JP2813325B2 - 温水ボイラー - Google Patents

温水ボイラー

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JP2813325B2
JP2813325B2 JP27980895A JP27980895A JP2813325B2 JP 2813325 B2 JP2813325 B2 JP 2813325B2 JP 27980895 A JP27980895 A JP 27980895A JP 27980895 A JP27980895 A JP 27980895A JP 2813325 B2 JP2813325 B2 JP 2813325B2
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hot water
water
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Inventor
正昭 石山
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日立冷熱株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房システムの水
量の大容量化に対応可能な温水ボイラーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の温水ボイラーは、特開平6−24
1571号公報に記載のように、キャビネット内に熱交
換器、バーナ及び循環ポンプとを備え、バーナにて加熱
された温水を循環ポンプを経てボイラの外部に設置され
た暖房用の放熱器本体へ供給し、熱エネルギーを無くし
た循環温水を前記熱交換器へ戻るよう循環用の配管が行
われる。そしてこの熱交換器と温水循環ポンプとの間に
設けられた圧力調製弁にリザーブタンクを接続し、熱交
換器の運転によって膨張する熱媒液の膨張分を吸収し、
配管系及びボイラーの破損を防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の温
水ボイラーの構造では、暖房システムの水量が最大の場
合に合わせて圧力調整弁に接続するリザーブタンクの大
きさを決めることになるため、この暖房システムを少水
量のものとして使用する場合でも、リザーブタンクが不
必要に大きくなり必然的にキャビネット寸法も大きく設
置場所が大きくなるという問題点があった。本発明は、
上記従来の温水ボイラーの有する問題点を解決し、暖房
システムの水量にあわせてリザーブタンクを着脱可能な
構造とすることができ、暖房システムの水量が多い場合
には、リザーブタンクを追加して対応するすることがで
きるコンパクトな温水ボイラーを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の温水ボイラーは、バーナを備えた熱交換器
と、温水循環ポンプとをキャビネット内に収納した温水
ボイラーにおいて、上記熱交換器と温水循環ポンプとの
間に圧力調整弁を設け、該圧力調整弁に接続された接続
管の途中を分岐し、ほぼ同じ高さに配設する複数のリザ
ーブタンク内に上記接続管をそれぞれ挿入したことを特
徴とする。
【0005】上記構成からなる本発明の温水ボイラー
は、リザーブタンクを複数個に分割して、暖房システム
の必要水量に応じた必要最小限をキャビネット内に設置
しているので、運転条件によりさらに必要とするときに
はリザーブタンクを追加することを可能とすることによ
り、暖房システム水量が多い場合は、リザーブタンクを
2個乃至3個以上にしてこの複数のリザーブタンクで膨
張水を受けることができ、また、配管系やリザーブタン
クを変更することなく使用することができる。
【0006】また、本発明の温水ボイラーは、リザーブ
タンクの1個をキャビネット内に設けたことを特徴とす
る。
【0007】上記構成からなる本発明の温水ボイラー
は、複数個のリザーブタンクのうち1つをキャビネット
内に収納しているので、暖房システムを最少水量で使用
する際特に有用である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の温水ボイラの実施の
態様を図面に基づいて説明する。図において1は熱交換
器で、これにバーナ12を配してこの熱交換器内にて
水、その他の流体を加熱するようにすると共に、熱交換
器1、バーナ12の全体をキャビネット13で覆う。ま
た、このキャビネット13内には温水循環ポンプ4も配
設し、この温水循環ポンプ4は暖房行き管3を介して前
記熱交換器1と接続し、この熱交換器にて加熱された温
水を温水循環ポンプ4に供給するようにしている。
【0009】また温水循環ポンプ4は、暖房往き口5に
接続し、熱交換器1の下部には、暖房戻り口6を接続し
ている。そしてこの暖房往き口5及び暖房戻り口6はキ
ャビネットの外部に、望ましくはキャビネット内下部に
配設するものとする。なお前記キャビネット13は床面
に設けたベースに固定される。
【0010】暖房取り出し管2と暖房往き管3との接続
部には圧力調整弁7を設け、圧力調整弁7に接続された
接続管8が分岐部9を通って複数個のリザーブタンク1
0及びリザーブタンク11に挿入されている。リザーブ
タンク10及びリザーブタンク11の高さ方向の底面の
位置は略一致させている。そして、そのうち1つのリザ
ーブタンク11はキャビネット外に配置し、かつこのキ
ャビネット外に置くリザーブタンクは取り外し可能な構
造としてもよいものである。
【0011】次に上記実施例の動作を図1により説明す
る。バーナ12で加熱された暖房システム水は、暖房往
き口5より、図示していない放熱器を回り、暖房戻り口
6へ戻る。バーナ12で加熱され膨張した水は圧力調整
弁7、接続管8を通ってリザーブタンク10及びリザー
ブタンク11に溜まり、配管系内圧を設定圧に保持させ
る。
【0012】バーナ12が停止し、暖房システム水の温
度が低下する際は、リザーブタンク10及びリザーブタ
ンク11内の水が接続管8、圧力調整弁7を通って熱交
換器1内へ戻る。リザーブタンク10とリザーブタンク
11は同高位置に設置されているので両タンクの水位は
略同一になる。それは、水が溜まる場合は液面の低い方
へ暖房システム水の膨張水が入り、水が減少する場合は
液面の高い方より暖房システム水の膨張水が吸い出され
るためである。何回かの暖房システム水の膨張、収縮を
経ても略同じ高さとなる。
【0013】リザーブタンク11を2以上追加すること
により、暖房システムの水量が多い場合にも対応可能と
なる。
【0014】また、リザーブタンク11をキャビネット
外へ取り付けることにより、リザーブタンク11の水量
が容易に確認でき、補給水を入れる場合もキャビネット
外のため容易である。
【0015】さらに、暖房システムの水量が少ない場合
でも、リザーブタンク11があれば水の補給の回数が少
なくてすむ。また、暖房システムの水量が常に少ない状
態で使用される場合には、分岐部9よりリザーブタンク
側の接続管8を一時的に封止してキャビネットの外のリ
ザーブタンクを取りはずすことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の温水ボイラーによれば、リザー
ブタンクを複数個に分割して配設し、暖房システムの使
用水量に応じて追加して設ける構造としたため、暖房シ
ステムの水量が多い場合でも同じ温水バーナで対応可能
である。また、水量の確認及び水の補給が容易で、さら
に水の補給回数が少なくてすむ利点がある。
【0017】また、本発明のリザーブタンクの1個をキ
ャビネット内に設けた温水ボイラーによれば、キャビネ
ットをコンパクトな構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温水ボイラーの一実施例を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 熱交換器 4 温水循環ポンプ 7 圧力調整弁 8 接続管 9 分岐部 10 リザーブタンクA 11 リザーブタンクB 12 バーナ 13 キャビネット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナを備えた熱交換器と、温水循環ポ
    ンプとをキャビネット内に収納した温水ボイラーにおい
    て、上記熱交換器と温水循環ポンプとの間に圧力調整弁
    を設け、該圧力調整弁に接続された接続管の途中を分岐
    し、ほぼ同じ高さに配設する複数個のリザーブタンク内
    に上記接続管をそれぞれ挿入したことを特徴とする温水
    ボイラー。
  2. 【請求項2】 リザーブタンクの1個をキャビネット内
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の温水ボイラ
    ー。
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