JP2804888B2 - 硬貨等の収納体の製造方法 - Google Patents
硬貨等の収納体の製造方法Info
- Publication number
- JP2804888B2 JP2804888B2 JP6166540A JP16654094A JP2804888B2 JP 2804888 B2 JP2804888 B2 JP 2804888B2 JP 6166540 A JP6166540 A JP 6166540A JP 16654094 A JP16654094 A JP 16654094A JP 2804888 B2 JP2804888 B2 JP 2804888B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- base sheet
- coins
- folded
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C1/00—Purses; Money-bags; Wallets
- A45C1/10—Money-bags for conductors or like people; Money-bags with rigid coin-holders
- A45C2001/102—Rigid coin-holders
- A45C2001/105—Rigid coin-holders with one or more recesses for receiving coins, i.e. the coins being stored side by side in a single recess, e.g. groove with coins flat in one planar surface
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬貨等を収納する収納体
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】硬貨あるいは自動車のキー等の小物の収納
には財布あるいはキーホルダー等があるが、硬貨にはい
ろいろな種類があるため乱雑に収納しておいたのでは急
に使用したい場合に扱いにくいことがあり、また、単に
財布に入れたのではかさばるといった問題があった。こ
のため、硬貨等の収納体としていろいろな商品が提供さ
れている。
には財布あるいはキーホルダー等があるが、硬貨にはい
ろいろな種類があるため乱雑に収納しておいたのでは急
に使用したい場合に扱いにくいことがあり、また、単に
財布に入れたのではかさばるといった問題があった。こ
のため、硬貨等の収納体としていろいろな商品が提供さ
れている。
【0003】本発明は硬貨あるいは自動車のキーといっ
た小物の収納用として手軽に使用できる収納体の製造方
法を提供することを目的としてなされたものであり、と
くに硬貨は複数種類あることから目の不自由な人の場合
も硬貨の別が簡単に判別でき、使いやすい収納体として
提供することを目的としている。また、本発明では収納
体の構成をきわめて簡易にすることによって収納体の製
造が容易にでき、低コストで提供できるようにすること
を目的としている。
た小物の収納用として手軽に使用できる収納体の製造方
法を提供することを目的としてなされたものであり、と
くに硬貨は複数種類あることから目の不自由な人の場合
も硬貨の別が簡単に判別でき、使いやすい収納体として
提供することを目的としている。また、本発明では収納
体の構成をきわめて簡易にすることによって収納体の製
造が容易にでき、低コストで提供できるようにすること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、次の構成を備える。すなわち、シート状に形
成した基材を二つ折り、三つ折り等に折り重ね可能に設
け、前記一方の面を硬貨等を粘着する粘着面とし、該粘
着面と折り重なる折り重ね面を剥離面とした硬貨等の収
納体の製造方法において、前記基材として、前記一方の
面と前記折り重ね面を幅方向に区分する長尺状の基材シ
ートを使用し、該基材シートを長手方向に搬送しつつ、
前記基材シートの前記一方の面上に基材シートの長手方
向と平行に長尺状の両面粘着テープを連続的に送り出す
とともに、前記基材シートの前記折り重ね面上に基材シ
ートの長手方向と平行に前記折り重ね面の幅寸法と略同
幅の長尺状の剥離シートを連続的に送り出し、ローラに
て前記両面粘着テープと前記剥離シートを前記基材シー
トに圧着し、前記両面粘着テープと前記剥離シートが圧
着された前記基材シートを、前記基材シートの搬送に合
わせて搬送先側で順次個片の製品サイズに打ち抜くこと
を特徴とする。また、前記両面粘着テープを、前記一方
の面上に並列に2本配置することを特徴とする。 また、
前記基材シートとして、前記基材シートの打ち抜き位置
に合わせて、折り重ねた際に外側となる面にあらかじめ
印刷が施されたものを用いることを特徴とする。
するため、次の構成を備える。すなわち、シート状に形
成した基材を二つ折り、三つ折り等に折り重ね可能に設
