JP2809208B2 - Tabテープキャリア - Google Patents

Tabテープキャリア

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JP2809208B2
JP2809208B2 JP16312196A JP16312196A JP2809208B2 JP 2809208 B2 JP2809208 B2 JP 2809208B2 JP 16312196 A JP16312196 A JP 16312196A JP 16312196 A JP16312196 A JP 16312196A JP 2809208 B2 JP2809208 B2 JP 2809208B2
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pad
tab tape
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tape carrier
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直人 梶
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸送、保管または
性能検査のためチップを保持したTAB(Tape Automate
d Bonding)テープを保持するTABテープキャリアに関
し、特に大規模なLSIを実装するTABテープを保持
するTABテープキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来例のTABテープを搭載し
た半導体素子を示す縦断面図である。
【0003】多ピンのLSIチップを保持し、電気的に
接続する方法として、TAB(TapeAutomated Bonding)
技術が用いられている。TABテープは、その配線長さ
(信号用および電源用)が比較的長いため、インダクタ
ンス成分によって電源ノイズの影響を受けやすい。その
ノイズを軽減するためにTABテープにコンデンサを付
加する方法が提案されている。
【0004】例えば、特開平4−53148および特開
平5−63034に示されるように、電源−GND間に
コンデンサを付加し、電源ノイズの影響を軽減すること
が一般的である。図3に示す特開平5−63034で
は、半導体素子12へのバイアス電位を供給する導電パ
ターンを形成したバイアス用テープ11bと、半導体素
子12への信号入出力用の導電パターンを形成した信号
用テープ11aを備え、バイアス用テープ11bと電気
的に接続された静電容量を有するコンデンサ17を、半
導体素子12と並列に配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この、従来のTABテ
ープおよびキャリアは、TABテープにコンデンサを付
加するため、その構造が比較的複雑になるという問題が
あった。またはTABテープの外に何らかの方法でコン
デンサ(電源−GND間)を付加するため、キャリアの
構造が複雑になり、コストの増加を招くという欠点があ
った。
【0006】また、以上のような方法はすべて最終形態
の実装時のコンデンサを想定したものであって、TAB
上での機能試験時に、動作の安定化を図ることは困難で
あった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のTABテ
ープキャリアは、チップを保持したTABテープを保持
するTABテープキャリアにおいて、TABテープは、
第1の信号用パッドと、このパッドに隣接する第1のグ
ランド用パッドとを有し、さらに第1の信号用パッドと
第1のグランド用パッドの外側に、TABテープキャリ
アに電気的接続を持つための第2の信号用パッドと第2
のグランド用パッドとを有し、TABテープキャリア
は、前記第2の信号用パッドと接続する信号用端子とこ
の第2のグランド用パッドと接続するグランド用端子と
の間に接続されたコンデンサを有する、ことを特徴とし
ている。
【0008】なお、第2の発明のTABテープキャリア
は、チップを保持したTABテープを保持するTABテ
ープキャリアにおいて、TABテープは、通常の第1の
電源用パッドと、このパッドに隣接する第1グランド用
パッドとを有し、さらに第1の電源用パッドと第1のグ
ランド用パッドの外側に、TABテープキャリアに電気
的接続を持つための第2の電源用パッドと第2のグラン
ド用パッドとを有し、TABテープキャリアは、第2の
電源用パッドと接続する電源用端子とこの第2のグラン
ド用パッドと接続するグランド用端子との間に接続され
たコンデンサを有する、ことを特徴とするTABテープ
キャリア。
【0009】そして、第3の発明のTABテープキャリ
アは、チップを保持したTABテープを保持するTAB
テープキャリアにおいて、TABテープは、第1の信号
