JP2811764B2 - 衛生機器用配管ユニット - Google Patents

衛生機器用配管ユニット

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JP2811764B2
JP2811764B2 JP17515789A JP17515789A JP2811764B2 JP 2811764 B2 JP2811764 B2 JP 2811764B2 JP 17515789 A JP17515789 A JP 17515789A JP 17515789 A JP17515789 A JP 17515789A JP 2811764 B2 JP2811764 B2 JP 2811764B2
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pipe
unit
piping
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sanitary
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宣文 山縣
邦保 松尾
長司 菅原
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は衛生機器用配管ユニットのシリーズ化に関す
る。
(従来の技術) 第4図(a)〜(d)は従来の衛生機器用配管ユニッ
トを示す。
配管ユニットは、工場において形鋼組みした枠体に予
め給水管及び雑排水管を介設し、カウンタを載せ、前面
パネルを取付け、この前面パネルに所望衛生機器を取付
けて後に、建設現場へ送り出すことを目的として創案さ
れたものであり、現場工事の工期短縮及び簡略化に寄与
する。
第4図(a)は大便器用配管ユニット100を示し、枠
体101の内部に通気管102と、給水管103と汚水管104とが
介設されている。
105はカウンタ、106は前面パネル、107は大便器であ
る。
第4図(b)は洗面器用配管ユニット110を示し、枠
体111の内部に通気管112、給水管113、給湯管114、返湯
管115及び雑排水管116が介設されている。
117はカウンタ、118は前面パネル、119は洗面器であ
る。
第4図(c)はシンク用配管ユニット120を枠体121の
内部に給水管122と雑排水管123とが介設されている。
124はカウンタ、125は前面パネル、126はシンクであ
る。
第4図(d)は小便器用配管ユニット130を示し、枠
体131の内部に給水管132、通気管133及び汚水管134が介
設されている。
135はカウンタ、136は前面パネル、137は小便器であ
る。
上記各配管ユニット100〜130は、支承する衛生機器に
よって枠体101〜131の高さや巾即ち断面寸法が変り、且
つ衛生機器に必要な配管類が枠体101〜131内に介設され
ている。それら配管類は第4図(a)〜(d)に示した
ように配管レベルはまちまちである。
(発明が解決しようとする課題) 上記配管ユニットは同種類を、多数配設するに好適で
あって、オフィスビルやデパート内の多人数向トイレル
ームを構成するには組付工事を容易に出来る。
しかし、比較的少人数向トイレルームでは、大便器、
小便器、シンク、洗面ルームなどを1個ずつ壁面に沿っ
て設置する場合が少なくない。
従来の配管ユニットは衛生機器を基準に配管レベルを
決めているため、このように異種類の配管ユニットを並
べる時には、配管をフレキシブルホースで接続する必要
があり接続工事は極めて難しく、工期が長くなる。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決すべく本発明は、請求項1では、大
便器、小便器、シンク若しくは洗面器からなる衛生機器
からなる衛生機器を支承する枠体の内部に、これ等の衛
生機器の配管類を介設する衛生機器用配管ユニットにお
いて、配管ユニットは、取付高さが高低異なる複数種類
の衛生機器毎に、単一の衛生機器を個別に支承するよう
に衛生機器毎に複数種類形成され、各配管ユニットの高
さは、該配管ユニットに支承する種類の衛生機器毎に高
さが異なり、各配管ユニットの各枠体は、前記複数種類
の衛生機器の為の配管の全てを同時に貫通せしめるだけ
の断面積を有し、且つその各枠体で支承する衛生機器毎
の配管のみを各枠体内に低い配管ユニットのレベルに合
せて予め収納、設置し、高さが異なる複数の配管ユニッ
トを隣接して並設した際、配管ユニットの低いもののレ
ベルに合せて各配管ユニットの配管を、隣接する配管ユ
ニット相互間に貫通、設置するように構成したことを特
徴とする。
請求項2では、請求項1において、配管類は、通気
管、給水管、給湯管、返湯管、脱臭管、雑排水管及び汚
水管であることを特徴とする。
(作用) 配管ユニットには、支承する衛生機器に応じた配管類
のみが枠体内に介設されて工場から出荷される。
据付現場では、支承する衛生機器が異なり、従って高
さが異なる配管ユニットを隣接し、配管を隣りの配管ユ
ニットの配管に接続するか、または隣りの配管ユニット
の枠体内空間を貫通させて配管工事を実施する。
(実施例) 本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に説明す
る。
第1図は本発明に係る大便器用配管ユニットの断面図
である。大便器配管ユニット1は、後述するように大便
器5を前面パネル4の前面に取付け、大便器5は使用者
が座って使用するので、該大便器配管ユニット1の高さ
は後述する洗面器用配管ユニット21(図1と図2を参
照。又図3参照)よりも低い。大便器用配管ユニット1
は枠体2にカウンタ3と前面パネル4とを取付け、この
前面パネルに大便器5を取付けるとともに、枠体内に通
気管6、給水管7及び汚水管8を介設し、給水管7を大
便器5の給水孔5aに結合し、大便器5の汚水孔5bを汚水
管8に接続したものである。なお、前記汚水管8は大便
や小便を流す管路であって、一般の雑排水管とは区別さ
れている。
上記配管ユニット1には、脱臭管12、通気管6、給水
管7及び汚水管8の他に、想像線で示す給湯管9、返湯
管10及び雑排水管11が貫通しうる空間が確保されている
ことを特徴とする。
第2図は本発明に係る洗面器用配管ユニットの洗面器
用配管ユニット21は、後述するように洗面器25を前面パ
ネル24の前面に取付け、洗面器25は使用者が立った状態
で使用するので、該洗面器用配管ユニット21の高さは前
述の大便器用配管ユニット1(図1と図2を参照。又図
3参照)よりも背が高い。洗面器用配管ユニット1は枠
体22にカウンタ23と前面パネル24とを取付け、この前面
パネルに洗面器25を取付けるとともに、枠体内に通気管
26、給水管27、給湯管29、返湯管30及び雑排水管31を介
設し、給水管27及び給湯管29を混合水栓33に接続し、洗
面器25の排水を雑排水管31で排出するようにしている。
上記配管ユニット21には前記した通気管26、給水管2
7、給湯管29、返湯管30及び雑排水管31の他に想像線で
示す汚水管28及び脱臭管32を貫通可能にする空間が確保
されている。以上の如く構成した大便器用配管ユニット
と洗面器用配管ユニットの作用を次に述べる。
第3図は作用説明図であり、大便器用配管ユニット1
の右に洗面器用配管ユニット21を並べた状態を示す。
第3図に示すように大便器用配管ユニット1を図の左
側に、洗面器用配管ユニット21を図の右側に並べて配置
し、図で明示したように、各配管ユニット1,21は、前述
の理由で大便器用配管ユニット1の背は低く、洗面器用
配管ユニット21の背は高い。このように、各配管ユニッ
ト1,21を共通の床、及び壁に配置した場合、高さに高低
差がある。
大便器用配管ユニット1の枠体2と洗面器用配管ユニ
ット21の枠体22を共通な床及び壁に沿って仮置きする。
洗面器用配管ユニット21の通気管26と給水管27の左端
部とを大便器用配管ユニット1の通気管6と給水管7と
に接続する。これらの配管レベル及び枠体2,22の背面か
らの位置即ち断面位置が夫々同一であって、同種類の配
管相互を例えばソケットS1,S2を用いて容易に接続でき
る。
そして、建物の都合で図面左方へ配管類を引き出すと
すれば、洗面器用配管ユニット21の給湯管29、返湯管30
及び雑排水管31を図左方へ真直ぐ延長する。この延長配
管は大便器用配管ユニット1の枠体2内に確保されてい
た空間を貫通する。
一方、建物の都合で図面右方へ配管類を引き出す必要
があれば、大便器用配管ユニット1の通気管6及び給水
管7を同一断面位置にある洗面器用配管ユニット21の通
気管26及び給水管27に接続し、且つ汚水管8及び脱臭管
12を延長して洗面器用配管ユニット21内の空間を貫通さ
せれば良い。
以上は大便器用配管ユニット1と洗面器用配管ユニッ
ト21を並設する例を述べたが他の小便器用配管ユニット
やシンク用配管ユニットも内部に同一断面に配管類若し
くは配管貫通用空間を設けてあるので、これらを自在に
並設し、配管類を真直ぐに接続若しくは貫通させること
が可能である。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、大便器、小便器、
シンク若しくは洗面器からなる衛生機器からなる衛生機
器を支承する枠体の内部に、これ等の衛生機器の配管類
を介設する衛生機器用配管ユニットにおいて、配管ユニ
ットは、取付高さが高低異なる複数種類の衛生機器毎
に、単一の衛生機器を個別に支承するように衛生機器毎
に複数種類形成され、各配管ユニットの高さは、該配管
ユニットに支承する種類の衛生機器毎に高さが異なり、
各配管ユニットの各枠体は、前記複数種類の衛生機器の
為の配管の全てを同時に貫通せしめるだけの断面積を有
し、且つその各枠体で支承する衛生機器毎の配管のみを
各枠体内に低い配管ユニットのレベルに合せて予め収
納、設置し、高さが異なる複数の配管ユニットを隣接し
て並設した際、配管ユニットの低いもののレベルに合せ
て各配管ユニットの配管を、隣接する配管ユニット相互
間に貫通、設置するように構成したので、種類が異なる
衛生機器を支承する枠体の高さが高低異なっても、枠体
内に配管類が共通な断面配置で貫通させることができ、
異種の配管ユニットを並設した場合でも、異種の配管ユ
ニット相互間の配管の接続、若しくは貫通工事が容易と
なり、以て現場工事の工期短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る大便器用配管ユニットの断面図、 第2図は本発明に係る洗面器用配管ユニットの断面図、 第3図は作用説明図、 第4図(a)〜(d)は従来の衛生機器用配管ユニッ
ト。 1……大便器用配管ユニット 2……枠体、5……大便器 6……通気管、7……給水管 8……汚水管、9……給湯管用空間 10……返湯管用空間、11……雑排水管用空間 12……脱臭管 21……洗面器用配管ユニット 22……枠体、25……洗面器 26……通気管、27……給水管 28……汚水管用空間、29……給湯管 30……返湯管、31……雑排水管 32……脱臭管用空間
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−23359(JP,U) 実開 昭63−36576(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03D 11/00 E03C 1/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大便器、小便器、シンク若しくは洗面器か
    らなる衛生機器からなる衛生機器を支承する枠体の内部
    に、これ等の衛生機器の配管類を介設する衛生機器用配
    管ユニットにおいて、 前記配管ユニットは、取付高さが高低異なる複数種類の
    衛生機器毎に、単一の衛生機器を個別に支承するように
    衛生機器毎に複数種類形成され、 前記各配管ユニットの高さは、該配管ユニットに支承す
    る種類の衛生機器毎に高さが異なり、 前記各配管ユニットの各枠体は、前記複数種類の衛生機
    器の為の配管の全てを同時に貫通せしめるだけの断面積
    を有し、且つその各枠体で支承する衛生機器毎の配管の
    みを各枠体内に低い配管ユニットのレベルに合せて予め
    収納、設置し、 前記高さが異なる複数の配管ユニットを隣接して並設し
    た際、配管ユニットの低いもののレベルに合せて各配管
    ユニットの配管を、隣接する配管ユニット相互間に貫
    通、設置するように構成した、 ことを特徴とする衛生機器用配管ユニット。
  2. 【請求項2】前記配管類は、通気管、給水管、給湯管、
    返湯管、脱臭管、雑排水管及び汚水管であることを特徴
    とする請求項1に記載の衛生機器用配管ユニット。
JP17515789A 1989-07-06 1989-07-06 衛生機器用配管ユニット Expired - Lifetime JP2811764B2 (ja)

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