JP2805532B2 - 平行定規装置 - Google Patents

平行定規装置

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JP2805532B2 JP16865390A JP16865390A JP2805532B2 JP 2805532 B2 JP2805532 B2 JP 2805532B2 JP 16865390 A JP16865390 A JP 16865390A JP 16865390 A JP16865390 A JP 16865390A JP 2805532 B2 JP2805532 B2 JP 2805532B2
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努 三澤
又大 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、図板の両側部に配置される一対の縦レール
と、該縦レールのそれぞれに互いに連動して移動自在に
取り付けられた縦カーソルと、該一対の縦カーソルに架
設された横定規とを備え、上記縦カーソルのうちの一方
の縦カーソルを他方の縦カーソルに対して自由に移動可
能な状態とし、この他方の縦カーソルの自由移動によっ
て、前記横定規の前記縦レールに対する角度を調整する
ようにした平行定規装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の平行定規装置は、実開昭59−140891号公報に示
す如く、互いに連動機構を介して連結する一対の縦カー
ソルのうち、一方の縦カーソルを他方の縦カーソルに対
して自由に移動可能な状態とするための、横定規角度変
更用クラッチ機構は、図板後方の連動機構を構成する伝
達シャフトに設けられ、且つ、その操作のためのつまみ
は、図板前方の下側に設けられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように、クラッチ操作のためのつまみが図板側
に設けられていると、構造が複雑になるとともに、つま
みと、縦カーソルとの間が離れているため、クラッチ操
作をしながら横定規の角度変更操作をするのに不便であ
り、操作性が極めて悪いという欠陥が存した。
本発明は上記欠陥を除去することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、図板2の両側部
に配設される一対の縦レール4,6と、該一対の縦レール
4,6の各前後端部間に回動自在に掛け渡されるととも
に、互いに連動して回動すべく連結された無端状の移動
伝達部材と、前記一対の縦レール4,6に移動自在に連結
された縦カーソル14,16と、前記縦カーソル14,16間に傾
斜自在に架設された横定規18とから成る平行定規装置に
おいて、前記縦カーソル14,16のうち、一方の縦カーソ
ル16を対応する移動伝達部材に連結可能と成し、他方の
縦カーソル14に押え板22を回動自在に支承し、該押え板
22と前記縦カーソル14に設けた支持部14bとの間に対応
する移動伝達部材を配置し、前記押え板22の受圧面22a
に前記他方の縦カーソル14に回転自在に支承したカム30
を対向配置し、前記カム30の回転変位によって前記押え
板22が前記支持部14bに対して接近及び離反するように
成し、前記カム30にレバー32を固設したものである。
〔作用〕
一対の縦カーソル14,16のうち、他方の縦カーソル14
に設けたカム30をレバー32の操作によって結合方向に回
転すると、押え板22は、支持部14bに接近し、該押え板2
2と支持部14b間に移動伝達部材が挾圧され、他方の縦カ
ーソル14は、移動伝達部材に結合される。カム30をレバ
ー32の操作によって結合解除方向に回転すると、押え板
22は、支持部14bに対して離反し、伝達部材に対する押
え板22と支持部14b間の挾圧力が解除され、他方の縦カ
ーソル14は、一方の縦カーソル16に対して、自由に縦レ
ール4に沿って移動自在な状態となる。該状態におい
て、他方の縦カーソル14を、一方の縦カーソル16に対し
て縦レール4に沿って移動することにより、横定規18の
縦レール4,6に対する傾斜角度を変更することができ
る。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照し
て詳細に説明する。
2は図板であり、これの両側部に縦レール4,6が固設
されている。前記縦レール4,6の各々の前後端部には同
径のタイミングベルトプーリ8,10(縦レール6のプーリ
は図示省略)が回転自在に軸支されている。前記縦レー
ル4と6のプーリ8,10は無端状のタイミングベルト12
