JP2809725B2 - ロースト・コーヒーを包装する容器及びその方法 - Google Patents

ロースト・コーヒーを包装する容器及びその方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コーヒーを焙煎した時から、消費者がロー
スト・コーヒーを完全に使いきるまでの間、ロースト・
コーヒーに、より多くの芳香が残るようにするための方
法と容器に関する。
本発明は、さらに、焙煎後すぐに、或いは必要に応じ
て挽いた後に、この新鮮なロースト・コーヒーを、ほぼ
完全なガス不透過性容器の中で、このロースト・コーヒ
ーをできるだけ酸素に触れさせず、ロースト・コーヒー
の中に二酸化炭素その他のガスを多く保持するためのコ
ーヒーの包装に関する。ここに使用するように、「ほぼ
完全なガス不透過性容器」という用語は、消費者が最初
に開けるまで、長期間、例えば約18ないし24か月を越え
る期間、ほぼ完全に酸素を透過させない容器を意味す
る。
本発明は、さらに、新鮮なロースト・コーヒーを、半
剛性であって再シール可能のほぼ完全なガス不透過性容
器の中に包装することに関する。この容器は、長期間経
過するうちにコーヒーから放出されるガスの圧力を受け
た場合でも、その形状と構造的一体性をほぼ完全に維持
することができるものである。
本発明は、さらに、最初に容器を開いた時に、容器が
圧力の作用でロースト・コーヒーを吸引するのを防止す
る装置を含むような包装に関する。この包装は、コーヒ
ーを焙煎後に挽く場合に重要である。
本発明は、さらに、粒状のロースト・コーヒーを計量
カップの中に容易に注出し得る形状の容器に関する。特
に好ましい形態においては、計量カップは再シール可能
の耐圧蓋として作用する。予め定められた計量用の表示
を計量カップの蓋の側壁に設けることは、1回で、所要
量を注出するために好ましいことである。
本発明は、さらに、消費者が最初にコーヒーの容器を
開くような時まで、蓋の部材が初期の気密シールをほぼ
完全に維持するだけでなく、容器に再度密閉するように
蓋をした時に、蓋の部材が大気圧の変化の影響をほぼ完
全に遮断し得るような再シールをも行なう包装に関す
る。コーヒーの容器は、ごく普通の使用周期の場合に
は、使用開始後、少なくとも1日又は2日毎に開かれる
から、大気中の酸素が容器の中に入るのを最少するため
に、通常の場合、約2日未満の周期で再シールしなけれ
ばならない。
ここに使用するように、「ほぼ完全な気密シール」と
いう用語は、最初に開く前にロースト・コーヒーから放
散されるガスを用いて容器の内圧を顕著に増大させ得る
容器を意味している。この本発明のほぼ完全な気密シー
ルを採用すれば、ロースト・コーヒーの容器の初期内圧
の実際のレベルが、最初に容器に蓋をした後にコーヒー
から放散されるガスの量によって大きく変化するのは当
然であるが、この内圧は、通常の場合、約0.1キログラ
ム毎平方センチメートル(数毎平方インチ)の程度であ
る。この圧力を逃がすために適当な装置を設ける場合は
別として、この圧力は、殆ど全ての場合に、容器の排出
オリフィスを開く前に容器を開いた時に、コーヒーを容
器に充分吸い込み得る大きさである。
ここに使用するように、本発明の「大気圧の変化の影
響をほぼ完全に遮断する」再シールという用語は、ロー
スト・コーヒーの容器の内部の酸素の含有率を、大気中
の酸素の含有率の約10パーセント以下に低下させるもの
であることを意味する。この酸素の含有率の値は、容器
を最初に開いてから2日後に、容器から蓋とフィルタを
約30秒間取り外し、その間、コーヒーを全く取り出さ
ず、その後に、蓋だけするという条件で測定したもので
ある。概観的には、通常の場合、米国中央部の大気圧の
毎日の変化は非常に小さい。例えば、米国気象庁報告第
56号の「米国の隣接する州における圧力及び温度の毎日
の変数」に、米国中央部の毎日の平均変化が記載されて
いる。これによれば、通常の場合、冬期の毎日の大気の
変動幅が最大でも約0.141キログラム毎平方センチメー
トル(約0.2毎平方インチ)であり、夏期の毎日の大気
の変動幅が最大でも約0.070キログラム毎平方センチメ
ートル(約0.1毎平方インチ)に過ぎない。従って、本
発明の有効な再シールは、ロースト・コーヒーの容器の
内部に対する酸素の侵入を防止することができるもので
はあるが、このような有効な再シールは、消費者が本発
明の容器を最初に開封する前に施しておかなければなら
ないシールという意味では、必要のないものである。
最後に、本発明は、さらに、半剛性の容器が、最初の
開封の前にコーヒーから発生する内部圧力を受けた時
に、この内部圧力の変化によって半剛性の容器の予め定
められた部分を、この容器の基部を不安定にせず、又
は、横方向に拡張して出荷のケースに入り難くならない
ように限定することができるような包装に関する。
(従来の技術) 新鮮なロースト・コーヒーが二酸化炭素その他のガス
を大量に発生させること、及び、これがロースト・コー
ヒーの場合に特に顕著であることは従来から周知であ
る。1935年2月26日にトネに対して付与された米国特許
第1,992,556号には、ロースト・コーヒーを挽いた後、
直ちに、そのコーヒーを容器に入れてシールし、この容
器の中の空気を不活性ガスで置換することが開示されて
いる。このシールを行なう前に、その容器をチャンバの
中に入れ、このチャンバと容器の中の空気を抜いて、こ
のチャンバと容器の内部を真空にする。この真空のチャ
ンバ及び容器の中に、大気圧より若干高い圧力の不活性
ガスを入れる。その後に、このチャンバを再び真空に、
この真空したチャンバの中に再び不活性ガスを加える。
このサイクルを、この容器の内部の全ての空気が実用的
に完全に排除されて、不活性ガスによって置換されるま
で継続する。その後に、蓋を用いて、この容器の開いた
端部を閉じる。その後に、この蓋を容器に二重にシーム
する。トネの開示によれば、ロースト・コーヒーの中に
含まれているガスは、この容器の内部の圧力がコーヒー
のセルの内圧と均衡するまで継続的に放散され、これに
よって、このガスの圧力がロースト・コーヒーからガス
がさらに放散されるのを防止する作用をする。トネは、
容器が開かれた時に、この容器のコーヒーが、実用的
に、新鮮なロースト・コーヒーと同様の状態であり、こ
のコーヒーの油には悪臭がなく、このコーヒーのセルの
中のガスが新鮮のコーヒーと同様に容易に放散し得る状
態であると述べている。
トネは、コーヒーからガスを除去する容器のシールの
前に引く真空の程度について開示せず、シールした容器
を開ける前に容器の内圧が如何なる値になるかについて
も開示していない。さらに、トネは、容器が最初に開封
された時の加圧されているコーヒーを制御する方法、す
なわち、容器が最初に開封された時に、このコーヒーを
直ちに使用できるようにするための方法についても開示
していない。
コーヒーを焙煎した後に、ガス抜きを充分に行なわず
に直ちに包装する場合には、工業的な経験によれば、コ
ーヒーから二酸化炭素その他のガスが放出され、このガ
スが、容器に使用しているガス不透過性袋若しくは缶等
を著しく膨張させるし、破壊することさえあることが判
っている。
1947年11月11日にベールマンに対して付与された米国
特許第2,430,663号によれば、焙煎して挽いたコーヒー
をほぼ完全なガス不透過性容器に入れた場合に、このロ
ースト・コーヒーがほぼ完全なガス不透過性容器の内圧
を増大させるが、この内圧の増大によって引き起こされ
る問題点を解消するために、幾つかの方法が採用されて
いる。ベールマンは、ガラス製のジャーやブリキの缶を
使用することに関連して、真空包装が既に実用の域に到
達していると述べている。このような包装の場合には、
習慣的に、膨張のための空間を残すために、オーバーサ
イズの容器が使用されている。さらに、ベールマンは、
放散される二酸化炭素の圧力が真空包装を補償するため
の圧力よりも高くなるから、焙煎して挽いたコーヒーを
ほぼ完全にガス抜きする前に缶又はジャー入れた場合に
は、この缶又はジャーを開いた時にシューッという音が
するが、これは、空気が入るからではなく、二酸化炭素
が逃げるためであると述べている。
ベールマンは、さらに、焙煎して挽いたコーヒー、す
なわち、ロースト・コーヒーを入れる袋等の可撓性容
器、又は半剛性容器には、大気中の酸素の侵入を防ぐと
共に容器の中の焙煎して挽いたコーヒーから放散される
ガスを逃がさないためにほぼ完全なガス不透過性材料で
作った容器を使用した場合には、通常の場合、発生する
二酸化炭素の圧力のために、容器が変形し、しばしば、
破裂することさえあると述べている。
(発明が解決しようとする課題) この問題点を解消するための一つの方法として、機械
式逃気弁が使用されている。この逃気弁は、可撓性容器
の内部で放散されて蓄積する圧力を放出するためのもの
であって、容器の中に大気中の空気が入るのを防止する
ものではない。可撓性容器に使用する代表的な従来型逃
気弁は、1971年7月27日にゴグリオに対して付与された
米国特許第3,595,467号と、1974年3月26日にゴグリオ
に対して付与された米国特許第3,799,427号と、1983年1
2月13日にブレーザに対して付与された米国特許第4,42
0,015号とに開示されている。しかしながら、これらの
従来型の逃気弁は、代表的な場合に、ロースト・コーヒ
ーを入れるために使用する可撓性容器の製造経費を増大
させるという問題点がある。さらに、これらの逃気弁に
は、常に意図したように機能するとは限らないという問
題点がある。
ロースト・コーヒーの包装、特にほぼ完全なガス不透
過性包装材料を含んでいる容器に関する、さらに他の従
来技術は、ロースト・コーヒーを充分にガス抜きできる
時間保持する工程と、その後にこのコーヒーを容器の中
に入れる真空包装工程とを含んでいる。これは、代表的
な場合には、焙煎したコーヒーの全量を数時間ないし数
日間、空気が通る格納場所に保持する工程を含んでい
る。この工程は、コーヒーを焙煎している間に、このコ
ーヒーに溜まったバルクの二酸化炭素を逃がすための工
程である。それにも拘らず、コーヒーを焙煎した後に、
このコーヒーから放散されるガスが非常に迅速に増加す
ることは良く知られている。従って、包装を行なう前
に、最も速くガス抜きを行なう必要がある時に、コーヒ
ーを焙煎した後、すぐに、そのコーヒーを挽くことは好
ましいことである。
容器が金属製の缶等の堅い容器である場合には、コー
ヒーに対して最低のガス抜きを行なった後に。、このコ
ーヒーを真空包装すれば、通常の場合、その缶を開くま
で、その缶の中を真空に維持することができる。しかし
ながら、この金属製の缶のを開いた時の内部の真空度
は、通常の場合、包装時の真空度よりも低下する。これ
は、容器をシールした後に、容器に入れたコーヒーから
放散されるガスのためである。従って、包装前のガス抜
きの程度を高めるほど、その缶を開いた時の缶の内部の
真空度が高くなる。しかしながら、不幸なことである
が、ガス抜きを充分に行なえば、コーヒーに対する有害
な酸化の程度が酷くなる。
容器がほぼ完全にガスを不透過させない可撓性容器で
ある場合には、コーヒーをガス抜きした後に真空包装す
れば、可撓性容器の壁体がコーヒーによって圧潰される
ので、この可撓性容器に対してハーメチックシールを施
して、堅い容器、すなわち、煉瓦状の容器にし、消費者
が容器を開ける時に、このハーメチックシールを破断す
る構造にする。真空包装の前にもコーヒーから二酸化炭
素が放出されるから、可撓性容器は、通常の場合、少な
くとも開けられる時の袋の内部の残留真空度が、容器を
シールした後にコーヒーから放出されるガスのために包
装時の真空度よりも低下する場合であっても、開けられ
るまでは、外観及び感触が煉瓦状である。このことから
明らかなように、コーヒーから放出されて可撓性容器の
内部に蓄積する全てのガスの圧力によって、容器が膨張
し、或いは、破裂することさえある。従って、真空包装
のための可撓性容器に対しては、この容器を消費者が開
ける時まで煉瓦状の形状を維持するために、包装前に、
コーヒーのガス抜きを、より充分に行なう必要がある。
この真空包装された煉瓦状の袋を用いるという問題解
決法は、包装材料の経費を最少にするという点では合理
的であり、成功してはいるものの、設備投資額、及び製
造経費を増大させるという欠点を有する。これは、包装
前のコーヒーの焙煎を行なうために非常に多くの格納場
所が必要になるからであり、さらに、ロースト・コーヒ
ーを保持用格納場所から搬出したり、この格納場所に搬
入するための工数が必要になるからである。この方法
は、不幸なことであるが、ガス抜き工程を実施している
時に、ロースト・コーヒーを大気に露出させ、そのため
に、コーヒーの製品を包装する前に、新鮮なロースト・
コーヒーに含まれている揮発性の芳香及び風味が或る程
度失われ、さらに、酸化するために、このロースト・コ
ーヒーの品質が低下する。
(発明の目的) このような状況に鑑み、本発明は新鮮なロースト・コ
ーヒーの酸化を最少に止どめ、コーヒーの焙煎完了時か
ら、新鮮なロースト・コーヒーに含まれている所要の多
くの好ましい揮発性の芳香及び風味を、最終ユーザが容
器の中のコーヒーを消費するまで、維持し得る方法及び
容器を提供することを目的としている。
本発明の他の目的は、コーヒー豆、又は、粒状のコー
ヒーを、ガス抜きする間、保持することなく、ほぼ完全
なガス不透過性容器の中に導入することが可能である方
法及び容器を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、コーヒーから放散されて
蓄積する二酸化炭素その他のガスの圧力に耐えることが
でき、容器の予め定められた部分の変形を限定的にでは
あるが制御可能な、前記新鮮なロースト・コーヒーを包
装するための半剛性容器を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、消費者が容器を最初に開
けるまで、初期のほぼ完全な気密シールを維持すること
ができるだけでなく、既に説明したように、容器を開封
した後に、大気圧の変化の影響をほぼ完全に遮断するた
めの再シールをも行ない得る再シール可能の蓋を含む、
前記新規なロースト・コーヒーを包装するための半剛性
容器を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、消費者が容器を最初に開
けた時に、加圧されたロースト・コーヒーが、この容器
の注出用の小孔に吸引されるのを防止するための前記半
剛性容器の通気装置及び(又は)フィルタ、特にロース
ト・コーヒーが粒状である場合に、このコーヒーが吸引
されるのを防止するための前記半剛性容器の通気装置及
び(又は)フィルタを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、特に好ましい形態におい
て、計量スプーン、又は、通常使用されるようなスプー
ンを必要とすることなく、容器から所要量のロースト・
コーヒーを取り出すことができる計量カップを備えてい
る再シール可能の蓋を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、この半剛性容器の注出用
小孔に導かれている構造を有し、半剛性容器を方向変換
させることなく、又は、この半剛性容器を振らずに、容
易に、制御された方法で、この半剛性容器の注出用小孔
から、ロースト・コーヒーを注出することができる円錐
形の半剛性の容器を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、注出用小孔を有し、この
注出用小孔が未使用のロースト・コーヒーを、こぼすこ
となく、容器に、容器の中に戻すことができる半剛性容
器を提供することにある。
最後に、本発明のさらに他の目的は、再シール可能の
計量カップを有し、注出サイクル完了後に蓋の中に粒状
のコーヒーを粘着させないようにするために、静電気が
殆ど変化しない材料、若しくは静電気が全く変化しない
材料、又は、帯電性の変化が最少になるように処理され
た材料を用いて、この再シール可能の計量カップが作ら
れている半剛性容器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、特に好ましい形態において、ロースト・コ
ーヒーを、焙煎後迅速に、又は、ガス抜きをほぼ完全に
行なうことなく、包装することができる容器を有する。
この容器に半剛性容器を設け、この半剛性容器をほぼ完
全なガス不透過性を有するものとし、この半剛性容器を
容器中の新鮮なロースト・コーヒーから放散される二酸
化炭素その他のガスの圧力に耐え得る構造とすることは
好ましいことである。この半剛性容器を部分的に予め定
められた形状のプラスチック材料を用いて作るのが好ま
しく、この予め定められた形状のプラスチック材料で作
られた部分を、限定された範囲で変形し得るものとする
ことは好ましいことである。この構造は容器の基部が不
安定になることを防止し、これによって、この容器の垂
直軸線を起立状態に維持することができ、この容器が横
方向に膨張して運搬用の出荷ケースに入らなくなること
を防止することができる。
半剛性容器は再シール可能の蓋を含み、この蓋は、
(1)消費者が容器を最初に開ける前に、この容器を、
大気圧に対してほぼ完全にシールする作用を行なうこと
が可能であり、また、(2)既に説明したように、この
容器を最初に開けた後に、大気圧の変化が、この容器の
内部に及ばないようにする状態を確立し得るものであ
る。この有効な再シールを確立することによって、容器
が最初に開けられた後の中間的な使用サイクルにおい
て、大気中の酸素が容器の中に侵入することを最少に抑
制することも可能である。
コーヒーが加圧されている場合、特に、この加圧され
たコーヒーが粒状である場合には、消費者が容器を最初
に開けた時に、この加圧されたコーヒーがこの容器の注
出孔に吸引されるのを防止する装置を設けることは好ま
しいことである。特に好ましい形態においては、コーヒ
ーの吸引を防止する装置はフィルタを有し、このフィル
タは容器の注出孔又は再シール可能の蓋を被さるように
保持される。
再シール可能の蓋を半剛性容器に保持する装置は組を
為すねじ部を有し、このねじ部が相互に相補う形状であ
る。このねじ部は1つ以上のガス抜き孔を含み、このガ
ス抜き孔は、このねじ部が相互に完全に取り外される前
に、加圧されたガスをこの容器の内部から逃がすことが
できる。この構造は、容器が最初に開けられて圧力が放
出された時に、この圧力の放出に応じて、再シール可能
の蓋が飛ばされるのを防止することができる。
半剛性容器に円錐形部分を含め、この円錐形部分を注
出孔に導き、この円錐形部分を用いて、容器を完全に方
向変換させることなく、及び(又は)、容器を振ること
なく、粒状のコーヒーの注出を制御することができる構
造にすることは好ましいことである。また、半剛性の容
器が計量カップを有し、また、この計量カップに予め定
めた目盛りを含め、スプーンその他の計量用具を使用す
ることなく、この目盛りを用いて、目視しながら予め定
められた所要量の粒状のコーヒーを取り出すことができ
るようにすることは好ましいことである。半剛性容器の
注出小孔の断面積を充分に大きくして、再シール可能の
蓋に残った過剰のコーヒーを全量、こぼさずに容器の中
に戻すことができるようにすることは好ましいことであ
る。
この再シール可能の蓋を、静電気を殆ど若しくは全く
帯びない材料、又は、帯電防止処理を施した材料で作っ
て、粒状のコーヒーを容器から注出した後に、この再シ
ール可能の蓋の内面に粒状のコーヒーが全く残らないよ
うにすることは好ましいことである。
真空包装用の金属製の缶と煉瓦状の袋は、従来の容器
と異なり、ロースト・コーヒーを本発明の容器の中に包
装した時に、その容器の使用期間中終始、すなわち、消
費者が容器を最初に開けた時から、その容器が空になる
まで、芳香保持力を大幅に向上させることができる。本
発明のロースト・コーヒー包装がロースト・コーヒーの
芳香の保持力及び品質保持を改善し得るのは、包装開封
前、及び包装開封後におけるロースト・コーヒーの酸化
を減少させることができるからであるが、それだけでな
く、包装工程完了後に、容器の中のコーヒーから自動的
に発生する圧力が、このコーヒーの中の揮発性芳香成分
を殆ど完全に保持する作用をするからである。但し、こ
れに限定することを意図しているものではない。
本発明の容器は、最初に開けた時に真空ではないか
ら、消費者がこの容器を最初に開けた時に、この容器の
中に空気が吸込まれることはない。従って、この容器の
中のロースト・コーヒーの酸化をさらに抑制することが
できる。また、限定することを意図するものはないが、
既に説明したように、大気圧の変化の影響をほぼ完全に
遮断し得る再シールを施すことによって、中間の注出サ
イクルにおける、容器内部で再発生する圧力サイクルを
同様に、より多く下げることができるものと確信する。
それにもかかわらず、蓋を用いて容器を再シールすれ
ば、既に説明したように、大気圧の変化の影響をほぼ完
全に遮断することができ、この蓋を取り外した時に、容
器から芳香が顕著に失われることが観察される。このこ
とは、さらに、通常の使用サイクル、例えば、本発明の
容器を最初に開けてから約2ないし3週間経過しても、
本発明の容器からロースト・コーヒーを注出した時に、
消費者がロースト・コーヒーの芳香が強く、新鮮さが保
持されていると感じることによって裏付けられる。これ
は、再シールされたコーヒーの容器が中間使用期間に圧
力を自動的に若干増大させるので、使用サイクル中に大
気圧が変化しても、大気中の酸素が再シールされた容器
の中に侵入することが殆どないからである。
本発明の半剛性容器には、次のようなコーヒー豆、又
はロースト・コーヒー、すなわち、(1)消費者が焙煎
されているコーヒー豆を購入し、そのコーヒー豆を購入
した場所で挽く場合、又は、使用する前に挽く場合に、
その焙煎されたコーヒー豆の全量、又は、(2)コーヒ
ーの製造者がコーヒーを焙煎した後、そのコーヒーを極
力速やかに挽いて包装したロースト・コーヒーを入れる
ことができる。コーヒーが全てコーヒー豆である場合に
は、ガスが抜ける速度が遅いから、コーヒー豆の形で焙
煎して直ぐに包装すれば、消費者に対して、最初の芳香
及び新鮮さとを提供することができるという利益があ
る。また、消費者がコーヒーを購入した所で挽くか、或
いは使用する前に挽けば、消費者が最も良く注目する時
に、焙煎されたコーヒー豆から、より多くの芳香と、新
鮮な揮発成分とを放散させることができる。
[実施例] 第1図は、本発明の半剛性の実質的にガス不透過性荒
びきローストコーヒーパッケージ100の好ましい実施態
様を示し、その各要素を分解図示する。図示の実施態様
において荒びきローストコーヒーパッケージ100は、成
形可能の重合体材料から成る半剛性容器300と、着脱自
在のフタ部材200と、使用者が最初にパッケージを開放
した時に容器から荒びきローストコーヒー製品500の吸
気を防止するためのフィルタ手段400とを含む。フタ部
材を容器300の指あてビード304に対してロックするため
に、タンパエビデント収縮バンド600がフタ部材上に嵌
合されて、その上に収縮されている。好ましいパッケー
ジ100を構成する各成分について下記に詳細に説明す
る。
再密封型計量カップフタ部材200 この再密封型計量カップフタ部材を第1A図において簡
単な拡大断面で示す。フタ部材200の主目的は、少なく
ともパッケージが最初に開かれるまで、容器300と共に
実質的に気密的加圧密封を成すにある。この密封は、フ
タ200の内側面に流し込まれてフタのトップパネル202お
よび/または側壁203に固着した熱溶融性結合剤化合物2
01によって実施される。あるいは、または追加的に、こ
のシールはガス透過フィルタサポート420などの別個の
要素を含み、このサポートは弾性材料から成り、フタ20
0のトップパネル202の内側面と容器300の上縁305との間
のガスケットとして役立つ。このようにして、このサポ
ート420は、パッケージを組立てた時に、フタ200と容器
上縁305との間に捕捉される。フィルタサポート420を含
む通気フィルタ組立体400がパッケージ100の最初の開放
後に捨てられれば、フタが容器上縁305に当接して外気
に対して有効なシールを成すために、前記の結合剤201
が使用される。この点に関して、本発明の利点を達成す
るため、前記のような外部気圧に有効に抵抗する再密封
が実施される。数値で説明すれば、パッケージを最初に
開いた二日後に、パッケージから荒びきローストコーヒ
ーを取り出す事なくみぞ穴とフィルタを30秒間除去し、
その後フタを再びぴったり閉めたときに測定されたパッ
ケージ内部の酸素含有量は外気の酸素含有量より少なく
とも約10%低い。
約15オンス乃至約20オンスの荒びきローストコーヒー
500を収容したパッケージの場合、このパッケージを使
用者が最初に上げた時に最初の1秒以内にパッケージの
ヘッドスペースから約0.1〜約2.0リットルの二酸化炭素
ガスを安全にきれいに通気させる事ができる。第1図の
実施態様において、フタが容器から除去されるまで、ガ
スの通気中、フタと容器の係合状態が保持される。これ
は好ましくは、容器300とフタ200との間において少なく
とも1.25回転乃至約2.0回転を成す事によって達成され
る。ガスの急速脱出用通気チャンネル220がフタのネジ
山204の垂直みぞ穴として備えられ、また/あるいは容
器300の対応のネジ山319のみぞ穴380として備えられ
る。
フタ200は、約20psigに達するパッケージ内部圧のも
とにフタのトップパネル202がフタの上縁206の上方にド
ーム状を成す事を防止しまたは少なくとも最小限にする
ように設計される。与圧前に、フタ200のトップパネル2
02の内側面205は第1図および第1A図に図示のように内
側に凹形を成している。トップパネル202に使用される
プラスチック材料の厚さは約0.050〜約0.080インチの範
囲内にあり、ドーム状現象に抵抗するのに十分な剛性を
与えるように選定される。所望ならば、フタねじ込みト
ルクによって生じる変形作用に対してネジ山204を補強
し、またフタ200の上縁206を補強するため、フタの外側
面に垂直リブ208を備える事ができる。
フタのトップパネル202の外周に位置する上縁206はフ
タがそのトップパネルを底として立てられた時にその安
定性を生じ、転倒を防止するのに役立つ。
第1図に図示のように、計量カップ中の荒びきロース
トコーヒーの量をスプーンまたはさじなどの通常の器具
に対して関連させるために、フタ200の側面に計量マー
ク230,232,234が備えられる。図示の実施態様におい
て、フタ200は約6さじまでの荒びきローストコーヒー
を分与するサイズである。これは、通常の12カップコー
ヒーポットの準備のために使用される量である。このフ
タ200は、通常のスプーンまたはコーヒーさじを使用す
る場合のように計量カップを何回も充填する必要なく、
一定用量の荒びきローストコーヒー500を容器から注出
させる寸法を有する。もちろん、パッケージ中に収容さ
れたコーヒー組成に対応して追加のマークを備える事が
でき、また所定の強さの飲物または可変強さの飲物を生
じるように追加マークを備える事ができる。後者の場
合、これらの追加マークは、隣接のマークの間に収容さ
れた荒びきローストコーヒーの量が必ずしも等しくない
ように相対的に配置される。
実験によれば、通常のスプーンまたはコーヒーさじを
何回も満たす場合と比較して、このような1回充填法を
使用すれば計量誤差が減少する事が発見された。さら
に、フタ200を簡単に衛生的状態に保持しまた常にフタ
をパッケージに近接させておく事ができる。前述のよう
にパッケージを効果的に再密封して荒びきローストコー
ヒーの風味を保持する事が必要だからである。
特に好ましい実施態様において、フタ200は、この計
量カップが半剛性容器300から荒びきローストコーヒー
を充填する際にその側壁203を通して荒びきローストコ
ーヒー500を見る事によって正確に計量できるように透
明または半透明材料から成る。この点に関連して、透明
または薄く着色されたポリプロピレンが効果的である事
が発見された。
カップから所定量の荒びきローストコーヒーをパーコ
レータの中に入れてパッケージを再密封した後に残滓が
少なくなるようにフタの重合体組成および/またはその
被覆と形状を選定する。この点に関して、フタの静電電
荷を大体±2,000ボルトから本質的に0ボルトに低下さ
せるために、フタの樹脂の中に静電防止剤を含有させる
事が好ましい。フタの静電電荷の除去は分与サイクル後
にフタに付着する荒びきローストコーヒー粒子を防止で
きる。さらに荒びきローストコーヒーをパーコレータの
中にあけた後に、フタの内側面に荒びきローストコーヒ
ーの粒子が機械的に付着する事を防止するようにフタと
そのネジ山の内側面を設計する。
またパッケージの貯蔵高さを最小限にするため、フタ
200は容器の上縁と形状一致してパッケージの高さを著
しく増大しない事が事が好ましい。
容器の排出オリフィス340を通して荒びきローストコ
ーヒーを注出しまた余分の荒びきローストコーヒーを容
器の中に戻すため、また電気パーコレータについて時に
使用される小型の漉し器の中に一定量の荒びきロースト
コーヒーを注出するために、フタの側壁203の外側縁は
好ましくは可撓性に形成される。この可撓性は、フタの
側壁203を外側縁を楕円形に絞って、この絞り力を加え
る点から約90゜の位置にフタのリップの注出スパウトを
形成できる程度とする事が好ましい。ポリプロピレンか
ら成るフタが−10゜Fの温度でも亀裂またはヒビ割れを
生じる事なく、きわめて機能のよい事が発見された。こ
の特性は、荒びきローストコーヒーの鮮度を保持するた
めに冷凍室に貯蔵する場合に特に望ましい。
所望ならば、フタの側壁203の計量マーク230,232,234
は側壁203の厚さの中に形成された周方向段部とする事
ができる。この設計は、フタの外周全体に明瞭な計量マ
ークを形成するのみならず、荒びきローストコーヒーの
制御された排出のためにフタの側壁203を絞って変形し
た後にフタを実質的に円形断面に戻すための周方向リブ
を成す。
第1図と第1A図に見られるように、一定量の荒びきロ
ーストコーヒーを計量カップから容器の中にあける際に
よく制御できるように再び側壁203の外側リップ211を平
滑に構成する事が好ましい。
再密封型計量カップフタの他の実施態様3200 第3図に図示の計量カップの実施態様3200は、1つの
点以外は第1図および第1A図に図示のフタの実施態様20
0と類似である。しかしこのフタ3200は、容器300との密
封を成すために熱間溶融性化合物201を使用する事な
く、好ましくは弾性のV形密封部材3201を使用する。こ
れは、この部材がフィルタサポート420と実質的に気密
性の初期シールを成し、またはフィルタサポート420が
使用されない時に容器300の上縁305と共に前記の外気圧
の変動に実質的に抵抗できる再密封を成すためである。
オプションとしてのタンパエビデント収縮バンド600 この収縮バンド600は一般にPVC(ポリ塩化ビニール)
から成り、第1図に分解図で示すように、フタ200の上
縁206と容器の指あてビード304の上に当接させられる。
熱によってこの円筒形PVCバンドを収縮させて、パッケ
ージの上にロックさせる。
この収縮バンドは使用者に役立つ二、三のの機能を示
す。
1.フタがパッケージから除去されていないという視覚的
証明を与える。
2.最初にパッケージを開くに計量カップフタの衛生状態
を保持する。
3.製品の型を示すためにパッケージのコードを備える手
段を成す。所望ならば、この収縮バンドを指あてビード
304の下方の容器300の下部まで延長させ、パッケージ10
0の中に収容された荒びきローストコーヒーのラベルを
成し、またはその広告表示を備える事ができる。後者の
場合には、収縮バンドに指あてビード304に近い部分に
周方向の弱化線(図示されず)を備えて、ラベルを除去
する事なく、フタ200を固定した収縮バンドのこの部分
を簡単に除去する事ができる。
4.所望ならば販売促進のための購買証明として使用する
事ができる。
パーフォレーションによって2本の平行な垂直弱化線
610,620を備えて、引き裂きストリップを成し、これに
よって収縮バンドをパッケージ上のロック位置から簡単
に除去する事ができる。
ガス排出用フィルタ組立体400 第1図に図示のフィルタ組立体400は、半剛性パッケ
ージ100が最初に開かれる時に20psigに達するガス圧を
放出する際に、荒びきローストコーヒーが噴出する事を
防止する。このフィルタは、新鮮な荒びきローストコー
ヒー500によってパッケージのゲーシングの中で放出さ
れた二酸化炭素およびその他のガスを急速に脱出させな
がらパッケージ中に荒びきローストコーヒーを保持しな
ければならない。
1.好ましくはフィルタ410の通気性は、1秒以内に0.1−
2.0リットルのガスを通過させるように1/2インチのH2O
圧において少なくとも約200scfmとする。
2.フィルタ410は代表的には天然ガスまたは合成フアイ
バを使用して作られた織布または不織布材料から成る。
またこのフィルタの引っ張り強さは、ガスの排出中、脱
出ガスによって吸引される荒びきローストコーヒーの衝
撃に対して構造一体性を保持する程度でなければならな
い。
3.荒びきローストコーヒー500が粒状を成す場合、フィ
ルタ410の細孔サイズは約5ミクロンの粒径以上のすべ
ての粒子を保持する程度にこまかくなければならない
が、荒びきローストコーヒーによって閉塞されてはなら
ない。さもなければフィルタは安全通気に必要な急速ガ
ス脱出を禁止する場合がある。
フィルタ組立体400は、容器300からの荒びきロースト
コーヒーの望ましくない脱出を防止するためには、容器
からのガスの脱出中に容器の排出オリフィス304を横断
して固着されなければならない。
好ましい実施態様においてフィルタサポート420はフ
タ200と容器上縁305との間の実質気密的な初期密封を成
すガスケットとして作用する。
フィルタ組立体400は好ましくは除去可能で使い捨て
とする。また所望ならばこのフィルタ組立体に使用上の
注意を印刷し、または購入証明として使用する事ができ
る。
パッケージ100を最初に開放して圧力を排出した後、
フィルタ組立体400を放棄する事ができる。前記のよう
にして最初に容器を開放しつぎに容器とフタとを再密封
した後に荒びきローストコーヒーのガス排出によってパ
ッケージの中に発生する圧力は非常に低いので、測定不
能である。従って、パッケージから荒びきローストコー
ヒーが噴出する事を防止するための通気フィルタは原則
としてつぎに開く場合には必要でない。
所望ならば、パッケージ100に“カチッ”音などの可
聴信号を発生する手段を備える事ができる。この手段は
前述のように外気圧に実質的に抵抗する事のできる再密
封が容器300とフタ200との間においていつ得られたかを
使用者に知らせる。対応部材間において可聴信号を発生
する手段、例えばツメ機構は業界公知であるからこれに
ついては説明しない。
第1図に図示の実施態様パッケージ100において、フ
ィルタ要素410は、プラスチックフィルタサポート420に
よって保持された平坦なディスクから成り、このディス
クは容器上縁305の外側に着脱自在に取り付けられる。
フィルタ410は、そのサポート420の中に、保持タブ40
5、またはフィルタの中に突き刺さる中心ステーキ406に
よって保持される。フタ200を容器から除去した後にフ
ィルタ組立体を簡単に除去できるように引っ張りタブ46
5が備えられる。これは第2図の断面図において最もよ
く見られる。
あるいは、全体としてフィルタサポート420に類似し
容器の上縁305の外側に着脱自在に取り付けられる一体
的プラスチック材料またはエラストマー材料から成る連
続トップパネルにマイクロパーフォレーションを備える
事によってガス通気フィルタとする事ができる。
第1図と第2図に図示の実施態様において、フィルタ
組立体400は、フィルタサポート420上の内側スナップビ
ード407と容器上縁305の受けリング315との係合によっ
て容器の排出オリフィス304の上に保持される。
ガス通気フィルタ組立体400は容器300に対して別個の
動作で固定する事ができるが、あるいはこの組立体のフ
ィルタサポート420の保持タブ408をフタのネジ山204の
中に、またはその保持グルーブの中に、または保持ビー
ドの中に係合させて保持する事ができる。フタ200を容
器300の上にねじ込む際に、前記フィルタサポートのス
ナップビード407が容器300の受けリング315に係合させ
られて、むフィルタ組立体400をフタ200から容器300に
転送する。フィルタサポート420上の内側スナップビー
ド407の拘束力がタブ408の保持力より強いので、フタを
使用者が容器からねじ戻す時にフィルタ組立体400が容
器の上に残存する。多くの場合にこの組立体400はパッ
ケージを最初に開いた後に使用者が手で除去して棄却す
るか、所望ならばこの組立体400をパッケージの再密封
に先立って容器の上縁に再び係合させる事ができる。こ
の場合、再びサポート420のガスケット作用により、前
記のような分与サイクル間の外気圧の変動に抵抗する事
のできる再密封を簡単に成す事ができる。
ガス通気フィルタ組立体の他の実施態様4400 本発明の実施に際して使用する事のできるフィルタ組
立体の他の実施態様を第8図に示し、第8A図に拡大図示
する。このフィルタ4400はフタの他の実施態様4200と共
に使用され、このフタ4200は第3図の実施態様3200と一
つの点が相違する。フタ3200に使用されたV形断面のシ
ール部材3201の代わりに、テーパ環状リング4201が使用
され、このリング4201の内側面がフィルタ組立体4400の
サポート4420から上方に突出した環状リング4450と共に
シールを成す。同様に、フィルタから下方に突出した環
状リング4460の外側面が容器の排出オリフィス340に隣
接した内側面に対してシールを成す。
多くの点においてフィルタ組立体4400は第1図のフィ
ルタ組立体400と同様である。特にフィルタ410はフィル
タ組立体400のフィルタと同形である。さらに、フィル
タサポート4420上の内側スナップビード4407はフィルタ
サポート420上の内側スナップビード407と同形である。
最後にフィルタ組立体を一時的にフタ4200に固定する保
持タブ4408はフィルタサポート420上のタブ408と同形と
する事ができる。
自立型フィルタの他の実施態様1400 この通気フィルタ1400は本発明において使用する事が
でき第5A図と第5B図に示す。このフィルタが容器の内部
に落下しないように容器の排出オリフィス340の近くに
容器内側面に段部(図示されず)を備える事が好まし
い。
このフィルタ1400は、前記の段部に係合するためのま
っすぐな側壁1402を備える。フィルタ1400のこの側壁14
02は、フタがねじ戻される時に圧力の排出に際してガス
圧によってフィルタが容器の中で上昇させられる場合、
荒びきローストコーヒー粒子の脱出を防止する。このフ
ィルタ1400の底部は、パッケージ100からガスが急速に
脱出する際にその圧力に抵抗しその形状を保持するよう
に内側に凹形を成す。フィルタ1400の材料の厚さと剛さ
は、パッケージの運搬と輸送の際にフィルタをその位置
に保持するのに十分な形状と剛性とを有する。またこの
ように形成された自立型フィルタ1400の代わりに、前記
のすべての必要な特性を有するのに十分な厚さと構造剛
性とを有する材料のディスク、例えば合成フォームを使
用する事ができる。このディスクの厚さは、使用される
材料の剛さと多孔度に応じて、約0.050乃至約0.500イン
チの範囲とする事が好ましい。
フィルタ1400を除去る際に簡単に掴める程度に大きな
引っ張りタブ1401が備えられる。この引っ張りタブは、
このフィルタを設置する際にフタ200と容器300との間の
密封性に干渉しないように、容器の開口に対して平行に
折り畳まれている。このタブ1401の幅はフィルタの側壁
1402との継目1404において細く成されている。これはタ
ブ1401が容器の排出オリフィス340に対して平行に折り
畳まれている時に容器側壁との接触点において間隙の形
成を防止するためである。間隙が形成されればガス排出
中に容器から荒びきローストコーヒー粒子脱出する可能
性があるので、この事は特に望ましい。
自立型フィルタ1400を通してガスが排出される前、フ
ィルタは容器300の排出通路に沿って持ち上がる。しか
し容器内部の圧力全部が排出されるまで容器と係合状態
にあるフタ200の存在によって、フィルタは容器から離
れる事を防止される。フィルタが容器開口内部において
少し持ち上がる場合でも、側壁1402によってフィルタは
その荒びきローストコーヒー保持機能を遂行する事がで
きる。
ガス排出手段の他の実施態様 予圧されたパッケージ100を最初に開く時にガスの排
出が急速に無制御的に生じると、荒びきローストコーヒ
ーの噴出による汚れを生じる。前述のフィルタ要素は、
このようなガスの噴出を制御する特に好ましい手段であ
るが、荒びきローストコーヒーの噴出を伴わないように
ガス排出を制御する他の手段を下記に説明する。
第6図は、フタ1200を除去する前にまたはフタの除去
と同時にガスを通気するため、他の点では前記のフタ20
0と同様のフタ1200の中に複数のピンホール1250を使用
する場合を示す。このピンホールのサイズは、荒びきロ
ーストコーヒー500が粒状の場合、荒びきローストコー
ヒー粒子の噴出なしで通気が生じるように約0.050イン
チ直径以下とする事が好ましい。フタを除去した時の荒
びきローストコーヒーの噴出を防止するため、フタ1200
と容器300の対応のネジ山が完全に離脱する前にガスを
排出するに十分な数のピンホール1250を使用する事が好
ましい。ピンホールは感圧テープまたは加熱密封テープ
1260などの膜によって密封され、またはキャツプの脆性
部分(図示されず)によって密封される。計量カップと
してのフタ1200を完全にネジ戻す前にガス抜きのため、
前記のテープを除去しまたは前記の脆性部分(図示され
ず)を破断する。理想的には、最初にパッケージを開い
た後に再びシールを成すため、テープを再びシールし、
あるいは脆性部分を再び配置する。これは前述のような
分与サイクル間の気圧の変動に抵抗するために効果的で
ある。
第7図は、フタ2200を完全に除去しないでパッケージ
の内部から圧力を抜く他の手段を示す。第7図の実施態
様において、フタ2200のトップパネル2202から環状リン
グ2250が下方に突出している。このフタ2200は他の点に
おいては第3図のフタ320と同形である。環状リング225
0の外側面と容器300の排出オリフィス340に至る内側面
とが曲がりくねった通路2270を形成し、フタ2200のトッ
プパネル2202の内側面とフタの上縁305との間の密封が
破られた時にパッケージの中に荒びきローストコーヒー
を保持しながらガス抜きをする。これはフタネジ山2204
が容器300の対応のネジ山319から完全に離脱する前に生
じる。荒びきローストコーヒーの噴出を防止するため容
器の内側面と環状リング2250の外側面との間隔は、荒び
きローストコーヒー500が粒状の場合約0.005〜約0.050
インチとする事が好ましい。
前記通路2270を延長しまた容器ネジ山319とフタネジ
山2204との間の安全なガス通気を成すため、ネジ山の間
隙を縮小し、また容器とフタのネジ山の巻き数を増大さ
せる事ができる。ガスフィルタを使用しない場合、半剛
性容器300とフタ2200の相互に係合するネジ山の巻き数
は少なくとも約2とし、ネジ山間隙は約0.01インチ以下
とする事が好ましい。
容器300 本発明の実質的に不ガス透過性半剛性容器300を製造
するための特に好ましい材料は配向ポリエステルであ
る。この材料は、酸素、二酸化炭素および水蒸気に対し
て十分なバリヤを成し、荒びきローストコーヒーの運搬
サイクル中に約18〜約24時間、荒びきローストコーヒー
を保護する事ができる。またこの材料はその運搬中に見
られる落下および衝撃による損傷を示さない程度の抵抗
性を有する。容器300は通常の輸送条件および操作条件
においてはくぼんだり破損したりしない。重要な事はこ
の材料が操作と貯蔵に適した寸法と形状の容器に商業的
に形成されうる事である。
本発明の半剛性容器が破損しないためには、その材料
およびパッケージ構造が約20psigの内圧に耐えて、棚の
上に直立できないほどに底部が変形し、または不安定に
なる(ロールアウト)事のないのが望ましい。好ましい
限度は、高さの最大増大が約0.200インチ、容積の最大
拡張が約2%、直径の最大増大が約0.070インチであ
る。
容器300は、注出制御を改良し、または使用中に残っ
ている内容物を示すために荒びきローストコーヒーのレ
ベルを見る事ができるように透明または半透明とする事
が好ましい。特に好ましい実施態様において、容器300
はその内部に収容された荒びきローストコーヒー500を
防護するため、約400nm以下の短い波長の光の破壊作用
を破断する。このスクリーン効果を生じる手段は、容器
をコハク色に着色するにある。
運搬用パレットフットプリントおよび使用されるトラ
ックコンテナを最もよく使用するため、この容器の最大
直径は好ましくは約3.5〜約6.5インチとする。貯蔵棚の
サイズの限度に合うように、また使用者が一般に荒びき
ローストコーヒーのために使用する貯蔵場所の中に入る
ように、パッケージ200の最大組立て高さは約10インチ
以下とする事が好ましい。
これは、第5A図と第5B図に図示するように自立型フィ
ルタインサート1400を保持するために首部の内側に備え
られた段部(図示されず)とし、または第2図に図示の
ようにフィルタサポート420のスナップビード407を保持
するため容器の首部外側に配置された受けリング315と
する事ができる。容器の上縁305の面は平滑な面を成
し、フィルタサポート420あるいはフタ200のトップパネ
ル202の内側面と協働して任意の型のシール、すなわち
実質的に機密性のシールまたは効果的な再密封を成す事
ができる。
容器300の排出オリフィス304は、可塑性の外側縁を有
する側縁203をもつ計量カップのフタ200を使用して荒び
きローストコーヒーを滑らかに、均一に注出また再注出
するため、少なくとも約1.5インチの直径を有する。一
般に排出オリフィスの直径が大であるほど、容器の開放
に際して容器から荒びきローストコーヒーが吸引される
傾向が少なくなる。しかし、排出オリフィスが大きくな
ると注出制御を維持する事が困難になる。さらに、フタ
の断面積が増大するに従って、そのフタの抵抗しなけれ
ばならない力が増大する。
容器300の最上面にはネジ山319を含み、このネジ山は
パッケージが圧下にある時にフタ200を保持し、フタが
容器から完全に離脱されるまで完全にガス抜きさせるた
めのものである。圧下状態においてフタをよく保持する
ためには高いネジ山数(8ネジ山/インチ)と低いネジ
ピッチが好ましい。またこのようなネジ山の設計は使用
者の開放動作を容易にする。圧下保持のためにネジ山係
合を改良するには変形補強型ネジ山設計も好ましい。
本発明のパッケージにおいては、フタが完全に容器か
ら離脱されるまでに全圧通気されるのに十分な時間を与
えるように、少なくとも1.25回転のネジ山、少なくとも
1.5−2.0回転のネジ山係合が備えられる。好ましいネジ
係合により、フタを過度に回転させる事なくパッケージ
を完全に開きまた再び閉じる事ができる。
特に好ましい実施態様においては、フタ200のトップ
パネル202の内側面と容器上縁305との間の密封が破れた
時にガスを容器内部から急速に脱出させるための垂直通
気みぞ穴380を含む。これはフタのネジ山204が容器のネ
ジ山319から離間されるまでにガスを脱出させるのに役
立つ。
サポートリング318は配向PET容器300を製造する吹き
込み成形工程について必要なサポートリング318は、第
1図に図示のようにビンの首部の形状に対応する構造の
計量カップフタ200と干渉しないような最小直径を有す
る。
指あてビード304は荒びきローストコーヒーの注出中
にユーザが容器を操作しやすくしその滑りを防止するた
めペーパ握り区域325の頂点に配置される。荒びきロー
ストコーヒーの注出中に握り面に凹凸を与え操作を容易
するため、多数の一定断面のしかし容器の底に向かって
直径の増大する複数のビード327が配置される。容器の
首部と握り区域は、その実施態様においては約15゜であ
るが、容器から荒びきローストコーヒーを滑らかに注出
するために荒びきローストコーヒーの休止角度(40゜〜
60゜)より小とする。滑らかな注出を促進するため凹角
および段部はできるだけ避ける。パッケージのオリフィ
ス340を下に向けて垂直軸線を水平から約60゜下方に向
けた時に、容器を叩かなくても容器から滑らかに流出し
て容器が空になるようにしなければならない。容器300
の長手方軸線に対して直角の断面は実質的に円形とす
る。これによってパッケージ100は圧力に対して最小限
の歪を示す。
くぼんだラベルパネル339を成し、包装中および輸送
中の容器間の接触からラベルを保護するため、上下にバ
ンパ334が備えられる。これは摩擦によるラベルの損傷
を防止する。
容器の底部334はラベルパネル339のサイズを最大限に
成すためビンの側壁において最小限を有するように設計
される。凹形部346は底部が約20psigに達するパッケー
ジの内部圧による反転を防止するように設計される。
図示の実施態様において、その底部の反転を防止する
ため、底部の凹部346の内側面に複数のリブ348が当間隔
に配置されている。また底部344において、これらのリ
ブと当間隔の足部352が配置される。これらの足部は底
部をさらに反転に対して補強するビームを成す。さらに
これらの足部は圧力の作用でビンの高さが垂直方向に増
大した時に、底部外周の均一な変形を生じる。底部344
のプラスチックの壁体厚さは完全に均一ではないから、
内側リブ348と外側足部352が底部の変形および/または
反転を制御する。このような現象は底部の最も薄い区域
において生じて、容器300を傾斜させるものである。
底部の安定性を与えるため別個の底部キャップを固着
する公知の技術のほか、その他の底部補強技術が米国特
許第4,261,948号、米国特許第4,108,324号、および米国
特許第3,871,541号に記載されている。
底部を反転を防止するための特定の手段に限定される
ものではないが、容器が約20psigの内部圧力を受けた時
に傾斜する事を防止するために特定の方法を選定する事
が重要である。
前記の説明から明らかなように、容器300の平坦面と
接触するヒール354おいて最大可能直径が望ましい。ヒ
ールの直径が大きいほど、容器300は包装ラインにおい
ても、使用者の使用時にも安定となる。図示のような底
部接触形は、底部の安定性を増大するために、多くのソ
フトドリンク容器において使用されているような別個の
底部カップを取り付ける必要を除く。
実質的ガス抜きを必要としない容器充填法 半剛性容器300および/または新しい荒びきロースト
コーヒー500を好ましくは窒素または二酸化炭素などの
不活性ガスで掃気し、つぎに高速パッケージライン(例
えば300−500容器/分)上で容器に定量充填し密封す
る。あるいは本発明による充填された容器を密封前に高
速で液体窒素を噴射する事ができる。これに対して、従
来のコーヒーパッケージラインは比較的低速の真空パッ
ク工程を利用し、一般に毎分約300容器以下の速度で金
属缶または可撓性バッグを充填する。
本発明の半剛性プラスチック容器300は充填プラント
の中において金属缶またはガラスビンよりは靜である。
また本発明の容器は同一容積の金属パッケージまたはガ
ラスパッケージより軽いので、重量の減少により仕上が
りケースの操作と輸送が容易経済的になる。
本発明の予圧された半剛性パッケージ100は充填環
境、倉庫環境および輸送環境において損傷されにくい。
本発明のパッケージの内部圧は、その内部に収容された
荒びきローストコーヒーから発生する天然ガスによっ
て、また/あるいは液体窒素によって与圧され、または
容器が与圧された窒素または二酸化炭素環境の中にある
時にこれを包装し密封する事によって与圧される。所望
ならば、パッケージの内部圧を5〜10psig増大するため
に液体窒素噴射を実施する事ができる。荒びきロースト
コーヒー充填とケースの包装の直後に剛性のパックを倉
庫の中でスタックとして操作しやすくする。また圧力の
増大は長い運搬/購買サイクル(例えば18〜24カ月)後
においても与圧パックを使用者に与える事ができる。
さきに述べたように、本発明はローストコーヒー豆に
ついても、荒びきローストコーヒーについても使用する
事ができる。多くの消費者はその家庭にコーヒー豆を荒
びきする手段を有しないので、コーヒーの大部分は粒状
で販売されている。使用されるコーヒーの形状がどのよ
うであれ、そのロースト処理後にできるだけ早くコーヒ
ーを包装する事がもっとも有効である。従って、コーヒ
ーを包装する前に荒びきする場合には、ロースト工程が
終了し次第、荒びき段階を開始する事が好ましい。
ローストコーヒー豆を荒びきした直後に包装する事に
より、包装前にコーヒーを留保するガス抜き容器の必要
も経費も省略される。荒びきローストコーヒーを金属缶
の中に真空包装するために一般にある程度のガス抜きが
実施され、また荒びきローストコーヒーをレンガ型の可
撓性バッグの中に真空包装するためには、それ以上の程
度のガス抜きこうていが実施される。包装されたコーヒ
ーのその後のある程度のガス放出が生じるが、このよう
な部分的ガス抜きは包装の中に少なくともある程度の残
留真空を保持して、金属缶および可撓性バッグの膨張お
よび破損を防止するのに役立つ。荒びきローストコーヒ
ーのガス抜き時間は、真空包装金属缶の場合には荒びき
後、約1〜12時間であり、真空包装された可撓性バッグ
の場合、荒びき後、約2〜12時間である。これに対して
本発明の半剛性パッケージ100は、ガス抜きのための留
保時間を受けなかった荒びきローストコーヒーを充填す
る事ができる。
本発明の自己与圧型パッケージ100においては、コー
ヒーがロースト処理と荒びきの直後に包装されなくて
も、後述のようにコーヒーの品質を少なくともある程度
増進させる。コーヒーが包装前に通常の留保時間を持っ
た場合でもある程度の効果が得られる。もちろん包装前
にガス抜きをほとんどまたはまったく実施しない場合に
最大の効果が得られる。
コーヒーの劣化を生じるファクタ Prof.Dr.Dr.h.c.R.Heissほかの論文PACKAGING AND MA
RKETING OF ROASTED COFFEE,ASIC,8e Colloque,Abidja
n,1977,pp.163−174,11月18日−12月3日;O.G.Vitzthum
and P.Werkhoffの論文CHANGES OF TEH AROMA OF ROAST
COFFEE IN O2−PERMEABLE BAG PACKS,Chem.Mikrobiol,
Technol.Lebnsm.,Vol.6,pp.25−30k(1979);R.Radtke
論文SURVEY OF THE PRESENT CONDITION OF PACKAGING F
OR ROASTED COFFEE WITH SPECIAL CONSIDERATION OF FL
AVOR RETENTION,6th Int.Colloq.on Coffee Scie.,ASI
C,Bogota,pp.188−98,1973年6月4−9日に記載の先行
技術の教示によれば(これらの論文を引例として加え
る)、コーヒーの品質の劣化は原則として下記の3段階
で生じる。
(1)芳香の喪失、(2)風味成分の酸化、(3)脂肪
の酸敗。これらの段階について下記に詳細に説明する。
(1)芳香の喪失。容器注の芳香は必ずしもコーヒーの
カップ品質には関連していないが、芳香は消費者にとっ
てきわめて望ましい属性である。ローストコーヒーを包
装前に大気に露出された容器の内部に留保する事によ
り、あるいはガス透過性パッケージまたはガス透過性で
なくても開放後に効果的に再密封されないパッケージの
中に荒びきローストコーヒーを留保する事により、芳香
性揮発分が失われる事が多いと考えられる。
(2)芳香成分の酸化。これは生成物に対する酸素露出
の結果であると考えられる。酸素露出の可能性は、包装
前の(特にガス抜き中の)コーヒーの空気露出、密封前
のパッケージからの酸素除去不足、ガス透過性パッケー
ジを通しての酸素透過および/または開かれたパッケー
ジを再び閉じる際の不完全な再密封による酸素の進入な
どである。
酸素の吸着(例えばコーヒーをガス抜き容器中に保持
した場合)は非常に急速に生じる。従って、コーヒーの
新鮮さは包装前の空気露出が最小限のコーヒーが優れて
いると考えられる。初期酸素装入量が低くなるからであ
る。
(3)脂肪の酸敗。これは、高酸素レベルに対する長時
間露出の結果としてのコーヒー脂肪分の酸化によると考
えられる。
本発明の利点 本発明の実施によって得られる利点の1つは、包装前
のみならず、包装が消費者の手に入った後の貯蔵中と使
用サイクル中に荒びきローストコーヒーの酸素露出が低
減する事である。本発明の実施によって得られる他の利
点は、揮発性芳香の保持の改良である。前述のようにパ
ッケージが消費者によって最初に開かれるまでコーヒー
のガス放出によって発生する内圧に耐える事ができ、外
部の大気圧の変動に実質的に抵抗できる再密封を成す事
のできる半剛性の実質的に不ガス透過性パッケージの中
に、ロースト処理後に実質的にガス抜きされていないコ
ーヒーを包装する事が本発明の前記の利点をもたらすと
考えられる。
この点を明らかにするために、同様の手法で調製され
たコーヒーを本発明のパッケージ100と、真空包装真空
缶(27Hg真空)との中に封入した。このコーヒーは従来
の手法でローストされ、包装前にコーヒー豆の形で約1
日保持され、つぎに荒びき形で約1/2時間保持された。
室内貯蔵条件のもとに12時間熟成させた後に、各型のパ
ッケージを開き、下記に詳細に記載の手順によって芳香
のガスクロマトグラフィーカウントを測定した。
ガスクロマトグラフィー分析テスト手順機器および材
料: テストされたサンプルパッケージ。
40゜Fから160゜Fまでの目盛りを有する金属ダイアル
式温度計。
コロラド、ラブランド、ハッチ社製のCarle Basic Ga
s Chromatograph,Model No.GC9700。
イリノイス、ローリングメドウ、ヒューレットパッカ
ード社製のHewlett Packard 3390A Integrator。
ルイジアナ、ベイトンルージュ、ダイナテックプレイ
シジョン サンプリング社製の1cc Pressure−Lok bran
d注射器。
オハイオ、ツインスバーグ(デイトン)、マジソン
ガスプロダクツ製のStandardr Gas Mixure(窒素中0.5
%メタン)。
テスト手順: 1)Carle Basic Gas Chromatographの校正のため、Sta
ndard Gas Mixtureの0.25ccサンプルを注射器の中に引
き込んだ。
2)前記のサンプルをクロマトグラフ隔膜の中に注射す
る事によってクロマトグラフを校正した。
3)インティグレータの「スタート」を押す。ガスクロ
マトグラフへの中への水素流を調整する事によって面積
読み値を65,000+/−1000に調整する。実際のテストを
開始する前に2逐次読み値65,000+/−1000を得る。
4)テストを開始するため、注射針の先端がコーヒーの
中に入らないようにパッケージを配向して、注射針をパ
ッケージの中に挿入する。パッケージ内部ガスのサンプ
ル0.25mlを抽出する。注射器の孔の中に金属ダイアル式
温度計を3分割挿入して、パッケージの内部温度を得
る。温度と記録を読む。この挿入孔を感圧フォイルバリ
アテープによって密封する。
5)前記のパッケージ内部ガスのサンプル0.25ccをクロ
マトグラフ隔膜中に噴射する。インティグレータ上の
「スタート」を押して、読み値を得る。GCカウントを読
む。
6)テストされる各パッケージサンプルについて、クロ
マトグラフの校正を含めて全手順を繰り返す。サンプル
パッケージは全部、約70゜Fの温度になければならな
い。
つぎに、本発明の容器300上には再密封型フタ200を配
置し、金属缶上には通常のプラスチックオーバキャプを
配置してパッケージを再閉鎖した。テスト期間中、すべ
てのパッケージを室内条件で貯蔵した。パッケージが空
になるまで、18日間にわたって、各グループのパッケー
ジから定期的に内容物を除去した。パッケージの酸素含
有量を評価するために使用された酸素分析手順を下記に
詳細に説明する。
酸素分析テスト手順 機器および材料: テストされるサンプルパッケージ。
ミネソタ、ミネアポリス、Modern cotrols Inc.製のM
ocon Toray Oxygen Analyzer Model LC700F。
ニュージャージ、ラザフォード、Belton Dickinson製
のBecton Dickinson 22G1.5サイズ針を備えた20cc注射
器。
テスト手順: 1)Mocon Analyzerの校正のため、室内空気10ccサンプ
ルを注射器の中に入れる。
2)10ccの空気サンプルをMocon Analyzerの隔膜の中に
1cc/秒の速度で噴射する事によってMocon Analyzerを校
正する。
3)校正後にデジタル読み値が20.9+/−0.2を表示し
なければならない。読み値がこの値を表示しなければ、
再校正する。Mocon Analyzerが前記の値20.9+/−0.2
に校正された時に、実際テストを実施する事ができる。
4)テストを開始するため、注射針の先端がコーヒーの
中に入らないようにパッケージを配向して、注射針をパ
ッケージの中に挿入する。パッケージ内部ガスのサンプ
ル10ccを抽出する。この挿入孔を感圧フォイルバリアテ
ープによって密封する。
5)前記パッケージの内部ガスサンプル10ccをMocon An
alyzerの隔膜の中に1cc/秒の速度で噴射する。
6)デジタル読出しを15秒間安定させる。デジタル読出
しから酸素%を読み、記録する。
7)テストされる各サンプルパッケージについて、Moco
n Analyzerの校正を含めて全手順を繰り返す。
別表Iの各データは少なくとも3レプリケートの平均
値を示し、真空パック金属缶のヘッドスペースの酸素レ
ベルが開放後2日で実質的に大気圧となり、その後の使
用期間中このレベルに留まった事を示す。しかるに本発
明のパッケージ100の場合、開放後2日のわずかに約12
%であって、使用サイクルの終わりまで増大しなかっ
た。
両方のパッケージを開いた時の、ガスクロマトグラフ
カウントによって表示される芳香は同程度であった。し
かし、使用サイクルのその後の期間中、本発明のパッケ
ージ100中のコーヒーの芳香保持はプラスチックキャッ
プを有する真空パック金属缶よりも実質的に高かった。
ガス除去によって発生した圧力に耐えられる容器に貯蔵
されたコーヒーは、製品中にかなりの揮発性物質を保有
している。
ラドッケ(Radtke)の教示しているような前述の従来
技術によれば、十分なガス除去がされなかったコーヒー
の容器詰めが、上等なコーヒーとされている。しかし、
ラドッケは利用できるパッケージやシステムが非現実な
ものであることを教示している。
本発明による容器100は、半剛性を有し、ほとんど気
体を透過せず、十分なガス除去がされなかったロースト
コーヒーを従来技術の柔軟容器に共通してみられたよう
なひどいゆがみや破損の危険なしに容器詰めすることを
許容する。十分なガス除去に先立つそのような容器詰め
は、真空容器詰めや、1方向通気バルブを有する柔軟容
器の容器詰めに比べ、コーヒー製品内にかなりの気体と
芳香性揮発性物質を保有する。
通気が行われず、ほとんど気体を透過しない容器にお
いて、コーヒーからの揮発物の損失は、容器詰めの時か
ら圧力が平衡に達するまでの容器内の圧力の絶対変化を
測定することで間接的に知ることができる。
反対に、1方向通気バルブを有する柔軟容器は、コー
ヒーの揮発物を容器内に保持することはできない。すな
わち、一方向通気バルブは、容器を弾ませないために、
ガスや揮発物を大気中に逃がすことを許容している。し
たがって、そのような容器内の圧力の絶対変化は揮発性
物の損失を間接的に測定したものではない。
通気されないコーヒー容器において、圧力が平衡状態
に達するまで必要な時間は、製品の挽き方、焙り具合、
豆の成長及び製品の湿気によって通常1〜4週間の間で
変化する。この点については、一般にガス除去した製品
で十分加圧された本発明の容器の圧力の絶対変化の方
が、最初に27(インチHg)を下まわる真空状態で容器詰
めされた同様のコーヒーを入れた金属缶より一般に小さ
いことがわかる。
一般に真空詰めされた容器ではコーヒーからの放散ガ
スは容器上部に排出できるようになっている。もし、容
器詰めに先立って十分ガス除去される状況に置かれてい
ないローストあるいは粉挽きコーヒー(すなわち、表I
において参照される典型的な容器に関して通常記されて
いるようなローストあるいは粉挽きコーヒー)が、27イ
ンチHg以下の真空下で容器詰めされたら、これらの容器
は平衡状態に達する頃には、ほとんど大気圧と等しくな
ってしまう。これは、27インチHg又は13.3psiの絶対的
な圧力上昇に相当する。本発明の容器100に同じ過程で
ローストあるいは粉挽きされたコーヒーを容器詰めした
場合と比較すると、平衡状態で約8psigの正圧を一般に
示す。すなわち、圧力の絶対変化はわずか8psiである。
したがって、本発明の容器100は、製品内にかなりの揮
発性物を保有したまま、平衡状態に達する。真空容器詰
めと異なり、これらの製品の揮発性物は消費者が容器を
開封後に放たれるのに役立つ。
本発明のコーヒー容器内に存在する内部で発生した圧
力は最初の開封による酸素の進入を防ぐ。
本発明による加圧された容器の最初の開封は容器周囲
の大気圧と平衡状態に達するまで容器からの気体の散出
を許容している。この過程は酸素の全大気濃度(ほぼ2
0.9%)が開封と同時に容器内に進入するのを防ぐ。こ
れと逆に、ほとんどの販売されている有効に真空容器詰
めされているコーヒーの金属缶は通常、最初の開封です
ぐに容器内に空気(約20.9%の酸素を含む)を吸い込
み、金属缶にある残余の真空状態を無効にし、容器周囲
の大気圧と平衡状態に達する。
このように販売されている有効に真空容器詰めされて
いるコーヒーの金属缶が新鮮さを失う過程は開封と同時
に始まるが、本発明に従って容器詰めされたコーヒーは
低い初期の酸素レベルを維持し、この状態を防げた。
本発明によるコーヒー容器内に放散される気体は容器
内の酸素を低いレベルに維持することを補助することで
新鮮さを保つ。
本発明による容器内に有効に再シールされて貯蔵され
たローストコーヒーから気体が放散され続ける限り、容
器内で測定される酸素量は周囲の大気中の酸素含有量よ
り低いレベルに保たれる。
本発明に従って容器詰めされたローストコーヒーから
放散される気体は前述のように芳香と新鮮さを高めると
いう効果も奏する。通常の使用の後、8日たって、本発
明の容器100は、最初に同じようにロースト、粉挽きし
たコーヒー製品であって、上から覆うプラスチックキャ
ップを有する金属缶に比べ、3倍以上の芳香(ガス・ク
ロマトグラフィでの測定による)を示した。1バッチ分
のコーヒーは従来のコーヒーロースターでローストコー
ヒーされ、24時間、豆の状態で存置され、通常のコーヒ
ー挽きで挽かれ、30分間粉挽き状態にして置かれた。バ
ッチ分は分配され、半分は真空容器詰めされて金属缶に
入れられ、半分は本発明の容器100に容器詰めされた。
容器詰めは、両工程とも、同時に実施された。これらの
評価は、容器詰め後14週経過後に開始された。結果は以
下表IIにおいて述べる。
各データ値は少なくとも3回繰返された平均を示して
いる。
上述の実験は、容器100中のコーヒーから放散される
気体が容器内の酸素を本当に減少させていることを示す
ために実施された。1回目の開封前では金属缶も容器10
0も低い酸素レベル(0.1%)であった。最初の開封にお
いて、容器は以下のように取扱われた。
容器100:容器は開封され、フィルターがはずされると
ともに廃棄され、3杯のコーヒーが取出された。容器は
その時、エアが吹付けられ、有効な再シール状態を形成
するようにねじ込みふたによって再シールされた。
金属缶:容器は開封され、3杯のコーヒーが取出され
た。缶は、その後、通常のプラスチックキャップで封を
された。
その後、すぐに酸素測定が両容器について実施され
た。
翌日、容器開封前に、酸素測定が行なわれた。予想通
り、金属缶の酸素レベルは19.9%に増加していた。驚く
べきことに、本発明の容器100の酸素レベルは前日から
相当減少していた。
明確には、それは約20.2%から約13.6%に減少してい
た。
限定されることは望まないが、本発明の有効に再シー
ルされた容器内部の酸素量の減少はおおむね、容器に詰
められているローストあるいは粉挽きされたコーヒーか
らの気体の放散に起因したものであり、反対に有効な再
シール効果の乏しいプラスチックキャップを有する金属
缶は容器内に詰められているロースト粉挽きコーヒーか
ら放散する気体を容器の外部にすぐ放出してしまい、容
器内に大気中の酸素を急速に流入させる。したがって、
本発明の容器において、十分なガス除去がされなかった
コーヒーの容器詰めは容器の使用期間を通じてコーヒー
が酸素にさらされるのを少なくすることによってプラス
チックの蓋を用いる従来の金属缶では得られない新鮮度
を保持できる。
本発明の半剛性容器の透過壁は芳香を保つ。
本発明の半剛性容器な透過壁は、不透過性の従来の金
属缶に比べ、芳香性ガスのクロマトグラフィ値は高いレ
ベルで保持される。もし、望むなら、この効果は、容器
からすべてのコーヒーがなくなるまで通常の使用頻度を
シュミレートするようにコーヒーを分けた後の空容器の
芳香測定によっても証明できる。保有する芳香の欠如を
補うために、金属缶のような不透過性の従来技術のコー
ヒー容器では、望ましい芳香を保つのを、促進するため
に、缶の内側表面を芳香性の溶剤で表面処理したりして
きた。この研究は。だいたいU.S.P.4,034,116公報に開
示されている。限定されることは望まないが、本発明の
プラスチック容器300の透過特性は、一定の望ましい芳
香揮発性物を容器内に残すとともに、特性に欠陥のある
芳香コーヒーの香りが結合した分子重量の小さい一定の
ものの伝達や損失を許容すると信じられている。
ガス抜き後に、コーヒーがパックされたとき、本発明
の容器の再封止が高いコーヒーの芳香を維持できる。
本発明による容器100は、初期開封後、周囲の大気圧
の変化に効果的に抗する再シールを可能とし、プラスチ
ックで蓋をした金属缶によって達成された状態よりも一
層良いコーヒーの芳香を維持します。この効果は、最初
に真空パックされコーヒーで観察され、真空パックされ
た缶の内と外とを均圧にさせた。この実験の両工程にお
けるコーヒーは市場に出てから4カ月たったものと同じ
であった。市場に出た缶が開封され、半分は金属缶の中
に真空パックされ、残りの半分は本発明による半剛性の
ガス不透過性容器の内へ詰め込まれた。再パックはコー
ヒーから発散したガスによる容器内の圧力上昇を小さく
おさえた。
再パックの2週間後、容器が開封され、ガスクロマト
グラフによるガスの芳香が調べられた。表4から明らか
なように、各データ点は少なくとも3回の反復実験の平
均値である。通常使用の13日後、再シールされた本発明
の容器100は当初の芳香のガスクロマトグラフ分析値の
ほゞ70%を保持していた。これに対して、再閉手段をも
たない従来の金属缶は芳香のガスクロマトグラフの分析
値の初期値の約21%にすぎなかった。真空パックされた
缶の芳香のガスクロマトグラフの値は、本発明の再パッ
ク容器よりも低い。
本発明の特定の実施例を説明したが、本発明の範囲お
よび精神を逸脱することなく種々の変形例を考えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコーヒー容器の一実施例を示す斜
視図、第1A図は第1図に示す再シール可能な蓋の1A−1A
線断面の概略拡大断面図、第2図は第1図において容器
の取出し口を覆うように示されている通気フィルタを支
持するために設けられている支持具の2−2線断面の概
略拡大断面図、第3図は第1図に示す再シール可能な蓋
に代えて用いることができる他の実施例の再シール可能
の蓋の概略断面図、第4図は第1図において示された半
剛性容器の4−4線断面の概略一部断面図、第5A図は本
発明によるガス通気フィルタのグリップ金具が垂直な状
態での概略断面図、第5B図は第5A図におけるグリップ金
具が水平に折曲げられた後の状態でのガス通気フィルタ
の平面図、第6図は本発明のある実施例による再シール
可能な蓋を第1図に示すような一般的な半剛性容器に装
着した状態を示す概略一部断面図、第7図は本発明の他
の実施例による再シール可能な蓋を第1図に示すような
一般的な半剛性容器に装着した状態を示す概略一部断面
図、第8図はある実施例による再シール可能な蓋と、第
1図において容器の取出し口を覆うように示されている
通気フィルタを支持するために設けられている支持具と
を示す概略一部断面図、第8A図は第8図において8Aで指
示する拡大図である。 100……ローストコーヒーパッケージ、200……フタ部
材、300……半剛性容器、340……排出オリフィス、410
……フィルタ要素。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セオドアー、ポール、マーツ アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナ チ、イーストノル、コート、5323、アパ ートメント、112 (56)参考文献 独国公開2327282(DE,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23F 5/10

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半剛性を有し、再シール可能であり、ほぼ
    完全にガス不透過性であり、ロースト・コーヒーを包装
    するために使用され、最初に開けられた時だけでなく、
    使用期間中終始ロースト・コーヒーの芳香を強めること
    ができるロースト・コーヒーの容器であり;前記ロース
    ト・コーヒーの容器が半剛性容器を有し、前記半剛性容
    器がほぼ完全なガス不透過性の重合体材料で作られて注
    出孔を含み、前記半剛性容器の内面及び外面が大気に対
    して露出された時、前記半剛性容器が予め定められた形
    状になり;前記ロースト・コーヒーの容器が前記半剛性
    容器の中に予め定められた量のコーヒーを含み、前記コ
    ーヒーを前記半剛性容器の中に入れるのが、コーヒーを
    焙煎した後であって、ほぼ完全にガス抜きされる前であ
    り、前記半剛性容器の中に前記ロースト・コーヒーを入
    れた時には、前記ロースト・コーヒーがかなりの量の二
    酸化炭素その他のガスを含み;前記ロースト・コーヒー
    の容器が蓋を有し、前記蓋が前記ほぼ完全な不透過性容
    器の注出小孔を横断するように取り付けられ、前記蓋が
    半剛性容器に最初に取り付けられた時に大気圧を遮断す
    る気密を形成し、前記蓋が半剛性容器に最初に取り付け
    られる時が前記半剛性容器に前記コーヒーが充填された
    後であり、これによって、前記ロースト・コーヒーから
    放出されるあらゆるガスが前記容器から逃げないように
    し、これによって、使用者によって前記半剛性容器が最
    初に開けられるまで、前記半剛性容器の予め定められた
    部分が破断せず、限定された範囲内で変形し、前記半剛
    性容器の形状が明らかに変化しないように、前記容器の
    内圧を大気圧より高めることができ、前記蓋がさらに前
    記ほぼ完全な不透過性容器の注出小孔を横断するように
    大気圧を遮断する再シールを行ない、前記蓋の再シール
    を行なうのが前記半剛性容器を使用者が最初に開けた後
    であり、前記再シールによって周囲の大気圧の変化の影
    響をほぼ完全に遮断することが可能になり;前記ロース
    ト・コーヒーの容器がベントを有し、前記ベントが前記
    半剛性容器の内部に流体を通し得るように接続され、前
    記半剛性容器から前記蓋が最初に取り外された時に、前
    記ベントが前記コーヒーから放出されるガスを放出させ
    ることによって、前記コーヒーから放出されるガスによ
    る内圧を、前記コーヒーを前記半剛性容器の注出小孔に
    吸い込ませることなく放出させることができる構造であ
    るロースト・コーヒーを包装する容器。
  2. 【請求項2】前記ロースト・コーヒーが粒状である請求
    項1に記載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  3. 【請求項3】前記蓋が前記半剛性容器の注出小孔を横断
    するようにシール保持され、前記蓋のシール保持がねじ
    部によって行われ、前記ねじ部が前記蓋と前記半剛性容
    器とに設けられ、前記蓋に設けられた前記ねじ部と前記
    半剛性容器に設けられた前記ねじ部とが相補う形状を有
    する構造である請求項1又は2に記載のロースト・コー
    ヒーを包装する容器。
  4. 【請求項4】前記ベントが屈曲した通路を有し、前記通
    路が前記蓋と前記半剛性容器との間に形成され、前記通
    路が前記コーヒーを通さない程度に充分小さく、前記通
    路の縦軸線に直角方向の断面積が前記半剛性容器の内圧
    を完全に放出し得る大きさであり、前記半剛性容器の内
    圧を放出するのが、前記蓋及び前記半剛性容器に設けら
    れた前記相補う形状のねじ部が相互に完全に係合解除さ
    れる前である請求項3に記載のロースト・コーヒーを包
    装する容器。
  5. 【請求項5】前記ベントが多孔質のフィルタを有し、前
    記フィルタが前記半剛性容器の注出小孔を横断するよう
    に保持される構造である請求項3に記載のロースト・コ
    ーヒーを包装する容器。
  6. 【請求項6】前記ベントがさらに通路を有し、前記通路
    が前記フィルタの外面に設けられ、前記通路が前記蓋と
    前記半剛性容器との間に形成され、前記通路の縦軸線に
    直角な方向の断面積が前記半剛性容器の内圧を充分に放
    出することができる大きさを有する構造である請求項5
    に記載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  7. 【請求項7】前記多孔質のフィルタが多数の明瞭な形の
    孔を有し、前記孔の大きさが前記コーヒーを通し得ない
    ように充分に小さく、前記明瞭な形の孔が前記蓋に一体
    になるように形成され、前記蓋がさらに再使用可能の装
    置を含み、前記再使用可能の装置が前記明瞭の形の孔と
    大気との接続をシールにより遮断する構造である請求項
    5に記載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  8. 【請求項8】前記多孔質のフィルタが前記注出小孔を横
    断し、前記蓋によって保持される構造である請求項5又
    は6に記載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  9. 【請求項9】前記多孔質のフィルタが自らを支持する構
    造である請求項8に記載のロースト・コーヒーを包装す
    る容器。
  10. 【請求項10】前記半剛性容器がほぼ完全なガス不透過
    性を有する容器を備え、前記ほぼ完全なガス不透過性容
    器がほぼ完全なガス不透過性を有する重合物材料で作ら
    れ、前記ほぼ完全なガス不透過性容器の縦軸線方向に沿
    った点における断面の形状がほぼ完全に円筒形である請
    求項1に記載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  11. 【請求項11】前記半剛性容器が円筒形部分を有し、前
    記円筒形部分の注出小孔が前記半剛性容器の残余の部分
    に接続され、前記円筒形部分が前記半剛性容器の垂直軸
    線に対して角度を為すテーパを有し、前記テーパによっ
    て、前記半剛性容器を倒立若しくは傾斜させる必要なし
    に、前記半剛性容器から前記コーヒーを容易に注出し得
    る構造である請求項10に記載のロースト・コーヒーを包
    装する容器。
  12. 【請求項12】前記コーヒーが粒状であり、前記半剛性
    容器の前記円筒形部分の前記テーパの角度が前記粒状の
    コーヒーを静止させる角度より小さい値である請求項11
    に記載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  13. 【請求項13】前記前記半剛性容器の前記円筒形部分の
    前記テーパの角度が約15度である請求項12に記載のロー
    スト・コーヒーを包装する容器。
  14. 【請求項14】前記半剛性容器が基部を含み、前記基部
    が前記半剛性容器の残余の部分に対して補強され、前記
    補強によって、前記半剛性容器の内部の圧力が約1.406
    キログラム毎平方センチメートル(約20毎平方インチ)
    である場合に、前記基部の不均一な変形をほぼ完全に防
    止すると共に前記半剛性容器の傾斜をほぼ完全に防止す
    ることができる構造である請求項10又は11に記載のロー
    スト・コーヒーを包装する容器。
  15. 【請求項15】前記基部の中央部が上に凹の部分を有
    し、前記上に凹の部分が内部に多数のリブを含み、前記
    リブが半径方向に延びている構造である請求項14に記載
    のロースト・コーヒーを包装する容器。
  16. 【請求項16】前記基部の中央部が上に凹の部分を有
    し、前記基部の前記上に凹の中央部の周囲が多数の脚部
    によって取り囲まれ、前記脚部が外側に凸であり、前記
    外側に凸の部分が半径方向に延び、前記脚部が相互に隣
    接する位置にあり、前記脚部が前記基部の前記上に凹の
    形状の中央部を前記半剛性容器の残余の部分に接続する
    構造である請求項14に記載のロースト・コーヒーを包装
    する容器。
  17. 【請求項17】前記基部の中央部が上に凹の形状の部分
    を有し、前記上に凹の部分が内部に半径方向の多数のリ
    ブを含み、前記基部の前記上に凹の中央部が多数の脚部
    によって取り囲まれ、前記脚部が外側に凸であって半径
    方向に延びる形状であり、前記脚部が相互に隣接する位
    置にあり、前記脚部が前記基部の前記上に凹の形状の中
    央部を前記半剛性容器の残余の部分に接続する構造であ
    る請求項14に記載のロースト・コーヒーを包装する容
    器。
  18. 【請求項18】前記半剛性容器が、さらに、その垂直線
    に沿った断面形状がほぼ一定である部分をを含み、前記
    断面形状がほぼ一定である部分が1つ以上であり、前記
    断面形状がほぼ一定である部分の最も下の端部が、前記
    基部の周縁を取り囲んで前記基部の前記半径方向に向か
    う形状を有する脚部の最も外側の端部に保持される構造
    である請求項17に記載のロースト・コーヒーを包装する
    容器。
  19. 【請求項19】前記蓋が前記コーヒーを受器の中に注出
    するための計量カップを有する構造である請求項1又は
    6に記載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  20. 【請求項20】前記蓋が多数の計量目盛りを含み、前記
    計量目盛りが、予め定められた量のコーヒーを注出する
    際の前記コーヒーの注出を容易にする構造である請求項
    19に記載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  21. 【請求項21】注出サイクル終了後の前記蓋への前記コ
    ーヒーの付着を防止するために、前記蓋を基本的に静電
    気を帯びないものとする構造である請求項17に記載のロ
    ースト・コーヒーを包装する容器。
  22. 【請求項22】前記蓋が側壁を含み、前記側壁がスカー
    トを有し、前記スカートの両面が手で押された時に弾力
    変形し、前記弾力変形によって、前記スカートが注出口
    を形成することができる構造である請求項20又は21に記
    載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  23. 【請求項23】前記計量目盛りが前記弾力変形可能のス
    カートの全周縁に設けられ、前記蓋と一体になるように
    モールド成型され、前記弾力変形可能のスカートが手で
    押されて引き離された時に、前記モールド成型された計
    量用の目盛りが補強リブとしての作用をも行ない、前記
    補強リブが前記弾力変形可能のスカートを変形前の状態
    の形状に復元させる作用をする構造である請求項22に記
    載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  24. 【請求項24】前記半剛性容器の注出小孔が円形であ
    り、前記注出小孔の直径が充分に大きく、前記注出小孔
    がコーヒーを前記蓋から前記半剛性容器の中に殆どこぼ
    さずに再充填することができる構造である請求項22に記
    載のロースト・コーヒーを包装する容器。
  25. 【請求項25】前記半剛性容器の注出小孔の直径が約3
    8.1ミリメートル(約1.5インチ)である請求項24に記載
    のロースト・コーヒーを包装する容器。
  26. 【請求項26】半剛性を有し、再シール可能であり、ほ
    ぼ完全にガス不透過性であり、ロースト・コーヒーを包
    装するために使用され、最初に開けられた時だけでな
    く、使用期間中終始ロースト・コーヒーの芳香を強める
    ことができるロースト・コーヒーの容器であり;前記ロ
    ースト・コーヒーの容器が半剛性容器を有し、前記半剛
    性容器がほぼ完全なガス不透過性の重合体材料が作られ
    て注出孔を含み、前記半剛性容器の内面及び外面が大気
    に対して露出された時に、前記半剛性容器が予め定めら
    れた形状になり;前記ロースト・コーヒーの容器が前記
    半剛性容器の中に予め定められた量のコーヒーを含み、
    前記コーヒーを前記半剛性容器の中に入れるのが、コー
    ヒーを焙煎して挽いた後であって、ほぼ完全にガス抜き
    する前であり、前記半剛性容器の中に前記ロースト・コ
    ーヒーを入れた時には、前記ロースト・コーヒーがかな
    りの量の二酸化炭素その他のガスを含み;前記ロースト
    ・コーヒーの容器が蓋を有し、前記蓋が前記ほぼ完全な
    不透過性容器の注出小孔を横断するように取り付けら
    れ、前記蓋が半剛性容器に最初に取り付けられた時に大
    気圧を遮断する気密を形成し、前記蓋が半剛性容器に最
    初に取り付けられる時が前記半剛性容器に前記コーヒー
    が充填された後であり、これによって、前記焙煎されて
    挽かれたコーヒーから放出されるあらゆるガスが前記容
    器から逃げないようにし、これによって、使用者によっ
    て前記半剛性容器が最初に開けられるまで、前記半剛性
    容器の予め定められた部分が破断せず、限定された範囲
    内で変形し、前記半剛性容器の形状が明らかに変化しな
    いように、前記容器の内圧を大気圧より高めることがで
    き、前記蓋がさらに前記ほぼ完全な不透過性容器の注出
    小孔を横断するように大気圧を遮断する再シールを行な
    い、前記蓋の再シールを行なうのが前記半剛性容器を使
    用者が最初に開けた後であり、前記再シールによって周
    囲の大気圧の変化の影響をほぼ完全に遮断することが可
    能になり;前記ロースト・コーヒーの容器がベントを有
    し、前記ベントが多孔質のフィルタを含み、前記フィル
    タが前記半剛性容器の注出小孔と屈曲した形の通路とを
    横断するように保持され、前記通路が前記蓋と前記半剛
    性容器との間に形成され、前記通路が前記フィルタの外
    部に設けられ、前記蓋が前記半剛性容器から最初に取り
    外された時に、前記フィルタと前記通路とが、前記コー
    ヒーから放出されるガスによって発生する内圧を、前記
    コーヒーが前記半剛性容器の注出小孔に吸い込まれない
    ようにして、放出させることができる構造であるロース
    ト・コーヒーを包装する容器。
  27. 【請求項27】ロースト・コーヒーを包装する容器の内
    部に、少なくとも最終使用者が前記ロースト・コーヒー
    を包装する容器に内容物として収容されている前記ロー
    スト・コーヒーを使いきるまで、前記ロースト・コーヒ
    ーの焙煎直後の芳香を保持し得るように改良された構造
    を有するロースト・コーヒーを包装する方法であり;前
    記ロースト・コーヒーを包装する方法が、前記新鮮なロ
    ースト・コーヒーを、ガス抜きすることなく、ほぼ完全
    なガス不透過性を有する容器の中に、前記ほぼ完全なガ
    ス不透過性容器の注出小孔から注入し、これによって、
    前記コーヒーの中の二酸化炭素その他のガスの殆ど全量
    を維持することができる工程を有し;前記ロースト・コ
    ーヒーを包装する方法が、再シール可能の蓋を、前記半
    剛性容器の注出小孔を横断するように取り付け、前記蓋
    を用いて気密シールを形成し、前記気密シールによっ
    て、消費者が前記ロースト・コーヒーを包装する容器を
    開けるまで大気圧の影響をほぼ完全に遮断し、これによ
    って、前記ロースト・コーヒーから放出される如何なる
    ガスをも前記ロースト・コーヒーを包装する容器から逃
    がさず、これによって、前記ロースト・コーヒーを包装
    する容器の内圧を大気圧より高い値に上昇させ得る状態
    にする工程を有し;前記ロースト・コーヒーを包装する
    方法が、前記半剛性容器から前記蓋が完全に取り外され
    る前に前記半剛性容器の内部の圧力を放出させて、前記
    半剛性容器の注出小孔に前記コーヒーが吸い込まれない
    ようにする工程を有し;前記ロースト・コーヒーを包装
    する方法が、前記半剛性容器から前記蓋を取り外して、
    前記コーヒーを前記半剛性容器の注出小孔から注出する
    工程を有し;前記ロースト・コーヒーを包装する方法
    が、前記半剛性容器に再び前記蓋をして再シールを形成
    し、前記再シールによって前記半剛性容器の内部を、そ
    の周囲の大気圧の変化からほぼ完全に保護することがで
    きるようにする工程を有し;前記ロースト・コーヒーを
    包装する方法が、前記ロースト・コーヒーを包装する方
    法における前記半剛性容器から前記蓋が完全に取り外さ
    れる前に前記半剛性容器の内部の圧力を放出させて前記
    半剛性容器の注出小孔に前記コーヒーが吸い込まれない
    ようにする工程から、前記ロースト・コーヒーを包装す
    る方法における前記半剛性容器に再び前記蓋をして再シ
    ールを形成し、前記再シールによって前記半剛性容器の
    内部を、その周囲の大気圧の変化からほぼ完全に保護す
    ることができるようにする工程に至るまでのまでの各工
    程を、前記半剛性容器から前記コーヒーの全量を注ぎ出
    し終わるまで反復実施し、これによって、前記半剛性容
    器の使用可能期間の間、終始、前記コーヒーから放散さ
    れる二酸化炭素その他のガスと、これに随伴する揮発性
    芳香成分とが失われるのを遅らせ、これによって、前記
    新鮮なロースト・コーヒーの芳香を、前記ロースト・コ
    ーヒーを包装する容器の使用可能期間の間、終始、維持
    する工程を有するロースト・コーヒーを包装する方法。
  28. 【請求項28】前記コーヒーを焙煎した後、前記コーヒ
    ーを前記ほぼ完全なガス不透過性容器の中に注入する前
    に、前記コーヒーを挽く工程を含んで成る請求項27に記
    載のロースト・コーヒーを包装する方法。
  29. 【請求項29】前記コーヒーを前記半剛性容器に注入す
    る前に、不活性ガスを用いて、前記焙煎して挽いた直後
    の新鮮なロースト・コーヒーと前記半剛性容器とをフラ
    ッシングする工程を含んで成る請求項28に記載のロース
    ト・コーヒーを包装する方法。
  30. 【請求項30】前記コーヒーを前記半剛性容器に注入す
    る前に、不活性ガスを用いて前記半剛性容器をフラッシ
    ングする工程を含んで成る請求項28に記載のロースト・
    コーヒーを包装する方法。
  31. 【請求項31】前記蓋が前記半剛性容器に最初に取り付
    けられたシールされた時に、加圧された不活性ガスを前
    記コーヒーの容器に加える工程を有して成る請求項28に
    記載のロースト・コーヒーを包装する方法。
  32. 【請求項32】前記不活性ガスが、窒素ガスと二酸化炭
    素から成る一群のグループから選択される請求項30に記
    載のロースト・コーヒーを包装する方法。
  33. 【請求項33】前記蓋を前記半剛性容器に最初にシール
    装着する前に前記半剛性容器の中のコーヒーに液体窒素
    を注入する工程を含み、これによって、前記半剛性容器
    が大気に対してシールされた後に、前記半剛性容器の内
    部で発生する圧力を増大させる請求項28に記載のロース
    ト・コーヒーを包装する方法。
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