JP2809062B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2809062B2 JP5252331A JP25233193A JP2809062B2 JP 2809062 B2 JP2809062 B2 JP 2809062B2 JP 5252331 A JP5252331 A JP 5252331A JP 25233193 A JP25233193 A JP 25233193A JP 2809062 B2 JP2809062 B2 JP 2809062B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多層配線構造を有する半
導体装置に関し、特に上下配線層間での接続の信頼性を
改善した半導体装置および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置では、高集積化に伴い
素子や配線等の微細化が急速に進められており、これに
伴って半導体基板の拡散層と配線との接続を行うコンタ
クトホールの面積は縮小率の2乗に比例して急速に小さ
くなってきている。また近年においては、多層配線はご
く一般的な構造となり、下層の多結晶シリコン配線、ま
たは高融点金属シリサイド配線の2層、3層構造の上層
に金属配線層が形成されるようになってきており、金属
配線と半導体基板上の拡散層とを接続するスルーホール
は多層化とともに深くなる傾向にある。そのため、これ
らの接続用ホールにおける横方向寸法に対する深さ寸法
の比率、所謂アスペクト比は非常に大きくなってきてお
り金属配線のカバレッジ、即ち接続用ホール内での被覆
性が大きな問題となっている。
【0003】現在一般的に用いられている接続用ホール
の構造の一例を図4の製造工程に従って説明する。先
ず、図4(a)のように、P型シリコン基板21上にN
型拡散層22を形成して素子を形成し、この素子に対し
て最上層の金属配線を接続するものとする。前記N型拡
散層22を形成した後、図には示されない薄い絶縁膜を
形成した後、その上に多結晶シリコン膜をCVD法によ
り堆積し、これをパターニングして第1配線23を形成
する。その後、不純物を含まないシリコン酸化膜(以
下、CVD酸化膜と称する)24を堆積し、更にその上
にボロンとリンの不純物を含むシリコン酸化膜(以下、
BPSG膜と称する)25を堆積させ、第1の層間絶縁
膜を形成する。ここで第1CVD酸化膜24は、第1B
PSG膜25を形成する際に、第1BPSG膜25より
第1配線23、またはN型拡散層22へ不純物であるボ
ロンとリンの外向拡散を防止して特性の変化を防止する
ために設けられる。このような技術は、例えば特開昭6
3−252444号公報に記載されている。
【0004】次に、前記第1の層間絶縁膜の上に多結晶
シリコンまたは高融点金属シリサイドを形成し、これを
パターニングして第2配線26を形成する。その上に、
第1層間絶縁膜と同様に第2層間絶縁膜となる第2CV
D酸化膜27、第2BPSG膜28を形成する。しかる
上で、熱処理を行い第2層間絶縁膜の平坦化を行う。こ
のとき、第2BPSG膜28は不純物を含んでいるた
め、比較的に低い温度で流動され、その表面の平坦化が
図られる。また、第2CVD酸化膜27は、第2BPS
G膜28を平坦化する際に第2配線26が第2BPSG
膜28と共に位置移動されることを防止するために設け
られる。そして、上層に形成する金属配線と前記N型拡
散層22とを電気接続するために、前記第1及び第2の
層間絶縁膜にわたってコンタクトホール29を開孔す
る。
【0005】このコンタクトホール29を開孔したとき
に、シリコン基板21のN型拡散層22の表面に自然酸
化膜30が形成されるため、この部分での接続抵抗を改
善するために前記自然酸化膜30を除去することが行わ
れており、数種のエッチング液にてエッチングを行う。
この時の状態を図4(b)に示す。しかる上で、図4
(c)に示すように、コンタクトホール9を含む全面に
バリアメタル層31となるTi−TiN膜を堆積し、更
にその上にシリコンと銅を微量に含んだアルミニウム膜
32を堆積し、これらの膜をパターニングすることによ
り上層配線を形成し、前記N型拡散層22に対する電気
接続が実現される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体装置
