JP2812960B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2812960B2 JP63200455A JP20045588A JP2812960B2 JP 2812960 B2 JP2812960 B2 JP 2812960B2 JP 63200455 A JP63200455 A JP 63200455A JP 20045588 A JP20045588 A JP 20045588A JP 2812960 B2 JP2812960 B2 JP 2812960B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はファクシミリ装置に関し、詳細には画像デー
タを蓄積する画像メモリを備えたファクシミリ装置に関
する。
(従来の技術) ファクシミリ装置はその普及に従って高機能化が行わ
れ、大容量の画像メモリを備えたファクシミリ装置が出
現してきている。
このような画像メモリを備えたファクシミリ装置にお
いては、送信に際しては、そのスキャナで読み取った原
稿の画像データを画像メモリに蓄積し、指定された時刻
に自動送信したり、送信時、回線がビジーであっても画
像データを画像メモリに保存しておき、再度利用するこ
とができる。また、受信に際しては、プロッタの紙切れ
等が発生しても、受信した画像データを画像メモリに蓄
積することにより受信することができる。したがって、
ファクシミリ装置の便利性が向上されている。
そして、画像メモリとしては一般にDRAM(Dynamic Ra
ndom Access Memory)が使用さており、DRAMは蓄積され
た画像データを保持するために定期的にリフレッシュす
る必要がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のファクシミリ装置に
あっては、画像メモリとしてDRAMを使用していたため、
ファクシミリ装置の主電源がオフされると、画像メモリ
内の画像データが消去されてしまうという問題があっ
た。
すなわち、オペレータが画像メモリに画像データが蓄
積されているのに気付かずに電源スイッチを切ったり、
電源スイッチを切ることにより画像データが消去される
ことを知らないで電源スイッチを切ることがあり、この
ような場合、画像メモリ内に蓄積されている大切な画像
データが消去されてしまう。電源スイッチを切る場合と
しては、ファクシミリ装置を使用しない夜間や記録紙の
交換時等があり、その電源がオフにされている時間も、
長時間の場合もあれば、短時間の場合もある。
また、電源がオフにされるのは、オペレータ等が意図
的に行う場合でだけでなく、停電等により電源がオフに
なる場合もある。
(発明の目的) そこで、本発明は、主電源がオフされる時間を含む所
定の指定時間帯におけるメモリ受信やメモリ送信の受付
を拒否することにより、主電源がオフされることによる
画像データの消去を防止することを目的としている。
(発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、画像データを蓄
積する画像メモリを備えたファクシミリ装置において、
主電源のオフが予定される時間を含む時間帯を指定して
該指定時間帯を設定する時間帯設定部と、該時間帯設定
部に設定された指定時間帯におけるメモリ受信および該
指定時間帯の開始時以降の時間を送信時刻として指定す
る時刻指定送信の受付を禁止する制御部と、を備えるこ
とを特徴とするものである。
以下、各発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第5図は本発明と同一の課題を解決する手段
の一例を示す図である。
第1図において、1はファクシミリ装置であり、ファ
クシミリ装置1は、本体2、本体2上部に設けられ原稿
の載置される原稿台3、操作部4およびハンドセット5
等を備えている。操作部4にはテンキー4aやその他のコ
マンドを入力する操作キー4bおよび入力コマンドやファ
クシミリ装置1からオペレータへ伝達する情報を表示す
る表示部4c等を備えており、ハンドセット5は本体2に
設けられた設置台5aにセットされている。
また、本体2には、後述する電源スイッチが設けられ
ている。
ファクシミリ装置1は、第2図に示すように、ROM(R
ead Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)1
2、CPU(Central Processing Unit)13、スタンバイモ
ード制御装置14、リセット回路15、網制御部16、モデム
17、スキャナ18、プロッタ19、電源装置20、スイッチ検
出部21および画像メモリ22等を備えている。
