が第5の段付部25
の水平面25hに接着剤で接合される。この時、余分な
接着剤17がこの溝に貯留される。この結果、余分な接
着剤が水平面25hから垂れ下がり、第4の段付部24
に配設されたリードピン61のボンディング61b及び
接続リード62のボンディング62bに付着することに
よるワイヤボンディング不良が防止される。又、接着剤
17が第2の回路基板52の配線パターンへ付着するこ
とも防止される。又、溝25bにより、第2の回路基板
52上に充填されたシリコーンゲル16の第5の段付部
25の水平面25hへのはい上がりが防止され、その水
平面25hに接着剤が付き易くなり、水平面25hと金
属板46のとの接着不良が防止される。尚、シリコーン
ゲル16の第5の段付部25の水平面25hのはい上が
りを防止するには、第4の段付部24の垂直面24vに
その垂直面24vに垂直に突出した段付部を形成しても
良い。
【0033】(7)リードピン60、61の詳細な構成 リードピン60、61は、それぞれ、図7、図9に示す
平板金属を図8、図10に示す形状に屈曲して構成され
ている。各リード片のピッチは、ボンディング部60
b,61bからピン60a、61a側に向かって、広が
っている。このようにピン60a、61a側の各リード
の間隔を広くし、ボンディング部60b、61b側の各
リードの間隔を狭くしているので、枠体10の内部が狭
くても、ピンの取り出し効率が良い。又、リードピン6
0、61の断面形状は、図22に示すように台形状に形
成されている。従って、リードピン60、61のボンデ
ィング部60b、61bが、それぞれ、第2の段付部2
2の水平面22h、第4の段付部24の水平面24hに
インサート成形により形成されるが、製造時及びワイヤ
ボンディング時に、それらのボンディング部60b、6
1bがそれぞれの水平面22h、24hから離脱するの
が防止される。
【0034】 (8)接続リード62、63、64、65の詳細な構成 接続リード62は、図15に示す形状の金属板を図16
に示す形状に屈曲させて構成されている。この接続リー
ド62は、ボンディング部62bの側の方が、ボンディ
ング部62aの側の方よりも、各リードのピッチが広く
なっている。この形状により、ボンディングスペースの
狭い第1の回路基板50とボンディングスペースの広い
第2の回路基板52の配線パターン間を、リードの数を
減少させることなく、電気的に効率的に接続することが
できる。
【0035】又、接続リード63は、図11に示す平金
属板を図12に示す形状に屈曲させたものであり、接続
リード64は、図13に示す平金属板を図14に示す形
状に屈曲させたものである。又、接続リード65は接続
リード63と線対象の形状をしている。この構造の接続
リード64、65を用いて、第1の回路基板50と枠体
10に形成されたキャパシタ箱15に設置されているキ
ャパシタ56、57とを電気的に接続することができ
る。
【0036】又、接続リード62、63、64、65の
断面形状は、図22に示すように台形状に形成されてい
る。従って、接続リード62、63、64、65のボン
ディング部62a、63a、64a、65aが、第2の
段付部22の水平面22hにインサート成形により形成
されるが、製造時及びワイヤボンディング時に、それら
のボンディング部62a、63a、64a、65aが水
平面22hから離脱するのが防止される。同様に、接続
リード62、63のボンディング部62b、63bが、
第4の段付部24の水平面24hにインサート成形によ
り形成されるが、製造時及びワイヤボンディング時に、
ボンディング部62b、63bが水平面24hから離脱
するのが防止される。
【0037】(9)枠体10の裏面の構成 枠体10の裏面は図23に示すように構成されている。
接続リード62の端部62c及びフレーム部62dが突
出する溝26と、接続リード63の端部63c及びフレ
ーム部63eが突出する溝29が形成されている。接続
リード62、63をインサートとした枠体10の樹脂成
形が完了した時に、接続リード62、63のそれぞれの
フレーム部62d、63eがこの溝26、29内で切断
される。
【0038】更に、枠体10内に埋設された接続リード
62のボンディング部62aにつながる中間部62f
(図16参照)に当たる位置及びリードピン60のボン
ディング部60bにつながる中間部60d(図8参照)
に当たる位置に、それぞれ、窓27、28が形成されて
いる。このうち、窓27は、後述する製造時に接続リー
ド62を金型に変形及び位置ずれなく支持するための支
持板66が置かれるために形成されている。又、窓2
7、28は枠体10の樹脂成形が完了した時に、接続リ
ード62及びリードピン60の各リードが接触すること
なく形成されているか否かの確認に用いられる。
【0039】(10) 電子装置1の製造方法 枠体10は、リードピン60、61、接続リード62、
63、64、65をインサートとする樹脂成形により形
成される。金型は、図24に示すように、上型70、下
型71、コア(図示略)で主として構成されている。そ
して、上型70と下型71との間に樹脂を射出するため
のキャビティ72が形成されている。リードピン60、
61、63、64、65はコネクタ箱14を形成するた
めのコアに支持されている。
【0040】一方、接続リード62は、次のようにキャ
ビティ72に配設されている。接続リード62の先端部
62c及びフレーム部62dが下型71に形成された溝
68に挿入され、フレーム部62eが上型70と下型7
1との間に挟持され、ボンディング部62bが上型70
のキャビティ面72aに当接されている。ボンディング
部62aに続く中間部62fと中間部62gはキャビテ
ィ72に配置され、中間部62fは下型71に形成され
た溝69から突出された櫛状の支持板66によって支持
されている。
【0041】支持板66による接続リード62の支持方
法は、図25に詳述されている。支持板66の各足66
aが接続リード62のリード間の間隙に挿入され、接続
リード62の各リードは支持板66の根元部66bで上
型70の方向に押圧される。この結果、接続リード62
の各リードの間隙は適正に保持され、樹脂成形の過程に
おいて、各リードが接触するというこが防止される。
【0042】又、支持板66の上型70方向への押圧力
fにより、ボンディング部62a及び62bは上型70
から下型71に向かう反作用fを受ける。この結果、接
続リード62はキャビィティ72内において適正な姿勢
で保持されることになり、成形後の枠体10において、
接続リード62のボンディグ部62a及び62bが、そ
れぞれ、第2の段付部22の水平面22h及び第4の段
付部24の水平面24hに水平に露出した状態となり、
成形不良が防止される。
【0043】尚、図26に示すように接続リード620
を単にU字形状に構成したとすると、その接続リード6
20には支持板66による押圧力fが作用する位置にそ
の方向に伸びる中間部(図24における62gに相当す
る部分)が存在しないために、押圧力fが上型70に接
触するボンディング部620bに伝達し難い。よって、
ボンディング部620bを上型70に押しつける力が不
足して、ボンディング部620bと上型70との間に間
隙を生じる。この場合には、その間隙に樹脂が注入され
てボンディング部620bが露出しないということがあ
る。更に、ボンディング部620bの姿勢が不適切で、
規則正しいピッチでボンディング部620bが形成され
なかったりする。
【0044】しかしながら、接続リード62を図16及
び図25に示すような形状とすることにより、ボンディ
ング部62bを枠体10の第4段付部24の水平面24
hに適正に形成することができる。支持板66による押
圧力fが接続リード62に適正に作用すれば良いことか
ら、接続リード62の形状と支持板66による押圧力f
を作用させる位置との関係は、図27に示すものであっ
ても良い。
【0045】又、枠体10の成形後は、リードピン6
0、61、接続リード62、63、64、65の各フレ
ーム部60c、61c、62e、62d、63e、63
d、64c、が切断される。
【0046】 (11) キャパシタ56の接続リード64への接続方法 接続リード64の端子部64bは図26に示すような
状に構成されている。この端子部64bは、キャパシタ
56のリード56a、56bを電気溶接する溶接領域6
4dが形成されており、その溶接領域64dは、切欠部
64fにより溶接領域64dの軸方向(h軸方向)の長
さが幅方向(d軸方向)に比べて短くなっている。この
ような構成により、リード56a、56bの溶接領域6
4dに対する接触面積を狭くして電気溶接時の電流集中
を大きくすることができる。又、この切欠部64fにリ
ード56a、56bを通していることからリード56
a、56bの位置決め及び溶接時の位置ずれが防止され
る。又、リード56a、56b間の間隙保持にもなり、
振動の激しい所で本装置が使用された場合にも短絡が発
生することがない。又、切欠部64fとリード56a、
56bとが係合していることから、振動のリード56
a、56bの溶接部分への伝達が緩和され、接合部の剥
離が抑制される。
【0047】この溶接領域64dと切欠部64fは、図
29に示す形状であっても良く、電気溶接時に電流集中
を大きくすることができる。図26に示したのと同様
に、リード56aを図29の(d) に示すように切欠部6
4fを通して折り曲げることにより、リード56aの位
置決め及び溶接時の位置ずれが防止される。又、同様
に、振動の激しい所で本装置が使用された場合にも、リ
ード間での短絡の発生が防止され、振動のリードの溶接
部分への伝達が緩和されることから接合部の剥離が抑制
される。又、本電子装置1が自動車のエンジンルーム等
の振動の激しい場所に設置された場合にも、このような
切欠部64fを設けることで、端子部64bへの振動伝
達が緩和され、電気溶接部分が剥離することが防止され
る。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、第1の回路手段が第1
の金属板上に形成されているので、発熱量の大きな第1
の回路手段によって発生された多量の熱は、第1の金属
板を介して効率良く外側空気に放熱され、本電子装置の
放熱性が向上する。又、第2の回路手段による発熱量は
少ないので、枠体内部の空間、第2の金属板及び枠体へ
の放熱でも十分な放熱効果が得られる。さらに、第1の
金属板と金属製の蓋部材と共に、中段に第2の金属板が
枠体に設置固定されていることからこの第2の金属板が
補強部材となり、3枚の金属製の板が平行に枠体に配置
固定されていることから高温環境下においても枠体がそ
