JP2000295967A - コーヒーの搬送及び貯蔵方法 - Google Patents

コーヒーの搬送及び貯蔵方法

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JP2000295967A
JP2000295967A JP11103854A JP10385499A JP2000295967A JP 2000295967 A JP2000295967 A JP 2000295967A JP 11103854 A JP11103854 A JP 11103854A JP 10385499 A JP10385499 A JP 10385499A JP 2000295967 A JP2000295967 A JP 2000295967A
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Haruhito Okago
治仁 尾籠
Hideo Tango
秀雄 丹後
Masayuki Tagoto
正之 田毎
Kunihiro Miyata
邦弘 宮田
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Nippon Steel Plant Designing Corp
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Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煎豆の損壊や酸化による品質の劣化を防止す
ると共にエージング時間が正確に管理できるコーヒーの
搬送及び貯蔵方法を提供する。 【解決手段】 コーヒー生豆を焙煎機20、21にて焙
煎し、定量切り出し後、蓋付き容器16に収納して蓋を
閉じ、蓋付き容器16を搬送手段11にて自動倉庫17
に移送し、蓋付き容器16ごと保管貯蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒーの生豆を
焙煎機で焙煎した後の煎豆、煎粉の製造プロセスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コーヒーは、香りのよい嗜好品として広
く愛飲されている。コーヒー豆は、収穫後に精製されて
生豆となり、焙煎によって香りやこくを増し、配合(ブ
レンド)され、粉砕されて粉体となってから使用され
る。コーヒーが出荷されるときは、コーヒーの風味を保
つために豆の状態で出荷されることもあり、主に、ブレ
ンドされない1種類の豆の状態、ブレンドされない1種
類の粉の状態、ブレンドされた豆の状態、又はブレンド
された粉の状態となっている。このように出荷形態が数
種類あるため、焙煎後のコーヒーは、一旦貯蔵され、こ
の貯蔵場所から少量ずつ取り出されてミキサに搬送され
ブレンドされていた。従来、焙煎したコーヒーの搬送に
は気送管が主に使用され、貯蔵にはサイロが使用される
ことが多かった。例えば、生豆のコーヒーをブレンドな
しの粉の状態で出荷するときには、次の方法で搬送及び
貯蔵がされていた。図6に示すように、まずコーヒー豆
は焙煎機50で焙煎され、気送管を使用した空気搬送に
よって煎豆サイロ51に貯蔵されていた(ステップ
1)。煎豆サイロ51の内部は複数に分割されており、
焙煎後のコーヒー豆(以下、煎豆という)は、豆の種類
や焙煎の深さ等によってそれぞれ分割して貯蔵されてい
た。この煎豆サイロ51内で所定時間煎豆を放置して、
ガス(CO2 )抜き(エージング)を行っていた。煎豆
サイロ51に貯蔵された煎豆は、計量器52、切り出し
機53によって一定量ずつ取り出され、気送管によって
ミキサ54に搬送されていた(ステップ2)。ミキサ5
4にはステップ2と同様に他の種類のコーヒー豆が煎豆
サイロ51から所定量搬送され、そして、搬送されてき
た数種類のコーヒー豆はミキサ54によって混合されて
から気送管でミル55に送られていた(ステップ3)。
ミル55で粉砕されて粉体となったコーヒーは、バケッ
トコンベヤ、又はベルトコンベヤで煎粉サイロ56に運
ばれ(ステップ4)、計量器57、切り出し機58によ
って一定量ずつ取り出され、バケットコンベヤ、又はベ
ルトコンベヤで計量器59に運ばれ(ステップ5)、包
装機60によって包装されてから出荷されていた。
【0003】一方、ブレンドされた豆の状態で出荷され
るときには、ステップ2の後、ミキサで混合され、気送
