JP2809044B2 - 空調機のダンパー付吹出装置 - Google Patents

空調機のダンパー付吹出装置

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JP2809044B2
JP2809044B2 JP9149193A JP9149193A JP2809044B2 JP 2809044 B2 JP2809044 B2 JP 2809044B2 JP 9149193 A JP9149193 A JP 9149193A JP 9149193 A JP9149193 A JP 9149193A JP 2809044 B2 JP2809044 B2 JP 2809044B2
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欽三 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、家屋あるいはビルデ
ィングなどの天井裏、壁面および床面に設けられる換気
用あるいは冷暖房用の通風ダクトに接続して用いられる
空調機のダンパー付吹出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6および図7は例えば特開平2−13
3723号公報に示された従来の空調機のダンパー付吹
出装置を示す図であり、図において1は直方形状で、且
つ下部が開口したボックス、2は上記ボックス1が挿通
する四角形状の開口部3を有する取付板であり、この取
付板には上記ボックス1のダクト連通用の開口をもつ側
面に当接するアダプタ取付板4が一体に形成されてい
る。そして上記アダプタ取付板4におけるボックス1の
ダクト連通用の開口と対応する位置には通風ダクト5を
接続するためのアダプタ14が設けられている。上記ボ
ックス1の内部には円筒状のダンパー枠6を垂直に配置
してある。そして、このダンパー枠6の内部にダンパー
枠6内の通風路を開閉する円板状のダンパー7が設けら
れている。具体的にはこのダンパーは上記ボックス1の
ダンパーモータ8に接続されている。上記ボックス1の
下方の部屋9の天井面10には、吹出グリル11が取り
付けられている。12はボックス取付ネジ、13は天井
裏である。
【0003】従来の空調機のダンパー付吹出装置は上記
のように構成され、部屋9に送風するときは、ダンパー
7は垂直となって開となる。次に、図6において実線で
示すように、ダンパー7が水平になって閉状態となって
いるときは、部屋9に送られてくる空気は閉止され、ボ
ックス1の上部にとどまり、部屋9には吹き出されない
のである。また、ダンパーモータ8などのメンテナンス
の作業を行うときには、部屋9側から吹出グリル11を
はずし、ボックス取付ネジ12を外すことにより、ボッ
クス1全体が、下方に引き出せる。このとき、取付板
2、アダプタ取付板4とが一体となった状態で、天井裏
13内に残ったままとなる。従って点検時は、吹出グリ
ル11を取り外した状態で可能となり、ボックス1のみ
が下方へ引き下げられて点検することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の空
調機のダンパー付吹出装置においては、ボックス1とア
ダプタ取付板4とが別々に構成されており、それぞれを
接合することに組み立てがなり、メンテナンス時におい
ても同様に分解、組み立てなければならなく、両者の接
合部分より空気もれが発生、送風性能が低下し、さらに
分割構造による組立性からメンテナンス性が悪いという
課題があった。
【0005】この発明は、係る課題を解決するためにな
されたもので組み立て、メンテナンス性がよく、安定し
た送風性能を有する空調機のダンパー付吹出口装置を得
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空調機の
ダンパー付吹出装置は、下部に第1の開口、側部にダク
ト連通用の第2の開口を有する本体と、この本体内にて
上記第1の開口と上記第2の開口とを連通する風路を任
意に開閉するダンパーおよびこのダンパーに連結、回動
させるモータとからなるダンパー駆動部とを備え、上記
ダンパー駆動部をダンパーの一端を回動自在に支承する
第1の側板とモータが固定された第2の側板とにてダン
パーユニットとし、上記第1の側板、第2の側板のいず
れかの上端部を上記本体内壁に設けられた係止片に係合
させ、第1の側板および第2の側板の下端部を上記本体
内壁に設けられた取付ピースにねじ止めすることにて、
本体より上記ダンパーユニットを上記第1の開口を介し
て着脱自在としたものである。
