JP2814418B2 - カラー電子写真記録装置 - Google Patents

カラー電子写真記録装置

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JP2814418B2
JP2814418B2 JP4229659A JP22965992A JP2814418B2 JP 2814418 B2 JP2814418 B2 JP 2814418B2 JP 4229659 A JP4229659 A JP 4229659A JP 22965992 A JP22965992 A JP 22965992A JP 2814418 B2 JP2814418 B2 JP 2814418B2
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茂雄 津田
隆文 西岡
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体に形成した各色
成分のトナー像を一旦中間転写体に重ねた後用紙に転写
する方式のカラー電子写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のカラー電子写真記録装置を
示す断面図、図4は従来の電子写真記録装置の制御部の
ブロック図、図5は露光部の構成図である。図3におい
て、1は装置枠である。6と7は装置枠1内に設けられ
た制御部と露光器である。制御部6は図4に示すよう
に、CPU2とメモリー3及び露光器制御回路4から構
成されている。5は画像信号である。8は露光器7の下
方に設けられた感光ベルト、10は駆動ローラ、11は
従動ローラである。感光ベルト8は有機感光体からな
り、駆動ローラ10と従動ローラ11との間に掛け渡さ
れている。
【0003】12は主帯電器、13,14,15は現像
装置、16はクリーナ、17は除電ランプで、いずれも
感光ベルト8の周辺部に対向して設けられている。現像
装置13〜15には、それぞれ黄,マゼンタ,シアンの
各色の現像剤が収納されている。18は中間転写装置
で、駆動ローラ10の近くに設けられている。19は中
間転写装置18の転写ベルト、20,21,35はロー
ラ、22は中間転写ローラ、23は用紙転写ローラ、2
4は用紙剥離プレート、25はクリーナである。ローラ
20,21,35には、中間転写ベルト19が掛け渡さ
れている。掛け渡された中間転写ベルト19は、ローラ
20と21の間で感光ベルト8の表面に転写可能に接触
している。
【0004】中間転写ベルト19の周辺には感光ベルト
8との接触位置から転写プロセス順に、中間転写ローラ
22、用紙転写ローラ23、用紙剥離プレート24、お
よびクリーナ25等が中間転写ベルト19の内側と外側
に対向して配置されている。26は用紙、27,28は
用紙カセット、29,30は給紙ローラ、31はタイミ
ングローラで、中間転写装置18に対して給紙側に配置
されている。また、32は搬走ベルト、33は定着装
置、34は排紙部で、これらは中間転写装置18の排紙
側に設けられている。
【0005】図5の36はレーザ発振器、37はモー
タ、38は回転多面鏡である。39はレーザービーム、
40は走査線、41は結像点、42はレンズである。レ
ーザー発振器36から投射されたレーザはレンズ42で
集光されて、レーザビーム39が回転多面鏡38を介し
て感光ベルト8上に照射(像露光)されて結像点41に
結像する。そして、モーター37により回転多面鏡38
が回転すると、感光ベルト8の走査線40上に画素の静
電潜像が形成される。図6の(a) は、用紙26に記録さ
れる一走査線上の画素の記録状態を示す。また、図6の
(b),(c),(d) は、それぞれ黄,マゼンタ,シアンの一走
査線のパルス幅Tの画像信号の波形図を示す。
【0006】このような構成の従来装置の動作を、次に
説明する。先ず、感光ベルト8が除電ランプ17により
一旦除電されてから、主帯電器12によって帯電され
る。次に、図4の制御部6のCPU2が最初にメモリー
3に収納されている黄の画素情報を読出して、画像信号
5が露光器制御回路4に送られる。露光器7は図6の
(b)に示すような画像信号5のパルス幅Tに比例した
レーザビーム39の照射量で潜像を露光して、感光ベル
ト8上に黄の画素情報に基ずく潜像が形成される。
【0007】形成された潜像は現像器13により現像さ
れて、黄のトナー像が作られる。黄のトナー像は中間転
写ローラ22と駆動ローラ10間に印加された電圧で、
感光ベルト8から中間転写体19に転写される。感光ベ
ルト8上の転写部分がクリーナー16に送られ、転写後