け、前記一方の面を硬貨等を粘着する粘着面とし、該粘
着面と折り重なる折り重ね面を剥離面とした硬貨等の収
納体の製造方法において、前記基材として、前記一方の
面と前記折り重ね面を幅方向に区分する長尺状の基材シ
ートを使用し、該基材シートを長手方向に搬送しつつ、
前記基材シートの前記一方の面上に基材シートの長手方
向と平行に長尺状の両面粘着テープを連続的に送り出す
とともに、前記基材シートの前記折り重ね面上に基材シ
ートの長手方向と平行に前記折り重ね面の幅寸法と略同
幅の長尺状の剥離シートを連続的に送り出し、ローラに
て前記両面粘着テープと前記剥離シートを前記基材シー
トに圧着し、前記両面粘着テープと前記剥離シートが圧
着された前記基材シートを、前記基材シートの搬送に合
わせて搬送先側で順次個片の製品サイズに打ち抜くこと
を特徴とする。また、前記両面粘着テープを、前記一方
の面上に並列に2本配置することを特徴とする。 また、
前記基材シートとして、前記基材シートの打ち抜き位置
に合わせて、折り重ねた際に外側となる面にあらかじめ
印刷が施されたものを用いることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明に係る製造方法によれば、硬貨等を粘着
する粘着面とこれに折り重さる剥離面とを有する収納体
をきわめて能率的に製造することができ、大量生産が容
易に可能となって、低コストの生産を可能とする。ま
た、本方法によって得られる収納体は、硬貨等の収納か
簡単にかつ確実にできるとともに、収納体の構造をきわ
めて単純化することが可能になる。これによって、だれ
でも手軽に扱える硬貨等の収納体とすることができる。
する粘着面とこれに折り重さる剥離面とを有する収納体
をきわめて能率的に製造することができ、大量生産が容
易に可能となって、低コストの生産を可能とする。ま
た、本方法によって得られる収納体は、硬貨等の収納か
簡単にかつ確実にできるとともに、収納体の構造をきわ
めて単純化することが可能になる。これによって、だれ
でも手軽に扱える硬貨等の収納体とすることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る硬貨等の収
納体の一実施例を示す。本実施例の収納体は二つ折り形
状に形成して、折り重ねた状態で通常のカードサイズに
なるように寸法を設定したものである。10は二つ折り
に形成した基材、12は基材10の一方の折り面の内面
に被着形成した粘着体部である。この粘着体部12は硬
貨等を粘着して支持するためのものであり、一定の粘着
性を有する材料によって形成する。
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る硬貨等の収
納体の一実施例を示す。本実施例の収納体は二つ折り形
状に形成して、折り重ねた状態で通常のカードサイズに
なるように寸法を設定したものである。10は二つ折り
に形成した基材、12は基材10の一方の折り面の内面
に被着形成した粘着体部である。この粘着体部12は硬
貨等を粘着して支持するためのものであり、一定の粘着
性を有する材料によって形成する。
【0007】なお、粘着体部12は硬貨等の小物を粘着
して支持することを目的としているからそれほど強い粘
着力は必要なく、また粘着させた硬貨が簡単に取り外せ
る程度の粘着力にしておく。実施例では粘着体部12と
して両面接着テープを基材10に貼着して帯状に形成し
た。粘着体部12は15mm幅程度で2列設けている。ま
た、基材10で粘着体部12に重ね合わさる内面は剥離
面として簡単に開くことができるようにする。このため
実施例では剥離面となる基材10の表面にコーティング
を施して剥離面16とした。
して支持することを目的としているからそれほど強い粘
着力は必要なく、また粘着させた硬貨が簡単に取り外せ
る程度の粘着力にしておく。実施例では粘着体部12と
して両面接着テープを基材10に貼着して帯状に形成し
た。粘着体部12は15mm幅程度で2列設けている。ま
た、基材10で粘着体部12に重ね合わさる内面は剥離
面として簡単に開くことができるようにする。このため
実施例では剥離面となる基材10の表面にコーティング
を施して剥離面16とした。
【0008】硬貨等を収納する場合は、図1に示すよう
に粘着体部12に硬貨を粘着して支持すればよい。カー
ドサイズの場合は硬貨14を2列並べて配置することが
できる。収納時には粘着体部12と硬貨14を内側にし
て折り重ねておく。硬貨14は平らに粘着しているから
全体は薄厚のカード状になり、そのまま財布やバッグ等
に入れて簡便に持ち歩きすることができる。
に粘着体部12に硬貨を粘着して支持すればよい。カー
ドサイズの場合は硬貨14を2列並べて配置することが
できる。収納時には粘着体部12と硬貨14を内側にし
て折り重ねておく。硬貨14は平らに粘着しているから
全体は薄厚のカード状になり、そのまま財布やバッグ等
に入れて簡便に持ち歩きすることができる。
【0009】図2は硬貨等の収納体の他の実施例を示