(縦レール6側のタイミングベルトは図示省略)が適宜
のテンションを有して架け渡されている。前記縦レール
4,6の後端部のタイミングベルトプーリ10は、伝達シャ
フト(図示省略)により連結され、互いに連動して回転
するように構成されている。14,16は、前記縦レール4,6
にコロ(図示省略)を介して移動自在に連結された縦カ
ーソルであり、左側の縦カーソル16の下部は、前記縦レ
ール6の前後端のタイミングベルトプーリ(図示省略)
間に架け渡されたタイミングベルト(図示省略)の上位
水平部に固着されている。18は横定規であり、これの一
端部は、前記縦カーソル16に、前記図板2面に対して水
平な平面内で回転自在に軸支されている。前記横定規18
の他端部は、前記縦カーソル14に、前記図板2面に対し
て水平な平面内で回転自在に軸支され、且つ前記横定規
18の長手方向に沿ってスライド自在に支承されている。
前記横定規18の、前記縦カーソル14,16に対する支持構
造は、前記縦カーソル16を静止させておいて、前記縦カ
ーソル14を、前記タイミングベルト12との結合を解除し
て、前記縦レール4に沿って移動することにより、横定
規18の縦レール4,6に対する傾斜角度を変化させること
ができるようにするためのものであり、その詳細な構造
は、実開昭59−140891号公報に開示されているので、そ
の図示及び説明は省略した。縦カーソル14のベース14a
に固設されたブラケット20には、押え板22が回転自在に
軸24支されている。前記押え板22の一方の下面は、前記
ベース14aに形成された支持部14bのねじ山部14c(第3
図参照)に対向し、該支持部14bと前記押え板22の一方
の下面との間には、前記タイミングベルト12の上位水平
部が配置されている。前記押え板22の一端部と前記ベー
ス14aに形成された下位水平部との間には引張ばね26が
架設され、該引張ばね26の引張力により、前記押え板22
は、第4図中、軸24を中心として反時計方向に付勢され
ている。前記押え板22の他方には、受圧面22aが形成さ
れ、該受圧面22aに、前記ベース14aに立設された立ち上
り片14d(第4図参照、第1図は図示省略)に回転自在
に軸28支されたカム30が対向配置されている。前記カム
30に固定されたレバー32は、前記縦カーソル14のカバー
部に透設された長孔34に昇降可能に配置され、該レバー
32の先端の操作部は、前記縦カーソル14のカバー部から
外部に突出している。前記押え板22には、一対のベルト
持ち上げ部36,38が形成され、該ベルト持ち上げ部36,38
は、前記支持部14bの両端近傍において、前記タイミン
グベルト12の下面に対向配置されている。
次に本実施例の作用について説明する。
レバー32を設定した最上昇位置まで上げると、カム30
の押圧解除面30aが押え板22の受圧面22aに平行に対向
し、押え板22は、軸24を中心として第4図中、ばね26の
引張力によって、反時計方向に揺動し、押え板22の下面
が支持部14b上のタイミングベルト12に圧着する。この
圧着により、タイミングベルト12は、支持部14bと押え
板22とで挾圧され、タイミングベルト12の歯が第3図に
示すように、支持部14bのねじ山部14cにかみ合い、縦カ
ーソル14は、押え板22を介してタイミングベルト12に固
定される。該状態において、横定規18を、図板2面に沿
って、図板2の前後方向に手操作力で加圧すると、縦レ
ール4,6に沿って左右の縦カーソル14,16が互いに連動し
て移動し、横定規18を図板2上の所望の位置に平行移動
させることができる。右側縦カーソル14の、左側縦カー
ソル16に対する連動状態を解除し、左側縦カーソル16を
静止させた状態で、右側縦カーソル14を縦レール4に沿
って移動し、横定規18の、縦レール4,16に対する傾斜角
度を調整したい場合には、レバー32を、設定した最下降
位置まで押し下げる。レバー32が第5図に示す如く、最
下降位置まで下降すると、カム30の偏心膨大部が、押え
板22の受圧面22aに対面して、ばね26の引張力に抗し
て、これを押し下げ、押え板22は、軸24を中心として第
5図中、時計方向に揺動する。これにより押え板22の下
面が対向する支持部14bから上昇して、押え板22下面に
よるタイミングベルト12に対する圧着力が解除される。
同時に、押え板22の支持部14bに対する上昇と連動し
て、ベルト持ち上げ部36,38が上昇し、この上昇によっ
て、タイミングベルト12が支持部14b上から上方向に引
き離され、タイミングベルト12と支持部14bのねじ山部1
4cとの間のかみ合いが解除される。上記状態において、
縦カーソル14とタイミングベルト12との結合は解除さ
れ、縦カーソル14は、タイミングベルト12とは無関係