ROM11としてはバックアップ用の消費電力の少ないCMO
S(Complementary Metal−Oxide Semiconducter)が利
用されており、ファクシミリ装置の基本プログラムや本
発明の電源オフ対応処理プログラムが格納されている。
RAM12にはワークエリアが形成され、その一部あるい
は全部は消費電力の少ないものが用いられている。
CPU13はROM11内のプログラムに従ってファクシミリ装
置1の各部を制御してファクシミリ装置1としてのシー
ケンスを実行するとともに、本発明の電源オフ対応処理
を実行し、また、スタンバイ機能を備えて消費電力の節
約を図っている。
スタンバイモード制御装置14はCPU13をスタンバイモ
ードにするものであり、具体的にはソフトウェア処理で
CPU13の所定の出力ポートをたたくことによりCPU13をス
タンバイモードにする。
リセット回路15は、第3図に示すように、単安定マル
チバイブレータ30、31から構成され、ファクシミリ装置
1の電源スイッチ32がオンされると、第3図に示すリセ
ットパルスRPをCPU13に出力する。
網制御部16は一般にAA−NCUと称されているものであ
り、網制御部16には外部回線およびハンドセット5が接
続されている。網制御部16は宛先を自動的に発呼し、ま
た外部回線からの発呼に対して自動的に着呼する。
モデム17は、送信時、画像データを外部回線の伝達に
適した形態に変調し、受信時、外部回線から送られてき
た変調信号を復調する。
スキャナ18としては例えばCCD(Charge Coupled Devi
ce)を利用したラインイメージセンサが用いられてお
り、1ライン毎に画情報を読み取った画像データとして
出力する。
プロッタ19としては例えばサーマル素子を備えたサー
マル記録装置が用いられており、プロッタ19は感熱記録
紙に直接、あるいはインクリボンを介して間接的に普通
記録紙に記録する。
電源装置20はソフトウェア処理によりI/Oポートをた
たくと、ファクシミリ装置1の主電源をオン/オフす
る。
スイッチ検出部21はソフトウェア処理により所定のI/
Oポートを監視し、そのI/Oポートの論理が電源スイッチ
32のオン/オフで変化することにより、電源スイッチ32
のオフを検出する。
画像メモリ22は、図外の符号化・復号化部でコード化
(例えば、MH方式によるコード化)された画像データを
蓄積し、画像メモリ22に蓄積された画像データはCPU13
により管理される。
画像メモリ22はDRAMで構成されており、ファクシミリ
装置1の主電源がオフになると、画像メモリ22内に蓄積
された画像データは消去される。
ファクシミリ装置1は、送信時あるいは蓄積時、原稿
台3にセットされた原稿を先頭ページから走査して画像
データを読み取り、図外の符号化・復号化部に送ってコ
ード化する。コード化された画像データは、蓄積モード
では、画像メモリ22に蓄積した後、所定の時間に送信
し、即時モードでは、モデム17に送られて変調さた後、
網制御部16を介して回線に送出される。
一方、ファクシミリ装置1は、送信時、回線から入力
された画像データ(変調信号)をモデム17で復調し、画
像メモリ22に蓄積する。画像メモリ22に蓄積された画像
データは、即時に、あるいは所定時期に読み出され、符
号化・復号化部でデコード化(復号化)された後、プロ
ッタ19に送られる。プロッタ19に送られた画像データは
プロッタ19で記録紙に記録される 次に、作用を説明する。
このファクシミリ装置は画像メモリ22に画像データが
蓄積されているときに、電源スイッチ32がオフされた場
合に、画像メモリ22の画像データが消去されないように
対処するところにその特徴がある。
以下この電源オフ対応処理について第4図に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
CPU13はファクシミリ装置1の動作中、割込処理等に
より、常時電源スイッチ32を監視し(ステップP1)、ス
イッチ検出部21が電源スイッチ32のオフを検出すると、
画像メモリ22に画像データを蓄積しているかどうかをチ
ェックする(ステップP2)。画像メモリ22に画像データ
を蓄積しているときには、警報を発生させる(ステップ
P3)。この警報としては、操作部4の表示部4cに画像デ
ータが画像メモリ22に蓄えられている旨を、例えば「メ
モリーニタクワエラレテイマス」等を表示することによ
り行ってもよいし、ブザー等を鳴動させてもよい。CPU1
3は警報を発すると、タイマをセットし(ステップ
P4)、所定時間内に電源スイッチ32がオンされたかどう
かをチェックする(ステップP5、P6)。所定時間内に電
源スイッチ32がオンされると、リセット回路15がリセッ