用パッドと、このパッドに隣接する第1のグランド用パ
ッドとを有し、さらに第1の信号用パッドと第1のグラ
ンド用パッドの外側に、TABテープキャリアに電気的
接続を持つための第2の信号用パッドと第2のグランド
用パッドとを有し、かつ、TABテープは、通常の第1
の電源用パッドと、このパッドに隣接する第1グランド
用パッドとを有し、さらに第1の電源用パッドと第1の
グランド用パッドの外側に、TABテープキャリアに電
気的接続を持つための第2の電源用パッドと第2のグラ
ンド用パッドとを有し、TABテープキャリアは、第2
の信号用パッドと接続する信号用端子とこの第2のグラ
ンド用パッドと接続するグランド用端子との間、及び第
2の電源用パッドと接続する電源用端子と第2のグラン
ド用パッドと接続するグランド用端子との間に接続され
た複数のコンデンサを有する、ことを特徴としている。
【0010】上述のように、TAB上でのLSIのテス
ト時に、クロック入力−グランド間にコンデンサが挿入
されているので、クロック入力波形のノイズによる影響
を軽減させることにより、動作の安定化を図ることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0012】図1(a)は、本発明のTABテープキャ
リアの一実施形態例のうちの、被検査チップを保持した
TABテープの平面図、(b)は、(a)のTABテー
プを、パッド面を下側にして保持したTABテープキャ
リアの平面図、(c)は、(b)の線A−A’断面図、
図2(a)は、従来例により測定されたクロック信号波
形を示す図、(b)は、本発明の実施形態例により測定
されたクロック信号波形を示す図である。
【0013】図1(a)において、TABテープ1はそ
の中心に被検査チップ2を実装している。TABテープ
1上には複数のテスト用パッド3を有しており、それぞ
れ被検査チップ2の端子に1対1で接続されている(図
示せず)。いま、上述の被検査チップ2のクロック入力
端子が第1のクロック用パッド31 に、そして隣接する
GND端子が第1のグランド用パッド32 にそれぞれ接
続されているとする。パッド31 およびパッド32 の外
側には、第2のクロック用パッド41 、および第2のグ
ランド用パッド42 が配置されており、パッド31 とパ
ッド41 、パッド32 とパッド42 がそれぞれパタンで
接続されている。
【0014】一方、図1(b)は、TABテープキャリ
ア5を示している。キャリア5のベース上に、TABテ
ープ1がパッド面を下にするようにセットされる。その
上から押え6によりTABテープ1が固定される構造と
なっている。このとき、抑え6とTAB1の平面寸法が
ほぼ同じに設定してあるので、TABテープ1上のテス
ト用パッド3は押え6の内側にあり、このパッド3から
被検査チップ2の機能試験を実施する。キャリア5のベ
ースには、TABテープ1の領域の外側に、一部切り欠
いた凹部があり、この中にコンデンサ8を実装してい
る。このコンデンサ8の電極には第3の端子71 および
2 が接続されている。第3の端子71 および72 は、
TABテープ1の外側から、回り込んでパッド41 およ
び42 に接触している。この接触点は押え6で押えられ
ており、パッド41 ,42 と端子7 1 ,72 との接続を
確実なものとしている。
【0015】以上のような構成で、TABテープキャリ
ア5に実装されたTABテープ1上の被検査チップ2を
試験することを考える。TABテープキャリア5は適当
な治具をセットされ、テスト用パッド3から適当な手段
でテスト用の信号が入力されるものとする(図示せ
ず)。このとき、パッド31 にはクロック信号、パッド
2 にはGNDが入力される。
【0016】いま、コンデンサ8が実装されていない場
合、パッド31 に入力されたクロック波形は図2(a)
のようになる。すなわちTABテープ1上の配線のイン
ダクタンス、反射などにより、波形が乱されることにな
る。このとき、信号のH側がスレショルドレベルVIH
り低くなった場合、およびL側がスレショルドレベルV
ILより高くなったときに1回余計にクロック信号が入力
されることになり、誤動作を引き起こす。
【0017】しかし、本発明のようにコンデンサ8が実
装されていれば、図2(b)に示すように、反射などに
よる波形の乱れが吸収されるので、上述のような誤動作
を引き起こしにくくなる。
【0018】以上の説明においては、クロック用端子と
とGND用端子との間にコンデンサを入れる場合を例と
したが、クロック入力以外の任意の信号用端子とGND
用端子との間にコンデンサ入れることとしてよいことは
云うまでもない。
【0019】第2の実施形態例として、必要に応じ、任
意の電源用端子とGND用端子間にコンデンサを入れる
場合がある。その図示および説明を省略する。
【0020】さらに、第3の実施形態例として上述の2
つの実施形態例を採り入れ、TABテープキャリアに複