におけるコンタクトホールの製造工程では、上層のバリ
アメタル層31やアルミニウム膜32を形成する前のエ
ッチング工程において、CVD酸化膜とBPSG膜との
エッチング液に対するエッチング速度が異なるため、コ
ンタクトホールに露呈された部分のサイドエッチング量
にそれぞれ差が生じ、特にエッチング速度が遅い第2C
VD酸化膜27の端部が庇状にコンタクトホール29内
に突出された状態となり、結果として図4(b)に示さ
れるようにコンタクトホール29の側壁表面に段差が生
じることになる。このため、その段差部おいて、その上
に形成されるバリアメタル層31とアルミニウム膜32
に段切れが生じ、N型拡散層22との接続不良が生じ、
或いは上層配線自体の断線が生じ、半導体装置の歩留り
低下または信頼性の劣化が生じるという問題がある。本
発明の目的は、コンタクトホールやスルーホール等の接
続用ホールにおける上層配線の接続不良や断線を防止す
る半導体装置とその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板上に順次形成された第1の配線、第1の層間
絶縁膜、該第1の層間絶縁膜とエッチング速度の異なる
第2の層間絶縁膜、第2の配線、前記第1の層間絶縁膜
と同じエッチング速度の第3の層間絶縁膜及び前記第2
の層間絶縁膜と同じエッチング速度の第4の層間絶縁膜
と、該第4の層間絶縁膜表面から前記半導体基板表面に
達するコンタクトホールと、該コンタクトホールを介し
て前記半導体基板表面と接続される前記第4の層間絶縁
膜上に設けられた上層配線とを有する半導体装置におい
て、前記第3の層間絶縁膜は前記コンタクトホールの側
壁表面から後退され、該側壁表面では前記第2の層間絶
縁膜と前記第4の層間絶縁膜が接触していることを特徴
とする。 また、本発明の半導体装置は、半導体基板上に
順次形成された第1の配線、第1の層間絶縁膜、該第1
の層間絶縁膜とエッチング速度の異なる第2の層間絶縁
膜、第2の配線、前記第1の層間絶縁膜と同じエッチン
グ速度の第3の層間絶縁膜及び前記第2の層間絶縁膜と
同じエッチング速度の第4の層間絶縁膜と、該第4の層
間絶縁膜表面から前記半導体基板表面に達するコンタク
トホールと、該コンタクトホールを介して前記半導体基
板表面と接続される前記第4の層間絶縁膜上に設けられ
た上層配線とを有する半導体装置において、前記第2の
層間絶縁膜及び前記第3の層間絶縁膜は前記コンタクト
ホールの側壁表面から後退され、該側壁表面には前記第
1の層間絶縁膜と前記第4の層間絶縁膜が接触している
ことを特徴とする。また、本発明の製造方法は、半導体
基板上に第1の配線を形成する工程と、該第1の配線上
に第1の層間絶縁膜を形成する工程と、該第1の層間絶
縁膜上に該第1の層間絶縁膜とエッチング速度の異なる
第2の層間絶縁膜を形成する工程と、該第2の層間絶縁
膜上に前記第1の層間絶縁膜と同じエッチング速度の第
3の層間絶縁膜を形成する工程と、該第3の層間絶縁膜
を第1のコンタクト径で開口する工程と、開口された前
記第3の層間絶縁膜上に前記第2の層間絶縁膜と同じエ
ッチング速度の第4の層間絶縁膜を形成する工程と、前
記第1のコンタクト径よりも内側にある第2のコンタク
ト径で前記第4の層間絶縁膜、前記第2の層間 絶縁膜、
前記第1の層間絶縁膜を開口してコンタクトホールを形
成する工程と、該コンタクトホールを介して前記半導体
基板表面の自然酸化膜をエッチングする工程と、前記コ
ンタクトホールを介して前記半導体基板表面と接続され
るように前記第4の層間絶縁膜上に上層配線を形成する
工程とを有することを特徴とする。 更に、本発明の製造
方法は、半導体基板上に第1の配線を形成する工程と、
該第1の配線上に第1の層間絶縁膜を形成する工程と、
該第1の層間絶縁膜上に該第1の層間絶縁膜とエッチン
グ速度の異なる第2の層間絶縁膜を形成する工程と、該
第2の層間絶縁膜上に前記第1の層間絶縁膜と同じエッ
チング速度の第3の層間絶縁膜を形成する工程と、該第
3の層間絶縁膜及び前記第2の層間絶縁膜を第1のコン
タクト径で開口する工程と、開口された前記第3の層間
絶縁膜及び前記第2の層間絶縁膜上に前記第2の層間絶
縁膜と同じエッチング速度の第4の層間絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1のコンタクト径よりも内側にある第
