JP2812158B2 - パッケージ搬送システム - Google Patents

パッケージ搬送システム

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JP2812158B2
JP2812158B2 JP5235743A JP23574393A JP2812158B2 JP 2812158 B2 JP2812158 B2 JP 2812158B2 JP 5235743 A JP5235743 A JP 5235743A JP 23574393 A JP23574393 A JP 23574393A JP 2812158 B2 JP2812158 B2 JP 2812158B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、延伸仮撚機等で加工さ
れた合繊パッケージ等のパッケージを搬送しながら検査
等を施すパッケージ搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば延伸仮撚機は、紡糸工場からの給
糸パッケージの供給を受け、延伸仮撚加工を施し、合繊
パッケージに巻き上げる。この合繊パッケージの玉揚は
オートドッファーにより自動的に行われる。このオート
ドッファーは、巻取中の糸を切り、その糸端を吸い込む
状態にし、合繊パッケージを延伸仮撚機の周囲に装備さ
れたパッケージキャリアに移載し、代わりに空紙管を装
着し、糸掛け及びバンチ巻きを施すものである。パッケ
ージキャリアに移載された合繊パッケージは延伸仮撚機
のドライブエンドまで自動的に搬送され、移載装置によ
り予め用意されたピントラック等に移載される。
【0003】このようにピントラックに移載された合繊
パッケージは、所定場所まで運ばれた後に、検査工程及
び梱包工程を経て出荷される。
【0004】ところで、延伸仮撚機上がりの合繊パッケ
ージの加工程度は均一なものとは限らず、各錘の機械的
条件や設定条件の差異に起因して未解撚部分等が多発す
る合繊パッケージが含まれることがある。この未解撚部
分の出現は一定の周期で出現することが多く、布にする
と未解撚部分の存在とその程度が一目瞭然に判る。
【0005】そこで、各合繊パッケージから一定量の糸
を採取し、この糸を順次糸継ぎして連続糸にし、これを
筒編機で試験編みし、この試編布によって未解撚部分の
多い不良パッケージの有無を調べることが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この合繊パ
ッケージからの糸の採取と試編機への供給は手作業によ
り行われていた。すなわち、試編機まで合繊パッケージ
をピントラックごと運び、ピンに掛けられた個々の合繊
パッケージの糸の所定量(50m程度)を手で試編機の
フィーダーに繰り込み、切断した後の糸端を次の合繊パ
ッケージに糸継ぎするという手作業が行われていた。そ
のため、普通の工場のワンロット分の合繊パッケージか
ら糸の採取と試編みを完了するのに、4人ががりで8時
間も要するという問題点を有していた。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、パッケージからの糸のサンプリングが自動的に
行われるパッケージ搬送システムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するパッ
ケージ搬送システムは、パッケージを挿入したトレイが
搬送される搬送ラインにサンプリングステーションを設
け、このサンプリングステーションに糸継装置を設け、
前記サンプリングステーションに試編機を接続したパッ
ケージ搬送システムであって、前記試編機に至る糸を切
断して、前記試編機側の糸を保持するクランプカッター
と、前記トレイのパッケージから解舒される糸を吸引し
て前記糸継装置に導入する移動自在なサッカーとを設
け、前記サッカーで吸引されたパッケージからの糸と前
記クランプカッターで保持された試編機側の糸とを前記
糸継装置により糸継ぎし、前記パッケージから所定量の
糸を取り込んだ後に前記クランプカッターで糸を切って
試編機側の糸を保持するようにしたことを特徴とするパ
ッケージ搬送システムである。
【0009】
【作用】トレイに挿入されたパッケージがサンプリング
ステーションに向けて搬送されると、パッケージ表層の
糸を解舒してサッカーに吸引させ、サッカーを移動させ
て糸を糸継装置に向けて運ぶ。試編機側の糸がクランプ
カッターで保持されているため、前記サッカーで吸引さ
れるパッケージ側の糸を糸継装置に導入すると、試編機
側の糸とパッケージ側の糸を糸継ぎすることができる。
そして、所定量の糸をパッケージから試編機に取り込ん
だ後は、前記クランプカッターでパッケージ側の糸を切
り離すとともに前記試編機側の糸を保持するとともに、
糸の取り込みが終了したパッケージはサンプリングステ
ーションから排出される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は、本発明のパッケージ搬送システ
ムの機器配置図であり、図2は、パッケージ搬送システ
ムの要部の正面図であり、図3は、パッケージ搬送シス
テムの要部の側面図である。
【0011】図1において、1は、四角形で循環可能な
搬送ラインであり、2は、バイパスラインである。この
搬送ライン1とバイパスライン2はコンベアを接続した
ものであり、その上を合繊パッケージを載せることがで
きるペグトレイ3が矢印方向に搬送される。そして、コ
ンベア上の突出可能なストッパー4,5でペグトレイ3
を所定場所に停止させることもできる。
【0012】この搬送ライン1の搬送方向に沿って、移
載ステーションS0、表層糸解舒ステーションS1、サ
ンプリングステーションS2、表層糸結びステーション
S3、検査ステーションS4、梱包ステーションS5が
順に配設されている。なお、バイパスライン2は検査ス
テーションS4の下流から上流に至るラインであり、検
査ステーションS4で検出された不良な合繊パッケージ
をバイパスライン2に一時的に貯溜し、手直し後の合繊
パッケージを再び搬送ライン1に戻すことができるよう
になっている。
【0013】移載ステーションS0には移載装置10が
設けられ、天井搬送車のキャリア11に保持される合繊
パッケージPを図示されないチャック付ペグ軸に受け取
り、水平姿勢から垂直姿勢に変換し、ペグトレイ3の上
から挿入するように合繊パッケージPを移載するもので
ある。
【0014】図2に示されるように、表層糸解舒ステー
ションS1には、ペグトレイ3の回転装置12と、サク
ションマウス13と、昇降且つ旋回自在なサッカー14
とが設けられている。サクションマウス13は合繊パッ
ケージPの側面に向った細長い開口13aを有して矢印
a方向に吸引可能なものであり、回転装置12でゆっく
り回転する合繊パッケージの表層にくっついている糸端
を吸引するものである。
【0015】サッカー14は旋回レバー14aの先端に
吸引パイプ14bを設けたものであり、旋回レバー14
aは図示されないスライド装置で矢印bのように昇降可
能であると共に、図示されない駆動手段で矢印cのよう
に旋回可能である。実線位置のサッカー14はサクショ
ンマウス13の開口13aの上端付近に吸引パイプ14
bを位置させており、サクションマウス13に吸引され
綾振りしながら解舒される糸が合繊パッケージPの上側
まで綾振りした時に、サクションマウス開口部13aの
糸を吸引して吸引パイプ14bに乗り移らせる。したが
って、サッカー14の吸引力はサクションマウス13の
吸引力より大きく設定されている。そして、サッカー1
4が矢印bのように上昇すると、糸の解舒方向が合繊パ
ッケージPの軸方向となって、合繊パッケージPの回転
とは無関係に急速に解舒され相当量の糸が吸引され図示
されないダストボックスまで運ばれる。さらに、サッカ
ー14が矢印cのように旋回して二点鎖線位置になる
と、次に述べる糸ガイド20と糸継ぎ装置15に糸を導
入できるようになっている。
【0016】図1のサンプリングステーションS2には
糸継装置15が設けられ、このサンプリングステーショ
ンS2に試編機16が接続され、糸継装置15で糸継ぎ
された連続糸は試編機16に導入される。図2に示され
るように、サンプリングステーションS2には、ペグト
レイ3の下側の吸引パイプ17と、標準品質の糸が巻か
れた標準パッケージSPの設置台18と、カラー糸が巻
かれたカラーパッケージCPの設置台19と、糸ガイド
20,21,22と、クランプカッター23,24,2
5などが設けられている。
【0017】また、図3に示されるように、糸継装置1
5の本体15aは糸道の奥側に位置しており、糸継ぎ時
には本体15aの上下に位置する図示されないレバーが
旋回動作で2本の糸の糸端を本体15a内に取り込み、
エアノズルで撚り掛けしフィラメント同志の交絡を作っ
て糸継ぎした後に、余分な糸端をカッターで切断するも
のである。
【0018】サンプリングステーションS2に接続され
る試編機16は、フィーダー27と第1筒編み装置28
と第2筒編み装置29とを備えている。フィーダー27
は糸継ぎ後の糸を巻回するドラムを有し、所定量の糸を
引き込んで貯溜し、筒編み装置28,29に連続的に糸
を供給する。筒編み装置28,29は一本の糸を筒状に
編み上げるものであり、糸の太さで編み目の大きさを変
える必要があるので、細目用の第1筒編み装置28と太
目の第2筒編み装置29とのいずれかが使用される。
【0019】図2に戻り、クランプカッター24,25
は、標準パッケージSP又はカラーパッケージCPから
の糸を切断し、パッケージ側の糸を保持するものであ
り、更に矢印d,eのように移動し、糸継装置15に糸
を導く。クランプカッター23は、合繊パッケージPか
ら試編機16に至る糸を切断し、試編機16側の糸を保
持するものである。そして、合繊パッケージP側の糸は
吸引パイプ17の吸引によりボビンBの頂上から吸わ
れ、ボビンB内に糸端を垂れ下がらせる。
【0020】表層糸結びステーションS3は、ボビン内
の糸端を吸い取って把持し、パッケージ外周に結び目を
作る結び装置30が設けられたものである。
【0021】つぎに、上述したパッケージ搬送システム
の要部の作動を図4乃至図6により説明する。図4及び
図5は合繊パッケージP同士の糸継ぎ工程を示す。図4
(a)において、解舒ステーションS1に新たな合繊パ
ッケージPが供給され、サンプリングステーションS2
では合繊パッケージPが試編機16に向かって引き出さ
れている。解舒ステーションS1に供給された合繊パッ
ケージPは回転装置12でペグトレイ3と共に回転させ
られると共に、サクションマウス13で表層の糸端が吸
い込まれる。吸い込まれた糸端は合繊パッケージPの回
転により綾振りする。
【0022】図4(b)において、サクションマウス1
3で綾振りする糸端はサッカー14に吸い込まれてい
る。そして、サッカー14が矢印bのように上昇する
と、合繊パッケージPの糸は急速に解舒され、相当量の
糸がサッカー14を経て図示されないダストボックスに
捨てられる。このように、相当量の糸を捨てる理由は以
下の通りである。オートドッファで玉揚される際に、玉
揚動作のための機器が糸に触れるために糸端がいたむ恐
れがある。傷付いた糸端を試編みすると正確に品質を評
価されない場合がある。また、延伸仮撚機では、通常巻
取前の糸にオイリング装置によりオイル塗布を施す。し
かし、オートドッファで玉揚する際に、巻取中の糸を切
り、その糸端を吸い込みながら玉揚を行うので、吸い込
む力が弱いとオイリング装置に糸が巻きつく恐れがあ
り、オイリング装置から糸を外してから切断及び吸い込
みを行うようになっている。したがって、糸端はオイリ
ングされない糸であるため、試編みで正確に品質を評価
されない恐れがある。そこで、玉揚で傷つく恐れのある
部分がなく、オイリングされた正規の糸になるまで、サ
ッカー14が吸い込みを行う。
【0023】また、図4(b)のサンプリングステーシ
ョンS2にある合繊パッケージPの糸はクランプカッタ
ー23で切断され、試編機16に至る糸は保持される。
合繊パッケージP側の糸端は吸引パイプ17で引かれて
ボビンB内に吸われて垂れ下がった状態になる。そし
て、図5の如く、解舒ステーションS1の合繊パッケー
ジPがサンプリングステーションS2に移動し、サッカ
ー14に至る糸は糸ガイド20及び糸継装置15に導入
される。そして、クランプカッター23で保持される糸
との糸継ぎが行われ、所定量の糸が試編機16に送り込
まれる図4(a)の状態になる。また、サンプリングス
テーションS2にあった合繊パッケージPは表層糸結び
ステーションS3に移動し、糸結び装置30で結び目3
1が形成される。以上の動作の繰り返しで、多数の合繊
パッケージPから順番に試験編みに必要な糸が試編機1
6に取り込まれる。
【0024】ところで、試験編みの品質を評価する場
合、標準の糸で編んだ布と対比すると簡単に評価でき
る。別の布の対比することもできるが、試編みの途中に
標準を編み込むと対比がし易い。また、各合繊パッケー
ジP毎の試編みの境は糸の継ぎ目の小さな突起を探すこ
とで区別可能であるが、連続する布から継ぎ目を探すの
は容易ではない。そこで、例えば10個毎にカラー糸の
布を編み込むと、10個と判った範囲内での継ぎ目は探
しやすい。
【0025】そのため、図6(a)の標準パッケージS
Pと合繊パッケージPの切り換え、カラーパッケージC
Pと合繊パッケージPの切り換え、標準パッケージSP
とカラーパッケージCPの切り換えがサンプリングステ
ーションS2で行われる。
【0026】図6は合繊パッケージPから標準パッケー
ジSPへの切り換え工程例を示している。図6(a)に
おいて、合繊パッケージPの糸はクランプカッター23
で切断され、試編機16に至る糸は保持される。合繊パ
ッケージP側の糸端は吸引パイプ17でボビンB内に吸
われる。そして、標準パッケージSPを保持するクラン
プカッター24が図示のように上昇して標準糸を糸継装
置15に導く。そして、試編機16に至る糸との糸継ぎ
が行われる。
【0027】そして、図6(b)のように、標準パッケ
ージSPからの糸の所定量が試編機16に取り込まれ
る。なお、試編みに必要な糸が取り込まれた合繊パッケ
ージPは矢印fのように排出される。つぎに、図6
(c)のように、新たな合繊パッケージPが矢印gのよ
うに送り込まれ、前述した要領で糸端が糸継装置15に
導入される。同時に標準パッケージSPの糸はクランプ
カッター24で切断され、保持されている。そして、試
編機16に至る標準糸と新たな合繊パッケージPの糸と
が糸継ぎされ、合繊パッケージPからの糸の取り込みが
行われる。
【0028】なお、合繊パッケージPからカラーパッケ
ージCPへの切り換えや、標準パッケージSPとカラー
パッケージCP間の切り換えも同様に行われる。また、
カラーパッケージCPの切り換えは各合繊パッケージ毎
に行うこともできる。
【0029】ところで、筒編みした場合に、合繊パッケ
ージP同士の境及び標準パッケージSPと合繊パッケー
ジPの境は、糸の継ぎ目で判断することになる。この継
ぎ目を明瞭にする方法を図7により説明する。図におい
て、継ぎ目32の走行方向上流のテイル33は出来るだ
け短く切断されているが、走行方向下流のテイル34は
長く垂れ下がっている。この状態の糸を編み込むと、編
み目における継ぎ目が点ではなく線として膨れて見え、
簡単に識別できる。
【0030】上述した試験編みの状態例を図8の展開図
で説明する。カラー35から標準36までに10個の合
繊パッケージ分の糸が編み込まている。カラー35の存
在で不良な部分が何番目にあるかを目分量で簡単に数え
ることができ、各合繊パッケージの糸の継ぎ目は長いテ
イルを有するため編み目の継ぎ目37も長くなって簡単
に識別できる。そして、標準36との比較で不良な部分
があると、その番号を数え、不良なパッケージを特定す
る。なお、図1のペグトレイ3にはバーコードのような
IDが付されており、不良なパッケージの番号を入力す
ると、この不良パッケージは自動的に検査ステーション
S4で識別されバイパスライン2に排出される。
【0031】さらに、上述した合繊処理ラインが含まれ
る延伸仮撚機試験工場のレイアウト例を図9により説明
する。50は給糸開梱ステーション、51は延伸仮撚
機、52は合繊搬送ラインである。そして、延伸仮撚機
51には、給糸交換装置53とパッケージキャリア54
が配設されている。そして、給糸開梱ステーション50
と、パッケージキャリア54の端のステーション54a
と、給糸交換装置53のホームポジション横のステーシ
ョン53aと、合繊処理ライン52の移載ステーション
S0とは天井レール55で結ばれ、二台の天井搬送車5
6,57がこの天井レール55を走行自在である。天井
搬送車56は延伸仮撚機51上がりの合繊パッケージを
合繊搬送ラインに搬送する。天井搬送車57は給糸パッ
ケージP′を延伸仮撚機51に対する給糸交換装置53
に供給する。以上のレイアウトによると、延伸仮撚機か
らの合繊パッケージは自動的に合繊搬送ラインで検査梱
包されるまでの間に、試編みによる検査も行われる。
【0032】なお、上述したサンプリングによる検査
は、試編みに限らず、テキストヤーンテスターによる捲
縮度の検査や、糸の強伸度等の検査を、上述のように多
数のパッケージからサンプリングされた連続糸で行うこ
とができる。従って、検査の対象となるパッケージも合
繊パッケージに限らず紡績糸のパッケージでもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明のパッケージ搬送システムは上述
のように、搬送ラインに沿ってトレイで搬送されるパッ
ケージの一個一個毎に、サンプリングができるシステム
である。そのため、個々に独立して搬送されるトレイを
使った搬送システムでは、サンプリングステーションに
ランダムにパッケージが送られてくるが、サンプリング
ステーションでサンプリングが完了すると、次のパッケ
ージを待つことなく、サンプリングが終了したパッケー
ジをサンプリングステーションから排出できる。したが
って、次の梱包工程に必要な数のパッケージを処理する
ような場合、次に送られてくるパッケージとの連続性を
絶つことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパッケージ搬送システムの機器配置図
である。
【図2】本発明のパッケージ搬送システムの要部の正面
図である。
【図3】本発明のパッケージ搬送システムの要部の側面
図である。
【図4】合繊パッケージ間の切り換え工程図である。
【図5】合繊パッケージ間の切り換え工程図である。
【図6】合繊パッケージと標準パッケージ等の切り換え
工程図である。
【図7】糸継ぎ状態図である。
【図8】試編みされた布の展開図である。
【図9】本発明のパッケージ搬送システムが組み込まれ
た試験工場のレイアウト図である。
【符号の説明】
1 搬送ライン 15 糸継装置 16 試編機 27 フィーダー S2 サンプリングステーション

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージを挿入したトレイが搬送され
    る搬送ラインにサンプリングステーションを設け、この
    サンプリングステーションに糸継装置を設け、前記サン
    プリングステーションに試編機を接続したパッケージ搬
    送システムであって、 前記試編機に至る糸を切断して、前記試編機側の糸を保
    持するクランプカッターと、前記トレイのパッケージか
    ら解舒される糸を吸引して前記糸継装置に導入する移動
    自在なサッカーとを設け、前記サッカーで吸引されたパ
    ッケージからの糸と前記クランプカッターで保持された
    試編機側の糸とを前記糸継装置により糸継ぎし、前記パ
    ッケージから所定量の糸を取り込んだ後に前記クランプ
    カッターで糸を切って試編機側の糸を保持するようにし
    たことを特徴とするパッケージ搬送システム。
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