す。この実施例は基材10を四つ折りとし、折りたたん
だ際に紙幣サイズになるように構成したものである。硬
貨等を粘着して支持する粘着面は基材10を折り重ねた
際に重ね合わさる一方の面に設定し、他方の面は剥離面
とする。実施例ではA面とB面、C面とD面、B’面と
C’面が重ね合わせ面であるから、これらの組の一方の
面を粘着面にすればよい。たとえば、図2ではB面を粘
着面としているが、A面を粘着面としB面を剥離面にし
てもよい。
す。この実施例は基材10を四つ折りとし、折りたたん
だ際に紙幣サイズになるように構成したものである。硬
貨等を粘着して支持する粘着面は基材10を折り重ねた
際に重ね合わさる一方の面に設定し、他方の面は剥離面
とする。実施例ではA面とB面、C面とD面、B’面と
C’面が重ね合わせ面であるから、これらの組の一方の
面を粘着面にすればよい。たとえば、図2ではB面を粘
着面としているが、A面を粘着面としB面を剥離面にし
てもよい。
【0010】また、図2に示す実施例においても粘着体
部12は両面接着テープを基材10に貼着して形成し、
粘着面に2列貼着して帯状の粘着体部12を形成した。
上記実施例と同様に粘着体部12に硬貨等を粘着して折
りたたむことによって収納する。なお、粘着体部12は
必ずしも帯状に形成しなければならないものではない。
たとえば、粘着面の全体に粘着物をコーティングして全
面を粘着体部12とすることもできるし、円形の散点状
に配置するといったことも可能である。また、円形の他
にハート形状、花形等の変わったデザインとすることも
可能である。
部12は両面接着テープを基材10に貼着して形成し、
粘着面に2列貼着して帯状の粘着体部12を形成した。
上記実施例と同様に粘着体部12に硬貨等を粘着して折
りたたむことによって収納する。なお、粘着体部12は
必ずしも帯状に形成しなければならないものではない。
たとえば、粘着面の全体に粘着物をコーティングして全
面を粘着体部12とすることもできるし、円形の散点状
に配置するといったことも可能である。また、円形の他
にハート形状、花形等の変わったデザインとすることも
可能である。
【0011】また、基材10として透明な材料を使用す
ることもできる。基材10を透明材料によって形成した
場合は、収納体に収納してある硬貨やキー等を収納体を
開かずに判別できるから使い勝手が良くなる。なお、基
材10を透明材料によって形成する場合は粘着体部12
も透明材料によって形成し、内部が簡単に透視できるよ
うにするのがよい。
ることもできる。基材10を透明材料によって形成した
場合は、収納体に収納してある硬貨やキー等を収納体を
開かずに判別できるから使い勝手が良くなる。なお、基
材10を透明材料によって形成する場合は粘着体部12
も透明材料によって形成し、内部が簡単に透視できるよ
うにするのがよい。
【0012】上記実施例では基材10を二つ折りする場
合と四つ折りする場合を示したが、三つ折りする場合等
もまったく同様に形成することができる。また、上記例
はカードサイズと紙幣サイズに形成した例であるが、こ
のような四角形状に形成する他、円形や楕円形、ハート
形等の種々の形状にすることももちろん可能である。ま
た、基材10の材質はとくに限定されるものではない
が、使用上は一定の耐久性としなやかさを備え、かつ薄
形のものが好適である。
合と四つ折りする場合を示したが、三つ折りする場合等
もまったく同様に形成することができる。また、上記例
はカードサイズと紙幣サイズに形成した例であるが、こ
のような四角形状に形成する他、円形や楕円形、ハート
形等の種々の形状にすることももちろん可能である。ま
た、基材10の材質はとくに限定されるものではない
が、使用上は一定の耐久性としなやかさを備え、かつ薄
形のものが好適である。
【0013】上記収納体によれば、粘着体部12に種類
別に硬貨を粘着しておくことによって、簡単に所要の硬
貨を選んで使うことが可能であり、目の不自由な人や老
人、子供等にとって非常に使いやすい硬貨の収納体とす
ることができる。また、硬貨とあわせて自動車のキー等
の小物類を簡単に取り付けておくこともでき、薄くて持
ち運びの邪魔にならない使いやすい収納体となる。ま
た、この収納体は後述するように表面に印刷を施したり
することも容易であり、商品の宣伝用として有効に利用
することが可能である。
別に硬貨を粘着しておくことによって、簡単に所要の硬
貨を選んで使うことが可能であり、目の不自由な人や老
人、子供等にとって非常に使いやすい硬貨の収納体とす
ることができる。また、硬貨とあわせて自動車のキー等
の小物類を簡単に取り付けておくこともでき、薄くて持
ち運びの邪魔にならない使いやすい収納体となる。ま
た、この収納体は後述するように表面に印刷を施したり
することも容易であり、商品の宣伝用として有効に利用
することが可能である。
【0014】本発明に係る収納体は上述したように基材
10を二つ折り、三つ折り等とし、折り重ね面の一方を
粘着面とするという簡易な構成によるものであり、した
がって、大量生産が容易に可能になる。以下、二つ折り
の収納体を例として収納体を製造する好適な方法につい
て説明する。この実施例の製造方法においては、まず収
納体の基材10となる長尺状の基材シート20を用意
し、図3に示すように基材シート20の一方の面、すな
わち基材10を折り重ねた際に外側となる面に所要の印
刷を施す。図3で最終的に製品となる部分を想像線で示
す。印刷はこれら製品位置に合わせてあらかじめ施して
おく。
10を二つ折り、三つ折り等とし、折り重ね面の一方を
粘着面とするという簡易な構成によるものであり、した
がって、大量生産が容易に可能になる。以下、二つ折り
の収納体を例として収納体を製造する好適な方法につい
て説明する。この実施例の製造方法においては、まず収
納体の基材10となる長尺状の基材シート20を用意
し、図3に示すように基材シート20の一方の面、すな
わち基材10を折り重ねた際に外側となる面に所要の印
刷を施す。図3で最終的に製品となる部分を想像線で示
す。印刷はこれら製品位置に合わせてあらかじめ施して
おく。
【0015】次に、基材10の内面に粘着面と剥離面を
形成するため、図4に示すように、搬送台26上で基材
シート20を搬送して両面粘着テープ22と剥離シート
24を貼着する。両面粘着テープ22は粘着体部12を
形成するためのものであり、基材シート20の上面にロ
ーラ28で押圧して貼着する。両面粘着テープ22も長
尺状体として形成されたものであり、本装置では基材シ
ート20の搬送とともに両面粘着テープ22を送り出し
て挟圧して貼着するよう構成されている。基材10の粘
着面には上記実施例にあるように粘着体部12を2列に
設けるから、図4に示すように基材10の接着位置に合
わせて両面粘着テープ22を2本配置して貼着する。
形成するため、図4に示すように、搬送台26上で基材
シート20を搬送して両面粘着テープ22と剥離シート
24を貼着する。両面粘着テープ22は粘着体部12を
形成するためのものであり、基材シート20の上面にロ
ーラ28で押圧して貼着する。両面粘着テープ22も長
尺状体として形成されたものであり、本装置では基材シ
ート20の搬送とともに両面粘着テープ22を送り出し
て挟圧して貼着するよう構成されている。基材10の粘
着面には上記実施例にあるように粘着体部12を2列に
設けるから、図4に示すように基材10の接着位置に合
わせて両面粘着テープ22を2本配置して貼着する。
【0016】また、粘着面に重ね合わされる剥離面につ
いては、両面粘着テープ22を貼着すると同時に、剥離
シート24を送り出し、ローラ28で挟圧することによ
って基材シート20の上面に圧着する。図4に示すよう
に剥離シート24は製品の内面となる基材10の左半部
に被着させればよい。ローラ28によって両面粘着テー
プ22および剥離シート24を接着した後、基材シート
20は前方に搬送され、E位置で基材シート20から個
片の製品サイズに打ち抜くようにしてカットされる。そ
して、基材シート20から製品を分離することによっ
て、粘着面に粘着体部12が被着形成され、対向面が剥
離面として形成された収納体が得られる。
いては、両面粘着テープ22を貼着すると同時に、剥離
シート24を送り出し、ローラ28で挟圧することによ
って基材シート20の上面に圧着する。図4に示すよう
に剥離シート24は製品の内面となる基材10の左半部
に被着させればよい。ローラ28によって両面粘着テー
プ22および剥離シート24を接着した後、基材シート
20は前方に搬送され、E位置で基材シート20から個
片の製品サイズに打ち抜くようにしてカットされる。そ
して、基材シート20から製品を分離することによっ
て、粘着面に粘着体部12が被着形成され、対向面が剥
離面として形成された収納体が得られる。
【0017】本実施例の収納体の製造方法によれば、長
尺状の基材シート20を連続的に搬送しながら収納体を
製造することによって能率的に製造することが可能であ
り、これによって大量生産が可能になるとともに、収納
体を低コストで製造することが可能になる。なお、上記
製造方法は二つ折りのものの他、三つ折り、四つ折りの
製品の場合にも同様に適用することができる。また、上
記製造方法では粘着面の形成と剥離面の形成を同時に行
うことによって能率的な製造を可能にしているが、場合
によっては両面粘着テープ22の貼着と剥離シート24
の圧着を別工程で行ってももちろんかまわない。この場
合は、どちらの工程を先に行ってもよい。また、基材シ
ート20として剥離性の良い素材を使用する場合は剥離
シート24を被着する必要がない場合がある。その場合
は粘着面を形成する工程のみで済ますことができる。
尺状の基材シート20を連続的に搬送しながら収納体を
製造することによって能率的に製造することが可能であ
り、これによって大量生産が可能になるとともに、収納
体を低コストで製造することが可能になる。なお、上記
製造方法は二つ折りのものの他、三つ折り、四つ折りの
製品の場合にも同様に適用することができる。また、上
記製造方法では粘着面の形成と剥離面の形成を同時に行
うことによって能率的な製造を可能にしているが、場合
によっては両面粘着テープ22の貼着と剥離シート24
