JP2812635B2 - ポリマーの混練方法 - Google Patents
ポリマーの混練方法Info
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- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
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- B29C48/625—Screws characterised by the ratio of the threaded length of the screw to its outside diameter [L/D ratio]
-
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- B29C48/40—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders using two or more parallel screws or at least two parallel non-intermeshing screws, e.g. twin screw extruders
- B29C48/405—Intermeshing co-rotating screws
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子量ポリマーと低
分子量ポリマーとを混練押出機に供給して混練する方法
に関するものである。
分子量ポリマーとを混練押出機に供給して混練する方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高分子量ポリマーと低分子量ポリ
マーとを混合して合成樹脂の物性の改質を行う場合に
は、予めこれらを混合機等で個体混合し混練押出機に供
給する方法か、あるいは別々の供給フィーダーから直接
これらのポリマーを混練押出機中に供給する方法が採用
されており、高分子量ポリマー及び低分子量ポリマーは
混練押出機中で熔融、混練、分散させられている。
マーとを混合して合成樹脂の物性の改質を行う場合に
は、予めこれらを混合機等で個体混合し混練押出機に供
給する方法か、あるいは別々の供給フィーダーから直接
これらのポリマーを混練押出機中に供給する方法が採用
されており、高分子量ポリマー及び低分子量ポリマーは
混練押出機中で熔融、混練、分散させられている。
【0003】しかしながら、このような方法で高分子量
ポリマーと低分子量ポリマーとを混合する場合、低分子
量ポリマーが先に熔融し、このため混練押出機中のブレ
ンドポリマーの粘度が著しく低下し、混練押出機の剪断
力が激減する。このため、高分子量ポリマーが未熔融物
となって製品中に残留し、ブツやフィッシュアイ等を生
成した。
ポリマーと低分子量ポリマーとを混合する場合、低分子
量ポリマーが先に熔融し、このため混練押出機中のブレ
ンドポリマーの粘度が著しく低下し、混練押出機の剪断
力が激減する。このため、高分子量ポリマーが未熔融物
となって製品中に残留し、ブツやフィッシュアイ等を生
成した。
【0004】このような問題を解消するため、特開昭5
3−111362号公報では、互いに独立した2軸混練
押出機の各供給熔融部に、それぞれ高分子量ポリマーと
低分子量ポリマーとを別個のホッパーから独立に供給
し、それぞれのスクリューで各ポリマーを熔融させた
後、混練押出機の先端部において両ポリマーを合流させ
押出成形する方法が提案されている。
3−111362号公報では、互いに独立した2軸混練
押出機の各供給熔融部に、それぞれ高分子量ポリマーと
低分子量ポリマーとを別個のホッパーから独立に供給
し、それぞれのスクリューで各ポリマーを熔融させた
後、混練押出機の先端部において両ポリマーを合流させ
押出成形する方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、高分子量ポリマーと低分子量ポリマーが
混合される部分が混練押出機の先端部分であり、高分子
量ポリマーと低分子量ポリマーとを分散して充分に均質
に混合することができないという問題があった。
うな方法では、高分子量ポリマーと低分子量ポリマーが
混合される部分が混練押出機の先端部分であり、高分子
量ポリマーと低分子量ポリマーとを分散して充分に均質
に混合することができないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、このような従来の問題点
を解消し、高分子量ポリマーの未熔融物が残留すること
なく、かつ高分子量ポリマーと低分子量ポリマーとを均
質に熔融分散し混練することのできる混練方法を提供す
ることにある。
を解消し、高分子量ポリマーの未熔融物が残留すること
なく、かつ高分子量ポリマーと低分子量ポリマーとを均
質に熔融分散し混練することのできる混練方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の混練方法は、高
分子量ポリマーと低分子量ポリマーとを混練押出機に供
給して混練する方法であり、高分子量ポリマーを熔融さ
せ、熔融した高分子量ポリマー中に熔融した低分子量ポ
リマーを供給することによって、低分子量ポリマーのま
わりを高分子量ポリマーが包合した棒状の形態とし、こ
の棒状の形態で混練押出機に供給して、高分子量ポリマ
ーと低分子量ポリマーとを混練することを特徴としてい
る。
分子量ポリマーと低分子量ポリマーとを混練押出機に供
給して混練する方法であり、高分子量ポリマーを熔融さ
せ、熔融した高分子量ポリマー中に熔融した低分子量ポ
リマーを供給することによって、低分子量ポリマーのま
わりを高分子量ポリマーが包合した棒状の形態とし、こ
の棒状の形態で混練押出機に供給して、高分子量ポリマ
ーと低分子量ポリマーとを混練することを特徴としてい
る。
【0008】本発明において用いられる高分子量ポリマ
ー及び低分子量ポリマーは、分子量10万を境にしてこ
れよりも分子量の高いものを高分子量ポリマーといい、
これよりも分子量の低いものを低分子量ポリマーとい
う。一般に用いられる高分子量ポリマーとしては、LD
PEでは分子量10万〜300万、PPでは15万〜5
0万、PSでは20万〜500万程度のものである。ま
た一般に用いられる低分子量ポリマーとしては、LDP
Eでは1000〜5万、PPでは5000〜5万、PS
では1000〜5万程度のものである。
ー及び低分子量ポリマーは、分子量10万を境にしてこ
れよりも分子量の高いものを高分子量ポリマーといい、
これよりも分子量の低いものを低分子量ポリマーとい
う。一般に用いられる高分子量ポリマーとしては、LD
PEでは分子量10万〜300万、PPでは15万〜5
0万、PSでは20万〜500万程度のものである。ま
た一般に用いられる低分子量ポリマーとしては、LDP
Eでは1000〜5万、PPでは5000〜5万、PS
では1000〜5万程度のものである。
【0009】本発明において混練する高分子量ポリマー
及び低分子量ポリマーは互いに同種のポリマーであって
もよいし、異種のポリマーであってもよい。また本発明
において混練するポリマーは2種類に限定されるもので
はなく、分子量の異なるポリマーを3種類以上混練する
場合にも本発明を適用することができる。例えば分子量
の異なる3種類のポリマーを混練する場合には、分子量
の最も低いポリマーのまわりを次に分子量の高いポリマ
ーが包合し、このポリマーのまわりをさらに最も分子量
の高いポリマーが包合する棒状の形態として混練押出機
に供給する。
及び低分子量ポリマーは互いに同種のポリマーであって
もよいし、異種のポリマーであってもよい。また本発明
において混練するポリマーは2種類に限定されるもので
はなく、分子量の異なるポリマーを3種類以上混練する
場合にも本発明を適用することができる。例えば分子量
の異なる3種類のポリマーを混練する場合には、分子量
の最も低いポリマーのまわりを次に分子量の高いポリマ
ーが包合し、このポリマーのまわりをさらに最も分子量
の高いポリマーが包合する棒状の形態として混練押出機
に供給する。
【0010】本発明において、混練押出機に供給する低
分子量ポリマーのまわりを高分子量ポリマーが包合した
棒状の樹脂混合物の直径は、特に限定されるものではな
いが、5〜20mmの範囲であることが好ましい。ま
た、低分子量ポリマー部分の径及び高分子量ポリマー部
分の厚みは、高分子量ポリマーと低分子量ポリマーの混
合比率により定まるものである。
分子量ポリマーのまわりを高分子量ポリマーが包合した
棒状の樹脂混合物の直径は、特に限定されるものではな
いが、5〜20mmの範囲であることが好ましい。ま
た、低分子量ポリマー部分の径及び高分子量ポリマー部
分の厚みは、高分子量ポリマーと低分子量ポリマーの混
合比率により定まるものである。
【0011】
【作用】本発明では、低分子量ポリマーのまわりを高分
子量ポリマーが包合した棒状の形態の樹脂混合物を混練
押出機に供給して、高分子量ポリマーと低分子量ポリマ
ーとを混練している。一般に熔融しにくい高分子量ポリ
マーを外側に配置した棒状の形態で供給しているため、
低分子量ポリマーが熔融する際にはすでに高分子量ポリ
マーが熔融しており、またシリンダー壁面に低分子量ポ
リマーが付着してスリップを生じることもないので、従
来のように高分子量ポリマーが未熔融物として残存する
ことはない。
子量ポリマーが包合した棒状の形態の樹脂混合物を混練
押出機に供給して、高分子量ポリマーと低分子量ポリマ
ーとを混練している。一般に熔融しにくい高分子量ポリ
マーを外側に配置した棒状の形態で供給しているため、
低分子量ポリマーが熔融する際にはすでに高分子量ポリ
マーが熔融しており、またシリンダー壁面に低分子量ポ
リマーが付着してスリップを生じることもないので、従
来のように高分子量ポリマーが未熔融物として残存する
ことはない。
【0012】また本発明では、混練押出機に供給される
際に、高分子量ポリマーと低分子量ポリマーとが棒状の
形態で分散されており、上記公報に開示された従来技術
のように、分散不良を生じることはない。
際に、高分子量ポリマーと低分子量ポリマーとが棒状の
形態で分散されており、上記公報に開示された従来技術
のように、分散不良を生じることはない。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の混練方法に従うポリマーブ
レンド押出機成形装置の一例を示す概略構成図である。
図1に示すように、粉体の高分子量ポリマーaは、重量
式フィーダー1から押出機3の上流側に設けられた供給
部2から押出機3のシリンダー内に供給される。供給さ
れた高分子量ポリマーaは熔融された後、押出機3の下
流側先端に設けられた樹脂分配装置4に送られる。
レンド押出機成形装置の一例を示す概略構成図である。
図1に示すように、粉体の高分子量ポリマーaは、重量
式フィーダー1から押出機3の上流側に設けられた供給
部2から押出機3のシリンダー内に供給される。供給さ
れた高分子量ポリマーaは熔融された後、押出機3の下
流側先端に設けられた樹脂分配装置4に送られる。
【0014】一方、低分子量ポリマーbは加熱熔融装置
5で熔融された後、エアポンプ6が設けられた供給アダ
プター7内を通り、上記樹脂分配装置4に供給される。
低分子量ポリマーbをギアポンプ6まで良好に供給でき
ない場合には、加熱熔融装置5内を不活性ガス等で加圧
してもよい。
5で熔融された後、エアポンプ6が設けられた供給アダ
プター7内を通り、上記樹脂分配装置4に供給される。
低分子量ポリマーbをギアポンプ6まで良好に供給でき
ない場合には、加熱熔融装置5内を不活性ガス等で加圧
してもよい。
【0015】図2は、押出機3の先端部に設けられた樹
脂分配装置4を示す断面図である。また図3は、図2に
示すA−A線に沿う断面図である。図2及び図3を参照
して、押出機3内を熔融し供給されてきた高分子量ポリ
マーaは、供給アダプター11を通り、排出アダプター
13へ供給される。
脂分配装置4を示す断面図である。また図3は、図2に
示すA−A線に沿う断面図である。図2及び図3を参照
して、押出機3内を熔融し供給されてきた高分子量ポリ
マーaは、供給アダプター11を通り、排出アダプター
13へ供給される。
【0016】図2及び図3に示されるように、排出アダ
プター13の中央部には、低分子量ポリマー供給ノズル
12が設けられており、樹脂分配装置4に供給された低
分子量ポリマーbは、この低分子量ポリマー供給ノズル
12内に供給される。また高分子量ポリマーaは図3に
示すように、排出アダプター13において低分子量ポリ
マー供給ノズル12の両側に設けられた高分子量ポリマ
ー供給孔14を通り、樹脂分配装置4内に供給される。
従って、樹脂分配装置4内に供給された高分子量ポリマ
ーaの中に低分子量ポリマー供給ノズル12から低分子
量ポリマーbが供給される。このため、樹脂分配装置4
の排出口4aから排出される際には、図4に示すよう
に、低分子量ポリマーbのまわりを高分子量ポリマーa
が包合した棒状の形態の樹脂混合物20となる。
プター13の中央部には、低分子量ポリマー供給ノズル
12が設けられており、樹脂分配装置4に供給された低
分子量ポリマーbは、この低分子量ポリマー供給ノズル
12内に供給される。また高分子量ポリマーaは図3に
示すように、排出アダプター13において低分子量ポリ
マー供給ノズル12の両側に設けられた高分子量ポリマ
ー供給孔14を通り、樹脂分配装置4内に供給される。
従って、樹脂分配装置4内に供給された高分子量ポリマ
ーaの中に低分子量ポリマー供給ノズル12から低分子
量ポリマーbが供給される。このため、樹脂分配装置4
の排出口4aから排出される際には、図4に示すよう
に、低分子量ポリマーbのまわりを高分子量ポリマーa
が包合した棒状の形態の樹脂混合物20となる。
【0017】図1を参照して、図4に示すような樹脂混
合物20の状態で、混練押出機9の供給部8内に樹脂が
供給され、混練押出機9内で分散混練され、混練押出機
9の下流側に設けられたダイス10から、任意の形状で
押出成形される。
合物20の状態で、混練押出機9の供給部8内に樹脂が
供給され、混練押出機9内で分散混練され、混練押出機
9の下流側に設けられたダイス10から、任意の形状で
押出成形される。
【0018】以下、図1に示す装置を用いて本発明に従
いポリマーを混練した具体的な実施例及び比較例につい
て説明する。実施例1 重量平均分子量70万の高分子量ポリマー(スチレン7
5重量%、アクリル酸n−ブチル20重量%、メタクリ
ル酸メチル5重量%からなる共重合体)を4kg/Hの
供給量で、重量制御式フィーダー1により押出機3の供
給口2から供給した。
いポリマーを混練した具体的な実施例及び比較例につい
て説明する。実施例1 重量平均分子量70万の高分子量ポリマー(スチレン7
5重量%、アクリル酸n−ブチル20重量%、メタクリ
ル酸メチル5重量%からなる共重合体)を4kg/Hの
供給量で、重量制御式フィーダー1により押出機3の供
給口2から供給した。
【0019】別に重量平均分子量1万の低分子量ポリマ
ー(スチレン350重量部に対し、アクリル酸n−ブチ
ル75重量部、及びメタクリル酸メチル75重量部を共
重合した共重合体)を加熱熔融装置5で熔融した後、ギ
アポンプ6を介して樹脂分配装置4の低分子量供給ノズ
ル12へ4kg/Hの供給量で供給した。
ー(スチレン350重量部に対し、アクリル酸n−ブチ
ル75重量部、及びメタクリル酸メチル75重量部を共
重合した共重合体)を加熱熔融装置5で熔融した後、ギ
アポンプ6を介して樹脂分配装置4の低分子量供給ノズ
ル12へ4kg/Hの供給量で供給した。
【0020】樹脂分配装置4から排出される、図4に示
すような棒状の樹脂混合物を混練押出機9の供給口8か
ら供給し、最終的にダイス10より合成樹脂を得た。混
練押出機3及び混練押出機9の両方ともに、2軸同方向
回転タイプ(口径Dφ30mm,L/D=30)のもの
を使用した。混練押出機9の条件として、シリンダー温
度150℃、スクリュー回転数150rpmとした。
すような棒状の樹脂混合物を混練押出機9の供給口8か
ら供給し、最終的にダイス10より合成樹脂を得た。混
練押出機3及び混練押出機9の両方ともに、2軸同方向
回転タイプ(口径Dφ30mm,L/D=30)のもの
を使用した。混練押出機9の条件として、シリンダー温
度150℃、スクリュー回転数150rpmとした。
【0021】実施例2 実施例1と同様にして合成樹脂を成形した。但し、混練
押出機9の条件としてスクリュー回転数200rpmと
した。
押出機9の条件としてスクリュー回転数200rpmと
した。
【0022】比較例1 実施例1と同様の高分子量ポリマー及び低分子量ポリマ
ーを粉体の状態で混合し、この混合物をそれぞれが4k
g/H、すなわち合計で8kg/Hの供給量となるよう
に、混練押出機9の供給口8から一括して投入し、最終
的にダイス10より合成樹脂を得た。
ーを粉体の状態で混合し、この混合物をそれぞれが4k
g/H、すなわち合計で8kg/Hの供給量となるよう
に、混練押出機9の供給口8から一括して投入し、最終
的にダイス10より合成樹脂を得た。
【0023】以上のようにして得られた実施例1,2及
び比較例1の合成樹脂を外観評価し、その結果を表1に
示した。またGPCによる抜き取りの分子量分布の評価
を行った。結果を表1に示す。
び比較例1の合成樹脂を外観評価し、その結果を表1に
示した。またGPCによる抜き取りの分子量分布の評価
を行った。結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】表1に示されるように、本発明に従い混練
された実施例1,2の合成樹脂は、外観評価における分
散性において良好であり、かつGPCによる抜き取り分
子量分布においてもばらつきが少なく、均質に混練され
ている。これに対し、比較例1で得られた合成樹脂は、
未熔融物が残存しており外観評価において不良であり、
かつ抜き取りの分子量分布においてもばらついており不
均質なものであった。
された実施例1,2の合成樹脂は、外観評価における分
散性において良好であり、かつGPCによる抜き取り分
子量分布においてもばらつきが少なく、均質に混練され
ている。これに対し、比較例1で得られた合成樹脂は、
未熔融物が残存しており外観評価において不良であり、
かつ抜き取りの分子量分布においてもばらついており不
均質なものであった。
【0026】
【発明の効果】本発明に従えば、低分子量ポリマーのま
わりを高分子量ポリマーが包合した棒状の形態で混練押
出機にポリマーが供給されるため、従来のように混合に
際して低分子量ポリマーによりシリンダー壁面との間で
スリップを生じることがなく、混練に必要なスクリュー
回転による剪断力を得ることができる。従って、高分子
量ポリマーが未熔融物として残留することなく、十分に
熔融混練される。
わりを高分子量ポリマーが包合した棒状の形態で混練押
出機にポリマーが供給されるため、従来のように混合に
際して低分子量ポリマーによりシリンダー壁面との間で
スリップを生じることがなく、混練に必要なスクリュー
回転による剪断力を得ることができる。従って、高分子
量ポリマーが未熔融物として残留することなく、十分に
熔融混練される。
【0027】また、低分子量ポリマーのまわりを高分子
量ポリマーが包合した棒状の形態で混練押出機に供給す
るので、高分子量ポリマー及び低分子量ポリマーを互い
に充分に分散し混練することができ、分散に優れた合成
樹脂を得ることができる。
量ポリマーが包合した棒状の形態で混練押出機に供給す
るので、高分子量ポリマー及び低分子量ポリマーを互い
に充分に分散し混練することができ、分散に優れた合成
樹脂を得ることができる。
【図1】本発明に従う混練方法の成形装置の一例を示す
概略構成図。
概略構成図。
【図2】図1に示す混練装置における樹脂分配装置を示
す断面図。
す断面図。
【図3】図2に示すA−A線に沿う断面図。
【図4】図1に示す成形装置において混練押出機に供給
される棒状の形態の樹脂混合物を示す斜視図。
される棒状の形態の樹脂混合物を示す斜視図。
1…重量式フィーダー 2…高分子量ポリマーの供給口 3…高分子量ポリマー熔融用の押出機 4…樹脂分配装置 5…低分子量ポリマー熔融用の加熱装置 6…ギアポンプ 7…低分子量ポリマー供給アダプター 8…混練押出機の供給口 9…混練押出機 10…ダイス 11…高分子量ポリマー供給用アダプター 12…低分子量ポリマー供給ノズル 13…排出アダプター 14…高分子量ポリマー排出孔
Claims (1)
- 【請求項1】 高分子量ポリマーと低分子量ポリマーと
を混練押出機に供給して混練する方法であって、 前記高分子量ポリマーを熔融させ、熔融した高分子量ポ
リマー中に熔融した前記低分子量ポリマーを供給するこ
とによって、低分子量ポリマーのまわりを高分子量ポリ
マーが包合した棒状の形態とし、この棒状の形態で混練
押出機に供給して、高分子量ポリマーと低分子量ポリマ
ーとを混練することを特徴とする、ポリマーの混練方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092907A JP2812635B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | ポリマーの混練方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092907A JP2812635B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | ポリマーの混練方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06297450A JPH06297450A (ja) | 1994-10-25 |
JP2812635B2 true JP2812635B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=14067561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5092907A Expired - Lifetime JP2812635B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | ポリマーの混練方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2812635B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP5092907A patent/JP2812635B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06297450A (ja) | 1994-10-25 |
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