JP2808926B2 - 空気清浄器付き開放型燃焼機の制御装置 - Google Patents

空気清浄器付き開放型燃焼機の制御装置

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JP2808926B2 JP13990491A JP13990491A JP2808926B2 JP 2808926 B2 JP2808926 B2 JP 2808926B2 JP 13990491 A JP13990491 A JP 13990491A JP 13990491 A JP13990491 A JP 13990491A JP 2808926 B2 JP2808926 B2 JP 2808926B2
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弘雅 浅野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気清浄器付き開放型
燃焼機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に空気清浄器付き開放型燃焼機は、
図3に示すように本体21の背面に送風ファン22を設
け、この送風ファン22の空気吸入部23に静電式の空
気清浄器24を設けた構成となっている。そして空気吸
入部23から吸入された室内の空気から粉塵を上記空気
清浄器24で除去した後、燃焼部25で温風として室内
へ供給、暖房するようになっている。
【0003】ここで使用される空気清浄器24は上記に
も示したように静電式であり、約5kVの高電圧放電に
より塵等を帯電させて集塵を行っている。また燃焼部が
燃焼を開始する場合は、燃焼用空気と燃料の混合ガスに
点火させるために、点火器26による約14kVの高圧
放電が行われる。このため空気清浄器24、点火器26
の2つの高電圧ユニットが同時に動作すると両者の高圧
ノイズが重畳され、制御装置として用いられるマイクロ
コンピュータ27に影響を与えるばかりでなく、機器外
にも不要輻射ノイズとして放出する等の問題点があっ
た。
【0004】これを防止するために、このような空気清
浄器付き開放型燃焼機を制御する制御装置は、空気清浄
器と燃焼の連動運転を行う場合、図4に示すように、着
火完了後にはじめて空気清浄器24を動作させる構成と
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では燃焼開始後に空気清浄器24を運転するため、空気
清浄器が異常の場合は、燃焼開始後に停止、すなわち消
火することになり、燃焼ガスを室内に放出する開放型燃
焼機では、この時未燃ガスが室内に放出され不快臭が生
じるという課題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、空気
清浄器、点火器の2つの高電圧ユニットの同時動作をな
くし前記両ユニットからの高圧ノイズを低減する構成と
した上で、燃焼を開始する前にいち早く空気清浄器の異
常を検知し、空気清浄器に何等かの異常があった場合
は、燃焼を行う前に運転停止させることで、不快な臭気
を発生させないようにすることを目的としたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、点火器を有する燃焼部と、塵に高電圧を印加
して集塵する静電式空気清浄器と、前記空気清浄器の異
常を検知する空気清浄器異常検知手段と、前記燃焼部と
空気清浄器のファンを兼ねた送風ファンと、運転スイッ
チと、前記スイッチの指示に基づいて、前記燃焼部なら
びに空気清浄器及び送風ファンの運転を制御し、かつ空
気清浄器異常検知手段からの異常検知信号により燃焼及
び空気清浄器の運転を停止させる制御部とを備え、前記
制御部は、空気清浄器と燃焼部の連動運転を行う場合、
運転開始直後から点火器が動作するまでの一定期間は、
空気清浄器を動作させ、少なくとも前記燃焼部内の点火
器が動作する期間は、空気清浄器を停止させる構成とし
てある。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、空気清浄器と燃
焼の連動運転を行う場合、運転開始直後一定期間空気清
浄器を動作させることにより空気清浄器の異常を検知
し、空気清浄器に何等かの異常がある場合は、燃焼を開
始する前に運転停止をさせる。一方空気清浄器に異常が
ない場合は一旦空気清浄器を停止させ、その後点火器を
動作させ、着火完了後点火器を停止して、改めて空気清
浄器を動作させる。したがって着火直後に空気清浄器の
異常で即燃焼停止して未燃ガス等を放出することがなく
なるとともに高圧ノイズの悪影響もなくなる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1、図2を用いて
説明する。図1において、1は燃焼及び空気清浄器の運
転・停止を行う運転スイッチ、2は空気清浄器の運転・
停止を行う空気清浄器スイッチ、3は上記両スイッチ
1、2からの指示に基づいて燃焼部4、送風ファン5、
空気清浄器ユニット6の運転を制御する制御部、7は空
気清浄器6の異常を検知し制御部3に信号を送る空気清
浄器異常検知器である。
【0010】燃焼部4は、燃焼を行うバーナー8、バー
ナーを加熱するヒータ9、バーナーの温度を測定するバ
ーナー温度検出器10、燃料を供給するポンプ11、燃
料を着火させるための点火器12、燃焼状態を検出する
燃焼状態検出器13より構成される。
【0011】上記制御部3は、マイクロコンピュータで
構成してあり、このマイクロコンピューターに図2で示
すようなプログラムを設けて前記した動作を行わせるよ
うになっている。
【0012】次に動作を説明する。まず燃焼、空気清浄
器共に停止している状態で運転スイッチ1をON操作す
ると、空気清浄器と燃焼の連動運転モードとなり、制御
部3に指示信号が送られ、制御部3は燃焼開始の準備と
してヒータ9に通電しバーナー8を加熱する。これと同
時に空気清浄器6を動作させる。空気清浄器6を動作さ
せた後、空気清浄器異常検出器7により空気清浄器6の
動作状態を確認し、異常が認められたときは全ての運転
を停止する。
【0013】空気清浄器6の動作に異常がない場合はそ
のままバーナー8の加熱をつづけ、バーナー温度検出器
10によりバーナー8の温度が予め設定されている温度
となったことが確認された時、空気清浄器6を停止させ
る。その後点火器12およびポンプ11を動作させ着火
を待ち、燃焼状態検出器13により着火確認後、点火器
12を停止させる。そして燃焼を安定させるための一定
期間が経過後、空気清浄器6および送風ファン5を動作
させ、空気清浄器と燃焼の連動運転を行う。また空気清
浄器異常検知は以後継続して行い、燃焼中の空気清浄器
異常に関しては、異常が発生したときに燃焼及び空気清
浄器を停止させる。
【0014】一方、燃焼、空気清浄器共に停止している
状態で空気清浄器スイッチ2をON操作すると、空気清
浄器単独運転モードとなり、制御部3に指示信号が送ら
れ、制御部3は、空気清浄器6及び送風ファン5を動作
させ、空気清浄器の単独運転を開始する。その後、空気
清浄器異常検出器7により空気清浄器6の動作状態を確
認し、異常が認められたときは全ての運転を停止する。
空気清浄器6の動作に異常がない場合は、そのまま空気
清浄器単独運転を続ける。そして空気清浄器異常検知は
以後継続して行われる。
【0015】続いて運転スイッチ1をON操作すると、
空気清浄器と燃焼の連動運転モードに切り替わり、送風
ファン5のみ停止し、ヒータ9に通電しバーナー8を加
熱する。以降は上記で説明した空気清浄器と燃焼の連動
運転モードの場合に従う。
【0016】この実施例では、空気清浄器と燃焼の連動
運転開始直後の空気清浄器の動作中は、送風ファン5は
停止したままの構成としている。連動運転開始直後の空
気清浄器の動作は空気清浄器の異常を検知するのが目的
であるため、特に送風ファンを動作させる必要はなく、
逆に送風ファンを停止させ、運転スイッチONから着火
するまで室内空気の循環を行なわないようにすること
で、不快な冷風感をなくすという効果がある。また、運
転スイッチと空気清浄器スイッチの2つのスイッチによ
り、それぞれの運転モードを選択することにより、運転
停止させずに連続したモードの切り替えを行うことがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の空気清浄器
付き開放型燃焼機の制御装置は、空気清浄器と燃焼の連
動運転を行う場合において、運転開始直後一定期間空気
清浄器を動作させることにより、いち早く空気清浄器の
異常を検知し、空気清浄器に何等かの異常がある場合
は、燃焼を開始する前に運転停止させることで、燃焼開
始後即消火をする無駄をさけ、かつそこから発生する未
燃ガスによる不快臭をなくすことができる。
【0018】一方空気清浄器の異常がない場合は、点火
器動作中に空気清浄器を停止することで点火器動作時の
高圧ノイズを低減し、マイクロコンピュータ等の誤動作
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気清浄器付き暖房
機の制御装置を示すブロック図
【図2】同制御装置の動作を示すフローチャート
【図3】本発明及び従来例の空気清浄器付き開放型燃焼
機を示す断面図
【図4】従来の空気清浄器付き開放型燃焼機の制御動作
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 運転スイッチ 2 空気清浄器スイッチ 3 制御部 4 燃焼部 5 送風ファン 6 空気清浄器 7 空気清浄器異常検知器 12 点火器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 5/24 104 F23N 5/00 F23N 5/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点火器を有する燃焼部と、塵に高電圧を印
    加して集塵する静電式空気清浄器と、前記空気清浄器の
    異常を検知する空気清浄器異常検知手段と、前記燃焼部
    と空気清浄器のファンを兼ねた送風ファンと、運転スイ
    ッチと、前記スイッチの指示に基づいて、前記燃焼部な
    らびに空気清浄器及び送風ファンの運転を制御し、かつ
    空気清浄器異常検知手段からの異常検知信号により燃焼
    及び空気清浄器の運転を停止させる制御部とを備え、前
    記制御部は、空気清浄器と燃焼の連動運転を行う場合、
    運転開始直後から点火器が動作するまでの一定期間は、
    空気清浄器を動作させ、少なくとも前記燃焼部内の点火
    器が動作する期間は、空気清浄器及を停止させる構成と
    した空気清浄器付き開放型燃焼機の制御装置。
JP13990491A 1991-06-12 1991-06-12 空気清浄器付き開放型燃焼機の制御装置 Expired - Lifetime JP2808926B2 (ja)

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