の圧着を別工程で行ってももちろんかまわない。この場
合は、どちらの工程を先に行ってもよい。また、基材シ
ート20として剥離性の良い素材を使用する場合は剥離
シート24を被着する必要がない場合がある。その場合
は粘着面を形成する工程のみで済ますことができる。
【0018】また、上記実施例では粘着体部12を帯状
に形成するため長尺状の両面粘着テープ22をそのまま
接着したが、粘着体部12をたとえば円形の散点状に形
成する場合は両面粘着体部を散点的に形成したテープを
用いて基材シート20に粘着体部を形成すればよい。こ
のように粘着テープとして基材10に形成すべき粘着体
部12のデザインに応じた粘着体形成部を設けたテープ
を使用することによって種々パターンのデザインに対応
することができる。また、上記例では基材10の外面に
のみ印刷を設けたが、粘着体部12を設ける基材10の
内側に印刷を設けることももちろん可能である。
に形成するため長尺状の両面粘着テープ22をそのまま
接着したが、粘着体部12をたとえば円形の散点状に形
成する場合は両面粘着体部を散点的に形成したテープを
用いて基材シート20に粘着体部を形成すればよい。こ
のように粘着テープとして基材10に形成すべき粘着体
部12のデザインに応じた粘着体形成部を設けたテープ
を使用することによって種々パターンのデザインに対応
することができる。また、上記例では基材10の外面に
のみ印刷を設けたが、粘着体部12を設ける基材10の
内側に印刷を設けることももちろん可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る硬貨等の収納体の製造方法
によれば、上述したように、硬貨等の収納体を能率的に
生産することができ低コストでの生産を可能にし、種々
形態の商品の製造を可能にする。また、本方法によって
得られた硬貨等の収納体は硬貨やキー等の小物類を薄形
でかさばらさずに収納でき、取り扱いが容易でだれでも
手軽に使用することができ、商品宣伝用等として有効に
利用することができる等の著効を奏する。
によれば、上述したように、硬貨等の収納体を能率的に
生産することができ低コストでの生産を可能にし、種々
形態の商品の製造を可能にする。また、本方法によって
得られた硬貨等の収納体は硬貨やキー等の小物類を薄形
でかさばらさずに収納でき、取り扱いが容易でだれでも
手軽に使用することができ、商品宣伝用等として有効に
利用することができる等の著効を奏する。
【図1】硬貨等の収納体の一実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図2】硬貨等の収納体の他の実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図3】基材シートに所定の印刷を設ける方法を示す説
明図である。
明図である。
【図4】基材シートに粘着体部と剥離面を形成する様子
を示す説明図である。
を示す説明図である。
10 基材 12 粘着体部 14 硬貨 16 剥離面 20 基材シート 22 両面粘着テープ 24 剥離シート 26 搬送台 28 ローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 シート状に形成した基材を二つ折り、三
つ折り等に折り重ね可能に設け、前記一方の面を硬貨等
を粘着する粘着面とし、該粘着面と折り重なる折り重ね
面を剥離面とした硬貨等の収納体の製造方法において、 前記基材として、前記一方の面と前記折り重ね面を幅方
向に区分する長尺状の基材シートを使用し、 該基材シートを長手方向に搬送しつつ、 前記基材シートの前記一方の面上に基材シートの長手方
向と平行に長尺状の両 面粘着テープを連続的に送り出す
とともに、 前記基材シートの前記折り重ね面上に基材シートの長手
方向と平行に前記折り重ね面の幅寸法と略同幅の長尺状
の剥離シートを連続的に送り出し、 ローラにて前記両面粘着テープと前記剥離シートを前記
基材シートに圧着し、 前記両面粘着テープと前記剥離シートが圧着された前記
基材シートを、前記基材シートの搬送に合わせて搬送先
側で順次個片の製品サイズに打ち抜く ことを特徴とする
硬貨等の収納体の製造方法。 - 【請求項2】 前記両面粘着テープを、前記一方の面上
に並列に2本配置することを特徴とする請求項1記載の
硬貨等の収納体の製造方法。 - 【請求項3】 前記基材シートとして、前記基材シート
の打ち抜き位置に合わせて、折り重ねた際に外側となる
面にあらかじめ印刷が施されたものを用いることを特徴
とする請求項1または2記載の硬貨等の収納体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6166540A JP2804888B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 硬貨等の収納体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6166540A JP2804888B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 硬貨等の収納体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0824022A JPH0824022A (ja) | 1996-01-30 |
JP2804888B2 true JP2804888B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=15833180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6166540A Expired - Fee Related JP2804888B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 硬貨等の収納体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2804888B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014118682A1 (de) | 2014-12-15 | 2015-05-07 | Eduard Schiller | Geldbörse mit Hafteinrichtung für Münzen |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58131718U (ja) * | 1982-03-03 | 1983-09-06 | 倉嶋 雪江 | 粘着剤付き貨幣入れ |
JPH02119817U (ja) * | 1989-03-14 | 1990-09-27 | ||
JPH04370180A (ja) * | 1991-06-18 | 1992-12-22 | Sekisui Chem Co Ltd | カード状粘着テープ |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP6166540A patent/JP2804888B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0824022A (ja) | 1996-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6230474B1 (en) | Food packaging enclosing removable prize | |
ES2405614T3 (es) | Envase flexible multicapa mejorado con sección extraíble | |
JPH07506866A (ja) | トップコート付き接着剤 | |
US20090183410A1 (en) | Customizable, double-sided adhesive information label | |
JPH0252799A (ja) | 無カーボン事務用帳票 | |
WO2017222758A1 (en) | Flat elastic labeling article | |
JP2804888B2 (ja) | 硬貨等の収納体の製造方法 | |
US20040256274A1 (en) | Food packaging insert | |
JP4139503B2 (ja) | 配送伝票及びそれが設けられたシート | |
US6079189A (en) | Article holders for use in creating display articles | |
JP4170498B2 (ja) | 配送伝票 | |
JP3934923B2 (ja) | 貼合用粘着ラベルおよびその使用方法 | |
JP4408352B2 (ja) | 試用品等貼付用のテープ体 | |
JPH11224049A (ja) | ラベル形成基材 | |
JPH05323877A (ja) | ラベルと兼用の能書 | |
JP4837190B2 (ja) | 薬剤容器 | |
JP2004075075A (ja) | 折畳ケース及び折畳ケースの製造方法 | |
JP4571321B2 (ja) | 口部材付き容器の製造方法及びその容器並びに長尺状シート体 | |
JP4136387B2 (ja) | タグ | |
JPH03113479A (ja) | ポケツト付粘着ラベル及び該ポケツト付粘着ラベルの製造方法 | |
JPH0622868Y2 (ja) | 伝 票 | |
JP3033045U (ja) | 収納用袋 | |
JP3008685U (ja) | 収納部を備えたシート状部材および台紙 | |
JP3092110U (ja) | 携帯型粘着クリーナー | |
JP2003321018A (ja) | 物品係着ラベル供給用帯状体の梱包形態および連続供給方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |