JP2810301B2 - 資材搬送車 - Google Patents
資材搬送車Info
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- JP2810301B2 JP2810301B2 JP5261798A JP26179893A JP2810301B2 JP 2810301 B2 JP2810301 B2 JP 2810301B2 JP 5261798 A JP5261798 A JP 5261798A JP 26179893 A JP26179893 A JP 26179893A JP 2810301 B2 JP2810301 B2 JP 2810301B2
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- JP
- Japan
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- transport vehicle
- material transport
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- guide rail
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- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シールドトンネル等に
用いられる資材運搬用の搬送車に関するものである。
用いられる資材運搬用の搬送車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来シールドトンネルを構築する場合、
資材を運搬するために軌条式のバッテリーロコが用いら
れていた。
資材を運搬するために軌条式のバッテリーロコが用いら
れていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらバッテリ
ーロコのバッテリーは重量が重く、電気容量が小さいた
め、長距離の資材搬送を行う場合や急勾配地点では積載
重量を減らしたり、繁雑なバッテリー交換が必要であっ
た。
ーロコのバッテリーは重量が重く、電気容量が小さいた
め、長距離の資材搬送を行う場合や急勾配地点では積載
重量を減らしたり、繁雑なバッテリー交換が必要であっ
た。
【０００４】また急勾配地点においては、車輪と走行路
の摩擦力を増加させるため、鉄輪とレールの組み合わせ
から、タイヤ式車輪に切り替える必要があるが、タイヤ
式車輪を用いると走行抵抗が増えるので、さらに多量の
電力を必要とした。
の摩擦力を増加させるため、鉄輪とレールの組み合わせ
から、タイヤ式車輪に切り替える必要があるが、タイヤ
式車輪を用いると走行抵抗が増えるので、さらに多量の
電力を必要とした。
【０００５】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、急勾配地点でも安
定した走行を行え、長距離の高速搬送が可能な資材搬送
車を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、急勾配地点でも安
定した走行を行え、長距離の高速搬送が可能な資材搬送
車を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】 前述した目的を達成す
るために本発明は、外部に敷設されたガイドレールに沿
って走行する無軌条式の資材搬送車であって、前記資材
搬送車の給電機構は、前記資材搬送車に設けられた第１
の支柱と、前記第１の支柱に揺動可能に設けられたアー
ムと、前記アームの他端に揺動自在に設けられた第２の
支柱と、前記第２の支柱に設けられた集電器およびガイ
ドレール用車輪とからなり、前記ガイドレール用車輪が
前記ガイドレールに係合されつつ、前記集電器はトロリ
ー線に接触し、資材搬送車が走行することを特徴とする
資材搬送車である。
るために本発明は、外部に敷設されたガイドレールに沿
って走行する無軌条式の資材搬送車であって、前記資材
搬送車の給電機構は、前記資材搬送車に設けられた第１
の支柱と、前記第１の支柱に揺動可能に設けられたアー
ムと、前記アームの他端に揺動自在に設けられた第２の
支柱と、前記第２の支柱に設けられた集電器およびガイ
ドレール用車輪とからなり、前記ガイドレール用車輪が
前記ガイドレールに係合されつつ、前記集電器はトロリ
ー線に接触し、資材搬送車が走行することを特徴とする
資材搬送車である。
【０００７】
【作用】 本発明では、資材搬送車がトロリー線に対し
て平行を保ちつつ安定走行し、集電器がトロリー線に接
触することで、資材搬送車に必要な電力を常時供給する
ことができる。
て平行を保ちつつ安定走行し、集電器がトロリー線に接
触することで、資材搬送車に必要な電力を常時供給する
ことができる。
【０００８】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図１は、本発明の１実施例に係り、トンネ
ル内を走行中の資材搬送車の平面図であり、図２はその
正面図である。
に説明する。図１は、本発明の１実施例に係り、トンネ
ル内を走行中の資材搬送車の平面図であり、図２はその
正面図である。
【０００９】図１、図２において１はトンネルであり、
３は歩道であり、この歩道３はトンネル１内に設けられ
た支柱５により支えられる。歩道３の下方には電力を供
給するためのトロリー線７とガイドレール９が設けられ
る。資材搬送車１１は、その側部にトロリーアーム１３
を有している。資材搬送車１１は無軌条式である。
３は歩道であり、この歩道３はトンネル１内に設けられ
た支柱５により支えられる。歩道３の下方には電力を供
給するためのトロリー線７とガイドレール９が設けられ
る。資材搬送車１１は、その側部にトロリーアーム１３
を有している。資材搬送車１１は無軌条式である。
【００１０】図３は、このトロリーアーム１３の斜視図
である。トロリーアーム１３は平行リンク構造となって
いる。資材搬送車１１側に支柱１５、部材１６が設けら
れ、これらの支柱１５、部材１６で三角形の平面が形成
される。支柱１５、部材１６の交わる部分から３本のア
ーム１７が設けられ、３本のアーム１７の両端は、集電
器２１が資材搬送車１１に対してねじり運動を起こさな
いように、自在継手が設けられており、このアーム１７
の他端に支柱１９、部材２０が設けられる。支柱１９に
集電器２１およびガイドレール用車輪２３が設けられ
る。集電器２１はトロリー線７と接触して、資材搬送車
１１に電力を供給する。ガイドレール用車輪２３はガイ
ドレール９に係合されつつガイドレール９上を回転して
支柱１９および集電器２１がガイドレール９に対して一
定の距離を保つようにガイドする。
である。トロリーアーム１３は平行リンク構造となって
いる。資材搬送車１１側に支柱１５、部材１６が設けら
れ、これらの支柱１５、部材１６で三角形の平面が形成
される。支柱１５、部材１６の交わる部分から３本のア
ーム１７が設けられ、３本のアーム１７の両端は、集電
器２１が資材搬送車１１に対してねじり運動を起こさな
いように、自在継手が設けられており、このアーム１７
の他端に支柱１９、部材２０が設けられる。支柱１９に
集電器２１およびガイドレール用車輪２３が設けられ
る。集電器２１はトロリー線７と接触して、資材搬送車
１１に電力を供給する。ガイドレール用車輪２３はガイ
ドレール９に係合されつつガイドレール９上を回転して
支柱１９および集電器２１がガイドレール９に対して一
定の距離を保つようにガイドする。
【００１１】バネ２５はトロリーアーム１３をトロリー
線７に押し付けるために設けられる。バネ２７はトロリ
ーアーム１３の自重を相殺するために設けられる。２９
は資材搬送車１１に積載されたセグメント等の資材であ
る。
線７に押し付けるために設けられる。バネ２７はトロリ
ーアーム１３の自重を相殺するために設けられる。２９
は資材搬送車１１に積載されたセグメント等の資材であ
る。
【００１２】トロリー線７には常時電流が流されてお
り、集電器２１とトロリー線７とが接触し、トロリー線
７から資材搬送車１１に電力の供給が行われ、資材搬送
車１１が走行する。
り、集電器２１とトロリー線７とが接触し、トロリー線
７から資材搬送車１１に電力の供給が行われ、資材搬送
車１１が走行する。
【００１３】資材搬送車１１はトロリー線７とほぼ平行
に走行するが、カーブや断差部等においては資材搬送車
１１とトロリー線７との距離が多少変動することがあ
る。このためトロリーアーム１３に水平方向および鉛直
方向の平行リンク機構を用いて、集電器２１と資材搬送
車１１とが常時平行となるようにし、集電器２１をトロ
リー線７に安定して接触させる。すなわち、トロリーア
ーム１３がＡ方向およびＢ方向に回動しても、集電器２
１と資材搬送車１１とは平行となり、集電器２１がトロ
リー線７に安定して接触する。
に走行するが、カーブや断差部等においては資材搬送車
１１とトロリー線７との距離が多少変動することがあ
る。このためトロリーアーム１３に水平方向および鉛直
方向の平行リンク機構を用いて、集電器２１と資材搬送
車１１とが常時平行となるようにし、集電器２１をトロ
リー線７に安定して接触させる。すなわち、トロリーア
ーム１３がＡ方向およびＢ方向に回動しても、集電器２
１と資材搬送車１１とは平行となり、集電器２１がトロ
リー線７に安定して接触する。
【００１４】このように本実施例ではトロリー方式を採
用することにより、資材搬送車のパワーが強化し、車両
の軽量化を行うことができ、資材をより多く積載するこ
とができる。また長距離の搬送および高速の搬送が可能
となり、さらに急勾配地点においても搬送を行うことが
できる。
用することにより、資材搬送車のパワーが強化し、車両
の軽量化を行うことができ、資材をより多く積載するこ
とができる。また長距離の搬送および高速の搬送が可能
となり、さらに急勾配地点においても搬送を行うことが
できる。
【００１５】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、急勾配地点でも安定した走行を行え、長距離の搬
送が可能な資材搬送車を提供することができる。
れば、急勾配地点でも安定した走行を行え、長距離の搬
送が可能な資材搬送車を提供することができる。
【図１】 本発明の１実施例に係る資材搬送車が走行す
るトンネルの平面図
るトンネルの平面図
【図２】 本発明の１実施例に係る資材搬送車が走行す
るトンネルの正面図
るトンネルの正面図
【図３】 トロリーアーム１３の斜視図
１………トンネル ５………支柱 ７………トロリー線 ９………ガイドレール １１………資材搬送車 １３………トロリーアーム １５………支柱 １６………部材 １７………アーム １９………支柱 ２０………部材 ２１………集電器 ２３………ガイドレール用車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 学 東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 神尾 正博 東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−299001（ＪＰ，Ａ) 実公 昭51−6487（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E21F 13/00
Claims (2)
- 【請求項１】 外部に敷設されたガイドレールに沿って
走行する無軌条式の資材搬送車であって、 前記資材搬送車の給電機構は、 前記資材搬送車に設けられた第１の支柱と、 前記第１の支柱に揺動可能に設けられたアームと、 前記アームの他端に揺動自在に設けられた第２の支柱
と、 前記第２の支柱に設けられた集電器およびガイドレール
用車輪とからなり、 前記ガイドレール用車輪が前記ガイドレールに係合され
つつ、前記集電器はトロリー線に接触し、資材搬送車が
走行することを特徴とする資材搬送車。 - 【請求項２】 前記第１の支柱に対して、三角形状の平
面が形成されるように２つの部材が設けられ、 前記第２の支柱に対しても三角形状の平面が形成される
ように２つの部材が設けられ、 前記アームは、３本あり、３本のアームが前記２つの三
角形の各頂点間に設けられることを特徴とした請求項１
記載の資材搬送車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5261798A JP2810301B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 資材搬送車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5261798A JP2810301B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 資材搬送車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791199A JPH0791199A (ja) | 1995-04-04 |
| JP2810301B2 true JP2810301B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=17366866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5261798A Expired - Fee Related JP2810301B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 資材搬送車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2810301B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS516478U (ja) * | 1974-07-02 | 1976-01-17 | ||
| JPS5326630Y2 (ja) * | 1974-07-03 | 1978-07-06 | ||
| JPH04299001A (ja) * | 1991-02-07 | 1992-10-22 | Fuji Electric Co Ltd | パンタグラフの集電舟支え装置 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5261798A patent/JP2810301B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0791199A (ja) | 1995-04-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |