JP2806219B2 - 光ディスク及びそのチェック装置 - Google Patents

光ディスク及びそのチェック装置

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JP2806219B2
JP2806219B2 JP5207136A JP20713693A JP2806219B2 JP 2806219 B2 JP2806219 B2 JP 2806219B2 JP 5207136 A JP5207136 A JP 5207136A JP 20713693 A JP20713693 A JP 20713693A JP 2806219 B2 JP2806219 B2 JP 2806219B2
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    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • G11B20/0092Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving measures which are linked to media defects or read/write errors
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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、TVゲームな
どの情報が記録されたCD−ROMなどの光ディスクを
チェックして不正コピーを防止する光ディスク及びその
チェック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】例えば、
CD−ROMなどは「ISO9660」などの公開され
た規格に基づいて製作されている。この規格に準拠して
コピー防止を行う場合、コピー防止用コードを予め記録
しておくことになる。つまり、この符号があれば正規の
ディスクであり、符号がなければ不正なコピーディスク
であると判断して、その再生を停止するなどの処置を講
ずる。
【0003】しかし、このようなコピープロテクトの手
法では、ディスクの記録データを丸ごとコピーするよう
なコピー機を用いれば、簡単に正規のディスクとして受
付られるコピーが可能である。そこで、前記ディスクの
規格と異なる独自の規格をつくり、通常の「ISO96
60」などのCD−ROMを読み取るソフトでは読めな
いようにするコピープロテクトをかける手法が考えられ
る。しかし、このような手法を用いたとしても、物理的
なフレーム単位でデータをディスクから読み取って、C
D−WOなどにコピーするコピー機を用いれば、どんな
ディスクもコピーされてしまう。
【0004】ところで、現在市販されているCDプレー
ヤやCD−ROMドライブ用のICでは、トラッキング
エラーを監視しており、このエラーがある大きさ以上に
なると衝撃があったものと判断してサーボゲインを上げ
る対策が行われるようになっている(例えば、東芝社製
「TC9236AF」)。あるいは、ディスクの反射光
量を監視しており、この光量がある程度下がるか又は上
がってスルーレート以上で変化するとディスクに汚れや
ディフェクトがあったものと判断して、PLLをホール
ドしたりミュートをかけたりする対策が行われるように
なっている(例えば、松下社製「AN8803S
B」)。
【0005】従って、このような機能を有効に利用すれ
ば、格別な回路設計などを行うことなく従来のICを利
用してコピープロテクトを実現できる。本発明は、これ
らの点に着目したもので、不正なディスクコピーを良好
に防止できる光ディスク及びそのチェック装置を提供す
ることを、その目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の本発明は、多数のピット列がトラック中心に
対して対称に配列されている光ディスクにおいて、トラ
ック中心に対して非対称の形状又は配置であって、トラ
ッキングエラー信号が得られる傷ピットを少なくとも1
つ含むことを特徴とする。第2の発明は、多数のピット
列がトラック中心に対して対称に配列されている光ディ
スクにおいて、ピットの長さがEFMにおける最短規則
よりも短いピット,ピットのない鏡面,又は深さの浅い
ピットのいずれかであって、光量信号が増大する傷ピッ
トを、少なくとも1つ含むことを特徴とする。
【0007】第3の発明は、前記光ディスクのチェック
装置であって、前記光ディスクに形成された傷ピットの
アドレス情報を格納するためのメモリ手段と、そのアド
レス情報に対応する前記ディスクの該当部分を再生して
再生信号を得る再生手段と、これによって得られた再生
信号と前記アドレス情報を利用して、前記傷ピットの有
無を検出し、この結果に基づいて正規のディスクか不正
なコピーディスクかを判断する判別手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、光ディスクには、通常の規格
に従うピット中に少なくとも1つの傷ピットが形成され
る。この傷ピット部分では、トラッキングエラー信号又
は光量信号が増大するので、これを利用してその検出が
行われる。正規の光ディスクにおける傷ピットのアドレ
ス情報は予め与えられるので、このアドレス位置におけ
る傷ピットの有無をチェックすることができる。傷ピッ
トまではコピーされないので、不正なコピーディスクで
は所定アドレスにおいて傷ピットを検出することはでき
ない。これによって、不正コピーディスクを判別でき
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明による光ディスク及びそのチェ
ック装置の実施例について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。 <第1実施例>最初に、図1〜図4を参照しながら、本
発明の第1実施例について説明する。この実施例は、ト
ラッキングエラーを増加させるようにして正規のディス
クとコピーディスクとを区別するようにしたものであ
る。
【0010】ディスク 図1(A)には、第1実施例にかかるディスクのピット
形状の第1の例が示されており、同図(B)にはそれを
読み出したときに得られるトラッキングエラー信号が示
されている。同図(A)において、矢印FAで示す左側
の領域におけるピットPAは通常の規格に準拠したもの
であり、トラックTRを中心として対称の幅形状となっ
ている。これに対し、矢印FBで示す右側の領域におけ
るピットPBは、トラックTRに対して一方の側(この
例では図の下側)に幅を大きくした形状となっている。
【0011】他方、ピット列に3ビーム法のレーザスポ
ットS1〜S3を当て、ウォブルした2つのスポットS
1,S3の反射光量を引き算すると、よく知られている
ようにトラッキングエラー信号が得られる。同図(A)
に示すピット列の場合、矢印FAで示す通常ピット形状
の領域では、ピット形状がトラックTRに対して左右対
称となっているため、ウォブルした2つのスポットS
1,S3の反射光量がほぼ等しくまる。このため、トラ
ッキングエラー信号は、同図(B)に示すようにほぼ
「0」である。
【0012】しかし、矢印FBで示す変形したピット形
状の領域では、ピット形状がトラックTRに対して非対
称となっているため、2つのスポットS1,S3の反射
光量が等しくなくなってしまう。このため、トラッキン
グエラーが増加して、同図(B)に示すような信号波形
が得られるようになる。
【0013】図2(A)には、第1実施例にかかるディ
スクのピット形状の第2の例が示されており、同図
(B)にはそれを読み出したときに得られるトラッキン
グエラー信号が示されている。同図(A)において、矢
印FAで示す左側の領域は前記例と同様の規格に準拠し
たものである。これに対し、矢印FCで示す右側の領域
におけるピットPCは、ピット形状自体は変更せず、ト
ラックTRに対してウォブルした配置となっている。
【0014】このようなピット列について前記例と同様
にレーザビームを当てると、矢印FAで示す通常ピット
形状の領域については、同図(B)に示すように、トラ
ッキングエラー信号はほぼ「0」である。しかし、矢印
FCで示す変位したピット形状の領域では、ピット位置
がトラックTRに対して変位しているため、2つのスポ
ットS1,S3の反射光量が等しくなくなってしまう。
このため、トラッキングエラーが増加して、同図(B)
に示すような信号波形が得られるようになる。
【0015】第1実施例におけるディスクは、以上のよ
うないずれかのピット形状部分を含んでいる。なお、以
上のような傷ピット,すなわちトラッキングエラーを生
ずるようなピットは、データフォーマット上では、本来
のディスクデータに影響がないような位置に付加されて
いる。また、傷ピットの長さは、それによって生ずるト
ラッキングエラー信号によって再生動作が停止するなど
の再生に不都合が生じないような長さとする。更に、傷
ピットは、ディスク上の複数位置に形成することが好ま
しい。これは、1箇所のみなどとすると、不正コピーデ
ィスクに汚れが付着していたり製造上のキズがあったよ
うな場合に正規のディスクであると誤認識してしまう可
能性があるからである。傷ピットを多く設けるほど、そ
ういった誤認識の確率は減少する。
