JP2806189B2 - 吸収式冷凍機 - Google Patents
吸収式冷凍機Info
- Publication number
- JP2806189B2 JP2806189B2 JP32553592A JP32553592A JP2806189B2 JP 2806189 B2 JP2806189 B2 JP 2806189B2 JP 32553592 A JP32553592 A JP 32553592A JP 32553592 A JP32553592 A JP 32553592A JP 2806189 B2 JP2806189 B2 JP 2806189B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling water
- condenser
- sprayer
- pipe
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に冷媒に水を吸収溶
液に臭化リチウム水溶液を各々用い、構成機器として蒸
発器、吸収器、発生器及び凝縮器を備える吸収式冷凍機
に関する。
液に臭化リチウム水溶液を各々用い、構成機器として蒸
発器、吸収器、発生器及び凝縮器を備える吸収式冷凍機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭58−13967号公報に
開示され且つ図4に示すように、冷媒液の散布器N及び
冷水管Wをもつ蒸発器Aと、該蒸発器Aと同一容器U内
にエリミネータMを挟んで隣接状に設けられ、濃溶液の
散布器S及び冷却水配管Rをもつ吸収器Bと、該吸収器
Bと溶液ポンプP並びに低温熱交換器L及び高温熱交換
器Hを介して接続され、バーナーVを加熱源として吸収
器Bで多量に冷媒を含んだ稀溶液から冷媒を発生させる
高温発生器Cと、この高温発生器Cで発生する冷媒蒸気
を流す加熱器Kをもち、高温発生器Cで生成されて高温
熱交換器Hを通過した後の中間濃度溶液から冷媒を発生
させる低温発生器Dと、該低温発生器Dと同一容器Q内
に設けられ、吸収器Bの冷却水配管Rの後段に連続して
設ける冷却水配管Jにより低温発生器Dで発生した冷媒
蒸気を凝縮させる凝縮器Eとを備えている。こうして、
蒸発器Aにおいて、散布する冷媒の蒸発に伴い、冷水管
Wに冷房に用いる冷水を取り出すようにしている。尚、
図4中、Tは冷却水のクーリングタワー、Gは冷却水ポ
ンプである。
開示され且つ図4に示すように、冷媒液の散布器N及び
冷水管Wをもつ蒸発器Aと、該蒸発器Aと同一容器U内
にエリミネータMを挟んで隣接状に設けられ、濃溶液の
散布器S及び冷却水配管Rをもつ吸収器Bと、該吸収器
Bと溶液ポンプP並びに低温熱交換器L及び高温熱交換
器Hを介して接続され、バーナーVを加熱源として吸収
器Bで多量に冷媒を含んだ稀溶液から冷媒を発生させる
高温発生器Cと、この高温発生器Cで発生する冷媒蒸気
を流す加熱器Kをもち、高温発生器Cで生成されて高温
熱交換器Hを通過した後の中間濃度溶液から冷媒を発生
させる低温発生器Dと、該低温発生器Dと同一容器Q内
に設けられ、吸収器Bの冷却水配管Rの後段に連続して
設ける冷却水配管Jにより低温発生器Dで発生した冷媒
蒸気を凝縮させる凝縮器Eとを備えている。こうして、
蒸発器Aにおいて、散布する冷媒の蒸発に伴い、冷水管
Wに冷房に用いる冷水を取り出すようにしている。尚、
図4中、Tは冷却水のクーリングタワー、Gは冷却水ポ
ンプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のよう
に、凝縮器Eが、低温発生器Dから発生した冷媒蒸気を
容器Qの内部に充満させ、この冷媒蒸気を冷却水配管J
に流す冷却水により冷却する構造であるため、冷媒の凝
縮温度が高めになり、その後の蒸発、吸収及び発生の各
行程における冷媒及び溶液の温度が高くなる欠点があ
る。このため、元々腐食性の強い臭化リチウム水溶液を
吸収溶液に用い、該溶液は高温になるほどその腐食性が
増す性質があるため、特に最高温度となる高温発生器C
の周りで、容器内壁や管内壁で腐食が生じ易い問題があ
る。更に、通常この種の吸収式冷凍機では系内の圧力が
大気圧760mmHg以下で運転し、大気圧以上になる
と運転を停止するようにしているため、高温発生器Cの
温度が高く、冷媒の蒸気発生温度が高くなることから、
過剰な圧力上昇により運転停止に陥り易い問題もある。
に、凝縮器Eが、低温発生器Dから発生した冷媒蒸気を
容器Qの内部に充満させ、この冷媒蒸気を冷却水配管J
に流す冷却水により冷却する構造であるため、冷媒の凝
縮温度が高めになり、その後の蒸発、吸収及び発生の各
行程における冷媒及び溶液の温度が高くなる欠点があ
る。このため、元々腐食性の強い臭化リチウム水溶液を
吸収溶液に用い、該溶液は高温になるほどその腐食性が
増す性質があるため、特に最高温度となる高温発生器C
の周りで、容器内壁や管内壁で腐食が生じ易い問題があ
る。更に、通常この種の吸収式冷凍機では系内の圧力が
大気圧760mmHg以下で運転し、大気圧以上になる
と運転を停止するようにしているため、高温発生器Cの
温度が高く、冷媒の蒸気発生温度が高くなることから、
過剰な圧力上昇により運転停止に陥り易い問題もある。
【0004】特に、以上のものでは凝縮器Eの冷却水配
管Jが吸収器Bの冷却水配管Rの後段に連続して設けら
れ、凝縮器Eの冷却水配管Jには吸収器Bを通過した後
のやや温度上昇した冷却水が供給されるため、凝縮温度
を低下させるにしてもせいぜい40℃が限度であり、高
温発生器Cの溶液温度は150〜155℃にまで達し
て、上記問題が一層顕著に現れることになる。
管Jが吸収器Bの冷却水配管Rの後段に連続して設けら
れ、凝縮器Eの冷却水配管Jには吸収器Bを通過した後
のやや温度上昇した冷却水が供給されるため、凝縮温度
を低下させるにしてもせいぜい40℃が限度であり、高
温発生器Cの溶液温度は150〜155℃にまで達し
て、上記問題が一層顕著に現れることになる。
【0005】本発明の主目的は、凝縮器の構造を工夫す
ることにより、冷媒の凝縮温度を低下させることがで
き、発生器での温度を低下させることができて、腐食や
運転停止に至る問題を低減できる吸収式冷凍機を提供す
る点にある。
ることにより、冷媒の凝縮温度を低下させることがで
き、発生器での温度を低下させることができて、腐食や
運転停止に至る問題を低減できる吸収式冷凍機を提供す
る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記主目的を達
成するために、第一に、図1及び図2に示すように、冷
媒を蒸発させる蒸発器1、該蒸発器1で蒸発した冷媒を
溶液中に吸収させる吸収器2、該吸収器2で吸収した冷
媒を溶液中から発生させる発生器3、及び、該発生器3
で発生した冷媒蒸気を凝縮させる凝縮器4を備えた吸収
式冷凍機において、前記凝縮器4が、内部に冷媒蒸気を
流通させる熱交換管43と、この熱交換管43に冷却水
を散布する散布器47とを備えている構造にした。
成するために、第一に、図1及び図2に示すように、冷
媒を蒸発させる蒸発器1、該蒸発器1で蒸発した冷媒を
溶液中に吸収させる吸収器2、該吸収器2で吸収した冷
媒を溶液中から発生させる発生器3、及び、該発生器3
で発生した冷媒蒸気を凝縮させる凝縮器4を備えた吸収
式冷凍機において、前記凝縮器4が、内部に冷媒蒸気を
流通させる熱交換管43と、この熱交換管43に冷却水
を散布する散布器47とを備えている構造にした。
【0007】第二に、凝縮器4での熱交換を促進させ、
散布する冷却水の蒸発を促して、その蒸発潜熱を一層効
果的に利用するため、上記第一の手段で、凝縮器4に備
える熱交換管43の周りに空気を流通させるファン52
を備えている構造にした。
散布する冷却水の蒸発を促して、その蒸発潜熱を一層効
果的に利用するため、上記第一の手段で、凝縮器4に備
える熱交換管43の周りに空気を流通させるファン52
を備えている構造にした。
【0008】第三に、凝縮器4に備える散布器47から
散布する冷却水の温度を低減して、凝縮温度をより一層
低減するため、上記第一又は第二の各手段で、凝縮器4
に備える散布器47と冷却水供給源との間を、吸収器2
に配管する冷却水配管22と別系統とした冷却水供給管
48を介して接続した。
散布する冷却水の温度を低減して、凝縮温度をより一層
低減するため、上記第一又は第二の各手段で、凝縮器4
に備える散布器47と冷却水供給源との間を、吸収器2
に配管する冷却水配管22と別系統とした冷却水供給管
48を介して接続した。
【0009】第四に、凝縮器4を設けるに際し、その構
成を簡易化するため、上記第一又は第二の各手段で、凝
縮器4をクーリングタワー5の内部に配設した。
成を簡易化するため、上記第一又は第二の各手段で、凝
縮器4をクーリングタワー5の内部に配設した。
【0010】第五に、凝縮器4を設けるに際してその構
成を簡易化すると共に、凝縮器4及び吸収器2にそれぞ
れ供給する冷却水のポンプ容量を効果的に小形化できる
ようにするため、上記第一又は第二の各手段で、凝縮器
4をクーリングタワー5の内部に配設すると共に、前記
凝縮器4に備える散布器47に接続する冷却水供給管4
8、並びに、吸収器2に配管し、前記冷却水供給管48
とは別系統とする冷却水配管22に供給する冷却水を、
前記クーリングタワー5に接続する冷却水ポンプ50を
介して循環させた。
成を簡易化すると共に、凝縮器4及び吸収器2にそれぞ
れ供給する冷却水のポンプ容量を効果的に小形化できる
ようにするため、上記第一又は第二の各手段で、凝縮器
4をクーリングタワー5の内部に配設すると共に、前記
凝縮器4に備える散布器47に接続する冷却水供給管4
8、並びに、吸収器2に配管し、前記冷却水供給管48
とは別系統とする冷却水配管22に供給する冷却水を、
前記クーリングタワー5に接続する冷却水ポンプ50を
介して循環させた。
【0011】第六に、吸収器2に供給した冷却水をも凝
縮器4での散布に用い、該凝縮器4での冷媒の凝縮作用
を促進させるため、図3に示すように、凝縮器4に備え
る散布器47が、冷却水供給源に直接的に接続する第一
散布器47aと、吸収器2に配管する冷却水配管22に
接続する第二散布器47bとから成る構成にした。
縮器4での散布に用い、該凝縮器4での冷媒の凝縮作用
を促進させるため、図3に示すように、凝縮器4に備え
る散布器47が、冷却水供給源に直接的に接続する第一
散布器47aと、吸収器2に配管する冷却水配管22に
接続する第二散布器47bとから成る構成にした。
【0012】第七に、上記第六の手段で、凝縮温度を効
果的に低減するため、凝縮器4に備える熱交換管43の
出口部付近に第一散布器47aを、前記熱交換管43の
入口部付近に第二散布器47bをそれぞれ付設した。
果的に低減するため、凝縮器4に備える熱交換管43の
出口部付近に第一散布器47aを、前記熱交換管43の
入口部付近に第二散布器47bをそれぞれ付設した。
【0013】
【作用】上記第一の手段により、凝縮器4に備える散布
器47から散布する冷却水は、熱交換管43側から蒸発
潜熱を奪い取って蒸発し、これに伴い、熱交換管43に
流れる冷媒蒸気は冷やされて凝縮することになる。この
ように、散布器47から冷媒蒸気の流れる熱交換管43
に向けて冷却水を散布するから、冷却水の蒸発作用を活
発化でき、その蒸発潜熱を効果的に利用できて冷媒蒸気
を凝縮させることができる。このため、凝縮器4での熱
交換効率は高く、冷媒の凝縮温度を効果的に低減するこ
とができる。こうして凝縮温度が低下できることから、
後の蒸発、吸収及び発生の各行程における冷媒及び溶液
の温度を低減することができ、最高温度となる発生器3
周りでの腐食の問題を低減できると共に、該発生器3で
の蒸気発生温度を低減できて、過剰な圧力上昇を抑制で
き、運転停止に陥る恐れも低減できる。
器47から散布する冷却水は、熱交換管43側から蒸発
潜熱を奪い取って蒸発し、これに伴い、熱交換管43に
流れる冷媒蒸気は冷やされて凝縮することになる。この
ように、散布器47から冷媒蒸気の流れる熱交換管43
に向けて冷却水を散布するから、冷却水の蒸発作用を活
発化でき、その蒸発潜熱を効果的に利用できて冷媒蒸気
を凝縮させることができる。このため、凝縮器4での熱
交換効率は高く、冷媒の凝縮温度を効果的に低減するこ
とができる。こうして凝縮温度が低下できることから、
後の蒸発、吸収及び発生の各行程における冷媒及び溶液
の温度を低減することができ、最高温度となる発生器3
周りでの腐食の問題を低減できると共に、該発生器3で
の蒸気発生温度を低減できて、過剰な圧力上昇を抑制で
き、運転停止に陥る恐れも低減できる。
【0014】上記第二の手段により、ファン52により
凝縮器4に備える熱交換管43の周りには常時新しい空
気が流通されるため、該熱交換管43周りでの熱交換を
促進でき、散布器47から散布する冷却水の蒸発作用を
促進することができる。このため、冷却水の蒸発潜熱を
一層効果的に利用することができ、凝縮器4での冷媒の
凝縮温度を一層効果的に低減することができる。
凝縮器4に備える熱交換管43の周りには常時新しい空
気が流通されるため、該熱交換管43周りでの熱交換を
促進でき、散布器47から散布する冷却水の蒸発作用を
促進することができる。このため、冷却水の蒸発潜熱を
一層効果的に利用することができ、凝縮器4での冷媒の
凝縮温度を一層効果的に低減することができる。
【0015】上記第三の手段により、凝縮器4に備える
散布器47には、吸収器2に配管する冷却水配管22と
は別系統とした冷却水供給管48を介して冷却水が供給
される。こうして、散布器47には、吸収器2で温度上
昇しない冷却水が供給されるから、それだけ該散布器4
7から散布する冷却水の温度を低減でき、凝縮器4での
冷媒の凝縮温度をより一層低減することができる。
散布器47には、吸収器2に配管する冷却水配管22と
は別系統とした冷却水供給管48を介して冷却水が供給
される。こうして、散布器47には、吸収器2で温度上
昇しない冷却水が供給されるから、それだけ該散布器4
7から散布する冷却水の温度を低減でき、凝縮器4での
冷媒の凝縮温度をより一層低減することができる。
【0016】上記第四の手段により、凝縮器4をクーリ
ングタワー5の内部に配設することにより全体構成を簡
易化することができる。すなわち、凝縮器4は、内部に
冷媒蒸気を流通させる熱交換管43と、この熱交換管4
3に冷却水を散布する散布器47とから成るものである
から、全体を容器で密閉する必要がなく、凝縮器4をク
ーリングタワー5の内部に配設することが可能であっ
て、このように凝縮器4をクーリングタワー5の内部に
配設することにより、凝縮器4を適切且つ簡易に構成す
ることができる。
ングタワー5の内部に配設することにより全体構成を簡
易化することができる。すなわち、凝縮器4は、内部に
冷媒蒸気を流通させる熱交換管43と、この熱交換管4
3に冷却水を散布する散布器47とから成るものである
から、全体を容器で密閉する必要がなく、凝縮器4をク
ーリングタワー5の内部に配設することが可能であっ
て、このように凝縮器4をクーリングタワー5の内部に
配設することにより、凝縮器4を適切且つ簡易に構成す
ることができる。
【0017】上記第五の手段により、凝縮器4をクーリ
ングタワー5の内部に配設することにより全体構成を簡
易化することができると共に、凝縮器4の散布器47及
び吸収器2の冷却水配管22には、ともにクーリングタ
ワー5で温度低下された冷却水が供給でき、しかも、散
布器47に接続する冷却水供給管48と吸収器2の冷却
水配管22とは別系統としていて、凝縮器4側と吸収器
2側とには並列的に冷却水が循環されるのであるから、
凝縮器4での凝縮温度を十分に低減することができる
し、冷却水を循環させる冷却水ポンプ50の容量を比較
的小さくでき、該冷却水ポンプ50を効果的に小形化す
ることができる。
ングタワー5の内部に配設することにより全体構成を簡
易化することができると共に、凝縮器4の散布器47及
び吸収器2の冷却水配管22には、ともにクーリングタ
ワー5で温度低下された冷却水が供給でき、しかも、散
布器47に接続する冷却水供給管48と吸収器2の冷却
水配管22とは別系統としていて、凝縮器4側と吸収器
2側とには並列的に冷却水が循環されるのであるから、
凝縮器4での凝縮温度を十分に低減することができる
し、冷却水を循環させる冷却水ポンプ50の容量を比較
的小さくでき、該冷却水ポンプ50を効果的に小形化す
ることができる。
【0018】上記第六の手段により、冷却水供給源に直
接的に接続する第一散布器47aと吸収器2に配管する
冷却水配管22に接続する第二散布器47bとで凝縮器
4の散布器47を構成し、吸収器2に供給した冷却水を
も凝縮器4での散布に用いるため、凝縮器4の熱交換管
43に散布する水量を増加でき、それだけ凝縮器4での
冷媒の凝縮作用を促進することができる。
接的に接続する第一散布器47aと吸収器2に配管する
冷却水配管22に接続する第二散布器47bとで凝縮器
4の散布器47を構成し、吸収器2に供給した冷却水を
も凝縮器4での散布に用いるため、凝縮器4の熱交換管
43に散布する水量を増加でき、それだけ凝縮器4での
冷媒の凝縮作用を促進することができる。
【0019】上記第七の手段により、吸収器2を通り、
やや温度上昇した冷却水は、第二散布器47bを介して
熱交換管43の入口部付近に散布され、凝縮器2を通ら
ず、冷却水供給源から直接的に供給される低温の冷却水
は、第一散布器47aを介して熱交換管43の出口部付
近に散布されるため、凝縮器4での凝縮温度を効果的に
低減することができる。
やや温度上昇した冷却水は、第二散布器47bを介して
熱交換管43の入口部付近に散布され、凝縮器2を通ら
ず、冷却水供給源から直接的に供給される低温の冷却水
は、第一散布器47aを介して熱交換管43の出口部付
近に散布されるため、凝縮器4での凝縮温度を効果的に
低減することができる。
【0020】
【実施例】図1に示すものは、冷媒に水を吸収溶液に臭
化リチウム水溶液を各々用いた直焚二重効用吸収式冷凍
機であり、構成機器として、容器8の内部にエリミネー
タ81を挟んで隣接状に設ける蒸発器1及び吸収器2、
並びに、熱量節約用の低温熱交換器6及び高温熱交換器
7、発生器3を構成する高温発生器31及び低温発生器
32、凝縮器4、冷却水のクーリングタワー5を備える
ものである。
化リチウム水溶液を各々用いた直焚二重効用吸収式冷凍
機であり、構成機器として、容器8の内部にエリミネー
タ81を挟んで隣接状に設ける蒸発器1及び吸収器2、
並びに、熱量節約用の低温熱交換器6及び高温熱交換器
7、発生器3を構成する高温発生器31及び低温発生器
32、凝縮器4、冷却水のクーリングタワー5を備える
ものである。
【0021】蒸発器1は、冷媒ポンプ10と冷媒液の散
布器11を備えると共に、冷水ポンプ90をもつ冷水取
出管9と連続して設ける冷水管12を備え、散布する冷
媒の蒸発作用により冷水取出管9に冷房用の冷水を取り
出すようにしたものである。吸収器2は、低温発生器3
2で再生されて低温熱交換器6を通過した後の濃溶液を
散布する散布器21と、クーリングタワー5で再生し、
冷却水ポンプ50及び冷却水の散布器23を介して循環
させる冷却水を流す冷却水配管22とを備え、蒸発器1
で蒸発した冷媒を溶液中に吸収させるものである。高温
発生器31は、加熱源にバーナー31aを備え、吸収器
2から溶液ポンプ20を介して送られてくる稀溶液から
冷媒を発生させるものである。低温発生器32は、容器
30の内部に、高温発生器31で発生した冷媒蒸気を流
す加熱器32aを備え、高温発生器31で生成されて高
温熱交換器7を通過した後の中間濃度溶液から冷媒を発
生させるものである。凝縮器4は、低温発生器32で発
生した冷媒蒸気を凝縮させて液管46を通じて蒸発器1
に受け渡すものである。尚、図1に示したシステムで
は、配管中に第一〜第四冷暖切換弁91,92,93,
94を備え、通常の冷房の他、暖房も可能にしている。
布器11を備えると共に、冷水ポンプ90をもつ冷水取
出管9と連続して設ける冷水管12を備え、散布する冷
媒の蒸発作用により冷水取出管9に冷房用の冷水を取り
出すようにしたものである。吸収器2は、低温発生器3
2で再生されて低温熱交換器6を通過した後の濃溶液を
散布する散布器21と、クーリングタワー5で再生し、
冷却水ポンプ50及び冷却水の散布器23を介して循環
させる冷却水を流す冷却水配管22とを備え、蒸発器1
で蒸発した冷媒を溶液中に吸収させるものである。高温
発生器31は、加熱源にバーナー31aを備え、吸収器
2から溶液ポンプ20を介して送られてくる稀溶液から
冷媒を発生させるものである。低温発生器32は、容器
30の内部に、高温発生器31で発生した冷媒蒸気を流
す加熱器32aを備え、高温発生器31で生成されて高
温熱交換器7を通過した後の中間濃度溶液から冷媒を発
生させるものである。凝縮器4は、低温発生器32で発
生した冷媒蒸気を凝縮させて液管46を通じて蒸発器1
に受け渡すものである。尚、図1に示したシステムで
は、配管中に第一〜第四冷暖切換弁91,92,93,
94を備え、通常の冷房の他、暖房も可能にしている。
【0022】以上の構成で、前記凝縮器4を、図2に明
示するように、低温発生器32の容器30の上部から冷
媒蒸気を取り込む複数本の接続管41と、上部ヘッダー
42と、該ヘッダー42の底部から延設する多数本の熱
交換管43と、該各熱交換管43の出口部及び低温発生
器32の加熱器32aから延びる出口管33を接続する
下部ヘッダー44と、液管46との間で接続を行うコレ
クタ45とを備えると共に、図1に示すように、熱交換
管43に冷却水を散布する散布器47を備える構造にす
る。これにより、凝縮器4に備える散布器47から散布
する冷却水は、熱交換管43に流れる冷媒蒸気から蒸発
潜熱を奪い取って蒸発し、これに伴い、熱交換管43に
流れる冷媒蒸気は冷やされて凝縮する。こうして、散布
する冷却水の蒸発潜熱を効果的に利用でき、従来に比
べ、冷媒の凝縮温度を低減することができ、最高温度と
なる高温発生器31での腐食の問題を低減できると共
に、該高温発生器31での蒸気発生温度を低減でき、過
剰な圧力上昇を抑制できて運転停止に陥る恐れも低減で
きるのである。
示するように、低温発生器32の容器30の上部から冷
媒蒸気を取り込む複数本の接続管41と、上部ヘッダー
42と、該ヘッダー42の底部から延設する多数本の熱
交換管43と、該各熱交換管43の出口部及び低温発生
器32の加熱器32aから延びる出口管33を接続する
下部ヘッダー44と、液管46との間で接続を行うコレ
クタ45とを備えると共に、図1に示すように、熱交換
管43に冷却水を散布する散布器47を備える構造にす
る。これにより、凝縮器4に備える散布器47から散布
する冷却水は、熱交換管43に流れる冷媒蒸気から蒸発
潜熱を奪い取って蒸発し、これに伴い、熱交換管43に
流れる冷媒蒸気は冷やされて凝縮する。こうして、散布
する冷却水の蒸発潜熱を効果的に利用でき、従来に比
べ、冷媒の凝縮温度を低減することができ、最高温度と
なる高温発生器31での腐食の問題を低減できると共
に、該高温発生器31での蒸気発生温度を低減でき、過
剰な圧力上昇を抑制できて運転停止に陥る恐れも低減で
きるのである。
【0023】更に、図1に示したものは、凝縮器4の全
体をクーリングタワー5の内部に配設して全体構成を簡
易化していると共に、空気取入口51から取り入れる空
気をファン52により凝縮器4に備える熱交換管43の
周りに流通させ、該熱交換管43周りでの熱交換を促進
し、凝縮器4での冷媒の凝縮温度を一層効果的に低減で
きるようにしている。
体をクーリングタワー5の内部に配設して全体構成を簡
易化していると共に、空気取入口51から取り入れる空
気をファン52により凝縮器4に備える熱交換管43の
周りに流通させ、該熱交換管43周りでの熱交換を促進
し、凝縮器4での冷媒の凝縮温度を一層効果的に低減で
きるようにしている。
【0024】又、図1に示したものは、凝縮器4に備え
る散布器47と冷却水供給源となるクーリングタワー5
との間を、吸収器2に配管する冷却水配管22と別系統
とした冷却水供給管48を介して接続すると共に、冷却
水供給管48及び冷却水配管22に供給する冷却水を、
一台の冷却水ポンプ50を介して循環させており、凝縮
器4の散布器47及び吸収器2の冷却水配管22の双方
に、クーリングタワー5で再生した低温の冷却水を供給
し、冷却水ポンプ50に小形小容量のものを用いても、
凝縮器4での凝縮温度を十分に低減できるようにしてい
る。
る散布器47と冷却水供給源となるクーリングタワー5
との間を、吸収器2に配管する冷却水配管22と別系統
とした冷却水供給管48を介して接続すると共に、冷却
水供給管48及び冷却水配管22に供給する冷却水を、
一台の冷却水ポンプ50を介して循環させており、凝縮
器4の散布器47及び吸収器2の冷却水配管22の双方
に、クーリングタワー5で再生した低温の冷却水を供給
し、冷却水ポンプ50に小形小容量のものを用いても、
凝縮器4での凝縮温度を十分に低減できるようにしてい
る。
【0025】ところで、図1に示したものでは、凝縮器
4に、冷却水供給源たるクーリングタワー5から冷却水
供給管48を介して直接的に延設する散布器47のみを
付設したが、その他、図3に示すように、凝縮器4の散
布器47を、冷却水供給源たるクーリングタワー5に直
接的に接続する第一散布器47aと、吸収器2に配管す
る冷却水配管22に接続する第二散布器47bとで構成
し、吸収器2に供給した冷却水をも凝縮器4での散布に
用い、凝縮器4の熱交換管43に散布する水量を増加し
て、凝縮器4での冷媒の凝縮作用を促進させるようにし
てもよい。
4に、冷却水供給源たるクーリングタワー5から冷却水
供給管48を介して直接的に延設する散布器47のみを
付設したが、その他、図3に示すように、凝縮器4の散
布器47を、冷却水供給源たるクーリングタワー5に直
接的に接続する第一散布器47aと、吸収器2に配管す
る冷却水配管22に接続する第二散布器47bとで構成
し、吸収器2に供給した冷却水をも凝縮器4での散布に
用い、凝縮器4の熱交換管43に散布する水量を増加し
て、凝縮器4での冷媒の凝縮作用を促進させるようにし
てもよい。
【0026】この場合、図3に示すように、第一散布器
47aを熱交換管43の出口部付近に、第二散布器47
bを熱交換管43の入口部付近にそれぞれ付設するのが
好ましく、このようにすることにより、凝縮器4での凝
縮温度を効果的に低減することができる。
47aを熱交換管43の出口部付近に、第二散布器47
bを熱交換管43の入口部付近にそれぞれ付設するのが
好ましく、このようにすることにより、凝縮器4での凝
縮温度を効果的に低減することができる。
【0027】
【発明の効果】以上、請求項1記載の発明によれば、凝
縮器4の散布器47から冷媒蒸気の流れる熱交換管43
に向けて冷却水を散布することにより冷媒蒸気の凝縮を
行うものであるから、冷却水の蒸発潜熱を効果的に利用
でき、冷媒の凝縮温度を低下させることができ、後の蒸
発、吸収及び発生の各行程における冷媒及び溶液の温度
を低減することができて、最高温度となる発生器3周り
での腐食の問題を低減できると共に、該発生器3での蒸
気発生温度を低減できて、過剰な圧力上昇を抑制でき、
運転停止に陥る恐れも低減できる。
縮器4の散布器47から冷媒蒸気の流れる熱交換管43
に向けて冷却水を散布することにより冷媒蒸気の凝縮を
行うものであるから、冷却水の蒸発潜熱を効果的に利用
でき、冷媒の凝縮温度を低下させることができ、後の蒸
発、吸収及び発生の各行程における冷媒及び溶液の温度
を低減することができて、最高温度となる発生器3周り
での腐食の問題を低減できると共に、該発生器3での蒸
気発生温度を低減できて、過剰な圧力上昇を抑制でき、
運転停止に陥る恐れも低減できる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、ファン52
により熱交換管43周りでの熱交換を促進でき、散布器
47から散布する冷却水の蒸発作用を促進できて、冷却
水の蒸発潜熱を一層効果的に利用することができ、凝縮
器4での冷媒の凝縮温度を一層効果的に低減することが
できる。
により熱交換管43周りでの熱交換を促進でき、散布器
47から散布する冷却水の蒸発作用を促進できて、冷却
水の蒸発潜熱を一層効果的に利用することができ、凝縮
器4での冷媒の凝縮温度を一層効果的に低減することが
できる。
【0029】請求項3記載の発明によれば、凝縮器4の
散布器47には、吸収器2に配管する冷却水配管22と
は別系統とした冷却水供給管48を介して冷却水が供給
されるため、該散布器47から散布する冷却水の温度を
低減でき、凝縮器4での冷媒の凝縮温度をより一層低減
することができる。
散布器47には、吸収器2に配管する冷却水配管22と
は別系統とした冷却水供給管48を介して冷却水が供給
されるため、該散布器47から散布する冷却水の温度を
低減でき、凝縮器4での冷媒の凝縮温度をより一層低減
することができる。
【0030】請求項4記載の発明によれば、凝縮器4を
クーリングタワー5の内部に配設することにより、凝縮
器4を適切且つ簡易に構成することができる。
クーリングタワー5の内部に配設することにより、凝縮
器4を適切且つ簡易に構成することができる。
【0031】請求項5記載の発明によれば、凝縮器4を
クーリングタワー5の内部に配設することにより全体構
成を簡易化することができると共に、凝縮器4の散布器
47及び吸収器2の冷却水配管22には、ともにクーリ
ングタワー5で温度低下された冷却水が供給でき、しか
も、散布器47に接続する冷却水供給管48と吸収器2
の冷却水配管22とは別系統としていて、凝縮器4側と
吸収器2側とには並列的に冷却水が循環されるのである
から、凝縮器4での凝縮温度を十分に低減することがで
きるし、冷却水を循環させる冷却水ポンプ50の容量を
比較的小さくでき、該冷却水ポンプ50を効果的に小形
化することができる。
クーリングタワー5の内部に配設することにより全体構
成を簡易化することができると共に、凝縮器4の散布器
47及び吸収器2の冷却水配管22には、ともにクーリ
ングタワー5で温度低下された冷却水が供給でき、しか
も、散布器47に接続する冷却水供給管48と吸収器2
の冷却水配管22とは別系統としていて、凝縮器4側と
吸収器2側とには並列的に冷却水が循環されるのである
から、凝縮器4での凝縮温度を十分に低減することがで
きるし、冷却水を循環させる冷却水ポンプ50の容量を
比較的小さくでき、該冷却水ポンプ50を効果的に小形
化することができる。
【0032】請求項6記載の発明によれば、凝縮器4の
散布器47を、冷却水供給源に直接的に接続する第一散
布器47aと、吸収器2に配管する冷却水配管22に接
続する第二散布器47bとで構成し、吸収器2に供給し
た冷却水をも凝縮器4での散布に用いるため、凝縮器4
の熱交換管43に散布する水量を増加でき、それだけ凝
縮器4での冷媒の凝縮作用を促進することができる。
散布器47を、冷却水供給源に直接的に接続する第一散
布器47aと、吸収器2に配管する冷却水配管22に接
続する第二散布器47bとで構成し、吸収器2に供給し
た冷却水をも凝縮器4での散布に用いるため、凝縮器4
の熱交換管43に散布する水量を増加でき、それだけ凝
縮器4での冷媒の凝縮作用を促進することができる。
【0033】請求項7記載の発明によれば、吸収器2を
通り、やや温度上昇した冷却水は、第二散布器47bを
介して熱交換管43の入口部付近に散布され、凝縮器2
を通らず、冷却水供給源から直接的に供給される低温の
冷却水は、第一散布器47aを介して熱交換管43の出
口部付近に散布されるため、凝縮器4での凝縮温度を効
果的に低減することができる。
通り、やや温度上昇した冷却水は、第二散布器47bを
介して熱交換管43の入口部付近に散布され、凝縮器2
を通らず、冷却水供給源から直接的に供給される低温の
冷却水は、第一散布器47aを介して熱交換管43の出
口部付近に散布されるため、凝縮器4での凝縮温度を効
果的に低減することができる。
【図1】本発明に係る吸収式冷凍機の第一実施例を示す
配管構成図。
配管構成図。
【図2】同凝縮器部分の要部斜視図。
【図3】同第二実施例を示す要部の配管構成図。
【図4】従来の吸収式冷凍機の配管構成図。
1;蒸発器、2;吸収器、22;冷却水配管、3;発生
器、31;高温発生器、32;低温発生器、4;凝縮
器、43;熱交換管、47;散布器、48;冷却水供給
管、5;クーリングタワー、50;冷却水ポンプ、5
2;ファン、47a;第一散布器、47b;第二散布器
器、31;高温発生器、32;低温発生器、4;凝縮
器、43;熱交換管、47;散布器、48;冷却水供給
管、5;クーリングタワー、50;冷却水ポンプ、5
2;ファン、47a;第一散布器、47b;第二散布器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 39/04
Claims (7)
- 【請求項1】冷媒を蒸発させる蒸発器1、該蒸発器1で
蒸発した冷媒を溶液中に吸収させる吸収器2、該吸収器
2で吸収した冷媒を溶液中から発生させる発生器3、及
び、該発生器3で発生した冷媒蒸気を凝縮させる凝縮器
4を備えた吸収式冷凍機において、前記凝縮器4が、内
部に冷媒蒸気を流通させる熱交換管43と、この熱交換
管43に冷却水を散布する散布器47とを備えているこ
とを特徴とする吸収式冷凍機。 - 【請求項2】凝縮器4に備える熱交換管43の周りに空
気を流通させるファン52を備えている請求項1記載の
吸収式冷凍機。 - 【請求項3】凝縮器4に備える散布器47と冷却水供給
源との間を、吸収器2に配管する冷却水配管22と別系
統とした冷却水供給管48を介して接続している請求項
1又は請求項2記載の吸収式冷凍機。 - 【請求項4】凝縮器4をクーリングタワー5の内部に配
設している請求項1又は請求項2記載の吸収式冷凍機。 - 【請求項5】凝縮器4をクーリングタワー5の内部に配
設すると共に、前記凝縮器4に備える散布器47に接続
する冷却水供給管48、並びに、吸収器2に配管し、前
記冷却水供給管48とは別系統とする冷却水配管22に
供給する冷却水を、前記クーリングタワー5に接続する
冷却水ポンプ50を介して循環させている請求項1又は
請求項2記載の吸収式冷凍機。 - 【請求項6】凝縮器4に備える散布器47が、冷却水供
給源に直接的に接続する第一散布器47aと、吸収器2
に配管する冷却水配管22に接続する第二散布器47b
とから成る請求項1記載の吸収式冷凍機。 - 【請求項7】凝縮器4に備える熱交換管43の出口部付
近に第一散布器47aを、前記熱交換管43の入口部付
近に第二散布器47bをそれぞれ付設している請求項6
記載の吸収式冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32553592A JP2806189B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 吸収式冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32553592A JP2806189B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 吸収式冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06174337A JPH06174337A (ja) | 1994-06-24 |
JP2806189B2 true JP2806189B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=18177968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32553592A Expired - Fee Related JP2806189B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 吸収式冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2806189B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP32553592A patent/JP2806189B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06174337A (ja) | 1994-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61110853A (ja) | 吸収ヒ−トポンプ/冷凍システム | |
JP2004324977A (ja) | 吸収式冷凍機 | |
GB2167848A (en) | Absorption type heat pump | |
JP2806189B2 (ja) | 吸収式冷凍機 | |
JP2007327658A (ja) | 単効用吸収式冷熱発生・出力装置 | |
JP3283621B2 (ja) | 低温再生器と排熱回収用低温再生器とを併用した吸収冷凍機・冷温水機 | |
US4662191A (en) | Absorption - type refrigeration system | |
JP2858908B2 (ja) | 吸収冷暖房機 | |
JP2001349631A (ja) | 吸収冷凍機 | |
JP2004198087A (ja) | 吸収冷凍装置及び吸収冷凍システム | |
JP3762217B2 (ja) | 冷凍機 | |
JPS6122225B2 (ja) | ||
JP2787182B2 (ja) | 一重二重吸収冷温水機 | |
JPH1019415A (ja) | 吸収冷温水機 | |
KR0184215B1 (ko) | 흡수식사이클의 직접접촉흡수기 | |
JP3298689B2 (ja) | 螺旋樋付網式蒸発器 | |
KR100314471B1 (ko) | 암모니아를이용한흡수식열펌프의발생기 | |
JP4322997B2 (ja) | 吸収式冷凍機 | |
JP4201403B2 (ja) | 吸収式冷凍機 | |
KR20020070907A (ko) | 수냉매를 이용한 흡수식 냉온수기 | |
KR200172397Y1 (ko) | 흡수식 냉동기의 고온 재생기 | |
KR0136205Y1 (ko) | 흡수식 냉난방기 | |
KR0136652Y1 (ko) | 공냉흡수식 냉난방기 | |
JPS6024903B2 (ja) | 多重効用吸収冷凍機 | |
JP2003262421A (ja) | 多重効用吸収冷凍機・冷温水機における部分負荷時の煙道壁腐食防止運転法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |