JP2809323B2 - 衛星放送受信機の切換装置 - Google Patents

衛星放送受信機の切換装置

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JP2809323B2
JP2809323B2 JP3279333A JP27933391A JP2809323B2 JP 2809323 B2 JP2809323 B2 JP 2809323B2 JP 3279333 A JP3279333 A JP 3279333A JP 27933391 A JP27933391 A JP 27933391A JP 2809323 B2 JP2809323 B2 JP 2809323B2
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signal
demodulation
switching
frame synchronization
synchronization state
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広行 佐藤
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Fujitsu General Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号の変調方式が
4相DPSK(Differential Phase Shift Keying )の
BS(放送衛星)と、FMまたはMSK(Minimum Shif
t Keying)のCS(通信衛星)とを受信する衛星放送受
信機の音声復調出力の選択切り換えを自動的になすよう
にするとともにPCM音声か、またはFM音声かを表示
するようにした衛星放送受信機の切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のところ、前記のような変調方式の
音声信号全てを一つの受信機で受信するようにしたもの
は製品化されていないと思われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】衛星放送にはBSとC
Sとによるものがあるが、これらの音声信号の伝送には
前記のような複数の変調方式が用いられている。従っ
て、このような異なる変調方式の放送信号全てを受信可
能にするためにはそれぞれの方式ごとに適合した復調回
路をそれぞれ設け、選局したチャンネルごとに該方式に
対応した復調回路よりの復調出力を選択しなければなら
ない。ここでかかる選択切り換えを手動によるとすれば
その煩雑さに耐え得ないこととなる。本発明は、受信し
た放送信号から音声信号の変調方式を判別し、正規の音
声復調出力を自動的に選択するようにするとともにPC
M音声か、またはFM音声かの表示をもするようにした
切換装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御用マイコ
ンと、4相DPSK復調信号と高次誤り訂正後のMSK
復調信号とを該制御用マイコンよりの第1の切換信号に
基づき切り換えてスクランブルデコーダに入力する第1
の切換回路と、FM復調信号と該スクランブルデコーダ
よりのスクランブルデコードされた音声信号とを該制御
用マイコンよりの第2の切換信号に基づき切り換えて音
声信号出力とする第2の切換回路とを設け、MSK復調
後の高次誤り訂正の際におけるフレーム同期状態が同期
しているときにはMSK復調信号を選択し、該フレーム
同期状態が非同期であるときには4相DPSK復調信号
を選択するように第1の切換回路を切り換え、該スクラ
ンブルデコーダにおける低次誤り訂正の際におけるフレ
ーム同期状態が同期しているときにはスクランブルデコ
ーダよりの信号を選択し、該フレーム同期状態が非同期
であるときにはFM復調信号を選択するように第2の切
り換え回路を切り換えるようにする一方、表示部を設
け、前記制御用マイコンよりの表示用信号により、前記
低次誤り訂正の際におけるフレーム同期状態が同期して
いるときにはPCMである旨を表示し、該フレーム同期
状態が非同期であるときにはFMである旨を表示すると
した衛星放送受信機の切換装置を提供するものである。
【0005】
【作用】第1の切換回路をDPSK復調回路側またはM
SK復調回路側のいずれの側へ切り換えるかは、制御用
マイコンがMSK復調後の高次誤り訂正の際のフレーム
同期状態に基づき出力する第1の切換信号によりなされ
る。即ち、該フレーム同期状態が同期していればMSK
復調回路側を選択し、非同期であればDPSK復調回路
側を選択する。また、第2の切換回路をFM復調回路側
またはスクランブルデコーダ出力側のいずれの側へ切り
換えるかは、該制御用マイコンがスクランブルデコーダ
における低次誤り訂正の際におけるフレーム同期状態に
基づき出力する第2の切換信号によりなされる。即ち、
該フレーム同期状態が同期していればスクランブルデコ
ーダ出力側を選択し、非同期であればFM復調回路側を
選択する。
【0006】さらに、上記第2の切換信号にリンクした
表示用信号によりPCM音声か、またはFM音声かを表
示する。以上の結果、音声出力として正規復調の信号が
自動的に得られる。尚、高次誤り訂正とは畳込み符号
(拘束長k=4、符号化率r=1/2)を用いた誤り訂
正方式をいい、低次誤り訂正とはBCH(63、56)SEC
ーDED 符号を用いた誤り訂正方式をいう。いずれの方式
もデータ伝送におけるビット誤りを訂正するものであ
る。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による衛星放送
受信機の切換装置を説明する。図1は本発明による衛星
放送受信機の切換装置の一実施例を示す要部ブロック
図、図2は制御用マイコンの作用説明のためのフローチ
ャートである。図1において、1はBSまたはCS用各
アンテナからの受信電波からチャンネルを選局するチュ
ーナ部、2はFM波(BS)を復調してノンスクランブ
ルのFM音声信号か、スクランブルされた映像および音
声各信号か、またはDPSK音声信号かのいずれかを出
力するFM復調回路、3はMSK変調波〔CSによる音
声多重放送(映像は無し)〕を復調するMSK復調回
路、4は該FM音声信号を復調するFM復調回路、5は
スクランブル解除をなすスクランブルデコーダ、6は該
DPSK音声信号を復調するDPSK復調回路、7は高
次誤り訂正とブログラム選択(1チャンネルごとに通常
6プログラムの番組が放送されている)とをなすブロッ
ク(以下、高次誤り訂正部と称す)、8は第1の切換回
路(以下、SW1と称す)、9は第2の切換回路(以下、
SW2と称す)、10は表示部、11は制御用マイコン(以
下、マイコンと称す)である。
【0008】SW1およびSW2それぞれの切り換えは以下
のようにしてなされる。尚、下記説明中の括弧内ST番号
は図2の各ステップを表す。チューナ1であるチャンネ
ルを選局すると、マイコン11はSW1とSW2とを図示の
「a側」および「c側」に初期設定する(ST1)。一
方、チューナ出力はFM復調回路2またはMSK復調回
路3のいずれかで正規に復調される。送信電波としては
FM波またはMSK波のいずれかだからである。いま、
選局したチャンネルの電波がMSK波とすればMSK復
調回路3により正規復調され、その復調出力は高次誤り
訂正部7でさらにプログラム選択され、選択されたその
プログラム番組の信号に対して高次誤り訂正がなされ
る。ここでプログラム選択はプログラム選択操作に基づ
きマイコン11より出力されるプログラム選択信号21によ
り選択される。マイコン11は該高次誤り訂正の際にフレ
ーム同期の同期状態をデータライン22をもって監視し
(ST2)、それに応じた切換信号( 第1の切換信号23)
を出力する。例えば、該フレーム同期の同期状態が同期
していればハイ(H)レベル〔またはロー(L)レベ
ル〕を、非同期であればLレベル(またはHレベル)を
それぞれ出力する。また、「同期」か否かの判定は、高
次誤り訂正用回路(集積回路)のフレーム同期状態監視
端子の出力電圧〔ハイ(H)レベルまたは「ロー(L)
レベル〕を利用し、マイコン11が該出力電圧を監視する
ことによりなされる。ここでHかLレベルかは回路設計
で異なってくるが、一方(例えば、H)を「同期」とす
れば他方(例えば、L)は「非同期」となる。当然SW1
の切り換えと第1の切換信号23とは対応させておくもの
である。この結果、第1の切換信号23としては「同期」
であればa側に、「非同期」であればb側にそれぞれ切
り換えるように出力される。従って、選局したチャンネ
ルの電波がMSK波であれば、フレーム同期状態が「同
期」であるのでSW1はa側に維持される(ST3)。「維
持される」とは初期状態でa側にセットしているからで
ある。MSK波でない場合は「非同期」となるのでSW1
はb側に切り換えられる(ST4)。
【0009】次に、SW2の切り換えを説明する。該SW2
の切換信号(第2の切換信号25)の基準になるのはスク
ランブルデコーダ5におけるフレーム同期状態である。
前記の第1の切換信号23と同様に、第2の切換信号25に
おいても該フレーム同期状態をデータライン24をもって
監視し(ST5)、同期していればHレベル( またはLレ
ベル)を、非同期であればLレベル(またはHレベル)
をそれぞれ出力し、同期の場合にはSW2をc側に、非同
期の場合にはSW2をd側にそれぞれ切り換える。従っ
て、選局したチャンネルの電波がFM波且つスクランブ
ル信号であれば、該フレーム同期状態が「同期」である
のでc側(初期状態)に維持される(ST6)。ノンスク
ランブルのFM波の場合は「非同期」となるのでd側に
切り換えられる(ST8)。ここで、「同期」か否かの判
定は、スクランブルデコーダ5のフレーム同期状態監視
ポートの出力電圧〔ハイ(H)レベルまたは「ロー
(L)レベル〕を利用し、マイコン11が該出力電圧を監
視することによりなされる。ここでHかLレベルかは回
路設計で異なってくるが、一方(例えば、H)を「同
期」とすれば他方(例えば、L)は「非同期」である。
【0010】FM復調回路4で正規復調されるもの以外
はPCM音声である。つまり、第2の切換信号25とリン
クさせることによりFM音声かPCM音声かの区別を表
示することができる。即ち、マイコン11は該第2の切換
信号25としてc側にセットする信号を出力するときには
同時にPCM表示する表示用信号26を表示部10に出力す
る(ST7)。反対に、d側にセットする信号を出力する
ときには同時にFM表示する表示用信号26を出力する
(ST9)。尚、以上に述べた各方式ごとの信号における
映像信号はMSK波(映像は無し)を除き、すべてスク
ランブルデコーダ5を経て(スクランブル解除有無双方
共)映像出力端子12に出力される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
声信号の変調方式が4相DPSKのBSと、FMまたは
MSKのCSとを受信する衛星放送受信機において、チ
ャンネル選局ごとに適正な復調回路よりの信号を自動的
に選択するとともにPCM音声またはFM音声の表示を
もするという効果を奏し、該衛星放送受信機の機能向上
に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による衛星放送受信機の切換装置の一実
施例を示す要部ブロック図である。
【図2】制御用マイコン11の作用説明のためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 チューナ部 2 FM復調回路 3 MSK復調回路 4 FM復調回路 5 スクランブルデコーダ 6 QPSK復調回路 7 高次誤り訂正部 8 第1の切換回路(SW1) 9 第2の切換回路(SW2) 10 表示部 11 制御用マイコン 23 第1の切換信号 25 第2の切換信号 26 表示用信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号におけるFM復調と4相DPS
    K復調およびMSK復調とをなすようにした衛星放送受
    信機の音声切り換えにおいて、制御用マイコンと、4相
    DPSK復調信号と高次誤り訂正後のMSK復調信号と
    を該制御用マイコンよりの第1の切換信号に基づき切り
    換えてスクランブルデコーダに入力する第1の切換回路
    と、FM復調信号と該スクランブルデコーダよりのスク
    ランブルデコードされた音声信号とを該制御用マイコン
    よりの第2の切換信号に基づき切り換えて音声信号出力
    とする第2の切換回路とを設け、MSK復調後の高次誤
    り訂正の際におけるフレーム同期状態が同期していると
    きにはMSK復調信号を選択し、該フレーム同期状態が
    非同期であるときには4相DPSK復調信号を選択する
    ように第1の切換回路を切り換え、該スクランブルデコ
    ーダにおける低次誤り訂正の際におけるフレーム同期状
    態が同期しているときにはスクランブルデコーダよりの
    信号を選択し、該フレーム同期状態が非同期であるとき
    にはFM復調信号を選択するように第2の切り換え回路
    を切り換えるようにしたことを特徴とする衛星放送受信
    機の切換装置。
  2. 【請求項2】 表示部を設け、前記制御用マイコンより
    の表示用信号により、前記低次誤り訂正の際におけるフ
    レーム同期状態が同期しているときにはPCMである旨
    を表示し、該フレーム同期状態が非同期であるときには
    FMである旨を表示するとしたことを特徴とする請求項
    1記載の衛星放送受信機の切換装置。
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