JP2809028B2 - コンクリート表面の保護方法 - Google Patents
コンクリート表面の保護方法Info
- Publication number
- JP2809028B2 JP2809028B2 JP5021517A JP2151793A JP2809028B2 JP 2809028 B2 JP2809028 B2 JP 2809028B2 JP 5021517 A JP5021517 A JP 5021517A JP 2151793 A JP2151793 A JP 2151793A JP 2809028 B2 JP2809028 B2 JP 2809028B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- finishing material
- durability
- protecting
- fluororesin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/009—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/52—Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート表面の保
護方法に関する。
護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートの保護方法として
は、コンクリートの表面に仕上材を塗布し、この仕上材
によりコンクリートの耐食性を向上するようになってい
る。前記仕上材としては従来から各種存在するが、一般
の仕上材はそのもの自体の耐久性が小さいため、数年程
度で再度仕上材の塗り替えを必要としていた。近年では
前記仕上材に改良を加え、その耐久性を更に向上するも
のとしてフッ素樹脂系の仕上材が知られている。
は、コンクリートの表面に仕上材を塗布し、この仕上材
によりコンクリートの耐食性を向上するようになってい
る。前記仕上材としては従来から各種存在するが、一般
の仕上材はそのもの自体の耐久性が小さいため、数年程
度で再度仕上材の塗り替えを必要としていた。近年では
前記仕上材に改良を加え、その耐久性を更に向上するも
のとしてフッ素樹脂系の仕上材が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のコンクリートの保護方法にあっては、コンクリー
ト表面に最も耐久性のあるフッ素樹脂系の仕上材を用い
たとしても、一般のものと同様に紫外線によって徐々に
仕上材が劣化し、その耐用年数は10年程度となってし
まい、大幅に耐久性を向上することができないという課
題があった。
従来のコンクリートの保護方法にあっては、コンクリー
ト表面に最も耐久性のあるフッ素樹脂系の仕上材を用い
たとしても、一般のものと同様に紫外線によって徐々に
仕上材が劣化し、その耐用年数は10年程度となってし
まい、大幅に耐久性を向上することができないという課
題があった。
【0004】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、コンクリートに塗布した仕上材をチタン膜で保護す
ることにより、この仕上材自体の耐久性を向上し、延い
てはコンクリート自体の耐久性を著しく向上することが
できるコンクリート表面の保護方法を提供することを目
的とする。
て、コンクリートに塗布した仕上材をチタン膜で保護す
ることにより、この仕上材自体の耐久性を向上し、延い
てはコンクリート自体の耐久性を著しく向上することが
できるコンクリート表面の保護方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明のコンクリート表面の保護方法は、コンクリ
ート表面に表面保護用の仕上材を塗布し、更に、この仕
上材の表面にチタン膜を形成する。
めに本発明のコンクリート表面の保護方法は、コンクリ
ート表面に表面保護用の仕上材を塗布し、更に、この仕
上材の表面にチタン膜を形成する。
【0006】また、前記仕上材は、フッ素樹脂系である
ことが望ましい。
ことが望ましい。
【0007】
【作用】以上により本発明のコンクリート表面の保護方
法は、仕上材の表面にチタン膜を形成したので、このチ
タン膜により紫外線を遮断して仕上材自体の劣化を防止
することができ、延いては、この仕上材で保護されるコ
ンクリート表面の耐久性を著しく向上することができ
る。
法は、仕上材の表面にチタン膜を形成したので、このチ
タン膜により紫外線を遮断して仕上材自体の劣化を防止
することができ、延いては、この仕上材で保護されるコ
ンクリート表面の耐久性を著しく向上することができ
る。
【0008】また、前記仕上材をフッ素樹脂系とするこ
とにより、仕上材自体の耐久性を向上することができ、
延いては、コンクリート表面の耐久性を更に向上するこ
とができる。
とにより、仕上材自体の耐久性を向上することができ、
延いては、コンクリート表面の耐久性を更に向上するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明にかかるコンクリート表
面の保護方法の一実施例を示すコンクリートの断面図で
ある。
詳細に説明する。図1は本発明にかかるコンクリート表
面の保護方法の一実施例を示すコンクリートの断面図で
ある。
【0010】即ち、図1中10は、例えばRC造構造物
の外壁を構成するコンクリートで、まず、このコンクリ
