JP2812808B2 - 既設管の撤去装置及び撤去方法 - Google Patents

既設管の撤去装置及び撤去方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は既設管を撤去する装置と
方法に関するものであり、例えば下水道管等を新しい管
路に置き換えていく工事等に用いることができる。
【0002】
【従来の技術】近年、地中に埋設されている下水道管等
においては、老朽化の進行や需要の増大による断面拡大
の必要性から、管路の置き換えの必要性が高まってき
た。管路を新しいものに置き換える場合には、一般的に
は開削工法によっているが、この工法では既設管を撤去
するためにその埋設位置を掘り起す必要があるので、交
通事情や生活環境保全の意味からも推進工法による置き
換え方法の開発が望まれている。最近の技術としては、
既存の管渠を破砕し押し拡げながら新しい管路に置き換
えていく衝撃推進による方法や、既存の管渠を通常の推
進工事のように一端から完全に破壊しながら推進して新
しい管路に置き換えていく方法が発表されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、老朽化
している既存の管渠の状況を見ると、鉄筋コンクリー卜
管が主であって、管の底部やコンクリート基礎に覆われ
た部分等に一部老朽化の進んでいない部分や梯子胴木基
礎等が残っているものも多い。このような条件下では、
衝撃推進によって破砕する方法では不十分であり、ま
た、一端から破砕して推進する方法では、それらが障害
となって推進を非常に困難にしている。
【0004】本発明は前述したような問題点に鑑みてな
されたものであり、例えば既設管路の置き換え工事等に
有用な既設管の撤去装置と撤去方法を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る既設管の撤
去装置は、既設管内に張設される長体状のガイド部材
と、前記既設管を推進管の内部に包み込むように推進す
る推進装置と、前記推進装置に着脱自在に連動連結され
るとともに前記ガイド部材を外挿して設けられる押引管
と、前記押引管の外周に設けられ、前記推進管の内面側
に当接することにより推進時には前記推進管を前記ガイ
ド部材に沿って案内するとともに、既設管を後方へ引抜
く前記推進装置の後退時には既設管内に挿入されて所定
の力で該既設管の内面に当接する推進管保持具とを具備
している。
【0006】また本発明によれば、前記推進機の前方に
ガイド部材保持具を設けて前記既設管内の略中央に前記
ガイド部材を支え、推進機が前方に押出す前記押引管に
よって該ガイド部材保持具が押されて移動していくよう
にしてもよい。
【0007】また本発明に係る既設管の撤去方法は、既
設管内に長体状のガイド部材を張設する工程と、推進管
の内面側と前記ガイド部材の間に推進管保持具を介装さ
せて推進方向を前記ガイド部材に沿って規制しながら、
前記既設管を推進管の内部に包み込むように推進装置を
推進させる工程と、前記推進管保持具を一番手前の既設
管内に入れて所定の力でその内面に当接させ、推進機の
後退によって前記既設管を引き抜く工程とを有してい
る。
【0008】
【作用】(1)既設管内に長体状のガイド部材を張設す
る。 (2)ガイド部材保持具を用いてガイド部材を既設管の
略中央に支え、推進装置を駆動して既設管を内部に包み
込むように推進管を推進する。 (3)ガイド部材を外挿して推進装置とともに推進され
る押引管の外周には、推進管保持具が設けられている。
この推進管保持具が推進管の内面側に当接することによ
り、推進方向がガイド部材に沿って案内される。 (4)前記ガイド部材保持具は、推進管の推進に伴って
前記押引管に押され、前方に移動していく。 (5)推進管の推進を停止し、推進装置で押引管を前進
させる。該押引管の推進管保持具を一番手前の既設管内
に入れ、これを所定の力で該既設管の内面に当接させ
る。 (6)推進装置を後退させて押引管及び推進管保持具を
手前に引き、一番手前の既設管を引き抜く。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1から図19によって
説明する。まず、本実施例に係る既設管の撤去方法の一
工程を示す図9と、本装置の各部の詳細を示す図11〜
図19とによって、同実施例に用いる既設管の撤去装置
の構成を説明する。図9に示すように、発進坑1と到達
坑2は既設管3を介して連通している。既設管3は、連
結用のソケット3aを有する一定の長さの管であり、複
数本が接続連通されて管路を構成しているが、図9では
手前の発進坑1側の既設管3はすでに引抜かれた状態に
なっている。
【0010】前記既設管3内には、推進方向の案内に用
いるガイド部材としてのガイド管4が張設されている。
図11に示すように、ガイド管4は前記既設管3と同じ
長さの管である。ガイド管4の両端内面にはねじが切っ
てあり、ガイド管4と外径が等しいボルト状のジョイン
ト部材5によって複数本を次々に連結していくことがで
きる。連結された前記ガイド管4は前記既設管3内を挿
通している。そして、発進坑1内の一端は牽引アンカー
6に固定され、また到達坑2内の他端は牽引ジャッキ7
に取付けられている。
【0011】図12及び図13に示すように、牽引ジャ
ッキ7のベース8は、到達坑内に反力スペーサ9,9を
介して設置されている。ベース8上には、前記ガイド管
4の端部を握持するチャック10がスライド自在に設け
られている。このチャック10は同ベース8上に固設さ
れた油圧ジャッキ11のロッド12に連結されている。
従って、ガイド管4の端部をチャック10でつかみ、こ
のチャック10を油圧ジャッキ11によって図中左方に
スライドさせれば、該ガイド管4は張力を加えられた状
態で既設管3内に設定される。
【0012】前記発進坑1の底部にはスライドベース1
3が固設されている。該スライドベース13の上には、
推進装置14が、図示しない推進ジャッキの作動で、既
設管3の延設方向に沿って自在にスライドできるように
設置されている。推進装置14は油圧モータ15によっ
て回転駆動されるスピンドルロッド16を有している。
該スピンドルロッド16の先端の連結部17には、先端
に切削ビット18を有する内管19の後端が着脱自在に
連結されている。この内管19の外周には推進管20が
外挿されている。この推進管20は前記既設管3の撤去
に伴い、既設管3のかわりに埋設されていくものであ
る。推進管20は、その後端が前記推進装置14の押金
21に着脱自在に接続されており、その先端が前記切削
ビット18の裏側に位置している。なお、前記既設管3
は、前記推進管20と内管19と推進装置14の本体を
挿通している。
【0013】従って、前記油圧モータ15を駆動して内
管19を回転させながら前記推進装置14を推進すれ
ば、回転している切削ビット18が土中に切り込まれ、
内管19及び推進管20は前記既設管3を内部に取り込
んだ状態で土中を推進していく。
【0014】図9に示すように、前記推進装置14のス
ピンドルロッド16の連結部17には、前記内管19と
ともに押引管22が着脱自在に連動連結されるようにな
っている。この押引管22は前記ガイド管4を外挿して
おり、図16及び図17に示すように連結用の継手部2
3及びボルト・ナット24により継ぎ足していくことが
できる。なお、押引管22の1本の長さは前記既設管3
の1本の長さと同じに設定されている。
【0015】前記推進装置14に連結された複数本の押
引管22のうちの先端の1本には、その外周に推進管保
持具30が設けられている。図18及び図19に示すよ
うに、この押引管22の外周には、管の軸線に関して対
称な位置に、2本のシリンダ31が同軸線と平行に取付
けられている。両シリンダ31,31の前方には、該押
引管22を外挿してリング部材32が摺動自在に設けら
れており、前記両シリンダ31,31のロッドの先端が
このリング部材32の後面に連結されている。そして、
該リング部材32の前面には、管の周方向に沿って4枚
の取付板33が等間隔で固定されている。また、該押引
