JP2806220B2 - 防犯システム - Google Patents

防犯システム

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JP2806220B2
JP2806220B2 JP22249793A JP22249793A JP2806220B2 JP 2806220 B2 JP2806220 B2 JP 2806220B2 JP 22249793 A JP22249793 A JP 22249793A JP 22249793 A JP22249793 A JP 22249793A JP 2806220 B2 JP2806220 B2 JP 2806220B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、施設内の所定区画領域
毎の鍵の保管状態または警備状態を管理する防犯用鍵収
納管理装置とその鍵の保管状態または警備状態を遠隔に
て表示する表示装置とを用いた防犯システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の防犯システムにおける防犯
用鍵収納管理装置及び表示装置の接続関係を示すブロッ
ク図である。図5において、1a〜1nは施設内に施錠
を要する所定区画領域として存在する各テナント及び各
部屋の鍵の保管状態をそれぞれ管理する防犯用鍵収納管
理装置、2a〜2nは防犯用鍵収納管理装置1a〜1n
に連動して鍵の保管状態を表示する表示装置である。防
犯用鍵収納管理装置1a及び表示装置2a、防犯用鍵収
納管理装置1b及び表示装置2b、・・・、防犯用鍵収
納管理装置1n及び表示装置2nは情報を伝達するため
の信号線でそれぞれ接続されている。3は防犯用鍵収納
管理装置1a〜1nとのインタフェースを行う伝送用イ
ンタフェースである。6a〜6mは鍵の保管状態を表示
する各窓状態表示器である。ここでいう各窓とは防犯用
鍵収納管理装置に付属している各テナントまたは各部屋
の鍵を保管する鍵保管機器のことである。例えば、20
のテナントまたは部屋の鍵を保管する場合は20窓とい
う。5は各窓状態表示器6a〜6mとのインタフェース
を行う表示用インタフェースである。4は伝送用インタ
フェース3及び表示用インタフェース5の制御を行う中
央演算処理装置(以下、単に『CPU』という)であ
る。なお、符号m,n等は各装置等が複数存在している
ことを意味する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の防犯用鍵収納管
理装置及び表示装置とを組合わせた防犯システムは、上
述したように防犯用鍵収納管理装置と表示装置とが一対
で各々隣接した位置に配置され構成されている。以下、
その動作について説明する。防犯用鍵収納管理装置1a
で管理している鍵の保管状態は、まず、表示装置2aの
CPU4が伝送用インタフェース3を介して鍵の保管状
態の問合わせをする。次に、鍵の保管状態を表すデータ
が防犯用鍵収納管理装置1aから伝送用インタフェース
3を介して表示装置2aに送信される。このデータをC
PU4にて解析し表示用インタフェース5を制御して各
窓状態表示器6a〜6mで表示させる。表示装置2aは
防犯用鍵収納管理装置1aの鍵の保管状態のみを表示す
る。同様に、表示装置2bは防犯用鍵収納管理装置1
b、表示装置2nは防犯用鍵収納管理装置1nの鍵の保
管状態のみを表示する。
【0004】上記説明したように、従来の防犯システム
における防犯用鍵収納管理装置及び表示装置は一対で構
成されており、自分のテナントまたは部屋の鍵の保管状
況を確認するためには該当する防犯用鍵収納管理装置の
表示装置のところまでわざわざ行かなければならなかっ
た。また、ユーザの鍵が保管された防犯用鍵収納管理装
置の前に多くの人々が集まっていたり、他のユーザがそ
の防犯用鍵収納管理装置を使用していると、ユーザは防
犯用鍵収納管理装置内のユーザの鍵の保管状態を即座に
確認することができなかった。更に、特定の防犯用鍵収
納管理装置周辺の混雑の原因になる。また、従来では各
テナント及び各部屋の鍵の保管状態を常時表示している
ため、外部の者でも容易に鍵の保管状態を見ることが
きた。
【0005】そこで、この発明は、防犯用鍵収納管理装
置で管理している施設内の各テナント及び各部屋の鍵の
保管状態または警備状態を遠隔にて確認できる防犯シス
テムの提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる防犯シ
ステムは、施設内の所定区画領域毎の鍵の保管状態、警
備状態の1以上の状態を管理する複数の防犯用鍵収納管
理装置と、それらからの各信号線を接続するネットワー
クと、前記ネットワークに各信号線が接続され、前記防
犯用鍵収納管理装置の管理による前記鍵の保管状態、警
備状態を遠隔にて表示する複数の遠隔表示装置とを具備
するものである。
【0007】また、請求項2にかかる防犯システムは、
請求項1に加えて、遠隔表示装置が予め設定された時間
に基づいて前記鍵の保管状態、警備状態の表示を切替え
る切替手段を具備するものである。
【0008】請求項3にかかる防犯システムは、請求項
1に加えて、遠隔表示装置が予め登録された資格者であ
るかを照合し、その照合で確認された資格者のみによる
前記鍵の保管状態、警備状態を表示する照合手段を具備
するものである。
【0009】請求項4にかかる防犯システムは、請求項
1に加えて、遠隔表示装置が予め登録された資格者であ
るかを照合し、その照合で確認された資格者のみによる
前記鍵の保管状態、警備状態を音声にて確認する音声出
力手段を具備するものである。
【0010】
【作用】請求項1においては、複数の防犯用鍵収納管理
装置及び複数の遠隔表示装置の各信号線が1つのネット
ワークに接続されている。そして、各遠隔表示装置に
て、全ての防犯用鍵収納管理装置で管理されている鍵の
保管状態、警備状態の1以上の状態を遠隔にて表示自在
としている。このように、防犯用鍵収納管理装置と遠隔
表示装置とは一対の関係になく、他の遠隔表示装置から
も同じ防犯用鍵収納管理装置で管理されている鍵の保管
状態、警備状態を表示させ確認することができる。
【0011】請求項2の防犯システムの遠隔表示装置
は、請求項1の作用に加えて、予め設定された時間に基
づいて防犯用鍵収納管理装置で管理されている鍵の保管
状態、警備状態の表示の有無が切替えられる。即ち、遠
隔表示装置における表示時間が限定されるため外部の者
が容易に鍵の保管状態、警備状態を確認することはでき
なくなる。
【0012】請求項3の防犯システムの遠隔表示装置
は、請求項1の作用に加えて、鍵の保管状態、警備状態
を表示できる資格者が予め登録される。そして、照合さ
れ確認された資格者のみが鍵の保管状態または警備状態
を見ることができる。
【0013】請求項4の防犯システムの遠隔表示装置
は、請求項1の作用に加えて、鍵の保管状態、警備状態
を音声出力できる資格者が予め登録される。そして、照
合され確認された資格者のみが鍵の保管状態または警備
状態を聴くことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。 〈第一実施例〉図1は本発明の第一実施例にかかる防犯
システムを示す構成図である。なお、本実施例は請求項
1の実施例に対応し、前述の従来システムと同様の構成
または相当部分からなるものについては同一符号及び同
一記号を付して示す。図1において、10a〜10nは
ネットワーク用インタフェース13を設けた防犯用鍵収
納管理装置、11a〜11kは防犯用鍵収納管理装置1
0a〜10nで管理している所定区画領域毎、即ち、各
テナント及び各部屋の鍵の保管状態を遠隔にて表示する
ネットワーク用インタフェース13を設けた遠隔表示装
置、12は防犯用鍵収納管理装置10a〜10nと遠隔
表示装置11a〜11kとを各ネットワーク用インタフ
ェース13を介して接続するネットワーク、14a〜1
4kは遠隔表示装置11a〜11kが設置してある通用
口である。遠隔表示装置11a〜11kにはネットワー
ク用インタフェース13の他、以下のものが予め組込ま
れている。6a〜6mは鍵の保管状態を表示する各窓状
態表示器、5は各窓状態表示器6a〜6mとのインタフ
ェースを行う表示用インタフェース、4はネットワーク
用インタフェース13及び表示用インタフェース5の制
御を行うCPUである。また、18はメモリ、7は防犯
用鍵収納管理装置10a〜10nの選択等をするための
テンキー装置、8は資格者がカード操作を行うためのカ
ードリーダ装置、9は資格者が鍵の保管状態を音声にて
確認するための音声合成ユニットである。これらメモリ
18、テンキー装置7、カードリーダ装置8及び音声合
成ユニット9はCPU4と接続されている。ここで、防
犯用鍵収納管理装置10a〜10n、遠隔表示装置11
a〜11k、通用口14a〜14k及び各窓状態表示器
6a〜6mはそれぞれ複数にて構成されている。また、
本実施例では各通用口14a〜14kにはそれぞれ1つ
の遠隔表示装置11a〜11kが設置されている。
【0015】次に、本発明の第一実施例にかかる防犯シ
ステムの遠隔表示装置11a〜11kで使用されている
CPU4の処理手順を図2のフローチャートに基づき説
明する。まず、ステップS11で、テンキー装置7から
防犯用鍵収納管理装置10a〜10nのうち鍵の保管状
態を表示させたい何れかの番号が入力される。この場
合、防犯用鍵収納管理装置10aの番号が入力されたと
する。次にステップS12に移行して、入力された番号
に基づくネットワーク用インタフェース13を制御し、
該当する防犯用鍵収納管理装置10aにネットワーク1
2を介して鍵の保管状態の問合わせが行われる。次に、
ステップS13に移行して、防犯用鍵収納管理装置10
aから送信された鍵の保管状態に関するデータをネット
ワーク12及びネットワーク用インタフェース13を介
して受信する。次にステップS14に移行して、受信さ
れたデータに基づき表示用インタフェース5を制御し、
防犯用鍵収納管理装置10aの鍵の保管状態を各窓状態
表示器6a〜6mに表示し、本プログラムを終了する。
【0016】このように、本発明の第一実施例の防犯シ
ステムは施設内の所定区画領域毎、即ち、各テナント及
び各部屋の鍵の保管状態または警備状態をそれぞれ管理
する複数の防犯用鍵収納管理装置10a〜10nと、複
数の防犯用鍵収納管理装置10a〜10nからの各信号
線を接続するネットワーク12と、ネットワーク12に
各信号線が接続され、複数の防犯用鍵収納管理装置10
a〜10nの管理による鍵の保管状態、警備状態を遠隔
にて表示する複数の遠隔表示装置11a〜11kとを具
備するものである。
【0017】したがって、防犯用鍵収納管理装置が管理
している鍵の保管状態または警備状態を遠隔にて表示す
る遠隔表示装置では、防犯用鍵収納管理装置の設置され
ているところまで行くことなく、どの遠隔表示装置から
でも自分の鍵の保管状態または警備状態を確認すること
ができる。故に、防犯用鍵収納管理装置が管理している
鍵の保管状態または警備状態が、その防犯用鍵収納管理
装置周辺の混雑に影響されることなく遠隔にて短時間に
確認できるという優れた防犯システムとなる。
【0018】ところで、上記第一実施例では、各通用口
14a〜14kにそれぞれ1つの遠隔表示装置11a〜
11kが設置されている場合について説明したが、各通
用口に複数の遠隔表示装置が設置されていても良い。ま
た、上記第一実施例では、遠隔表示装置11a〜11k
が各通用口14a〜14kに配置されているが、その配
置場所は通用口に限定されるものではなく、その他の適
当な場所で良い。そして、上記第一実施例では、防犯用
鍵収納管理装置10a〜10nで管理している各テナン
ト及び各部屋の鍵の保管状態を表示するとしたが、防犯
用鍵収納管理装置10a〜10nで管理している各テナ
ント及び各部屋の警備状態を合わせて表示しても良い。
更に、利用者に判り易くするために、遠隔表示装置11
a〜11kに7セグメント表示の表示器等を設けて自分
のキーボックスの番号を表示させても良い。更にまた、
防犯用鍵収納管理装置の設置台数が更に増加しても遠隔
表示装置の各窓状態表示器の表示を切替えるだけで対応
できるため、必ずしも遠隔表示装置を増設する必要がな
い。
【0019】〈第二実施例〉本発明の第二実施例にかか
る防犯システムの構成は、上述の第一実施例における図
1の構成と同様であり、その詳細な説明を省略する。な
お、本実施例は請求項2の実施例に対応している。図1
において、遠隔表示装置11a〜11kの内部に配設さ
れたメモリ18に防犯用鍵収納管理装置10a〜10n
で管理されている鍵の保管状態を表示する時間を例え
ば、出勤時のみまたは朝9:00〜11:45または平
日などと設定し予め記憶させておく。このメモリ18に
記憶されたスケジュールに基づき、遠隔表示装置11a
〜11kは鍵の保管状態を遠隔にて各窓状態表示器6a
〜6mに表示する。
【0020】このように、本発明の第二実施例の防犯シ
ステムの遠隔表示装置11a〜11kは、予め設定され
た時間に基づいて鍵の保管状態、警備状態の表示を切替
えるメモリ18及びCPU4で達成される切替手段を具
備するものである。したがって、スケジュール機能によ
り鍵の保管状態または警備状態の表示の有無を切替える
ことが自在であるため、夜間や長期休業日等で施設内が
無人となったときに、外部の者に鍵の保管状態または警
備状態を見られるのを防ぐことができる。故に、本実施
例にかかる防犯システムの遠隔表示装置は、より防犯機
能が加味されたものとなり有用性を増すものである。
【0021】ところで、上記第二実施例では、切替手段
として、メモリ18に記憶されたスケジュールに基づき
表示の有無を切替えるとしたが、遠隔表示装置にタイマ
ー等を設け、一定時間ののちに表示内容を消去するよう
な簡単な切替手段を採用しても良い。
【0022】〈第三実施例〉図3は本発明の第三実施例
にかかる防犯システムを示す構成図である。なお、本実
施例は請求項3の実施例に対応し、上述の第一実施例と
同様の構成または相当部分からなるものについては同一
符号及び同一記号を付してその詳細な説明を省略する。
図3において、遠隔表示装置15a〜15kは、図1の
各窓状態表示器6a〜6mに替えてタッチパネルを使用
した各窓状態表示器17を配設し、CPU4に照合手段
を達成する資格者照合器16及び資格者が鍵の保管状態
を音声にて確認するための音声合成ユニット9を接続し
たものである。ここで、資格者照合器16は各窓状態表
示器17の画面に表示されるテンキーを利用して構成さ
れている。
【0023】次に、本発明の第三実施例にかかる防犯シ
ステムの遠隔表示装置15a〜15kで使用されている
CPU4の処理手順を図4のフローチャートに基づき説
明する。なお、本実施例のフローチャートでは、防犯用
鍵収納管理装置10aを利用している者の資格者情報が
入力された場合を例として説明する。まず、ステップS
21で、資格者照合器16に資格者情報が入力される
と、ステップS22に移行し、利用資格が有るか否かが
判定される。ステップS22で、誤入力等があると操作
無効と判定され、ステップS23に移行し、操作無効の
表示が行われた後、上述のステップS21に移行し、再
度の資格者照合器16の操作による資格者情報の入力待
ちとなる。ステップS22で、利用資格が有りと判定さ
れると、ステップS24に移行し、資格者情報に対応す
る防犯用鍵収納管理装置10aの番号をメモリ18から
読込み、その番号に該当する防犯用鍵収納管理装置10
aにネットワーク12を介して鍵の保管状態の問合わせ
を行う。次にステップS25に移行して、防犯用鍵収納
管理装置10aから送信された鍵の保管状態に関するデ
ータをネットワーク12及びネットワーク用インタフェ
ース13を介して受信する。次にステップS26に移行
して、受信されたデータに基づき表示用インタフェース
5を制御し、防犯用鍵収納管理装置10aの鍵の保管状
態を各窓状態表示器17に表示し、本プログラムを終了
する。
【0024】このように、本発明の第三実施例の防犯シ
ステムの遠隔表示装置15a〜15kは、予め登録され
た資格者であるかを照合し、その照合で確認された資格
者のみによる鍵の保管状態、警備状態を表示する資格者
照合器16にて構成される照合手段を具備するものであ
る。
【0025】したがって、自分の防犯用鍵収納管理装置