ート10の表面10aに仕上材12を所定厚さに塗布
し、この仕上材12によってコンクリート表面10aの
保護層を形成する。この実施例では前記仕上材12とし
て、耐久性に特に優れるフッ素樹脂系のものを用いてあ
る。
の外壁を構成するコンクリートで、まず、このコンクリ
ート10の表面10aに仕上材12を所定厚さに塗布
し、この仕上材12によってコンクリート表面10aの
保護層を形成する。この実施例では前記仕上材12とし
て、耐久性に特に優れるフッ素樹脂系のものを用いてあ
る。
【0011】次に、前記フッ素樹脂系の仕上材12をコ
ンクリート10の表面10aに塗布した後、この仕上材
12の表面12aに、蒸着法によりチタン薄膜14を形
成する。ところで、仕上材12の表面12aにチタン薄
膜14を形成したが、このチタンは耐蝕性に特に優れた
金属として知られている。
ンクリート10の表面10aに塗布した後、この仕上材
12の表面12aに、蒸着法によりチタン薄膜14を形
成する。ところで、仕上材12の表面12aにチタン薄
膜14を形成したが、このチタンは耐蝕性に特に優れた
金属として知られている。
【0012】以上のように本実施例のコンクリート表面
の保護方法にあっては、コンクリート10の表面10a
に塗布した仕上材12の表面12aに更にチタン薄膜1
4を形成したので、耐蝕性に優れたこのチタン薄膜14
により紫外線を半永久的に遮断して仕上材12を保護す
る。従って、紫外線による仕上材12の劣化を防止する
ことができるため、この仕上材12により保護されるコ
ンクリート10の表面10aの耐久性を著しく向上する
ことができる。
の保護方法にあっては、コンクリート10の表面10a
に塗布した仕上材12の表面12aに更にチタン薄膜1
4を形成したので、耐蝕性に優れたこのチタン薄膜14
により紫外線を半永久的に遮断して仕上材12を保護す
る。従って、紫外線による仕上材12の劣化を防止する
ことができるため、この仕上材12により保護されるコ
ンクリート10の表面10aの耐久性を著しく向上する
ことができる。
【0013】また、本実施例では前記仕上材12として
フッ素樹脂系のものを用いたので、この仕上材12自体
の耐久性が著しく大きなものとなるため、コンクリート
10の表面10aの耐久性を更に向上することができ
る。
フッ素樹脂系のものを用いたので、この仕上材12自体
の耐久性が著しく大きなものとなるため、コンクリート
10の表面10aの耐久性を更に向上することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示すコンクリート表面の保護方法にあっては、コンクリ
ート表面に塗布した仕上材の表面にチタン膜を形成した
ので、このチタン膜により紫外線を遮断して仕上材自体
の劣化を防止し、延いては、この仕上材で保護されるコ
ンクリート表面の耐久性を著しく向上することができ
る。
示すコンクリート表面の保護方法にあっては、コンクリ
ート表面に塗布した仕上材の表面にチタン膜を形成した
ので、このチタン膜により紫外線を遮断して仕上材自体
の劣化を防止し、延いては、この仕上材で保護されるコ
ンクリート表面の耐久性を著しく向上することができ
る。
【0015】また、本発明の請求項2にあっては、前記
仕上材をフッ素樹脂系としたので、仕上材自体の耐久性
を更に向上し、延いては、コンクリート表面の耐久性を
更に向上することができるという各種優れた効果を奏す
る。
仕上材をフッ素樹脂系としたので、仕上材自体の耐久性
を更に向上し、延いては、コンクリート表面の耐久性を
更に向上することができるという各種優れた効果を奏す
る。
【図1】本発明にかかるコンクリート表面の保護方法の
一実施例を示すコンクリートの断面図である。
一実施例を示すコンクリートの断面図である。
10 コンクリート 10a コンクリート表面 12 仕上材 12a 仕上材表面 14 チタン薄膜
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−20786(JP,A) 特開 昭60−103085(JP,A) 特開 平1−264982(JP,A) 特開 平2−48482(JP,A) 特開 平5−254961(JP,A) 特開 平3−279281(JP,A) 特開 平3−159973(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 41/71 C04B 41/65 - 41/69
Claims (2)
- 【請求項1】 コンクリート表面に表面保護用の仕上材
を塗布し、更に、この仕上材の表面にチタン膜を形成す
ることを特徴とするコンクリート表面の保護方法。 - 【請求項2】 仕上材は、フッ素樹脂系であることを特
徴とする請求項1に記載のコンクリート表面の保護方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5021517A JP2809028B2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | コンクリート表面の保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5021517A JP2809028B2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | コンクリート表面の保護方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06234582A JPH06234582A (ja) | 1994-08-23 |
JP2809028B2 true JP2809028B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=12057165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5021517A Expired - Lifetime JP2809028B2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | コンクリート表面の保護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2809028B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3709485B1 (ja) | 2004-10-08 | 2005-10-26 | 株式会社昭和 | ライニング構造 |
JP6529156B2 (ja) | 2015-02-18 | 2019-06-12 | 昭和電工株式会社 | 組成物、組成物の製造方法および不飽和化合物の製造方法 |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP5021517A patent/JP2809028B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06234582A (ja) | 1994-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
MX9301671A (es) | Sobrerrecubrimiento en forma de peliculas apiladas, resistente a la abrasion, para substratos recubiertos y metodo de recubrimiento de un substrato. | |
US5751474A (en) | High-reflection silver mirror | |
JP2831932B2 (ja) | 耐久第1面ミラーおよび第2面ミラー | |
NO943570L (no) | Forbedrete belegg med höy transmittans og lav emissivitet beregnet for substrater | |
US20060029815A1 (en) | Substrate coating | |
JP2809028B2 (ja) | コンクリート表面の保護方法 | |
RU94022748A (ru) | Защитное покрытие для резьбового соединения или втулки | |
CA2157948A1 (en) | Alkali Metal Diffusion Barrier Layer | |
JP3401850B2 (ja) | 高耐久性コンクリート | |
JP2853709B2 (ja) | 半導体素子の保護膜及びその製造方法 | |
RU96103390A (ru) | Трубопроводный элемент для трубопроводной системы, соответствующая трубопроводная система и способ защиты покрытием трубопроводного элемента | |
CN1129975A (zh) | 管道系统用的管件,相应的管道系统和管件加涂层的保护方法 | |
EP0573163A2 (en) | Enhanced durability optical stack such as a mirror and a process for forming the stack | |
JP3001863B1 (ja) | 防水層の劣化防止法 | |
EP0362568A3 (en) | Antistatic polyester film | |
ES2112505T3 (es) | Capa de oxido esmaltable. | |
US20060286370A1 (en) | Nano protective film structure | |
CN1280907C (zh) | 半导体组件的钝化层结构及其形成方法 | |
US20040114247A1 (en) | Composition and method of making high-reflection silver mirrors or thin-film optical filters | |
DE69907969T2 (de) | Korrosionsbeständige beschichtung | |
JPH06256932A (ja) | プラスチックフィルムを防護処理するための多層薄膜構造体 | |
JPS59126781A (ja) | 配管等の防食方法 | |
JPH01241136A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0313330A (ja) | 高耐食性鋼板 | |
JP2511199B2 (ja) | 光メモリ素子 |