トパルスRPをCPU13に出力し、CPU13がリセットされて待
機状態(初期状態)に復帰する(ステップP7)。すなわ
ち、オペレータが警報により画像メモリ22内に画像デー
タが有ることを知り、所定時間内に電源スイッチ32をオ
ンに戻すと、ファクシミリ装置1は画像データを消した
くないものと判断して、通常の動作状態に復帰する。し
たがって、不用意に電源スイッチ32をオフすることによ
り、画像メモリ22内の画像データが消されることを防止
することができる。
一方、所定時間内に電源スイッチ32がオンされないと
きは、画像データを保存する意思はないものと判断し、
電源装置20によりファクシミリ装置1の主電源をオフす
る(ステップP8)。その後、スタンバイモード制御装置
14によりCPU13をスタンバイモードに切り換え(ステッ
プP9)、消費電力を節約してプログラムを停止する(ス
テップP10)。
その後、オペレータが電源スイッチ32をオンにするの
を検出すると(ステップP11)、リセット回路15が働
き、CPU13にリセットがかかる(ステップP12)。このCP
U13のリセットによりプログラムがスタートし、電源装
置20が主電源をオンにする(ステップP13)。主電源が
オンされると、パワーオンイニシャライズが行われ(ス
テップP14)、通常のファクシミリ動作が開始される。
なお、電源オフ対応処理としては、上記のものに限る
ものではなく、例えば、第5図にフローチャートで示す
ように、電源スイッチ32がオフされたとき、画像メモリ
22に画像データがあると、オペレータにより、画像メモ
リ22の画像データがクリアされるのを待って主電源をオ
フする処理にしてもよい。この処理の説明にあたり、第
4図に示した処理と同一処理に対しては同一のステップ
番号を付してその説明を省略する。
電源スイッチ32がオンされると(ステップP1)、画像
メモリ22に画像データが蓄積されているかどうかチェッ
クし(ステップP2)、画像データが蓄積されていると、
警報を発する(ステップP3)。この警報に応えてオペレ
ータが画像メモリ22から画像データをクリアするまで、
すなわち、送信処理あるいはプロッタ19での記録処理等
をするまで主電源をオンの状態で維持し、画像データが
クリアされると(ステップ101)、主電源をオフにする
(ステップP8)。以降、同様にCPU13をスタンバイモー
ドにしてプログラムも停止し(ステップP9、P10)、次
に電源スイッチ32がオンされると(ステップP11)、CPU
13をリセットする(ステップP12)。そして、主電源を
オンにし(ステップP13)、パワーオンイニシャライズ
が行われる(ステップP14)。
したがって、電源スイッチ32をオフすることにより画
像メモリ22内の画像データが消されることを防止するこ
とができる。
第6図〜第9図は本発明の一実施例を示す図であり、
第1図〜第4図に示したファクシミリ装置1と同一構成
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
第6図において、ファクシミリ装置41は、操作部4、
ROM42、RAM43、CPU44、時計機構45、バッテリ46、網制
御部16、モデム17、スキャナ18、プロッタ19、および画
像メモリ22等を備えており、RAM43が本発明における時
間帯設定部を、CPU44が本発明における制御部を構成し
ている。
ROM42にはファクシミリ装置41の基本プログラムが格
納されているとともに、本発明の電源オフ対応処理プロ
グラムが格納されており、RAM43にはワークエリアが形
成されるとともに、後述する指定時刻等を記憶する。ま
たRAM43はバッテリ46によりバックアップされており、
操作部4から入力された指定時刻等をファクシミリ装置
の主電源がオフされた場合にも記憶しつづける。
CPU44はROM42に格納さたプログラムに従ってファクシ
ミリ装置41の各部を制御してファクシミリ装置41として
のシーケンスを実行するとともに、本発明の電源オフ対
応処理を実行する。
オフフックスイッチ45は現在時刻を計時し、バッテリ
46によりバックアップされている。
次に、作用を説明する。
本発明はあらかじめファクシミリ装置41の主電源がオ
フになる時間が判っている(予定されている)場合に、
電源オフ対応処理として操作部4からオペレータが時間
帯を指定すると、その指定時間帯内のメモリ受信や当該
指定時間帯にメモリへの画像データの蓄積を必要とする
メモリ送・受信を禁止するところにその特徴がある。
以下、この電源オフ対応処理について、説明する。
主電源がオフになる時間帯、例えば、停電する時間帯
等があらかじめ分っている場合、オペレータはこの時間
帯を含む所定の時間帯を禁止時間帯(指定時間帯)とし
て操作部4から入力する。この禁止時間帯は、例えば、
第7図に示すように、Aの時点で入力操作がされる場
合、予想される主電源オフの時間帯がC−D間であると
すると、その始まりの約1時間位前のB時点からのC−
D間を含むB−E間が禁止時間帯として設定される。
この禁止時間帯はRAM43に格納されて、CPU44は時計機
構45により禁止時間帯を監視する。この禁止時間帯のセ
ットが行われると、メモリ禁止セットフラグをオンに
し、禁止時間帯のセットが解除されるか、禁止時間帯が
過ぎるとメモリ禁止セットフラグをオフにする。
この状態で、操作部4よりメモリ送信依頼の入力が行
われると、CPU44は、第8図に示すように、メモリ禁止
セットフラグがオンかチェックし(ステップS1)、オン
でないと通常の送信モードに移行する(ステップS2)。
メモリ禁止フラグがオンのときには、メモリ送信依頼に
よりセットされた時間(送信指定時間)が第7図のB点
以降かどうかチェックし(ステップS3)、B点より手前
であると、通常の送信モードに移行する(ステップ
S2)。セットされた時間がB点以降であると、操作部4
の表示部4cにメモリ送信できない旨を表示して伝える
(ステップS4)。
したがって、主電源がオフになるのを知らずに、画像
メモリ22に蓄積された画像データが主電源のオフにより
消去されるのを防止することができる。
また、この状態でメモリ受信があると、CPU44は、第
9図に示すように、メモリ禁止フラグがオンかどうかチ
ェックし(ステップS11)、メモリ禁止フラグがオフの
ときには通常の受信モードに移行する(ステップ
S12)。メモリ禁止フラグがオンのときには、現在時刻
が第7図に示すB−E時間内であるかどうかチェックし
(ステップS13)、B−E時間以外であれば、通常の受
信モードに移行する(ステップS10)。現在時刻がB−
E時間内であれば、親展受信禁止ビットをオンにし、あ
るいは代行受信禁止ビットをオンにして親展受信あるい
は代行受信を禁止する(ステップS14)すなわち、メモ
リ受信としては、受信画像データを画像メモリ22に受信
して受信人がパスーワード等を指定して出力指示をしな
いとプロッタ19への出力を行わない親展受信と、プロッ
タ19の紙切れ等の場合にプロッタ19が回復するまで画像
メモリ22が画像データを代行して受信する代行受信と、
がある。いま、メモリ受信が親展受信のときには、親展
受信禁止ビットをオンにし、送信側ファクシミリ装置に
送出するNSF信号(非標準機能識別信号)の親展受信可
能ビットをオフにして親展受信を禁止する。また、メモ
リ受信が代行受信のときには代行受信を禁止する。
したがって、受信して画像メモリ22に蓄積した画像デ
ータが主電源のオフにより消去されることを防止するこ
とができる。
第10、11図は本発明と同一の課題を解決する手段の他
の一例を示す図である。
第10図はファクシミリ装置51の要部回路図であり、フ
ァクシミリ装置51は制御部52、画像メモリ53、予備画像
メモリ54、蓄電回路55、RAM56、バックアップ回路57等
を備えている。
蓄電回路55は所定容量のコンデンサCとダイオードD1
により構成されており、主電源がオンのとき、コンデン
サCに充電される。主電源がオフになると、コンデンサ
Cに充電された電荷によりハンドセット5がバックアッ
プされ、コンデンサCの電荷はダイオードD1で制御部52
への流出が阻止される。この予備画像メモリ54は擬似SR
AM(擬似Static RAM)で形成されており、擬似SRAMはS
RAMより消費電力は多いが、ICのチップサイズが小さく
経済的である。また、予備画像メモリ54の役割は記録紙
交換に要する時間等、比較的短時間の電源オフ時に画像
データを保持するところにある。したがって、消費電力
の比較的多い擬似RAMでも、コンデンサCによるバック
アップが可能である。
画像メモリ53は通常の画像データを蓄積する画像メモ
リであり、揮発性素子により形成されている。したがっ
て、主電源がオフになると、蓄積している画像データは
消去される。
制御部52は内部ROMに格納されたプログラムに従って
ファクシミリ装置51の各部を制御してファクシミリ装置
51としてのシーケンスを実行するとともに、本発明の電
源オフ対応処理を実行する。
RAM56はSRAMであり、バックアップ回路57によりバッ
クアップされている。バックアップ回路57はバッテリB
とダイオードD2で構成されており、RAM56を常時バック
アップする。RAM56には電話番号等のデータ伝送に必要
なデータやサーマルヘッドの抵抗値ランク等の機械デー
タ等を記憶している。
次に、作用を説明する。
このファクシミリ装置は即時受信時に記録紙切れ等に
より記録紙を交換する場合等の一時的な短時間の主電源
オフ時に画像データが消去されるのを防止するところに
その特徴がある。
すなわち、即時受信時、画像データは、第11図に示す
ように、回線からモデム58に入り、モデム58で復調され
た後、画像メモリ53および予備画像メモリ54の双方に入
力される。画像メモリ53に蓄積された画像データは即時
に読み取られ、圧縮・再生器59で再生された後、ライン
バッファ60を介してプロッタ61に送られる。プロッタ61
で記録紙に記録される。
ところが、プロッタ61の記録紙が無くなったり、紙詰
まりが発生すると、プロッタ61における記録は中断され
る。しかし、紙づまりの発生により通信手順を停止する
と、通信コストが高くなったり、また、手続上不便が生
じるので、通信は予備画像メモリ54が一杯になるまで続
けられる。この間に全画像データの受信を完了すると、
再度、通信手順を繰り返す必要がなく、通信コスト上の
節約や手続き上の便宜性の向上が図られる。
通信手順が停止されると、オペレータは記録紙の交換
や調整を行うが、この場合、安全確保のため主電源をオ
フにする。主電源がオフにされると、例え、短時間(例
えば、記録紙交換に要する数分間)であっても、画像メ
モリ53内の画像データは消去される。
ところが、画像データは予備画像メモリ54にも蓄えら
れており、予備画像メモリ54は蓄電回路55によりバック
アップされている。したがって、主電源が短時間オフに
されても、画像データが消去さることを防止することが
でき、ファクシミリ装置51の便利性を向上することがで
きる。
上記作用の説明においては即時受信の場合について述
べたが、これに限るものではないことは言うまでもな
い。例えば、あやまってファクシミリ装置51の電源コン
セントを抜いてしまった場合にも、再度差し込むと、画
像データは保持される。
(効果) 本発明によれば、主電源がオフされることにより、画
像メモリの画像データが消去されることを防止すること
ができ、ファクシミリ装置の利用性、便宜性をより一層
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明と同一の課題を解決する手段を
適用したファクシミリ装置の一例を示す図であり、第1
図はその斜視図、第2図はその回路ブロック図、第3図
はそのリセット回路の回路図、第4、5図はそれぞれそ
の電源オフ対応処理のフローチャートである。 第6図〜第9図は本発明のファクシミリ装置の一実施例
を示す図であり、第6図はその回路ブロック図、第7図
はその電源オフ時間と指定時間(禁止時間)を示す図、
第8図はそのメモリ送信処理を示すフローチャート、第
9図はそのメモリ送信処理を示すフローチャートであ
る。第10、11図は本発明と同一の課題を解決する手段を
適用したファクシミリ装置の他の一例を示す図であり、
第10図はその要部回路図、第11図はその作用説明用のブ
ロック図である。 1……ファクシミリ装置、 11……ROM、 12……RAM、 13……CPU、 14……スタンバイモード制御装置、 15……リセット回路、 16……網制御部、 17……モデム、 18……スキャナ、 19……プロッタ、 20……電源装置、 21……スイッチ検出部、 32……電源スイッチ、 41……ファクシミリ装置、 42……ROM、 43……RAM、 44……CPU、 45……時計機構、 46……バッテリ、 51……ファクシミリ装置、 52……制御部、 53……画像メモリ、 54……予備画像メモリ、 55……蓄電回路、 C……コンデンサ、 D1……ダイオード。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−299169(JP,A) 特開 昭61−29271(JP,A) 特開 昭63−94777(JP,A) 特開 昭60−245368(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00 H04N 1/32 H04N 1/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを蓄積する画像メモリを備えた
    ファクシミリ装置において、 主電源のオフが予定される時間を含む時間帯を指定して
    該指定時間帯を設定する時間帯設定部と、該時間帯設定
    部に設定された指定時間帯におけるメモリ受信および該
    指定時間帯の開始時以降の時間を送信時刻として指定す
    る時刻指定送信の受付を禁止する制御部と、を備えるこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
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