の残留トナーが清掃される。同様にして、図6の(c)
と(d)のような同じパルス幅Tの画像信号5の照射量
で感光ベルト8に潜像が形成され、現像装置14,15
で順次マゼンタとシアンのトナー像が現像されてから中
間転写体19に重ねて転写される。
【0008】各色成分別の中間転写体19の転写が終わ
ると、用紙カセット27又は28から繰り出された用紙
26が中間転写装置18まで搬走される。搬走された用
紙26が用紙転写ローラ23とローラ35間を通過する
ときに、2つのローラ23,35間に電圧が印加されて
各色成分を混色したトナー像が用紙26側に再び転写さ
れる。用紙26は用紙剥離プレート24によって中間転
写体19から剥離され、定着器33に送られて混色トナ
ー像が定着される。また、中間転写体19の転写部分が
クリーナ25に送られて、残留トナーが清掃される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この種の中間転写体1
9を介して各色成分の多重のトナー像を用紙26に再転
写するカラー写真記録装置では、中間転写体19に直接
接触したトナーと中間転写体との間にはファンデルワー
ルス力(van der Waals force ) 等の付着力が強く作用
する。したがって、中間転写体19から用紙26に転写
するときに中間転写体19上に最初に転写したトナーの
残留トナーが生じる。このため、用紙26側に転写され
た混色の各色成分のトナー量が相違して、用紙26上に
転写された色相の再現性が低下するという問題点があっ
た。
【0010】本発明は、用紙に転写される各色成分のト
ナー量を一定にして色相の再現性の優れたカラー電子写
真記録装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、色成分別の
画像信号により感光体上に形成された潜像に色トナーを
付着させて順次色成分別のトナー像を現像し、現像され
た色成分別のトナー像を中間転写体に順次重ね合わせて
から用紙に再転写し、定着させて記録するカラー電子写
真記録装置において、各画素に対する像露光の照射光量
の基準となる2つのパルス幅T1,T2(T1>T2)
を発生する手段を備え、中間転写体に最初に転写して直
接接触する色成分別のトナーで形成するトナー像の静電
潜像形成時の各画素に対する像露光パルス幅にT1を選
択すると共に、続いて転写する色成分別のトナーの各画
素に対する像露光パルス幅にT2を選択するカラー電子
写真記録装置を構成したものである。
【0012】
【作用】この発明におけるカラー電子写真記録装置で
は、中間転写体に直接接触するトナー像の潜像形成時の
照射光量が、他のトナー像の潜像形成時の画素の照射光
量より大きく選ばれている。感光体の潜像を現像するト
ナー量が潜像形成時の画素の照射光量にほぼ比例して増
加するので、用紙に転写した後で中間転写体に残留する
トナー量に相当する分が補償される。この結果、用紙に
転写された各色成分のトナー量が一定となり、原色の色
相の再現性が良好になる。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を、図1を用いて
説明する。図1は本発明の実施例の電子写真記録装置の
制御部のブロック図、図2の(a)は用紙に記録される
一走査線上の画像の各色成分の画素の配列状態を示す説
明図、図2の(b)乃至(d)は図2の(a)に対応す
る黄とマゼンタ及びシアンの各画像信号の波形図であ
る。
【0014】図1において、2はCPU、3はメモリ、
5は画像信号、4は露光器制御回路で、このCPU2等
の各部と図3及び図5の構成は従来と変わることがな
い。特に、本発明ではCPU2の出力回路に画像信号生
成回路9が設けられ、この画像信号生成回路9を含めて
上記したCPU2等の各部により制御部6が構成されて
いる。
【0015】このような構成の本発明実施例の動作を、
次に説明する。CPU2がメモリー3に収納されている
各色成分の画素情報を読み出し、各色成分の画素情報を
画像信号生成回路9へ出力する。画像信号生成回路9は
用紙26の転写順位等を含む入力された各色成分の画素
情報に基づいてパルス幅を設定し、画像信号5を生成し
て露光器制御回路4へ送出する。露光器制御回路4は入
力した画像信号5にしたがって、露光器7を制御して次
のようなカラー記録動作が行われる。
【0016】図2の(a)の走査線上の1画素目の赤を
記録をする場合は、黄色の画像信号5とマゼンタの画像
信号5が出力される。本発明ではパルス幅T1 とT2 が
T1>T2 の関係があるときに画像信号生成回路9が、
順次図2(b)に示すパルス幅T1 の黄色の画像信号5
と図2(c)のパルス幅T2 のマゼンタの画像信号5を
生成する。
【0017】ここで、用紙26に最初に転写されたマゼ
ンタと次に転写された黄色のトナーを同一量のNとし、
用紙26への転写後の中間転写体19に残留する黄色と
マゼンタのトナーの量をN1,N2とする。最初に中間
転写体19に転写され中間転写体19に直接接触するト
ナー像には前述のようなファンデルワールス力等の付着
力が作用するので、N1 とN2 に次の2つの式のような
関係がある。 N1>>N2 …(1) N2→0 …(2)
【0018】また、感光ベルト8の潜像に付着するトナ
ー量及び中間転写体19に転写されるトナー量は、感光
ベルト8の潜像形成時の光ビームの照射光量,即ち画像
信号5のパルス幅T1 とT2 に対応して増減する。ま
た、感光ベルト8から中間転写体19に転写されるトナ
ー像の転写効率は、各色成分共ほぼ等しいと見做せる。
したがって、下記の(3) 式が成り立つ。 T1 /T2 =(N+N1)/N …(3)
【0019】(3) 式から、最初に転写する黄の画像信号
のパルス幅をT1 とすると、 T1 =〔(N+N1)/N〕×T2 …(4) に選定すると、用紙26に再転写される黄色のトナー量
をマゼンタのトナー量と同一のNにすることができる。
図2の2画素目の“青”以降も上記と同様の動作で、用
紙26に再転写される2つの色成分のトナー量が一定に
なる。よって、このような構成の本発明によれば、カラ
ー原画の色の再現性の優れた画質を得ることができる。
【0020】なお、上述の本発明の実施例では中間転写
体に2色のトナーを重ね合わせて転写した場合を例示し
て説明したが、3色以上のトナーを次々に重ね合わせる
場合にも本発明を適用することができる。また、露光用
の光源としてレーザー発振器を用いたが、LEDアレイ
等の光源による光ビームを用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明に係わる電子写真記録装置は、
感光体から各色成分のトナー像を中間転写体に最初に転
写するトナー像の潜像形成時の照射光量を、その後に転
写する成分のトナー像の潜像形成時の照射光量より大き
くするよう構成した。この結果、用紙に転写される各色
成分のトナー量が等量となり、カラー原画の色の再現性
の優れた画質を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による電子写真記録装置の制
御部のブロック図である。
【図2】この発明の実施例による電子写真記録装置の記
録動作の説明図である。
【図3】従来の電子写真記録装置の構成説明図である。
【図4】従来の電子写真記録装置の制御部のブロック図
である。
【図5】従来の電子写真記録装置の露光器の構成説明図
である。
【図6】従来の電子写真記録装置の記録動作の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 装置枠 5 画像信号 7 露光器 8 感光ベルト 9 画像信号生成回路(光量増加手段) 18 中間転写体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−194961(JP,A) 特開 平6−3913(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色成分別の画像信号により感光体上に形
    成された潜像に色トナーを付着させて順次色成分別のト
    ナー像を現像し、該現像された色成分別のトナー像を中
    間転写体に順次重ね合わせてから用紙に再転写し、定着
    させて記録するカラー電子写真記録装置において、 各画素に対する像露光の照射光量の基準となる2つのパ
    ルス幅T1,T2(T1>T2)を発生する手段を備
    え、中間転写体に最初に転写して直接接触する色成分別
    のトナーで形成するトナー像の静電潜像形成時の各画素
    に対する像露光パルス幅にT1を選択すると共に、続い
    て転写する色成分別のトナーの各画素に対する像露光パ
    ルス幅にT2を選択するようにしたことを特徴とするカ
    ラー電子写真記録装置。
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JPH0675456A JPH0675456A (ja) 1994-03-18
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