2のコンタクト径で前記第4の層間絶縁膜、前記第1の
層間絶縁膜を開口してコンタクトホールを形成する工程
と、該コンタクトホールを介して前記半導体基板表面の
自然酸化膜をエッチングする工程と、前記コンタクトホ
ールを介して前記半導体基板表面と接続されるように前
記第4の層間絶縁膜上に上層配線を形成する工程とを有
することを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の半導体装置の実施例1の平面図とそ
のA−A線断面図である。また、図2(a)〜(d)は
その製造方法を工程順に示す断面図である。以下、図2
に示す製造工程に従って図1の構造を併せて説明する。
先ず、図2(a)に示すようにP型シリコン基板1上に
フォトリソグラフィ技術とイオン注入技術によりN型拡
散層2を形成する。その上で、図示を省略した絶縁膜を
形成し、その絶縁膜上にCVD法で多結晶シリコン膜を
形成し、かつこれをフォトリソグラフィ技術でパターニ
ングして第1配線3を形成する。その後、第1CVD酸
化膜4を1500Å堆積し、更にその上にCVD法によ
り第1BPSG膜5を4000Å堆積して第1層間絶縁
膜を形成する。前記第1CVD酸化膜4は第1BPSG
膜5からの不純物の外向拡散防止用として機能すること
は言うまでもない。
【0009】次いで、前記第1層間絶縁膜上に多結晶シ
リコン膜、または高融点金属シリサイド膜をCVD法、
またはスパッタリング法により1500Å堆積し、フォ
トリソグラフィ技術によりパタ−ニングし、第2配線6
を形成する。その上に第2CVD酸化膜7を1500Å
堆積する。この第2CVD酸化膜7は、その上に形成す
る第2のBPSG膜8からの不純物の外向拡散防止、及
び第2BPSG膜8の平坦化のための熱処理時に第2配
線6の位置移動を防止するために機能するものであるこ
とは言うまでもない。
【0010】次いで、図2(b)に示すように、コンタ
クトホールを開設する箇所よりも若干広い領域の第2C
VD酸化膜7をフォトリソグラフィ技術を用いてエッチ
ング除去する。このエッチング除去部7aを図1(b)
に示す。ここでは開設しようとするコンタクトホール9
の平面形状が矩形であるため、これを囲む矩形の領域7
aをエッチング除去している。その後、図2(b)に鎖
線で示すように、第2BPSG膜8をCVD法により4
000Å堆積し、熱処理を行って平坦化を図る。
【0011】続いて、図2(c)に示すように、フォト
リソグラフィ技術によりコンタクトホール9を開設す
る。この時、先ずフッ酸系のエッチング液により200
0Åのウェットエッチングを行った後、CF4 系のエッ
チングガスによる異方性のドライエッチングによりシリ
コン基板1のN型拡散層2に達するまで開孔する。更
に、アンモニア水と過酸化水素水の混合溶液によりシリ
コン基板1を洗浄し、続いてフッ酸系のエッチング液に
て15秒ウェットエッチングを行いシリコン基板1の表
面に生成されている自然酸化膜10を除去する。しかる
上で、図1(a)に示したように、上層の配線となるT
i−TiN膜をスパッタリング法により堆積し、高速熱
処理を行ってTi膜をシリサイド化してバリアメタル層
11を形成する。続いて、シリコンと銅を含むアルミニ
ウム膜12を堆積した後、フォトリソグラフィ技術を用
いてパターニングを行ない、これらで上層配線を形成す
る。
【0012】このように実施例1によれば、図2(b)
の工程で第2CVD酸化膜7をコンタクトホールを囲む
領域7aでエッチング除去しているので、その上に形成
する第2BPSG膜8はコンタクトホール9の周囲で下
層の第1BPSG膜5に直接接触されてこれと一体化さ
れる。したがって、コンタクトホール9を開設し、その
後にウェットエッチングを行った場合でも、第2CVD
酸化膜7がコンタクトホール9の側壁面に露呈されるこ
とはなく、第1及び第2BPSG膜とのエッチングレー
トの相違による庇状の突起が生じることがない。このた
め、上層配線を形成したときに段切れが生じることはな
く、上層配線の断線が防止される。なお、第2CVD酸
化膜7はコンタクトホール9の周囲で除去しても、第2
配線6を被覆した状態は保もたれているため、第2配線
6の位置移動が防止されることは言うまでもない。
【0013】図3は本発明の実施例2を工程順に示す断
面図である。なお、実施例1と同一部分には同一符号を
付してある。この実施例2では、実施例1と同様に、図
3(a)のように、P型シリコン基板1にN型拡散層2
を形成し、かつ図示を省略した絶縁膜上に第1配線3を
形成する。更に、第1CVD酸化膜4と第1BPSG膜
5を形成して第1層間絶縁膜を形成する。また、第1層
間絶縁膜上に第2配線6を形成し、その上に第2CVD
酸化膜7を形成する。そして、図3(b)のように、前
記第2CVD酸化膜7と第1BPSG膜5をコンタクト
ホールよりも若干広い領域7bでエッチング除去する。
その上で、図3(c)に鎖線で示すように第2BPSG
膜8を形成し、この第2BPSG膜8と第1CVD酸化
膜4を通してコンタクトホール9を開設する。その上
で、シリコン基板1の洗浄や自然酸化膜10の除去を行
うことにより、図3(d)のコンタクトホール9の開設
が行われる。なお、この工程の後には実施例1と同様に
上層配線11,12を形成してN型拡散層2との電気接
続を行うことは言うまでもない。
【0014】この実施例2によれば、第2CVD酸化膜
7をコンタクトホール9の周囲で除去した上で第2BP
SG膜8を形成し、かつコンタクトホール9の開設を行
っているため、実施例1と同様に第2CVD酸化膜7が
コンタクトホール9の側壁面に露呈されることがなく、
その後のエッチングによってコンタクトホールの側壁面
に庇状の突起が生じることが防止される。したがって、
上層配線の段切れによる断線を防止することができる。
また、実施例2では、コンタクトホールの周囲において
第2CVD酸化膜7と共に第1BPSG膜5をもエッチ
ング除去しているので、この部分を埋め込むために第2
BPSG膜8の膜厚を6000Åと厚くする必要があ
る。しかしながら、コンタクトホール9における層間絶
縁膜の全体の膜厚は第1BPSG膜4が存在していない
分薄くできるため(10000Å→7000Å)、コン
タクトホールのアスペクト比が小さくなり、上層の配線
の被覆性をより向上させることが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明はエッチング
速度が異なる絶縁膜で層間絶縁膜を構成した半導体装置
において、接続用ホールによって露呈される部分は最下
層の絶縁膜を除いて同じエッチング速度を持つ絶縁膜の
みで構成しているので、接続用ホールの側壁面に層間絶
縁膜の一部が庇状に突出されることがなく、上層配線の
被覆性を改善し、上層配線の段切れによる断線を防止す
ることができ、半導体装置の歩留り及び信頼性が向上す
るという効果を有する。また、本発明の製造方法は、接
続用ホールの開孔によって露呈される部分は最下層の絶
縁膜を除いて同じエッチング速度を持つ絶縁膜のみで構
成されるように層間絶縁膜を形成する工程を含んでいる
ので、接続用ホールの側壁面にエッチング速度が異なる
層間絶縁膜が露呈されることはなく、各層間絶縁膜のエ
ッチング速度の違いによる庇状の突起が接続用ホールに
生じることがない。このため、上層配線の段切れによる
断線が生じることがない半導体装置を製造することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の実施例1の平面図とその
A−A線断面図である。
【図2】図1の半導体装置を製造工程順に示す断面図で
ある。
【図3】本発明の半導体装置の実施例2を製造工程順に
示す断面図である。
【図4】従来の半導体装置を製造工程順に示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 シリコン基板 3 第1配線 4 第1CVD酸化膜 5 第1BPSG膜 6 第2配線 7 第2CVD酸化膜 8 第2BPSG膜 9 コンタクトホール 11 バリアメタル層 12 アルミニウム膜

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に順次形成された第1の配
    線、第1の層間絶縁膜、該第1の層間絶縁膜とエッチン
    グ速度の異なる第2の層間絶縁膜、第2の配線、前記第
    1の層間絶縁膜と同じエッチング速度の第3の層間絶縁
    膜及び前記第2の層間絶縁膜と同じエッチング速度の第
    4の層間絶縁膜と、該第4の層間絶縁膜表面から前記半
    導体基板表面に達するコンタクトホールと、該コンタク
    トホールを介して前記半導体基板表面と接続される前記
    第4の層間絶縁膜上に設けられた上層配線とを有する半
    導体装置において、前記第3の層間絶縁膜は前記コンタ
    クトホールの側壁表面から後退され、該側壁表面では前
    記第2の層間絶縁膜と前記第4の層間絶縁膜が接触して
    いることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に順次形成された第1の配
    線、第1の層間絶縁膜、該第1の層間絶縁膜とエッチン
    グ速度の異なる第2の層間絶縁膜、第2の配線、前記第
    1の層間絶縁膜と同じエッチング速度の第3の層間絶縁
    膜及び前記第2の層間絶縁膜と同じエッチング速度の第
    4の層間絶縁膜と、該第4の層間絶縁膜表面から前記半
    導体基板表面に達するコンタクトホールと、該コンタク
    トホールを介して前記半導体基板表面と接続される前記
    第4の層間絶縁膜上に設けられた上層配線とを有する半
    導体装置において、前記第2の層間絶縁膜及び前記第3
    の層間絶縁膜は前記コンタクトホールの側壁表面から後
    退され、該側壁表面には前記第1の層間絶縁膜と前記第
    4の層間絶縁膜が接触していることを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の層間絶縁膜と前記第3の層間
    絶縁膜がCVD酸化膜であり、前記第2の層間絶縁膜と
    前記第4の層間絶縁膜がBPSG膜であることを特徴と
    する請求項2又は請求項3記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に第1の配線を形成する工
    程と、該第1の配線上に第1の層間絶縁膜を形成する工
    程と、該第1の層間絶縁膜上に該第1の層間絶縁膜とエ
    ッチング速度の異なる第2の層間絶縁膜を形成する工程
    と、該第2の層間絶縁膜上に前記第1の層間絶縁膜と同
    じエッチング速度の第3の層間絶縁膜を形成する工程
    と、該第3の層間絶縁膜を第1のコンタクト径で開口す
    る工程と、開口された前記第3の層間絶縁膜上に前記第
    2の層間絶縁膜と同じエッチング速 度の第4の層間絶縁
    膜を形成する工程と、前記第1のコンタクト径よりも内
    側にある第2のコンタクト径で前記第4の層間絶縁膜、
    前記第2の層間絶縁膜、前記第1の層間絶縁膜を開口し
    てコンタクトホールを形成する工程と、該コンタクトホ
    ールを介して前記半導体基板表面の自然酸化膜をエッチ
    ングする工程と、前記コンタクトホールを介して前記半
    導体基板表面と接続されるように前記第4の層間絶縁膜
    上に上層配線を形成する工程とを有することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に第1の配線を形成する工
    程と、該第1の配線上に第1の層間絶縁膜を形成する工
    程と、該第1の層間絶縁膜上に該第1の層間絶縁膜とエ
    ッチング速度の異なる第2の層間絶縁膜を形成する工程
    と、該第2の層間絶縁膜上に前記第1の層間絶縁膜と同
    じエッチング速度の第3の層間絶縁膜を形成する工程
    と、該第3の層間絶縁膜及び前記第2の層間絶縁膜を第
    1のコンタクト径で開口する工程と、開口された前記第
    3の層間絶縁膜及び前記第2の層間絶縁膜上に前記第2
    の層間絶縁膜と同じエッチング速度の第4の層間絶縁膜
    を形成する工程と、前記第1のコンタクト径よりも内側
    にある第2のコンタクト径で前記第4の層間絶縁膜、前
    記第1の層間絶縁膜を開口してコンタクトホールを形成
    する工程と、該コンタクトホールを介して前記半導体基
    板表面の自然酸化膜をエッチングする工程と、前記コン
    タクトホールを介して前記半導体基板表面と接続される
    ように前記第4の層間絶縁膜上に上層配線を形成する工
    程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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