JP2809539B2 - 電話回線切替装置 - Google Patents

電話回線切替装置

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JP2809539B2 JP4013032A JP1303292A JP2809539B2 JP 2809539 B2 JP2809539 B2 JP 2809539B2 JP 4013032 A JP4013032 A JP 4013032A JP 1303292 A JP1303292 A JP 1303292A JP 2809539 B2 JP2809539 B2 JP 2809539B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電話回線のうち
の任意の回線を遠隔制御により予備回線に切り替える電
話回線切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の回線の一つを遠隔制御によって予
備回線に切り替える回線切替装置として、マイクロ無線
回線に適用できる装置は周知であるが、電話回線に適用
できるものは従来はなかった。そこでここでは、マイク
ロ無線回線に使用されている回線切替装置の構成につい
て説明する。
【0003】図2に回線切替システムの構成を示す。こ
の構成は、たとえば日本電信電話公社編「極超短波通信
装置」(電気通信協会発行)第144頁に記載されてい
る。ここでは3つの現用回線(SYS1〜SYS3)を
一つの予備回線に切り替える例を示している。TSWが
送端並列スイッチ、RSWが受端切替スイッチで、いず
れも図中の回線自動切替装置からの駆動信号により動作
する。このシステムの動作を以下に簡単に説明する。
【0004】送端側には各回線毎に伝送信号の他にパイ
ロット信号を挿入し、受端側ではこのパイロット信号の
受信レベルを検出して、その情報を回線自動切替装置に
与える。ここでパイロット断や受信レベルが一定値以下
に低下した時には、受端側の回線自動切替装置はその旨
の情報を送端側の回線自動切替装置に送り、その障害回
線を以下の手順で予備回線へ切替える。
【0005】(A).受端側では監視制御線を使って送
端並列信号と障害回線番号を送端側に送出する(送端並
列)。 (B).送端側では、上記の信号を受信すると、送端並
列スイッチTSWを駆動して障害現用回線と予備回線を
並列接続する。 (C).受端側では、予備回線に伝送信号が流れてきて
送端並列が完了したことを確認すると、受端切替スイッ
チRSWを駆動して予備回線に切り替える(受端切
替)。
【0006】上記の動作は自動的に回線切替を行う例で
あるが、もちろん手動操作によっても任意の回線を予備
回線に切り替えることができる。また上記制御のための
制御信号は複数のトーンの組み合わせを用いるのが通常
である。図3に信号例を示す。ここには打合せ電話用の
帯域やパイロット信号等も合わせて示した。制御信号は
1.5KHzから0.2KHzおきに2.3KHzまで
の5波を組み合わせて各種の制御信号を構成した例であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例は、無線
回線の切替に関するものであって,そのままでは電話回
線には適用できない。すなわち無線回線は帯域が広く、
周波数的に余裕があるので伝送信号の他にパイロット信
号の挿入が可能であり、そのパイロット信号を利用して
送端並列・受端切替を行うことにより無瞬断切替を行っ
ているが、電話回線にはパイロット信号を伝送すること
は不可能なために、そのままでは無瞬断切替を行うこと
ができないという欠点があった。
【0008】本発明は、複数の電話回線を遠隔制御によ
って無瞬断で予備回線に切り替えることが可能な新規な
電話回線切替装置を提供すること目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電話回線切替装置は、複数の現用回線と予
備回線を収容して複数の現用回線のうちの特定の回線と
予備回線とをスイッチにより無瞬断で切り替える複数の
スイッチで構成される切替部と、この切替部の切替動作
を制御する切替制御部と、現用回線および予備回線とは
異なる電話回線を介した外部端末からの呼の着信処理を
する電話受信部と、前記外部端末から切替制御信号を受
信した時点で、現用回線と予備回線とが切り替え可能か
否かを判断する切替監視部と、現用回線と予備回線とが
切り替え可能な場合には前記切替部により切り替えを行
うとともに、現用回線および予備回線とは異なる専用回
線(切替制御回線)を介しで前記現用回線と予備回線に
接続された他の電話回線切替装置に現用回線と予備何線
とを切り替える切替指令信号を送出する端末装置制御部
とにより構成されることを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】本発明の電話回線切替装置の詳細な説明に入
る前に、本発明装置が適用される回線構成を図4に示
す。10が本発明の回線切替装置、20が端末側に設置
されて回線切替装置10の制御を受けて動作する端末用
回線切替装置、30が現用回線となる電話回線、31が
予備回線、32が回線切替の際に制御信号を伝送する切
替制御線である。3は多重伝送路、5は電話回線を多重
・分離する多重変換装置、4は回線切替の際に回線切替
装置10を遠隔制御するための端末で、プッシュ式加入
電話機やパソコンが該当する。40は各加入者宅に設置
される端末である。 現用回線30のうちの1回線を予
備回線と切り替えるには以下の手順による。
【0011】(A)端末4から回線切替装置10に電話
をかけてこの装置を呼び出す。回線切替装置10には電
話番号が付与されるので、端末4からこの番号をダイヤ
ルすることにより通常の方法で切替装置10を呼び出す
ことができる。 (B)装置20との回線が接続できたら、端末4からP
B信号を用いて、切替指令信号(例えば*)と切替を行
う現用回線番号(1〜n)を入力する。
【0012】例えば現用線2を予備回線と切り替えるに
は、“*2”と入力する。 (C)回線切替装置10は、この切替信号を受信する
と、予備回線が空いていて回線切替可能か否かを判断
し、可能であれば自らのスイッチを切り替えるととも
に、端末用切替装置20に対して現用線2と予備回線を
切り替えるための切替指令信号を制御線32を用いて送
信する。
【0013】(D)端末用回線切替装置20はこの信号
を受信すると、現用線2予備回線とを切替える。 以上の基本手順により、端末4からの遠隔制御によっ
て、現用回線30を予備回線31と切り替えることがで
きる。また、本発明の切替装置10は手動でも同様に切
り替えることができる。
【0014】図1は本発明の電話回線切替装置10の詳
細な構成である。101は現用回線を予備回線に切り替
えるスイッチより成る切替部、102はこのスイッチを
駆動する切替駆動部、103はスイッチの駆動を制御す
る切替制御部、104はスイッチの動作状態を開始して
切替可能か否かを検出するスイッチ監視部、105は端
末4からの切替制御信号を受信復号して切替制御部に与
えるPB符号受信部、106は端末4からの呼を着信処
理する電話受信部、107は手動で回線切替を行う際る
入力される切替信号を受信してPB符号受信部に与える
マニュアル制御部、108は電源部、109は端末回線
切替装置20に切替指令信号を送信する端末装置制御
部、である。
【0015】まず端末4からの遠隔制御によって回線を
切り替える場合の本発明装置20の動作例を説明する。 (a)端末4から着信があると、電話受信部106で受
信・自動応答して、PB符号受信部105へ受信回路を
切り替える。これによって端末4からの信号は直接PB
符号受信部105に入力されるようになる。
【0016】(b)端末4から、切替指示信号(*)と
切替回線番号(例えば2)が入力されると、PB符号受
信部105がそれを受信し、PB信号を復号して受信デ
ータを切替制御部103へ転送する。また同時に端末装
置制御部109を動作させて、PB符号の切替指令信号
を発生して制御線32に出力する。PB符号にするの
は、データ信号そのままでは電話回線を伝送できないた
めである。
【0017】(c)切替監視部104では、スイッチ1
01の動作状態を監視し、スイッチ101が動作可能状
態になっている時には、「ON」信号を切替制御部10
3へ出力する。 (d)切替制御部103では、以下の条件の場合を除い
て切替駆動部102の該当回線「ON」信号を出力す
る。
【0018】(イ)既に予備回線が使用中の場合は、回
線復旧指示信号以外の信号は無視する。 (ロ)誤操作防止のため、切り替え指示信号を受信した
後でなければ、回線番号の符号は無視する。 (ハ)収容回線数の情報を制御部内部に有し、未収容の
回線番号が受信された時は無視する。
【0019】(e)切替駆動部102では、切替制御部
103からの受信データによりスイッチ駆動信号をスイ
ッチ部101に出力する。 (f).切替部101ではその信号を受信すると、該当
のリレーを動作させて切替動作が完了する。 以上の手順によって切替動作が実行されるが、切替後の
回線をもとに復旧する場合にも原則として同様の手順に
よって行う。異なる点は、端末からの信号が切替指示符
号(*)と復旧符号(例えば#)になる点である。
【0020】以上で端末4からの遠隔制御による回線切
替動作の説明を終わるが、手動で回線切替を行う場合も
上記手順のうち(a)(b)が以下の(aa)(bb)
ように変わるだけで、その他の点は同一である。 (aa)本体の押しボタンにより、切替指示符号(*)
と切替を行う現用の回線番号(n)を入力する。押しボ
タンによりマニュアル制御部107からPB符号の切替
信号を発生してPB符号受信部に与える。
【0021】(bb)マニュアル制御部107からのP
B符号をPB符号受信部105で受信し、受信データを
切替制御部103に転送する。また同時に端末装置制御
部109を動作させて、PB符号の切替信号を発生して
制御線32に出力する。復旧の場合も同様である。
【0022】図5に現用5回線、予備1回線の場合のス
イッチ101の構成例を示す。基本スイッチ部1011
を組み合わせて構成される。基本スイッチ部は通常は実
線で図示したように接続されている。例えば現用回線1
を予備回線に切り替える時には、現用回線1の送受端側
の基本スイッチ部1011を図の点線で示したように同
時に切り替えればよい。このように、本発明装置の回線
切替は、従来のマイクロ無線用切替装置のように送端並
列を行う必要はない。
【0023】以上で本発明の回線切替装置の構成を説明
した。図6に端末用回線切替装置20の構成を示す。2
01は切替部で、切替部101と同一構成である。切替
駆動部202、切替制御部203、スイッチ監視部20
4も各々切替駆動部102、切替制御部103、スイッ
チ監視部104と同一である。PB符号受信部205は
PB符号受信部105と同一構成であり、制御線32に
接続されて端末装置制御部109からの制御信号を受信
して、PB符号を復号して切替制御部203に転送す
る。制御線32は専用線であるために、電話受信部10
6のような着信処理機能は不要である。
【0024】
【発明の効果】以上のような構成になっているから、本
発明の回線切替装置は、端末からの遠隔制御によって、
複数の現用の電話回線を予備の電話回線に切り替えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話回線切替装置の構成図である。
【図2】マイクロ無線に用いられる従来の回線切替装置
の構成例である。
【図3】従来の回線切替装置を制御するための制御信号
の構成例である。
【図4】本発明の電話回線切替装置が適用される回線構
成図である。
【図5】本発明の電話回線切替装置の切替部の構成例で
ある。
【図6】本発明の電話回線切替装置によって制御される
端末用回線切替装置の構成図である。
【符号の説明】 101 切替部 102 切替駆動部 103 切替制御部 104 切替監視部 105 PB符号受信部 106 電話受信部 107 マニュアル制御部 108 電源部 109 端末装置制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 秋生 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 廣瀬 義宣 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 牧野 彰義 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−60337(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/08 - 3/14 H04M 3/22 - 3/36 H04Q 1/20 - 1/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の現用回線を構成する第一の回線と
    予備回線を構成する第二の回線を収容して第一の回線
    のうちの特定の回線と第二の回線とを複数のスイッチで
    構成されるスイッチ部により無瞬断で切り替える切替手
    段と、前記切替手段の切替動作を制御する切替制御手段
    と、前記第一の回線および前記第二の回線とは異なる回
    線を介した外部端末からの呼の着信処理をする受信手段
    と、前記外部端末からの切替制御信号を受信した時点
    で、前記特定の回線を第二の回線に切り替え可能か否か
    を判断する切替監視手段と、前記特定の回線と前記第二
    の回線とが切り替え可能な場合には前記切替手段により
    切り巷えを行うとともに、前記第一の回線および前記第
    二の回線とは異なる第三の回線である専用回線を介して
    前記第一及び第二の回線が接続された他の電話回線切替
    装置に前記第一の回線のうちの特定の回線と前記第二の
    回線とを切り替える切替指令信号を送出する端末装置制
    御手段を少なくとも含むことを特徴とする電話回線切替
    装置。
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