に、縦レール4に沿って自由に移動自在となる。
尚、上記実施例は一対の縦カーソルを連動させるため
の移動伝達部材としてタイミングベルトを用いたもので
あるが、第6図に示すように、柔軟性のあるワイヤロー
プ40を用いても良い。ワイヤロープ使用の実施例におい
て、ワイヤロープ40は、カム30の押え板22に対する押し
圧力が解除された状態において、押え板22の下面に固設
したゴム製のわん曲面42と、支持部14aに固設したゴム
製のわん曲面44との間に、引張ばね26の引張力により挾
圧され、縦カーソル14は、ワイヤロープ40に固定され
る。この固定状態は、カム30を回転して、押え板22の受
圧面22aを押し下げることにより解除されるように構成
されている。他の構成は、第1の実施例と同じである。
尚、縦カーソル16の移動部材に対する結合構造を第1図
に示す構造と同一としても良い。
〔効果〕
本発明は上述の如く、縦カーソルの移動伝達部材に対
する結合を解除するためのレバーを縦カーソルに設けた
ので、レバー操作後、そのまま縦カーソルを持って縦カ
ーソルを縦レールに沿って移動させ横定規の角度変更操
作を行なうことができるので、該操作を極めて簡単に行
なうことができる。
また、移動伝達部材としてタイミングベルトを使用し
た場合には、タイミングベルトを縦カーソル側の支持部
から持ち上げて両者の結合を解除するようにしたので、
確実に縦カーソルとタイミングベルトとの結合を解除さ
せることができる等の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は外観図、第2図は外観図、第3図は外観図、第
4図は側面図、第5図は側面図、第6図は他の実施例を
示す外観図である。 2……図板、4,6……縦レール、8,10……タイミングベ
ルトプーリ、12……タイミングベルト、14,16……縦カ
ーソル、18……横定規、20……ブラケット、22……押え
板、24……軸、26……引張ばね、28……軸、30……カ
ム、32……レバー、34……長孔、36,38……ベルト持ち
上げ部、40……ワイヤロープ、42,44……わん曲面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−84800(JP,A) 特開 昭59−165700(JP,A) 特開 平2−179800(JP,A) 実開 昭63−895(JP,U) 実公 昭7−13890(JP,Y1) 実公 昭44−8745(JP,Y1) 実公 昭49−41391(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B43L 13/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図板2の両側部に配設される一対の縦レー
    ル4,6と、該一対の縦レール4,6の各前後端部間に回動自
    在に掛け渡されるとともに、互いに連動して回動すべく
    連結された無端状の移動伝達部材と、前記一対の縦レー
    ル4,6に移動自在に連結された縦カーソル14,16と、前記
    縦カーソル14,16間に傾斜自在に架設された横定規18と
    から成る平行定規装置において、前記縦カーソル14,16
    のうち、一方の縦カーソル16を対応する移動伝達部材に
    連結可能と成し、他方の縦カーソル14に押え板22を回動
    自在に支承し、該押え板22と前記縦カーソル14に設けた
    支持部14bとの間に対応する移動伝達部材を配置し、前
    記押え板22の受圧面22aに前記他方の縦カーソル14に回
    転自在に支承したカム30を対向配置し、前記カム30の回
    転変位によって前記押え板22が前記支持部14bに対して
    接近及び離反するように成し、前記カム30にレバー32を
    固設したことを特徴とする平行定規装置。
  2. 【請求項2】前記移動伝達部材としてタイミングベルト
    12を使用し、前記支持部14bに前記タイミングベルト12
    の歯とかみ合うねじ山部14cを設けたことを特徴とする
    第1項記載の平行定規装置。
  3. 【請求項3】前記押え板22にこれと連動して移動すべく
    ベルト持ち上げ部36,38を設け、前記押え板22が前記支
    持部14bに対して離反する方向に移動するとき、前記ベ
    ルト持ち上げ部36,38が前記タイミングベルト12を前記
    支持部14bのねじ山部14cから引き離すようにしたことを
    特徴とする第2項記載の平行定規装置。
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