JPS6036775Y2 - 内燃機関の廃熱利用装置 - Google Patents

内燃機関の廃熱利用装置

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JPS6036775Y2
JPS6036775Y2 JP1981047907U JP4790781U JPS6036775Y2 JP S6036775 Y2 JPS6036775 Y2 JP S6036775Y2 JP 1981047907 U JP1981047907 U JP 1981047907U JP 4790781 U JP4790781 U JP 4790781U JP S6036775 Y2 JPS6036775 Y2 JP S6036775Y2
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JP
Japan
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water
water tank
internal combustion
waste heat
pipe
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Application number
JP1981047907U
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JPS57160948U (ja
Inventor
弘 吉田
勇 伊藤
Original Assignee
神鋼造機株式会社
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の排気ガスの廃熱を機関冷却後の温水
となった冷却水に吸収させ、排気ガスの廃熱熱量および
機関の冷却熱量を有効に利用する装置に関するものであ
る。
内燃機関から放出される熱量のうち排気ガスと機関冷却
水の熱量が最も大きな割合を占め、ディーゼル機関にお
いては燃料の保有熱量の60〜70%が放出されるのが
普通である。
これらの放出熱量を回収し、システムとして有効利用で
きれば内燃機関の総合熱効率を大幅を向上することが可
能となるので従来このような内燃機関の廃熱を回収し有
効利用するための装置がいろいろと提案されている。
すなわち排ガスの熱量を回収する手段としては排ガスと
ボイラー給水との間で熱交換し、その給水から蒸気又は
高温水を得、ボイラ給水の予熱としたり、タービン用蒸
気としたり、あるいは暖房用温水として利用されている
また機関冷却水についても熱交換器によって給水に冷却
水の熱量を回収し排ガスの場合と同様に利用されている
この考案の目的は、上記の内燃機関の廃熱を有効に利用
する装置を提供するものである。
この考案は内燃機関1の冷却水送出管2がこの内燃機関
の排ガスの廃熱吸収器3を介して、温水タンク11の高
温水タンク6に開放され、この高温水タンク6はポンプ
16、管12、高温水利用負荷装置4、管13、を直列
に介して前記温水タンク11の底温水タンク7に開放さ
れ、この底温水タンク7が管5及びポンプ14を介して
前記内燃機関1の冷却水供給管30に接続され、前記の
温水タンク11は高温水タンク6と低温水タンク7とが
オーバフロー用隔壁8を介して隣接された内燃機関の廃
熱利用装置である。
また、前記隔壁8の高さを両温水の平均水面の高さより
わずかに高くし、且つこの隔壁の下方部分に両タンクを
連通ずる小孔9を設けた内燃機関の廃熱利用装置である
本考案の第1の特徴は排ガスの熱量を回収する媒体とし
て機関冷却水を直接使用することである。
例えば機関冷却後の約80℃の冷却水で直接に熱交換器
を経て排気ガスの廃熱を回収し80℃以上の高温水とし
、これを吸収式冷凍機のチラー作動の熱源として使用、
あるいは熱交換器を経て暖房用給水の加熱などに使用し
保有熱量が回収使用されたのちは約70℃の低温水とな
るのでこれを再び機関冷却水として循環使用するのであ
る。
また第2の特徴は排気ガスの廃熱の回収し約80℃以上
となって高温水の貯蔵タンクと作動熱源として使用され
てあとの約70°Cの低温水の貯蔵タンクとが同一タン
ク内にオーバフロー用隔壁8をもって隣接して併設され
、さらに隔壁8の高さを温水の水面よりわずかに高<シ
、かつ上記ふたつのタンクが底部において小孔9で連通
していることである。
本考案による冷却水回路においては循環水量はほぼ一定
であるので高温水および低温水の一方の減量は他方がほ
ぼ同量の増量と考えられ、本考案の構造によって水位の
少ない変動に対しては底部の連通小孔を通じて変動が相
殺され、また機関始動のときの如く急激に大きな水位変
動が発生したときは隔壁8の上方からオーバフロオする
ことによって対応されることとなる。
これらの水位変動の相殺作用にって、外部からの冷水補
給による水温低下を極力避けることができ保有熱量の有
効利用をはかることができる。
発電用内熱機関における本考案の事例につき以下第1図
及び第2図によって説明する。
エンジン1を冷却した送出管2中の70〜80℃の冷却
水はエンジンの排気管22からの廃熱を熱交換器即ち廃
熱吸収器3によって回収し、80〜90℃の高温水とな
って温水タンク11内の高温水タンク6に貯蔵される。
この高温水は吸収式冷凍機などの負荷装置4に管12に
より供給され、その保有熱量が使用されたのちは約70
℃の低温水となって管13を通って底部水タンク7に貯
蔵される。
この低温水は再びエンジンの冷却水として使用され管5
及び水ポンプ14によって送水され潤滑油クーラ15及
び管30を経てエンジン1を冷却し送出管2を出て再び
同じサイクルをくり返すこととなる。
第1図に示すごとく熱量の搬送媒体がエンジンの冷却水
であることが本考案の第1の特徴である。
第1図及び第2図中符号16はポンプ、17及び18は
バルブ、19はタワー出口管、20及び21は管である
これに対し第4図は一搬的な廃熱回収例のひとつである
が負荷が必要とする熱量の回収搬送媒体としてエンジン
冷却水とは異なる別の媒体が使用されている。
この媒体をもって内燃機関1からの冷却水送出管2中の
エンジン冷却水の保有廃熱を廃熱吸収器40で回収し、
更に排気管22のエンジン排気の保有廃熱を廃熱吸収器
3′で回収して高温媒体用管50を経て温水タンク11
′に貯蔵し高温媒体を熱源として要求する負荷装置4に
高温熱源として管12により供給される。
一方送出管2のエンジン冷却水は廃熱吸収器40を経て
さらにラジェター41で冷却され再び冷却水として管5
及びポンプ14によりエンジン1に供給される。
これに対し第1図の本考案によれば廃熱回収媒体として
直接にエンジンの冷却水を使用しているので第4図のご
とく廃熱吸収器40およびラジェター41を必要とせず
また廃熱吸収器40の伝熱効率の低下分だけ有利となる
さらに別媒体を使用するための配管等の設備上の複雑さ
が簡略化されることとなる。
本例では水温が過上昇したときはクーリングタワー23
にポンプ24及び管25で送水冷却され約70℃に保持
されている。
負荷が必要とする高温水と水温と水量の確保するために
本例では発電機負荷の少ないなどで高温水温が低いとき
は水温リレ(図示せず)にって加熱用ヒータ26を作動
させ所要水温まで昇温する。
この場合のヒータ26の動力源として例えば発電機27
で発生した電力を使用することができ、このようにする
ことによって発電機負荷を増加させて排気ガス温度を上
昇させ、この廃熱量を廃熱吸収器3で冷却水に回収する
ことができ高温水の温度を高めることができる。
また水温が高すぎる場合は隣接する低温水との熱循環に
よる調整、又はクーリングタワーによる冷却をおこなう
ほか水温リレ(図示せず)によって電磁弁28を作動さ
せて過高温水を排出すると同時に給水弁29により冷水
を補給して水温を下げることができる。
この考案は、前述のごとく高温水と低温水とを同一温水
タンクに収納しオーバーフロー用隔壁8及び連通小孔9
などを設けることによって高低温水の水量および水温の
調整制御を容易にすることができるとともに、高温水と
低温水がそれぞれ別個のタンクであれば、それぞれ設置
しなければならないオーバフロオバルブ、補給水バルブ
、排水弁、水面計などは本考案の構造によるタンクであ
れば共通のものとして1個づつ設置すれば事足りるし、
配管などについての簡略化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による内燃機関の廃熱利用装置の実施例
の略図的配管図、第2図はその要部の拡大縦断正面図、
第3図は第2図の線■−■に沿って縦断して見た温水タ
ンクの略図的縦断側面図、第4図は従来のこの種廃熱利
用装置の略図的配管図である。 図面中、符号1は内燃機関、2は送出管、3は廃熱吸収
器、4は負荷装置、5は冷却水流入管、6は高温水タン
ク、7は低温水タンク、8は隔壁、9は小孔、10は排
気管、11は温水タンク、12.13は管、14は水ポ
ンプ、15は潤滑油クーラ、16はポンプ、17.18
はバルブ、19はタワー出口管、20.21は管、40
は廃熱吸収器、22は排気管、41はラジェター、23
はクーリングタワー 24はポンプ、25は管、26は
加熱用ヒータ、27は発電機、28は電磁弁、29は給
水弁である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内燃機関1の冷却水送出管2がこの内燃機関の排ガ
    スの廃熱吸収器3を介して、温水タンク11の高温水タ
    ンク6に開放され、この高温水タンク6はポンプ16、
    管12、高温水利用負荷装置4、管13、を直列に介し
    て前記温水タンク11の低温水タンク7に開放され、こ
    の低温水タンク7が管5及びポンプ14を介して前記内
    燃機関1の冷却水供給管30に接続され、前記の温水タ
    ンク11は高温水タンク6と低温水タンク7とがオーバ
    フロー用隔壁8を介して隣接される内燃機関の廃熱利用
    装置。 2 前記隔壁8の高さを両温水の平均水面の高さよりわ
    ずかに高くし、且つこの隔壁の下方部分に両タンクを連
    通ずる小孔9を設けた実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の内燃機関の廃熱利用装置。
JP1981047907U 1981-04-02 1981-04-02 内燃機関の廃熱利用装置 Expired JPS6036775Y2 (ja)

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JPS57160948U JPS57160948U (ja) 1982-10-08
JPS6036775Y2 true JPS6036775Y2 (ja) 1985-10-31

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