【0016】チェック装置 次に、図3を参照しながら、チェック装置の実施例につ
いて説明する。同図は本実施例に関係する主要部分を示
すもので、ディスク10には、例えばアドレスAD1〜
AD3に上述した傷ピットDPが形成されている。この
ディスク10の再生装置には、ディスクセット検出装置
12が設けられており、これによってディスクセットの
有無が検出されるようになっている。ディスク10の回
転駆動はディスク駆動部14によって制御されており、
上述した3つのレーザビーム出力を行うとともにそのデ
ィスク反射光を検出するピックアップ16の駆動はピッ
クアップ駆動部18によって制御されている。
【0017】ピックアップ16のビーム検出出力側はヘ
ッドアンプ回路20に接続されており、このヘッドアン
プ回路20から光量信号とトラッキングエラー信号が出
力されるようになっている。これらの信号は、信号処理
回路22に供給されている。この信号処理回路22に
は、マイクロコンピュータ24が接続されており、これ
にトラッキングエラー信号が供給されている。マイクロ
コンピュータ24のメモリ26には、前記傷ピットが形
成されたアドレスAD1〜AD3のデータが格納されて
いる。このマイクロコンピュータ24は、前記ディスク
セット検出装置12,ディスク駆動部14,ピックアッ
プ駆動部18の他に表示装置28に接続されている。
【0018】次に、図4のフローチャートを参照しなが
ら、本実施例にかかるチェック装置の動作について説明
する。まず、ディスク10がセットされてこれがディス
クセット検出装置12で検出されると、その旨がマイク
ロコンピュータ24に通知される(ステップSA)。マ
イクロコンピュータ24では、その通知に基づいてメモ
リ26内に予め格納されている傷ピットDPのアドレス
AD1〜AD3が参照される。そして、マイクロコンピ
ュータ24からディスク駆動部14,ピックアップ駆動
部18に駆動指示が行われ、第1番目のアドレスAD1
に対するピット列の読み取りが行われる。すなわち、デ
ィスク10及びピックアップ16が駆動されて、アドレ
スAD1のピット列に3つのビームスポットが順に照射
される。
【0019】各ビームスポットの反射光はピックアップ
16で受光され、更に電気信号に変換されてヘッドアン
プ回路20に供給される。ヘッドアンプ回路20では、
入射信号からトラッキングエラー信号,光量信号がそれ
ぞれ求められ、信号処理回路22に供給される。そし
て、トラッキングエラー信号は、信号処理回路22から
マイクロコンピュータ24に供給される。
【0020】上述したように、傷ピットDPの部分では
トラッキングエラー信号が増大するので、この関係を利
用して傷ピットDPの有無が検出される(ステップS
B)。このような傷ピットDPの検出動作がアドレスA
D2,AD3について順に行われる。そして、3つのア
ドレスAD1〜AD3で傷ピットDPが検出されると
(ステップSC)、マイクロコンピュータ24ではディ
スク10が正規のディスクであると判断され、以後は通
常の再生動作が実行される(ステップSD)。
【0021】次に、正規のディスク10をコピーしたデ
ィスクを再生する場合について説明する。正規のディス
ク10をコピーする場合は、まずCD−ROMドライブ
などで正規のディスク10を再生するとともに、得られ
た再生信号を記録装置でCD−WOなどに記録すること
になる。この場合、データは、傷ピットの部分が誤り訂
正された状態でコピーされるため、傷ピットは存在しな
い。つまり、見かけ上は良好にコピーできたように見え
るが、傷ピットのないディスクとなる。
【0022】このようなコピーディスクを図3に示した
再生装置にセットすると、同様にしてアドレスAD1〜
AD3の部分にアクセスが行われ、トラッキングエラー
信号の検出が行われる。ところが、コピーディスクの場
合は、傷ピットDPが存在しないため、トラッキングエ
ラー信号も検出されない。このため、マイクロコンピュ
ータ24はコピーディスクであると判断して、その旨の
表示を表示装置28に指示するとともに、信号処理回路
22に対して信号出力の停止を指示する(ステップS
E)。
【0023】このようにして、コピーディスクの場合は
再生動作が停止されることになる。従って、ディスクの
コピーが結果的に防止される。なお、仮に物理的なフレ
ーム単位でコピーを行うコピー機を作ったとしても、ト
ラッキングエラーが生じた部分については何らかの適当
なデータを入れてコピーすることになる。従って、コピ
ーディスクを再生したとき、傷ピット部分においてトラ
ッキングエラーが生じないことになり、結果的に再生が
防止されることになる。
【0024】更に、ディスクの再生装置が上述したチェ
ック装置を備えていないような場合や傷ピットのアドレ
ス情報が誤っているような場合は、傷ピットの存在によ
って、ディスクを読み出そうとしてもシークエラー又は
データエラーが出て止まるようになる。つまり、本実施
例によれば、再生装置側にも所定の機能が要求されるの
で、この点からもコピープロテクトがかけられることに
なる。
【0025】<第2実施例>次に、図5を参照しながら
本発明の第2実施例について説明する。なお、上述した
第1実施例と同様の構成部分又は第1実施例に対応する
構成部分については、同一の符号を用いることとする。
この第1実施例は、反射光量を増加させるようにして正
規のディスクとコピーディスクとを区別するようにした
ものである。
【0026】図5(A)〜(C)には、第2実施例にか
かるディスクのピット形状の例が示されている。同図
中、矢印FAで示す左右の領域におけるピットPAは通
常の規格に準拠したものである。これに対し、矢印FD
で示す領域におけるピットPDが本実施例による特徴的
な部分である。同図(A)の例は、ピットPDの長さを
例えばEFMにおける最短規則の3Tよりも短くしたも
のである。同図(B)の例は、ピットをなくして鏡面部
PEとしたものである。同図(C)の例は、ピット形成
時に露光装置(図示せず)の露光量を変えて、ピットP
Fの深さを浅くしたものである。なお、鏡面部PEも便
宜上傷ピットと称することとする。
【0027】前期実施例と同様にしてピット列にレーザ
スポットS1〜S3を当て、反射光量を求めると、同図
(D)に示すような光量信号が得られる。この光量信号
は、前記中央のレーザスポットS2の反射光を受光する
4分割の受光素子(図示せず)の全光電変換信号,ある
いはそれにレーザスポットS1,S3の受光素子の光電
変換信号を加えた合計として得られる。同図に示すよう
に、傷ピットPD〜PFの部分では鏡面の影響が大きい
ため反射光量が増大する。
【0028】第2実施例におけるディスクは、以上のよ
うないずれかのピット形状部分を含んでいる。なお、以
上のような傷ピット,すなわち反射光量の増大を生ずる
ような傷ピットは、前記第1実施例と同様に、データフ
ォーマット上で本来のディスクデータに影響がないよう
な位置に付加されている。また、傷ピットの長さは、そ
れによって生ずる光量信号によって再生動作が停止する
などの再生に不都合が生じないような長さとなってい
る。傷ピットを、ディスク上の複数位置に形成すること
も同様である。
【0029】この第2実施例のディスクに対するチェッ
ク装置は、前記第1実施例の装置のトラッキングエラー
信号の代わりに光量信号を用いる点を除いて、同様の構
成でよい。
【0030】<具体例>次に、市販のディスク信号処理
用のICによる具体例について説明する。例えば、東芝
社製の「TC9236AF」では、トラッキングエラー
が常に監視されており、あるスレッショルド値とトラッ
キングエラーとの差の絶対値が所定値を超えるとその旨
の検出信号が出力されるようになっている。これを図3
のマイクロコンピュータ24に入力するようにすれば、
上述したチェック動作が可能である。また、同ICで
は、光量レベルとスルーレート制限信号の差の絶対値が
所定値を超えるとその旨の検出信号が出力されるように
なっている。これを図3のマイクロコンピュータ24に
入力すれば、同様にチェック動作が可能である。
【0031】次に、松下社製のヘッドアンプIC「AN
8803SB」では、トラッキングエラーが所定範囲を
逸脱するとその旨の検出信号が出力されるようになって
おり、反射光量が増大して相対的にRF信号レベルが低
下するとその旨の信号が出力されるようになっている。
これらの信号を利用すれば、同様に上述したチェック動
作が可能である。
【0032】<他の実施例>なお、本発明は、何ら上記
実施例に限定されるものではなく、例えば次のようなも
のも含まれる。 (1)前記実施例では、傷ピットが形成されたアドレス
情報を予めチェック装置側に記憶するようにしたが、こ
の傷ピットのアドレス情報をそのディスクの所定位置に
格納し、チェック装置ではディスクセット時にその所定
位置をまず読みに行くようにしてもよい。このようにす
ると、傷ピットのアドレスをディスクの種類毎に変更す
ることができるので、ディスクのコピープロテクトの解
析を困難にして不正コピーの防止効果の向上を図ること
ができる。
【0033】(2)トラッキングエラー信号が得られる
第1実施例の傷ピットと光量信号が得られる第2実施例
の傷ピットを、一枚のディスク中に混在させるようにし
てもよい。このようにすると、コピーディスクの検出の
信頼性の向上を図ることができる。
【0034】(3)なお、CDの一般的な規格によれ
ば、エラーをある範囲以上出してはいけないことになっ
ているが、上述したように傷ピットの長さを適宜設定す
ることで規格に違反しないようにすることは可能であ
る。また、TVゲームなどの分野では、通常、ゲーム用
ディスクはその再生用ゲーム機以外で再生できる必要は
ない。従って、パーソナルコンピュータなどに用いるデ
ィスクとの互換性を考える必要はなく、実用上何の支障
もない。
【0035】(4)前記実施例では、ディスクがセット
された時点で傷ピットの有無を判断し、コピーディスク
かどうかのチェックをしたが、そのディスクの再生指示
があったときにチェックを行うなど、必要に応じて適宜
設定してよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光デ
ィスク及びそのチェック装置によれば、光ディスクの所
定アドレスに傷ピットを形成してその有無をチェックす
ることとしたので、不正コピーディスクを簡便に検出し
て良好なコピープロテクトを実現できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスクの第1実施例における
ピット形状の第1の例とそのトラッキングエラー信号の
様子を示す説明図である。
【図2】第1実施例におけるピット形状の第2の例とそ
のトラッキングエラー信号の様子を示す説明図である。
【図3】本発明によるチェック装置の実施例を示すブロ
ック図である。
【図4】前記チェック装置の作用を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の第2実施例におけるピット形状の例と
その光量変化の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
10…ディスク、12…ディスクセット検出装置、14
…ディスク駆動部、16…ピックアップ、18…ピック
アップ駆動部、20…ヘッドアンプ回路、22…信号処
理回路、24…マイクロコンピュータ、26…メモリ、
28…表示装置、AD1〜AD3…傷ピットのアドレ
ス、DP,PB〜PF…傷ピット、FA…通常のピット
記録領域を示す矢印、FB,FC…傷ピットの記録領域
を示す矢印、PA…通常ピット、S1〜S3…レーザス
ポット。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 19/04 501 G11B 19/04 501H (56)参考文献 特開 平5−266576(JP,A) 特開 昭62−150564(JP,A) 特開 平2−44448(JP,A) 特開 昭62−251858(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/24 571 G11B 7/24 563 G06F 12/14 320 G11B 7/00 G11B 7/007 G11B 19/04 501

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のピット列がトラック中心に対して
    対称に配列されている光ディスクにおいて、トラック中
    心に対して非対称の形状又は配置であって、トラッキン
    グエラー信号が得られる傷ピットを少なくとも1つ含む
    ことを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 多数のピット列がトラック中心に対して
    対称に配列されている光ディスクにおいて、ピットの長さがEFMにおける最短規則よりも短いピッ
    ト,ピットのない鏡面,又は深さの浅いピットのいずれ
    かであって、 光量信号が増大する傷ピットを、少なくと
    も1つ含むことを特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかに記載の光デ
    ィスクに形成された傷ピットのアドレス情報を格納する
    ためのメモリ手段と、そのアドレス情報に対応する前記
    ディスクの該当部分を再生して再生信号を得る再生手段
    と、これによって得られた再生信号と前記アドレス情報
    を利用して、前記傷ピットの有無を検出し、この結果に
    基づいて正規のディスクか不正なコピーディスクかを判
    断する判別手段とを備えたことを特徴とする光ディスク
    のチェック装置。
JP5207136A 1993-07-29 1993-07-29 光ディスク及びそのチェック装置 Expired - Lifetime JP2806219B2 (ja)

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