JP2813566B2 - 発光表示装置 - Google Patents
発光表示装置Info
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- JP2813566B2 JP2813566B2 JP7345638A JP34563895A JP2813566B2 JP 2813566 B2 JP2813566 B2 JP 2813566B2 JP 7345638 A JP7345638 A JP 7345638A JP 34563895 A JP34563895 A JP 34563895A JP 2813566 B2 JP2813566 B2 JP 2813566B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示のために道
路、歩道等に埋設して使用される発光表示装置に関す
る。
路、歩道等に埋設して使用される発光表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の発光表示装置は、図6,7に示す
ように、発光素子20を収納した発光表示部21とソケ
ット部22とからなり、発光表示部21の背面には受電
端子23が設けられ、ソケット部22の底部には環状端
子24および中央端子25が設けられている。そして、
発光表示部21をソケット部22に螺着したとき、受電
端子23が環状端子24および中央端子25に当接する
ことにより電気的導通が生じ、発光素子20が発光す
る。
ように、発光素子20を収納した発光表示部21とソケ
ット部22とからなり、発光表示部21の背面には受電
端子23が設けられ、ソケット部22の底部には環状端
子24および中央端子25が設けられている。そして、
発光表示部21をソケット部22に螺着したとき、受電
端子23が環状端子24および中央端子25に当接する
ことにより電気的導通が生じ、発光素子20が発光す
る。
【0003】また、発光表示部21をソケット部22に
着脱する場合は発光表示部21を回転させるが、このと
きに使用する着脱工具を嵌入させるため、発光表示部2
1表面の外周部に90°間隔で4つの凹部26が設けら
れている。
着脱する場合は発光表示部21を回転させるが、このと
きに使用する着脱工具を嵌入させるため、発光表示部2
1表面の外周部に90°間隔で4つの凹部26が設けら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の発光表示装置に
おいては、受電端子23が発光表示部21の背面に固定
された構造であるため、発光表示部21がソケット部2
2に確実に螺着されているときは、受電端子23が環状
端子24および中央端子25に密着し、電気的に導通し
ている。しかし、発光表示部21が少しでも緩むと直ち
に密着不良が生じるため、電気抵抗が増大して電流値が
低下したり、あるいは電気的導通を完全に失う等のトラ
ブルが発生している。
おいては、受電端子23が発光表示部21の背面に固定
された構造であるため、発光表示部21がソケット部2
2に確実に螺着されているときは、受電端子23が環状
端子24および中央端子25に密着し、電気的に導通し
ている。しかし、発光表示部21が少しでも緩むと直ち
に密着不良が生じるため、電気抵抗が増大して電流値が
低下したり、あるいは電気的導通を完全に失う等のトラ
ブルが発生している。
【0005】また、従来の発光表示装置の場合、発光表
示部21とソケット部22との密閉性が不完全であり、
水分、ゴミ、土砂等の異物が侵入しやすいため、侵入し
た異物が受電端子23と環状端子24等との間の導通を
阻害し、種々のトラブルを発生させている。
示部21とソケット部22との密閉性が不完全であり、
水分、ゴミ、土砂等の異物が侵入しやすいため、侵入し
た異物が受電端子23と環状端子24等との間の導通を
阻害し、種々のトラブルを発生させている。
【0006】特に、発光素子20が発光ダイオード(L
ED)である場合、供給されるのは電圧2.5〜12
V、電流20mA程度の微弱な電流であるため、受電端
子23と環状端子24等との間の密着状態が少しでも悪
化すると、導通不良を起こしやすい。一旦導通不良が発
生すると、発光素子20の明るさが低下したり、あるい
は全く発光しなくなるため、発光表示装置としての本来
の機能を発揮できず歩道等において安全性を確保できな
い。
ED)である場合、供給されるのは電圧2.5〜12
V、電流20mA程度の微弱な電流であるため、受電端
子23と環状端子24等との間の密着状態が少しでも悪
化すると、導通不良を起こしやすい。一旦導通不良が発
生すると、発光素子20の明るさが低下したり、あるい
は全く発光しなくなるため、発光表示装置としての本来
の機能を発揮できず歩道等において安全性を確保できな
い。
【0007】また、従来の発光表示装置の場合、設置
後、発光表示部21に設けられている着脱工具嵌入用の
凹部26にゴミ、土砂等の異物が蓄積して凹部26を塞
ぐことが多い。このため、発光表示部21を取り外す必
要が生じた場合に、着脱工具を凹部26に嵌入できなく
なることがある。このため、ひとつでも不良が生じた場
合、全体のやり換えが必要である。
後、発光表示部21に設けられている着脱工具嵌入用の
凹部26にゴミ、土砂等の異物が蓄積して凹部26を塞
ぐことが多い。このため、発光表示部21を取り外す必
要が生じた場合に、着脱工具を凹部26に嵌入できなく
なることがある。このため、ひとつでも不良が生じた場
合、全体のやり換えが必要である。
【0008】さらに、従来の発光表示装置においては、
発光表示部21に設けられた着脱工具嵌入用の凹部26
は90°ごとに4箇所あるため、専用の着脱工具がなく
ても発光表示部21の取り外しが可能であり、イタズラ
されたり、盗難されることがある。
発光表示部21に設けられた着脱工具嵌入用の凹部26
は90°ごとに4箇所あるため、専用の着脱工具がなく
ても発光表示部21の取り外しが可能であり、イタズラ
されたり、盗難されることがある。
【0009】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、シンプルな構造で、導通不良に起因するトラブルを
発生しない発光表示装置を提供することにある。
は、シンプルな構造で、導通不良に起因するトラブルを
発生しない発光表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、通電により発光する発光素子を収納し
た発光表示部と、これを着脱自在に螺着するソケット部
とからなる発光表示装置において、前記発光表示部の背
面に、前記ソケット部の給電接点と当接する弾性受電端
子を設けたことを特徴とする。発光表示部の受電端子
は、それ自体の弾性により、ソケット部の給電接点に強
く当接するため、導通不良が発生しない。
め、本発明では、通電により発光する発光素子を収納し
た発光表示部と、これを着脱自在に螺着するソケット部
とからなる発光表示装置において、前記発光表示部の背
面に、前記ソケット部の給電接点と当接する弾性受電端
子を設けたことを特徴とする。発光表示部の受電端子
は、それ自体の弾性により、ソケット部の給電接点に強
く当接するため、導通不良が発生しない。
【0011】また、前記弾性受電端子をアーム形状の金
属材で形成し、前記アーム基端部を前記発光表示部背面
に固着するとともにアーム先端部に半球状突起を設ける
ことにより、優れた導電性を長期間維持できる。
属材で形成し、前記アーム基端部を前記発光表示部背面
に固着するとともにアーム先端部に半球状突起を設ける
ことにより、優れた導電性を長期間維持できる。
【0012】ここで、前記ソケット部の給電接点をリン
グ形状とし、かつ発光表示部をソケット部に螺着する際
に、前記弾性受電端子の半球状突起が前記給電接点上を
摺動しながら螺着する関係に形成したことを特徴とす
る。発光表示部をソケット部に螺着していくと、螺着が
完了する前から前記半球状突起が前記給電接点に当接
し、その上を摺動しながら螺着されるため、両者間に研
磨効果が生じることにより、螺着完了後の電導性が極め
て良好となる。
グ形状とし、かつ発光表示部をソケット部に螺着する際
に、前記弾性受電端子の半球状突起が前記給電接点上を
摺動しながら螺着する関係に形成したことを特徴とす
る。発光表示部をソケット部に螺着していくと、螺着が
完了する前から前記半球状突起が前記給電接点に当接
し、その上を摺動しながら螺着されるため、両者間に研