数のコンデンサを備える場合も考えられる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、TAB
テープキャリア内にコンデンサを実装し、かつそのコン
デンサを、そのTABテープキャリア内に実装されたT
ABテープの、例えばクロック用端子およびGND用端
子に接続することにより、クロック信号の波形の乱れを
抑えることができ、テスト時の誤動作の要因を少なくす
ることができるので、クロック入力信号の特性をより正
確に測定することができるという効果を有する。また、
例えばクロック入力信号に対するスレショルドレベルV
IL,VIHのマージンを大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明のTABテープキャリアの一
実施例のうちの、被検査チップを保持したTABテープ
の平面図、(b)は、(a)のTABテープを、パッド
面を下側にして保持したTABテープキャリアの平面
図、(c)は、(b)の線A−A’断面図である。
【図2】(a)は、従来例により測定されたクロック信
号波形を示す図、(b)は、本発明の実施形態例により
測定されたクロック信号波形を示す図である。
【図3】従来例のTABテープを搭載した半導体素子の
構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 TABテープ 2 被検査チップ 3 テスト用パッド 31 第1のクロック用パッド 32 第1のグランド用パッド 4 対応パッド 41 第2のクロック用パッド 42 第2のグランド用パッド 5 TABテープキャリア 6 押え 71 ,72 第3の端子 8 コンデンサ 11 テープ基材 11a 信号用テ−プ 11b バイパス用テ−プ 12 半導体素子 13a 内部リード(信号用) 13b 内部リード(電源用) 13c 内部リード(GND用) 14 モールド樹脂 15 内部リード 16 外部リード 17 コンデンサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップを保持したTABテープを保持す
    るTABテープキャリアにおいて、 前記TABテープは、第1の信号用パッドと、該パッド
    に隣接する第1のグランド用パッドとを有し、さらに前
    記第1の信号用パッドと前記第1のグランド用パッドの
    外側に、前記TABテープキャリアに電気的接続を持つ
    ための第2の信号用パッドと第2のグランド用パッドと
    を有し、 前記TABテープキャリアは、前記第2の信号用パッド
    と接続する信号用端子と該第2のグランド用パッドと接
    続するグランド用端子との間に接続されたコンデンサを
    有する、 ことを特徴とするTABテープキャリア。
  2. 【請求項2】 チップを保持したTABテープを保持す
    るTABテープキャリアにおいて、 前記TABテープは、通常の第1の電源用パッドと、該
    パッドに隣接する第1グランド用パッドとを有し、さら
    に前記第1の電源用パッドと前記第1のグランド用パッ
    ドの外側に、前記TABテープキャリアに電気的接続を
    持つための第2の電源用パッドと第2のグランド用パッ
    ドとを有し、 前記TABテープキャリアは、前記第2の電源用パッド
    と接続する電源用端子と該第2のグランド用パッドと接
    続するグランド用端子との間に接続されたコンデンサを
    有する、 ことを特徴とするTABテープキャリア。
  3. 【請求項3】 チップを保持したTABテープを保持す
    るTABテープキャリアにおいて、 前記TABテープは、第1の信号用パッドと、該パッド
    に隣接する第1のグランド用パッドとを有し、さらに前
    記第1の信号用パッドと前記第1のグランド用パッドの
    外側に、前記TABテープキャリアに電気的接続を持つ
    ための第2の信号用パッドと第2のグランド用パッドと
    を有し、かつ、 前記TABテープは、通常の第1の電源用パッドと、該
    パッドに隣接する第1グランド用パッドとを有し、さら
    に前記第1の電源用パッドと前記第1のグランド用パッ
    ドの外側に、TABテープキャリアに電気的接続を持つ
    ための第2の電源用パッドと第2のグランド用パッドと
    を有し、 前記TABテープキャリアは、第2の信号用パッドと接
    続する信号用端子と該第2のグランド用パッドと接続す
    るグランド用端子との間、及び第2の電源用パッドと接
    続する電源用端子と第2のグランド用パッドと接続する
    グランド用端子との間に接続された複数のコンデンサを
    有する、 ことを特徴とするTABテープキャリア。
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