で管理されている施設内の所定区画領域毎、即ち、各テ
ナント及び各部屋の鍵の保管状態または警備状態を遠隔
にて見ることが自在であり、外部の者には見られること
がなくなる。故に、本実施例にかかる防犯システムの遠
隔表示装置は、実用性に加えて、セキュリティ機能を高
めることができる。
【0026】ところで、上記第三実施例では、資格者照
合器16として各窓状態表示器17の画面に表示される
テンキーを利用する場合について説明したが、その他、
照合手段を達成する資格者照合器16としては、磁気カ
ードリーダ装置、ICカードリーダ装置、非接触カード
リーダ装置、指紋照合装置、音声認識装置等が利用でき
ることは明らかである。また、上記第三実施例では、各
窓状態表示器17に防犯用鍵収納管理装置10a〜10
nで管理している各テナント及び各部屋の鍵の保管状態
を資格者照合器16の照合に基づき表示する場合につい
て説明したが、遠隔表示装置15a〜15kにおいて、
資格者照合器16を複数の、例えば、カードリーダ装置
とテンキー装置との併用とすることもできる。この場合
には、カードリーダ装置で、資格者がカード操作時に同
一カードで2回カード操作を行った後、資格者固有の暗
証番号をテンキー装置より入力する等の特殊操作を行う
ことで、鍵の保管状態の表示の有無を資格者の各窓毎に
設定するという複雑な照合とし防犯機能を高めることが
できる。
【0027】〈第四実施例〉本発明の第四実施例にかか
る防犯システムの構成は、上述の第三実施例における図
3の構成と同様であり、その詳細な説明を省略する。な
お、本実施例は請求項4の実施例に対応している。図3
において、各窓状態表示器17に防犯用鍵収納管理装置
10a〜10nで管理している各テナント及び各部屋の
鍵の保管状態を資格者照合器16と音声合成ユニット9
との併用で確認することができるものである。なお、上
記第三実施例の各窓状態表示器17では、防犯用鍵収納
管理装置10a〜10nで管理している各テナント及び
各部屋の鍵の保管状態のみを表示するとしたが、防犯用
鍵収納管理装置10a〜10nで管理している各テナン
ト及び各部屋の警備状態を合わせて表示しても良い。
【0028】このように、本発明の第四実施例の防犯シ
ステムの遠隔表示装置15a〜15kは、予め登録され
た資格者であるかを資格者照合器16で照合し、その照
合で確認された資格者のみによる鍵の保管状態、警備状
態を音声にて確認する音声合成ユニット9にて構成され
る音声出力手段を具備するものである。
【0029】故に、資格者照合器16と音声合成ユニッ
ト9との併用で、鍵の保管状態の表示の無い窓で、資格
者のみがテンキー装置の入力にて、鍵の保管状態を音声
合成ユニット9からの音声にて確認することができる。
即ち、自分の鍵が保管されている防犯用鍵収納管理装置
が混雑していて操作等できないときでも、空いている遠
隔表示装置にて鍵の保管状態の確認ができ待ち時間がな
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の防犯シ
ステムは、施設内の所定区画領域毎の鍵の保管状態、警
備状態の1以上の状態を管理する複数の防犯用鍵収納管
理装置と、複数の防犯用鍵収納管理装置からの各信号線
を接続するネットワークと、前記ネットワークに各信号
線が接続され、前記複数の防犯用鍵収納管理装置の管理
による鍵の保管状態、警備状態を遠隔にて表示する複数
の遠隔表示装置とを具備しており、遠隔表示装置を利用
して防犯用鍵収納管理装置で管理している所定区画領域
毎の鍵の保管状態、例えば、テナント及び部屋の鍵の保
管状態、警備状態を遠隔にて確認できるという効果があ
る。また、テナント及び部屋の鍵の保管状態、警備状態
を遠隔にて表示できるため、防犯用鍵収納管理装置周辺
の混雑が防止できるという効果がある。
【0031】請求項2の防犯システムは、請求項1の効
果に加えて、遠隔表示装置は、予め設定された時間に基
づいて鍵の保管状態、警備状態の表示を切替える切替手
段を具備しており、スケジュール設定により鍵の保管状
態または警備状態の表示の有無を切替え、夜間や長期休
業日等で施設内が無人化する場合に、外部の者に遠隔表
示装置の表示を見られることが防止できるという効果が
ある。
【0032】請求項3の防犯システムは、請求項1の効
果に加えて、遠隔表示装置は、予め登録された資格者で
あるかを照合し、その照合で確認された資格者のみによ
る鍵の保管状態、警備状態を表示する照合手段を具備し
ており、照合手段で予め登録された資格者が確認される
と始めて鍵の保管状態、警備状態を見ることができるた
め、外部の者に遠隔表示装置の表示を見られることが防
止できるという効果がある。
【0033】請求項4の防犯システムは、請求項1の効
果に加えて、遠隔表示装置は、予め登録された資格者で
あるかを照合し、その照合で確認された資格者のみによ
る鍵の保管状態、警備状態を音声にて確認する音声確認
手段を具備しており、音声確認手段で予め登録された資
格者が確認されると始めて鍵の保管状態または警備状態
を音声にて確認できるため、外部の者に遠隔表示装置の
表示を見られることが防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一実施例にかかる防犯システ
ムを示す構成図である。
【図2】図2は本発明の第一実施例にかかる防犯システ
ムで使用されているCPUの処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図3】図3は本発明の第三実施例にかかる防犯システ
ムを示す構成図である。
【図4】図4は本発明の第三実施例にかかる防犯システ
ムで使用されているCPUの処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】図5は従来の防犯システムを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
4 中央演算処理装置(CPU) 6a〜6m 各窓状態表示器 10a〜10n 防犯用鍵収納管理装置 11a〜11k 遠隔表示装置 12 ネットワーク 14a〜14k 通用口 16 資格者照合器 18 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−4897(JP,A) 特開 平6−167145(JP,A) 特開 平6−12580(JP,A) 特開 平6−240934(JP,A) 実開 平6−79974(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 15/00 G08B 23/00 520 G08B 25/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設内の所定区画領域毎の鍵の保管状
    態、警備状態の1以上の状態を管理する複数の防犯用鍵
    収納管理装置と、 前記複数の防犯用鍵収納管理装置からの各信号線を接続
    するネットワークと、 前記ネットワークに各信号線が接続され、前記防犯用鍵
    収納管理装置の管理による前記鍵の保管状態、警備状態
    を遠隔にて表示する複数の遠隔表示装置とを具備するこ
    とを特徴とする防犯システム。
  2. 【請求項2】 前記遠隔表示装置は、予め設定された時
    間に基づいて前記鍵の保管状態、警備状態の表示を切替
    える切替手段を具備するものである請求項1に記載の防
    犯システム。
  3. 【請求項3】 前記遠隔表示装置は、予め登録された資
    格者であるかを照合し、該照合で確認された資格者のみ
    による前記鍵の保管状態、警備状態を表示する照合手段
    を具備するものである請求項1に記載の防犯システム。
  4. 【請求項4】 前記遠隔表示装置は、予め登録された資
    格者であるかを照合し、該照合で確認された資格者のみ
    による前記鍵の保管状態、警備状態を音声にて確認する
    音声出力手段を具備するものである請求項1に記載の防
    犯システム。
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