JP2810314B2 - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JP2810314B2 JP2810314B2 JP2897694A JP2897694A JP2810314B2 JP 2810314 B2 JP2810314 B2 JP 2810314B2 JP 2897694 A JP2897694 A JP 2897694A JP 2897694 A JP2897694 A JP 2897694A JP 2810314 B2 JP2810314 B2 JP 2810314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vending machine
- customer service
- service panel
- hood
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動券売機や自動精算
機等の駅務機器、各種自動販売機あるいはATM等のよ
うに、利用者自ら機器を操作して所要の目的を達成する
ための機器(本発明ではこれら各機器を含めて自動販売
機としている。)に係り、特に、接客パネルの上部が下
部よりも奥になっている、いわゆるスラント型自動販売
機に関する。
機等の駅務機器、各種自動販売機あるいはATM等のよ
うに、利用者自ら機器を操作して所要の目的を達成する
ための機器(本発明ではこれら各機器を含めて自動販売
機としている。)に係り、特に、接客パネルの上部が下
部よりも奥になっている、いわゆるスラント型自動販売
機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、駅構内に設置される自動券売機や
自動精算機のうち、使い勝手の良さからスラント型が採
用されるようになってきている。そして、これら自動券
売機等は、駅の建物の壁面に埋設されるように設けら
れ、天井に設けられた照明灯によって接客面が照明され
るように構成されている。
自動精算機のうち、使い勝手の良さからスラント型が採
用されるようになってきている。そして、これら自動券
売機等は、駅の建物の壁面に埋設されるように設けら
れ、天井に設けられた照明灯によって接客面が照明され
るように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動券売機(自動販売機)の照明装置は、天井に設
けられた照明灯で照明するようにしているため、接客パ
ネル部分が照明されにくいという欠点があった。特に、
スラント型の自動券売機においては、操作釦群の存在す
る接客パネル部分が建物の壁面よりも奥に位置し、利用
者の影になり手元が暗くなるという欠点があった。
来の自動券売機(自動販売機)の照明装置は、天井に設
けられた照明灯で照明するようにしているため、接客パ
ネル部分が照明されにくいという欠点があった。特に、
スラント型の自動券売機においては、操作釦群の存在す
る接客パネル部分が建物の壁面よりも奥に位置し、利用
者の影になり手元が暗くなるという欠点があった。
【0004】このような欠点を除去するために、例え
ば、実開昭52−83792号に示されるように、自動
販売機の本体(以下、自動券売機の本体も含めて本体と
いう)の上部に照明灯を設けることも考えられるが、ス
ラント型の自動券売機等は、使い勝手の面から本体の上
部位置は、利用者の背丈と同等かそれよりも低く、照明
灯を本体の上部に設けると操作の邪魔となるため採用す
ることはできない。
ば、実開昭52−83792号に示されるように、自動
販売機の本体(以下、自動券売機の本体も含めて本体と
いう)の上部に照明灯を設けることも考えられるが、ス
ラント型の自動券売機等は、使い勝手の面から本体の上
部位置は、利用者の背丈と同等かそれよりも低く、照明
灯を本体の上部に設けると操作の邪魔となるため採用す
ることはできない。
【0005】また、本体は、駅構内の壁面に設けられた
開口部に接客パネル部を挿入して設置されるが、壁面の
厚さは各駅によってまちまちで、接客パネルの位置合せ
がしずらいという欠点があった。
開口部に接客パネル部を挿入して設置されるが、壁面の
厚さは各駅によってまちまちで、接客パネルの位置合せ
がしずらいという欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、スラント型の
本体の接客パネル部分を良好に照明できるようにすると
ともに、各駅の壁面に合わせることのできる自動販売機
を提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、スラント型の
本体の接客パネル部分を良好に照明できるようにすると
ともに、各駅の壁面に合わせることのできる自動販売機
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動販売機
用照明装置は、上記目的を達成するために、本体の接客
パネルに上部が下部よりも奥となる傾斜部を有し、かつ
その接客パネルの下部の面が建物の壁面とほぼ同一面と
なるとともに、その接客パネル部分がその壁面に開口さ
れた開口部に対向して設置される自動販売機であって、
その接客パネルの周囲を覆い、かつその開口部に挿入さ
れるフードを有するとともに、そのフードの上部に照明
灯を設けたことを特徴としている。また、フードは、接
客パネルの正面側方向に前後動するものであることを特
徴としている。
用照明装置は、上記目的を達成するために、本体の接客
パネルに上部が下部よりも奥となる傾斜部を有し、かつ
その接客パネルの下部の面が建物の壁面とほぼ同一面と
なるとともに、その接客パネル部分がその壁面に開口さ
れた開口部に対向して設置される自動販売機であって、
その接客パネルの周囲を覆い、かつその開口部に挿入さ
れるフードを有するとともに、そのフードの上部に照明
灯を設けたことを特徴としている。また、フードは、接
客パネルの正面側方向に前後動するものであることを特
徴としている。
【0008】
【作用】上記構成において、照明灯が点灯されると、接
客パネルの傾斜部に直接光線が当り照らされる。この傾
斜部には、通常、利用者によって操作される釦群が設け
られているので、手元が明るくなり、使い勝手が向上す
る。また、フードが壁面に合わせられて移動し、壁面の
厚さの相違が調整される。
客パネルの傾斜部に直接光線が当り照らされる。この傾
斜部には、通常、利用者によって操作される釦群が設け
られているので、手元が明るくなり、使い勝手が向上す
る。また、フードが壁面に合わせられて移動し、壁面の
厚さの相違が調整される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は自動販売機を自動券売機としたときの縦断
面図、図2はその正面図である。
する。図1は自動販売機を自動券売機としたときの縦断
面図、図2はその正面図である。
【0010】本体Aは、接客パネル1の操作部2がスラ
ント型に形成され、したがって、この操作部2が本発明
の傾斜部に該当している。そして、この操作部2の下部
に切符や釣銭等を受取るための取出口の設けられている
受取部3が設けられているとともに、その上部に投入金
額等を利用者へ報知するための案内部4が設けられてい
る。なお、この案内部4と受取部3の下部は、垂直に形
成されている。
ント型に形成され、したがって、この操作部2が本発明
の傾斜部に該当している。そして、この操作部2の下部
に切符や釣銭等を受取るための取出口の設けられている
受取部3が設けられているとともに、その上部に投入金
額等を利用者へ報知するための案内部4が設けられてい
る。なお、この案内部4と受取部3の下部は、垂直に形
成されている。
【0011】駅構内を構成する床Gから垂直方向に設け
られている壁面Bには、接客パネル1に対向した開口部
B′が設けられていて、この壁面Bと受取部3の下部の
面とが同一となるように、本体Aが床Gに設置されてい
る。
られている壁面Bには、接客パネル1に対向した開口部
B′が設けられていて、この壁面Bと受取部3の下部の
面とが同一となるように、本体Aが床Gに設置されてい
る。
【0012】開口部B′の巾は接客パネル1の巾とほぼ
等しく、その高さは案内部4の高さよりも高く決められ
ている。そして、この開口部B′には、この開口部B′
の内周壁面に位置し、本体Aに固定されたフード5が設
けられている。このフード5は、本体Aの接客パネル1
の両側にねじ止めされるように構成され、また、そのフ
ード5のねじ止め部は、横長の長穴6が設けられてい
る。
等しく、その高さは案内部4の高さよりも高く決められ
ている。そして、この開口部B′には、この開口部B′
の内周壁面に位置し、本体Aに固定されたフード5が設
けられている。このフード5は、本体Aの接客パネル1
の両側にねじ止めされるように構成され、また、そのフ
ード5のねじ止め部は、横長の長穴6が設けられてい
る。
【0013】したがって、フード5は、この長穴6の長
さ分だけ、接客パネル1側方向へ前後動でき、各駅でま
ちまちの壁面Bの厚さ、例えば、図1の二点鎖線で示さ
れる位置に壁面B″があっても、その表面に対応させ
て、フード5の前面位置を一致させることができ、この
ため見栄えをよくすることができる。
さ分だけ、接客パネル1側方向へ前後動でき、各駅でま
ちまちの壁面Bの厚さ、例えば、図1の二点鎖線で示さ
れる位置に壁面B″があっても、その表面に対応させ
て、フード5の前面位置を一致させることができ、この
ため見栄えをよくすることができる。
【0014】案内部4の上部のフード5内には、直管の
螢光灯からなる照明灯21が設けられているとともに、
その照明灯21の前面側で案内部4の上端部からフード
5の上面前面側位置にかけて、路線図等の案内表示板を
兼ねた照明カバー22が接客パネル1の傾斜と反対向き
に傾斜して設けられている。そして、この照明カバー2
2には、上記長穴6と同様の長穴6′,6′…が設けら
れてフード5にねじ止めされて、開口部B′側に向けて
前後動できるように構成されている。したがって、照明
カバー22の下端部を案内部4の上面前面側に合わせて
見栄えを良くすることができる。
螢光灯からなる照明灯21が設けられているとともに、
その照明灯21の前面側で案内部4の上端部からフード
5の上面前面側位置にかけて、路線図等の案内表示板を
兼ねた照明カバー22が接客パネル1の傾斜と反対向き
に傾斜して設けられている。そして、この照明カバー2
2には、上記長穴6と同様の長穴6′,6′…が設けら
れてフード5にねじ止めされて、開口部B′側に向けて
前後動できるように構成されている。したがって、照明
カバー22の下端部を案内部4の上面前面側に合わせて
見栄えを良くすることができる。
【0015】上記構成において、照明灯21が点灯され
ると、直接操作パネル1面を照らすことができ、たとい
接客パネル1の手前に利用者が立っても、天井の照明灯
の影となる心配はなくなる。このため、スラント型で使
い勝手が向上されている本体Aは、手元の操作部2が明
るいので、その使い勝手はますます助長される。
ると、直接操作パネル1面を照らすことができ、たとい
接客パネル1の手前に利用者が立っても、天井の照明灯
の影となる心配はなくなる。このため、スラント型で使
い勝手が向上されている本体Aは、手元の操作部2が明
るいので、その使い勝手はますます助長される。
【0016】加えて、通常、本体Aは、壁面Bに多数並
設されるので、使用中止の本体Aの照明灯を消灯すれ
ば、利用者は使用不可の本体を一目瞭然に判別でき、極
めて便利となる。
設されるので、使用中止の本体Aの照明灯を消灯すれ
ば、利用者は使用不可の本体を一目瞭然に判別でき、極
めて便利となる。
【0017】なお、上述の実施例では、本体Aを自動券
売機としたが、これを自動精算機、又はATM(本発明
では、自動精算機もATMも自動券売機に含めてい
る。)としてもよく、さらには、その他の各種自動販売
機であってもよい。
売機としたが、これを自動精算機、又はATM(本発明
では、自動精算機もATMも自動券売機に含めてい
る。)としてもよく、さらには、その他の各種自動販売
機であってもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る自動販売機は、接客パネル
の周囲を覆い、かつその本体が設置される壁面に開口さ
れた開口部に挿入されるフードを有するとともに、その
フードの上部に照明灯を設けたので、操作部を直接照ら
すことができる。したがって、本体がスラント型で使い
勝手が向上されているのに加え、手元の操作部分の傾斜
部が明るくなるので、使い勝手をますます向上させるこ
とができる。また、フードが前後動できるようにしたと
きは、壁面の厚さの相違に対応させて見栄えをよくする
ことができる。
の周囲を覆い、かつその本体が設置される壁面に開口さ
れた開口部に挿入されるフードを有するとともに、その
フードの上部に照明灯を設けたので、操作部を直接照ら
すことができる。したがって、本体がスラント型で使い
勝手が向上されているのに加え、手元の操作部分の傾斜
部が明るくなるので、使い勝手をますます向上させるこ
とができる。また、フードが前後動できるようにしたと
きは、壁面の厚さの相違に対応させて見栄えをよくする
ことができる。
【図1】自動販売機を自動券売機としたときの一実施例
装置の縦断面図である。
装置の縦断面図である。
【図2】図1の正面図である。
1 接客パネル 2 操作部(傾斜部) 5 フード 6,6′ 長穴 21 照明灯 22 照明カバー A 自動販売機(自動券売機)の本体(本体) B 壁面 B′ 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−116787(JP,A) 実開 平6−19077(JP,U) 実公 昭50−37026(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 9/02 104 F21V 33/00 G07B 5/00
Claims (2)
- 【請求項1】 自動販売機の本体の接客パネルに上部が
下部よりも奥となる傾斜部を有し、かつその接客パネル
の下部の面が建物の壁面とほぼ同一面となるとともに、
その接客パネル部分がその壁面に開口された開口部に対
向して設置される自動販売機であって、その接客パネル
の周囲を覆い、かつその開口部に挿入されるフードを有
するとともに、そのフードの上部に照明灯を設けたこと
を特徴とする自動販売機。 - 【請求項2】 フードは、接客パネルの正面側方向に前
後動するものであることを特徴とする請求項1記載の自
動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2897694A JP2810314B2 (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2897694A JP2810314B2 (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07220146A JPH07220146A (ja) | 1995-08-18 |
JP2810314B2 true JP2810314B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12263458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2897694A Expired - Fee Related JP2810314B2 (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2810314B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007113297A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | East Japan Railway Co | 開口部を有する壁面の設置構造および券売機室の設置工法 |
JP2010061422A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP2897694A patent/JP2810314B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07220146A (ja) | 1995-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |