JP2808626B2 - Acラインフィルタ - Google Patents
AcラインフィルタInfo
- Publication number
- JP2808626B2 JP2808626B2 JP63334376A JP33437688A JP2808626B2 JP 2808626 B2 JP2808626 B2 JP 2808626B2 JP 63334376 A JP63334376 A JP 63334376A JP 33437688 A JP33437688 A JP 33437688A JP 2808626 B2 JP2808626 B2 JP 2808626B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line filter
- coils
- frequency
- bead
- capacitors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子機器回路に使用されるラインフィルタ
に関するもので、複数のコイルに異なった周波数特性を
もたせ、ビーズインダクタンスと一体化し高域、低域ノ
イズを除去出来るようにしたものである。
に関するもので、複数のコイルに異なった周波数特性を
もたせ、ビーズインダクタンスと一体化し高域、低域ノ
イズを除去出来るようにしたものである。
従来の技術 電子機器回路に使用される電源は電子機器内より発生
したノイズが流出したり、外部より侵入したりする通路
となる。この対策のため第3図に示すようにラインフィ
ルタ9、10を1個或いは複数個電源ラインに使用してい
る。ところで、最近デジタル機器化が進み、クロック周
波数等の高い周波数が使用されているが、この高周波の
ノイズは従来のラインフィルタでは除去することは出来
ない。
したノイズが流出したり、外部より侵入したりする通路
となる。この対策のため第3図に示すようにラインフィ
ルタ9、10を1個或いは複数個電源ラインに使用してい
る。ところで、最近デジタル機器化が進み、クロック周
波数等の高い周波数が使用されているが、この高周波の
ノイズは従来のラインフィルタでは除去することは出来
ない。
従って、高域ノイズは二次側で対策するため、プリン
ト基板の面積も広くなりコストアップとなっていた。
ト基板の面積も広くなりコストアップとなっていた。
発明が解決しようとする課題 上記の様な手段を用いた場合、ACラインフィルタ、以
外に高い周波数の妨害除去のために、2次側に特性の良
いフィルタ、インダクタンス、貫通コンデンサー等を用
いないと妨害を除去することは出来ないものである。
外に高い周波数の妨害除去のために、2次側に特性の良
いフィルタ、インダクタンス、貫通コンデンサー等を用
いないと妨害を除去することは出来ないものである。
本発明は上記問題点を解決するものであり、更に小型
化を図ったACラインフィルタを提供しようとするもので
ある。
化を図ったACラインフィルタを提供しようとするもので
ある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明の、ACラインフィルタ
は、1つのフィルタの中に特性の異なったコイルを複数
個設け、更にビーズインダクタンスや、コンデンサーと
組合せ高い周波数から低い周波数までの妨害を排除する
ものである。
は、1つのフィルタの中に特性の異なったコイルを複数
個設け、更にビーズインダクタンスや、コンデンサーと
組合せ高い周波数から低い周波数までの妨害を排除する
ものである。
作用 本発明のACラインフィルタは周波数特性の異なったコ
イルとビーズインダクタンスを組み合わせた構造により
高域と低域ノイズを同時に除去できる。
イルとビーズインダクタンスを組み合わせた構造により
高域と低域ノイズを同時に除去できる。
実施例 以下図面により本発明の一実施例を説明する。
第1図はその対策回路図を示す。第2図はコイルのボ
ビンの構造を示す図である。その対策回路の第1図より
コイル1、ビーズインダクタンス2、2′、雑音防止コ
ンデンサ3、3′と組み合わせ、高域ノイズを除去す
る。更にコイル4、雑音防止コンデンサー5に依って低
域ノイズを除去するビーズインダクタンス2、2′およ
びコンデンサ3、3′はコイル1、4の中間点に挿入し
ている。そしてコンデンサ3、3′の他端はともに接地
している。
ビンの構造を示す図である。その対策回路の第1図より
コイル1、ビーズインダクタンス2、2′、雑音防止コ
ンデンサ3、3′と組み合わせ、高域ノイズを除去す
る。更にコイル4、雑音防止コンデンサー5に依って低
域ノイズを除去するビーズインダクタンス2、2′およ
びコンデンサ3、3′はコイル1、4の中間点に挿入し
ている。そしてコンデンサ3、3′の他端はともに接地
している。
以上のように異なった周波数特性をもった複数のコイ
ル1、4とビーズインダクタンス2、2′と、更にコン
デンサ3、3′を組み合わせ妨害排除能力の向上にした
ACラインフィルタを得る。このACラインフィルタにて50
0kHz〜50MHz帯域のノイズを排除することができる。
ル1、4とビーズインダクタンス2、2′と、更にコン
デンサ3、3′を組み合わせ妨害排除能力の向上にした
ACラインフィルタを得る。このACラインフィルタにて50
0kHz〜50MHz帯域のノイズを排除することができる。
なお、第1図、第2図において、6、6′は入力端
子、7、7′は中間端子、8、8′は出力端子、9はコ
イルボビンである。
子、7、7′は中間端子、8、8′は出力端子、9はコ
イルボビンである。
発明の効果 以上説明した様に本発明の如く、複数のコイルとビー
ズインダクタンクスを組み合わせる構造により高域から
低域の妨害を1つのラインフィルタで除去することがで
き、その実用的価値は極めて大なるものがある。
ズインダクタンクスを組み合わせる構造により高域から
低域の妨害を1つのラインフィルタで除去することがで
き、その実用的価値は極めて大なるものがある。
第1図は、本発明の一実施例におけるACラインフィルタ
の回路図、第2図は同フィルタの構成を示す側面図、第
3図は従来のACラインフィルタの回路図である。 1……コイル、2,2′……ビーズインダクタンス、3,3′
……雑音防止コンデンサ、4……コイル、5……雑音防
止コンデンサ。
の回路図、第2図は同フィルタの構成を示す側面図、第
3図は従来のACラインフィルタの回路図である。 1……コイル、2,2′……ビーズインダクタンス、3,3′
……雑音防止コンデンサ、4……コイル、5……雑音防
止コンデンサ。
Claims (1)
- 【請求項1】交流電源の2つのラインに対応しておのお
の配設された第1と第2のコイルと、前記第1と第2の
コイルの2つの接続点にそれぞれ配設されたビーズイン
ダクタンスと、前記電源ラインに挿入接続するための一
次側及び二次側の接続端子と、前記第1と第2のコイル
の2つの接続点にそれぞれ一端が接続されるとともに他
端が互いに接続された2つのコンデンサと、前記2つの
コンデンサの接続点に接続された接地端子と、前記2つ
のビーズインダクタンスを介して配設された2つの中間
タップ端子とを備え、前記一次側及び二次側の接続端子
により電源ラインに挿入接続し、前記2つの中間タップ
端子をバイパスコンデンサで接地するようにしたことを
特徴とするACラインフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63334376A JP2808626B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | Acラインフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63334376A JP2808626B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | Acラインフィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02179015A JPH02179015A (ja) | 1990-07-12 |
JP2808626B2 true JP2808626B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=18276678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63334376A Expired - Lifetime JP2808626B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | Acラインフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2808626B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59173313U (ja) * | 1983-05-07 | 1984-11-19 | 株式会社村田製作所 | 不平衡雑音防止用インダクタ |
JPS61140620U (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-30 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63334376A patent/JP2808626B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02179015A (ja) | 1990-07-12 |
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