【0007】また、第2の側板の外形寸法を本体内接寸
法より大きく形成したものである。
【0008】
【作用】この発明においては、本体内の係止片に第1の
側板、第2の側板のいずれかの上端部を係止させ、第1
の側板および第2の側板の下端部を上記本体内壁に設け
られた取付ピースにねじ止めすることにて、ダンパーユ
ニットが本体に装着できる。
【0009】また、第2の側板の外形寸法を本体内接寸
法より大きく形成したことより、ダンパーユニットのダ
ンパー駆動部側へ隙間を設けることなく嵌着される。
【0010】
【実施例】図1〜図5はこの発明の一実施例を示す図で
あり、図において15は家屋16の天井、17はこの天
井の天井裏、18はこの天井裏に配設された送風ダクト
で、例えば塩化ビニールパイプよりなり、外気あるいは
図示されない空調機より加熱空気、冷却空気等が送風、
通過し、後述されるダクトアダプタに接続される。19
はダンパー付吹出装置20の本体で、長方形の箱体より
なり下部に第1の開口21、側部に第2の開口22を有
し、上記第1の開口21より第2の開口22への風路2
3を形成している。24は上記第2の開口22に設けら
れたダクトアダプタで、円筒体よりなり先端が上記送風
ダクト18と連結される。25は風量調節板で、図2に
示すように上記本体19に第2の開口22と対向するよ
うに設けられ、本体19前面上部に設けられた上レール
26と本体19背面下部に設けられた下レール27をガ
イドとし、両端が上記各レール26、27と係合するよ
う上下端が折曲された平板よりなり、上記第2の開口2
2を左右にレール26、27上摺動することにて任意に
覆う。これにより、送風ダクト18より送られる空気量
を室内の負荷に応じて調節する。
【0011】28は上記下レール27に穿設されたスリ
ット穴で、後述されるダンパーが閉状態にあっても室内
へ外気空気を取り入れる常時換気をなし、図示しないが
このスリット穴を閉止する閉止板を設けている。29は
ダンパーユニットで、モータ30とこのモータの回動軸
(図示せず)に連結されたカム、ロッド(いずれも図示
せず)およびクランク31を介して連結されたダンパー
32からなるダンパー駆動部33と、このダンパー駆動
部33の両端を支持する側板(後述)とよりなる。34
は第1の側板で、上記ダンパー32の端部を回動自在に
支承し、一端が上記本体19の上面に当接し、他端にね
じ穴(図示せず)を有して外方向へ折曲された取付部A
35を有する。36は第2の側板で、上記モータ30が
固定されたモータ固定板37が装着され、上部に後述さ
れる係止片が係合される係合穴38、下部にねじ穴(図
示せず)を有して外方向へ折曲された取付部B39を有
する。
【0012】40は上記第2の側板36に接着固定され
たパッキンで、合成樹脂よりなる。なお、このパッキ
ン、上記第2の側板36の外形寸法をA、上記本体19
内接寸法をBとするとA>Bの関係になるよう外形寸法
Aが内接寸法Bより大きく設定してある。41は係止片
で、上記本体19の上部内壁に設けられ、L字形よりな
る。42は取付ピースで、L形にて図5に示すようにダ
ルマ穴43を有し上記本体19の側壁内部に一対設けら
れている。44は遮へい板で、平板にて一端が上記第2
の側板36にねじ43aにて連結、他端が同じくねじ4
3aにて上記取付ピース42に連結され、本体19内に
て上記第2の側板36とともにモータ30からなる駆動
部分を遮へいするものである。45は端子箱で、上記モ
ータ30と電源部分への接続をなす。46は吹出グリル
で、両端が異なる方向に折曲された取付金具47と、こ
の取付金具に回動自在に装着されたルーバ48からな
る。なお、この吹出グリルは本体19内に設けられたピ
ース(図示せず)との間でスライドねじ46aを介して
本体に装着および上下にスライドされる。49は本体1
9の側壁外部に設けられた天吊り金具で、左右一対設け
られている。50は吊りボルトで、上記天井裏17に連
結されている。51はナットである。なお、この天吊り
金具、吊りボルト50、ナット51および本体19は図
1に示すように断熱材52にて覆われているものであ
る。
【0013】上記のように構成された空調機のダンパー
付吹出装置において、その組み立ては天井裏17に吊り
ボルト50により設置された本体19内へ遮へい板44
が装着されたダンパーユニット29が第1の開口より挿
入し、第2の側板36の係合穴38に本体19の係止片
41に係合させ、仮固定する。次に、取付ピース42に
第1の側板34、遮へい板44をねじ43aにて固定す
る。そして、断熱材52を有する吹出グリル46をピー
スにスライドねじ46aに取り付けられることにて本体
19に装着される。
【0014】次に、端子箱45を介してモータ30に電
源が投入されることにて、ダンパー32が開閉動作を行
い、送風ダクト18よりの気流を吹出グリル46より室
内へ吹き出すにはダンパー32が水平状態にて開停止さ
せる。そして、室内への吹き出しを停止するには図2に
示すようにダンパー32が45゜回転し本体19内壁に
設けられた断熱材52に当接することにて閉停止させ
る。
【0015】また、遮へい板44を設けるとともに、第
2の側板36、パッキン40の外形寸法Aを本体19内
接寸法Bより大きくしたことにてダンパー駆動部33、
端子箱45に冷暖空気が侵入することがなく、気密性の
高い隔離室が形成でき機能部品がいちじるしい温度変化
を受けることなく、品質が安定する。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、下部に
第1の開口、側部にダクト連通用の第2の開口を有する
本体と、この本体内にて上記第1の開口と上記第2の開
口とを連通する風路を任意に開閉するダンパーおよびこ
のダンパーに連結、回動させるモータとからなるダンパ
ー駆動部とを備え、上記ダンパー駆動部をダンパーの一
端を回動自在に支承する第1の側板とモータが固定され
た第2の側板とにてダンパーユニットとし、上記第1の
側板、第2の側板のいずれかの上端部を上記本体内壁に
設けられた係止片に係合させ、第1の側板および第2の
側板の下端部を上記本体内壁に設けられた取付ピースに
ねじ止めすることにて、本体より上記ダンパーユニット
を上記第1の開口を介して着脱自在としたことより、本
体を設置した状態にてダンパーユニットを第1の開口よ
り任意に着脱ができ、本体を外すことがないので組立性
とメンテナンス性が向上されるとともに、組み立てによ
る本体よりの空気もれがなくなり、送風性能が安定す
る。
【0017】また、第2の側板の外形寸法を本体内接寸
法より大きく形成したことより、第2の側板によって囲
れるダンパー駆動部、端子箱部分の密封性がよくなり、
冷暖空気の侵入がないので製品性能が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示し、取付時の正面断面
図である。
【図2】この発明の一実施例を示し、取付時の側面断面
図である。
【図3】この発明の一実施例を示す部分下面図である。
【図4】この発明の一実施例を示す部分斜視図である。
【図5】この発明の一実施例を示す部分斜視図である。
【図6】従来の空調機のダンパー付吹出装置を示す取付
図である。
【図7】従来の空調機のダンパー付吹出装置を示す斜視
図である。
【符号の説明】
19 本体 21 第1の開口 22 第2の開口 23 風路 29 ダンパーユニット 30 モータ 32 ダンパー 33 ダンパー駆動部 34 第1の側板 36 第2の側板 41 係止片 42 取付ピース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 俊夫 中津川市駒場町1番3号 三菱電機株式 会社 中津川製作所内 (72)発明者 今井 邦男 岐阜県中津川市本町四丁目1番21号 株 式会社岐阜金菱エンジニアリング内 (56)参考文献 実開 平3−77144(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 13/068 F24F 13/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に第1の開口、側部にダクト連通用
    の第2の開口を有する本体と、この本体内にて上記第1
    の開口と上記第2の開口とを連通する風路を任意に開閉
    するダンパーおよびこのダンパーに連結、回動させるモ
    ータとからなるダンパー駆動部とを備え、上記ダンパー
    駆動部をダンパーの一端を回動自在に支承する第1の側
    板とモータが固定された第2の側板とにてダンパーユニ
    ットとし、上記第1の側板、第2の側板のいずれかの上
    端部を上記本体内壁に設けられた係止片に係合させ、第
    1の側板および第2の側板の下端部を上記本体内壁に設
    けられた取付ピースにねじ止めすることにて、本体より
    上記ダンパーユニットを上記第1の開口を介して着脱自
    在としたことを特徴とする空調機のダンパー付吹出装
    置。
  2. 【請求項2】 第2の側板の外形寸法を本体内接寸法よ
    り大きく形成したことを特徴とする請求項1記載の空調
    機のダンパー付吹出装置。
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