磨効果が生じることにより、螺着完了後の電導性が極め
て良好となる。
【0013】また、前記弾性受電端子を複数設けるとと
もに、各々の弾性受電端子を互いに異なる方向に取付け
たことを特徴とする。各々の弾性受電端子の取付け方向
が異なるため、万一、発光表示部とソケット部との螺着
が緩むようなことがあっても、全ての弾性受電端子が前
記ソケット部の給電接点から離れて導通を失うようなこ
とがない。
もに、各々の弾性受電端子を互いに異なる方向に取付け
たことを特徴とする。各々の弾性受電端子の取付け方向
が異なるため、万一、発光表示部とソケット部との螺着
が緩むようなことがあっても、全ての弾性受電端子が前
記ソケット部の給電接点から離れて導通を失うようなこ
とがない。
【0014】さらに、発光表示部表面にフランジを設
け、フランジとソケット部との間にパッキン材を挟持さ
せることにより、両者間の密閉性が向上し、異物の侵入
を防止できる。
け、フランジとソケット部との間にパッキン材を挟持さ
せることにより、両者間の密閉性が向上し、異物の侵入
を防止できる。
【0015】一方、フランジの最外周に着脱工具嵌入用
の凹部を設けてもよい。凹部をフランジの最外周に設け
ることにより、凹部の外周側は壁面のない、外に開いた
形状になるため、ゴミ、土砂等の異物が侵入して蓄積
し、着脱工具の嵌入ができなくなることがない。このた
め、発光表示部に不良が生じた場合、その発光表示部の
みの交換だけですむ。
の凹部を設けてもよい。凹部をフランジの最外周に設け
ることにより、凹部の外周側は壁面のない、外に開いた
形状になるため、ゴミ、土砂等の異物が侵入して蓄積
し、着脱工具の嵌入ができなくなることがない。このた
め、発光表示部に不良が生じた場合、その発光表示部の
みの交換だけですむ。
【0016】また、着脱工具嵌入用の凹部を等間隔に奇
数個設けてもよい。凹部を等間隔に奇数個配列した場
合、凹部同士が180°間隔で対向する位置関係になる
ことがないため、専用工具を使わずに発光表示部を回転
させることが不可能となる。このため、イタズラや盗難
を防止できる。
数個設けてもよい。凹部を等間隔に奇数個配列した場
合、凹部同士が180°間隔で対向する位置関係になる
ことがないため、専用工具を使わずに発光表示部を回転
させることが不可能となる。このため、イタズラや盗難
を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は実施の形態を示す斜視図、
図2,3は同縦断面図、図4は図1のA−A線断面図で
ある。
施の形態を説明する。図1は実施の形態を示す斜視図、
図2,3は同縦断面図、図4は図1のA−A線断面図で
ある。
【0018】図1において、1は発光表示部、2はソケ
ット部、3は受電端子、4は環状端子、5は中央端子で
ある。発光表示部1の外側面11およびソケット部2の
内側面21にはネジ山が形成されているため、図3に示
すように、発光表示部1をソケット部2に着脱自在に螺
着することにより固定する。発光表示部1の内部には発
光素子6が収納され、リード線7により受電端子3と接
続されている。
ット部、3は受電端子、4は環状端子、5は中央端子で
ある。発光表示部1の外側面11およびソケット部2の
内側面21にはネジ山が形成されているため、図3に示
すように、発光表示部1をソケット部2に着脱自在に螺
着することにより固定する。発光表示部1の内部には発
光素子6が収納され、リード線7により受電端子3と接
続されている。
【0019】ソケット部2には給電接点として環状端子
4および中央端子5を設けているため、発光表示部1を
ソケット部2に螺着すると、受電端子3が環状端子4お
よび中央端子5に当接して導通が生ずる。環状端子4お
よび中央端子5に対してはリード線8によって給電され
る。
4および中央端子5を設けているため、発光表示部1を
ソケット部2に螺着すると、受電端子3が環状端子4お
よび中央端子5に当接して導通が生ずる。環状端子4お
よび中央端子5に対してはリード線8によって給電され
る。
【0020】受電端子3は、図4に示すように、アーム
形状の金属材で形成し、発光表示部1の背面10にアー
ム基端部31を固着し、アーム先端部に半球状の突起3
2を設けているため、力が加わると背面10方向へ変形
可能である。したがって、発光表示部1をソケット部2
に螺合させていくと、螺着が完了する前から受電端子3
の突起32が環状端子4および中央端子5に当接し、螺
着の進行に伴い環状端子4等の上を摺動しながら背面1
0方向へ変形していく。
形状の金属材で形成し、発光表示部1の背面10にアー
ム基端部31を固着し、アーム先端部に半球状の突起3
2を設けているため、力が加わると背面10方向へ変形
可能である。したがって、発光表示部1をソケット部2
に螺合させていくと、螺着が完了する前から受電端子3
の突起32が環状端子4および中央端子5に当接し、螺
着の進行に伴い環状端子4等の上を摺動しながら背面1
0方向へ変形していく。
【0021】このため、突起32と環状端子4との間に
は研磨効果が生じ、螺着完了時には互いに研磨面同士で
当接するため電導性が極めて良好となる。そして、さら
に螺着の進行に伴う力を受けることにより、徐々に背面
10方向へ変形していき、最終的には、図3に示すよう
に突起32の凹部が背面10に密着する位置で固定され
る。
は研磨効果が生じ、螺着完了時には互いに研磨面同士で
当接するため電導性が極めて良好となる。そして、さら
に螺着の進行に伴う力を受けることにより、徐々に背面
10方向へ変形していき、最終的には、図3に示すよう
に突起32の凹部が背面10に密着する位置で固定され
る。
【0022】このように、発光表示部1をソケット部2
に螺着した状態では、受電端子3は、それ自体の弾性に
より、突起32を環状端子4および中央端子5に強く当
接する方向へ付勢している。このため、スプリングワッ
シャ的な作用により発光表示部1の緩みを防止するとと
もに、もし緩んだ場合でも、受電端子3の弾性により、
突起32は環状端子4および中央端子5との接触を維持
しようとするため、導通不良を発生することがない。
に螺着した状態では、受電端子3は、それ自体の弾性に
より、突起32を環状端子4および中央端子5に強く当
接する方向へ付勢している。このため、スプリングワッ
シャ的な作用により発光表示部1の緩みを防止するとと
もに、もし緩んだ場合でも、受電端子3の弾性により、
突起32は環状端子4および中央端子5との接触を維持
しようとするため、導通不良を発生することがない。
【0023】また、発光表示部1をソケット部2に螺着
した状態では、突起32は、常に環状端子4および中央
端子5に対して強く当接しているため、万一異物等が侵
入したときでも、突起32と環状端子4および中央端子
5との間に入り込むことがなく、異物等に起因する導通
トラブルが発生しない。
した状態では、突起32は、常に環状端子4および中央
端子5に対して強く当接しているため、万一異物等が侵
入したときでも、突起32と環状端子4および中央端子
5との間に入り込むことがなく、異物等に起因する導通
トラブルが発生しない。
【0024】さらに、環状端子4と当接する2つの受電
端子3はそれぞれ異なる方向に取り付けているため、弾
性による付勢方向もそれぞれ異なっている。このため、
発光表示部1がソケット部2から緩む方向にズレても、
両方の受電端子3が環状端子4から離れて導通を失って
しまうことはない。
端子3はそれぞれ異なる方向に取り付けているため、弾
性による付勢方向もそれぞれ異なっている。このため、
発光表示部1がソケット部2から緩む方向にズレても、
両方の受電端子3が環状端子4から離れて導通を失って
しまうことはない。
【0025】なお、発光表示部1をソケット部2に螺着
して締め付けるまでに受電端子3が変形する量は、材料
の弾性限度内であるため、発光表示部1をソケット部2
から取り外せば受電端子3は元の形状に戻り、歪みを残
すこともなく、また長期間螺着状態にあっても受電端子
3が弾性を失うことはない。ここで、受電端子3の素材
は、弾性を有し、電導性、耐蝕性等に優れた金属材料で
あれば、特に限定することなく使用することができる
が、受電端子3本体が銅で突起32部分にハンダメッキ
を施したものを使用したところ長期間にわたり導通不良
等のトラブルが発生せず、良好な結果が得られた。な
お、コストを考慮しないのであれば、受電端子3の素材
としては白金が最良である。
して締め付けるまでに受電端子3が変形する量は、材料
の弾性限度内であるため、発光表示部1をソケット部2
から取り外せば受電端子3は元の形状に戻り、歪みを残
すこともなく、また長期間螺着状態にあっても受電端子
3が弾性を失うことはない。ここで、受電端子3の素材
は、弾性を有し、電導性、耐蝕性等に優れた金属材料で
あれば、特に限定することなく使用することができる
が、受電端子3本体が銅で突起32部分にハンダメッキ
を施したものを使用したところ長期間にわたり導通不良
等のトラブルが発生せず、良好な結果が得られた。な
お、コストを考慮しないのであれば、受電端子3の素材
としては白金が最良である。
【0026】さらに、発光表示部1の受電端子3の突起
32の配列位置は、図6に示す従来の発光表示部21の
受電端子23と全く同一であるため、発光表示部1は発
光表示部21と互換性があり、従来のソケット部22に
対してもそのまま着脱自在に螺着して使用でき便利であ
る。
32の配列位置は、図6に示す従来の発光表示部21の
受電端子23と全く同一であるため、発光表示部1は発
光表示部21と互換性があり、従来のソケット部22に
対してもそのまま着脱自在に螺着して使用でき便利であ
る。
【0027】一方、発光表示部1の表面にフランジ12
を設け、フランジ12と外側面11との境界部分にパッ
キン材13を取り付けている。このため、発光表示部1
をソケット部2に螺着させて締め付けたとき、パッキン
材13がフランジ12とソケット部2の上縁との隙間に
堅く挟持され、密閉を保つ。したがって、フランジ12
とソケット部2との隙間から水分、ゴミ、土砂等の異物
が侵入して、受電端子3と環状端子4等との間の導通不
良を起こすことがない。
を設け、フランジ12と外側面11との境界部分にパッ
キン材13を取り付けている。このため、発光表示部1
をソケット部2に螺着させて締め付けたとき、パッキン
材13がフランジ12とソケット部2の上縁との隙間に
堅く挟持され、密閉を保つ。したがって、フランジ12
とソケット部2との隙間から水分、ゴミ、土砂等の異物
が侵入して、受電端子3と環状端子4等との間の導通不
良を起こすことがない。
【0028】さらに、図5に示すように、発光表示部1
表面のフランジ12の最外周に着脱工具14嵌入用の凹
部15を120°間隔で3箇所に設けている。発光表示
部1をソケット部2に着脱する場合には、専用の着脱工
具14の突片16をそれぞれ凹部15に嵌入させて係止
し、着脱工具14の把手17を回転させることにより、
発光表示部1を回転させる。
表面のフランジ12の最外周に着脱工具14嵌入用の凹
部15を120°間隔で3箇所に設けている。発光表示
部1をソケット部2に着脱する場合には、専用の着脱工
具14の突片16をそれぞれ凹部15に嵌入させて係止
し、着脱工具14の把手17を回転させることにより、
発光表示部1を回転させる。
【0029】また、凹部15をフランジ12の最外周に
設けているため、凹部15の外周側は壁面のない、外に
開いた形状になっている。したがって、発光表示装置を
設置した後、長期間経過した場合でも、ゴミ、土砂等の
異物が侵入して凹部15内に蓄積することがなくなり、
必要なときはいつでも着脱工具14を使用できる。この
ため、発光表示部1に不良が生じた場合でも、その発光
表示部1のみの交換だけですみ、大がかりな工事の必要
がなく、すぐに補修が完了する。
設けているため、凹部15の外周側は壁面のない、外に
開いた形状になっている。したがって、発光表示装置を
設置した後、長期間経過した場合でも、ゴミ、土砂等の
異物が侵入して凹部15内に蓄積することがなくなり、
必要なときはいつでも着脱工具14を使用できる。この
ため、発光表示部1に不良が生じた場合でも、その発光
表示部1のみの交換だけですみ、大がかりな工事の必要
がなく、すぐに補修が完了する。
【0030】ここで、図5に示すように、発光表示部1
において、工具嵌入用の凹部15は120°間隔で3個
設けているため、専用の着脱工具14がなければ発光表
示部1を取り外すことができない。したがって、イタズ
ラや盗難を未然に防止することができる。なお、工具嵌
入用の凹部15は3個に限定するものではないので、5
個以上の奇数個にしてもよい。
において、工具嵌入用の凹部15は120°間隔で3個
設けているため、専用の着脱工具14がなければ発光表
示部1を取り外すことができない。したがって、イタズ
ラや盗難を未然に防止することができる。なお、工具嵌
入用の凹部15は3個に限定するものではないので、5
個以上の奇数個にしてもよい。
【0031】このように、発光表示部1およびソケット
部2からなる発光表示装置は、道路、歩道等に埋設して
使用されるものであるが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、他の分野においても広く利用することがで
きる。
部2からなる発光表示装置は、道路、歩道等に埋設して
使用されるものであるが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、他の分野においても広く利用することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
ができる。
【0033】(a)発光表示部と、これを着脱自在に螺
着するソケット部とからなる発光表示装置において、発
光表示部背面に、ソケット部の給電接点と当接する弾性
受電端子を設けたことにより弾性受電端子と給電接点と
の間の導通不良がなくなる。
着するソケット部とからなる発光表示装置において、発
光表示部背面に、ソケット部の給電接点と当接する弾性
受電端子を設けたことにより弾性受電端子と給電接点と
の間の導通不良がなくなる。
【0034】(b)弾性受電端子が、発光表示部背面に
基端部を固着し、先端部に半球状の突起を設けた金属体
とすることにより、シンプルな構造で、長期間にわたり
優れた導通性を維持できる。
基端部を固着し、先端部に半球状の突起を設けた金属体
とすることにより、シンプルな構造で、長期間にわたり
優れた導通性を維持できる。
【0035】(c)発光表示部をソケット部に螺着する
際に、弾性受電端子の半球状突起が給電接点上を摺動し
ながら螺着することにより、両者間に研磨効果が生じ、
螺着完了後の電導性が極めて良好となる。
際に、弾性受電端子の半球状突起が給電接点上を摺動し
ながら螺着することにより、両者間に研磨効果が生じ、
螺着完了後の電導性が極めて良好となる。
【0036】(d)弾性受電端子を複数設けるととも
に、各々の弾性受電端子を互いに異なる方向に取付ける
ことにより、万一、発光表示部とソケット部との螺着が
緩むようなことがあっても、全ての弾性受電端子が前記
ソケット部の給電接点から離れて導通を失うようなこと
がない。
に、各々の弾性受電端子を互いに異なる方向に取付ける
ことにより、万一、発光表示部とソケット部との螺着が
緩むようなことがあっても、全ての弾性受電端子が前記
ソケット部の給電接点から離れて導通を失うようなこと
がない。
【0037】(e)発光表示部とソケット部との間に異
物侵入防止用のパッキン材を挟持させることにより、異
物の侵入がなくなり導通不良が発生しない。
物侵入防止用のパッキン材を挟持させることにより、異
物の侵入がなくなり導通不良が発生しない。
【0038】(f)発光表示部表面の最外周に着脱工具
嵌入用の凹部を設けることにより、凹部内にゴミ、土砂
等の異物が侵入しても蓄積することがない。
嵌入用の凹部を設けることにより、凹部内にゴミ、土砂
等の異物が侵入しても蓄積することがない。
【0039】(g)発光表示部の弾性受電端子の配列位
置を従来品と同一にすることにより、従来品のソケット
部にそのまま螺着して使用できるため便利である。
置を従来品と同一にすることにより、従来品のソケット
部にそのまま螺着して使用できるため便利である。
【0040】(h)発光表示部に工具嵌入用の凹部を等
間隔で奇数個設けることにより、専用の着脱工具なしで
は発光表示部を回転できなくなるため、イタズラや盗難
を未然に防止することができる。
間隔で奇数個設けることにより、専用の着脱工具なしで
は発光表示部を回転できなくなるため、イタズラや盗難
を未然に防止することができる。
【図1】実施の形態を示す斜視図である。
【図2】実施の形態を示す縦断面図である。
【図3】実施の形態を示す縦断面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】実施の形態を示す斜視図である。
【図6】従来の技術を示す斜視図である。
【図7】従来の技術を示す縦断面図である。
1,21 発光表示部 2,22 ソケット部 3,23 受電端子 4,24 環状端子 5,25 中央端子 6,20 発光素子 7,8 リード線 10 背面 11 外側面 12 フランジ 13 パッキン材 14 着脱工具 15,26 凹部 16 突片 17 把手 31 アーム基端部 32 突起
Claims (6)
- 【請求項1】 通電により発光する発光素子を収納した
発光表示部と、同発光表示部を着脱自在に螺着するソケ
ット部とからなる発光表示装置において、前記発光表示
部の背面に、前記ソケット部の給電接点と当接する受電
端子として、アーム形状の金属材で形成した弾性受電端
子を設け、前記アーム基端部を前記発光表示部背面に固
着するとともにアーム先端部に半球状突起を設けた発光
表示装置。 - 【請求項2】 前記ソケット部の給電接点をリング形状
とし、かつ発光表示部をソケット部に螺着する際に、前
記弾性受電端子の半球状突起が前記給電接点上を摺動し
ながら螺着する関係に形成した請求項1記載の発光表示
装置。 - 【請求項3】 前記弾性受電端子を複数設けるととも
に、各々の弾性受電端子を互いに異なる方向に取付けた
請求項1,2記載の発光表示装置。 - 【請求項4】 前記発光表示部表面にフランジを設け、
同フランジとソケット部との間に異物侵入防止用のパッ
キン材を挟持させた請求項1〜3記載の発光表示装置。 - 【請求項5】 前記フランジの最外周に着脱工具嵌入用
の凹部を設けた請求項4記載の発光表示装置。 - 【請求項6】 前記凹部を等間隔に奇数個設けた請求項
5記載の発光表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345638A JP2813566B2 (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 発光表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345638A JP2813566B2 (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 発光表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09158132A JPH09158132A (ja) | 1997-06-17 |
JP2813566B2 true JP2813566B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=18377963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7345638A Expired - Fee Related JP2813566B2 (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 発光表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2813566B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5608456B2 (ja) * | 2010-07-20 | 2014-10-15 | 積水樹脂株式会社 | 自発光式道路鋲 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0452254Y2 (ja) * | 1987-06-30 | 1992-12-09 | ||
JP2778424B2 (ja) * | 1993-09-03 | 1998-07-23 | 株式会社パトライト | 信号表示灯 |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP7345638A patent/JP2813566B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09158132A (ja) | 1997-06-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |