JP2810575B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2810575B2
JP2810575B2 JP4010066A JP1006692A JP2810575B2 JP 2810575 B2 JP2810575 B2 JP 2810575B2 JP 4010066 A JP4010066 A JP 4010066A JP 1006692 A JP1006692 A JP 1006692A JP 2810575 B2 JP2810575 B2 JP 2810575B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の回線と複数の端
末装置を収容し、該回線を介して任意の相手への発呼や
着呼への応答を行うことができる通信装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の通信装置、例えば電話交換システ
ムにおいて、内線電話から外線へ発信するための外線捕
捉は、手動で行う場合と、自動的に空外線を選択する場
合がある。すなわち電話機上の外線キーを操作者が押下
する事により、指定された外線から発信する指定外線発
信、又は、相手先電話番号の前にダイヤル“0”を付加
してダイヤルする事により自動的に空外線を選択して発
信する“0”特番発信、電話機のハンドセットをオフフ
ックする事により自動的に空外線を選択して発信する自
動空外線発信方式がある。手動と自動のどちらの外線発
信においても、発信と外線からの発信が重なった場合、
いわゆる発着信衝突が発生した場合には、着信優先で応
答動作を行うように構成されている。
【0003】また、例えば複数の外線と複数の内線を収
容可能なボタン電話装置において、内線電話機の外線ボ
タンと外線のチャネルとは固定的に対応づけられてお
り、例えば、外線ボタン1はISDN(統合サービス通
信網)のB1チャネル、外線ボタン2はB2チャネルと
それぞれ対応した構成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】したがって、発着
信衝突が発生した場合には、操作者の発信しようとする
意図とは関係なく着信に応答してしまうという問題点が
ある。
【0005】例えば、操作者は予期せぬ相手と通話を行
う事になり行き違い等により相手に不快感を与える事が
ある。
【0006】更に、一旦応答した後に再度先に発呼しよ
うとした相手に再発信を行う必要があり、操作が複雑と
なるという問題点がある。
【0007】しかしながら、上記従来のボタン電話装置
では、外線ボタン1を使用して発呼しようとしてダイヤ
ルを入力中に、外線からB1チャネルを指定した着呼が
あると、発呼することができないという欠点がある。つ
まり、発呼しようとする場合、テンキーでダイヤル番号
を入力し、スタートキーが押下されてからダイヤル信号
を送出しているため、テンキーによりダイヤル番号を入
力中に着信があると、発呼動作が中断されてしまうとい
う問題がある。
【0008】
【実施例】図1は電話交換システムの概略ブロック図で
ある。図中、11は電話交換装置であり、12は後述す
る発着信衝突時の発信制御を含む電話交換装置11の全
体の制御を行う制御部、13は通話路の接続や切断にて
外線61〜63と内線インターフェース17に接続され
ている内線電話機71〜73相互間の通話路を形成する
通話路スイッチである。
【0009】14はシステム設定データや電話機毎の短
縮データ、ワンタッチダイヤルデータ等を記憶しておく
メモリ部、15はダイヤルトーン、多周波呼出信号、呼
出音等を発生する音源部、16は不図示の公衆電話網等
に接続される外線61〜63とのインターフェースを司
る外線インターフェース、17は装置に収容された内線
電話機71〜73とのインターフェースを司る内線イン
ターフェースである。
【0010】図2は図1の外線インターフェース16に
含まれる複数の外線回路の内の1つの回路の詳細ブロッ
ク図である。L1、L2は公衆電話網に接続される外線回
路の入出力端子であり、21は電話回線の極性すなわち
1、L2の極性及び電話回線からの呼出信号を検出する
極性検出/呼出信号検出回路であり、SEN1を介して
検出信号が制御部12へ出力される。
【0011】ar1はリレーAR1の接点であり、CO
NT1を介して制御部12からの制御によりオン/オフ
される。VZは外部からのサージ電圧から回路を保護す
るバリスタ、BGはダイオードブリッヂ回路、T1は電
話回線L1、L2に対する2線/4線変換を行うトラン
ス、BNはインピーダンス整合用のバランシングネット
ワーク回路、AMP1、2は音声信号を増幅する増幅回
路である。また、22はアナログ信号、デジタル信号の
A/D、D/A(アナログ/デジタル、デジタル/アナ
ログ)変換を行う音声コーデック、23は電話回線
1、L2の直流ループを形成する直流ループ開閉回路で
あり、ダイヤルパルス発生の為にCONT2を介して制
御部12より制御され、直流ループの開閉を行う。
【0012】以上の構成を備える電話交換装置における
外線発信時の制御部12での動作を図3のフローチャー
トに従って以下に説明する。
【0013】制御部12はステップS1で、オフフック
を判別し、電話機71の送受話器がオフフックされる
と、ステップS2で制御部12はメモリ14にあらかじ
め設定されたシステム運用データの自動空外線発信デー
タを判別する。オフフックされた内線電話機が自動空外
線発信データに対応する場合はステップS3へ進み、そ
れ以外の場合はステップS11へ進む。ステップS3で
は、複数の外線61〜63の内外線番号の大きい外線か
ら順次、使用中か否かの判別を、メモリ部14を参照す
ることにより行い、使用中でない外線を選択する。
【0014】次にステップS4へ進み、制御部12は図
2のSEN1及び極性検出/呼出信号検出回路21によ
り電話回線L1、L2の極性反転、又は呼出信号が検出さ
れているか否かの判定を行う。具体的には、あらかじめ
電話交換システムの立上げ時の電話回線L1、L2の極性
を極性検出回路21とSEN1を介してメモリ部14へ
記憶しておき、その記憶したデータと、極性検出回路2
1での検出結果とを比較して極性反転か否かの判別を行
う。又、呼出信号の検出は呼出信号の周波数16Hzに
対応してSEN1が変化するか否かの判別により呼出信
号の検出を行う。極性反転又は呼出信号を検出した場
合、この状態が発着信衝突が起きた状態であり、処理を
ステップS5へ進める。しかし、極性反転又は呼出信号
を検出しなかった場合はステップS6へ進む。
【0015】ステップS5では制御部12はメモリ部1
4のその外線の状態を使用中に設定するとともに、使用
中の内線電話機(電話機71)以外の内線電話機に対し
て音源部15から呼出音を通話路スイッチ及び内線イン
ターフェース17を介して送出したり、全内線電話機の
対応する外線ランプを着信表示させたりする等の着信処
理を起動する。その後、ステップS3に戻り、使用中以
外の外線を選択し、再度ステップS4へ進んで発着信衝
突か否かの判別を行う。
【0016】発着信衝突ではない場合はステップS6へ
進み、外線インターフェース16のCONT1を介して
リレーAR1を起動してリレー接点をオン状態にして、
電話回線の直流ループを直流ループ開閉回路23により
形成することにより電話回線を捕捉する。次にステップ
S7へ進み、制御部12はメモリ部14におけるその外
線の状態を使用中に設定するとともに、通話路スイッチ
13を制御して内線電話機71とその外線を接続する。
その結果電話機71には公衆電話回線からのダイヤルト
ーンが聞こえる。又、制御部12は全内線電話機の対応
する外線ランプを使用中の表示とする。
【0017】次にステップS8では内線電話機71から
のダイヤルデータを待つ。制御部12はダイヤルデータ
を受信するとステップS9にて受信ダイヤルデータに基
づいて音源部15を起動し、選択信号として多周波呼出
信号を発生させる。そして、通話路スイッチ13を切替
接続して内線電話機71へその呼出信号を送出すると共
に、受信したダイヤルデータに基づいてCONT2、直
流ループ開閉回路23を制御し、電話回線L1、L2に対
する直流ループを形成後、電話回線L1、L2へ選択信号
を送出する。以下ステップS10へ進み、応答検出、通
話路接続等の通常の発信処理を行う。
【0018】一方、ステップS2で自動空外線発信以外
と判定された場合はステップS11に進む。つまり、ス
テップS11では音源部15から通話路スイッチ13、
内線インターフェース17を経由して電話機71にダイ
ヤルトーンを送出する。次にステップS12、S13に
て、外線釦データ又はダイヤルデータを待つ。制御部1
2は外線釦データを受信した場合はステップS16へ進
み外線釦データにより指定された外線インターフェース
16をステップS6と同様に駆動して指定外線を捕捉す
るとともに、メモリ部14におけるその外線の状態を使
用中に設定する。そして、全内線電話機の対応する外線
ランプを使用中の表示にする。次にステップS17へ進
み、通話路スイッチ13を制御して外線と内線の通話路
を接続する。次にステップS8に進み以下前記と同様の
動作を行う。
【0019】又、ステップS13でダイヤルデータを受
信すると、次のステップS14で受信データが“0”特
番か否かの判別を行う。その結果、“0”特番のダイヤ
ルデータを受信した場合はステップS3へ進み、以下前
記と同様の動作を行う。一方“0”特番以外の場合はス
テップS15へ進み内線発信処理を行う。
【0020】以上説明したように上記の電話交換システ
ムによれば、外線への発呼時に自動的に空外線を選択し
た後、外線を捕捉する前に発着信衝突の判別を行う。そ
して、発着信衝突が発生した場合は、使用中以外の内線
電話機に呼出信号を送出する等の着信処理を行うととも
に再度自動的に他の空外線を選択し外線を捕捉を行うこ
とにより、発着信衝突が発生した外線以外の他の外線か
ら自動的に発信ができるようにしたものである。
【0021】又、上記の電話交換システムによれば、発
着呼衝突が発生した場合も、外線を選択した内線以外の
空内線を呼び出すことにより着信呼にも正常に空内線に
より応答することができる。
【0022】換言すれば、空外線を選択して発信する場
合、選択した外線で発着信衝突が発生しても再度空外線
を選択して発信する事ができるようになり操作者の発信
しようとする意図に関係なく着信に応答してしまう事が
なくなると共に、予期せぬ相手と通話を行う等により相
手に不快感を与える事がなくなる。更に一旦応答した後
に先の相手へ再発信を行う必要がなくなり、発信時の操
作が簡単となるという優れた電話交換装置を提供するこ
とができる。
【0023】図4は、ボタン電話装置の構成図であり、
同図において、1はボタン電話装置の主装置、2は装置
全体を制御する制御部、3は外線や内線の状態を記憶す
るメモリ、4は内線と外線及び内線相互の通話路を接続
するスピーチネットワーク、5はISDN(複合サービ
スデジタル網)との呼制御情報を送受信する外線インタ
ーフェース、6はISDNと接続されている外線であ
る。6B1、6B2、6Dは外線6を論理的に分割して
表わしたものでそれぞれB1チャネル、B2チャネル、
Dチャネルに対応している。また、7は電話機との通信
を行う内線インターフェース、8は電話機、9はハンド
セット、10及び11は外線ボタンであり、1本の外線
に対応して2個づつ割当てられている(外線6に対して
10−1と10−2)。さらに、12はダイヤルボタ
ン、13はダイヤル入力の終了を指示するスタートボタ
ンである。
【0024】図5及び図6は本装置の制御部2の動作を
示すフローチャートであり、図5は発呼時、図6は着呼
時の動作を示す。
【0025】以下、こららのフローチャートに従って発
呼時及び着呼時の動作を説明する。
【0026】図5において、制御部2は、まず外線ボタ
ン10の押下の監視を行い(ステップS201 S20
2)、外線ボタン10−1が押された場合は、メモリ3
の外線ボタン10−1の使用状態を使用中にセットし、
各電話機の外線ボタン10−1のランプを点灯する(ス
テップS204)。又、外線ボタン10−2が押された
場合は、メモリ3の外線ボタン10−2の使用状態を使
用中にセットし、各電話機の外線ボタン10−2のラン
プを点灯させる(ステップS203)。
【0027】次にダイヤル入力を監視し、スタートボタ
ン13が押されるまでダイヤルをメモリ3に記憶する
(ステップS205)。
【0028】スタートボタン13の押下が検出されると
(ステップS206)、メモリ3の外線6に対応するチ
ャネルの使用状態を判定し(ステップS207、S20
8)、空いているチャネルの使用状態を使用中にセット
して(ステップS209、S210)、外線インターフ
ェース5を起動して、該当するチャネルに入力されたダ
イヤルに基づいて発信処理を行う(ステップS21
1)。
【0029】一方、図6において、制御部2は、外線イ
ンターフェース5を介して外線6からの着信を監視し
(ステップS301、S302)、着信があった場合
は、メモリ3の着信に対応したチャネルの使用状態を使
用中にセットする(ステップS303、S304)。
【0030】制御部2は、次にメモリ3の外線ボタン1
0の使用状態を判定する(ステップS305、S30
6)。そして、空いている外線ボタンの使用状態を使用
中にセットし、該当する外線ボタンのランプを点滅させ
て(ステップS309、S310)、各電話機に対して
着信処理を行う(ステップS311)。
【0031】一方、外線ボタンに空がない場合、制御部
3は、メモリ3の着信指示のあったチャネルの使用状態
を空に戻して(ステップS307)、外線インターフェ
ースを起動して着呼拒否処理を行う(ステップS30
8)。
【0032】尚、制御部2は、各内線電話機のランプの
点灯状態が共通になる様に、各内線電話機を制御する。
【0033】又、制御部2は、通話が終了すると、終了
した通話に対応する外線ボタン及びチャネルの使用状態
を空にセットし、外線ボタンのランプを消灯する。
【0034】尚、本ボタン電話装置では、外線1本に対
応して、外線ボタンを2個づつ割当てたが、この制限は
無くてもよく、装置に収容される全外線と全外線ボタン
との間で、自由に空をサーチして対応づけられるように
してもよい。
【0035】又、本ボタン電話装置では外線ボタンの押
下に応じてランプを点灯、点滅させたが、ランプの代わ
りに液晶表示器にチャネルの状態を表示させてもよい。
又、これらをタッチパネルを用いて実現してもよいし、
外線ボタンをテンキーと兼用してもよい。
【0036】又、本ボタン電話装置では、ISDNを収
容するボタン電話装置について説明したが、アナログ回
線も収容可能なボタン電話装置にも、本発明を適用可能
である。例えば、ISDNを2回線、アナログ網からの
2回線を装置に収容した場合、ISDN用の4つの外線
ボタンとISDNの4つのチャネルの対応を独立にす
る。一方、アナログ網用の2つの外線ボタンとの対応
は、一対一に決めても、独立にしてもよい。
【0037】以上説明した様に、本ボタン電話装置によ
れば、外線6の通話チャネル6B1を指定した着信があ
る場合、制御部2は、外線ボタン10−1、10−2の
うち、ランプが消灯している方を点滅させ、両方とも点
灯又は点滅している場合は着信を拒否する。一方、ラン
プが消灯している外線ボタン10−1、10−2が押下
されると、制御部2は、押下された外線ボタンのランプ
を点灯させる。その後、ダイヤルボタン12により電話
番号が入力され、スタートボタン13が押下されると、
外線6の通話チャネル6B1、6B2のうち、空いてい
るチャネルにて発呼することにより、外線ボタンが押下
されてからスタートボタンが押下されるまでに着信があ
って、発呼できなくなるということを防ぐことができ
る。
【0038】つまり、外線の論理チャネルと外線ボタン
の対応をフリーにすることにより、発着衝突の確率が減
り、装置の運用効率が非常に良くなるという効果があ
る。
【0039】図7は、本発明の第1の実施例に係るボタ
ン電話装置の構成図であり、図中、100は外線ボタン
等を具備した専用内線電話機、101は内線インターフ
ェース部、102は通話路部、103はデジタル伝送
路、104はデジタルインターフェース部、105はア
ナログ伝送路、106はアナログインターフェース部、
107は中央制御装置(CPU)、108は制御プログ
ラム部等が格納されたROM(リードオンリメモリ)、
109は各種データ等を格納するためのRAM(ランダ
ムアクセスメモリ)、110はタイマ計数回路である。
【0040】図8は、専用内線電話機100の平面図で
あり、400は専用内線電話機本体、401は送受話
器、402はLCD(液晶素子)等にて構成される表示
部、403はテンキー、404は外線ボタン、405は
リダイヤルボタン、406はスタートボタン、407は
取消しボタンである。
【0041】図9は、RAM109に含まれるデータの
一部を示したものである。M500の“TMRFLG”
は発信操作中に網からの呼設定を検出した際、タイマ計
数回路を起動するか否かを決定するデータであり、
“0”は起動しないことを示す。起動させる様にする為
には、専用内線電話機が空きのときに、取消ボタン40
7の押下、スタートボタン406の押下の順序で“1”
を設定する。解除するには同様の操作で“0”を設定す
る。又、M501の“DGRFLG”は発信操作中にダ
イヤル番号が1桁でも入力されると“1”がセットされ
るエリアで“1”の場合、リダイヤル操作を無効とす
る。M503の“RDLARA1〜n”はリダイヤルデ
ータ格納エリアで、その桁数はM502の“DGTCN
T”にセットされる。また、M502とM503は、専
用内線電話機の取消しボタン407の押下、リダイヤル
ボタン405の押下にてクリアできる。
【0042】図10、図11のフローチャートに従っ
て、本実施例に係るボタン電話装置での制御について説
明する。
【0043】図10のステップS400で、CPU10
7は外線を捕捉する為の操作が行われたかどうか、すな
わち、外線ボタン404が押下されたかどうかを判断す
る。外線ボタン404が押下された場合、選択された外
線の種別がISDN(統合サービスデジタル網)回線か
どうかをRAM109を参照して、ステップS401で
チェックする。そうでなければ、アナログ回線等への発
信処理を行う。なお、外線の種別はRAM109に登録
されており、CPU107はどの外線(チャネル)が選
択されているかどうかをRAM109に記憶している。
【0044】ISDN回線が選択された場合、ステップ
S402で外線へ発信する為のテンキー403によるダ
イヤル数字入力を待つ。入力があった場合、CPU10
7はステップS403でそれが第1数字かどうか判定す
る。これはメモリM501“DGRFLG”(ダイヤル
入力開始フラグ)が“0”であるかどうかで判断する。
尚、このメモリM501の“DGRFLG”は呼が成立
して通話に到り、最終的に呼が解放されたとき等に
“0”にセットされる。
【0045】入力されたダイヤル数字が第1数字であっ
た場合、ステップS404でM501の“DGRFL
G”(ダイヤル入力開始フラグ)に“1”をセットし、
ステップS405でM502“DGTCNT”(桁数カ
ウンタ)に“1”をセットする。又、ステップS406
でメモリM503“RDLARA1〜n”をすべてクリ
アし、ステップS407でダイヤル入力された第1数字
を“RDLARA1”にセットする。
【0046】第2数字以降はステップS408でメモリ
M502の“DGTCNT”(桁数カウンタ)をプラス
1する。ステップS409では、順次、受信数字を“D
GTCNT”の値でインデックスされる“RDLAR
A”の所定のエリアに格納する。
【0047】CPU107は、テンキー403によりダ
イヤル番号の各桁の数字が入力される毎に、表示部40
2にダイヤル番号の各桁の数字を表示させる。
【0048】又、CPU107は、ステップS410で
スタートボタン406の押下を待つ。オペレータが相手
番号を入力し終えてスタートボタン406が押下された
なら、ステップS411で“DGRFLG”(ダイヤル
入力開始フラグ)を参照する。このフラグが“0”であ
ったらダイヤル入力無しと判断し、スタートボタン40
6の押下を無視してステップS402に戻る。
【0049】一方、“DGRFLG”が“1”のときは
(ダイヤル入力有)、ステップS412で“TMRFL
G”(発着呼衝突発生フラグ)を参照し、それが“1”
であったならタイマ計数回路110を起動する。また、
“TMRFLG”が“0”であったならタイマ計数回路
110を無視してステップS414へ移行する。
【0050】CPU107は、ステップS413でタイ
マ計数回路110からのタイマ満了を検出するか、又は
タイマが既に満了していると、S414で呼設定送出の
為の情報要素等を編集する。そして、ステップS415
でデジタルインターフェース部104を介してISDN
へ呼設定を伝送し、相手からの応答を待つ状態へ遷移す
る。
【0051】又、ステップS420で、CPU107は
リダイヤルボタン405の押下を検出すると、ステップ
S421で“DGRFLG”(ダイヤル入力フラグ)を
参照し、それが“1”であればリダイヤルを無効とし、
ステップS402へ戻る。一方“DGRFLG”が
“0”であれば、ステップS422でCPU107は
“DGTCNT”(ダイヤル桁数カウンタ)を参照し、
それが“0”の場合はリダイヤルデータ取消し操作が行
われたと判断してステップS402へ戻る。
【0052】一方、“DGTCNT”が“0”以外の場
合、リダイヤルデータが存在していることを表すので、
スタートボタン406の押下時と同様にステップS41
2へ進む。
【0053】ここでCPU107は“RDLARA”か
らリダイヤル用のダイヤル番号を読み出してそれを表示
部402に表示させる。そして、網が発信の呼設定を無
視しなくなるまで待つタイマが計数されているかチェッ
クする。ステップS413でタイムアップするか、ある
いは既にタイムアップしている場合は、CPU107は
ステップS414、S415で“RDLARA”に記憶
させたダイヤル番号を読み出して呼設定を伝送する(例
えば呼設定受付を送出する)。
【0054】一方、図11のステップS500で、着信
がISDNから有った場合、ステップS501で該着信
があったチャネルを専用内線電話機が既に発信操作を行
う為に選択しているか否か(外線ボタン404が押下さ
れた状態か否か)をチェックする。そして、そのチャネ
ルが選択中でなければ通常の着信処理を行う。
【0055】また、選択中ならば、ステップS502で
“DGRFLG”(ダイヤル入力開始フラグ)をチェッ
クする。そして、“DGRFLG”が“0”であれば、
発信の為のダイヤルが1桁も入力されていないので、発
信操作を中止させ、通常の着信処理を行う。
【0056】なお、この時点で“DGRFLG”を無視
し、数字受信待ち、あるいは、リダイヤルボタン押下待
ち状態にすることも可能である。すなわち着信時、内線
かチャネルを選択されているだけで該着信を無視するよ
うにすることもできる。
【0057】又、ステップS502でDGTCNT(桁
数カウンタ)を判断して分岐する様にしてもよい。すな
わち、既に入力された桁数が所定桁(1桁、あるいは2
桁等)であれば、着信を無視する様にしてもよい。
【0058】ステップS502で“DGRFLG”が
“1”と判定された場合、1桁以上のダイヤル入力が存
在するので、該着信の呼設定に何も応答(例えば呼設定
受付を送出)せず、処理はステップS503へ進む。こ
の状態でISDNはタイマ満了待ち状態にあり、この間
は本システムからの発信の呼設定は無視される。
【0059】従って、CPU107は、ステップS50
3で“TMRFLG”(発着呼衝突発生フラグ)に
“1”をセットし、ステップS504で、タイマ計数回
路110を起動する。このときのタイマ計数回路110
への設定時間は、ISDNが本システムからの発信の呼
設定を無視している時間より大なる値が設定される。
又、ステップS504でタイマ計数回路110がすでに
セットされている時は、一旦リセットしてから改めてタ
イマ計数回路110を起動する。これはISDNがIS
DNからの呼を着呼した本システムからの応答を待つタ
イミングが満了したときに、再着呼を行うからである。
【0060】そして、処理はステップS402、S41
0へ戻り、ダイヤル番号の読み込み処理を続行する。
【0061】なお、ステップS504でのセットされた
タイマ計数回路110のタイムアウトは、図10のステ
ップS213で検出されるものである。
【0062】また、リダイヤルボタン405が押下され
た時に続けてスタートボタン406が押下された場合
は、“DGRFLG”が“0”なので、CPU107
は、そのスタートボタン406の押下を無視する。
【0063】以上の実施例では、リダイヤル時の動作に
ついて説明したが、短縮ダイヤルの場合も本発明を適用
することができる。
【0064】すなわち、CPU107は、テンキー40
3により短縮ダイヤルの1桁目が入力されると(あるい
は2桁目等でもよい)、以降の着信を無視して応答しな
い様にする。そして、所定桁の短縮番号が入力される
と、CPU107は、スタートボタン406の入力を待
たずにRAMからダイヤル番号を読み出して、デジタル
インターフェース104から呼設定情報を送出する。
【0065】また、ワンタッチダイヤルについても同様
である。
【0066】尚、短縮ダイヤル番号、ワンタッチダイヤ
ル番号はテンキー403によりRAM109に予め記憶
されているものとする。
【0067】また、RAM109に記憶される情報はテ
ンキー403の情報にかぎらず、スタートボタン406
が押下されたことを示す情報もRAM109に格納する
様にしてもよい。
【0068】すなわち、CPU107は、テンキー40
3によるダイヤル番号の入力に続けてスタートボタン4
06が押下されるとRAM109の“RDLARA”に
スタート406が押下されたことを示すコードを書き込
む。尚、これは、短縮ダイヤルやワンタッチダイヤルの
登録時も同様である。
【0069】そして、CPU107は、リダイヤルキー
405やワンタッチダイヤルキーの押下や、テンキー4
03による短縮番号の入力があると、RAM109から
ダイヤル番号及びスタートボタン406の押下コードを
読み出す。
【0070】CPU107は、この押下コードを読み出
すと、通常のダイヤル時に(リダイヤル、ワンタッチダ
イヤル、短縮ダイヤル以外)にスタートボタン406が
押下された場合と同様にデジタルインターフェース10
4による呼設定の送出を行う。
【0071】以上、本発明をキーテレホンシステムに適
用した例を説明したが、本発明はISDNに接続可能な
単独デジタル電話機にも実施することが出来る。この場
合は電話機内部の制御部がキー入力及び内部メモリに基
づいて制御すればよい。
【0072】又、接続可能なチャネルは1つでもよい
し、複数あってもよい。
【0073】又、本発明はISDNに限らず、例えば、
事業所内デジタルネットワークにダイヤル信号を送出す
る場合にも適用することができる。
【0074】このように本実施例によれば、ダイヤル番
号の入力中は着信に応答しない様にすることにより、発
信操作が妨害されることを防ぎ、操作性を向上すること
ができる。
【0075】又、ダイヤル番号の記憶処理を続行するこ
とにより、誤ダイヤルを防ぐことができる。
【0076】さらに、所定時間の経過後にダイヤル信号
を送出することにより、呼を確実に成立させることがで
きる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本請求項1の発明
によれば、通信装置に着信を通知してから所定時間は該
通信装置からの発信を無視するデジタル網に接続された
通信装置において、発信のための情報を入力するための
操作手段と、前記デジタル網に接続されたチャネルから
の着信を検出する手段と、前記操作手段による発信のた
めの操作の終了後に発信を行う発信手段とを備え、前記
発信手段は、前記着信が検出された時に、前記着信が検
出されたチャネルが前記操作手段により発信のために選
択されていると、該着信には応答せずに、前記発信のた
めの操作の終了後であって、かつ、着信から前記所定時
間が経過して前記デジタル網に対する発信が可能な状態
になった後に発信を行うことにより、操作手段により発
信のための操作をしている途中に、発信のために選択し
たチャネルに着信した場合であっても、通信装置に着信
を通知してから所定時間は通信装置からの発信を無視す
るデジタル網に、確実に発信することができる。
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】電話交換システムの概略ブロック図である。
【図2】外線インターフェース部の詳細ブロック図であ
る。
【図3】外線発信時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】ボタン電話装置の構成図である。
【図5】図4の制御部の発呼時の動作を示すフローチャ
ート図である。
【図6】図4の制御部の着呼時の動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本願の請求項1の発明の実施例の構成図であ
る。
【図8】本願の請求項1の発明の実施例の電話交換シス
テムに収容されている専用電話機の平面図である。
【図9】本願の請求項1の発明の実施例のメモリの内容
を表した図である。
【図10】本願の請求項1の発明の実施例の発呼時のフ
ローチャートである。
【図11】本願の請求項1の発明の実施例の着呼時のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
100 専用内線電話機 101 内線インターフェース部 102 通話路部 103 デジタル伝送路 104 デジタルインターフェース部 105 アナログ伝送路 106 アナログインターフェース部 107 中央制御装置であるCPU 108 本発明を実施するプログラム部を含むROM 109 データ等を含むRAM 110 タイマ計数回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−183165(JP,A) 特開 昭58−80993(JP,A) 特開 平1−228291(JP,A) 特開 昭62−29396(JP,A) 特開 昭57−136853(JP,A) 特開 平2−246662(JP,A) 特開 昭62−77796(JP,A) 特開 平1−236847(JP,A) 実開 昭58−173980(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 3/58 H04M 3/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置に着信を通知してから所定時間
    は該通信装置からの発信を無視するデジタル網に接続さ
    れた通信装置において、 発信のための情報を入力するための操作手段と、 前記デジタル網に接続されたチャネルからの着信を検出
    する手段と、 前記操作手段による発信のための操作の終了後に発信を
    行う発信手段とを備え、 前記発信手段は、前記着信が検出された時に、前記着信
    が検出されたチャネルが前記操作手段により発信のため
    に選択されていると、該着信には応答せずに、前記発信
    のための操作の終了後であって、かつ、着信から前記所
    定時間が経過して前記デジタル網に対する発信が可能な
    状態になった後に発信を行うことを特徴とする通信装
    置。
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