管22の先端外周にはリング状のブラケット34が固設
されており、該ブラケット34の後面には前記取付板3
3と対向する各位置に計4組の取付部35がそれぞれ固
設されている。そして、シリンダ31で移動する前記リ
ング部材32と、固定された前記ブラケット34とは、
対向する4箇所の取付板33及び取付部35において、
4組の伸縮アーム36によってそれぞれ連結されてい
る。伸縮アーム36は、取付部35側に基端を軸支され
たリンク37の先端を、取付板33側に基端を軸支され
た2枚のリンク38,38の先端で挟んで軸支したもの
で、両リンク37,38の軸支部分にはカバー39が設
けられている。
【0016】従って、図18に示す状態において前記シ
リンダ31を駆動し、リング部材32を押引管22の外
周面に沿って前方にスライドさせれば、図19に示すよ
うに4組の伸縮アーム36は縮退し、カバー39が管の
半径方向外方に向けて突出する。
【0017】図9に示すように、前記推進管20の推進
方向前方には、既設管3を外挿して先導管40が移動自
在に設けられている。この先導管40は、図17に示し
た前記押引管22を3本連結したものである。
【0018】前記ガイド管4は牽引ジャッキ7によって
張力を与えられているが、ある程度の長さになると中途
部分でたるみを生じ、既設管3の中心から外れてしま
う。そこで、前記ガイド管4を常に既設管3の略中心に
保持するため、図9、図14及び図15に示すように、
前記先導管40の先端には、ガイド部材保持具としての
ガイド管保持具41が設けられている。ガイド管保持具
41は、先導管40の外周面に対して回動自在だが軸方
向には位置が固定されたリング状の基部42を有してい
る。そして、この基部42の外周面には、既設管3の内
面に当接する4枚のガイド板43が周方向について等間
隔で固設されている。
【0019】なお前記先導管40及びガイド管保持具4
1は、後述するように撤去工事の初期の工程では前記推
進装置14によって直接既設管3内に挿入され、後の工
程では前記押引管22を介して随時押し出される。
【0020】次に、前記撤去装置を用いて行う既設管3
の撤去方法について、図1から図10を用いて説明す
る。
【0021】(1)図1に示すように、既設管3内及び
発進坑1の推進装置14内にガイド管4を挿通し、該ガ
イド管4の両端を発進坑1の牽引アンカー6と到達坑2
の牽引ジャッキ7に連結する。そして、牽引ジャッキ7
を駆動してガイド管4に所定の張力を与え、既設管3内
に張設する。
【0022】推進装置14のスピンドルロッド16に
は、前記ガイド管4を外挿するように先導管40の後端
を直接連結しておく。該先導管40の先端に設けられた
ガイド管保持具41は、ガイド板43を既設管3の内周
面に当接させ、ガイド管4を既設管3の略中央に支え
る。
【0023】(2)図2に示すように、切削ビット18
を有する内管19を回転させながら推進管20を前進さ
せて土中に切込み、前記既設管3を内部にとりこんでい
く。既設管3のうち、発進坑1側にある手前のほぼ1本
分をとり込んだところで推進装置14を停止する。この
時、先導管40及びガイド管保持具41も同距離だけ既
設管3内を推進している。
【0024】(3)図3に示すように、推進管20、内
管19及び先導管40を推進装置14から切り離した
後、該推進装置14を後退させる。ガイド管4を一時切
り離し、作業員が一番手前の既設管3を発進坑1側に引
抜く。
【0025】(4)図4に示すように、前記ガイド管4
を連結して再び張力を加えるとともに、先行する推進管
20及び内管19に後続の推進管20及び内管19を接
続し、推進装置14に連結する。また、推進管保持具3
0を備えた1本の押圧管22を、ガイド管4を外挿して
推進装置14のスピンドルロッド16に連動連結する。
この押引管22の先端は、前記先導管40の後端に当接
する。また、前記推進管保持具30は、伸縮アーム36
を外方に張り出し、関節のカバー39を内管19の内周
面に当接させる。
【0026】(5)図5に示すように、推進装置14を