管で煎豆ブレンドサイロ61に空気搬送され(ステップ
6)、計量器62、切り出し機63によって一定量ずつ
取り出され、気送管で計量器59に運ばれ(ステップ
7)、包装機60によって包装されてから出荷されてい
た。また、ブレンドされない豆の状態で出荷されるとき
には、ステップ1の後、煎豆サイロ51に貯蔵されたコ
ーヒー豆は、計量器52、切り出し機53によって一定
量ずつ取り出され、気送管によって計量器59に運ばれ
(ステップ8)、包装機60によって包装されてから出
荷されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のコーヒーの搬送及び貯蔵方法は、気送管内を空気搬
送していたため、煎豆が空気中の酸素と接触することに
よって酸化が促進し、また、配管の曲部に煎豆が衝突す
る事によって煎豆が損壊することがあった。さらに、粉
体となったコーヒーを煎粉サイロ56に出し入れすると
きには、バケットコンベヤで行っていたので、空気に接
触してさらに酸化が促進されていた。また、各サイロへ
の搬入時間及び搬出時間は記帳による管理であったため
正確な時間管理がされていなかった。さらに、1つのサ
イロでは十数種類程度にしか分割できないので、多種類
の豆や粉の貯蔵ができなかった。本発明はかかる事情に
鑑みてなされたもので、煎豆の損壊や酸化による品質の
劣化を防止すると共にエージング時間が正確に管理でき
るコーヒーの搬送及び貯蔵方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係るコーヒーの搬送及び貯蔵方法は、コーヒー生豆を焙
煎機にて焙煎し、定量切り出し後、蓋付き容器に収納し
て蓋を閉じ、該蓋付き容器を搬送手段にて自動倉庫に移
送し、前記蓋付き容器ごと保管貯蔵する。ここで、コー
ヒーとは、コーヒー生豆、焙煎後のコーヒー豆の他、粉
砕後の粉の状態を含み、搬送手段とは、ローラコンベヤ
やベルトコンベヤ等のコンベヤの他、フォークリフトや
人力による移送も含む。また、蓋付き容器の蓋とは、容
器の上部を密封しないで覆う構造で、容器に開閉可能に
固定されているものの他、容器と分離可能なものを含
む。焙煎後のコーヒー豆を蓋付き容器に収納して、コー
ヒー豆の空気に触れる面積を小さくし、また、コンベヤ
等の搬送手段によって移送して、コーヒー豆の損壊を防
いでいる。そして蓋付き容器ごと自動倉庫に保管貯蔵す
るので、コーヒーが空気に触れる面積を小さくすると共
に、多種類のコーヒーを蓋付き容器ごとに管理すること
ができる。
【0006】ここで、前記自動倉庫に保管貯蔵中の焙煎
後のコーヒー豆が収納された前記蓋付き容器について、
下記の工程のうちのいずれかの工程を指定された要求に
より適宜選択して実行した後、前記蓋付き容器及び下記
のいずれかの工程によってコーヒーが収納された蓋付き
少量容器に蓋をし、前記自動倉庫に戻して保管し、前記
蓋付き少量容器に所定時間のエージングを行うことが好
ましい。 工程A:焙煎後のコーヒー豆が収納された1個の蓋付き
容器から前記コーヒー豆を指定された量だけ切り出し、
ミルにて粉砕し、蓋付き少量容器に収納する。 工程B:焙煎後のコーヒー豆が収納された複数の蓋付き
容器から、指定された銘柄の焙煎後のコーヒー豆を、指
定された量だけ切り出し、ブレンド後、蓋付き少量容器
に収納する。 工程C:焙煎後のコーヒー豆が収納された複数の蓋付き
容器から、指定された銘柄の焙煎後のコーヒー豆を、指
定された量だけ切り出し、ブレンド後、ミルにて粉砕
し、蓋付き少量容器に収納する。
【0007】なお、指定された要求とは、保管貯蔵中の
焙煎後のコーヒー豆を取り出してコーヒーの出荷形態に
合わせて混合及び/又は粉砕することをいう。この要求
に合わせて工程A〜工程Cのいずれかの工程を選択す
る。また、蓋付き少量容器とは、蓋付き容器より内容積
の少ない小型の容器をいい、蓋付き少量容器の蓋とは、
容器の上部を密封しないで覆う構造で、容器に開閉可能
に固定されているものの他、容器と分離可能なものを含
む。そして所定時間のエージングとは、コーヒーからC
2 を抜くために必要な時間だけ放置しておくことをい
い、エージングを自動倉庫内で行うので、入庫及び出庫
時間を正確に把握して管理することができる。
【0008】また、前記自動倉庫にてエージングが終了
した蓋付き少量容器のうち指定された蓋付き少量容器の
みを取り出し、指定された量だけ切り出し、包装後、出
荷することも可能である。コーヒーは、包装するまで蓋
付き少量容器に収納されているので空気に触れる面積を
小さくすると共に、空気に触れる時間も短くしている。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。
【0010】図1〜図4に示すように、本発明の一実施
の形態に係るコーヒーの搬送及び貯蔵方法を適用する搬
送及び貯蔵装置10は、搬送手段の一例であるローラコ
ンベヤ11〜14と、煎豆15(焙煎後のコーヒー豆)
が収納された開閉可能な蓋付き容器の一例であるコンテ
ナ16が搬入される自動倉庫17と、自動倉庫17から
搬出されるコンテナ16から取り出されたコーヒーが計
量(又は加工)後に収納される蓋付き少量容器の一例で
ある小型コンテナ18、19を有している。以下詳しく
説明する。図1に示すように、ローラコンベヤ11は、
コーヒー生豆を焙煎する焙煎機20、21と、焙煎され
た煎豆15の定量切り出しを行う切り出し機22に連接
して設けられている。コンテナ16に煎豆15を収納し
て蓋を閉じた後、ローラコンベヤ11によって自動倉庫
17まで移送することができる。
【0011】図2に示すように、自動倉庫17は、コン
テナ16、小型コンテナ18、19をそれぞれ独立して
格納、取り出し可能な保管棚23と、ローラコンベヤ1
1から搬入されたコンテナ16、小型コンテナ18、1
9を上昇させて保管棚23の各部屋に格納し、又は、コ
ンテナ16、小型コンテナ18、19を各部屋から取り
出して下降させ、ローラコンベヤ12に載せて搬出する
ことができる昇降クレーン24を有している。このよう
な構成にすることによって、コーヒーをコンテナ16、
小型コンテナ18、19ごと保管貯蔵することができ
る。自動倉庫17には、図示しない制御装置が設けら
れ、コンテナ16、小型コンテナ18、19の搬入、搬
出時間等を管理することができる。
【0012】図3に示すように、ローラコンベヤ12の
前方には、傾転機25が設けられ、傾転機25は、ロー
ラコンベヤ12から受け取ったコンテナ16を傾転さ
せ、コンテナ16内の煎豆15を計量器26に投入する
ことができる。また、計量器26の下部にはミキサ27
が連設されていて、ミキサ27に複数の種類の煎豆15
が投入された後にこれらを撹拌して混合することができ
る。さらに、ミキサ27の下部には2本に分岐した支管
28、29を有する切り出し機30が連設され、切り出
し機30に設けられた図示しない切り替え装置によって
ミキサ27によって混合された煎豆15の出口を支管2
8、29のどちらか一方に切り替えることができる。そ
して、支管28から吐出される煎豆15は、ローラコン
ベヤ13上の小型コンテナ18に収納される。一方、支
管29はミル31に連設されている。支管29を通過し
てミル31に投入された煎豆15は、ミル31により粉
砕されてから、その下部に連設された切り出し機36か
ら煎粉32となって吐出される。そして、吐出された煎
粉32はローラコンベヤ14上の小型コンテナ19に収
納される。小型コンテナ18、19が載置されたローラ
コンベヤ13、14は、ローラコンベヤ11に接続さ
れ、小型コンテナ18、19は再度自動倉庫17に運
搬、格納されてエージングが行われる。
【0013】図4に示すように、自動倉庫17に連設さ
れたローラコンベヤ12から分岐したローラコンベヤ1
3aの前方には、傾転機33が設けられ、傾転機33
は、ローラコンベヤ13aから受け取った小型コンテナ
18(若しくは小型コンテナ19、又はコンテナ16)
を傾転させ、小型コンテナ18(19)内のブレンドさ
れた煎豆15(又は煎粉32)若しくはコンテナ16の
煎豆15を計量器34に投入することができる。また、
計量器34の下部には包装機35が連設されていて、計
量器34で所定分量ずつ分けて包装されてから出荷され
る。
【0014】次にコーヒーの搬送及び貯蔵装置10を使
用したコーヒーの搬送及び貯蔵方法について、まず、コ
ーヒーをブレンドした粉の状態で出荷する場合について
説明する。図1、図2、図5に示すように、コーヒー生
豆を焙煎機20、21にて焙煎し、切り出し機22によ
る定量切り出し後、コンテナ16に収納して蓋を閉じ
る。そして、コンテナ16をローラコンベヤ11にて自
動倉庫17に移送し、コンテナ16ごと保管貯蔵する
(ステップ1)。煎豆15をコンテナ16に収納すると
きの落差は、最大でも700mm程度しかないので、気
送管内を搬送するときのように設備に衝突して煎豆15
が損壊することがなく、収納するときの衝撃を空気搬送
に比べて少なくすることができる。また、コンテナ16
に収納して自動倉庫17で保管貯蔵するので、コンテナ
16ごと、又は棚ごとの管理が可能となり、これによっ
て従来使用していた複数のサイロが不要となって、1種
類の保管庫で対応ができる。
【0015】次に、図2、図3、図5に示すように、自
動倉庫17に保管貯蔵中の煎豆15が収納された複数の
コンテナ16のうち、指定された銘柄の煎豆15を選別
して取り出し、ローラコンベヤ12で計量器26に移送
し(ステップ2)、指定された量だけ切り出し、コンテ
ナ16の蓋を閉じ、自動倉庫17に戻して保管する。こ
れを指定された銘柄の数だけ繰り返してから、ミキサ2
7でブレンドし、切り替え装置で煎豆15の出口を支管
29側に切り替え、煎豆15を切り出し機30で切り出
す(ステップ3)。そして、ミキサ27でブレンドした
煎豆15をミル31にて粉砕し、小型コンテナ19に収
納し(ステップ4)、その後、小型コンテナ19の蓋を
閉じ、自動倉庫17に戻して保管し、所定時間のエージ
ングを行う。エージングは、自動倉庫17の制御装置に
よって行うので、小型コンテナ19の入庫及び出庫時間
を正確に管理することができ、エージング時間のばらつ
きが少なくなる。なお、ステップ2、3、4を合わせた
工程を工程Cとする。そして、図2、図4、図5に示す
ように、自動倉庫17にてエージングが終了した小型コ
ンテナ19のうち指定された小型コンテナ19のみを取
り出し、ローラコンベヤ12及びこれから分岐するロー
ラコンベヤ13aによって計量器34に移送し、指定さ
れた量だけ計量器34で切り出し、包装機35による包
装の後に出荷する(ステップ5)。このように、コーヒ
ー生豆の焙煎から出荷するまでの間、コーヒーが空気に
触れる面積及び空気に触れる時間を減少させることによ
って、コーヒーの品質を向上させることができた。
【0016】次に、変形例を示す。コーヒーをブレンド
しないで粉体の状態で出荷するには、第1の実施の形態
におけるコーヒーの搬送及び貯蔵方法において、ステッ
プ2、3及び4(工程C)で複数のコンテナ16から切
り出した複数の煎豆15をミキサ27で混合したが、こ
れを、1個のコンテナ16から1種類の煎豆15だけを
切り出し、ミキサ27を使用しないように変更する(こ
れを工程Aとする)。これによって1種類だけの粉体の
状態で出荷できる。続いて、別の変形例を示す。コーヒ
ーをブレンドした豆の状態で出荷するときには、第1の
実施の形態におけるコーヒーの搬送及び貯蔵方法におい
て、ステップ2、3及び4(工程C)の替わりに次の工
程を行う。煎豆15が収納された複数のコンテナ16か
ら、指定された銘柄の煎豆15を計量器26によって指
定された量だけ切り出し、ミキサ27でブレンドした
後、切り替え装置で煎豆15の出口を支管30側に切り
替えて、煎豆15を切り出し機30で切り出して小型コ
ンテナ18に収納する(ステップ6)。これを工程Bと
する。こうすることによって、コーヒーをブレンドした
豆の状態で出荷することができる。このように、出荷の
状態を変更する場合には、工程中で使用する装置を切り
替えるだけで簡単に変更することができ、この場合で
も、コーヒーが空気に触れる面積を少なくすることがで
きる。以上、本発明に係る実施の形態について説明して
きたが、本発明は、前記実施の形態に限定されるもので
はなく、例えば、蓋付き容器及び蓋付き少量容器には密
閉しないものを使用しているが、これを密封状態で使用
することもできる。
【0017】
【発明の効果】請求項1〜3記載のコーヒーの搬送及び
貯蔵方法においては、焙煎後のコーヒー豆を蓋付き容器
に収納しているので、コーヒー豆が空気に触れる面積を
小さくして、コーヒーの酸化によって出荷前に風味が損
なわれることを防止している。また、コンベア等の搬送
手段によって移送するので、コーヒー豆が設備に衝突し
て損壊することを防ぐことができ、煎豆の品質を向上さ
せることができる。そして、蓋付き容器ごと自動倉庫に
保管貯蔵するので、保管スペースを小さくでき、多種類
のコーヒーを蓋付き容器ごとに管理することができ、特
定の種類の品種のものを正確かつ簡単に取り出すことが
できる。また、蓋付き容器から別の容器に移す必要がな
いので、コーヒーが空気中の酸素に接触して酸化する面
積を小さくでき、酸化による品質劣化が軽減される。特
に、請求項2記載のコーヒーの搬送及び貯蔵方法におい
ては、所定時間のエージングを自動倉庫内で行うので、
入庫及び出庫時間が正確に管理でき、コーヒーの品質が
向上する。請求項3記載のコーヒーの搬送及び貯蔵方法
においては、コーヒーを包装するまで蓋付き少量容器に
収納しているので空気に触れる面積を小さくして酸化を
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るコーヒーの搬送及
び貯蔵方法を適用する搬送及び貯蔵装置の焙煎機及びロ
ーラコンベアの正面図である。
【図2】同搬送及び貯蔵装置の自動倉庫の正面図であ
る。
【図3】同搬送及び貯蔵装置のミキサ及びミルの正面図
である。
【図4】同搬送及び貯蔵装置の包装機の正面図である。
【図5】本発明の一実施の形態のコーヒーの搬送及び貯
蔵方法を示すフローチャートである。
【図6】従来例に係るコーヒーの搬送及び貯蔵方法を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10:搬送及び貯蔵装置、11、12、13、13a、
14:ローラコンベヤ(搬送手段)、15:煎豆、1
6:コンテナ(蓋付き容器)、17:自動倉庫、18、
19:小型コンテナ(蓋付き少量容器)、20、21:
焙煎機、22:切り出し機、23:保管棚、24:昇降
クレーン、25:傾転機、26:計量器、27:ミキ
サ、28、29:支管、30:切り出し機、31:ミ
ル、32:煎粉、33:傾転機、34:計量器、35:
包装機、36:切り出し機
フロントページの続き (72)発明者 丹後 秀雄 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新 日本製鐵株式会社エンジニアリング事業本 部内 (72)発明者 田毎 正之 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 日鐵プラント設計株式会社内 (72)発明者 宮田 邦弘 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 日鐵プラント設計株式会社内 Fターム(参考) 3E066 HA03 JA01 KA01 MA01 NA51 4B027 FB21 FQ03 FQ04 FQ17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒー生豆を焙煎機にて焙煎し、定量
    切り出し後、蓋付き容器に収納して蓋を閉じ、該蓋付き
    容器を搬送手段にて自動倉庫に移送し、前記蓋付き容器
    ごと保管貯蔵することを特徴とするコーヒーの搬送及び
    貯蔵方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコーヒーの搬送及び貯蔵
    方法において、前記自動倉庫に保管貯蔵中の焙煎後のコ
    ーヒー豆が収納された前記蓋付き容器について、下記の
    工程のうちのいずれかの工程を指定された要求により適
    宜選択して実行した後、前記蓋付き容器及び下記のいず
    れかの工程によってコーヒーが収納された蓋付き少量容
    器に蓋をし、前記自動倉庫に戻して保管し、前記蓋付き
    少量容器に所定時間のエージングを行うことを特徴とす
    るコーヒーの搬送及び貯蔵方法。 工程A:焙煎後のコーヒー豆が収納された1個の蓋付き
    容器から前記コーヒー豆を指定された量だけ切り出し、
    ミルにて粉砕し、蓋付き少量容器に収納する。 工程B:焙煎後のコーヒー豆が収納された複数の蓋付き
    容器から、指定された銘柄の焙煎後のコーヒー豆を、指
    定された量だけ切り出し、ブレンド後、蓋付き少量容器
    に収納する。 工程C:焙煎後のコーヒー豆が収納された複数の蓋付き
    容器から、指定された銘柄の焙煎後のコーヒー豆を、指
    定された量だけ切り出し、ブレンド後、ミルにて粉砕
    し、蓋付き少量容器に収納する。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコーヒーの搬送及び貯蔵
    方法において、前記自動倉庫にてエージングが終了した
    蓋付き少量容器のうち指定された蓋付き少量容器のみを
    取り出し、指定された量だけ切り出し、包装後、出荷す
    ることを特徴とするコーヒーの搬送及び貯蔵方法。
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