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な一実施例に係る電子装置の構
成を示した断面図。
【図2】その電子装置の枠体を示した斜視図。
【図3】第1の回路基板を実装した枠体を示した斜視
図。
【図4】第2の回路基板を実装した枠体を示した斜視
図。
【図5】枠体の構成を示した断面図。
【図6】第1の回路基板を示した平面図。
【図7】リードピンの折曲げ加工前の平面形状を示した
平面図。
【図8】そのリードピンの折曲げ加工後の立体形状を示
した斜視図。
【図9】他のリードピンの折曲げ加工前の平面形状を示
した平面図。
【図10】そのリードピンの折曲げ加工後の立体形状を
示した斜視図。
【図11】接続リードの折曲げ加工前の平面形状を示し
た平面図。
【図12】その接続リードの折曲げ加工後の立体形状を
示した斜視図。
【図13】他の接続リードの折曲げ加工前の平面形状を
示した平面図。
【図14】その接続リードの折曲げ加工後の立体形状を
示した斜視図。
【図15】他の接続リードの折曲げ加工前の平面形状を
示した平面図。
【図16】その接続リードの折曲げ加工後の立体形状を
示した斜視図。
【図17】第1の段付部の詳細な構成を示した断面図。
【図18】第1の段付部の他の構成を示した断面図。
【図19】第3の段付部の詳細な構成を示した断面図。
【図20】第2の金属板を載置した第3の段付部の構成
を示した平面図。
【図21】第5の段付部の詳細な構成を示した断面図。
【図22】リードの断面構造を示した断面図。
【図23】枠体の裏面の構想を示した裏面図。
【図24】枠体の製造方法に係る金型と接続リードとの
関係を示した断面図。
【図25】枠体の製造時における接続リードの支持方法
を示した斜視図。
【図26】枠体の製造時における接続リードの不適切な
形状による不適切な支持を説明するための斜視図。
【図27】枠体の製造時における接続リードの他の形状
とその支持方法との関係を示した示した斜視図。
【図28】接続リードの端子部とリードとの接合関係を
示した斜視図。
【図29】接続リードの端子部の他の構造を示した平面
図。
【符号の説明】 1…電子装置 10…枠体 11…下方開口 12…上
方開口 13…底面 14…コネクタケース 15…キャパシタ箱 21…第1の段付部 22…第2の段付部 23…第3
の段付部 24…第4の段付部 25…第5の段付部 21h,22h,23h,24h,25h…水平面 21v,22v,23v,24v,25v…垂直面 21b…切欠 23b,23d…溝 23e…突起 2
5b…溝 26,29…溝 27,28…窓 40…金属板 43…金属板(第2の金属板) 43a…突起 46…金属板(蓋部材) 50…第1の回路基板 52…第2の回路基板 51…給電回路(第1の電子回
路) 53…制御回路(第2の電子回路) 54…ダミー配線 55…凹部 56,57…キャパシタ 58…集積回路 60,61…リードピン 60a,61a…ピン 60b,61b…ボンディング部 62,63,64,65…接続リード 62a.b,63a,b,64a,65a…ボンディン
グ部 64b,65b…端子部 66…支持板 70…上型 71…下型 72…キャビティ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端面に開口を有し、側壁にコネクタケ
    ースを一体的に有する樹脂製の枠体と、前記枠体の内側方向から側壁を貫通して前記コネクタケ
    ースに露出するようにインサート成形により埋設された
    複数のリードピンと、 前記枠体の内側方向に少なくとも2カ所が露出するよう
    にインサート成形により前記枠体内部で屈曲して埋設さ
    れた接続リードと、 前記枠体の一方の開口に合わせて配置固定された第1の
    金属板と、 前記第1の金属板上に設けられ、第1のワイヤにより何
    れかの前記リードピンと電気的に接続された比較的大電
    流を取扱い、発熱量の比較的大きな第1の回路手段と、 前記第1の金属板に略平行に、前記枠体の内側中段に配
    置固定された第2の金属板と、 前記第2の金属板上に設けられ、第2のワイヤにより何
    れかの前記リードピンと電気的に接続されると共に第3
    のワイヤにより前記接続リードの露出部分を用いて前記
    第1の回路手段と相互に電気接続された前記第1の回路
    手段に比べて小電流を取扱い、発熱量の小さな第2の回
    路手段と、 前記枠体における前記第1の金属板の配置固定された開
    口と反対側の開口に合わせて配置固定された金属製の蓋
    部材とを有する電子装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の金属板に、セラミクス製の基
    板が設けられ、このセラミクス製の基板に前記第2の回
    路手段が設けられている請求項1に記載の電子装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の回路手段及び前記第2の回路
    手段は、共にゲル状のコーティング剤でコーティングさ
    れている請求項1又は2に記載の電子装置。
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