推進させ、2本目の既設管3を推進管20内に取込む。
ここで、ガイド管4は、ガイド管保持具41によって既
設管3の略中央に位置するよう支えられている。そし
て、このガイド管4を外挿する押引管22と内管19と
の間には推進管保持具30が設定され、これら内管19
を押引管22及び推進管保持具30は一体となってガイ
ド管4を中心に回転する。従って、推進管20の推進方
向はガイド管4に沿って規制され、既設管3を包み込ん
でいくのに必要な所期の推進方向からぶれてしまうこと
がない。
【0027】(6)推進管20、内管19及び押引管2
2を切り離し、推進装置14を後退させる。ガイド管4
を一時的に切離して押引管22を後方に継ぎ足して連結
する。そして図6に示すように、推進管保持具30の伸
縮アーム36を伸ばし、推進装置14を前進させる。土
中の推進管20と内管19はそのままであり、連結され
た2本の押引管22,22が前進して前記伸縮アーム3
6が一番手前の2本目の既設管3の内側に入る。また、
先導管40は押引管22に押されて既設管3の1本分だ
け前進する。ここで、前記伸縮アーム36を若干外方に
張り出し、既設管3を保持しておく。
【0028】(7)推進装置14を後退させると、押引
管22が手前に引抜かれる。先端の押引管22には、推
進管保持具30を介して2本目の既設管3が保持されて
いるので、この既設管3も発進坑1側に引き戻されてく
る。そして、ガイド管4を一時的に切離して手前側の押
引管22を外した後、図7に示すように前方の押引管2
2を推進装置14に接続して手前に引き戻し、図8に示
すように2本目の既設管3を撤去する。
【0029】(8)図9に示すように、前記ガイド管4
を連結して再び張力を加えるとともに、先行する推進管
20及び内管19に後続の推進管20及び内管19を接
続し、推進装置14に連結する。また、前記ガイド管4
を外挿するように、推進管保持具30を備えた1本の押
引管22と通常の押引管22を前後に接続して推進装置
14に連結する。この状態では、一番手前にある既設管
3の端部又は先導管40の後端と、先頭の押引管22と
の間には既設管1本分の余裕がある。
【0030】(9)図10に示すように、推進装置14
を推進させ、3本目の既設管3を推進管20内に取込
む。この場合にも、図5で示した工程と同様、ガイド管
保持具41によってガイド管4は既設管3の略中央に支
持されている。そして、推進管保持具30により、推進
管20の推進方向は該ガイド管4に沿って規制されるの
で、推進管20は既設管3を包み込む方向に確実に推進
される。
【0031】(10)そして図示はしないが、図6〜図
8に示した工程と同様に、3本目の既設管3を発進坑1
内に引抜いて撤去する。以後、同様にして押引管22を
継足しながら、既設管3及びガイド管4に沿った推進管
20の推進と、既設管3の撤去を行う。
【0032】推進が進むと、先導管40の先端が到達坑
2に届く。到達坑2の牽引ジャッキ7の近傍では、ガイ
ド管4にはあまり大きなたるみは生じないので、このよ
うな場合には、ガイド管保持具41は撤去してもよい。
【0033】以上説明したように、本実施例の装置及び
工法によれば、既設管3を破壊することなく1本づつ確
実に引き抜いて撤去していくことができる。また、上記
撤去作業と同時に、既設管3を包み込む位置に推進管2
0を埋設して前記既設管3と置き換えていくことができ
る。
【0034】本実施例は、既設管3の置き換えに関する
ものであったが、上記実施例による置き換え後、推進管
20を引き抜きながら残された空洞を埋め戻していけ
ば、既設管3の撤去だけを行うことができる。
【0035】また、本実施例では、ガイド板43を有す
るガイド管保持具41を用いたが、これはガイド管4を
既設管3の中央に支えられるものならなんでもよく、例
えば、エアバッグを用いることもできる。
【0036】また、ガイド部材としては、前記ガイド管
4の他、ワイヤーなどを利用することもできる。
【0037】
【発明の効果】本発明の装置及び方法によれば、既設管
を破壊することなく確実に撤去していくことができ、既
設管を新管に置き換える工事に容易に応用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る工法の一工程を示す図
である。
【図2】本発明の一実施例に係る工法の一工程を示す図
である。
【図3】本発明の一実施例に係る工法の一工程を示す図
である。
【図4】本発明の一実施例に係る工法の一工程を示す図
である。
【図5】本発明の一実施例に係る工法の一工程を示す図
である。
【図6】本発明の一実施例に係る工法の一工程を示す図
である。
【図7】本発明の一実施例に係る工法の一工程を示す図
である。
【図8】本発明の一実施例に係る工法の一工程を示す図
である。
【図9】本発明の一実施例に係る工法の一工程を示す図
である。
【図10】本発明の一実施例に係る工法の一工程を示す
図である。
【図11】本発明の一実施例の装置におけるガイド管の
断面図である。
【図12】本発明の一実施例の装置における牽引ジャッ
キの平面図である。
【図13】本発明の一実施例の装置における牽引ジャッ
キの正面図である。
【図14】本発明の一実施例の装置におけるガイド管保
持具近傍の断面図である。
【図15】本発明の一実施例の装置におけるガイド管保
持具の正面図である。
【図16】本発明の一実施例の装置における押引管の正
面図である。
【図17】本発明の一実施例の装置における押引管の側
面図である。
【図18】本発明の一実施例の装置における推進管保持
具の伸展状態を示す正面図である。
【図19】本発明の一実施例の装置における推進管保持
具の縮退状態を示す正面図である。
【符号の説明】
3 既設管 4 ガイド部材としてのガイド管 14 推進装置 20 推進管 22 押引管 30 推進管保持具 41 ガイド部材保持具としてのガイド管保持具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 591036675 株式会社永澤工業 千葉県千葉市花見川区千種町164番地 (72)発明者 芦野 勝邦 神奈川県茅ケ崎市高田3−1−2 (56)参考文献 特開 平2−178496(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 9/06 311

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設管内に張設される長体状のガイド部
    材と、前記既設管を推進管の内部に包み込むように推進
    する推進装置と、前記推進装置に着脱自在に連動連結さ
    れるとともに前記ガイド部材を外挿して設けられる押引
    管と、前記押引管の外周に設けられ、前記推進管の内面
    側に当接することにより推進時には前記推進管を前記ガ
    イド部材に沿って案内するとともに、既設管を後方へ引
    抜く前記推進装置の後退時には既設管内に入って所定の
    力で該既設管の内面に当接する推進管保持具とを具備す
    る既設管の撤去装置。
  2. 【請求項2】 前記既設管内の略中央に前記ガイド部材
    を支えるガイド部材保持具が、ガイド部材に沿って移動
    自在となるように前記推進機の前方に設けられ、該ガイ
    ド部材保持具は、前記推進機により前方に押される前記
    押引管によって前方に押されて移動していくように構成
    された請求項1記載による既設管の撤去装置。
  3. 【請求項3】 既設管内に長体状のガイド部材を張設す
    る工程と、推進管の内面側と前記ガイド部材の間に推進
    管保持具を介装させて推進方向を前記ガイド部材に沿っ
    て規制しながら、前記既設管を推進管の内部に包み込む
    ように推進装置を推進させる工程と、前記推進管保持具
    を一番手前の既設管内に入れて所定の力でその内面に当
    接させ、推進機の後退によって前記既設管を引き抜く工
    程とを有する既設管の撤去方法。
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